2015-04-30

Q.E.D.進学塾の中学3年生~昨夜、北辰テスト第2回を申し込み

Q.E.D.進学塾の高校受験生の北辰テスト-3年2回の受験申し込み書を昨夜郵送しました。申し込み初日である本日の朝一番に、同書が北辰図書に到着する予定です。

【2015年度 北辰テスト日程】(得点)[偏差値]
【前略】
4月19日(日)第1回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

4月26日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-数学(   )[   ]
5月 3日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-理科(   )[   ]
5月10日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-英語(   )[   ]
5月17日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-社会(   )[   ]
5月24日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-国語(   )[   ]
第2回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

5月31日(日)第2回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]
【以下略】

中3生たちは、上記のようなスケジュールに従って『北辰のかこもん』、および北辰テストを受験しています。

KoちゃんとMkちゃんの両名の通う学校では、北辰テスト-3年2回の受験日である5月31日に、ちょうど学校行事が入っているため、残念ながらこの回を受験できません。

しかしながら、両名は『北辰のかこもん』第2回の5教科を受験し、かつ同試験の授業解説を受講することもできます。

塾長は両名に「去年の問題を受験しているんだもの、今年の1回分を受験できなくても影響ないよ。」と言いました。両名がたった1回の北辰テストを受験しなかっただけで、いたずらに不安感を持ってしまうことを避けたかったのです。

一方、両名とは異なる学校に通う子たちは、次回北辰テストを全員受験します。各自の前回偏差値からの上積みを期待したいところです。

明日の授業では、 『北辰のかこもん』 第2回-数学の質問を受け付け、その解説授業を行います。その授業を高校受験生が揃って受講します。

1.『北辰のかこもん』または北辰テスト本番のいずれかを毎週日曜日に受験する。
2.試験問題についての解説授業を毎週金曜日に受講する。

上記の1.2.を通して、中3生たちが実戦感覚と問題を解くための知識・技能とを養ってくれることを塾長は願っています。

2015-04-29

Q.E.D.進学塾の中学2年生~学校ワークのC問題

Q.E.D.進学塾の新中学2年生のAyちゃんは、この春休みから3つのテーマを学習してきました。

1.方程式の文章題・・・『アポロン数学-中1』の例題。
2.社会科・・・『中学 必修テキスト-歴史』の確認問題。塾で口頭試問。
3.英語・・・『不規則動詞活用表』(Miちゃんプリント)

【社会科】
確認問題のページを塾で口頭試問します。1ページ丸ごと覚える必要はありません。どこをテストするかはAyちゃんの自己申告です。
この1週間は新しいページをテストしていませんが、Ayちゃんが学校の授業進度に合わせて少しずつ覚えてきてくれることを塾長は期待しています。

【英語】
Ayちゃんは、『不規則動詞活用表』をよく覚え、正確に発音できています。a「ェア」(エの口の形でアと発音する)とu「ア」のような、日本人には区別の難しい発音の使い分けもお手のものです。

発音だけのテストはあと2時間ほどで完了します。3時間目からはいよいよ「発音+筆記」のテストが始まります。

発音と文字との相関関係をひとつひとつ丁寧に学習しているAyちゃんのことですから、正確な発音を文字に変換して、正しい綴りを書いてくれることでしょう。

【数学】
Ayちゃんは方程式の文章題を最後まで(速さまで)履修完了しました。先週からは学校で今習っているところ(文字式の計算)の学校ワークの問題を解いています。

学校ワークの問題はレベル別に3段階に分かれています。A問題=基礎問題、B問題=標準問題、C問題=発展問題です。

塾長の高校時代の数学・理科の勉強法は、
1.基礎問題を隅々まで学習する。
2.基礎が固まったらいきなり発展問題を解く。
3.発展問題が満点なら終了。(標準問題は解かない。)
4.発展問題に不正解があれば標準問題に戻る。
でした。
まだ中学2年生になったばかりのAyちゃんに、塾長がこの勉強法を推奨したことはありません。

しかし、昨夜のAyちゃんは、標準問題のページを飛ばして、先に発展問題のページを解きました。誰に言われるともなく。

分からないところを塾長に聞いて問題解決したAyちゃんは「ここ(飛ばした標準問題)は家で解ける。」と言いました。

(1)学校ワークA問題→C→B→『アポロン』。
(2)学校ワークA問題⇔『アポロン』→B→C。

Ayちゃんの今後の学習について、可能なら(1)の順で、無理があるなら(2)の順で、Ayちゃんの習熟度を見ながら適宜に使い分けたいと塾長は考えています。

2015-04-28

Q.E.D.進学塾の小学5年生~算数をマンツーマンで2時間半

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは、昨夜塾に算数の学校プリントを持参しました。Fちゃんは2時間半のマンツーマン授業でそのプリントを学習しました。

プリントの内容は小数の種々の問題でした。整数~小数の位取り、整数・小数の10のn乗倍(n=±1,±2,±3)、体積・質量・長さの単位変換など盛りだくさんでした。

Fちゃんは問題を解くための基礎となる考え方からひとつひとつ丁寧に学びました。
Fちゃん「疲れたあ。でも楽しかった。」
授業終了後にFちゃんの発したこの一言を聞いて、塾長は納得しました。

基礎事項を積み上げて行くことは、骨の折れる学習です。時間もかかります。しかしそれは分かる喜びを積み上げて行くことであり、学習の在り方の王道と言えるでしょう。

帰宅するFちゃんの表情は、心地よい疲れと充実感に満ちていました。

昨夜のFちゃんの時間割は、算数のマンツーマン授業のみ、国語も社会科も割愛しました。いつもいつもできる時間割ではありませんが、今後もこのような授業を臨機に行っていきたいと塾長は考えています。

東京都私立中学校入試解禁日は毎年2月1日です。Fちゃんの受験日は2017年のこの日です。残り1年9か月、何も焦ることはありません。地道に一歩一歩、確かな学力を培っていきたいものです。

2015-04-27

Q.E.D.進学塾の中学1年生~塾に学校時間割を持参

Q.E.D.進学塾の中学1年生のHちゃんは先週の木曜日、塾に学校時間割を持参しました。塾長は早速その時間割を壁に貼りました。

Hちゃんと同じ学校の大先輩は、現在大学1年生でいとこのMoちゃん先生です。現在高校2年生のMiちゃんも同校の先輩です。

先輩たちは「今日学校で習ったことを、その日のうちに塾で復習」することを日々積み重ね、学力を養ってきました。

Hちゃんは先輩たちの姿をよく見ています。そして自分もそうなりたいと時間割を塾に持参したのです。

1.学校授業の復習。
2.『計算の級別トレーニング』11級(分数・小数・累乗を含む四則混合計算) G・H問題(8段階のうち最高難度)1問。
3.『アポロン数学-中1』第2章(文字式)1ページ。
4.『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』第1章(英単語)・第2章(be動詞)1ページ。

今週からHちゃんは、上記を毎日学習します。

私立中学校の授業、小学時代とは異なる友達、これまでなかった部活・・・Hちゃんは新しい学校生活に慣れるのに精いっぱいの4月だったことでしょう。

そんな中、Hちゃんは意欲的に通塾し、家庭学習を行い、着実に学力を身に着けてきました。同時に、各教科に対する自信、それも根拠のある自信が着いてきました。

Hちゃんが早期に上記4つの学習のリズムに乗り、学力を積み上げ続けてくれることを塾長は願っています。

Hちゃんにとって初めての定期試験、すなわち1学期中間試験が待ち遠しい塾長です。

2015-04-26

Q.E.D.進学塾の小学3年生~問題集10ページを1日で

Q.E.D.進学塾の小学3年生のYちゃんは週5日登塾し、国語を2ページ、算数を4ページ、社会科を0.5ページ、計6.5ページを学習する毎日です。

しかし、この6.5ページは最小ページ数です。

Yちゃん「今日は算数を6ページやる。」
余力のある日は、Yちゃんが自ら進んで学習量の増量を希望します。そしてこのような日は頻繁にあります。学習意欲溢れるYちゃんに拍手です。

