2012-12-31

Q.E.D.進学塾の2012年~一年間ありがとうございました

Q.E.D.進学塾にも2012年の大晦日がやってきました。今年も残すところ12時間を切りました。無事に一年を終えることができたのは、塾生の保護者さまを筆頭に、Q.E.D.進学塾を取り巻く方々のご支援・ご協力があればこそです。ほんとうにありがとうございました。よいお年をお迎えください。

2012-12-30

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の基礎学習

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、毎日欠かさず5教科を学習しています。中でも特に力を入れているのが英語です。毎日1ページずつ筆記問題を解き、加えてその1ページを全文音読し、更には全文和訳までする念の入れようです。このように五感をフルに活用して学習することで、言語を習得する速度は向上し、かつ忘れにくくなるのです。英語の総合力を養うこと、すなわち「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力をバランスよく育てることが狙いです。
Kちゃんの現在学習中の単元は「複数形」です。昨日Kちゃんは their pens と these pens を混同していました。読みも意味も混ぜこぜになっていたのです。そこで、theirとtheseの二語について以下のように詳細に学習しました。

th + e + ir = ず + エ + アー = ぜアー ・・・・・ (1)
(1)のth「ず」は、上下の歯の間に舌を軽く挟む。
(1)のir「アー」は、曖昧母音の暗い「アー」

a i u e o + r ・・・・・ (2)
(2)のar「あー」は、口を大きく開けて明るい「あー」
(2)のir ur er or「アー」は、曖昧母音の暗い「アー」

Kちゃんにとって their は馴染みの薄い英単語です。しかしながら、上記の(1)(2)は授業で繰り返し取り上げているので、直ぐに思い出してくれました。

Kちゃん「ぜアー」
塾長「よくできました。意味は?」
Kちゃん「彼らの」「彼女らの」「それらの」
塾長「すごいね。どうしてわかったの?」
Kちゃん「ぜイ they に似ているから。」
100点満点の答えが返ってきました。

th + e + s + e = ず + イー + ズ = ずぃーズ ・・・・・ (3)
(3)のe「イー 」は、次の法則を適用。
【法則】最後がeで終わる英単語は、最後のeを発音しないで、ひとつ前の母音をアルファベット読みする。

上記の(3)も(1)(2)と同様の頻度で授業にて取り上げています。
Kちゃんは、these「ずぃーズ」がthis「ずぃス」に似ているというだけで、these=「これらは」「これらの」を知ることができました。

このように「読み」が分かると、意味が類推できる英単語は多いのです。分からない単語が登場しても、「知らないから」と簡単にあきらめず、どうにかして読もうとする習慣を身につけさせたいと考えています。未知の単語の意味を類推する力を育てることによって、英文解釈の力すなわち英語の読解力が養われていくのです。

2012-12-29

Q.E.D.進学塾の小学3年生~普段の倍の学習量

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、昨日が冬期講習会の初日でした。24日から27日まで病休だったからです。Mくんの通常時の通塾は、6時から7時までの1時間×週4回です。毎回算数と国語を2ページずつと、フォニックス・九九カードを学習しています。昨日は、算数と国語を4ページずつの計8ページを学習しました。普段の倍の学習量です。
塾長がMくんに「いつもの倍勉強しようか。」と提案すると、Mくんは笑顔で「うん。」と即答してくれました。もっと抵抗されると覚悟していたのですが嬉しい誤算です。Mくんの向学心の高さにはいつも驚かされています。
今日の算数では初めて「3桁×3桁」が登場しました。Mくんはとまどっていました。2段階で桁をずらして書くことの意味が分からなかったからです。Mくんは「どうして?」と質問してきました。塾長が10円玉と100円玉で説明するとMくんは「分かった。」と言って直ぐに問題を解き始めました。そして見事に100点を取り、誇らしげな表情のMくんでした。
『くもんの計算シリーズ』は、算数ができない子でも見よう見まねで問題が解けるように工夫されています。Mくんも「見よう見まね」しようと思えば自力でもできたはずです。それでもMくんが「どうして?」と質問してきたのは、「仕組みを分かりたい」という気持ちからです。このような学習姿勢の子は学力が良く伸びるのです。これからもMくんの「どうして?」を大切にしながら、さらなる成長を期したいと思います。

2012-12-28

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~大量の冬期課題

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、学校の冬休みの宿題をたくさん抱えています。国語18ページ、数学18ページ、英語14ページ、社会26ページ、理科14ページ、以上5教科合計90ページです。Sちゃんはその大量の冬期課題と日々格闘中です。宿題で分からなかったところは塾で質問します。Sちゃんは昨日は数学の宿題を持ってきました。そのできなかった問題をこれ以上ないほど詳細に学習しました。計算の基礎となる問題だったからです。Sちゃんは納得の表情でした。塾では問題数を絞ってゆっくり丁寧に学ぶのがSちゃんに合っているようです。その分、Sちゃんは自宅での学習速度を上げて学習量を確保しています。
塾長は、Sちゃんの冬期課題の90ページを全て手書きで一覧表にしました。そのページの下にSちゃんが日付を記入します。これが課題の進捗表です。宿題の進み具合が棒グラフのように一目で分かるように作りました。グラフの伸びるさまを楽しみにしながら、同様に学力をも伸ばしてほしいものです。

2012-12-27

Q.E.D.進学塾の土曜授業~2週連続で開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を開講します。

(1)2012年12月29日(土) 9:00~12:00
(2)2013年1月5日(土) 9:00~12:00

 今週と来週の2週連続です。冬期講習会の朝の部と同じ時間帯なので参加しやすいのではと思います。多くの塾生が受講してくれることを期待しています。

2012-12-26

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~夜の部も3時間に拡大

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は12月24日(祝・月)に開講しました。

(1)朝の部・・・9:00~12:00
(2)夜の部・・・18:00~21:00

開講初日の18時に登塾してきた中学2年生のSちゃんが「18時から21時まで勉強したい。」夜の部を3時間に拡大することを、塾長は0.1秒で即決しました。

2012-12-25

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~プレゼントをありがとうございました

Q.E.D.進学塾のクリスマス会を昨日のクリスマスイブの11時から開催しました。楽しい1時間でした。食べたりおしゃべりしたりしているうちに、大家さんから預かっていたプレゼントを子どもたちに渡すのをつい忘れてしましました。申し訳ありませんでした。本日クリスマス当日お渡しします。
お母さまがたが塾長にカーディガンをプレゼントしてくれました。それをクリスマス会の最後に、幼稚園児のAちゃんが、塾長に手渡してくれました。ありがとうございました。いただいた後で気づいたのですが、塾長はカーディガンを1着も持っていなかったのですね。嬉しくて、いただいて5分後にはもう着用していました。黒×暗灰色のツートンカラーのデザインがすっきりとおしゃれでとても気に入っています。まるで採寸したかのように、袖の長さも肩幅もぴったりサイズでした。
そして夕方には無農薬みかんをいただきました。卒塾生のMちゃんのおばあさまが持ってきてくれたのです。大変ありがとうございました。今、パジャマの上から暖かいカーデガンを着て、甘いみかんを食べているところです。さて今夜はそろそろ歯磨きをして就寝します。いい夢が見られそうです。おやすみなさい。

2012-12-24

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~本日11時から

Q.E.D.進学塾のクリスマス会を本日11時から開催します。その前の9時から11時までの2時間が学習時間です。今日は冬期講習会の初日なのです。
私立中学2年生のMちゃんは、 『英検準2級予想問題ドリル-旺文社』 にて第一回の模擬試験(筆記試験のみ)を受けます。試験時間は9時45分から10時50分までの65分間、採点時間は9時45分から11時までの10分間を予定しています。マークシート式の試験なので、短時間での採点が可能です。
小学6年生のSくんは作文の試験を受けます。試験時間は9時45分から10時35分までの50分間、採点時間は10時35分から11時までの25分間です。記述式の試験のため、採点に十分な時間を取る必要があるのです。
本日11時にゲストが来塾します。6年生のKちゃんの妹で、幼稚園の年中さんのAちゃんです。Aちゃんは過去2回ほど来塾したことがあります。その2回とも1時間、じっと座って静かにお勉強していました。とても良い子です。お母さまのお話によると、Aちゃんは「白い食べ物」が好きだそうです。クリスマスケーキはアイスケーキ5種のアソートを予約しました。その中からAちゃんが選択するのは「クッキーバニラ」と予想しています。ケーキを選ぶ一番手はもちろんAちゃんです。

2012-12-23

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~明日が初日

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は、明日の月曜日の朝9時に開幕します。午前中の授業のため、ふだん月曜日の夜に登塾できない子も参加することができます。平常時は2時間の授業時間も、冬期講習会(朝の部)は3時間の拡大版です。学習量の確保できる季節講習会は、学力伸長の絶好の機会なのです。
塾生たちの講習会の学習目標は各人各様です。それに合わせてカリキュラムもひとりひとり異なります。しかし「学習」が目的であることは共通です。楽しい雰囲気でありながら、学力を積み上げる冬期講習会にしたいものです。

2012-12-22

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習意欲の表れ

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは2学期の通知表の成績を大きく伸ばしました。Kちゃんが塾で意欲的に学習しているのは一目瞭然でしたが、学校でもがんばっていることがよく分かりました。
Kちゃんは昨日の社会科のテストで見事100点を取りました。とてもよく勉強しています。 「分かる」と「できる」の喜びを体感して学習意欲が向上しているKちゃんです。
そんなKちゃんが宿題で唯一解けなかったのが、分数を含む文字式の計算問題です。Kちゃんが『アポロン数学』に掲載されている解法を見ながら何とか解こうとした形跡がノートに残っていました。そこで塾長は別の解法を教えました。黒板を食い入るように見つめ、説明を熱心に聞くKちゃんから、「できるようになりたい。」という気持ちがひしひしと伝わってきました。「ここをもう一回解いてくる。」とKちゃんは、解けなかった分数式を土日の宿題に指名しました。もうKちゃんには、指示待ちの消極的な学習姿勢はありません。自ら考え「やる勉強」は「やらされる勉強」の何倍も学習効果があります。
Kちゃんは半年後の6月に 英検5級漢検5級 をダブル受験します。それらの検定試験の合格に向けて鋭意学習中のKちゃんです。近い目標があると学習意欲は増大します。その目標設定に打ってつけなのが各種検定試験なのです。
Kちゃんは漢字に苦手意識を持っています。それを払拭してもらうためのいちばんの薬は、漢検の「合格」です。 漢検合格を大目標に、試験本番と同形式・同配列・同配点の実戦問題集を毎日1ページずつ学習しています。
Kちゃんが得意教科にしているのが英語です。そのため英検については、合格が大目標ではなく、もう一段階上を目指しています。 英検5級で出題される英文法の完全習得を目標に、文法書である『みるみるわかる ステップ式 英語』を毎日1ページずつ学習しているところです。同書を履修後、『英検5級予想問題ドリル 改訂新版』 にて仕上げをして試験に臨みます。得点率9割超えが目標です。

2012-12-21

Q.E.D.進学塾の冬期講習会時間割~始めはテストから

Q.E.D.進学塾の冬期講習会の朝の1時間目(9時~10時)をテストの時間にします。たとえば小学6年生のSくんは作文の試験、中学2年生のMちゃんは英検準2級のプレテストというように。1日の始めにテストを行うことで静謐な学習環境を整えるのです。
児童・生徒のテストを受ける時間帯は同じでも、テスト解説を行う授業時間帯は分けたいと思います。冬期講習会に二部参加(朝の部+夜の部)するSくんは夜に、朝の部のみ参加するMちゃんは朝にテスト解説を行います。 児童たちの記憶の新しい、その日のうちにテスト解説をするのです。

Sくんはテストを受けてからその解説授業までに、テストの見直しをする時間的余裕があります。その間に疑問点を明確にして夜の授業に臨めば、より大きな学習効果を得ることができるでしょう。しかし「何が何でもこのスケジュールで。」とは考えていません。冬期講習会初日のSくんの学習のペースを見ながら、臨機に時間割を組み替えていく予定です。

2012-12-20

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習への意欲・自主性・計画性

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは週4回=月・火・水・金曜日に登塾しています。今日は木曜日なのでKちゃんの休塾日です。休塾日の宿題は各教科合計で1~2ページに設定しています。昨日の水曜日の授業中にKちゃんのこんな発言がありました。「今日ここを勉強すれば明日はここの宿題ができる。」
それを聞いて塾長は嬉しくなりました。Kちゃんの成長ぶりを実感できたからです。Kちゃんが自分から宿題をやる気になってくれたこと、明日その宿題が解けるための学習を今日しなければならないとKちゃん自らが気付いてくれたこと、そしてKちゃんが自分に課した宿題の量が十分すぎるほどであったこと・・・・・塾長はKちゃんを手放しで褒めちぎりました。
Kちゃんの宿題は、国語1ページ、数学0.5ページ、英語0.5ページの計2ページです。さらにKちゃんは社会科のテキストも持ち帰りました。Kちゃんが言うには「金曜日の社会のテスト勉強してくる。」だそうです。もう言うことなしです。Kちゃんの学習への意欲・自主性・計画性を大切にしながら、これからも大事に育てていきたいと思います。今後のKちゃんの学力の伸びが楽しみです。

2012-12-19

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英数に力点を置く冬休み

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは先週から実質的に冬休みに入りました。「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」するのが日課のMちゃんですが、その復習の時間を全て英数に振り向けています。

数学は 『アポロン-中2』 にて2単元を毎日学習しています。「1次関数」と「合同な図形」の2単元です。前者は学校の授業時間割の「数学A」に、後者は「数学B」に該当します。学校で習ったところまでは、毎日の「復習」にて完了しているので、冬休み中は専ら「予習」です。Mちゃんは数学A・Bとも常時9割以上の得点です。十分に理解しながら先へと進んでいます。

英語は 『トレーニングノートα(アルファ)-英文法』『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 の2冊を毎日学習中です。前者にて高校英文法を、後者にて来月の 英検準2級 の受験に必要な英単語と英熟語を学習しています。
先週末に塾長は「できるところまで英単語を覚えておいで。」という宿題を出しました。そして週明けの月曜日、Mちゃんは何と『予想問題ドリル』の1ページまるごと覚えてきてくれました。えらい子です。そして単語テストで間違えたのはわずか2問というすばらしい結果でした。

英検準2級は筆記試験だけで65分という長丁場です。全7回のプレテストの試験時間も本番同様に65分です。そのため塾の授業時間が2時間の日には、塾で試験を行う時間的余裕がありませんでした。しかし来週からは冬期講習です。Mちゃんの塾での授業時間が3時間に増えるので、プレテストを実施することができます。

年3回の長期休暇の宿題の量は、公立よりも私立中学校のほうが多い傾向にあります。Mちゃんの通う学校の冬休みの宿題もボリュームたっぷりで、Mちゃんはそれを塾に持ち込んで少しずつ学習しています。

1. 英検準2級-プレテスト
2. 1.のテスト反省・補題演習
3. アポロン(1次関数)
4. アポロン(合同な図形)
5. 冬休みの宿題
かなりのハードスケジュールです。
Mちゃんの学力を大きく伸ばす、充実の冬期講習会にしたいものです。

2012-12-18

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~成績も学習意欲も上昇一途

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは毎日意欲的に学習しています。その成果は成績に如実に表れています。1学期期末試験よりも2学期中間試験、2学期中間試験よりも2学期期末試験、と連続で学年順位を上げているのです。成績上昇→自信増大→意欲向上→学力伸長→更に成績上昇・・・・・という好循環です。

Sちゃんの成績上昇の発端となった教科は数学でした。その学習法は、1学期期末試験終了後から夏休み、そして現在に至るまで一貫しています。まず1冊目の問題集 『アポロン数学-中2』 にて習熟度を上げ、そこで学んだことを2冊目の問題集『学校ワーク』にて定着させるのです。こうしてSちゃんは数学の力を飛躍的に向上させました。今後もこれを継続していきたいと思います。

そして昨日Sちゃんは3冊の英語の問題集を持参して登塾しました。1. 『みるみるわかる ステップ式-中2』 2. 『中学 必修テキスト-中2』 3. 『学校ワーク』の3冊です。しっかり準備をして登塾するSちゃんはえらい子です。

Sちゃんと塾長との相談の結果、1.と3.を併用することになりました。1.にて習熟度を上げ、それを3.にて定着させる作戦です。このような2冊の併用は、Sちゃんが数学の学習で実績を挙げ、手応えを掴んだ手法です。

早速昨日の英語の授業にて、1.の11章を学習しました。11章の単元名は「比較」で、まだ学校では習っていない単元です。にもかかわらずSちゃんの出来はすばらしく、誤答はわずかに1問、他は全て正答でした。今日の授業で3.の同単元を学習して定着を図ります。

Sちゃんは、数学の学び方のこつを掴んだ学習法を、英語にも適用することを選択しました。理科・社会の学習もこれにならいたいと思います。Sちゃんが社会科の成績を上昇させた『一問一答式問題集』を基軸とした学習法を、理科の学習にも採用しようと考えています。そのための教材として 『オリジナルテキスト-1問1答-理科・社会』 を用意します。

一点突破から全面展開へ。数学から始まったSちゃんの成績上昇を、5教科すべてに波及させていきたいと考えています。

2012-12-17

Q.E.D.進学塾の小学6年生~切磋琢磨して学力向上

Q.E.D.進学塾の小学6年生たちは互いに刺激し合いながら学力を向上させています。Sくんと弟のMくんのために作った九九カード・フォニックスカードを、6年生のKちゃんにも配布しました。最初は「やらない。」と言っていたKちゃんですが、今では兄弟と競い合うようにしてハイペースで合格印を獲得しているのです。切磋琢磨することの学習への効果の大きさは想像以上でした。

さてSくんの喫緊の課題は「作文」です。試験における「作文」では文字力が要求されます。小学校で習う漢字=1006文字については漢字で書くことが求められ、ひらがなで書いた場合は減点対象となってしまうのです。文字力の向上が急務です。

小学校で習う漢字を学習するには、漢検5級の問題集が適しています。5級の試験範囲は「小学校卒業程度」だからです。Sくんの同級生のKちゃんが5級を受験することが「渡りに船」です。SくんとKちゃんが同じペースで同じ問題集を学習することで、互いに競い合いながら学習効果を上げてくれるものと考えています。

英検5級についても「競い合い」の効果を期待して、漢検5級と同様の作戦を採りたいと思います。Sくんの英検の学習の始動時期については、作文の試験が終わってから、すなわち1月15日からを予定しています。

2012-12-16

Q.E.D.進学塾の小学6年生~各種検定試験(漢検編)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは一昨日の金曜日に 『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 を履修完了しました。そして本日、次のテキストとして 『成美堂出版 本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』 を入手しました。
Kちゃんは同書を明日の月曜日から学習開始です。翌2013年6月30日(日)の 漢検5級-日本漢字能力検定協会 への合格を目標に毎日学習します。

同書は先月発刊されたばかりの最新刊です。試験本番と全く同一の問題配列・配点・解答用紙で構成されています。全16回の「実戦練習」を通して文字力を大きく伸ばしてほしいものです。
同書に付録の解答用紙は1回分です。『コピーしてご使用ください。』と記載されていました。早速今日の午後に16回分をコピーしてきました。そのコピーを1枚ずつ切り、ノートに貼る作業がつい先ほど終わりました。出来立てのノートと書籍とをセットにして、明日児童に手渡します。

さて本書の学習計画です。問題集に掲載されている全16回とも、試験1回分の制限時間は60分に設定されています。1回当たりのページ数は6ページです。これを6等分します。月曜日から土曜日まで毎日1ページ=10分ずつ学習します。月曜日から金曜日まで「1~5ページ目」を塾で学習し、「6ページ目」は宿題にするのです。そうすることで保護者さまは毎週、子どもの得点を知ることができます。なお合格ラインの目安は得点率7割(200点満点の140点)です。

1週間で1回分の学習ペースですから、全16回を履修完了するには約4か月を要します。(∵全16回÷月4回=4か月)。履修後に全16回を、得点の高い8回と低い8回に分けます。その後者をもう1度学習する期間が2か月です。4か月+2か月=6か月。明日から半年間の漢字学習です。

2012-12-15

Q.E.D.進学塾の小学6年生~各種検定試験(英検編)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは2013年6月9日に 英検  5級を受験します。得点率6割が合格の目安ですが、Kちゃんの得点の目標はそのはるか上の9割に設定したいと思います。「ぎりぎりでも受かればよい。」とは考えていません。英検を受験する目的は、合格証書を手にすることではなく、英語力を伸ばすことにあるのです。
Kちゃんは昨日 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 の72ページを学習しました。同書の総ページ数が176ページ、そのうち41%を履修したことになります。残りの59%=104ページを2013年4月15日までに全て学習する予定です。そのためには現在の学習ペースの1日1ページではわずかに足りません。そこで土曜日に1ページだけ宿題を出します。これで目標の4月15日に間に合います。
そして4月16日から6月8日までの7週間で 『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を学習し、翌6月9日の試験本番に臨みます。

2012-12-14

Q.E.D.進学塾の小学4年生~5年生からの新教材

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは くもんの小学ドリル-算数-計算シリーズ[全13巻] のうち『4年生のわり算』を学習中です。この次のテキストである『4年生の分数・小数』を履修完了すれば4年生で習う計算を網羅です。せっかく学習した分数・小数を忘れてしまわないうちに、同シリーズの次学年の問題にすぐ取り掛かりたいと考えています。

(1) 『5年生の分数』『5年生の小数』・・・・・・・・ 算数
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』  ・・・・ 英語
(3) 『栄光ワーク-小5』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語(教科書準拠版=光村)
(4) 『コア-小5』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語
以上を5年生で学習する予定です。

上記(1)(3)は必ず学習するテキストです。
上記(2)については辞書として使用しています。アルファベットとその書き順、フォニックスを調べるための辞書です。児童に余力があれば英単語を学習してもよいでしょう。
上記(4)を学習するかどうかは、(3)の進度を見ながら判断します。学校の授業進度に対して、塾での(3)の進度が速い場合に(4)を学習するのです。

2012-12-13

Q.E.D.進学塾の小学3年生~学習への積極性

Q.E.D.進学塾の小学3年生は今 くもんの小学ドリル-算数-計算シリーズ[全13巻] のうち『3年生のかけ算』を学習しているところです。このあと『3年生のわり算』、『4年生のわり算』へと進みます。これらを学習するにあたって、3冊に共通する基礎は「かけ算九九」です。Mくんは九九カードを意欲的に学習しています。そのため九九の習熟度が飛躍的に向上しています。Mくんが「七八 五十六」を言うのに、「7×1・7×2・・・7×8」と順にたどって答えを出していたのがつい2週間前ですが、今では一発解答できるまでに成長しました。Mくんは自信を深めているようです。その自信の表れでしょうか、Mくんの塾の授業への参加の姿勢に積極性が出てきました。今日の授業でMくんは自分から手を上げて質問し、集中して説明を聞き、解き方を理解すると「やってみる。」と間髪を入れず次の問題に取り掛かりました。解き終わると直ぐに丸付け、そして正解であることを確認すると得意満面になっていました。
お母さまが「Mくんは好調・不調の波が激しい。」とおっしゃっていました。今日は絶好調の日だったようです。今後はMくんの好調をできるだけ長くして、不調を如何に短くするかに気を配りたいと思います。Mくんが調子に乗って多くの問題を解いているうちに、「いつの間にか高い学力を身に着けていた。」となることが理想形と考えています。

