2021-07-31

QED進学塾の中2生(R)~一昨日の英数

QED進学塾の中2生のRくんの一昨日の英語・数学です。

【英語】
英単語。
代名詞格変化一覧表。
英文法。(第2文型SVO)

【数学】
連立方程式の計算(加減法)
1次関数の「いあうえお」

Rくんは、毎回塾で英数の小テストを受験しています。
ところが、その成績が芳しくありません。
それもそのはず、Rくんは自宅学習ができていないのです。
そのことは、Rくんのノートを見れば一目瞭然です。

そこで、一昨日の授業ではRくんの家庭学習について再度指導しました。

1.毎朝8時に小テストの勉強を始める。学習した日付けを書く。
勉強をルーチンワーク(毎日の習慣)として定着化させるため。

2.毎日計時する。
集中力向上のため。
計算速度・筆記速度向上のため。
自分の進歩を数字で分かりやすくするため。

3.毎日丸付けをする。
できたところとできなかったところを明確化するため。

4.毎日やり直しをする。(正答できなかったところ)
できないところをそのままにしないため。

5.上記の1.2.3.4.の学習内容詳細。

以上のことを塾長は板書し、Rくんはそれをノートに書き取りました。
あとはRくんがそれを毎日実行するだけです。

決めたことを毎日継続する。
ほかに成績を上げる道はありません。

2021-07-30

QED進学塾の中2生(T)~昨日の英数・地歴

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の英語・数学・地理・歴史です。

昨日Tちゃんは、1学期の成績表を塾に持って来てくれました。
とても良い成績でした。
Tちゃんの日々の努力の積み重ねが学校の先生に正しく評価された結果の好成績であると塾長は思いました。
これからもこの調子で頑張って行きましょう。

成績表の5教科以外で特に素晴らしかったのが「硬筆の県3位」と「美術の5(AAA)」です。
Tちゃんは、字を書くのも絵を描くのも大得意なのです。
だから、ノートもテストの答案も大変見やすいです。
ノートがきれいなのは日々の勉強をはかどらせたり、答案がきれいなのはテストの採点を有利にしたり、いいことばかりです。

成績表の5教科では、国語と英語が特に優秀でした。
Tちゃんは、文章を理解する能力が高いのです。
どんな教科書でも日本語で説明されていますし、テストの問題文も日本語です。
ですから、国語力が高いことはすべての教科で有利に働くのです。
塾長は、Tちゃんが国語力を生かして理解を深められるような授業をすることを心掛けたいと思います。
Tちゃんが英文や数式を学ぶときでも「言語重視」です。

昨日Tちゃんが学習した3教科のまとめです。

【数学のまとめ】
学校の夏期課題(文章問題)
学校の夏期課題(計算問題)
1次関数の(い)(あ)(う)(え)(お)

【英語のまとめ】
第2文型SVC
英作文
不規則動詞変化表

【地理・歴史のまとめ】
地歴1問1答
漢字・用語

昨日Tちゃんが学習した3教科の詳細です。

【数学】
塾長は、昨日のQED日誌の記事に『(Tちゃんが学校の数学の夏期課題を)学習する順番は、最初に計算問題、次に文章問題です。』と書きました。
8月の学習はその順番で進めます。

学校の夏期課題の学習は、計算問題に全力投球です。
そして、さらに余力があれば8月の後半に文章問題も学習します。
8月の学習が計算問題のみになってもかまいません。
Tちゃんの8月の学習目標は「計算力up」です。

さて、Tちゃんは文章問題を家で勉強してきて、昨日それを塾長に見せてくれました。
Tちゃんは、塾長が何も言わなくても自主的に勉強する努力家です。
昨日塾長は、授業予定を急遽変更して、Tちゃんの解いてきた文章問題を授業で取り上げました。
せっかくのTちゃんの努力を最大限に生かしたいと思ったからです。

昨日Tちゃんが学習した文章問題は、
1.3けたの整数を文字を用いて表す問題。
2.百分率。
の2つです。

塾長が1.を「百の位=100円玉」「十の位=10円玉」「一の位=1円玉」に置き換えて説明したところ、Tちゃんはそれをたちどころに理解・習得してしまいました。
一方、2.の百分率は、線分図・外貨(ドル・セント)・分数の横線と斜め線など、多様な視点から理解を深めることができたTちゃんでした。
その中でも、「3」「パー」「セント」を「3」「わる」「100」の書き順で「3/100」と書くのが、Tちゃんにとっていちばん分かりやすかったようです。

計算問題では、分数だらけの文字式を学習しました。
塾長は、Tちゃんが初めて見る解き方を教えました。
(1)一気に「12ぶんの」で通分する。
(2)あとは(分子を)整数で計算するだけ。
という解き方でした。
Tちゃんはこの解法をとても気に入ったようで喜んでいました。
今後、Tちゃんが分数ラッシュの計算問題に苦しめられることはないでしょう。