Yちゃん「今日は算数を8ページやりたい。社会科はお休みにしていい?」
塾長「いいよ。えらいねえ。」

昨日の土曜授業でYちゃんは算数の学習に興が乗ったようでした。かけ算の筆算が得意になって来たからでしょう。

土曜授業の後でいつもYちゃんと一緒に遊んでいるのがFちゃん・Aoちゃんです。昨日は両名の勉強の時間がかかりそうだったので、Yちゃんは「一人で遊ぶくらいなら、一緒に勉強しよう。」と思ったのかもしれません。

その結果、Yちゃんは土曜授業の1日で国語を2ページ、算数を8ページ、計10ページを学習しました。Yちゃんの積極的な気持ちは、解いた問題の点数にも表れていて、10ページを通しての正答率は9割を超えていました。

Yちゃんは「よく学び、よく遊べ。」を日々実践しています。輝いています。大の仲良しのAoちゃんの登塾日には、Yちゃんの輝度がさらに5割増しです。

そんなYちゃんの姿を見ていると、「よく学び、よく遊べ。」は正しい、「共によく学び、共によく遊べ。」はもっと正しい、こう思えてくる塾長です。

Yちゃんは賢い子です。自分の勉強はもとより、上級生の授業にもよく耳を傾け、日々多くのことを吸収しています。

Yちゃんにとって快適な学習環境を最大限に生かし、伸びる芽をさらに大きく伸ばしたいと塾長は常々考えています。

2015-04-25

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

昨夜は臨時に三者面談を行いました。三者というのは、Fちゃんのお母さま、Moちゃん先生、塾長の3名です。

そのときFちゃんは隣室で勉強していました。面談の内容が大いに気になっている様子でした。

1.月曜日から木曜日までは「学校の宿題→塾教材」の順で、金曜日と土曜日はその逆順で学習すること。
2.算数は今学校で習っているところの問題2ページを塾で学習し、4年生の文章題1問を宿題とすること。
3.塾の宿題は、「宿題」とはいえなるべく塾で済ませること。

Fちゃんの今後の学習の進め方について、上記のように決まりました。

塾長が急に提案した面談なのにお母さまにお時間をいただけたこと、Fちゃんのあこがれの存在であるMoちゃん先生に同席してもらえたこと、これらの僥倖に恵まれて意義ある面談が行えました。ご都合を合わせてくださったお母さまと、Moちゃん先生に感謝しています。

保護者さまで面談をご希望の方がいらっしゃれば、どうぞご遠慮なくおっしゃってください。飛び込み大歓迎です。

2015-04-24

Q.E.D.進学塾の小学5年生~算数の文章題

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは週6日登塾しています。国語・算数・社会科を学習する毎日です。

Fちゃんは今、算数の文章題に苦戦中です。少し難しいと感じると、そこから先は考えることを放棄してしまう傾向があり、このことが題意を正しく理解する妨げになっているのです。

昨夜の算数の授業でFちゃんは、文中の数字をただ当てはめて四則演算をしようとしていました。深く考えようともせず、簡単に思考を停止させてしまうことが当たり前になってしまえば、Fちゃんのこれからの学力の伸びはないでしょう。

そこで塾長は立式の根拠、すなわちなぜその式が成り立つのかを、Fちゃんに自分の言葉で説明してもらう練習を積ませたいと考えています。

一昨日にFちゃんは、問題文を絵で表すことを学びました。その甲斐あってFちゃんが、一昨日の問題の次の問題を、自力で図示することができたのが昨日でした。

しかし、Fちゃんは続きを考えることをやめてしまいました。その点を塾長に厳しくとがめられ、涙を流したFちゃんでした。

それでもFちゃんは、塾長と一緒にではありますが、同問題を最後まで解き切ってくれました。よくがんばりました。

今日の算数の時間は、Fちゃんが先生にうんと褒められる時間にしたいと塾長は考えています。それもFちゃんの大好きなMoちゃん先生に。今日はMoちゃん先生の登塾日なのです。

1.Fちゃんが一昨日と昨日の問題の両方、あるいはどちらか一方を、黒板で説明できるほどに詳しく理解する。
2.Fちゃんが自分で大丈夫だと思ったら、黒板に出てMoちゃん先生に説明を聞いてもらう。
3.FちゃんがMoちゃん先生に褒められる。
4.自信を深めたFちゃんが、次の問題を解く。

塾長はFちゃんにできる喜びを味わってほしいのです。

Fちゃんがじっくり考えようとしないときは、「早く終わりたい。」という気持ちが強いときです。どうしても「やっつけ仕事」になってしまうのです。

Fちゃんの帰宅時間に制約がある日もあるでしょう。そんなときはFちゃんの自己申告の「今日は○時まで。」ではなく、お母さまに連絡帳への記入をお願いしたいと塾長は考えています。

Fちゃんが腰を据えて1問1問を学習し、着実に学力を積み上げてくれることを塾長は願っています。

2015-04-23

Q.E.D.進学塾の高校2年生~化学の小テストで満点

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMiちゃんは数学と理科が大好きです。Miちゃんの通う高校では、この春から文系クラスと理系クラスに分かれて2年生の授業が始まりましたが、もちろんMiちゃんは理系です。

昨夜Miちゃんは化学の小テストを塾に持参しました。
Miちゃん「見て見て。」
塾長「満点!すごいじゃない。」
Miちゃん「もっとほめて。」

塾長はMiちゃんの答案をつぶさに見ました。
塾長「きれいな式が書けているね。」
Miちゃん「でしょう。」
塾長「褐色、赤褐色、黄褐色、細かな色分けも完璧。」
Miちゃん「でしょ、でしょ。」

塾長「ごほうびはオレオでいい?」
Miちゃん「うんうん。」
塾長「いつものバニラクリームね。チョコレートクリームはどうする?」
Miちゃん「それも好き。」
塾長「じゃあ両方ね。」

昨夜の授業終了後、マツモトキヨシでオレオ(バニラ・チョコ)とリッツサンド(チーズ)とレモンパックの4つを買い込んできた塾長でした。

小学4年生から塾に通うMiちゃんは、私立中学校合格後も気を抜かず毎日通塾を続けています。中学1年生からは「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」することを欠かしません。

Miちゃんの2年生の時間割は、数学(数学Ⅱ・数学B)が8時間、理科(物理・化学・生物)も8時間、という構成です。

理数の16時間に英語の7時間を加えると、数理英を週に23時間、これを6日で割ると1日平均4時間ずつを毎日学習している計算です。

塾での勉強も自ずとこの3教科が中心になっています。Miちゃんの得意な理数は復習が半分、塾長の作った応用問題が半分、やや不得手な英語は今日の復習が半分、それ以前に習ったことの復習が半分という授業構成です。

登塾時間の早いMiちゃんは、小学生たちと一緒に授業を受けています。1問にかかる時間は高校生のほうが長いので、小学生の授業時間が押してくることがあります。

そんなときにMiちゃんは、児童の解いた問題の丸付けを手伝ってくれたり、漢字を教えてくれたりするので、塾長は大助かりです。

昨夜は授業開始早々に小学生の姉妹げんかが勃発しましたが、それを上手になだめてくれたののもMiちゃんでした。Miちゃんは面倒見のよい子なのです。

Miちゃんは中学1年生のときから外部の大学を受験することを決めています。大学生になったら塾で先生をすることも同時期から決めています。そして今もその気持ちは変わりません。