【追記】
(1) 『4年生のわり算』『4年生の分数・小数』・・・ 算数
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』  ・・・・・・ 英語
(3) 『栄光ワーク-小4』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語(教科書準拠版=光村)
(4) 『コア-小4』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語
以上を4年生で学習する予定です。

上記(1)(3)は必ず学習するテキストです。
上記(2)については辞書として使用しています。アルファベットとその書き順、フォニックスを調べるための辞書です。児童に余力があれば英単語を学習してもよいでしょう。
上記(4)を学習するかどうかは、(3)の進度を見ながら判断します。学校の授業進度に対して、塾での(3)の進度が速い場合に(4)を学習するのです。

2012-12-12

Q.E.D.進学塾の小学6年生~中学からの新教材

Q.E.D.進学塾の小学6年生の中学からの新教材について考える時期です。毎年恒例の新刊発表会が開催されるのがちょうど1か月後だからです。出版社主催で塾の先生が対象の発表会です。毎年12月に予習をしてから翌年1月に会場入りするのが、塾長の年中行事になっています。

今年の中学生用の教材には必要かつ十分な教材を準備したつもりでした。しかし冊数もページ数も多すぎたと反省しています。塾の授業時間では手が回らない教材が発生してしまったからです。それを踏まえて新中学1年生の教材を絞り込みたいと思います。

【主要3科】
(1) 『中学 必修テキスト-中1』 ・・・ 英語(教科書準拠=東書)・国語(教科書準拠=光村)
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』 ・・・英語(文法書)
(3) 『Apollon-中1』(アポロン) ・・・ 数学

国語と英語の2教科については、学校の定期試験において教科書の本文がそのまま出題されるため、教科書準拠版の問題集が不可欠です。数ある準拠版問題集のうち、教科書本文の掲載率の最も高い2冊を採用しました。それが上記の(1)です。同書は英単語や漢字が充実しているのも特長です。
学校の英語の授業では英文法をあまり詳しく取り扱わないため、文法事項の学習を塾で補う必要があります。その役割を担うのが文法書である(2)なのです。

数学の問題集の中では(3)の『アポロン』が群を抜いて秀逸です。基礎から応用問題に至るまで、スモールステップを踏みながら、自然に習熟度を上げて行ける構成になっています。解法の洗練度においていくばくかの不満はあるものの、そこは塾長が補えばよいのです。たとえば昨日の中2数学では、同書が「3つの角」に着目して解いている問題を、「1つの角」だけで解ける解法を教えたように、いくらでも修正できるからです。解法よりも問題そのものと、その配列を重視して問題集を選んでいます。

主要3科の問題集は上記(1)(2)(3)の4冊でほぼ確定です。既刊の問題集では一歩抜きん出ていると考えています。1月の新刊で特に素晴らしい出来栄えの問題集があった場合に限り、変更するつもりです。

【理科・社会】
(4) 『みるみるわかる 理科の要点-中1』 ・・・ 理科
(5) 『オリジナルテキスト1問1答』 ・・・ 社会

現段階では上記の2冊が筆頭候補です。しかし他の問題集との比較で突出しているわけではありません。1月の発表会では主要3科の何倍も時間をかけて、理科・社会の問題集を精査したいと思います。

2012-12-11

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試受験への道程(2)

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの高校入試対策教材の概要を決定しました。

(1) 『整理と対策』 ・・・5教科
(2) 『北辰の過去問』 ・・・5教科
(3) 『Apollon-中3』(アポロン) ・・・数学
(4) 『オリジナルテキスト-1問1答』 ・・・理科・社会
(5) 『みるみるわかる ステップ式-中3』 ・・・英語

Sちゃんが現在使用中の教材で、Sちゃんが気に入っていて、かつ学習効果の上がっている教材を最優先に選びました。上記の(3)と(5)がこれに該当します。

Sちゃんが理科・社会を勉強しやすいのは1問1答式問題集です。理科の学校配布プリントの『1問1答30問』や、社会科の塾教材の 『中学 必修テキスト』 の1問1答のページを学習して、定期試験での得点源としているのです。そこでSちゃんの理科・社会の新教材には、1問1答に特化した教材を採用しました。上記の(4)がこれに該当します。

実戦問題、すなわち難しめの問題を解くことも必要です。そのための問題集としてQ.E.D.進学塾では例年 『サミングアップ』 を使用してきました。しかし同書1冊144ページ×5教科=720ページもの分量を、Sちゃんが1年で学習するのは無理があると考えました。Sちゃんの塾での学習は「納得いくまでじっくり」型だからです。「量より質」を求めて(2)の 『北辰の過去問』 への変更を決めました。

部活が忙しく、かつ引退時期の遅いSちゃんは、4月・6月・7月の 北辰テスト を受験できない可能性があります。それでも 『北辰の過去問』 にて4月・6月・7月の偏差値を把握することができます。夏休み後に9月・10月・11月の3回の 北辰テスト を受験し、3回のうち偏差値の高い2回の成績を以って、私立高校のB推薦の合格内定を取る作戦です。

1か月後に大宮にて出版社主催の新刊発表会が開催されます。塾の先生が対象の発表会です。例年通り参加します。この発表会において、上記(1)~(5)以上にSちゃんに適した新刊教材があれば差し替えを行う予定です。

1. 児童・生徒の使用教材の第一候補を予め決めておいて(予習)
2. 新刊発表会に参加して
3. より優れた新刊が発刊されていれば
4.1.を3.の新刊に差し替える
毎年、以上のようにして新学期の教材に何を採用するか決めています。

2012-12-10

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日は2学期期末試験最終日

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの学校では、本日が2学期期末試験の最終日でした。試験を終えて登塾してきたMちゃんの表情は緩み、「ほっとした。」気持ちが伝わってくるようです。そして塾では普段通りの学習をしました。緊張から解き放たれたからか、Mちゃんの頭の回転は速くかつ滑らかで、いつもより早くすべての問題を解き終わり、しかも全問正解でした。明日から試験答案が続々と返却されることでしょう。教育学で言うところの「評価即応の原則」に従い、その場で試験反省をして次回以降の定期試験に役立てたいと思います。

定期試験まっただ中の先週の金曜日に塾長はMちゃんから宿題を出されました。「ダウンロードしたボーカロイドの曲を3DSで視聴したい。」というMちゃんのリクエストです。 ボーカロイドとはボーカル+アンドロイドの合成語で、機械に人のように歌わせる技術です。それを視聴することが今のMちゃんの大きな楽しみとなっています。
ダウンロードするのは簡単なのですが、データの形式がMちゃんの持っている3DSに適合していないと再生できません。塾長はDSの歴史を調べ、今後の仕様変更を予測し、今だけでなく次世代機でも再生できる道を探りました。

そして「学習指導においても同じことをしている。」ことに気づきました。今だけでなくこの先の学年でも活用できる、応用範囲の広い解法を教えようと常に心がけているからです。このような「先行投資」を常に意識しながらの学習は、Mちゃんが学校で先生の話をよく聞いて「今」の勉強をしっかり理解してくれているからこそできることです。

今書いているこのQ.E.D.日誌の記事を印刷して、明日Mちゃんに読んでもらいます。学習に対するビジョンをMちゃんにも共有してほしいがためです。

2012-12-09

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試受験への道程

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では、高校入試対策の参考書兼問題集として『整理と対策』を採用しています。国語・数学・英語・理科・社会の5教科です。希望者のみ購入です。Sちゃんはその5冊の購入を既に申し込んだそうです。これを一昨日の金曜日の夜に聞いた塾長は、Sちゃんの高校入試対策の問題集について再考しました。

Q.E.D.進学塾では例年、高校受験生向けの問題集として 『サミングアップ』 を使用してきました。これは公立上位校を受験する子に適した問題集です。中位校の受験にはオーバースペックなのですが、それでも同書を採用していたのは、生徒に難しめの問題に慣れてほしいとの思いからです。普段から4桁×4桁を学習している子は、試験に3桁×3桁が出題されても楽に解けるのです。

しかし今年は他教材への変更を行いたいと思います。現在使用中の教材に、Sちゃんが気に入っていて、かつ学習効果の上がっている教材があります。Sちゃんの塾での勉強の様子や学校の定期試験の結果を見ても、ぴったりの教材であることがよく分かります。それらを最大限生かすための入試対策教材の大幅変更です。

2012-12-08

Q.E.D.進学塾の小学6年生~九九カード(表面)全合格

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、ものすごい勢いで九九カードを学習しています。その表面は合格の印であるピカチュウのはんこで全て埋まりました。裏面もあと6つを残すのみです。Kちゃんの勢いに押されるようにしてSくんの、Sくんに負けじとMくんの、学習ペースが上がっています。互いに刺激し合いながら学習する相乗効果は大きいものです。児童たちが九九カードの学習の勢いそのままに、フォニックスカードの学習にも取り組んでくれると期待しています。

 Kちゃんの九九カード(裏面)の残る6つは、「42」「48」「54」「56」「63」「72」です。いずれも「6以上×6以上」に該当します。6の段から上の段は、6年生でもなかなか覚えられないのです。当面の目標は全児童が表裏両面を全て合格することですが、合格後も折に触れて「6以上×6以上」の復習をしたいと考えています。

2012-12-07

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日より2学期期末試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの学校では、本日より2学期期末試験が始まります。12月7日(金)が試験の初日、2日目は12月8日(土)、そして最終日が12月10日(月)です。日曜日を挟む3日間の試験日程です。本日Mちゃんは学校が早く終わるので、いつもより1時間早い4時に登塾してきます。少しでも早く塾に来て勉強しようとするMちゃんの学習姿勢は立派です。そして普段通りの7時に帰宅する予定です。この3時間で5教科を学習します。土曜日に試験が実施される3教科(数学B・英語・理科)と、月曜日の2教科(保健・国語)の合計5教科です。
Mちゃんは学校で習ったことを、その日のうちに塾で復習する毎日です。日々の学習の積み重ねのおかげで、試験直前になって慌てる必要はありません。今日の授業では広く浅く試験範囲のおさらいをして、残り2日間の5教科に備えたいと思います。

昨夜、Mちゃんのお迎えにいらっしゃったお母さまから、「Mちゃんが提出物に追われて就寝時間が遅い。」とのお話を聞きました。その提出物のうち一部だけでも塾で学習する時間を作れないか、Mちゃんと相談したいと思います。Mちゃんにはできるだけ早く就寝してほしいのです。早寝早起きの生活のリズムは、Mちゃんの学力を支える大きな要因のひとつです。

2012-12-06

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2学期期末試験で自己新

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校の2学期期末試験が終了したのは一昨日のことです。そして昨日、Sちゃんの学級で2学期期末試験の答案が1枚だけ返却されました。9教科の先陣を切って返却されたのは社会科の答案です。Sちゃんの社会科の得点は、Sちゃんが中学に入学してからの自己新記録でした。大変よくがんばってくれました。
これから残りの8教科の答案が続々と返却されてきます。答案返却第一号が素晴らしい結果で幸先がよかったので、他教科についても期待しているところです。特に数学には大きな期待を寄せています。Sちゃんは今回の数学の試験範囲の単元である「1次関数」を得意単元にしています。4か月間に渡って少しずつ学習を積み重ね、確かな地力を蓄えてきたのです。その実力たるや種々の応用問題をも解き切ってしまうほどです。1次関数と他の単元との融合問題は埼玉県立高校入試の最頻出問題であるため、多くの時間を割いて学習してきたのです。その融合問題の一つである「図形と動点と1次関数」を試験前日の授業にて学習しました。

(1)動点の動きが「道のり」にて表記されている問題。
(2)動点の動きが「速さ=1」にて表記されている問題。
(3)動点の動きが「速さ=2」にて表記されている問題。
の順に難易度が上がります。
既に(1)(2)については難なく解けるまでに力を着けているSちゃんが、試験前日に学習したのは、最も難易度の高い(3)でした。そして期末試験に出題されたのは(1)でした。Sちゃんの「完璧にできた。」 の言葉を聞いてうれしくなりました。

このように出題される問題よりも更に一段階上級の問題を解いておくのは必要なことだと考えています。たとえば「3桁×3桁」の筆算までしか学校で習わないからと言って、塾で3桁までしか学習しないのは誤りです。その上の4桁まで学習しているからこそ、試験で3桁の計算問題が出題されても、楽に解くことができるのです。

Sちゃんが言うには「理科があまりできなかった。」そうです。Sちゃんの理科の得点を伸ばすことを次なる学習目標に設定したいと思います。今回の期末試験でSちゃんは、数学と社会科の2教科についての確かな手応えを感じることができました。数学の学習を通して大きく伸びた「計算する」力を理科の第一分野に、社会科の学習で体得した「記憶する」力を理科の第二分野に、それぞれフル活用していきたいと考えています。

期末試験の終わった一昨日、Sちゃんのおばあさまから差し入れをいただきました。とても大きな袋に溢れんばかりのおやつの山です。児童たちも塾長も一緒になって、毎日おいしくいただいているところです。大変ありがとうございました。

2012-12-05

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日お誕生会

Q.E.D.進学塾の小学6年生のお誕生会を本日開催します。その主役の児童であるSくんは昨日、かぜのために学校を早退し、塾もお休みしました。 お母さまからの電話では「一晩で治して本日のお誕生会には参加する予定。」とのことでした。今日はSくんが元気に登塾してくれることを願っています。
さて、先週から導入した九九カードですが、昨日は合格者第一号が出ました。Kちゃんです。表を見て裏を答える問題を全問正解してくれました。今日は「裏→表」に挑戦します。裏(24)を見て、表(三八 二十四)(八三 二十四)(四六 二十四)(六四 二十四)を4つとも答えるのです。「表→裏」に比べて難易度は大きく跳ね上がりますが、できるところから少しずつ合格を重ねて行ってほしいものです。
Kちゃんは「進捗シート」の表面(A4)を合格のはんこで埋め尽くしてくれました。それを見た児童たちが、負けじと学習に励んでくれることを期待しています。切磋琢磨は学力伸長の妙薬なのです。

2012-12-04

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~本日は2学期期末試験最終日

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では、本日が2学期期末試験の最終日です。昨日の期末試験初日の手応えについて、塾長がSちゃんに尋ねたところ、返ってきたのは「まあまあだった。」
塾長はSちゃんの表情を見ながら「過去データ」を思い出しています。
1. Sちゃんが「あんまりできなかった。」と正直に答えてくれた、1学期の期末試験がその通りの出来だったこと。
2. Sちゃんが「まあまあ。」と言いながらも明るい顔だった、2学期の中間試験の出来が良くて大きく順位を上げたこと。
幸い昨日のSちゃんの反応は、2.に近いものでした。詳述すれば、Sちゃんの言葉は2.のときと同じでも、表情は2.よりも更に明るく、上々の出来であったと容易に推察できます。

Sちゃんは昨日の社会科の小テストで見事に満点を取ってくれました。細部に至るまでよく覚えられています。本日の社会科の試験も好結果を期待できそうです。

昨日、社会科以上に目を見張る出来だったのが数学です。Sちゃんは「図形と動点と1次関数」について詳細に学んできました。
(1)動点の動きが「道のり」にて表記されている問題。
(2)動点の動きが「速さ=1」にて表記されている問題。
(3)動点の動きが「速さ=2」にて表記されている問題。
このように徐々に難易度を上げながら学習してきたのです。

上記(1)(2)は学校ワークにも掲載されている問題です。ほぼ同種の問題が学校ワークに2問掲載されていることから、塾長は定期試験に出やすい問題だと判断しました。そのため学校ワークの問題のみならず、『アポロン』の同種の問題にも多くの時間を割いたのです。

そして昨日、数学に自信を深めつつあるSちゃんに、最も難易度の高い(3)を初めて解いてもらったのです。『新演習』の問題を『学校ワーク』の出題形式に近い形に塾長が改題→切り貼り→コピーしてから出題しました。塾長はこの問題を小問4つに分けてSちゃんに出題し、「小問1つだけ解いてごらん。」と言いました。ところがSちゃんは4問の全てを完答し、しかも全問正解しました。所要時間わずか15分でした。

塾長がSちゃんに「これより難しい動点の問題が、定期試験で出題されることはない。」と言うと、Sちゃんは得意満面でした。Sちゃんが自信を持って今日の試験に臨んでくれることは確実です。

2012-12-03

Q.E.D.進学塾の小学生~全児童がカード学習に参加

Q.E.D.進学塾の小学生たち全児童のカードの学習への参加が今日決まりました。カードというのはフォニックスカードと九九カードのことです。カード学習に参加することに最後まで難色を示していたのは、小学6年生のKちゃんでした。

Kちゃん「カード学習やるなら今日は算数やらない。」
塾長「算数の宿題を見せてごらん。」
塾長「今日の算数はお休みにするね。」

Kちゃんの算数の宿題は満点で、なおかつ途中式も完璧に書けていました。これならば算数を一日お休みにしても大丈夫、カード学習に取り組んでもらったほうが得策、と瞬時に判断したのです。

さて、今日はカード学習の「進捗シート」を用意しました。児童と保護者さまと塾長の三者が、児童の学習の進み具合を一目で分かるようにするためです。車での送迎の児童については通塾カバンの中に、自転車で送迎の児童については塾の引き出しの中に、同シートの置き場を定めました。これで三者の何れもが、いつでもシートをチェックすることができます。
合格したカードにはピカチュウ&ピチュウのはんこが押印されます。フォニックス・九九の両カードの表裏がはんこで埋め尽くされる日が楽しみです。

2012-12-02

Q.E.D.進学塾の公立・私立中学生~明日の月曜日から期末試験

Q.E.D.進学塾の中学2年生たちの期末試験が今週から始まります。公立中学に通うSちゃんは明日の月曜日が、私立中学に通うMちゃんは金曜日が、それぞれの2学期期末試験の初日です。
一昨日の夜にSちゃんは問題集を何冊も持ち帰りました。明日からの期末試験に備えてです。塾長が何も言わなくても、進んで自宅学習しようとするSちゃんの学習姿勢やよしです。
同夜にMちゃんも英数の問題集を持ち帰りました。毎週金曜日に塾からの宿題を出している、2冊の問題集です。Mちゃんは休み時間に作った、趣味の「歌詞カード」は塾に置き忘れても、問題集は2冊とも持ち帰ってくれました。学習意欲の高い子です。
学習意欲は学力を向上させる原動力です。SちゃんとMちゃんの両名が期末試験で、得点も順位も中間試験以上の成績を修めてくれることを期待しています。

2012-12-01

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~志願して土曜授業

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、今朝9時に登塾してきました。これから12時まで3時間の土曜授業です。Sちゃんの学校では、明後日の月曜日から2学期期末試験が始まります。塾長が土曜授業を提案したのではありません。Sちゃんが「土曜日も塾に来たい。」と自ら志願したのです。今やるべきことが分かっているSちゃんです。えらい子です。
Sちゃんはつい先ほど数学の学校ワークを完璧に仕上げました。ワークの問題だけでなく、塾長が即興で作った発展問題をも解くことのできたSちゃんです。自信を持って試験に臨んでほしいと思います。
Sちゃんは今、国語のプリントを解いているところです。Sちゃんは「まず自力で解いて、あとで質問したい。」と言いました。自ら考え行動する能動的な学習は、人に言われてする受動的な学習の何倍も身に着きます。期末試験での好成績を期待せずにはいられません。

2012-11-30

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英語力と国語力

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは登塾すると直ぐ英単語のテストを始めます。テストが終わると直ぐに音読です。発音の正しくないところは塾長の発音を聞いてもう一度です。Mちゃんは英検 3級の2次試験(面接試験)を満点に近い得点で合格しました。音読が「話す」練習に、発音の直しが「聞く」練習になっていたのでしょう。今後も毎日、「話す」「聞く」を続けていきたいと思います。
それから日本語訳をします。ここまでの所要時間は10分足らずです。Mちゃんは勉強の取り掛かりが早く、その後の学習の速度も速いのです。英数の小テストと問題集の各1ページずつを終えたら休み時間です。Mちゃんは持参した本を読みふけります。Mちゃんの学習の始動の早さ、解答速度、集中力を向上させているのはこの読書の時間です。Mちゃんがルーチンをできるだけ早く完了させようとするのは、本を読みたいがためなのです。
読書は国語力を育みます。Mちゃんが今、高校英語を支障なく学習できているのは、高い国語力に負うところが大きいのだと思います。
休み時間が終わると、Mちゃんがその日に学校で習ったことを復習します。学校の時間割どおりに5教科の全てを網羅するのです。Mちゃんはここでも高い集中力を見せてくれます。授業終了後のお楽しみであるパソコンの時間を確保したいがためです。
おやつ、読書、おしゃべり、パソコン・・・Mちゃんは教科学習以外を楽しみに、毎日登塾しているかのようです。しかしそのことが結果として集中力を高め、学習効率を向上させているのですから、よしとしなければならないのでしょう。やるべきことをやらずに遊ぶのではなく、やった後で遊ぶ習慣が身に着いているMちゃんです。

2012-11-29

Q.E.D.進学塾の手作り教材~塾から家庭へ

Q.E.D.進学塾の児童たちはフォニクス・カードと九九カードを学習中です。どちらのカードも直近の3連休の制作物です。今週の月曜日から本日の木曜日までの4日間、児童たちは塾でカードを学習して、その使い方を覚えました。そして今日、両カードと短文の『学習マニュアル』を家に持って帰りました。これからは家庭学習の教材として活用してほしいものです。家庭学習用とは言っても、「渡してそれで終わり」にするつもりはありません。家庭学習の成果を塾で小テストするのです。

1. 児童たちが「覚えてきた。」と自信のあるものから小テストする。
2. 塾でテスト範囲を指定して小テストする。

児童たちがより楽しく学べるのは、上記1.の方法でしょう。児童の自主性を育むためにも、学習意欲を高めるためにも、1.が優れていると思います。しかしどうしても1.がうまくいかないとき、たとえば児童が「何を勉強していいか分からない。」に陥った場合などには、1.に固執することなく即時2.に切り替える予定です。新作教材ですから使用するのももちろん初めてのことです。児童たちの反応や効果測定の結果を詳細に観察しながら、最良の使い方を探っていきたいと考えています。

2012-11-28

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~アクシデント・リカバリー

Q.E.D.進学塾のクリスマス会は2012年12月24日(月)午前11時からの予定です。クリスマス・イブです。本日 アイスケーキ | みんなを笑顔にするクリスマスケーキ | シャトレーゼ を足立区の加賀店にて予約してきたところです。
Q.E.D.進学塾では毎年、塾から最も近い南鳩ヶ谷店にてクリスマスケーキを予約してきました。今年も同店にケーキの予約を入れに行きました。先週の水曜日の11月21日のことでした。ところが『冷凍庫・冷蔵庫の大規模な故障により臨時休業します。』との張り紙があり、お店は閉まっていました。それから1週間が経過した今現在、復旧の見通しは立っていません。
クリスマスケーキの予約の危機から救ってくれたのはMちゃんとお母さまです。加賀店が近いことを昨夜教えてもらいました。早速本日、加賀店に行ってみると往復7kmの距離でした。これなら当日のケーキ受け取りが十分可能です。受け取って直ぐのいちばんおいしい状態で食べることができます。アイスケーキは家庭用冷凍庫での保存が12時間を超えると、どうしても固くなってしまうのです。同時に12月5日(水)のSくんのお誕生会用の小さいケーキ1ダースを予約してきました。