数学の授業の最後に、Tちゃんは1次関数(2学期中間試験のテスト範囲)の予習をしました。
「1次関数の(い)(あ)(う)(え)(お)」の(い)と(あ)を学習しました。
ゆっくりでいいのです。
これからも「いあうえお」を少しずつ勉強していきましょう。

【英語】
Tちゃんが以前学習した「第2文型SVO」をおさらいしました。
そののち、SVOを用いた英作文を演習しました。

a. 何となくだけど英作文が書ける。
b. 英作文が書けて、その文で用いた英文法を説明できる。
英語の成績がぐんぐん伸びるのは「b.」です。
「b.」を目標に英作文を学んで行きましょう。

Tちゃんは、「不規則動詞変化表」を覚えているところです。
昨日は、新しく学ぶ不規則動詞の読み方を詳しく学びました。
英語の文字と発音には、一定の規則があります。
その決まりごとを学べば、初めて見る英単語がいきなり読めたりします。
このような視点でひとつひとつの単語を丁寧に学習して行きましょう。

【地理・歴史】
Tちゃんは、文章理解力がとても高いです。
特に文章全体の意味を把握する能力に長けています。
これに漢字や熟語の知識が加われば鬼に金棒です。

Tちゃんは、地理と歴史の1問1答問題を学習していて、漢字や熟語の読みと意味とをよく質問してくれます。
分からないことをそのままにしない学習姿勢が素晴らしいです。
Tちゃんが地理・歴史の学習をとおして社会科の知識を増やすとともに、同時に国語力をも向上させてほしい、塾長はそう願っています。

【休み時間】
Tちゃんは、誕生日にお父さんからプレゼントされた服を着てきました。
2wey(セパレートでも着られる)のオーバーオールでした。
お父さんのセンスが良く、Tちゃんにとてもよく似合っていました。
塾長は「ロデオ クラウン」というブランドを教えてもらいました。

荒馬を乗りこなす「ロデオ」はアメリカの西部劇を連想させます。
昨日はちょうどTちゃんが歴史で「コロンブスのアメリカ大陸発見」を学習した日だったのでタイムリーでした。
ついでに、Tちゃんは、コロンブスがアメリカ大陸をインドだと勘違いしたせいで、アメリカの先住民族が「インディアン」と呼ばれたことも知りました。
さらについでに、インディアンの酋長→「しゅうちょうのソックス」→「sh ch o s o x」で終わる英単語の複数形は「es(ィズ)」をつける、のようにして連想ゲームで覚えました。

このようにして、雑談の中で覚えたことは意外と記憶に残りやすいものなのです。
「連想記憶術」という言葉もあるくらいですし。
なんとなく頭に残っているだけで、改めてそのことを学習したときに吸収力が違ってきます。
Tちゃんが楽しく学びながら、自然に知識を増やしていければ理想的です。

2021-07-29

QED進学塾の中2生(T)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの本日の学習予定です。

【数学のまとめ】
学校の夏期課題
1次関数

【理科のまとめ】
イオンのでき方
電気回路
日本の四季と4つの気団

【英語のまとめ】
不規則動詞変化表
英作文

【地理・歴史のまとめ】
地歴1問1答
漢字・用語

本日Tちゃんは、上記を学習します。

【数学】
早くもTちゃんは、学校の夏期課題を終えています。
よく努力する子です。
この夏休みは、夏期課題でTちゃんが間違えた問題を塾で学習します。
学習する順番は、最初に計算問題、次に文章問題です。

一方、1次関数は2学期中間試験のテスト範囲です。
夏休み中にTちゃんは、『Apollon(アポロン) 数学中2』にて1次関数の予習をします。
明日は1次関数の「(い)(あ)(う)(え)(お)」を覚えて、それを活用して『アポロン』の問題を解きます。

【理科】
Tちゃんは、原子の周期表を完璧に覚えました。
明日はその表を見ながら「イオンのでき方」の口頭試問を実施します。
Tちゃんが自分の言葉でどれだけ説明できるか塾長は楽しみにしています。

明日Tちゃんは「電気回路」を履修開始します。
まずは用語と単位を、次にオームの法則を学習します。

前回の地理の時間にTちゃんは「小笠原諸島」を学習しました。
それと関連付けて塾長は、「小笠原気団」が「暖かくて湿っている」ことを教えました。
明日Tちゃんは、さらなる発展学習として「日本の四季に大きく関わる4つの気団」について学びます。

【英語】
Tちゃんは「不規則動詞変化表」をどんどん覚えて行っている最中です。
明日は前回学習した不規則動詞の復習と、次回学習予定の不規則動詞の読み合わせを行います。