Miちゃんの成績や勉強ぶりから、Miちゃんが第一志望の大学に入学できると塾長は信じています。また、教え上手で面倒見の良いことから、いい先生になってくれることも間違いないでしょう。

塾長はMiちゃんがこのまま順調に成長を続けてくれることを願ってやみません。

2015-04-22

Q.E.D.進学塾の中学3年生~北辰テストの良問に学ぶ

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは4月19日(日)に北辰テスト -3年1回を全員受験しました。

テストから中1日の昨夜、中3生は19日に出題された問題の2問を塾の授業で学習しました。鉄は熱いうちに打てです。

1.塾生に正答者がいない。→全中3生が真剣に受講するから。
2.極端な難問は避ける。→県のトップ校を受験する子以外は必要のない問題だから。
3.大切な考え方が数多く詰め込まれている。→密度の高い学習ができるから。

塾長は、上記のような基準と理由で授業での採択問題を選びました。採り上げたのは北辰テストの数学の1次関数の問題でした。良問に学ぶところは大きいのです。

昨夜、中3生たちは頭から煙を出しながら受講していました。特に難しいところはMoちゃん先生の助けを借りながら。

この問題には別解(外積公式)があります。昨夜学習した解法(等積変形)より5倍から10倍も速く解けます。

塾長が昨夜、あえて時間がかかる解法を教えたのは、中3生が正攻法を学ぶことで多くの知識・技能を獲得してほしい、その結果として他の問題への応用力を身に着けてほしい、このように考えたからです。

また、苦労して解いた経験があってこそ、素早く解ける別解の有難みも分かろうというものです。別解は金曜日に学習予定です。

中3生たちは北辰テスト、または『北辰のかこもん』のいずれかを毎週日曜日に受験します。どちらも公立高校入試レベルの問題なので、部活で言うなら毎週試合をしているようなものです。

北辰テストは公式戦、『北辰のかこもん』は練習試合です。試合の中でしか得られないもの、学べないことは多々あるのです。

中3生たちが「試合」を毎週行うことで、実戦力を身に着けてくれることを塾長は願っています。


2015-04-21

Q.E.D.進学塾の小学5年生~学校の宿題と自主学習

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは週6日登塾しています。国語・算数・社会科を学習する毎日です。

塾長「5年生になって宿題は増えた?」
Fちゃん「(4年次と)同じくらい。でも自主学習が増えた。」

Fちゃんは5年生になって自主学習ノートの分だけ家庭での学習量が増大したのです。自主学習ノとは、その日の学校での履修事項の中から、児童が自由に教科を選び、1ページ以上を家庭学習するのもです。

これは塾長の理想とする学習方針、すなわち「今日学校で習ったことをその日のうちに復習する。」 と合致します。

昨夜Fちゃんは社会科で習った国旗を自主学習のテーマに選びました。そしてFちゃんが自主学習と宿題とを終えたのは6時40分でした。

Fちゃん「算数の宿題を終わらせてから塾に来たんだよ。」
塾長「えらいねえ。」

Fちゃんは、国語の宿題と社会科の自主学習に時間がかかることを想定して、算数の宿題を自宅学習してから登塾して来たのでしょう。えらい子です。

それから7時40分までの1時間、Fちゃんは国語・算数の塾の勉強をしてから帰宅しました。時間が遅くなってしまったので、社会科の塾教材の学習は割愛しました。

今日はFちゃんの大好きなMoちゃん先生の登塾日です。Moちゃん先生には、Fちゃんの社会科を昨日の分まで見てもらう予定です。

1.学校の宿題+自主学習。
2.国語。
3.算数。
4.社会科。

塾長はこのように優先順位を付けました。国語が算数より上位に来ているのは、Fちゃんがちょうど2か月後の漢検を受検するからです。

宿題の多い日には算数まで手が回らないことも考えられます。しかし塾長はFちゃんに毎日算数を学習してほしいのです。

そこで今日、塾長はFちゃんに「算数の塾教材の問題を自主学習に充当する。」という提案をしてみます。これが受け入れられれば、Fちゃんが自主学習に何を選ぶか迷わなくて済み、かつ塾教材の進度も確保できるからです。

2015-04-20

Q.E.D.進学塾の小学2年生~キッズ英語を週1回

Q.E.D.進学塾の小学2年生のAちゃんは週3日通塾しています。1日の学習量は、国語2ページ、算数4ページ、計6ページです。また、Aちゃんはキッズ英語の教室にも週1日通っています。1週間でAちゃんが学習するのは約20ページですから、2年生としては十二分な学習量です。とてもよくがんばっています。

Ayちゃんのお母さま「今週の英語教室の授業に遅刻して行ったため、Aちゃんが授業内容を未消化になっている。土曜授業で見てくれませんか。」

というわけで一昨日の土曜日にAちゃんは、塾で初めて英語を学習したのでした。

What's this ? 「これは何ですか。」
It's a paper clip. 「それは紙綴じです。」

What's that ? 「あれは何ですか。」
It's a pencil sharpener. 「それは鉛筆削りです。」

Aちゃんが塾に持参したテキストには、このような例文と絵が載っていました。

塾長は短縮形を元に戻したり、1音1音の発音を練習したり、1つ1つの単語の意味を板書したり、これ以上ないほど丁寧に教えました。

Aちゃん「疲れたあ。」
塾長「じゃあ英語はここまでにしようね。」
Aちゃん「今日の算数は3ページに減らしてほしい。」
塾長「いいよ。Aちゃんがんばったもんね。」

英語をみっちり1時間学習したAちゃんは、相当疲れた様子でした。いつもなら「算数を6ページに増やす。」などと学習量増の提案をしてくるAちゃんが、「今日は減らしてほしい。」と初めて言ったのですから。

1時間の授業時間を大きく2つに分けると、「聞く」「話す」の所要時間が15分、「読む」「書く」が45分でした。

「聞く」「話す」を3分割すると、1日5分でできる計算です。これなら通常授業に組み入れることは十分可能です。

そうすればAちゃんは、少なくとも週4日は英語に接することができます。語学は触れる頻度が多いほど上達が早いのです。

塾長は早速明日、Aちゃんとお母さまに、英語のテキストを塾に毎回持参することを提案します。薄いテキストなので荷物になる心配もありません。

2015-04-19

Q.E.D.進学塾の高校受験生~本日の北辰テストを受験

Q.E.D.進学塾の高校受験生の全員が、本日の北辰テスト -3年1回を受験します。

【2015年度 北辰テスト日程】(得点)[偏差値]

3月8日(日)2年3回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

3月15日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-数学(   )[   ]
3月22日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-理科(   )[   ]
3月29日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-英語(   )[   ]
4月 5日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-社会(   )[   ]
4月12日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-国語(   )[   ]
第1回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

4月19日(日)第1回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

【以下略】

中3生たちは、上記のようなスケジュールに従って『北辰のかこもん』を学習してきました。今日は日ごろの勉強の成果を如何なく発揮してほしいものです。

昨日の土曜授業を受講した中3生はKoちゃんとMkちゃんの両名です。両名は理科と国語の2教科を学習しました。

両名が質問したのは、ばねの計算問題と国語の文法問題で、いずれも北辰テストの過去問からの質問でした。

本日の北辰テストの試験範囲は、昨年同時期のそれと大差ありません。今年もばねや文法の出題があることを塾長は期待しているところです。

2015-04-18

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

昨夜、塾の近くの書店にて漢検を申し込みました。試験日は6月21日(日)です。

小学生の申し込み書は塾長が書きましたが、中学3年生のKoちゃんとMkちゃんは自分で書きました。

申し込み書を自筆で書いてもらうのは、生徒の意識を試験へと向けさせる狙いがあってのことです。

昨夜、両名は22時まで勉強して帰宅しました。塾→書店→塾に要した時間は30分ぴったりでしたが、その30分を補って余りある居残り勉強でした。

居残りは塾長の指示ではなく、両名が自発的に申し出たものです。さすがは高校受験生です。

2015-04-17

Q.E.D.進学塾の中学3年生~答案の書き方を学ぶ

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKoちゃんは、昨夜の数学の授業で証明問題を学習しました。

【問題】連続する3つの整数の真ん中の数の平方から1をひいた数は、残りの2数の積に等しい。この訳を文字式を使って説明しなさい。

【証明】
連続する3つの整数を、
(例) 1 , 2 , 3
(式) n-1,  n  , n+1
とする。

①真ん中の数の平方から1をひいた数は、
n2-1・・・・・・①

②残りの2数の積は、
(n-1)(n+1)=n2-1・・・・・・②

よって、①=②  Q.E.D.