2012-11-27

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~理科の30問をわずか2日で

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは昨日から早い時間帯に登塾しています。2学期期末試験の1週間前なので全ての部活が一斉に休みになっています。そのためSちゃんの帰宅時間が早いのです。
Sちゃんの学年では定期試験のたびに理科のプリントが1枚配布されます。一問一答式問題ばかりを30問集めたプリントです。Sちゃんはその30問を昨日と今日のわずか2日で履修してしまいました。とてもよくがんばっているSちゃんです。
30問をばらばらに覚えていたのでは、なかなか覚え切れるものではありません。そこで30問を4つに班分けして、班ごとに図表化して整理したのち覚えてもらいました。つまり4つの図表を覚えることで、プリントの30問を全て網羅しようという作戦です。
昨日の学習の中心は「光合成」、そして今日は「植物の分類」でした。Sちゃんは図表の書き方がとても上手です。Sちゃんは板書を書き取っているはずなのに、板書よりもきれいで見やすい図ができているのです。あまりにも見事な図なので、昨日のSちゃんの「光合成」の図をカラーコピーさせてもらいました。塾長がSちゃんの後輩たちに光合成を教えるときに活用させてもらおうと思います。
ノートをきれいに書くことのみに専心して、肝心の「覚える」ことができていない児童・生徒を、塾長は過去に何人も見てきました。ところがSちゃんは書いた後の「覚える」にも全力投球してくれる子なのです。

1. 覚えるべき事柄を図式化・図表化する。
2. その図をそらで書けるように練習する。
このような学習法がSちゃんに適しているのだと思います。
定期試験のみならず、高校入試対策の道筋がはっきり見えた、昨日・今日の2日間でした。

2012-11-26

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九(3)

Q.E.D.進学塾の児童たちに3連休の制作物を見てもらいました。本日一番に登塾してきた6年生のKちゃんが「先生がんばったね。」とほめてくれました。早速塾長は九九カードの中からKちゃんに2問を出題しました。
【問題1】18
【Kちゃんの答え】 3×6 6×3 2×9 9×2
さすが6年生です。見事4つとも答えてくれました。

【問題2】24
【Kちゃんの答え】 4×6 6×4
・・・・・どうしても 3×8 8×3 の2つが出てきません。

このように「九九の答え→かけ算の式」の答えが4つある問題は難易度が高いのです。中学3年生の1学期の学習単元である「因数分解」で苦労する子が多いのも納得ができます。その対偶を言えば、「因数分解のできる子は九九に精通している。」なのです。九九は高校数学の高次方程式でも活躍してくれます。児童たちには「九九ができる。」ではなく、「九九が大得意。」な子になってほしいものです。ゲーム感覚で遊びながら、九九カードを学習してくれるよう働きかけていこうと思います。

2012-11-24

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九(2)

Q.E.D.進学塾の児童たちの算数・数学は各人各様の学習をしています。3年生のMくんはかけ算を、4年生のRちゃんは割り算を、6年生のSくんは四則混合計算を、6年生のKちゃんは文字式を、それぞれ学習中です。今学んでいる単元は異なっても、4人の児童に共通する課題があります。かけざん九九に習熟することです。
たとえば7×8=56の計算をするのに、7×1=7、7×2=14・・・・・7×7=49、7×8=56、と順番に辿って答えの56を導き出すのが第一段階です。3年生の子は今ちょうどこの段階です。しかしこれでは計算に手間暇がかかってしまい、10問、20問と解く問題数が増えるほどに計算がいやになってきます。短時間で楽に計算するためには、「7×8=56」が瞬時に出てくるようにすることが必要です。これが第二段階です。そして第三段階は、56から7×8と8×7が言えること、すなわち答えから式が導けることです。最終の第四段階は九九の枠を越えて、14×4=56や28×2=56が瞬時にみちびけることで、これは中学生になってからの学習事項です。

昨日のQ.E.D.日誌に「フォニックス学習カード」を手作りしているという記事を書きました。そのカードと同一の仕組みで「九九カード」を製作します。上記の「第三段階」まで習熟するためのカードです。英語と算数の教科の違いはあっても、共通のシステムを用いることにより、早期に使い方に慣れてもらおうと考えています。まずは「フォニックス学習カード」を先行導入し、その後「九九カード」を導入する予定です。フォニックスや九九といった基礎知識を、児童たちに完全習得してほしいものです。これらの知識は今後の英数の学習を円滑に進めるために大いに役立ってくれます。

2012-11-23

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九

Q.E.D.進学塾の児童たちは今、1.アルファベット読み 2.大文字 3.小文字 4.フォニックスを学習中です。たとえば、1.「エイ」  2.大文字「A」 3.小文字「a」 4.フォニックス「ェア」の4つが一組です。しかしながら、これらの4つを正しい組み合わせで覚えることに苦戦している児童がいるのが現況です。そこで、この3連休を利用して、暗唱のための「フォニックス学習カード」を作っています。既存の教材に同様のカードが見当たらなかったので「手作り」しているところです。
この学習カードを作る目的は2つあります。ひとつはローマ字を読み書きできるようになること、もうひとつは英語学習のための基礎固めです。ローマ字の読み書きが近い目標なら、英語学習は遠い目標と言えるでしょう。「今はまだ小学生なのだからローマ字さえできればいい。」ではなく、「せっかくローマ字を学習するのだから、その先の英語学習への布石を打っておきたい。」と考えています。常に「先」への布石を打ちながら、「今」学習すべき課題に取り組んでいきたいものです。

2012-11-22

Q.E.D.進学塾の保護者さまと面談~11時から12時半まで

このタイトルの記事に新しい記事を誤って上書きしてしまいました。そのため同タイトルの記事を再度、書き直ししています。『Q.E.D.日誌』をいつもご愛読くださっている方々に読みづらい思いをさせてしまいました。申し訳ありませんでした。

Q.E.D.進学塾の保護者さまが本日11月22日の11時に塾を訪ねてくれました。12時半までの1時間半、面談を行いました。内申点、定期試験、部活動、家庭学習のあり方、塾での学習の進め方、北辰テスト、B推薦、公立高校入試・・・・・面談の内容は多岐に渡りました。お母さまが小さい子を抱きながらの面談だったので大変だったことでしょう。ほんとうにありがとうございました。

2012-11-21

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~スピード練習の必要性と負荷

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの2学期期末試験まで2週間を切りました。Sちゃんが毎日通塾しながらこつこつと積み上げてきた学習の成果を、期末試験にて如何なく発揮してほしいと思います。そのためには問題を解く速度をもう少し上げる必要があります。今のSちゃんの速力のままでは、試験問題を解き終える前に試験終了の鈴を聞く恐れが多分にあるからです。そこで今週はスピード練習に注力してきました。しかしながら今日Sちゃんから「辛い。」との訴えがありました。Sちゃんは楽をしようとしてそのような発言をする子ではないので、よほど辛かったのでしょう。Sちゃんに過大な負荷を与えすぎた塾長が間違っていて、Sちゃんの言うことが正しいと素直に認めるよりありません。ただちに方針転換です。

具体的には、
1. 塾では学習速度を求めない。
2. 自宅学習を計時して行う。
この2点です。
スピード練習や「量」をこなす学習は自宅で、そこで生じた疑問点をていねいに拾っていく「質」の学習を塾で、というものです。明日Sちゃんに詳しく伝えねばなりません。

2012-11-20

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2学期期末試験対策

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、2学期期末試験を2週間後に控えています。昨日学校から1枚のプリントが配布されました。『2学期期末試験範囲・提出物一覧』です。1学期の中間試験・期末試験や2学期の中間試験と同様に、今回も数学・理科・英語の3教科について『学校ワーク』の提出が義務付けられています。

Sちゃんは昨日の月曜日に『提出物一覧』を持って登塾してきました。プリント配布当日に持参してくれたのです。えらい子です。早速昨夜、提出物を期日までに仕上げるための「学習計画表」を作成しました。そして今夜、塾長作成の「計画表」をSちゃんに見せて、その一部修正を行いました。

【数学】
提出日までの日数・・・あと14日
未習ページ数・・・・・・・12.5ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日1ページ
【理科】
提出日までの日数・・・あと13日
未習ページ数・・・・・・・14ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日1ページ
【英語】
提出日までの日数・・・あと14日
未習ページ数・・・・・・・23ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日2ページ

今日はSちゃんの『学校ワーク』に学習予定日の日付を書き込んでもらいました。何が何でも予定日に学習するという意味ではなく、進捗を把握しやすいようにすることが目的です。

Sちゃんの学校の定期試験では『学校ワーク』からの出題の割合が高いのが通例です。またSちゃんは提出物を「ただ仕上げればいい。」ではなく、「理解しよう。覚えよう。」として一生懸命学習しています。この出題率の高さと、Sちゃんの直向な学習姿勢があればこそ、提出物対策がそのまま定期試験対策となり得るのです。

2012-11-19

Q.E.D.進学塾の小学4年生~英語の新テキスト

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんはローマ字を学習中です。「あ」から「ん」までのひととおりを既に一度学習しており、今は2回目を学習中なのです。Rちゃんが忘れてしまっている字が多いのでその復習と、1回目に習わなかった文字をも学習しようというのが「2回目」を学習する狙いです。習わなかった文字とは、q j l x c のことを指し、いずれも教科書式ローマ字には登場しない文字です。

先週の金曜日に 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』  を発注しました。同書は英文法書ですが、Rちゃんに英文法を学んでもらうために発注したのではありません。Rちゃんの知らない文字や発音を調べてもらうためです。あたかも辞書のような使い方です。

1枚目「アルファベット読み」
2枚目「フォニックス(英語読み)
3枚目「大文字・書き順」
4枚目「小文字・書き順」
このような4枚の付箋紙を『みるみる』の4ページに貼ります。分からない字が出てきたら即、その場で調べることができます。自分で調べた事項は記憶に残りやすいのです。

Rちゃんのお母さまが「Rちゃんが自宅でもローマ字を学習している。」と教えてくれました。そこで毎週ローマ字の小テストを行いたいと思います。「a i u e o」の五文字については既に小テストを行い、Rちゃんは見事に満点を獲得してくれました。しかし今後は「q j l x c」のように初めて学習する文字も覚える必要があるため、週に5文字ずつは多すぎると考えました。毎週3文字に絞って、確実に覚えてもらうようにしたいと思います。今週塾で習った3文字を、自宅で復習して覚え、翌週に小テストする、この学習のリズムをできるだけ早期につかんでほしいものです。

2012-11-18

Q.E.D.進学塾の小学6年生~チャレンジ精神の旺盛な子

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、現在 『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 を学習中です。残り7ページです。1日0.5ページ×週4日=週2ページのペースで学習中なので、12月中旬には『中学受験 漢字ガイダンス』を履修完了する予定です。
そこで次ぎなるテキストを発注しました。 『アクティブ-中1-国語』 です。 『アクティブ-小6-国語』 と『中1-国語』のどちらを学習したいのか、塾長がKちゃんに尋ねたところ、Kちゃんは迷わず「中1。」と即答してくれました。より難易度の高い問題集に挑戦しようという、Kちゃんのチャレンジ精神やよしです。えらい子です。このような学習姿勢の子は、学力の大きな伸びが期待できるのです。

Kちゃんの塾での学習で今いちばん力を入れているのが英語です。Kちゃんはときどき「I is 」と言ってみたり、英文法がなかなか習得できずにいます。米国南部の方言に「I is 」という表現が存在するのですが・・・・・まずは美しいイギリス英語を身に着けてほしいものです。Kちゃんが今学習しているのは 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 です。Kちゃんは毎日1ページずつ問題を解いています(筆記による解答)。その1ページの全ての英文を音読し、それから全ての英文の日本語訳もします(口頭による解答)。塾長が付きっきりでマンツーマン指導です。これだけ丁寧に学習するには相当な時間がかかりますが、Kちゃんに英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力をバランスよく習得してもらうためには必要な時間です。Kちゃんにはペーパーテストができるだけでなく、総合的な英語力を身に着けてほしいのです。

Kちゃんが実力を着け、すいすいと先へ進めるようになったのが数学です。Kちゃんは 『Apollon(アポロン)-数学-中1』 を1ページずつと、 『計算の級別トレーニング』 を1問ずつを、毎日学習しています。前書は中1数学の予習、後書は小6算数の復習(分数・小数・四則混合計算)です。Kちゃんは『アポロン』のことを「分かりやすい。」と気に入ってくれています。そのため土日の宿題も『アポロン』から出題しています。塾のある日もない日も同書を毎日継続学習して、中学数学の基礎となる知識・技能を習得してほしいものです。

2012-11-17

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~24日にアイスケーキでお祝い

Q.E.D.進学塾のクリスマス会の日時とクリスマスケーキが決まりました。クリスマス・イブの2012年12月24日(月)午前11時から、アイスケーキでお祝いします。

【ケーキ詳細】
アイスケーキ | みんなを笑顔にするクリスマスケーキ | シャトレーゼ
クリスマスアイスケーキ詰め合わせ21cm<10カット> 3,200円 ストロベリー、マンゴーバニラ、チョコミント、クッキーバニラ、キャラメルの5種類を2個ずつアソートしました。
【詳細おわり】

Mちゃんは、昨年のアイスケーキがおいしかったことも、固すぎてケーキカットに苦労したことも覚えていました。さすがの記憶力です。あらかじめカットしてあるアイスケーキが新発売されたことを喜んでいます。生クリームが苦手なKちゃんも大喜びです。Kちゃんは「クッキーバニラにする。」と早くも狙いを定めています。部活動のために午前中のクリスマス会に参加できないSちゃんは「夜取りに来る。」と言っています。5種類とも2個ずつあるので、Sちゃんの好きなケーキを「お取り置き」しておくつもりです。

ケーキ本体は5種類、トッピングのデコレーションは6種類あります。児童たちがケーキを選ぶのにワイワイして、トッピングの交換でさらに盛り上がって、そんな光景が目に浮かびます。以前のQ.E.D.日誌に『男女別教育』について記述したように、「選べる」ことは女児にとっての最重要項目の一つなのです。

クリスマス会の日は冬期講習会の初日です。11時からクリスマス会を始めるためには、9時から11時までの2時間で、その日の学習を完了させなくてはなりません。児童たちには学習への集中力と問題を解く速度が求められるのです。講習会初日に集中して学習するトレーニングをして、2日目以降もその勢いのまま冬期講習会の学習を続けてもらおうと考えています。

2012-11-16

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~日程と時間割を決定

Q.E.D.進学塾の冬期講習会の日程と時間割が決まりました。

【日程】
2012年12月24日から2013年1月7日まで。
(大晦日と三が日は休塾日)

【時間割】
1. 午前の部・・・9時~正午。
2. 午後の部・・・7時~9時。

お母さまがたが子どもの送迎のために来塾するのは、いつも夜7時です。その際にお母さまがたとご相談のうえ、以上のように決定いたしました。

時間割を決定したのは今週の火曜日です。
Mくん「夜6時からがいい。」
Kちゃん「10時からがいい。」
Mちゃん「9時から11時がいい。」
このように児童たちの希望時間はまちまちでしたが、お母さまがたと相談すると、ものの1分であっさり時間割が確定しました。例年どおりの時間割です。

日程を決定したのは今週の水曜日です。これもお母さまがたと相談してものの1分で。天皇誕生日の振り替え休日である12月24日を冬期講習会の登塾日にしました。休塾日が「カレンダーどおり」のQ.E.D.進学塾としては異例です。

カレンダーが赤い日(12月24日の月曜日)に登塾することに関して、児童たちが「ぶー。ぶー。」言うことが容易に予想できます。 そこはクリスマスケーキで納得してもらう作戦です。12月24日は振り替え休日であり、冬期講習会初日であり、クリスマスイブでもあるのです。

2012-11-15

Q.E.D.進学塾の卒塾生~おばあさまからの差し入れ

Q.E.D.進学塾の卒塾生のMoちゃんのおばあさまから、昨日の午後に差し入れをいただきました。もぎたての柿、おこし、ビスケット、塾生たちと塾長とで大変おいしくいただきました。食べ切れなかった柿は、お迎えのお母さまがたに差し上げ、喜んでいただけました。ほんとうにありがとうございました。

Moちゃんは、Q.E.D.進学塾川口校初の塾生です。私立中学入試の初合格もMoちゃんです。Moちゃんが塾の原型を作ってくれたと言っても過言ではありません。Moちゃんは卒塾後も季節講習会のたびに塾を訪ねてくれています。そのMoちゃんが今は高校1年生ですから、まさに光陰矢の如しです。

Moちゃんは、学校の定期試験で学年10番台の成績を取ったり、部活の都の大会で5位に入賞したりと、文武両道で優秀な子です。まだ高校1年生ですが今後の進路について、今Moちゃんが考えていることを聞かせてほしいと思います。内部進学するもよし、外部受験してもよし、推薦枠を利用して他大学へ進学するもよしです。成績優秀なMoちゃんですから、進路選択の幅は広いでしょう。

Moちゃんと同じ私立中学校に入学したのが塾生のMちゃんです。現在Mちゃんは同校の中等部の2年生で、Moちゃんの2学年後輩にあたります。今週の日曜日にMoちゃんは、「希望者のみ」の全国模試を受験しました。つい先週に学力推移調査試験の終わったばかりのこの時期に、自ら志願して模試を受けるのですから立派です。塾長はおばあさまにMoちゃんへの伝言をお願いしました。「できれば模試の結果を見せに来てください。」
今年から高等部に進級したMoちゃんが、現在中等部2年生の後輩Mちゃんに、高等部の授業のこと、部活のこと、友達のこと、試験のこと・・・・などを教えてくれたらありがたいと思います。

2012-11-14

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~6日ぶりの登塾

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、昨日6日ぶりに登塾してきました。一昨日の月曜日までMちゃんの咳が止まらず、それがようやく昨日の火曜日に治まったのです。Mちゃんが塾をお休みしたのは、先週の木・金曜日と昨日の月曜日の計3日ですが、土日をはさんで5連休となってしまいました。先週木曜日に39度の高熱を出して学校を早退し、翌金曜日に学校を欠席したMちゃんです。学校の授業についていけているか不安でした。ところがMちゃんは休んだ分の勉強を自宅学習で完全に補っていました。Mちゃんが学校を欠席した日の授業内容について、塾で詳細に口頭試問を行ったところ、ほぼ満点に近い出来だったのです。Mちゃんはとてもえらい子です。

Mちゃんは11月11日(日)に実施された 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を何とか受験することができました。面接試験では英語を「聞く」「話す」の力が試されます。咳が止まらないMちゃんは、「話す」が特に大変だったことでしょう。それでも試験場へと向かったMちゃんは頑張り屋さんです。

旅行などで休塾する場合はその子の学習面の心配だけしていればよいのですが、病欠となれば更に体調面の心配が加わって不安倍増の塾長でした。そんな状態でしたからおやつを買いに行けば真っ先に浮かぶのはMちゃんのこと、そして気づけば5日間にMちゃんの大好きなおやつを13個も買っていました。体調不十分のまま登塾してくるかもしれないMちゃんを少しでも元気づけたかったのです。

1. トッポ
2. ダースチョコレート
3. サラダせんべい
4. サラダプリッツ
5. フェットチーネグミ(グレープ)
6. フェットチーネグミ(マスカット)
7. フェットチーネグミ(レモン)
8. 三ツ矢サイダーカムレモングミ
9. かむかむレモン
10. 梅干しのシート
11. ねり梅
12. ミルキー
13. カントリーマアム

上記の13個の「お品書き」を見たMちゃんは目を輝かせて、「これならまた休もうかな。」・・・・・それだけは勘弁してほしいところです。

英検3級-2次試験が終わったので、次なる目標の準2級-1次試験の学習に集中することができます。
(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
先週の水曜日にP34で止まっていた熟語の学習を再開し、昨日はP35を学習しました。そして今日からは高校英語の問題集 『トレーニングノートα(アルファ)英文法』 にて英検準2級の受験に必要な英文法を学習します。
Mちゃんが学校の授業に遅れないように欠席した日の分まで自宅学習をしてくれたので、学校補習に日程を割くことなく英検対策の学習ができるのです。 そのおかげで英検の勉強の遅れは最小限の5日(塾を休んだ日数+土日の宿題)だけで済みました。今日から再び平常授業に戻れて一安心です。

2012-11-13

Q.E.D.進学塾の小学4年生~ローマ字のテストで満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、本日ローマ字の小テストで見事満点を取ってくれました。

【小テスト問題】
アルファベット読み・・・・・・
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・
フォニックス(英語読み)・・・
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【問題終わり】

【小テスト答案】
アルファベット読み・・・・・・「エイ」「アイ」「ユー」「イー」「オウ」
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・ A   I    U   E   O
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・ a    i    u   e   o
フォニックス(英語読み)・・・「ェア」「イ」  「ア」 「エ」 「オ」
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【答案終わり】

Rちゃんは小文字を4線ノートの正しい位置(1階建て、1.5階建て)に書くことができませんでしたが、字体そのものはきれいにかけていたので「満点」です。小文字の位置がずれていたのは、Rちゃんが家庭学習ノートにローマ字を学習していたためで、自宅学習をがんばっている証拠と言えます。特にすばらしかったのが、AaとUuの英語読みの「ェア」と「ウ」を正解したことです。この2つを1回目のテストでクリアする子は少ないのです。たいへんよくがんばりました。

Rちゃんが前回100点を取った算数の 『くもん出版 : 4年生のわり算』 は今回93点でした。惜しい間違いが7点分あったものの、問題の解き方は理想的でした。美しいフォームを自分のものにできているRちゃんです。

Rちゃんは時間の引き算でファインプレーを見せてくれました。
19:08-18:35=18:68-18:35=33
繰り下がりのある時間の引き算を見事に解いています。Rちゃんが機械的に解き方を暗記しているのではなく、「1時間=60分」という計算の意味を理解して引き算している点が特に素晴らしいのです。(この点はRちゃんの計算終了直後に、口頭試問にて考え方を確認しました。)
Rちゃんはほめられて気分がよかったのでしょう。授業後に回転椅子の上に立って、くるくる回って遊んでいました。 塾のある日は気分よく学習し、塾のない日はローマ字を始め家庭学習をがんばる、現在の学習習慣を続けてほしいと思います。続けることで学力は蓄積されていくのです。

2012-11-12

Q.E.D.進学塾の小学3年生~充実の1時間

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、月曜日から木曜日までの週4日×1時間授業のペースで通塾しています。 『栄光ワーク-小3-国語』 を2ページ、  『くもん出版 : 3年生のかけ算』  を2ページ、アルファベットを0.5ページ、以上の4.5ページを1時間で学習するのですから、Mくんの問題を解く速度は相当に速いと言えます。集中して学習に取り組むことができているMくんです。

国語は学校の進度に対して先に進み過ぎているため、追加の問題集を新たにもう1冊加えました。 『コア-小3-国語』 です。学校で習った教科書と同じ文章を『栄光ワーク』にて更に深く読む学習を、『コア』にて初めて見る文章を読みこなす学習を、このように異なる文章の2冊を併用して国語の力を伸ばしていきたいと考えています。

Mくんは、お兄ちゃんのSくん(小6)と同じ「1週間に15行」のペースで英語を学習しています。Sくんの通塾日は火・水・木曜日です。お兄ちゃんのいない月曜日にMくんは今週の英語の予習をします。毎週月曜日に兄よりも一足先に学習を開始するのは、3学年も年下のMくんへの「ハンデ」です。先週金曜日の英語の小テストで、Mくんはお兄ちゃんと遜色のない得点を挙げることができました。兄弟で競い合いながら学ぶことで、学習効果を高めていきたいものです。

2012-11-11

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日は英検3級2次試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、本日11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。Mちゃんは今週の木曜日に39度の高熱を出して学校を早退し、塾もお休みしました。Mちゃんの体調だけが心配です。Mちゃんの英語を「聞く」力も「話す」力も、英検3級合格には十二分です。Mちゃんが普段の実力を発揮し、無事合格してくれることを期待しています。

(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
月・火・水曜日には上記の(1)(2)について、発音・アクセントを学習しました。

1. 本日11日の面接試験に備えて、Mちゃんが英語を「話す」時間を多くとりたい。
2. 翌2013年1月25日(金)の英検準2級1次試験の頻出単語・熟語に早く慣れてほしい。
上記を学習したのは、この2つの思いからです。

Mちゃん「Mはまだ3級を受かってないんだよー。」
準2級への布石を打つ塾長をたしなめる、Mちゃんの発言です。目の前の目標をひとつひとつ達成して行こうという、Mちゃんの堅実さが表れた言葉だと思います。その言やよしです。一歩一歩、着実に学力を積み上げていきたいものです。

2012-11-10

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~よく聞きよく覚えよく考える

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、月曜日から金曜日まで毎日通塾しています。毎週金曜日は社会科のテストの日です。昨日のテストでは一問一答式問題の19問を全問正解でした。ほんとうによく勉強しています。見事に全問正解だったので更にもう一段ハードルを上げて「逆引き」に挑戦しました。「逆引き」とは一問一答式の答えを見て、問題文を説明することを指します。これは記述式問題の対策として有効な学習法です。Sちゃんは答えの単語を見て、その用語の意味するところを詳細に論述してくれました。複数の重要単語を上手につなげて説明してくれたのです。それができるのは塾での授業を真剣に聞いている証拠です。Sちゃんは塾で授業をよく聞き、自宅でその復習をしてよく覚え、覚えたことを自分の頭でよく考えて、自分の言葉で表現することができているのです。

数学では「1次関数+図形+動点」(時間の経過とともに位置が変わる点と変わらない点に囲まれた面積)を完全習得するまであと一歩のところまで来ています。Sちゃんは『学校ワーク中2-数学』と 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 の両方を毎日学習しています。「1次関数+図形+動点」の問題はその2冊のどちらにも掲載されていて、しかも(1)(2)(3)(4)の問題の配列から出題の仕方まで完全に一致しています。

Sちゃん「これ期末試験に出そう。」
どこが大切か、何を学習すべきかが自分で分かるようになってきたSちゃんです。それだけよく勉強しているのです。
もう一つ付け加えるならば、上記の問題はテキストに載っていない解法を教えた問題でもあります。本の解答よりも易しく、かつ速く解ける解法です。Sちゃんは「この解き方ならできそう。」との手応えをつかんでいます。「試験に出そう。」と「自分にもできそう。」の合わせ技で、学習意欲の大幅に向上しているSちゃんです。

2012-11-09

Q.E.D.進学塾の小学6年生~思考のトレースと飛躍

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、応用力を身に着けてきました。本日の数学の授業で「2割増しが分からない。」と質問してきたKちゃんに、次のようなステップで授業をしました。
step1. 1=10割
step2. 1割=1/10
step3. 2割=2/10
step4. 10+2=12
step5. 12割=12/10
step6. 2割増し=12/10
step7. a割増し=10+a/10
ここまでを線分図を併用しながら習得したKちゃんに質問しました。
塾長「3割引きは?」
Kちゃん「7/10」
塾長「a%引きは?」
Kちゃん「100-a/100」
いずれも即答が返ってきました。

Kちゃんの解答時間の短さから、いきなりstep6.やstep7.から答えを導き出しているのだと考えられます。 Kちゃんはこれまで 『Apollon(アポロン)数学-中1』 の例題とその解法を忠実にトレースしながら「型」を習得してきました。やがてその解法に自分なりの解法の工夫を加えられるようになり、ついには今日の授業で「例題の結果から類題の結果を導き出せる」ところを見せてくれました。
テキストの解法に忠実に問題を解いていくのがトレース型の思考なら、ひとつの結果から次の結果を予測して直結させるのは飛躍型の思考です。Kちゃんはそのどちらの思考もできるようになってきたのです。
手っ取り早く答えを出したいKちゃんの性格から、今後も飛躍型を多用しようとするのは目に見えています。塾長はそれでよいと考えています。飛躍がうまくいかないときに基本に立ち返って地道に解くことができればよいのです。
今後の授業方針が見えてきました。まずは例題を基本に忠実に解くことを教え、それからKちゃんが羽ばたくのを待ち、ときには飛び立つ方向のヒントを与える、このようにしてKちゃんの学力を伸ばしていきたいと考えています。
基本を追うだけで精いっぱいだった春と比べて、ここ半年ほどのKちゃんの成長は目を見張らんばかりです。どこまで伸びてくれるのか楽しみで仕方ありません。

喜んでいる塾長にKちゃんがすかさずリクエストしました。 「Kちゃん専用ミルキー」と「Kちゃん専用チョコレート」です。この2つを来週月曜日のごほうびとすることを約束しました。

2012-11-08

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~14歳のお誕生日

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、昨日の11月7日(水)に14歳になりました。おめでとう。Mちゃんは9歳から通塾しています。月日の流れは早いものです。Mちゃんは月曜日から金曜日までの通塾をずっと継続しています。私立中学入試の受験直前の半年間は土曜日も通ってきました。学校でも塾でも一生懸命学習に取り組むMちゃんです。日々の学習の積み重ねがMちゃんの学力の蓄積を、そして好成績を生む原動力となっています。

Mちゃん「おなかすいたー。」
その言葉通りに昨日のMちゃんは、お誕生会のショートケーキ2個をあっという間に平らげました。見事な食べっぷりです。元気いっぱいのMちゃんです。よく食べ、よく眠り、よく学び、よく遊ぶ、これらを実践してくれています。このまますくすくと育ってほしいものです。

学力の高いことで知られる秋田県の、その好成績の要因として、早寝・早起き・朝ごはん・家族とともに食事・・・・などが挙げられています。基本的な生活習慣がしっかりしていることは、知育・徳育・体育の三育ともに好影響を与えます。9時半就寝、5時50分起床のMちゃんは、生活の模範生でもあるのです。

そんな規則正しい生活を送っているMちゃんですが、今日は39度の高熱を出して学校を早退しました。もちろん塾もお休みです。Mちゃんは11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。昨日Mちゃんは学校で面接の練習をしてから、6時に登塾し8時に帰宅しました。Mちゃんはあれもこれもとがんばりすぎて、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたのかもしれません。ゆっくり休んで早く元気になってほしいと思います。

学校の面接練習では面接官役の先生から「よくできました。」とお墨付きをもらったMちゃんです。塾で毎日行っている口頭試問でもMちゃんは淀みなく受け答えができています。Mちゃんは今すぐに面接試験を受験しても、合格できるだけの力をつけているのです。

Mちゃんの体調が心配で仕方のない塾長は、今夜8時半にMちゃんの自宅に電話しました。「熱はだいぶ下がった。」とのお母さまのお話でいくらか安心しました。塾長はお母さまに、
1. Mちゃんが英検3級の2次試験に十分合格できるであろうこと
2. だから今は回復に専念して日曜日の試験を万全の体調で受験してほしいこと
この2点をお伝えしました。

2012-11-07

Q.E.D.進学塾の小学6年生~算数の解法の手順

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは10月から通塾を開始しました。通塾期間がまだ1か月と1週のSくんですが、学習習慣がすっかり身に着いてきました。2時間で国語・算数・英語の3教科を学習するペースを掴めてきたのです。
国語と英語の学習はとても順調です。しかし算数だけが伸び悩んでいます。算数の問題を解くには、一に知識、二に技能です。その知識を整理して覚えられていないのが今のSくんです。計算問題における「知識」とは「手順」に他なりません。その手順を忘れてしまったとしても、せめて調べることができるようにと、ノートの作り方を指導しました。覚える→忘れる→調べる→覚え直す。これを繰り返しながら知識を定着させて欲しいと思います。

Sくんが誤ったステップで問題を解こうとした結果、計算が煩雑になり、時間が多くかかった挙句に不正解・・・このような事例を複数見ています。改善のための最良の策は美しいフォームを身に着けることです。解き方を忘れたらすぐノートを調べる習慣を通して、フォームの矯正を図りたいものです。

2012-11-06

Q.E.D.進学塾の小学4年生~算数の現教材で初の満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、 『くもん出版 : 4年生のわり算』 を毎回2ページずつ学習しています。Rちゃんが同書の学習を開始してから初の「満点」を獲得したのが昨日です。Rちゃんは得意気な表情をしていました。これを機にRちゃんの学習意欲が更に向上してくれることを期待しています。

Rちゃんはローマ字の学習もがんばっています。次回の授業で「わ い う え を」を学習して五十音の全てを履修完了します。(「ん」は既習)。ここで一区切りをつけることができますが、これでRちゃんがローマ字の学習を終えるわけではありません。Rちゃんが忘れてしまっている字が多数あるからです。そこで次々回の授業からおさらいと小テストを実施したいと思います。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

1行目・・・アルファベット読み=「エイ」
2行目・・・大文字=A(書き順)A A A A A
3行目・・・小文字=a(書き順)a a a a a
4行目・・・フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
5行目・・・ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

まずはRちゃんに上記のようなノートを作成してもらいます。そして毎週3文字(母音のみ5文字)のペースで小テストです。

【小テスト問題】
アルファベット読み・・・・・・
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・
フォニックス(英語読み)・・・
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【問題終わり】

【小テスト答案】
アルファベット読み・・・・・・「エイ」「アイ」「ユー」「イー」「オウ」
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・ A   I    U   E   O
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・ a    i    u   e   o
フォニックス(英語読み)・・・「ェア」「イ」  「ア」 「エ」 「オ」
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【答案終わり】

塾長がRちゃんにここまで詳しく覚えて欲しいのは、単にローマ字に強くなって欲しいためだけではありません。その先の英語学習に活かしたいと考えているからです。現在中学2年生のMちゃんは小学6年生のときに代名詞の「は の に を のもの」を学習しました。テキストに載っている「を」と「に」の順を一部入れ替えて教えたのですが、それが今学習している高校英語の「S V IO DO」の語順をMちゃんがスムーズに覚えるのに役立っています。このように小学生のうちから、常に「先」の学習を意識しながら授業していきたいと考えています。

2012-11-05

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英語の学習計画

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。試験当日まで残り1週間を切りました。合格へ向けてラストスパートです。
面接試験への合格を前提に、Mちゃんが翌2013年1月25日(金)に学校受験する予定の【英検準2級1次試験】(筆記試験・リスニング試験)への準備を着々と進めています。英検準2級の試験範囲は「高校中級程度」なので高校英語を学習する必要があります。そのためMちゃんは10月13日から 『トレーニングノートα(アルファ)』 を履修開始しました。同書は高校生向けの英文法書です。現在のところ13ページまでを履修完了しています。

【英検準2級の頻出項目~テキスト対応ページ一覧】
(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
(3) 英文法・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P48.49
1. 分詞の形容詞的用法・・・α22.23
2. 不定詞の3用法 (履修済み)
3. 分詞構文・・・・・・・・・・・・・α52.53
4. 関係代名詞・・・・・・・・・・・α42.43.44上段
5. 現在完了形・現在完了進行形 (履修済み)

本日の月曜日にこの一覧をMちゃんに見せて、どの順番が学習しやすいか相談のうえ決めたいと思います。

英検を受験することはMちゃんの英語の学力を向上させるための手段です。合格そのものを目的として解法のテクニックを教え込むのでは本末転倒です。単語や熟語を覚え、文法書で「仕組み」を理解したのち、模擬試験問題を学習したいと考えています。

2012-11-04

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検3級1次試験に合格

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、 英検-日本英語検定協会 3級1次試験(筆記試験・リスニング試験)に見事合格しました。合格が判明したのは一昨日の金曜日のことです。合格最低点は得点率6割ちょうどでした。Mちゃんの得点率は8割でした。余裕を持っての合格です。とてもよくがんばりました。

Mちゃんは英検3級1次試験対策教材として 『英検3級予想問題ドリル 改訂新-旺文社』 を学習しました。同書の全7回の模擬試験におけるMちゃんの平均得点率が概ね6割でしたので、1次試験の本番ではぎりぎり合格点に届くであろうと思っていたところ、それをはるかに上回る得点でした。試験本番に強いMちゃんです。実に頼もしい限りです。

1次試験に合格したMちゃんは、来週の日曜日の11月11日に実施される 英検 3級2次試験(面接試験) を受験します。Mちゃんにとって初めての面接試験ですから、さぞかし緊張することでしょう。しかしながらMちゃんの特長である「本番での勝負強さ」を如何なく発揮してくれることと期待しています。

Mちゃんは今、面接試験対策教材として、1. 『英検3級予想問題ドリル 改訂新-旺文社』 と 2. 『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』 の2冊を並行学習しています。月曜日から金曜日は、『1.』 のリスニング試験の第3部を、面接試験の初めに配布される「面接カード」に見立てて、20秒黙読→音読→口頭試問という本番同様の流れにて学習する毎日です。一方、『2.』は土日の宿題にしています。同書付録のCDを聞きながらの自宅学習です。これに加えて、翌月曜日には宿題と同じ回についての口頭試問を行います。月曜日ごとにテキスト掲載の質問を2問と塾長が作った質問を2問の計4問を口頭試問しています。本番さながらの質疑応答を通して、Mちゃんの英語を「聞く」「話す」力を伸ばしたいと考えているからです。

昨日の土曜日はお買い物に行ってきました。文教堂書店とマツモトキヨシとシャトレーゼです。 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 とサラダプリッツを買い、ケーキを予約しました。ドリルはMちゃんの1月の英検の受験に備えるため、プリッツはMちゃんのリクエストのおやつ、ケーキはMちゃんのお誕生日がもうすぐだからです。Mちゃんの真剣に学習する姿や、おいしそうに頬張る顔が思い浮かびながらのお買い物は楽しいものです。

2012-11-03

Q.E.D.進学塾の小学6年生~解き方の工夫

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、5年生の1学期から毎週8時間(1日2時間×週4日)のペースで通塾を続けています。1日2時間の授業で、1. 『Apollon(アポロン)数学-中1』 2. 『計算の級別トレーニング』 3. 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 4.『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 5.『ウェイ・アップ-中1-理科』 6.『ウェイ・アップ-中1-社会』 の計6冊を毎回学習しています。半月前にKちゃんが受験した 公中検模試 の試験結果が示す通り、確かな学力を身に着けているKちゃんです。学力に比例するかのように、Kちゃんの学習に対する集中力も問題を解く速度も向上しています。そのため2時間の授業時間に余裕が生まれ、その余裕を発展学習に充当しているのが現況です。Kちゃんの発展学習の機会が増えるほどに、更に高次の学力を期待せずにはいられません。この好循環のまま順調に成長を続けてほしいものです。

5教科に進境著しいKちゃんですが、中でも数学の伸びには目を見張るものがあります。Kちゃんは基本に忠実に問題を解き進め、最後まで解き切る力を身に着けてきました。Kちゃんは 『Apollon(アポロン)数学-中1』 の例題とその解法を理解し、例題から学んだ定理・法則を適用して演習問題をも解いてしまうのです。自分の学習の「型」を身に着けたKちゃんです。とても美しいフォームです。

昨日の数学の時間にKちゃんは新境地を見せてくれました。Kちゃんが例題の解法を理解するところまでは普段どおりでしたが、「こうやって解いてもいい?」 と聞いてきたのです。テキストに載っている解法の別解でもよいかという趣旨のKちゃんの質問でした。別解を思いつくこと自体が賞賛に値します。しかもKちゃんの考えた別解はテキストの解答よりも優秀でした。塾長はそのことがあまりにも嬉しくて、来週月曜日のごほうびの「Kちゃん専用ミルキー」を約束しました。

2012-11-02

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試の頻出問題に挑戦

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、夏休みから「1次関数」を継続学習中です。2学期中間試験の数学では自己最高得点を獲得しました。毎日の小テストはいつも満点です。とてもよくがんばっています。今はその「1次関数」の学習の最終盤にさしかかっているところです。

1.  s-tグラフ(横軸=x軸に時間を、縦軸=y軸に位置を取ったグラフ。ダイアグラムとも言う。)
2. 1次関数+図形+動点(時間の経過とともに位置が変わる点と変わらない点に囲まれた面積)
今週からSちゃんは上記1.2.のような公立高校入試頻出問題と格闘中です。ここまで問題のレベルが上がると、実力を着けてきたSちゃんでも苦戦しています。Sちゃんが特に大苦戦しているのは1.で、来週の月曜日から再学習の予定です。

今日中に履修完了までこぎつけそうなのが2.です。Sちゃんが平素から学習している 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 に載っている解法を、更に簡易化+高速化した解法を昨日教えたばかりです。昨日は頭から煙が出そうになりながらも、問題を最後まで解き切ってくれたSちゃんです。

本日の授業では、昨日学習した2.の発展問題を学習する予定です。Sちゃんが最初から最後まで自力で解いてくれることが理想です。もし解答に行き詰ったら昨日解いた問題を見て解いてもらいます。 それでも分からないところがあれば再度解説です。

今日学習するのはSちゃんが全力でぶつからないと解けない問題ばかりです。難問揃いですが頭をフル回転させて何とか完答してほしいものです。

(1)梅シート、(2)ミルキー、(3)ホットカントリーマアム(カントリーマアムのココア味をお皿に乗せてレンジで温めたもの)。
Sちゃんの大好きなおやつのトップ3を用意して待っています。

2012-11-01

Q.E.D.進学塾の小学3・6年生~英語学習に励む兄弟

Q.E.D.進学塾の小学3年生と6年生の兄弟が一緒に英語を学んでいます。英語と言ってもまだローマ字の延長で、下記のような5行をワンセットにして、1週間に3セットずつ学習しているところです。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

1行目・・・アルファベット読み=「エイ」
2行目・・・大文字=A(書き順)A A A A A
3行目・・・小文字=a(書き順)a a a a a
4行目・・・フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
5行目・・・ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

弟のMくんは今週の月曜日にA、火曜日にI、そして昨日の水曜日にはUを学習しました。本日の木曜日はEの予定です。学習する順番をアルファベット順ではなく50音順にしているのは、小学3年生の国語でこれからローマ字を学習するからです。

お兄ちゃんのSくんは火曜日にAとIを学習しました。Sくんの英習字用の4線ノートがとてもきれいに書けていたので、そのノートをMくんに書写してもらいました。よいお手本となっています。面目躍如のSくんは「どうだ。」と言わんばかりの得意げな表情をしていました。昨日の水曜日からはMくんと並んで同じ文字を学習しているSくんです。

兄弟とも 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』  を既に持っています。2人ともいずれ学習するテキストです。同書を早期に手渡した理由は二つ。

一つ目は「調べる」ためです。
現在2人には辞書的な使い方をしてもらっています。
1枚目「アルファベット読み」
2枚目「フォニックス(英語読み)
3枚目「大文字・書き順」
4枚目「小文字・書き順」
このような4枚の付箋紙を『みるみる』の4ページに貼ってもらいました。

昨日の授業では、「1行目・・・アルファベット読み『ユー』、5行目・・・ローマ字読み『ウ』」だけを板書し、2・3・4行目については児童自身が調べました。自分で辞書を引いたほうが英単語をよく覚えると言われていますが、これは単語に限ったことではありません。「調べる」ことで正しい書き順とフォニックスを覚えてもらうのが狙いなのです。

二つ目は、英語に対する興味関心を児童に持ってもらいたいがためです。
本棚に本がたくさん並んでいると、子どもはいつしかその中の一冊を手に取って読み始めます。(塾長もそうでした。) 普段の授業では『みるみる』を「読む」ではなく「引く」使い方をしていますが、児童たちがアルファベット26文字×2(大文字と小文字)を履修完了したのち、その先の英単語にも興味をもってくれることを期待しています。興味関心があれば導入がスムーズで、かつ吸収の速度も速いのです。

2012-10-31

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~充実の英数

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、間もなく14歳のお誕生日を迎えます。くしくも昨年のお誕生日は、Mちゃんにとって2冊目の英文法書である 『みるみるわかる ステップ式 英語-中2』の学習開始日でした。それからわずか1年足らずの間にMちゃんは、同書を含めて4冊の英語の問題集を履修完了し、今ちょうど5冊目と6冊目を並行学習しているところです。短期間でこの膨大な学習量を確保するためにハイペースで飛ばして来たかと言うとさに非ず、1日に1~2ページずつの学習でした。Mちゃんが毎日、塾のある日もない日も欠かさず学習してきた結果です。「継続は力」を地で行くMちゃんはとても立派です。

数学は現在 『Apollon(アポロン)数学-中2 を毎日1ページずつ学習中です。Mちゃんは2学期の中間テストの「連立方程式の文章題」を全問正解しました。Mちゃんが1年生のときに「方程式の文章題」を苦手としていたのですが、2年生になってその「文章題」を見事に克服してくれたのです。夏休みから少しずつ『アポロン』の学習を続けてきた成果です。Mちゃんはテスト結果を誇らしげに見せてくれました。

このことはMちゃんの大きな自信になったようです。Mちゃんの1年生時にやや不得手だった単元が「比例・反比例」です。現在はその上級単元である「1次関数」を学習中ですが、問題に取り組むMちゃんは「私は解ける。」という表情をしています。そして新しい知識・技能を真綿が水を吸い込むように吸収しているのです。

1. 英検3級の面接試験の練習(黙読+音読+口頭試問)
2. 英検準2級の筆記試験の対策(高校英文法)
3. 小テスト(1次関数)
4. アポロン1ページ(1次関数)
以上を毎日学習中です。
Mちゃんはこれらの4つの合計時間が1時間を切るようになってきました。それだけ集中して学習できている証拠です。

これから学年が進むほどにものを言うのが英数の学力です。そのため「伸ばせるときに伸ばせるだけ。」と欲張りたくなる気持ちが塾長にあるのは事実です。しかし無理をしては長続きしません。「もっともっと。」の気持ちを抑えて、Mちゃんが気分よく学習を続けることのできる環境を整えることに注力すべきと考えています。「継続は力」は不変の真理だと信じているからです。

2012-10-30

Q.E.D.進学塾の小学4年生~思考のプロセスをもう一段

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、7時までに3科目を学習できるようになってきました。問題を解く速度が向上しているのです。国語は『栄光ワーク-小4』 を2ページ、算数は 『くもん出版 : 4年生のわり算』 を2ページ、英語はローマ字を1行、以上を全て時間内に学習できているRちゃんです。

塾長「『きゃ』 にいちばん近い発音のひらがな1文字は何でしょう。」
Rちゃん「あ」
塾長「惜しい。『あ』は2番目です。もうひとがんばり。」
Rちゃん「・・・・・」
ローマ字の授業で以上のような質疑応答がありました。
正解は「か」です。

Rちゃんはひとつ答えを見つけると、そこで安心してしまう傾向があります。次への思考が停止してしまうのです。算数で分度器の使い方を学習しているときにもこの傾向が見られました。上から順に「30°150°」と「150°30°」のどちらかが正解となる問題で、最初に見つけたほうに飛びついてしまうのです。国語でも最善手よりも先に見つけた次善手で満足してしまい、それをそのまま答えに書いている場面がよく見受けられます。Rちゃんは正着にたどり着く前に「読み」を打ち切ってしまうのです。これは教科の如何を問わず、Rちゃんの学習全般に見られる傾向です。