Koちゃん「問題集の解答の半分の長さで解けてる。」
塾長「うん。簡潔は正義よ。」

さらに短くしようと思えば、『(例) 1 , 2 , 3』の1行は削ることができます。しかし、削ったところで書く時間は何秒も変わりません。

それならば、生徒が自分の考え方が正しいのかどうか、簡単にチェックできるこの1行を残しておいたほうが得策です。いわば「たしかめざん」の役割を果たしてくれる、貴重な1行なのです。

授業開始時には「証明は嫌い。」と言っていたKoちゃんでしたが、この1問で証明への苦手意識が払拭できたようです。

埼玉県公立高校入試には、どの教科でも記述式の問題が数多く出題されます。証明の書き方を学ぶことは、答案の書き方を学ぶことでもあり、これも立派な記述問題対策です。

また、文章や式を整理して書くことは、自分の頭の中を整理することと同値であり、これは学習の仕方を学ぶことでもあります。

Kちゃんの数学の時間は、これからしばらく証明問題が続きます。Kちゃんが1問1問を丁寧に解き、そこから多くのことを学んでほしいと塾長は願っています。

2015-04-16

Q.E.D.進学塾の小学3年生~初めての分数

Q.E.D.進学塾の小学3年生のYちゃんは、今夜初めて分数を学習しました。

まずは分数の読み方・書き方からです。
塾長「1を2つに分けたうちの1つを2分の1と言います。1/2と書きます。上から読むと『1わる2』です。」

塾長はケーキをナイフで切った絵と上記の文章を板書して、Yちゃんに音読・筆記してもらいました。Yちゃんは今夜初めて分数を習ったとは思えないほどすらすらと読み書きしていました。

帯グラフが読めても、円グラフが読めない児童は少なくありません。それを考えると、いきなりケーキ(円)の図から分数学習を開始するのはハードルが高いのです。

そのためほとんどの問題集は、帯を等分する図から分数の説明を始めており、Yちゃんの学習している問題集もそうでした。

しかし塾長はYちゃんに敢えて高いハードルにチャレンジさせました。そしてYちゃんは何事もなかったかのように分数の考え方を「ケーキ」で習得してしまいました。賢い子です。

塾長「本当に分数を習うのが初めて?」
Yちゃん「うん。」
塾長「こんなに簡単に分かってしまうYちゃんはすごいねえ。」
Yちゃん(にっこり)

1/4 + 2/4 = 3/4。
3/4 + 1/4 = 4/4 = 1。

Yちゃんは上記の計算をケーキの図を書きながら難なくこなします。そして1時間の算数の授業が終わるころには、図がなくてもすらすらと解けるまでに上達しました。

問題集2ページを全問正解したYちゃんの顔は、達成感と自信に満ちていました。

昨夜塾長は、最後の式「3/4 + 1/4 = 4/4 = 1」までを、1時間×2日=2時間で学習する計画を立てていました。

ところがYちゃんの飲み込みがあまりにも素晴らしいので、1時間のマンツーマン授業に切り替え、今夜1日で最後まで学習することにしたのです。

Yちゃんは、授業の仕上げに問題集2ページの全問を音読しました。淀みなく読み上げるYちゃんの姿に、塾長は頼もしささえ覚えていました。

塾長はこれからも余裕を持った学習計画を立てるつもりです。Yちゃんの習得速度が速いときは、次の時間の予定を前倒して学習すればよいのですから。

Yちゃんが今後も順調に学力を伸長し続けてくれることを塾長は願っています。

2015-04-15

Q.E.D.進学塾の中学1年生~急成長を見せる英数

Q.E.D.進学塾の中学1年生のHちゃんは学習意欲に満ち溢れています。新しいことを次々と吸収し続ける毎日です。特に英語と数学に急成長を見せています。

Hちゃんは4月から英単語の学習を開始しました。「ドゥ・オ・グ→ドッグ」のように1文字1文字の発音(フォニックス)を繋げて、英単語を読む練習を2週間続けてきたのです。

昨日の英語の授業でHちゃんは、初見の英単語を読む練習をしました。「ドゥ・オ・グ」を音読せず心の中だけで唱えて、いきなり「ドッグ」と発音することに、昨日初挑戦したのです。

Hちゃんは何とこれができてしまいました。塾でも自宅でも音読の練習を毎日欠かさなかったHちゃんなればこそでしょう。

これでHちゃんの英語学習の速度が格段に向上します。Hちゃんは現在学習中の『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』をこれまで以上のスピードで解くことができます。今月末には第2章の「be動詞」を学習予定です。

昨日の数学の授業でHちゃんは、『計算の級別トレーニング』の11級(分数・小数・累乗を含む四則混合計算) のH問題(8段階のうち最高難度)の10問を全問正解しました。

塾長「素晴らしい。」
Hちゃん「えへん。」
塾長「もう飽きちゃった?」
Hちゃん「うーん。」
塾長「次に進んでもいいよ。」
Hちゃん「木曜日まで練習を続ける。」

Hちゃんに慢心はありません。少しでも不安な点があれば、とことん練習する姿勢に拍手です。

明日からHちゃんは「文字式」を学習開始予定です。Hちゃんが新単元を学び始めてからも、せっかく得意になった四則混合計算を忘れないよう、塾長は11級を毎日1問ずつ宿題にします。

塾長「Hちゃん、これを見てごらん。」
Hちゃん「MoちゃんとMiちゃんの学校時間割が貼ってある。」
塾長「うんうん。Hちゃんも貼ろう。」
Hちゃん「分かった。(時間割を)持ってくるよ。」

塾の壁にはHちゃんと同じ学校の先輩のMoちゃん・Miちゃんの時間割が貼ってあります。今日学校で習ったことを、その日のうちに塾で復習するためです。

4月半は学校の授業が本格化してくる時期です。Hちゃんも先輩方に倣って、学校授業の復習を「その日のうちに」行う習慣を、ぜひとも身に着けてほしいものです。

2015-04-14

Q.E.D.進学塾の小学5年生~社会科を毎日0.5ページずつ

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは週6日通塾しています。国語を1ページ、算数を2ページ、社会科を0.5ページずつ学習する毎日です。

Fちゃんが今いちばん苦戦しているのが社会科です。用語に使われている漢字や、用語そのものが難しいからです。

Fちゃんは『栄光ワーク 小学社会-5年』を学習中です。同書は全120ページ、毎日0.5ページずつ学習すれば、日曜日と祝日をお休みにしたとしても、余裕を持って1年間で履修完了する計算です。

Fちゃんは、ワークの問題を解き始める前に、まず説明のページを音読します。難しい漢字や用語があると、Fちゃんはそこで読むのが一時停止したり、読み間違えたりするので、塾長はFちゃんにとってどこが難しいのか直ぐ分かります。