正解と思えるものが見つかっても、「本当にそれでよいか」をたしかめ算したり、「もっと良い解答がないか」と他の選択肢を探したりする習慣を身に着けてほしいものです。これは一朝一夕に身に着けられるものではありません。根気強く指導し続けて行きたいと思います。

Rちゃんの最善手もしくは次善手のどちらかを見つける速度は、通塾開始当初と比較して格段に向上しています。その発見後に思考のプロセスをもう一段加えることで、問題の正答率が飛躍的に上昇するのです。

2012-10-29

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~数学と社会科で高得点

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは2学期中間試験の社会科と数学で高得点を獲得しました。Sちゃんが中学に入学してからの自己新記録です。よくがんばりました。

【数学】
1. 予習。←  『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 にて。
2. 学校の授業。
3. 復習。← 『学校ワーク』 にて。
上記のような3ステップでの学習が奏功して、数学の過去最高点を挙げたSちゃんです。1次関数は中学2年生の履修範囲で最難関の単元です。そのため学年平均点が下がるのが毎年のことです。にもかかわらず自己ベストを更新したSちゃんは立派です。

今後もこの3ステップを継続していきたいと思います。Sちゃんの数学の力が順調に伸びているからです。
もうひとつ理由があります。Sちゃんの学校提出物のうち最も量が多い教科が数学です。数学の『学校ワーク』を先行して学習しておくと、他の教科の学習時間に余裕が生まれます。そのため試験の得点を総合的に底上げする効果があるのです。

今は「s-tグラフ」(横軸=x軸に時間を、縦軸=y軸に位置を取ったグラフ。ダイアグラムとも呼ばれる。)を学習中です。Sちゃんは苦労しながらも真剣に取り組んでいます。問題が難しくても簡単にあきらめないSちゃんの学習姿勢に成長の跡を感じます。

【社会】
Sちゃんは 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の「確認問題」(一問一答式問題)を毎週金曜日にテストしています。Sちゃんが2学期中間試験で自己ベストに次ぐ得点を取ってくれたことから、Sちゃんにぴったりの学習法であると言えます。これからも週に19問のペースで「確認問題」の学習を継続していきます。期末試験でも今回同様の得点なら社会科の評定が1段階上がります。そこを第一目標に学習計画をより綿密化しました。

1. 土・日曜日・・・・・・「確認問題」の問題文と答えの両方に読み仮名を振る。(予習課題)
2. 月曜日・・・・・・・・・予習課題を音読してもらう。難解な用語を中心に授業解説する。
3. 火・水・木曜日・・・より詳細な授業解説を毎日3分の1ページずつ行う。
4. 金曜日・・・・・・・・・まとめの単元テスト。
Sちゃんも納得の学習計画です。

結果が出る、自信をつける、学習意欲が増す、更に好結果・・・という好循環に入ってきたSちゃんです。この調子でがんばってほしいと思います。

2012-10-28

Q.E.D.進学塾の小学3年生~ローマ字と英語学習

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、先週の木曜日からアルファベットの学習を始めました。これから国語で習うローマ字の学習に先駆けてです。当初予定では、まとまった時間数の取れる冬期講習会からアルファベットの学習を開始しようと考えていました。しかし算数のテキストを 『計算の級別トレーニング』 から 『くもん出版 : 3年生のかけ算』 に切り替えたところ、時間に余裕ができたので予定を前倒ししたのです。Mくんが算数の新教材を気に入ってくれて、ばりばり問題を解いてくれているおかげです。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

アルファベット読み=「エイ」
大文字=A(書き順)A A A A A
小文字=a(書き順)a a a a a
フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

このようにして2種の文字と3種の発音を学習しています。この5点セットを1週間に2つずつのペースで学習していく予定です。一文字一文字ていねいに学んでいきたいものです。

一昨日の金曜日の朝に発注した 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 がその日の夜に届きました。即日到着だったのは出版社の方が 公中検模試 の試験結果とともにテキストを持参してくれたおかげです。月曜日から真新しいテキストで学ぶことができます。

アルファベットの正しい書き方を学習するには、英語学習用の「4線ノート」が欠かせません。これからヤオコーに行ってきます。

2012-10-27

Q.E.D.進学塾の小学6年生~新テキストが到着

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは昨日から 『Apollon(アポロン)数学-中1』 を履修開始しました。既に 『計算の級別トレーニング』 にて11級(正負の数・分数・小数の四則混合計算)までを学習したKちゃんですから、『アポロン』を学習するのは初出単元の「文字使用のきまり」からです。同単元の最初の2ページを学習してKちゃんは「これいい。」とお気に入りの様子でした。「もう級別やんない。」とも。しかしそれでは困るのです。Kちゃんがせっかく身に着けた四則計算の技能を失わないために、11級の問題を毎日少しずつでも解いてほしいのです。

塾のある日=『アポロン』2ページ+『計算級別』1問。
塾のない日=『アポロン』1ページ+『計算級別』1問。
これでKちゃんに納得してもらいました。

『アポロン』を発注したのは昨日の朝4時半のことです。そして昨夜7時には同書が早くも到着、即日到着したのは初めてです。 公中検模試 の試験結果を持参してくれた出版社の方が、一緒に『アポロン』も持ってきてくれたのです。早速月曜日にKちゃんに『アポロン』を配布したいと思います。Kちゃんのお気に入りの問題集なので、きっとKちゃんは気分よく学習してくれることでしょう。公中検模試で好成績を収めたKちゃんの更なる学力向上を期待せずにはいられません。

2012-10-26

Q.E.D.進学塾の小学6年生~今月の全国模試結果

Q.E.D.進学塾の小学6年生たちは今月14日の日曜日に全国模試を受験しました。 公中検模試 です。本日午後7時にその試験結果を受け取りました。出版社の方がわざわざ手渡しで届けてくれたのです。おかげでいち早く試験結果を知ることができました。ありがとうございました。

返却された答案は実に丁寧に添削されていました。どの資料のどこに着目すべきか、どう表現すればよいのか、どこが減点対象となっているのか、このようなことが詳細に記述されています。改善点が明記されているため、テスト反省のし易い答案です。これを今後の学習にぜひ活かしたいものです。

受験者層の学力水準の高い公中検模試です。それに見合う問題が用意されているので試験問題の難易度も高いのです。そんな中、児童たちは大健闘を見せてくれました。児童が完答できた設問には『○』だけでなく『よくできました。』の文言が記されていました。児童はこれを自信にして、今後の励みとしてほしいと思います。

2012-10-25

Q.E.D.進学塾の小学6年生~分数計算の知識・技能

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんとSくんは 『計算の級別トレーニング』 を毎日学習中しています。Sくんは同書の15級(分数の乗除混合計算)を学習中です。今Sくんがいちばん苦戦しているのは約分です。途中での約分を忘れて最後にもう一度約分をする「二度手間」が多かった先週ですが、今週に入ってそれが激減してきました。演習問題を毎日学習している成果が出ています。日々の演習で技能は磨かれていくのです。

Sくんの苦手な約分の中でも最強の敵は「大きい数の約分」です。たとえば147は3の倍数なので、まずは3で割ってみます。147÷3=49。よって147=3×49=3×7×7。このように大きい数を小さい数のかけ算で表すことによって、その後の約分を容易にすることができます。
【補足説明】
1+4+7=12。12は3の倍数(3で割り切れる数)なので147も3の倍数です。

昨日Sくんは上記の「3の倍数の見つけ方」を忘れてしまっていました。「知識」を再度整理し直す必要がありそうです。Sくんの「知識」と「技能」の両方を伸ばせるように、本日木曜日の宿題の出し方を工夫したいと思います。

2012-10-24

Q.E.D.進学塾の小学6年生~明日からアポロン数学

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんとSくんは 『計算の級別トレーニング』 を毎日学習中しています。本日Kちゃんは数学(11級=正負の数・分数・小数の四則混合計算)のH問題を履修完了しました。同書の10級は単位換算です。6年生の2学期に学習するには難しすぎます。9級は文字式の計算です。しかしその前に文字表記の規則を学ぶ必要があります。というわけで『計算級別』をいったんお休みにして、明日からは 『Apollon(アポロン)数学-中1』 を学習開始します。「文字使用のきまり」からの学習です。

『計算級別』の11級H問題は埼玉県公立高校入試の計算問題よりも難易度が高いのです。KちゃんはそのH問題で8割の得点率でした。Kちゃんは分数・小数の累乗を含む四則混合計算において十二分に技能を身に着けたと言えるでしょう。安心して次の単元の「文字式」に進むことができます。新単元に進んでも四則計算を忘れることのないように、11級のE,F,G,Hの1問ずつを毎日解いてもらう予定です。

2012-10-23

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~高校英語を学習中

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、2012年11月11日(日)に 英検  3級2次試験(面接試験)を受験します。無事合格なら2013年1月25日(金)には準2級1次試験(筆記試験・リスニング試験)を受験します。3級2次試験から準2級1次試験までの期間は2か月半です。。

Mちゃんは小学6年生から今までに3冊の英文法書 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1・中2・中3』 を履修完了しました。この3冊を通して中学校で履修する英文法の全てを学習してきたのです。こうして培った英文法に、英単語、英熟語、慣用表現の学習やリスニングの練習を加えて、総合的に英語の力をつけてきました。ちなみに英検3級の試験範囲は「中学卒業程度」です。

英検2級の試験範囲は「高校中級程度」です。上記の3冊では不足します。そこで先週の火曜日から高校生用の英文書である 『トレーニングノートα 英文法 <改訂版> 受験研究社』 を履修開始しました。高校生用の問題集でも支障なく学習できているMちゃんです。着実に力を着けています。

Mちゃんがここまで順調に力を着けてきたのは、学習の「型」が確立されているからだと考えています。英文法の枠を固め、そこに英単語・英熟語を流し込んでいくという「型」で、これが正攻法だと思います。

今後の学習においても、この「型」を踏襲していきたいものです。英検準2級までの期間が短いからといって「型」を崩すのは本末転倒です。英語の実力を着けるのが本来の目標で、英検は効果測定に過ぎないのですから。

短期集中で 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を学習すれば何とか合格に漕ぎつけるかもしれません。しかし「急仕上げ」にはしたくありません。学習の「型」を壊したくないからです。まずは『トレーニングノート』にて「高校中級程度」の英文法の力を養うことを最優先させたいと思います。

2012-10-22

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検の面接試験対策

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、2012年11月11日(日)に 英検  3級2次試験(面接試験)を受験します。その対策授業として月曜日から金曜日まで毎日、 『英検3級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を再学習中です。同書は10月13日(土)に実施された英検3級1次試験の模擬試験問題として既に一度学習した問題集です。同書のリスニング試験-第3部は、面接試験で最初に手渡されるカードの英文と、文章の質・量ともにぴったり合致しています。そこでこの第3部を20秒間黙読し、そののち音読するという、面接試験の本番と同様の手順で学習し、日々練習を重ねているところです。Mちゃんは黙読の速度も速く、音読の発音もきれいです。息継ぎのタイミングも適切です。句、節、意味のまとまりごとに区切りを入れて読んでいるので聞き取りやすいのです。これは面接官の評価点が高くなるであろうと期待せずにはいられません。リスニング試験-第3部は同問題集に全部で20回分あります。この20回を11月9日(金)までの毎日、1回~2回ずつ学習する予定です。

土曜日と日曜日は 『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』 の全7回のCD・DVDを自宅学習です。10月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)、11月3日(土)・4日(日)・10日(土)でちょうど7回分です。試験前日までの毎日、「読む」「聞く」「話す」の英語学習の日々です。面接カードに関する5つの質問のうち、Q1.Q2.Q3.までは自宅学習が可能ですが、個別質問のQ4.Q5.については月曜日に塾にて口頭試問します。これからMちゃんは英検準2級、そして2級と一段階ずつ上の級に挑戦していきます。そしてそのたびに面接試験があります。今回の3級の面接試験を順調にクリアすることで、Mちゃんが「面接試験は怖くない。」との意識を持ってくれることを願っています。自信を持つことは流暢に話せるための第一条件だからです。

2012-10-21

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~午前も午後も土曜授業

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では明日10月22日(月)から2学期中間試験が始まります。昨日は中間試験の対策授業をしました。朝10時から正午までの2時間と、午後2時から4時までの2時間の、計4時間の土曜授業でした。

Sちゃんは3泊4日の学校行事のために今週の月~木の4日間を休塾しました。そして一昨日の金曜日に登塾してきたSちゃんは「明日土曜日に塾で理科の勉強をしたい。」と言うのです。そして昨日の土曜日の午前の授業中にSちゃんは「午後は数学を勉強したい。」

やる気十分のSちゃんです。自ら進んで学ぼうとするSちゃんの向学心は立派です。その上「自分が今何を勉強すべきか。」が明確に分かっている点が更に素晴らしいところです。それが分かるのは平素から地道に学習を積み重ねている証拠だからです。毎日しっかり勉強しているSちゃんだからこそ、独力でも勉強できるところと、独力では無理なところの識別を自ら判断することができるのです。

土曜日はその後者を質問するために登塾してきたSちゃんです。はっきりとした目的意識を持って登塾する子は学習したことがよく身に着きます。Sちゃんは「理科のこのプリント」「数学のワークのこのページ」というように自分の学習目標を明確化できています。

昨朝Sちゃんが塾に来て開口一番、「どうしてもこのプリントが覚えられない。」と困った顔をしていました。全30問の理科のプリントです。ばらばらに30問を丸暗記しようとしても、それは容易にできることではありません。そこで覚えやすいように30問の組み換えをしました。化学反応式を木の幹に、Sちゃんの「できた」既習事項を太い枝に、それ以外の事項を枝葉に、樹形に図式化して組み替えたのです。Sちゃんがスムーズに覚えたくれたのでまずは一安心です。

余談を少し。塾長はSちゃんのできなかったことよりも、できたことをよく覚えています。それが幸いして、「できた」を「太い枝」に選ぶのが容易でした。

2012-10-20

Q.E.D.進学塾の小学3・4年生~算数の新テキスト

Q.E.D.進学塾の小学3・4年生たちは、今週から算数の新テキストを履修開始しました。Mくんは水曜日から 『くもん出版 : 3年生のかけ算』 を、Rちゃんは昨日の金曜日から 『くもん出版 : 4年生のわり算』 をそれぞれ学習中です。算数の土台は何と言っても計算力です。そこで導入したのが前記の2冊であり、ともに『くもん出版』の算数シリーズです。くもんの最大の特長であるスモールステップ方式を最大限に活用し、児童たちの計算力を向上させていきたいものです。

両名の正答率は常時8割を超えています。この正答率の高さは児童たちの学習意欲向上に貢献してくれています。児童たちは楽しそうに学びつつも、集中して鉛筆を走らせています。正答率がいつも8割超なので、間違えた問題をもう一度解く「再チャレンジ」は全問題に対して1割台です。再チャレンジの問題数が少ないためなのでしょう、児童たちは集中力を切らすことなく、間違えた問題のやり直しをして、その1回目で正答にたどり着くことができています。

集中力を持って学習することで計算の速度は向上します。すると時間に余裕が生まれます。時間に余裕がないために月曜日までお休みしていたRちゃんのローマ字の学習を、昨日の金曜日から再開させることができました。本格的に英語を学ぶにはやや時期尚早の感のある小学校中学年ですが、この時期に継続的にローマ字を学習することには大きな意義があります。英語への架け橋として是非打っておきたい布石がローマ字なのです。Mくんがローマ字の学習に取り掛かる時期としては、冬期講習会の初日を予定しています。

2012-10-19

Q.E.D.進学塾の小学6年生~計算級別で初の満点

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんとSくんは 『計算の級別トレーニング』 を毎日学習中しています。Kちゃんは数学(11級=正負の数・分数・小数の四則混合計算)を、Sくんは算数(15級=分数の乗除混合計算)を、とそれぞれに学習している級は違えども、共に目指すところは共通です。数学・算数の土台は計算力なのです。

Sくんは一昨日の15級A問題にて初めての満点を取りました。そして昨日はB問題とC問題で満点を連発です。「やり直しをしなくていい(*^.^*)」と気分よさそうでした。Kちゃんも負けじと3日連続の満点です。途中式も完璧に書けています。基本通りの計算をきちんとできた上で、自分なりの工夫を加えられるのがKちゃんのすごいところです。

6年生たちの中学入学までの期間は残り半年を切っています。中学入学後の数学において、多くの子が最初につまづく単元が「方程式の文章題」です。計算力をしっかり固めてから文章題の学習に取り組みたいものです。

文章題の解き方の骨子は「問題文をどう読み解くか」と「読み解いたことをどうやって立式するか」の2点です。計算に自信のない子は「時間=道のり÷速さ を使ったらその後の分数の計算をどうしよう・・・」などと、骨子と無関係なことに頭を使わねばなりません。それに対して計算力のある子は立式後の計算に不安がないために、「読解」と「立式」の2点に集中して文章題の学習をすることができます。このような本質を衝いた学習を重ねることで、揺るぎない学力が身に着いて行くのです。

2012-10-18

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~歴史の発展学習

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習する毎日です。Mちゃんの学校の社会科の授業では毎時間、先生が作ったプリントを学習しています。塾ではいつもそのプリントの重要語句を口頭試問します。昨日のMちゃんは全問正解で、そのうえストーリー仕立ての解説までしてくれました。とてもよくできていたので更に発展学習です。プリントには『管領』とだけ書かれていたのですが、もっと詳しく「三管四職」を教えました。三管領とは斯波・細川・畠山を、四職とは赤松・一色・京極・山名の各氏を指します。高校の日本史の履修内容です。Mちゃんが余力十分なときにはプリントに書かれていないことを発展学習しているのです。

ただし「7名全員を覚えなさい。」というのは酷な気がしたので4名に絞り、「細川・斯波・畠山・山名」と教えました。4名にしたのはMちゃんが何かの本で「四天王」という言葉を覚えたことを既に塾長が知っていたからです。細川氏を先頭にもってきたのは応仁の乱で東軍を率いたから、山名氏を4番目に加えたのは西軍を率いたからです。

このように内容を簡略化したり、割愛したり、のちの学習で役立つように加工したりして発展学習をしています。上級学年での履修内容をそのまま教えたのでは、Mちゃんが過負荷に陥ってしまうおそれがあるからです。

Mちゃんが学校で習ったことを十分に理解できているからこその発展学習なのです。「よくできたね。」と褒められて、せっかくMちゃんの気分が乗っているところに、過剰な負荷を与えて「イヤイヤ"o(><o)(o><)o"イヤイヤ」されてしまっては元も子もありません。あれもこれもとつい欲張って教えたくなるのですが、そこはじっと我慢です。Mちゃんにとっての「適量」を常に意識しながらの発展学習です。

2012-10-17

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~2学期中間テスト結果

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの2学期中間テストの5教科中3教科の答案が昨日、返却されました。国語と数学と理科です。概ね9割の得点率でした。Mちゃんが苦手としていた国文法(国語)と文章題(数学)のどちらも全問正解でした。Mちゃんの努力の成果です。「よくがんばったね。」と褒めました。殊に理科はクラス最高点だったそうです。化学反応式を穴埋め問題ではなく、全て書かせる問題、中でも 4Ag+O2→2Ag2O のように3年生でもなかなか解けない問題をもすらすら書けていることに驚かされました。答案の化学反応式に消しゴムの跡が全くないことから、全問一発解答だったことが覗えるのです。

Mちゃんは読書家です。読書は想像力を育みます。想像力は原子(単原子分子)や原子の結合体である分子のように「目に見えないもの」についての考察をする際の力になります。Mちゃんが中学3年生で習うイオンや高校で学ぶ結合手・酸化数・半反応式(+極と-極の各々の反応式)までもを習得できたのは、想像力の豊かさに負うところが大きいと思います。

Mちゃんの学校の理科(化学)のカリキュラムでは中3の3学期に高校範囲の履修を開始します。その時期に卒塾生のmちゃんが「分からない。」と化学のプリントを持って聞きに来たことがあります。私立は公立よりも学習進度が早いのが常なので、前もって予習できるならそれに越したことはないのです。「今習っているところが分からない。」では予習どころではありませんが、Mちゃんは学校の勉強に十二分について行っているため先取り学習が可能なのです。

2012-10-16

Q.E.D.進学塾の小学4年生~計算の反復練習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは現在割り算の筆算を学習中です。正答率は合格点です。次なる目標は計算速度の向上です。計算を速くするためには、その計算の土台となっている単元に習熟することが必要です。割り算の逆算は掛け算なので土台は九九です。毎日九九の練習をして答えから式が瞬時に浮かぶまでに習熟してほしいと思います。たとえば「28=4×7、7×4」のように。土台を固めたら次に学習するのは理論です。計算の仕組みや法則性を正しく理解して「知識」として身に着けることです。最後に「技能」です。打者はバットの振り方を知っているだけでは実際に投手の球を打つことはできません。実戦練習を重ねることで打てるようになっていきます。計算においても反復練習が不可欠なのです。Rちゃんの計算速度を向上させるには演習量を増やす必要がありそうです。

量だけでなく問題の質についても再考の余地がありそうです。駅伝の選手は緩斜面の下りを利用してスピード練習をします。速度の出やすい環境を整えるための「下り」なのです。Rちゃんにも速く走れる環境を用意しなければなりません。そのためには現在学習中の割り算よりも少し易しめの問題から始めて、スモールステップで問題の難易度を上げて行こうと考えています。 『くもん出版 : 4年生のわり算』 はこれに適した教材です。まずはこの1冊のみ導入してみて好感触が得られれば、『くもん出版』の算数シリーズを次年度からの使用教材に加えたいと思います。

2012-10-15

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日は全国模試(2)

前回のQ.E.D.日誌からのつづきです。

 このようにして1問1問を詳細に見ると、『多面的な学力を総合的に判定』がその言葉どおりであることが分かります。問題を解くに当たって要求されるところの根底にあるのは「読解力」と「資料分析力」です。また、必須ではないものの「あることが望ましい。」とされる知識は教科の垣根を越え、そのジャンルは多岐に渡ります。各問とも解法の誘導、すなわち推奨されるプロセスは詳細に記載されています。しかしながらそのプロセスを経なければ解けない問題、言い換えれば解法が一本調子な問題は1問もなく、解法のアプローチが何本も考えられる問題ばかりです。小手先の受験技術ではなく真の学力を問う問題、底力の試される良問が揃っています。私学受験でない児童については今後、 公中検模試 をお薦めしていこうと思います。

なお、私立中学入試を受験する児童には 日能研 全国公開模試 を推奨しています。長年に渡り私学を研究してきた経験、受験者数の多さ、問題の質、偏差値の信頼度、合格判定の正確性について高く評価しているからです。

今回、SくんとKちゃんの両名が公中検模試を受験しました。模試対策授業として1日1問ずつを3日間行いました。わずか3問の演習で模試の得点が大きく伸びることは期待できません。それ故に現時点での学力、すなわち平素の学習の成果が如実に表れる模試であると考えます。結果発表を心待ちにしています。

2012-10-14

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日は全国模試

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんとKちゃんは本日10月14日の日曜日に全国模試を受験しました。 公中検模試 です。

【公中検模試センターから引用】
公立中高一貫校の入学者選抜で課される適性検査の問題には(中略)「知識を総合的に活用する力」や,「自分の意見を相手にわかりやすく伝える力」を 見る問題が数多く見られます。適性検査で必要とされる「活用力」「思考力」「読解力」 「記述力」などの多面的な学力を総合的に判定する「公中検模試」をご利用ください。
【引用終わり】