Fちゃんの音読が詰まってしまったところで、塾長はFちゃんにいったん音読を中断してもらい、授業解説を始めます。

昨夜の授業では、Fちゃんの分からない言葉が説明文の冒頭にありました。

Fちゃん「くに、『国土の4分の3が山地です。』」
塾長「国(こく)はどこの国?」
Fちゃん「・・・」
塾長「じゃあ国語はどこの国の言葉?」
Fちゃん「日本。」
塾長「正解。」

このように、用語をひとつひとつ解説しながらの、社会科の授業なのです。

塾長「『国土の4分の3が山地です。』さて問題。1は国土でしょうか、山地でしょうか。」
Fちゃん「うーん。」
塾長「おうちの台所。さて、全体はおうち、それとも台所?」
Fちゃん「おうち。」
塾長「よくできました。」
塾長「全体=1=もとにする量よ。算数で習ったのを覚えてる?」
Fちゃん「忘れちゃった。」
塾長「じゃあここで覚え直そうね。」
Fちゃん「はい。」

Fちゃん「河口はなんて読むの?」
塾長「かこう よ。」
塾長「川の勉強をしよう。上流→中流→下流→河口→海。」

塾長は絵を描いて説明しました。塾生たちに「へた」と言われ続けている絵ですが(笑)

社会科の時間は4教科を総合学習する時間になっています。

社会科の説明文には、難しい漢字や用語や文章表現が随所に登場するので、国語の勉強になります。

昨夜の社会科の時間にFちゃんは「全体=1=もとにする量」を学び直しました。これは算数の学習です。そして川の仕組みを初めて学習しました。これは理科です。

2017年2月1日の東京都私立中学入試解禁日まで1年9か月半、まだまだ遠い先のことのように思えますがさにあらずです。

今はまだ国語・算数・理科・社会の各教科の入試対策問題を解く時期ではありません。しかし、難しい問題をばりばり解かずとも、基礎学力を地道に積み上げることはできます。

そのために塾長は昨夜のような4教科の総合学習の時間を多く設けたいと考えているのです。

中学入試の鍵を握る教科が算数であることは確かですが、最終的に合否を決めるのは総得点です。バランスの良い学習を積み重ね、総合力を養って行きたいものです。

2015-04-13

Q.E.D.進学塾の中学3年生~学習効果を高めるために

Q.E.D.進学塾の高校受験生を対象とする授業にMoちゃん先生が初参戦したのは先週末のことでした。

Moちゃん先生は、Nちゃんに個別授業で連立方程式の計算を教えました。連立方程式は今Nちゃんが大苦戦している単元で、かつ4月19日の北辰テストの試験範囲でもあります。

数学で一度ももがき苦しんだ経験のない塾長と、その経験のあるMoちゃん先生とでは、教え方に違いがあって当然で、Nちゃんに苦手単元を別の視点から今一度見つめ直してほしいと塾長は考えたのです。

果たして、教え方の差異は如実に表れました。その顕著な例が、連立方程式を解く途中式に出現した「-21+3」です。

Moちゃん先生は「図で説明するね。」と言って数直線を書き、矢印を書き込んで答えの「-18」を導き出す解法を教え、Nちゃんはそれを理解することができました。

一方、塾長はNちゃんに式変形での解法を教えました。
-21+3
=3-21
=-(21-3)
=-18
Nちゃん「これ、やった。思い出した。」

この解法はNちゃんが正負の数の学習で、かつて習得した解法なのですが、Nちゃんはすっかり忘れていて、板書を見て思い出したのです。

これでNちゃんは、2とおりの解法を身に着けました。もし試験当日に一方を忘れても、もう一方の解法で問題を解くことができます。路線を複数用意しておくメリットは大きいのです。

Moちゃん先生の帰宅後、塾長は嬉しそうな顔のNちゃんに尋ねました。

塾長「Moちゃん先生の授業を初めて受けてみてどうだった?」
Nちゃん「やさしくて分かり易かった。」

今後もここ一番でMoちゃん先生の力を借りたいと思った塾長でした。

Moちゃん先生がNちゃんに付きっきりで教えてくれている間に、塾長は他の受験生に個別授業をすることができました。

塾長がMoちゃん先生に担ってほしいと思うことは、大きく分けて次の二つです。
1、【個別授業】Moちゃん先生が2名を、塾長が3名を担当する。
2、【全体授業】塾長が板書説明しているときに、Moちゃん先生が机間指導をする。

よりきめ細かい指導で、受験生たちを栄冠へと導きたいものです。

2015-04-12

Q.E.D.進学塾の小学5年生~家庭学習の習慣

Q.E.D.進学塾の小学5年生のKくんは週2回通塾し、そのうち1回はいとこに当たるMoちゃん先生の指導を受けています。そして先週の木曜日がその日でした。

Moちゃん先生「日付けを書かなければ、宿題をやった証拠にならないんだからね。」
Kくん「はい・・・」

塾長もKくんを叱りました。Kくんは何度も宿題を忘れていて、一度厳しく言っておかなければならないと思っていたからです。

翌日の金曜日に塾長はKくんの家庭学習についてMoちゃん先生に相談しました。

塾長「ノートに赤ペンで日付けだけでも書いてあげたらどうだろう。そのほうが毎日の勉強がしやすくなるだろうし。」
Moちゃん先生「うーん、そこまで手とり足とりしてあげると、Kくんがどこまでも甘えそうだから、それはかえってためにならないと思う。」
Moちゃん先生「自分で日付けを書いて勉強する習慣を身に着けさせたい。」
塾長「分かったよ。」

塾長はMoちゃん先生の言うことが正論だと心から納得したのです。

塾長「どうしてKくんは家庭学習の習慣が身に着かないんだろうか。」
Moちゃん先生「Kくんの1年生のときの担任の先生が毎日宿題を出していたから、Kくんは家でちゃんと勉強する子だった。」
塾長「うん。」
Moちゃん先生「ところがKくんが2・3年生のときの先生は、宿題を全く出さなかった。この2年間でKくんの学習習慣が崩れた。」

Moちゃん先生は今年の2月に教壇に立ち始めたばかりです。しかし、いとこにあたるHちゃんやKくんのことについては、通塾開始以前の時代から熟知しています。

Kくんの算数を毎日2ページから1ページに減らし その分だけ漢字の学習量を増やす提案をしてくれたのもMoちゃん先生でした。Kくんの漢字、特に2・3年生の履修漢字を早期に再学習させたいと常々考えていた塾長は、この提案に即賛成しました。

塾長はMoちゃん先生の声によく耳を傾け、Kくんにとって最適な学習環境を整えたいと考えています。

2015-04-11

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

昨夜Koちゃんは、19時の10分前に登塾してきました。

塾長「さあ、英単語テストをしよう。」
Koちゃん「19時まで休みたい。」
疲れてぐったりしているKoちゃんでした。

Koちゃん「あと実働40日で部活を引退できる。楽しみ。」
塾長「やっと解放されるのね。」
部活動を引退して受験勉強に専念する日を心待ちにしているKoちゃんです。

とはいえKoちゃんは現在も鋭意学習に励んでいます。

Koちゃん「この偏差値を見て見て、先生。」
塾長「すごいねえ。4月19日の北辰テスト3年3回もこの調子でね。」
Koちゃん「それはどうか分からない・・・・・」

Koちゃんは『北辰のかこもん』の5教科総合偏差値で、第一志望校の合格80%ラインを初めて超えてきました。その力をぜひ北辰テスト本番でも発揮してほしいものです。

2015-04-10

Q.E.D.進学塾の中学2年生~1学期の学習予定

Q.E.D.進学塾の新中学2年生のAyちゃんは、この春休みから3つのテーマを学習しています。

1.方程式の文章題・・・『アポロン数学-中1』の例題。
2.社会科・・・『中学 必修テキスト-歴史』の確認問題。塾で口頭試問。
3.英語・・・『不規則動詞活用表』(Miちゃんプリント)