この『多面的な学力を総合的に判定』とはどのようなことを指すのか、直近の過去問からその具体例を見ていくことにします。

【大問1】主として社会科の問題です。小問1『水を買うという考え方の背景』、小問2『ヴァーチャルウォーター(仮想水)の輸入』、小問3『世界の水問題』の3問で構成されています。会話文の読解力、資料分析力が要求されます。社会科の時事、政治、経済、地理、理科の生態系、食物連鎖・・・等の知識があれば更に深い考察を加えることができます。塾の授業では経済・地理・食物連鎖の3つに焦点を絞り込んだ解説をしました。

【大問2】主として理科の問題です。読解力や資料分析力が求められるのは【大問1】と同様です。植物群落についての知識・理解があれば、この問題の意味するところが大変分かりやすくなります。
また、これとは全く異なる解法を用いて素早く解くこともできます。算数(判断推理)にて学習した『必要十分条件(同値)(⇔)』の関係で別々の資料どうしを結び付けていく解法です。
塾での解説授業では後者の解法を教えました。既に植物群落について学習したKちゃんと、同単元を未履修のSくんとに、授業理解度の差が生じることを回避しようと考えたからです。

【大問3】算数の問題です。部分分数の和について考察させるのがこの問題の主題です。円の等分割図と分数の和の式とが示してあり、それに則って解き進めて行くのが一般的な解法(解法1)でしょう。図形と数量の総合問題と言えます。
また、図形のみで解くこともできます(解法2)。問題図に掲載されている扇形を移動させて、面積の問題として解くのです。
逆に、数量のみで解くこともできます(解法3)。問題図に掲載されている分数の和の式を、その逆算である差の形に変形するのです。図は一切使わずに分数の引き算だけで解くのです。
塾では(解法2)を選択して授業解説しました。視覚的に分かりやすいというのがその理由です。そのうえで確かめ算として、(解法1)の分数の和の式を計算してもらいました。

つづく

2012-10-13

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日は英検1次試験


Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは本日、英検3級1次試験(筆記試験+リスニング試験)を受験しました。これまで実施してきた全7回の英検模擬試験のMちゃんの得点は十分合格点に到達していました。Mちゃんが英検1次試験本番でも普段通りの実力を発揮してくれて、無事に合格を手にしたことを信じ、来週の月曜日から2012年11月11日(日)の英検3級2次試験(面接試験)の対策授業を開始します。使用教材は 『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』 です。2次試験までの期間が1か月に満たないため、1次試験の合格発表を待っていられないからです。

Mちゃんは小学6年生から今までに3冊の英文法書 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1・中2・中3』 を履修完了しました。この3冊の学習を通して英文法の力を培ってきたのです。一方、英検3級2次試験(面接試験)の対策授業では英語を「聞く」「話す」が学習の中心となります。塾で学ぶ英語が面接試験の対策授業だけになってしまうと、3年以上の長きに渡って毎日続けてきた文法の学習が一時的に途絶えてしまいます。それは余りにも勿体ないと考えました。

そこで英文法の学習を途切れさせないために、来週の月曜日から 『トレーニングノートα 英文法 <改訂版> 受験研究社』 を履修開始します。同書は高校生向けの英文法の基本問題集です。中学2年生のMちゃんにはまだ難しすぎるかもしれませんが、一日の学習量を調整しながら少しずつでも履修していきたいと思います。大切にしているのは学習の継続性です。

来週の月曜日から『2次試験予想問題集』と『トレーニングノートα』を2冊同時に導入します。Mちゃんは昨日2学期の中間考査を終えたばかりで、新教材へと切り替えるには絶好のタイミングです。同時に数学も月曜日から新単元の「1次関数」を履修開始予定です。Mちゃんは一昨日・昨日・今日と3日連続の試験が終わってほっと一息ついていることでしょうが、また新たな気持ちで月曜日からの学習に取り組んでほしいと思います。

2012-10-12

Q.E.D.進学塾の小学4年生~割り算の筆算

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは今学校で割り算の筆算を習っているところです。それに合わせて塾でも同単元を学習中です。今日は3けた÷2けたを学習しました。Rちゃんは商の見当をつける段階で苦戦していました。そこでRちゃんに「実験」をしてもらうことにしました。Rちゃんが自分で商だと考えた数と割る数とを筆算で掛け算する実験です。割り算に比べると掛け算のほうが簡単です。正しい商を立てるには、じっと考えているより実際に掛け算して確かめてみたほうが早いのです。Rちゃんは苦労しながらも正しい商に早くたどり着く方法を徐々に体得していきました。計算は算数の基礎となる知識・技能です。正しい計算方法を知ることが「知識」でまずはそこからです。そして実際に計算練習を重ねて「技能」を身に着けていくのです。

2012-10-11

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~今日から3日連続試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは今日と明日が2学期中間考査、そして明後日が英検3級1次試験(筆記試験+リスニング試験)、3日連続の試験です。今日は試験初日のため学校が早く終わったので4時に登塾してきたMちゃんは、明日の中間考査の勉強を2時間、明後日の英検の勉強を1時間、計3時間を集中して学習したのち7時に帰宅しました。いちばん覚えることの多い社会科は、赤色チェックシートで答えを隠してノートに書き取り、自己診断テストをしていました。漢字で答えを書くことが求められる社会科の勉強法としてはとても効率的な方法です。自分でそれを考え実行するのがMちゃんのえらいところです。
一方、英検はMちゃんが自分ひとりでできることが限られています。まだ学校で習っていない単元ばかりだからです。今までに実施した全7回の模擬試験で不正解だった問題を付きっきりで教えます。今日の授業を終えた段階で、第7回(最終回)の途中までを再学習しました。明日の一日で最後の1問まで履修完了する見通しが立ちました。自宅で2枚のプリント(頻出単語と頻出熟語がそれぞれ1枚ずつ)を覚え直してから英検の試験本番を迎えてほしいと思います。
これまでの7回の模擬試験の結果から、Mちゃんは十分合格点に達していると言えます。何かと心配性なMちゃんに明日、「普段通りにやれば受かるよ。」と一声かけたいと思います。自信を持って受験してほしいものです。

2012-10-10

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2学期中間試験に向けて

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは昨日、2学期中間試験範囲と提出物の一覧表を持参しました。早速そのコピーを教室に掲示しておきました。

【国語】
国語の先生が一覧表の一行目に書いているのが『スキルをしっかり練習する。』です。試験範囲の漢字スキル12~19から多く出題するという意味でしょう。漢字は覚えただけ点に結びつきます。ぜひ得点源にしたいものです。

【英語】
学校ワークの全22ページが提出物です。前回定期試験の1学期末とほぼ同等です。今回の試験では助動詞が数多く出題されます。その一つ一つの意味と用法をワークを通して学習していきたいものです。

【数学】
学校ワークの全16ページが提出物です。1学期末の提出物が28ページだったのに比べ6割ほどの分量で、ページ数だけを見ると負担軽減です。しかし、1次関数は2年生の履修範囲において最難関の単元であり、そのために学校の進度を遅くしただけと考えています。学習単元の難易度を考慮すれば、これまで以上に大変な提出物と言えるでしょう。
Sちゃんは現在 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 にて1次関数と図形の融合問題を、『学校ワーク』 にて1次関数の文章問題を解く毎日です。自力での正答率は前者が7割、後者が5割、総合で6割ほどです。夏休みから少しずつ1次関数の学習に取り組んできた成果が表れています。
Sちゃんが再度解きたいと思った問題について、「グラフのコピーをください。」と自ら申し出るほどですから学習意欲は十二分にあります。上記2冊の問題をていねいに仕上げて試験本番に臨みたいと思います。

【社会】
Sちゃんは 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の「確認問題」(一問一答式問題)を毎週金曜日にテストしています。先週の金曜日のテストでは全19問中17問に正答してくれました。学校の小テストでも過去最高点を取って自信を深めています。Sちゃんにぴったりの学習法なのです。一問一答式で重要語句を整理して、Sちゃんの学校で多く出題される基本問題を得点源にと考えています。


【理科】
理科の先生は定期テスト前に必ずプリントを1枚配ります。一問一答式問題ばかり30問を集めたプリントです。社会の一問一答にて自信をつけたSちゃんですから、ぜひこのプリントを得点源にしてほしいと思います。
さらに言えば、このプリントには特有の傾向が見られます。30問が6つから7つの群に統合されるのです。 1学期の中間試験でも期末試験でもそうでした。2学期の中間試験もおそらく同様でしょう。各群ごとに授業解説をしてSちゃんが覚えやすいように工夫します。

2012-10-09

Q.E.D.進学塾の小学6年生~全国模試を受験

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんとKちゃんは10月14日の日曜日に全国模試を受験します。 公中検模試 です。

【公中検模試センターから引用】
「公中検模試」とは,株式会社 日本教材出版 公中検模試センター が制作・発行する「公立中高一貫校 適性検査 対策模試」のことです。本模試は,学習塾の公立中高一貫校受検対策のために開発された,適性検査専用の対策模擬テストです。全国の公立中高一貫校の適性検査問題の出題内容を研究・分析して問題を作成しています。
公立中高一貫校の入学者選抜で課される適性検査の問題は,私立中学の入試問題 とは内容がかなり異なります。私立中学入試に多く見られる「知識そのもの」を問う問題はほとんど見られません。「知識を総合的に活用する力」や,「自分の意見を相手にわかりやすく伝える力」を 見る問題が数多く見られます。公立中高一貫校の受検を考えるなら,適性検査で必要とされる「活用力」「思考力」「読解力」 「記述力」などの多面的な学力を総合的に判定する「公中検模試」をご利用ください。
【引用終わり】

公中検模試の「適性検査Ⅱ」では読解力と表現力が試されます。これらは平素からの国語の学習において、あるいは読書を通して培われていく力であり、国語力そのものが問われる問題といえるでしょう。

一方、「適性検査Ⅰ」では国語力はもとより、理科・社会・算数をも含めた4教科の総合力を問われます。直近の過去問を見ると大問1が社会、大問2が理科、大問3が算数(数的推理)、大問4が算数(判断推理)となっており、それぞれの大問が3つの小問に分かれています。つまり45分の試験時間内に大問にして4題、小問にして12題の問題を解かねばならないのです。小問1題に与えられた解答時間の平均値は、45分÷12問=3分45秒しかありません。相当な速度が要求されるのです。

児童にとっては初めて目にする出題形式のため、戸惑っているうちに時間だけが過ぎてしまう恐れがあります。また、A4用紙にして10枚もの文書量であるために、その全てを精読していては読むだけで試験時間が終了してしまうでしょう。

試験時間内に問題を解くためには、更に言うなら全ての大問において部分点を獲得するには、問題文の「読み方」に工夫を加える必要があります。まずは速読して説明文のあらましを把握し、次に設問を読んでその該当箇所を精読するという二段構えが有効であると考えます。

上記の解法を体得すべく本日より毎日、SくんとKちゃんの両名に大問を1題ずつ解いてもらいます。制限時間は11分です。今回が模試の初受験となる両名の、問題慣れしていないハンデを、幾らかでも埋めるための方策です。

今日から解いてもらう過去問は既に昨日印刷済みです。A4カラー印刷で30枚。Sくん用・Kちゃん用・塾用がそれぞれ10枚ずつです。Sくんには火曜日に大問1、水曜日に大問2、木曜日に大問3・4を、Kちゃんには火曜日に大問1、水曜日に大問2、金曜日に大問3・4を、小分けにして手渡す予定です。試験時間の11分を正確に計時して授業時間内に解いてもらいます。

2012-10-08

Q.E.D.進学塾の小学6年生~志願して土曜授業を受講

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんとSくんの両名が自ら志願して一昨日の土曜授業を受講してくれました。とてもえらい子たちです。土曜授業だからと言って何か特別講座をするわけではなく、普段と全く同じ時間割です。一番大切にしているのは学習の継続性だからです。

Sくんは漢字を60問と計算を10問の計70題を解きました。その漢字は8割の正答率でした。十分合格点です。「遊ぶ」という字の「子」が「丁」になってしまったり、書き取りの細部に難があります。ここさえ強化すれば更に得点が増します。間違えた漢字を5回ずつ塾で書き取りをしてもらいました。問題集に赤丸がつけてあるので自宅でも練習してほしいと思います。

余談を少し。「遊ぶ」は「子どもが遊ぶ」と教えれば覚えやすいのでしょうが、そうはしませんでした。本義は「子ども」ではなく「旅」だからです。漢文で「遊子」と言えば「遊んでいる子ども」ではなく「旅人」なのです。

『計算の級別トレーニング』 の16級(分数の足し算・引き算)のD問題(通分)は60点でした。Sくんが苦戦した原因はひとつ、5秒で書けることを暗算してしまったことです。途中式をきちんと書けるよう練習を重ねたいと思います。美しい計算のフォームを身に着けたいものです。

Kちゃんは普段通りに5教科を学習しました。100点を期待していた『計算の級別トレーニング』 の12級(正負の数の乗法・除法)のD問題は惜しくも92点でした。必ず「±○×△×・・・/□×☆×・・・」の形に書くように指導しました。Kちゃんは「2択」を苦にしないので、この解き方が向いているのです。

補足:「+か-か」も、「分子か分母か」も、どちらも2択です。

2012-10-07

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検3級模擬試験の最終回

2012-10-06

Q.E.D.進学塾の小学6年生~数学のC問題が100点

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは国語・数学・英語・社会・理科の5教科を欠かさず学習する毎日です。一定量を毎日学習するだけでも立派なのに、6年生になってから急速に学習の質も向上しています。新しい知識・技能を習得する速度が増し、正答率も上昇しているのです。その傾向がより顕著になってきた2学期です。
今週の水曜日に数学の新単元「正負の数(乗法・除法)」を履修開始しました。Kちゃんはその日初めて見た「累乗」の計算をものの30分で習得してしまいました。計算のみならず、面積の単位(cm2)や体積の単位(cm3)の成り立ち通して「累乗」の意味を深く理解することができました。
累乗の学習が極めて順調だったKちゃんに、この勢いのまま乗法・除法の計算をも習得してもらおうと、急きょ他の4教科の学習をお休みにして数学に専念する一日にしました。
【例題】
(-0.5)2×(-2/3)2÷6
=(-1/2)2×(-2/3)2÷6
=1×1×2×2/2×2×3×3×6
=1/54

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step1. 問題をノートに写す。・・・・・・・・・  2点
step2. 小数を分数に直す。・・・・・・・・・・ 2点
step3. 累乗の矢印を書き込む。・・・・・・ 2点
step4. 先に答えの符号(+-)を決める。・・2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点
上記のような解き方を学んだのち、間髪を入れず実戦問題です。 『計算の級別トレーニング』 の12級(正負の数の乗法・除法)のA問題とB問題を解いてもらいました。これはバットの振り方を教えた直後に投手の投げる生きた球を打てと言っているのと同じです。それでもKちゃんは70点を挙げることができました。
昨日の金曜日はC問題に挑戦しました。結果はなんと100点。Kちゃんは「ちょっとやった。」と言いながらノートを見せてくれました。 復習の成果が見事に表れています。
そして本日Kちゃんは土曜授業に参加予定です。D問題でも100点を期待しています。

2012-10-05

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~自ら学ぼうとする意欲

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは昨日、英語の助動詞の学校プリントを持参してくれました。
Sちゃん「このプリントを学習したい。」
そこで昨日の授業では、It will be fine tomorrow. から学びました。

数学は現在 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 にて1次関数と図形の融合問題を学習中です。Sちゃんはその7割を得点できるまでに力をつけました。
Sちゃん「もう1度解きたいのでグラフをコピーしてください。」
既に手応えを感じているSちゃんの「完全習得したい。」という気持ちが伝わってきます。
今日セブンイレブンでコピーしてきました。

社会は 『中学必修テキスト-社会-歴史』 のうち「確認問題」に照準を絞った学習をしています。
Sちゃん「ひらがなはできる、漢字はまだ。」
自分が今どこまで学習できたか、どこがまだ不足しているのか、それを正確に把握できているSちゃんです。

Sちゃんは自ら学ぼうとする意欲に満ちています。何を学習すべきか目標がはっきり見えていることがその意欲の源泉となっているのでしょう。

昨日Sちゃんのおばあさまが大きな袋に溢れんばかりのおやつを差し入れてくださいました。本当にありがとうございました。

2012-10-04

Q.E.D.進学塾の土曜授業~新入会生も参加

Q.E.D.進学塾の今週の土曜授業に、おととい入会したばかりのSくんが参加してくれることが今日決まりました。早々に塾に馴染んでくれて嬉しい限りです。これは同級生のKちゃんを筆頭に、昨日が初対面のSちゃん、旧知のMちゃんなどの在塾生たちが温かく迎え入れてくれたおかげです。とても感謝しています。

2学期中間考査と英検3級1次試験を3日連続の過密日程で受験するMちゃんの試験対策授業として設けた土曜授業ですが、そこにまずKちゃんが、そして昨日Sくんが加わって賑やかになりました。教室の活気は大歓迎です。おやつのケーキ(3日前に要予約)を8個注文しておいて正解でした。

まだ今日が授業3日目のSくんですが、早くもその学習が軌道に乗りつつあります。Sくんはノートをきれいに書く子です。板書の記録にも漏れがありません。ですからそのノートを見ながら自宅で復習することができます。そこで以下のような学習の流れにしました。

1. 火・水・木曜日の授業において正答にたどり着けなかった問題に赤印を付ける。
2. 金・土・日・月曜日に自宅で 1. の問題を再度解く。
3. どうしても解けない問題は火曜日の授業で再学習する。
4. 次の単元へ進む。

一歩ずつ着実に歩みを進めて行きたいと思います。

2012-10-03

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~学校の小テストで高得点

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校で小テストが実施されました。その教科と得点を嬉しそうに報告してくれたSちゃんは「ブログには点数を書かないで。教科も。」と照れながら話していました。ここには「今まででいちばんいい点数。」とだけ記しておきます。またSちゃんは「中間テストが本番だから。」とも言っていました。2学期の中間試験に期するもののあることが伝わってくる言葉です。

今日の授業では明日が提出期限の国語のワークを学習しました。提出物を出さなかったことが一度もないSちゃんです。塾長は「小テストの得点や提出物は必ず平常点に加算されるよ。」と言いました。中間試験に照準を合わせているSちゃんに自信を持って試験に臨んでほしいとの思いからです。

数学は1次関数と図形の融合問題を学習しています。2学期中間試験の範囲であると同時に、公立高校入試の頻出問題です。今日は「底辺の等しい三角形の面積比=高さの比」「高さの等しい三角形の面積比=底辺の比」を学習しました。このような入試レベルの問題でも抵抗なく解けるまでに力をつけてきたSちゃんです。

2012-10-02

Q.E.D.進学塾の新入会生~小学6年生の男の子

Q.E.D.進学塾に本日、新入会生がありました。小学6年生のSくんです。まだ集中力を持続することのできないSくんですが、今日が初登塾なので当然のことです。これから少しずつ学習習慣を身に着けていきたいと考えています。まずは基礎学力の充実が目標です。その基礎とは寺子屋の「読み・書き・そろばん」に他なりません。漢字と計算が学習の土台であることは、いつの時代も不変です。そのための教材として初めに用意したのが 『漢字の級別トレーニング』 『計算の級別トレーニング』 の2冊です。明日Sくんにこの2冊の問題を解いてもらって、感触を確かめたいと思います。

2012-10-01

Q.E.D.進学塾の小学4年生~学び方を学ぶ

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、今学校で割り算の筆算を習っています。それに合わせて今日の算数の授業では「2けた÷2けたの割り算」を学習しました。商の見当がつけにくい問題を集めてあるページだったため計算に時間がかかってしまいましたが、見事に全問正解でした。

1. 割り算の検算(たしかめざん)の方法を学習しました。
(a) 7÷3=2余り1
検算・・・3×2+1=7

(b)80÷26=3余り2
検算・・・26×3+2=80

2. 時間の引き算の方法を学習しました。
(a) 31-6=25
途中式・・・10-6=4 , 4+1=5 , 3-1=2

(b)17:21-16:58=0:23
途中式・・・60-58=2 , 2+21=23 , 17-1=16 , 16-16=0

上記の1.も2.も算数を学ぶ上で欠くことのできない知識・技能です。そのどちらについてもRちゃんは解き方を正しく学ぶことができました。

そのうえでRちゃんはさらに大切なことを学習しました。上記の1.と2.に共通しているのは、解法の糸口の見つけ方です。難しい問題(b)の解き方が分からないとき、もっと簡単な問題(a)の解き方をつぶさに調べて、(a)の解法を(b)に適用・応用するのです。これは複雑な事象を解明するときに、より簡略化したサンプルを詳細に調べることによってヒントを得ることと同値です。自然科学を学ぶ上での常套手段なのです。このようなプロセスを経て核心に迫る手法、すなわち解法のアプローチを学んだRちゃんです。Rちゃんが今後、解けない問題や高い壁に当たった際に、この「調べ方」をぜひとも思い出してほしいと思います。

2012-09-30

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~3時間の土曜授業

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは昨日、久しぶりの土曜授業でした。14時半から17時半の3時間を予定していましたが、30分遅らせて15時から18時の3時間に変更しました。文化祭の準備のためMちゃんの帰宅が遅くなったからです。大会前や試合前になると運動部の練習量が増えるのと同様に、文化祭が近くなると文化部に所属する生徒たちは大忙しです。

昨日は英検3級模擬試験・第6回を実施しました。筆記試験の結果は100点満点換算で69点でした。今までに受けた6回の模擬試験(筆記試験)での最高点です。その結果、模擬試験(筆記試験)全6回の平均点は58点になりました。試験本番もこの点数なら十分に合格圏内です。Mちゃんには自信を持って受験してほしいと思います。

筆記試験を終えたのち、おやつの時間にしました。Mちゃんはお気に入り第1位のキッズショートと、第2位のスターダストのどちらを食べるか、少し迷ってから「2位」を選択しました。おうちに帰ってからゆっくり「1位」を食べたかったのでしょう。いつも先憂後楽のMちゃんです。

おやつのあとはリスニング試験を実施しました。今回の英検3級模擬試験・第6回と、次回の第7回(10月6日の土曜日に実施予定)では筆記試験と併せてリスニング試験があるのです。昨日のリスニング試験の結果は100点満点換算で57点でした。こちらも合格圏内です。

筆記とリスニング試験の終了後に解答・解説をしました。
MちゃんはIt takes(またはcosts) 人 時間 to doやbe late for , be covered with のような、構文や熟語が苦手です。その弱点補強に解説時間の過半を充当しました。

Mちゃんの学校の時間割において土曜日は週に1度の国文法の授業のある日です。昨日はMちゃんが学校で習ったばかりの形容動詞について学習しました。基礎は活用「だろ だっ で に だ な なら」から、応用は品詞の識別まで。「大切だ」は形容動詞ですが、「学校だ」は名詞+断定の助動詞です。このような発展問題をも解けるようになったMちゃんです。

学校の国文法の授業進度はさほど速くなく、丁寧に進められています。そこで国文法の授業ノートだけでも平日に持参してもらって復習をしたいと考えています。どの曜日に持参するかは明日Mちゃんと相談です。

2012-09-29

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~力を着けた数学

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの数学の力が目に見えて向上しています。今週は『学校ワーク』にて1次関数の文章問題を、 『Apollon(アポロン)数学-中2』 にて座標軸と1次関数に囲まれた図形の面積を、継続して学んできました。月・火曜日にはワークでもアポロンでも、1問解くのにあっぷあっぷしていたSちゃんが、水・木曜日には自筆ノートを見ながら解けるようになり、昨日の金曜日にはとうとう何も見ないで解けるまでになりました。

学力は坂を上るようにではなく、階段を上がるように向上していきます。階段の平地の部分を進んでいるのは知識や技能をじっと蓄えているとき、段を上がるのは蓄えてきたものが活用できるようになったときです。そして一つ上の段に上がる瞬間に「学ぶ喜び」を感じることができるのです。今のSちゃんがまさにその段階です。次週もこの勢いのまま演習問題を解いて、更に大きな飛躍を期したいものです。

今、数学と並んで力を入れている教科が社会科です。 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の確認問題のページ(一問一答式の問題のみを19問集めたページ)を全て覚えるのに2週間かかってしまったSちゃんですが、「来週の月曜日までに0.5ページ、金曜日までに残りの0.5ページを覚えてくる。」と言ってくれました。社会科の学習ペース倍増計画です。Sちゃんは数学の好調ぶりに気を良くして学習意欲が向上しているのです。一つの教科が好調だと、それに引っ張られるように他の教科にも好影響が出ることはよくあります。一点突破全面展開です。

2012-09-28

Q.E.D.進学塾の小学6年生~理数の新展開

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、理科の新テキストの『ウエイアップ-理科』を気に入ってくれました。Kちゃんは現在第6章を学習中の『ウエイアップ-社会』に好印象を持っているため、『ウエイアップ-理科』の実際の問題レベルよりも易しいと感じてくれているのです。

水曜日の数学は正負の数(加法・減法)の復習をしました。次の単元の正負の数(乗法・除法)へ進むことも十分可能な水曜日でしたが、新単元を学習するのはKちゃんが修学旅行から帰ってくる来週の月曜日からがよいだろうという判断です。

月曜日から履修開始予定の新単元「正負の数(乗法・除法)」の学習フォーマットは既に作成しています。

【例題1】
3の2乗=9
(-3)の2乗=9
(-3の2乗)=-9
-3の2乗=-9

【例題2】
(-0.5)2×(-2/3)2÷6
=(-1/2)2×(-2/3)2÷6
=1×1×2×2/2×2×3×3×6
=1/54

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step1. 問題をノートに写す。・・・・・・・・・・2点
step2. 小数を分数に直す。・・・・・・・・・・ 2点
step3. 累乗の矢印を書き込む。・・・・・・ 2点
step4. 先に答えの符号(+-)を決める。・・2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点

小学校では学習しない、すなわち月曜日が初登場となる「累乗」の意味と計算の仕方を最初に学習します。導入授業は問題と計算結果だけを示して、途中の計算式をKちゃんに考えてもらうところから始めます。Kちゃんは正負の数(加法・減法)の学習を通して、途中式をきちんと書く習慣が身に着きました。その習慣を正負の数(乗法・除法)でも生かしたいと思います。

2012-09-27

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~連日の英検模擬試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、10月13日(土)に英検3級1次試験(筆記試験)を受験します。その前々日も前日も2学期中間考査という過密日程ですが、毎日の通塾をはじめ平素からの学習の積み上げで地力を蓄えているMちゃんですから何とか乗り切ってくれると信じています。

昨日は英検3級模擬試験・第4回を実施しました。結果は100点満点換算で63点でした。模擬試験で初めての6割越えです。例年、6割の得点率が英検3級1次の当確ラインですから、この調子で試験本番もがんばってほしいものです。

今ちょうどMちゃんは、英検3級模擬試験・第5回を受験しているところです。昨日、今日、そして明後日の土曜日と模擬試験が続きます。連日の試験になりますが、本番で実力を発揮するためには試験慣れすることも必要です。

数学は連立方程式の文章題を毎日1問ずつ学習しています。塾のある日もない日も1問です。Mちゃんは1つの問題を見て2つ以上の解法が瞬時に浮かぶようになってきました。力をつけています。Mちゃんが中学1年生のときに苦戦した「方程式の文章題」ですが、今回は高得点を期待できそうです。

明後日の土曜授業は午後2時半から5時半までの3時間です。英検の学習に2時間、国文法の学習に1時間を予定しています。その2教科を学習したうえで更に時間に余裕があれば、数学に充当したいと考えています。

土曜授業は午後3時をはさむ時間帯です。3時と言えばおやつです。昨日ケーキを予約してきました。「3日前までに要予約」のケーキのため日程的にぎりぎりでした。Mちゃんの大好きなケーキのランキング1位のキッズショートと2位のスターダストです。小さめのケーキなので2個とも食べられると思います。

2012-09-26

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習の質・量ともに充実

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、国語・英語・理科・社会の4教科を各1ページずつ、数学を0.5ページずつ、5教科合計4.5ページを学習する毎日です。豊富な学習量です。昨日は英語・数学・社会の3教科ともほぼ満点でした。特に数学は途中式もきれいに書けていて言うことなしです。質の高い学習ができています。

今、国語は全8回の『チャレンジ問題』を学習中です。昨日はその第3回を学習しました。「チャレンジ」の名の通り難しい問題が集められているため、Kちゃんはかなり苦戦を強いられています。できなかった漢字が多数あっても、それらを一つ一つ丁寧に書く姿にKちゃんの成長を感じています。

理科は新テキストの『スタンダード-中1-理科』の学習を開始したばかりです。昨日はその第2ページ目を学習しました。しかしKちゃんは「難しすぎる。」と弱気です。Kちゃんの解答に要する時間が多く、正答率が低いところを見ると、本当に難しいのだと思います。

そこで本日Kちゃんに『ウエイアップ-理科』をプレゼントします。現在Kちゃんは『ウエイアップ-社会』をスムーズに学習できているので、同シリーズの理科を試してみる価値は十分にあるのです。

Kちゃんは修学旅行のため明後日の金曜日を休塾します。もともと木曜日が休塾日のKちゃんは、明日の木曜日から4連休になります。とはいえ宿題をたくさん出すわけにはいきません。Kちゃんの気持ちはすっかり修学旅行モードなのですから。

今朝、宿題用のプリントを1枚だけコピーしてきました。早朝のセブンイレブンのコピー機はいつも空いています。

2012-09-25

Q.E.D.進学塾の小学4年生~3教科で2時間40分

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんの昨日の授業中に突然強い雨が降り出しました。雨具を持ち合わせていなかったため、そのまま教室に残って勉強を続けました。3教科で2時間40分でした。そのおかげで算数の発展学習の時間をゆっくり取ることができました。

【問題】1000円を持ってお買い物に行きました。ヤオコーで500円の『ちゃお』を買い、隣のマツモトキヨシで100円のパインアメを買いました。残りはいくらでしょう。

【解法1】
1000-500-100
=500-100
=400
上式のように買い物をするごとに引き算をしても答えを求めることができます。

(注)『ちゃお』は500円では買えません。ちなみに最新号の『ちゃおデラックス』は550円でした。

【解法2】
1000-(500+100)
=1000-600
=400
しかしながら買い物の合計金額を先に求めたのち、引き算をする方法もあります。

足し算と引き算では後者のほうが難しいので、できれば引き算は1回で済ませたいのです。そこで【解法2】のように「計算の工夫」をすると計算が楽になります。

このことを学習したのち、Rちゃんに次の問題を解いてもらいました。
【問題2】
10-2.23-3.77
=10-(2.23+3.77)
=10-6
=4

Rちゃんには「計算の工夫」の有効性を体感してもらうことができました。

原始的な方法では苦労が多く、より高度な考え方を導入すると楽に解けるのです。これは算数・数学に限ったことではありません。Rちゃんにはただ単に「楽だ。」ということだけでなく、工夫することの楽しさ、すなわち「解き方を学ぶ」過程そのものの面白さを知ってほしいと考えています。今後も時間の許す限り、様々な解き方を学習する機会を数多く設けていきたいものです。

2012-09-24

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~土曜日に英検模擬試験と国文法を

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、10月11日(木)と12日(金)の両日に2学期中間考査を、10月13日(土)に英検3級1次試験(筆記試験)を受験します。3日間連続の試験です。
昨年は2学期中間考査の2日目を午前中に、同日午後から英検4級を受けるという試験日程でした。昨年2日間で実施したのと等量の試験を、今年は3日間で受けるのですから、その点では一日だけ余裕があると言えます。しかしながら過密な試験日程であることに変わりありません。

これらの試験を乗り切るために、下記の両日に試験対策授業を行いたいと思います。
(1) 9月29日(土) 14:30~17:30
(2) 10月6日(土) 15:00~18:00
試験の前々週と前週の土曜日です。

上記(1)に英検3級1次(筆記試験+リスニング試験)模擬試験・第6回を、(2)に第7回(最終回)を実施します。1回の模擬試験に要する時間は1時間です。そのあと模擬試験の解答・解説を1時間、中間考査の勉強を1時間、合計3時間を予定しています。

Mちゃんは月曜日から金曜日まで「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」を毎日続けています。その復習から漏れてしまっている唯一の科目が国文法です。国文法の時間はMちゃんの学校の時間割で毎週土曜日の1時間のみだからです。 そこを補うために土曜授業で国文法の学習をしたいと考えています。

英検3級の1次試験の合格安全圏は得点率6割です。Mちゃんが今までに受けた3回の模擬試験の平均得点率は55%、当確ラインまでもうひとがんばりです。

おやつのリクエストし放題です。

2012-09-23

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~社会科と数学の学習ペース

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんが今いちばん力を入れて学習しているのが社会科と数学です。
その社会科は現在学習中の 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の1単元4ページ構成のうちの1ページである「確認問題」を集中的に学習しています。「確認問題」のページは19問の一問一答式から成り、まずは重要な用語を正しく覚えてもらうことが狙いなのです。

Sちゃんの学校の1学期の中間・期末試験の社会科で出題された問題は、基礎問題の出題比率が高く、重要単語を覚えていれば解ける問題がその大半でした。そこで2学期は社会科の成績を1段階上げるべく、「用語」に照準を絞ったのです。

先週の3連休に「確認問題」1ページを覚えてくるという宿題を出したところ、Sちゃんは0.5ページだけ覚えてきてくれました。しかし、残りの0.5ページは未だ覚えられていません。学校の授業進度に余裕を持って付いて行くには、もう少しペースを上げる必要があります。理想は1週間に2ページです。

社会科の用語には難しい単語が多く含まれます。Sちゃんが覚えてきてくれた「日米修好通商条約」「領事裁判権」(治外法権)「関税自主権」などです。
「覚えたのはいいけれど意味が分からない。」では直ぐに忘れてしまいます。そこで授業では分かりやすい具体例を多く取り上げるようにしています。「治外法権」では日本で犯罪を犯したアメリカ人の話を、「関税自主権」ならアメリカのオレンジと日本のみかん農家の話を、というように。
具体例は塾長が考えるので、Sちゃんには「用語を覚える」ことをがんばってほしいと思います。

数学の2学期中間試験のテスト範囲は「1次関数」のみです。Sちゃんの学校の授業進度から考えて、他の単元が試験範囲に入ってくることはまずないでしょう。その1次関数で必要となる基礎知識と公式を毎日小テストしていますが、Sちゃんは満点を連発しています。「覚える」ことに関しては言うことなしです。

Sちゃんは予想される2学期中間試験範囲までの 『Apollon(アポロン)数学-中2』 の問題を全て解き終わりました。今週からは同範囲の『学校ワーク』の問題を毎日解くことで、正確さと速度の両方を上げていきたいと思います。

2012-09-22

Q.E.D.進学塾の小学4年生~小数と単位を学習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんの算数は昨日から小数を学習し始めました。今ちょうど学校で習っている単元です。そのためRちゃんの記憶に新しく、導入の1ページ目はほぼ満点に近い出来でした。

整数でも小数でも分数でも、足し算・引き算において最も重要なのは「位を揃える」ことです。そのための技能として、小数ならば小数点の位置を揃えることが、分数ならば分母を揃えること(通分)が、それぞれ要求されます。しかしながら何れも「位を揃える」ことが共通概念で、その点においては何ら変わるところはありません。

自然科学の発展の歴史は、統合の歴史でもあります。もともとは別のものと考えられていた電気と磁気が統合されて電磁気学が、時間と空間が統合されて相対性理論が生まれたように。ですから一つ一つの各論を学び、学んだことをのちに統合・整理するというプロセスは理に適っており、それは算数を学ぶ上でも重要なことなのです。

0.2+1.03=0.20+1.03=1.23。
このように「0」を書き加えるとRちゃんは「筆算しやすくなる。」と言っていました。おそらくは視覚的な効果だと思われます。しかしこの「0」には、「100分の1の位が0である。」という大切な意味があります。今後の算数・数学の学習、たとえば集合論でφ(ファイ・空集合)を学ぶときやn進法を学ぶときに、この考え方が活躍してくれることでしょう。

位を揃えることは単位を揃えることと同値です。昨日の算数の学習でRちゃんが最も苦戦していたのが単位変換でした。

【問題】873g=(    )kg 【答え】0.873
これを解くには後記の3つの知識・技能が必要です。それらを組み合わせて解くのでハードルは相当高かったと思われます。Rちゃんは頭から煙が出そうになりながらも何とか解き切ってくれました。
(1) 12.34→123.4→1234→12340・・・ (1倍→10倍・100倍・1000倍・・・)
小数点は右へ移動します。
(2) 12.34→1.234→0.1234→0.01234・・・ (1倍→1/10倍・1/100倍・1/1000倍・・・)
小数点は左へ移動します。
(3) 1kg=1000g
単位が小さくなると数字は大きくなります。 (単位が大きくなると数字は小さくなります。)

単位変換は非常に多くの児童・生徒の苦手とする単元です。『計算の級別トレーニング』の10級を繰り返し学習することで補強できます。Rちゃんはまだ習っている単位そのものの数が少ないので、もう少し時間が経ってから10級を学習したいと思います。そのタイミングは、
1. 面積の単位を学習したとき
2. 速さの単位を学習したとき
の何れかです。
学校授業の進度やワークの進捗と相談しながら、どちらかを選択したいと思います。

2012-09-21

Q.E.D.進学塾の小学6年生~中学への橋渡し

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは私立中学入試対策教材を履修完了すると、中学生用の基礎教材を履修開始しています。教材を一斉に移行するのではなく、履修を終えた順に一教科ずつ移行して行くのです。その最初の教科は社会科でした。『中学受験コンプリーション-社会』から『ウエイアップ-社会』へ。次は算数・数学で『中学受験・計算トレーニング-算数』から『計算の級別トレーニング-数学』へ。このように現在進行形で移行中、上記の2教科については既に新テキストへの移行済みです。そして今日の授業で『中学受験コンプリーション-理科』を履修完了し、来週からは『スタンダード-中1-理科』の学習を開始する予定です。

Kちゃんはこれまでに新教材へ移行した社会と数学の2教科とも、とてもよく勉強しています。社会科の第1章から第5章までの単元テストの得点率は7割を超え、数学の毎時間の10問テストの得点率は8割に達しています。 Kちゃんは日に日に自信を深め、学習意欲は目に見えて向上しています。高い学習到達率は自信とやる気に直結するのです。

今ちょうどKちゃんが登塾してきました。数学の10問テストは100点!1行1行を詳細に確認したところ、答えだけでなく途中式までもが完璧な出来栄えでした。

2012-09-20

Q.E.D.進学塾の小学4年生~算数は理化学の基礎

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは先週から新しい問題集 『コア-小4-国語・算数』 を履修開始しました。『コア』の国語は教科書とは全く別の文章を使用しています。見開きの1・2ページ目の上段に初見の文章が掲載されていて、下段がその文章に関する設問と解答欄です。初めて読む文章をその場で理解する能力を養います。初見の文であるため問題レベルは標準です。次の見開きの3・4ページ目の上段に1・2ページ目と同じ文章が再掲されています。その下段の設問は1・2ページ目より難しめです。問題のレベルが上がる理由は同文章を読むのが2回目だからです。ここで文章を深く読み込む力を養います。Sくんは今日が同テキストを学習する2回目、すなわち難易度の上がった問題を解く日でした。結果は見事に満点!国語の力がついている証拠です。

算数は小数の足し算・引き算を学習しました。算数・数学の答えは分数で書いても小数で書いても正解ですが、理科の答えは小数で書くことがきまりです。小数の計算が得意になると理化学(物理学+化学)の計算問題にも強くなります。算数・数学は理化学を学ぶ上での基礎教科なのです。

4-0.1=3.9。今日Sくんが正答できなかった1問です。

【アプローチ1.】地道に数える。
「3  3.1  3.2  3.3・・・・・3.8  3.9  4」まずはこのように数えてもらいました。
Sくんは即「3.9だ。」と答えてくれました。
地道に数えるという作業は数字に対する量的感覚を育てます。理化学では定性分析と定量分析の双方が要求され、その後者を行う上で欠かせない感覚です。

【アプローチ2.】筆算する。
4-0.1=4.0-.01=3.9。このように位を揃えて筆算をします。5=5.0=5.00=・・・今は「=」で構いません。のちに有効数字を学習して初めて違いに気づけばよいのです。

Sくんは1.2.どちらでも納得してくれました。言語能力の高さがそのまま理解力の高さに直結している子です。「ただ解ければよい。」ではなく「どう解くか。」が大切です。今後の学習の土台をより堅固にすべく、複数のアプローチを試みることを今後も継続していきたいものです。

2012-09-19

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英和辞典で一つずつ

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんはとても勉強熱心です。毎日通塾しています。のみならず塾がお休みの日の宿題にも手を抜きません。Q.E.D.進学塾の宿題は学習量より質を優先して出題しているのですが、その意を汲んでか実に丁寧な学習をしてくれているMちゃんです。

数学の宿題は満点でした。何を未知数と置いたかや途中式もきちんと書いてあり、非の打ちどころのない答案です。もし答えが違っていても採点者が部分点の加点をしてあげたくなるような答案の美しさです。

英語の宿題は長文読解1ページでした。連休前にMちゃんの知らない単語に線を引いてもらったところ丁度20語ありました。Mちゃんはそれらを一つ一つ英和辞典で調べてきたのです。そして昨日の英語の授業の口頭試問では、見事な日本語訳を披露してくれました。

Mちゃんは読書が大好きです。塾の休み時間は本を手放しません。寸暇を惜しんで読書に励んでいるのです。その読書量がMちゃんの高い国語力の源です。加えて『みるみるわかるステップ式英語-中1・中2・中3』の3冊を履修完了して英文法の力も身に着けています。

ここに英単語、すなわち英語の語彙力が加われば鬼に金棒です。英単語はできる限り文章の中で覚えるようにしたいものです。Mちゃんの国語力と英文法の力を最大限に生かすためにはそれが最も有効な覚え方だと考えています。

2012-09-18

Q.E.D.進学塾の宿題(3)~中学2年生編

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの宿題は、数学と社会を各1ページずつの2ページです。金曜日が休みだったSちゃんにとっては今日が4連休明け、4日で2ページですから1日0.5ページの計算です。数学は1次関数の学習開始以来、Sちゃんが最も苦手としている2直線の交点を求める問題です。木曜日の授業では何とか解けるようになりました。そのときのノートを見ながらでもよいので全問を解ききってほしいと思います。社会は一問一答を1ページ覚えてくるのが宿題で、今日そのテストをします。何点取れるか楽しみです。

私立中学2年生のMちゃんの宿題は、数学を毎日1問ずつと英語1ページです。数学は連立方程式の文章題(1)で全問がB問題のため骨のある問題ばかり、文字の置き方ひとつで立式のしやすさや計算の難易度が大きく変わります。どんな解き方をしたのか今日じっくりと見たいと思います。
英語は長文読解です。木曜日の授業でMちゃんの知らない単語に線を引いてもらいました。

(1) 分からない単語を全て調べる。
(2) 単語を調べず前後の文脈から推測する。
(3) 推測不能だった単語だけを調べる。

長文読解のテーマは内容把握にあります。内容を把握するには英単語の力と、国語力すなわち文脈から推測する能力の両方が要求されます。「英単語の語彙力×国語力=英文の読解力」といってもよいでしょう。ですからMちゃんには「(1)(2)(3)のいずれでもいいから内容を理解してきなさい。」という指示を出しました。今日はMちゃんがどんな方法でどこまで文章を理解できているのかを口頭試問にて確認したのち、テキストの設問を解いていく予定です。

2012-09-17

Q.E.D.進学塾の宿題(2)~小学6年生編

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんの3連休中の宿題は、
(1) 数学・・・毎日0.5ページずつ×3日=1.5ページ
(2) 社会・・・火曜日に実施する「第5章・単元テスト」の試験勉強
の2教科です。

社会はKちゃんの大好きな教科です。「好きこそものの上手」で第4章までの単元テストでは常に7~8割の得点を挙げています。中学生用の教材を学習中にもかかわらずこの高得点、よく勉強している証拠です。

算数が嫌いだったKちゃんですが、数学の学習を始めてから俄然やる気になってきました。計算の10問テストでは、これまでの最低点が60点、最高点が82点です。10問テストなのに何故「2点」という端数が出るのかと言えば、下記のような【部分点】で採点をしているからなのです。

【例題】
1-(+2)-(-3)+(-4)+(+5)-6
=1-2+3-4+5-6
=(1+3+5)-(2+4+6)
=9-12
=-3

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step0. 問題をノートに写す。・・・・・・・・・・・・ 1点
step1. ()を外す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1点
step2. 正の項を□、負の項を○で囲む。・・2点
step3. (正の項の和)-(負の項の和)。 ・・・・ 2点
step4. A-B。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点

部分点を導入した狙いは以下の3つです。

(1) 正確性を高める。
Kちゃんはおっちょこちょいが玉に瑕で、これまで「問題の写し間違い」が頻発していました。それを防止するための「部分点」です。 国語の「書き抜きなさい。」という問題を筆頭に、正確に写し取ることが要求される場面は多々あります。試験のときだけ正確に書こうとしてもできるものではなく、やはり平素からの訓練が大切なのです。落とさなくてもよい点数をみすみす落としてしまうことのないようにしたいものです。

(2) 見直しをしやすくする。
一行一行が得点に結びつくので途中式を省略しなくなります。すると見直しが容易になるのです。どこで間違えたかを知り、同じ失敗を繰り返さないためには、解法のプロセスを記録しておくことが不可欠です。

(3) これからの試験対策。
学年が進むにつれて記述式問題の割合は増加していきます。それに伴って部分点のもらえる機会も増加します。埼玉県公立高校入試における部分点の裁量権は各学校に委ねられていますが、どこを受験するにしても途中段階を確り書く習慣を今のうちから身に着けておきたいものです。

2012-09-16

Q.E.D.進学塾の宿題(1)~小学4年生編

昨日のQ.E.D.日誌に登場した小学4年生のRちゃんの3連休中の宿題は、塾長が即興で作った4問です。

(1) 半径が4cmの円を書け。
(2) 半径が5cmの円を書け。
(3) 1辺が4cmの正三角形を書け。
(4) 1辺が5cmで一つの角が30度のひし形を書け。

以上4問とも作図問題です。Rちゃんは金曜日の授業で最も苦戦した「ひし形」、すなわち(4)から書くと言っていました。それでよいのです。(1)(2)でコンパスの使い方を練習してから(3)(4)を解くもよし、授業で習ったことを忘れないうちに難しい問題から解くもよしです。問題をどう解くか、どの順番で解くか、自分の頭で考えることが大切です。自分なりの工夫は理解・定着への近道であり、学ぶ楽しさでもあるのです。  