新学期が始まったばかりで学校の授業があまり進行していないので、 Ayちゃんは昨夜も上記の3つを学習しました。

【数学】
昨夜Ayちゃんのは方程式の文章題(速さ)を学習しました。塾長は、道のり・速さ・時間の3つを表に書き込むと式もできてしまう解き方を教えたのですが、Ayちゃんは昨日1日だけでこれを完全に自分のものにしてしまいました。賢い子です。

方程式の文章題の残りページも少なく、かつAyちゃんの学習も順調です。ここで学習を打ち切るのは勿体ないので、このまま最後まで学習を続ける予定です。

これからの塾の数学の時間は、学校の授業進度に合わせての並行学習と方程式の文章題との2本立てです。

【英語】
Ayちゃんは、『不規則動詞活用表』をよく覚えてきます。小テストはいつも満点です。塾で新しい単語を教えても飲み込みが早いのです。『不規則動詞活用表』を学習することは、英語が得意なAyちゃんにとって、さしたる負担になっていません。

よって、このまま同表の学習を継続しながら、学校の授業進度に合わせた学習も同時に行いたいと塾長は考えています。

【社会科】
Ayちゃんは春休みからずっと、Ayちゃんが確認問題のページを1ページ覚えたら自己申告し、そのページを塾でテストしてきました。

昨夜のAyちゃん「テストは次回でもいいですか。」
塾長「うん。覚えるのが大変だった?」
Ayちゃん「はい。」

Ayちゃんにとって「1ページ覚える」は負担が大きすぎるのかもしれません。Ayちゃんが今覚えている最中のページのテストが終わったら、学習の仕方を変更しようと塾長は考えています。

具体的には、
1. 夏休みまでは学校の授業進度に合わせて、覚える→小テストする。
2. Ayちゃんが現在行っている、1年生の復習はいったん中断し、夏休みから再開する。
3. 1.の小テストは、これまでのページ単位を改め、大問単位とする。(一度に覚える量を減らす。)

社会科は英数とは教科の特性が異なります。

たとえばbe動詞の現在形があやふやな子が、過去形を学習するのは無理があります。一元一次方程式が解けない子が、連立方程式を 学習することは不可能です。

ところが社会科は、江戸時代がよく分かっていない子が先に明治時代を学習することも、東北地方を知らない子が関東地方を勉強することもできる教科です。

また、昔習ったところを思い返しながら復習するよりも、今学校で習っているところを直ぐに塾で復習したほうが頭によく入ります。

塾長が上記1.2.3.の学習計画を立てたのは、このような理由によるものです。

2015-04-09

Q.E.D.進学塾の中学3年生~マンツーマンで数学を学習

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKiちゃんは、学校の宿題も塾の宿題もきちんと学習しています。そんなKiちゃんの春期課題で最後まで残っていたのが数学でした。

Kiちゃん「数学の宿題がやりたい。」
塾長「いいよ。提出期限は?」
Kiちゃん「4月10日です。」
塾長「日にちが迫ってるね、すぐやろう。」

昨夜、振り替え授業で登塾してきたKiちゃんは、2時間まるまるのマンツーマン授業でした。途中で20分間だけ英語を挟んだほかは、ずっと数学漬けのKiちゃんでした。

がんばった甲斐あって、昨夜9時半過ぎにKiちゃんは数学の春期課題を完了しました。そして晴れやかな顔で帰宅して行きました。

塾長「よくがんばりました。明日は英語の小テストの勉強をして、明後日は数学の宿題を提出して、それから登塾しておいで。」
Kiちゃん「はい。」

昨夜はKiちゃんの英語の小テスト(不規則動詞活用表)の出来が芳しくありませんでした。いつも単語を覚えてから登塾して来るKiちゃんにしては珍しいことです。

その理由が分かりました。Kiちゃんは自宅でも数学の宿題に追われていて、英語に手が回らなかったのでしょう。

学校の宿題は家で学習する、塾では塾教材を学習する、これは理想論です。しかし現実にこれを実行できる生徒がはたして何人いるでしょうか。

そんな理想論を唱えていては、生徒が苦しむだけで学力は伸びないと塾長は考えています。

生徒は塾教材を学習しているさなかにあっても、学校の宿題のことが気がかりですから集中して勉強できるはずもなく、学習効率は上がりません。

そして帰宅後は深夜まで宿題に追われます。その結果、翌朝寝不足で登校することになり、学校の授業に身が入りません。

このような悪循環を避けるために、塾長は塾に学校の宿題を持ち込むことをよしとしているのです。また、生徒が今いちばん学習したいことを学習するのが、最も身になる勉強の仕方です。

高校入試まで残り11か月です。11か月しかないとも言えますし、11か月もあるとも言えます。しかし長丁場であることに間違いありません。

無理のない学習計画で継続的に学力を積み上げて行きたいものです。

2015-04-08

Q.E.D.進学塾の高校2年生~面倒見の良い子

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMiちゃんは、小学4年生から通塾していて、最古参の塾生です。教室はMiちゃんにとってすっかり第二の家のようなもので、Miちゃんはマイペースで日々の学習に励んでいます。

Miちゃんは自力で問題を解けるところまで解き、行き詰まると質問をします。そしてMiちゃんは疑問点を解消すると、質問した問題を自分の頭で再整理します。Miちゃんが言うには「消化している。」のだそうです。

解く→質問する→納得する→もういちど自分の頭で整理する→質問した問題が完全に身に着いたと確認する→次の問題に進む、これがMiちゃんの学習の型です。Miちゃんの学習する姿は、下級生たちのお手本となっています。

昨夜はMoちゃん先生が大学の講義終了時刻が遅いために、登塾できなくなってしまいました。塾長は大忙しです。そんなとき助け舟を出してくれたのはMiちゃんでした。

Miちゃんは塾長の代行で中学2年生のAyちゃんの社会科の小テストをしてくれたのです。先輩がテストしてくれることはそうそうないことで、Ayちゃんは嬉しそうに試験を受けていました。

「異学年交流は何故かうまく行くんだよねえ。」
これは千葉県の公立中学校の教頭先生が塾長に教えてくれたことです。先輩が後輩を可愛がり、後輩が先輩を慕うという構図が生まれるからなのでしょう。

Ayちゃんの小テストに要した時間はわずか10分ほどでしたが、教室の雰囲気がよりよくなったことを感じました。あまり時間が長いとMiちゃんの自分の勉強に障りますが、10分で済むことなら今後もお願いしたいと塾長は思っています。

3Cu + 8HNO3 → 3Cu(NO3)2 + 2NO + 4H2O
昨日Miちゃんが質問をし、化学反応式の作り方を理解したのは上記の式です。

学年が進むにつれ1問に要する時間は長くなります。小学生を長時間待たせる訳にはいかないので、塾長が勉強を見る順番は小さい子からです。

Yちゃん「漢字できた。音読したい。」
Fちゃん「Fも音読したい。」

このようにタイミングがかぶってしまうこともままあります。こんなとき上級生が手伝ってくれると大助かりで、時間のロスなく授業が回るのです。

上は高校2年生から下は小学2年生まで全学年の塾生たちが快適に学び続けられるよう、今の良好な教室の雰囲気を保ちたいと塾長は考えています。

2015-04-07

Q.E.D.進学塾の各種検定試験対策~今月は申し込みラッシュ

Q.E.D.進学塾の塾生たちは各種検定試験を積極的に受検・受験しています。

小学生および中学1年生が次回受検するのは6月21日(日)の漢検です。前回の受検で見事合格した子は一つ上の級に挑戦し、残念な思いをした子は同級に再挑戦します。

一方、次回英検の受験日は6月7日(日)でちょうど2か月後です。こちらは前回より上級の試験を受ける子のみです。試験内容が一気に難しくなる級を受験する子もいますが、めげずにがんばってほしいものです。

また、5月31日(日)に実施される北辰テスト-第3回の受付開始も今月末からです。各種検定試験や模試の申し込みラッシュの今月です。

これらの公的な検定試験・模擬試験は、塾生の学力を正しく測定する好機であるとともに、児童・生徒の学習意欲を高めることに大いに役立っています。

3つの試験のうち塾の授業で最も大きなウエイトを占めるのが漢検です。小学生児童はもれなく漢検を受検し、国語の授業の柱となっています。

児童たちは登塾すると真っ先に漢検対策問題集を解き、解き終わると直ぐにその全文を音読しています。国語力を支えるのは、一に文字力、二に語彙力なのです。

塾では検定試験に受かるための最短距離の学習はしていません。受かることが大目標ではないからです。

たとえば中学3年生のKoちゃんが次回受験するのは英検準2級ですが、そのための対策問題集には未着手で、現在Koちゃんは『高校新演習 ベーシック英文法』(英検準2級の試験範囲の英文法)を学習中です。

英検対策問題集ではなく英文法書を学習するのは、英検に合格するという観点からだけ見れば回り道ですが、本当の実力を身に着けるためには最短距離だと塾長は考えているのです。

塾生たちが各種検定試験の学習を通して、確かな学力を積み上げてくれることを塾長は願っています。 

2015-04-06

Q.E.D.進学塾の新小学5年生~1問多く学習

Q.E.D.進学塾の新小学5年生のFちゃんは週6日通塾しています。国語・算数・社会科の3教科を学習する毎日です。

昨夜Fちゃんは、通常の学習量にプラス1問、明日の予習をしました。

【問題1】84-56 を筆算しなさい。
8-1=7
10-6=4
4+4=8
7-5=2
答え 28。

【問題2】8と7分の4 - 5と7分の6 を筆算しなさい。
8-1=7
7分の7-7分の6=7分の1
7分の1+7分の4=7分の5
7-5=2
答え 2と7分の5。

上記のように、整数の引き算(筆算)と分数の引き算(筆算)とは、仕組みが同一です。
Fちゃんはわずか15分ほどで分数の筆算を習得してしまいました。賢い子です。

この15分間に、妹のYちゃんは今日解いた問題の丸付け(いつもは先生がする)を自分でやり、かつ間違えた問題のやり直しをして、姉の授業終了を静かに待っていました。えらい子です。

塾長「明日の予習を1問だけやろう。」
Fちゃん「えー。」
塾長「本に載っていない解き方よ。明日Moちゃん先生に見せたらびっくりするよ。『なんでこれができるの!?Fちゃんすごい。』ってMoちゃん先生が褒めてくれること間違いなし。」
Fちゃん「やる。」

Moちゃん先生を大好きで憧れすら抱いているFちゃんは、明日の予習をすることを快く了承してくれました。

塾長がこうまでして「1問の予習」にこだわったのは、これが明日の授業でFちゃんに練習してほしい解法、すなわち是非とも完全習得してほしい解法だったからです。

私立中学校を受験することの決まっているFちゃんは、これから時間の計算を学習します。その際にも応用できるのが、今日学習したばかりの「筆算」なのです。

児童の将来を見越して、テキストとは異なる解法を教えるのはままあることです。Fちゃんはこの春から5年生、中学入試に直結する考え方や解法が登場する機会が増えます。

FちゃんがMoちゃん先生の授業を受講する前日に、最重要問題を1問だけ予習すること、そして翌日の授業でその定着化を図ること、この作戦は今後も使えそうです。

Fちゃんの大好きなMoちゃん先生に教わる時間を最大限に増やし、Fちゃんの学習意欲を高めること=心。
塾長の持てる技を余すところなくFちゃんに注入し、受験に必要な知識・技能を身に着けること=技。
毎日の学習の積み重ねで考える習慣を身に着け、思考力を強化すること=体。

3本柱に支えられた堅固な土台を築きたいものです。

2015-04-05

Q.E.D.進学塾の小中学生姉弟~1か月ぶりの土曜授業

Q.E.D.進学塾の新中学1年生のHちゃんと新小学5年生のKくんは姉弟です。そして新大学1年生のMoちゃん先生は姉弟の従姉妹にあたります。

姉弟は行事のため3月の土曜授業をお休みしていましたが、昨日の土曜授業を1か月ぶりに受講しました。姉弟は平日と同様の学習に加え、宿題を意欲的に勉強しました。

姉のHちゃんは、学校の春期課題の主要3科(国語・数学・英語)を完了し、残るは理科・社会科です。

Hちゃん「(理科・社会の)分からないところがたくさんある。」
塾長「この6冊『小学実力完成テキスト』を調べたり、塾長に聞いたりしながら、少しずつ解決していこうね。」
Hちゃん「登塾日以外も聞きに来ていい?」
塾長「うん、おいで。」

春期課題の提出期限は9日です。期日までに提出しよう、疑問点を残さないようにしよう、こんなHちゃんの意欲が伝わってくる発言でした。

Hちゃんの主要3科の学習は極めて順調で、Hちゃんは塾長に褒められてばかりです。そのため学習意欲が向上してるのです。それが理科・社会の学習にも好影響を与えています。

一方、弟のKくんは春休みの宿題がありません。その代わりMoちゃん先生がKくんの毎日の宿題を日割りで出してくれています。

Kくん「今日の分(塾教材の国語・算数・社会科とMoちゃん先生に出された宿題)が終わった。」
塾長「明日の分も勉強する?」
Kくん「うん、する。」

先週、宿題忘れを連発したKくんは、Moちゃん先生にこっぴどく叱られて心を入れ替えたようです。とはいえ油断は禁物です。塾長は毎週土曜日にKくんがMoちゃん先生の宿題を、日にち通りに学習しているかを点検しなくてはなりません。

姉弟がそろって順調に学習を継続してくれることを塾長は願っています。

2015-04-04

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

昨夜は新中学3年生が勢ぞろいの日でした。

(い)1次関数の式
  直線の式
  y=ax+b

(あ)a=傾き=↑/→=Δy/Δx=y2-y1/x2-x1=速さ=変化の割合

(う)b=y切片=y軸との交点(0,b)
  b=y-ax

(え)平行=傾きが等しい

(お)交点=連立方程式

上記の「いあうえお」を塾で学習したのは、Kiちゃんの入塾前のことでした。
そこで塾長はKiちゃん向けに1次関数の授業を行いました。

「いあうえお」は他の新中3生には既習事項なのですが、半年以上も前のことなので、忘れかけてしまっている子が多数でした。

Kiちゃんのための授業でしたが、既習の生徒にとってもよい復習になりました。

さて、今日は新中学1年生のHちゃんと新小学5年生のKくんの姉弟が、土曜授業に参加予定です。姉弟は行事のため3月の土曜授業をお休みしていたので、1か月ぶりの参加です。

姉弟はまず平日と同様の学習をし、それに加えてHちゃんは春期課題の理科と社会科を、KくんはMoちゃん先生から出された宿題を学習予定です。

2015-04-03

Q.E.D.進学塾の新中学2年生~英語と社会科の小テストで高得点

Q.E.D.進学塾の新中学2年生のAyちゃんの春休みの学習テーマは3つです。

1.方程式の文章題・・・『アポロン数学-中1』の例題。
2.社会科・・・『中学 必修テキスト-歴史』の確認問題。塾で口頭試問。
3.英語・・・『不規則動詞活用表』(Miちゃんプリント)