同じ学年の小学4年生のSくんには宿題を出していません。Sくんは宿題を出されなくても『栄光ワーク』の国語・算数を自主的に自宅学習してきたその結果、学校の授業で習っているところのはるか先、特に国語は同書の14ページ先までを履修完了しています。とてもよく勉強する子なのです。自ら進んで「やる勉強」は「やらされる勉強」の何倍も勝ります。「やる勉強」で力を着けてきたSくんは、金曜日にやや難しめの問題集『コア-小4-国語・算数』を学習開始しました。今までも『栄光ワーク』を自宅学習していたSくんです。新しい問題集『コア』も同様に自主学習に励んでくれることを期待します。

2012-09-15

Q.E.D.進学塾の小学4年生~問題を解く速度が向上

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは現在 『栄光ワーク-小4-国語』 を学習中です。昨日から同書の学習に要した時間をテキストに記入してもらっています。

【記入例】
9月14日
学習終了・・・17:10→16:70
学習開始・・・16:59→16:59
差・・・・・・・・・・・・・・・・00:11

その狙いは、
1. 問題を解く速度を向上させる。
2. 集中力を身に着ける。
3. 試験時間の配分を体得する。
の3つだったのですが、期待以上の効果がありました。国語2ページを解いて丸付けまで15分を目安にしていたところ、それを大きく下回る11分でした。次回からは算数も同様に時間記入をしてもらおうと思います。

算数は図形を書くことに苦労していました。作図の理論もさることながら、定規・コンパスといった道具を使いこなすことが一番難しいようです。特にコンパスは作図の途中で針から鉛筆までの距離が変わってしまったり・・・・・悪戦苦闘でした。実は塾長も小学生時代、コンパスを扱うのが苦手でした。何か上手い方法はないかと試行錯誤の末、コンパスの針の根元に近い部分を右手で確り持って左手で紙を回す書き方を発見したのです。道具の扱いに苦労していては、そちらにばかり意識が向いてしまって肝心の作図に頭が回りません。それを改善しようと作図に慣れてもらうための宿題を出しておきました。

ローマ字は日本語をアルファベット表記するための文字です。よって日本語の発音にないものはローマ字も存在しないのです。しかしながらRちゃんが今ローマ字を学習しているのは、ローマ字を習得することだけを目的としているのではありません。今後の英語学習への橋渡しとする目的があってのことなのです。というわけで昨日は「V ・ v ・ ヴィー ・ ヴッ」を学習しました。「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」の発音練習をしているRちゃんはどこか楽しそうでした。英語が好きになってくれることを期待せずにはいられません。

2012-09-14

Q.E.D.進学塾の小学4年生~新テキストを履修開始

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは国語・算数とも 『栄光ワーク-小4』 にて2学期の先取り学習をしています。しかし2学期になってからの学校の授業進度が予想よりもやや遅く、塾の学習の進度との乖離が拡大しました。Sくんの言うには「先に進み過ぎて難しい。」とのこと。そこで昨日の木曜日の授業から 『コア-小4-国語・算数』 を導入しました。Sくんが本書を見て「できそう。」と言い、お母さまにも了承していただいたので導入はスムーズでした。今後は学校の授業進度を見ながら、通年テキストの『コア』と教科書準拠の『ワーク』とを併用で学習していきます。新テキスト導入初日の昨日、国語は2ページ目の問題でやや苦戦、算数は難なく解けたので発展学習をしました。「二等辺三角形の底角は等しい。」「三角形の内角の和は180度である。」「正三角形の内角は60度である。」これらの定理や法則を計算と分度器による実測の両面から確認し、理解することができたSくんでした。

2012-09-13

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~4つの試験日程

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの4つの試験日程が発表されました。それらの日程を1枚にまとめた用紙をMちゃんのお母さまからいただきました。ありがとうございました。チョークレスボードの直下の目立つ場所に早速貼り付けておきました。

まず一つ目の試験は2学期中間考査です。10月11日(木)と10月12日(金)の両日に渡って実施されます。昨年の2学期中間考査は10月の第2週の金曜日と土曜日でした。今年は同じ週の木曜日と金曜日ですから1日だけ繰り上がっています。

そして二つ目の試験は英検です。 Mちゃんは10月13日(土)に英検3級の1次(筆記試験)を学校受験します。昨年は土曜日の午前中に2学期中間考査の2日目を受験し、午後から英検5級を受験するというハードスケジュールで、Mちゃんが「疲れた~」と言っていたのを覚えています。今年の中間考査の日程の繰り上げは、英検を受験する生徒への配慮があったものと思われます。

更に三つ目は11月11日(日)の英検3級2次(面接試験)です。Mちゃんにとっては初めての「英語を話す」能力を試される試験です。まず1次試験に合格することが2次試験を受験するための必要条件となりますが、Mちゃんの1次試験合格を信じて「英語を話す」時間を増やしています。

最後の四つ目は2学期期末試験です。12月7日(金)・12月8日(土)・12月10日(月)の3日間です。ちょうど2か月間に4つの試験を受験するという過密日程ですが、平素からこつこつと日々の学習を積み重ね、着実に学力を培っているMちゃんですから、きっと無事に乗り切ってくれることでしょう。

今日は2学期中間考査のちょうど4週間前です。
1. 学校で習ったことをその日のうちに塾で復習。→定期試験対策。
2. 『英検3級予想問題ドリル』を1ページ。→英検3級1次試験対策。
3. 2.の英文を音読。→英検3級2次試験対策。
これらを毎日よくがんばっているMちゃんです。

2012-09-12

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~苦手教科を克服するために

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは夏期講習会から継続的に苦手な数学の強化に取り組んでいます。塾での授業の冒頭に毎日小テストを行っているのですが、毎回満点を取れるようになってきました。小テストで知識を整理し、『アポロン』で実戦問題演習、そして『学校ワーク』で定着を図るという三段構えの学習で力を着けています。『学校ワーク』を学習することは定期試験対策としても大いに有効です。 Sちゃんは1学期の中間試験・期末試験とも大量の学校提出物に追われていました。これでは落ち着いて試験勉強をする時間の余裕がありません。そして提出物のほぼ半分を占めるのが数学の学校ワークでした。そこで平素から数学のワークを学習することにより、数学の力をつけるのみならず、他教科の学習時間を確保しようと考えたのです。そしてその「他教科」の筆頭に来るのがSちゃんが最も苦手としている社会科です。これは一問一答式の問題を徹底して学習することによって克服できます。まずは一行問題を一単語で答えられるように、これができるようになったら逆に答えの一単語から問題の一行を説明できるまで反復学習します。

2012-09-11

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習意欲十分の数学

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは毎週木曜日が休塾日です。週に1回の英語教室の日が木曜日だからです。先週の金曜日は「1日だけの秋休み」だったので土日と合わせて4連休でした。その4連休の数学の宿題が 『計算の級別トレーニング』 の13級(正負の数-加法と減法-中1)でした。

【例題】
1-(+2)-(-3)+(-4)+(+5)-6
=1-2+3-4+5-6
=(1+3+5)-(2+4+6)
=9-12
=-3

【解法】
step1. ()を外す。
step2. 正の項を□、負の項を○で囲む。
step3. (正の項の和)-(負の項の和)。
step4. A-B。
step5. 答え。

13級の各問について上記の『step1. ()を外す。』までが宿題でした。
Kちゃんは全問を解いてきてくれました。しかも満点でした。分からない問題は「お父さんに聞いた。」そうです。そこまでして宿題を仕上げてきたところにKちゃんの学習意欲の高さを感じます。今までの算数の時間よりも昨日の数学の時間は何倍も楽しそうなKちゃんでした。「分かる」「できる」「楽しい」の3拍子のリズムです。このままKちゃんが数学を大好きになってくれることを願わずにはいられません。そのためには決して先を急がないことです。中学入学まではまだ半年以上あるのです。ひとつひとつ着実に歩みを進めていきたいと思います。

2012-09-10

Q.E.D.進学塾の授業再開~秋休みが明けて

Q.E.D.進学塾の授業が今日から再開しました。先週の金曜日が毎年恒例の「一日だけの秋休み」だったので土日と合わせて3連休でした。昨日の日曜日には留守の間に庭師さんたちが金木犀2本と紅葉1本の計3本の木を剪定してくれていて見違えました。まだまだ残暑の厳しい折、きれいさっぱりしたお庭は涼しげで心地よく感じます。帰宅直後に宅急便が届きました。書籍が3冊です。その内訳は小学4年生のmちゃんの 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 が1冊、 中学2年生のMちゃんの 『トレーニングノートα(アルファ)英文法-高1』 が2冊(うち1冊は教室用)です。mちゃんはすぐにでも、Mちゃんは英検3級の2次試験の翌日から新テキストの履修開始です。

2012-09-07

Q.E.D.進学塾の年中行事~一日だけの秋休み

Q.E.D.進学塾には一日だけの秋休みがあります。2007年の川口校開校以来、毎年判で押したように9月に一日だけ。もう6年連続ですからすっかり恒例化しています。そして今日がその秋休みの日です。夏期講習会を精一杯がんばった塾生たちにとっては束の間の休息です。夏の疲れを癒し、週明けの月曜日にまた元気な顔を見せてほしいものです。塾長が秋休みを利用して帰省するのも6年連続です。今年も3泊4日の旅程です。生家にてゆっくりしてきます。

「夏は受験の天王山。」とも「夏を制する者は受験を制す。」とも言われます。どちらも塾長の小学生時代に既にあった言葉ですから、ずいぶん昔から言われ続けています。受験生にとって夏期講習会はそれほど重要な位置づけなのです。 その夏期講習会の真っただ中にある、お盆に帰省している暇(いとま)はありません。よって夏休み明けの9月の帰省です。言わずもがなお正月は入試直前なので帰れません。

宮崎の生家はとても賑やかです。下は0歳児から上は9歳児まで5人の甥・姪たちが大騒ぎです。今年もまたその心地よい喧噪(笑)に包まれてきます。この子たちは塾長に癒しだけでなく、たくさんのヒントをも与えてくれるのです。毎年感謝しています。

それでは行ってまいります。

2012-09-06

Q.E.D.進学塾の小学4年生~2学期の先取り学習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは算数と国語のワークを2ページずつに加えて英語を1ページ、計5ページを毎回学習しています。とてもよくがんばっています。しかしこのペースでは学校の授業進度に対して先に進みすぎるため、既習単元の復習と進度調整を兼ねて、ワークに付属している『確認テスト』をも学習していました。それでも学校の授業より先の単元を学習しているのが現況です。決して先を急いでいる訳ではありませんが、無理なく自然に先へと進む分には構わないと考えています。今日の算数は面積を学習しました。学校ではまだ習っていない単元ですがSくんはすいすいと問題を解いてくれました。

【問題】たてが4m、横が6mの長方形の面積は何m2でしょう。
【考え方1】4m2が6列並んでいるので、4×6=24(m2)
【考え方2】6m2が4段積んであるので、6×4=24(m2)
 「長方形の面積=たて×よこ」は面積の基本公式です。ぜひとも知っておくべき公式です。しかしその成り立ちを全く理解しないで、公式だけを丸暗記したところで意味がありません。Sくんは上記2つのどちらの考え方も納得できたようです。式の意味を十分に分かった上で問題を解くことができ、そこから帰納的に公式を理解したのです。

このように内容理解が十分にできている限りは、先の単元を進めることに何ら問題はありません。意図的に進度を緩める必要はないと考えています。どこかの単元で壁に当たれば一時停止して、その単元を学習するための基礎となる単元に立ち返ればよいのです。

2012-09-05

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検3級の模擬試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは10月12日の金曜日に英検3級(一次-筆記試験)を受験します。この筆記試験に無事合格できれば11月11日の日曜日の英検3級(二次-面接試験)へと駒を進められるのです。今は筆記試験に合格することを第一目標に『英検3級予想問題ドリル-旺文社』を毎日学習しています。今日は英検3級1次の模擬試験(第2回)を実施しました。その得点は奇しくも第1回の模擬試験と同じで54点(100点満点換算)でした。英検3級の1次試験に合格するためには6割の得点率で「まず安心」と言えるのですが、それに比して6点ほど不足している計算です。ここまでの第1回・第2回の模擬試験の結果を受けてMちゃんは「落ちたらどうしよう。」と不安を漏らしていました。しかしながら得点率6割ラインは合格がほぼ確実と言えるラインであり、それを下回ったから不合格という訳ではありません。実際に5割強の得点率で合格している生徒は多数おり、それは決して珍しいことではないのです。試験当日までの期間はまだ1か月以上あります。悲観する必要は全くありません。Mちゃんには「受かる」という強い気持ちを持ってここからの1か月強の学習に取り組んでほしいものです。塾長はMちゃんに「英検3級は本来、3年生が受験するものなのよ。(2年生のMちゃんが)受かればもうけもの(*^.^*)」と言いました。不合格への恐怖心が強く、「落ちる」方へと目線を向けがちなMちゃんに、「受かる」ことを考えてほしいと思ったからです。積極的思考(ポジティヴ・シンキング)が好結果を生むことは多々あります。

余談を少し。塾長の中学・高校時代に自宅で父とよく碁を打っていた先生がいました。とある高校の剣道部の顧問をしていました。その先生の言葉「力量が互角ならば自信のあるほうが勝つ。」を今も覚えています。過信は失敗のもとで困りものですが、自信は成功のもとだと信じています。

2012-09-04

Q.E.D.進学塾の小学4年生~スピード練習の必要性

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは毎回算数と国語のワークを2ページずつの計4ページとローマ字を5文字ずつ学習しています。とてもよくがんばっています。ひとつ難点を言えば解くのに時間がかかりすぎることです。今日は4時過ぎに登塾してきて7時近くまでかかってしまいました。解けない問題に時間を使いすぎてしまうのが原因です。1問あたり2分、あるいは3分と時間を区切って、解けなくても次に進むよう指導しました。テスト問題を試験時間内に解き終わるためにスピード練習の必要性を感じています。テストの時だけ上手に時間配分しようとしてもなかなかできるものではなく、やはり普段からの練習が大切なのです。1問に多くの時間をかけすぎることにはもうひとつ別の弊害もあります。集中力が切れやすくなるのです。今日の授業では1問につき2~3分程度までは問題を解こうと頭を回転させているRちゃんでしたが、その時間を過ぎると何か別のことを考えているようでした。その対策として次回から時間をテキストに記入してもらおうと思います。幸いなことに、テキストに学習した日付を記入する習慣が既に身に着いています。そこに加えて学習開始時間と学習終了時間を書き込むのです。記入の具体例は、

9月4日
学習終了・・・17:11→16:71
学習開始・・・16:58→16:58
差・・・・・・・・・・・・・・・・00:13

時間の計算(ひきざん)の練習にもなるので一石二鳥です。
1ページ当たりの所要時間は15分が目途です。算数は1ページずつ、国語は2ページずつ時間を記入してもらいます。 国語は2ページ続きになっている問題が多いためです。できるだけ早期に時間を記入する習慣を身に着けて、日々の学習効率を向上させるととともに、試験時間の配分のこつを体得してほしいと考えています。

2012-09-03

Q.E.D.進学塾の小学6年生~算数から数学へ

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは本日、塾で学習する算数を履修完了しました。明日からは数学を学びます。Kちゃんは中学受験をしないにもかかわらず、今日まで私立中学校入試対策のテキストにて算数を学習してきました。受験用の問題集だけあって骨のある問題が揃っているため苦戦を余儀なくされながらも、一生懸命勉強して力をつけてきました。本当によくがんばりました。そして明日から満を持して数学の学習をスタートさせます。『計算の級別トレーニング』では14級までが小学校範囲、13級からが中学校範囲です。本日、同書の13級のA問題を注視していたKちゃんは「できそう。」と言ってやる気満々です。Kちゃんを車で迎えに来たお母さまも数学の履修を開始することを快諾してくれました。明日はKちゃんの数学学習の初日です。小学校の復習を兼ねて「奇数・偶数」から学ぶ予定です。正負の数の加法・減法で括弧を外すときにも、乗法・除法で符号を決定するときにも、不可欠なのが「奇数・偶数」による場合分けだからです。期せずして小学校の2学期の授業開始日と同日の数学学習開始日になりました。新鮮な気持ちで学んでほしいものです。

2012-09-02

Q.E.D.進学塾の2学期~明日は公立校の始業式

Q.E.D.進学塾の2学期が明日からスタートします。明日は公立校の始業式です。年3回の学校の長期休暇のうち、群を抜いて期間の長い夏休みの直後ですから、児童・生徒が生活のリズムを切り替えるのに苦労するのがこの時期です。また夏の疲れが出てきやすい時期でもあります。毎年のように2学期開始早々に体調を崩す児童・生徒がいます。体調管理には十分に気を配りたいものです。残暑の厳しい今年の夏は尚のことです。今週の金曜日は毎年恒例となっている、1日だけの「秋休み」です。9月7日(金)のQ.E.D.進学塾の授業は全休講します。私立校に通う子を除く全塾生にとって金・土・日曜日の3連休になります。ゆっくり休んでリフレッシュして、9月第2週以降の活力を蓄えてほしいと思います。

2012-09-01

Q.E.D.進学塾の夏期講習会~6週間の全日程を終了

Q.E.D.進学塾の夏期講習会は昨日、6週間の全日程を終了しました。7月と8月の2か月間の塾での総学習時間が1,000時間を超えた子を筆頭に、どの塾生も非常に多くの学習量を確保できた夏でした。この夏に蓄えた学力を花開かせる2学期にしたいものです。

夏期講習会限定での短期カリキュラムを組んだ児童・生徒はいません。1学期から夏休み、そして2学期へと続く学習の継続性を最重要視しているからです。夏休みほど多くの通塾日数と学習時間を確保することが難しい2学期ですが、学習のペースを落としつつも学習方針は終始一貫です。

2012-08-31

Q.E.D.進学塾の小学4年生~ローマ字の学習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは今ローマ字を学習しているところです。ア行→カ行→サ行→タ行→ナ行とここまでは順に学習しました。そのあとハ行には進まずに、ガ行→ザ行→ダ行を学習し、前回がハ行、そして今日はバ行を学習しました。

塾長の小学校時代の算数の九九の授業では、2の段→3の段→4の段・・・・の順に学習しました。しかしより理に適っているのは、2の段→5の段→3の段・・・の順です。そのほうが子どもにとって覚えやすいからです。

順番を工夫することによって学習効率を向上させるのは何も算数に限ったことではなく、他の教科にも応用したいと考えました。国語で学ぶローマ字においてもです。ではローマ字を学習するのに理想的な手順は何か。ローマ字(特にヘボン式ローマ字)が「発音」を基準に決められた文字であること、これから学ぶ英語への橋渡しの役割を担っていること、この二点からフォニックスを重視した学習手順が最適であろうと考えています。

バ行 [b] 「ブッ」 が有声音ですから、次に学習するのはそれに対応した無声音のパ行 [p] 「プッ」です。その次にファ行 [f] 「フッ」を学習予定です。塾長は恥ずかしながらローマ字の学習手順をここまで突き詰めて考えたことがありませんでした。ローマ字が苦手なRちゃんに感謝です。塾長に熟考の機会を与えてくれたのですから。Rちゃんがすらすらローマ字を読み書きできるようになるのはもちろんのこと、覚えたことを英語の学習に活かせるようにしたいものです。 

2012-08-30

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英語の新テキスト


Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの英語の新テキストを昨日発注しました。 『トレーニングノートα(アルファ)』 です。高校1年生向けの英文法書で 英検 準2級の受験対策を本書から開始する予定です。といっても学習開始は11月12日の月曜日です。 英検3級-2次試験 が11月11日の日曜日だからです。少し気が早いようですが、昨日の小学4年生のmちゃんの 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 と併せての発注でした。

Mちゃんは現在、10月12日(金)に学校にて受験する英検3級-1次試験に向けて 『英検3級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を学習中です。次に学習するのが 『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』 、『トレーニングノートα』は更にその次です。

『みるみる』にて英検当該級の英文法を学び、『予想問題ドリル』で英単語・英熟語を補強しつつ出題傾向に慣れる、このようにしてMちゃんは英検5級・4級とも9割の得点を挙げ合格してきました。単に合格すればよいという勉強とは一線を画し、確かな英語の学力を培ってきたのです。

Mちゃんの英検準2級の受験に当たっても、まずは『みるみる』で英文法を学ぶところから学習をスタートさせたかったのですが・・・

1. 『みるみる』シリーズは中1・中2・中3の3冊のみで高校生用がないこと
2. 英検3級の出題範囲は「中学卒業程度」だが、準2級ではそれ以上、すなわち高校1年生で学ぶ内容を要求されること

というわけで高校1年生用の英文法書を探していたのです。『トレーニングノートα』は昨年発売されたばかりなので、まだ「実績のある本」とは言えません。それでも同書の採用に踏み切ったのは、
1. 英文法の基礎から学べるように解説が詳しいこと
2. 大学入試センター試験レベルの問題まで掲載されていること
3. 『みるみる』同様に書き込み式であること(Mちゃんは書き込み式が好き)
の3点が理由です。

英文法書が変わっても今までのように一歩一歩、着実に力を着けていってほしいものです。

2012-08-29

Q.E.D.進学塾の小学4年生~英語の新テキスト

Q.E.D.進学塾の小学4年生のMちゃんは本日、 『アルファベットの名人』 を履修完了しました。英語が好きで大得意なMちゃんです。英語の新テキスト 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 を見せたところMちゃんは「やりたい」とのことでした。Mちゃんをお迎えに来たお母さまが『みるみる』の購入を快諾してくださったので即発注をかけました。Mちゃんが本格的に英文法の学習に取り組むのに本書は最適と考えます。そう考える理由は二つです。一つ目は現在中学2年生の子が英検5級と4級を9割の高得点で合格した、実績ある英文法書であること、二つ目はMちゃん本人が本書を気に入っていることです。どの教科でもそうですが、学習の成果を大きく左右するのは児童の学習意欲です。本人が「やりたい」と言ってくれるのは何よりも心強いのです。

2012-08-28

Q.E.D.進学塾の小学6年生~理数に見せる冴え

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんの考える力がついてきました。Kちゃんは公立中学校に進学する予定ですが、国語・算数・理科・社会の4教科とも私立中学校入試対策教材をずっと使い続けています。その甲斐あって頭が鍛えられているのです。Kちゃんが特に冴えを見せるのは理科や算数の時間です。今日の理科では日食と月食を学習しました。Kちゃんは全問正解でした。結果を暗記していたのではなく、図示によって日食や月食の仕組みを理解して正解にたどり着いているところが立派です。一方、算数は比の利用を学習しました。先ず比を求めたのちに実際の数を求めるという昨日履修したばかりの解法を更に一工夫して見事に解いてくれました。

【昨日の解法】A:B→A:B:和A+B
【今日の解法】A:B→A:B:差A-B

問題にAとBの比が与えられている点は同じです。昨日の問題は和を求めて連比で表すことで解けました。今日の問題も同様に解こうとしたKちゃんでしたが途中でうまくいかないことに気づき、機転を利かせて「差」を求めてくれました。このように「自分で気づく」ことが増えてくると理数の力が飛躍的に向上するのです。解法のヒントを必要最小限に、それもできるだけ小出しにしながら、Kちゃんの考える力をさらに伸ばしていきたいものです。