上記1.2.はAyちゃんとそのお母さまからの要望で、3.は塾長の判断で設定した学習テーマです。

Ayちゃんは塾で脇目も振らずに勉強します。おやつの時間以外に鉛筆の止まっている時間がほとんどないのです。

そして昨夜の英語と社会の小テストの結果から、自宅でもよく学習していることが分かりました。Ayちゃんは学習意欲に満ちたえらい子なのです。

英語の小テストは1問だけ間違えて90点でした。Ayちゃんは小テストで正解した単語に鉛筆で黒丸を、正答できなかった単語に赤ペンで赤丸を付けています。昨夜初めて赤丸が付きました。

色分けして丸をつけることは、塾長に言われたのではなく、Ayちゃんが自分で考えたことです。Ayちゃんは赤丸の単語を自宅で再学習するつもりなのでしょう。自分なりに勉強の仕方を考えているのは立派です。

歴史の小テストは100点満点を超えて120点でした。Ayちゃんは『中学 必修テキスト-歴史』の確認問題、すなわち一問一答式問題を自宅で覚え、満点を取れる自信が付いたページを自己申告し、そのページを塾で小テストをしています。

小テストは、塾長が問題文を読み上げ、Ayちゃんがその答えを一つの単語で答えるという方式です。

昨夜Ayちゃんは歴史の第一回小テストを受けました。Ayちゃんはすらすらと正答します。Ayちゃんが1ページの半分を全問正解したところで、塾長は出題形式を変えました。

問題文の文章を塾長が違う言葉で読み替えて出題したのです。それでもAyちゃんは次々と正解します。

そこで塾長は最後の一問を「逆引き」で出題しました。塾長が答えの単語を先に言って、Ayちゃんにその単語を文章で説明してもらったのです。Ayちゃんはこれにも見事正解しました。

Ayちゃんがどれほど勉強してきたかよく分かります。塾長は「素晴らしい。120点。」と言ってAyちゃんを褒めちぎりました。

正直、塾長はAyちゃんがこれほど高いレベルまで勉強して来るとは思っていませんでした。望外の成果は嬉しい誤算です。

「自信が付いたらテスト」方式は大成功です。Ayちゃんにぴったり合った勉強法です。春休み以降もこの方式を継続して行こうと塾長は考えています。地理の学習についても同様です。

Ayちゃんが自信を持って「社会科は得意科目。」と言える日を、塾長は楽しみにしています。

2015-04-02

Q.E.D.進学塾の新中学3年生~英語と社会をマンツーマンで

Q.E.D.進学塾の新中学3年生のKくんは昨夜振り替え授業を受講しました。同級生のKoちゃんが8時に帰宅したため、そこから1時間はマンツーマン授業でした。

Kくんは社会科が得意です。質問もよくします。昨夜は不平等条約について質問しました。「領事裁判権」(=治外法権)と「関税自主権」という用語の意味が分からなかったからです。

1.外国人が日本で犯罪を犯した場合。
2.日本人が海外で犯罪を犯した場合。
3.日本が米を輸出する場合。
4.日本がオレンジを輸入する場合。

塾長はこの4つのケースを具体例に挙げて説明しました。Kくんは想像力を働かせて塾長の作ったストーリーを楽しんでいました。

Kくんは物語が大好きです。昨夜のように時間に余裕のあるときを狙って、今後も物語を語って聞かせたいものです。生徒は興味関心の向くことは忘れないのです。

Kくんは英語が不得手です。しかしながら英語から逃げる素振りは全くなく、むしろ積極的に勉強しています。

Kくん「不規則動詞活用表のプリントを勉強したい。」
塾長「ここは明後日勉強する予定だけど、それでもいいの?」
Kくん「やりたいです。」

Kくんは昨夜マンツーマンで勉強した動詞を、明日もう一度全体授業で再学習します。繰り返し学習することで定着化を図りたいと、Kくんは自分なりに考えているのです。

Kくんは英語を得意科目にしたい気持ちもあれば、そのために何をすればいいかを自分で考える力もあります。今のKくんの学習姿勢ならば、これからの英語の伸びに大いに期待が持てるでしょう。

塾の授業ではKくんのやりたいことを最優先にしています。ただしそれだけでは不十分で、そこは塾長が補う必要があるのです。

塾長「ところで『みるみる英語-1年』の巻末の表は覚えた?」
Kくん「まだです。」
塾長「じゃあこれから(巻末の)代名詞と疑問詞を勉強しよう。」
Kくん「はい。」

3年生の履修事項とともに、1・2年生の復習も怠れません。

塾長「小学4年生の国語で習った、作文の書き方を覚えてる?」
Kくん「いつ、どこで、だれが・・・」
塾長「よく覚えてる、すごいね。その作文の順番で疑問詞を勉強しよう。」

Kくんは、小学校の国語で習ったことをよく覚えています。それを英語の勉強にフル活用したいものです。

Kくんは得意科目も不得意科目も分け隔てなく勉強しています。今後もバランスの良い勉強を継続してほしいものです。

穴がないことは最大の武器になります。公立高校入試の合否は5教科の総得点で決まるのですから。

2015-04-01

Q.E.D.進学塾の新中学1年生~春期課題の国数英を完了

Q.E.D.進学塾の新中学1年生のHちゃんは、この春休みにとても意欲的に学習しています。昨日、春期課題の国語・数学・英語を完了したとの報告を受けました。

明日Hちゃんは残る春期課題の理科・社会を塾に持参する予定です。塾教材の国数英の学習が順調なので、春期課題を学習する時間は十分に確保できそうです。

昨日の英語の授業でHちゃんは小テストをしました。アルファベットの小文字を見ながら、アルファベットの読みとフォニックスを続けて発音するというテストです。

塾長「上手になったねえ。家で練習してきたでしょ。」
Hちゃん「したよ。」
塾長「今度は『z』から逆順で読んでごらん。」
Hちゃん(すらすら)
塾長「素晴らしい。」
Hちゃん「えへん。」
塾長「じゃあ今日は英単語に初挑戦しよう。」
Hちゃん「ドゥ・オ・グ→ドッグ」
塾長「正解。」

Hちゃんは覚えてきたフォニックスを繋げて、上記のように英単語を読むことに成功しました。

塾長「今日習った20単語の音読が宿題ね。」
Hちゃん「はい。」

やる気十分のHちゃんは、すらすら読めるまで練習してくることでしょう。

Hちゃんが昨日学習したのは『みるみるわかる ステップ式 英語』の12ページです。明日は13ページを学習します。

春休み前に塾長が立てた学習計画では、ここまで進む予定はありませんでした。塾長はHちゃんがフォニックスを習得するのにもっと時間がかかると考えていたからです。

実際、先週の授業でHちゃんはフォニックスが十分に読めず、塾長は「もう少し練習しておいで。」と言ったものです。この言葉に奮起したHちゃんは、逆順でも難なく読めるほど音読の練習をしてきました。

褒め言葉が9割、苦言が1割、これぐらいがちょうどよい配分だと塾長は考えています。そしてHちゃんが意欲的に学ぶので、自然とこの配分になっているのが現況です。

1割の苦言はアクセルになります。生徒の奮起を促すからです。これが3割になると逆にブレーキになります。かえって生徒のやる気を削いでしまうからです。

気分よく学べているからこそHちゃんは「もう少し練習が必要」を素直に聞いてくれたのだと塾長は考えています。

塾長はHちゃんが高い学習意欲を保ったまま、楽しく学び続けてくれることを願ってやみません。