また、Tちゃんは英作文を学習しています。
明日は前回学習した英作文の小テストをします。
そののち次の英作文へと駒を進めます。

【地理・歴史】
Tちゃんは、地理と歴史の1問1答問題を学習しています。
社会科は「漢字と用語」が難しいので、Tちゃんは塾の地理・歴史の授業でそれを学んでいます。
漢字の読み書きと用語の意味さえ分かってしまえば、Tちゃんは自宅で1問1答問題を学習しやすくなります。
Tちゃんがいつも頑張っている1問1答の家庭学習をよりスムーズに進められるよう、塾で漢字と用語を勉強するのです。

【5教科共通】
Tちゃんは、努力家です。
努力を続けられることがTちゃんのいちばんの才能だと塾長は思っています。
Tちゃんは、毎日の家庭学習を本当によく頑張っています。
塾長が塾の授業でいつも気を付けているのは「Tちゃんの家庭学習をよりスムーズに」という視点です。
それがTちゃんの努力を最大限に生かす道だからです。
Tちゃんの熱心な家庭学習と塾の授業とが上手くかみ合えば、Tちゃんの学力が伸長し続けること間違いなしです。

2021-07-28

QED進学塾の中2生(R)~一昨日の数英と明日の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの一昨日の数学・英語と明日の学習予定です。

【数学】
連立方程式の計算(加減法)
1次関数(い)

一昨日の数学の時間にRくんは、上記を履修開始しました。
連立方程式の加減法は既に学校で習っていますが、Rくんがこれを塾で学習するのは一昨日が初めてです。
Rくんは、
1.yを消去する。
2.xの値を求める。
ここまで解き進めました。
最終段階の
3.yの値を求める。
は、明日までの宿題としておきました。
ぜひ自力で完答してほしいところです。
明日もRくんは、連立方程式の加減法を学習予定です。

さて、上記の(い)とは、
(い)1次関数の式
  直線の式
  y=ax+b
のことです。
明日(い)の小テストを実施します。
Rくんが小テストで3行とも書けていれば、次の学習項目である「1次関数の傾き」へと駒を進めます。

【英語】
代名詞格変化一覧表
英作文(第2文型SVC)

一昨日の英語の時間にRくんは、上記を履修開始しました。
明日は「代名詞格変化一覧表」の「格」と格助詞(一部は副助詞)を小テストします。
漢字が1行、ひらがなが1行、計2行の小テストです。
Rくんが2行とも正解できたら、間髪を入れず「1人称」を学習開始する予定です。

また、Rくんは「英語5文型」を履修開始しました。
Rくんが文型を学習するのは初めてです。
その手始めが「第2文型SVC」だったわけです。
明日の小テストでは、このSVCがテスト範囲になっています。
明日Rくんがこの小テストに合格すれば、SVCを用いた英作文の練習開始です。

2021-07-27

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数理英社

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・理科・英語・地理・歴史です。

【数学】
Tちゃんの学校の数学の夏休みの宿題として問題集1冊が配布されています。
なんとTちゃんは、その1冊を早くも最後まで解き切ってしまいました。
本当によく勉強しています。
えらい子です。
Tちゃんの頑張りを生かさない手はありません。
早速塾長は、Tちゃんの仕上げた問題集を教材に授業しました。
Tちゃんは、授業内容をぐんぐん吸収して行きます。
Tちゃんの予習が完璧だから授業が身になるのです。
Tちゃんが計算のノウハウを数多く身に着けることのできた1時間でした。

【理科】
Tちゃんは、家庭学習で原子の周期表を覚えてきました。
Tちゃんが苦手にしていた4つの原子があったのですが、それも今は昔。
昨日塾長がその4つを口頭試問したところ、Tちゃんはすらすらと答えました。
陽イオン・陰イオン・電子の授受・希ガス型のイオン・・・・
Tちゃんは、以上を物語にして説明することができました。

【英語】
不規則動詞変化表と英作文を学習しました。
Tちゃんは、不規則動詞のパターンを把握し、それらを整理・分類して覚える方法を学びました。
内容が濃密だったのは英作文です。

I am from Canada.

Tちゃんは、上記の英文がどうして「私はカナダ出身です。」の意味を表すのかを詳しく学びました。
また、「前置詞+名詞=前置詞句」の英文法用語とその仕組み・使い方を習得しました。

【地理・歴史】
Tちゃんが自宅学習してきた1問1答と、これから学習する1問1答とを学習しました。
塾長は、1問1問が独立した問題を相互に関連付けて、脈絡のある物語として授業しました。
また、理科の「気象」とも絡めて授業しました。
Tちゃんは、授業の一連の流れをよく理解することができました。

【休憩】
昨日は、Tちゃんがちょうど疲れてくるタイミングで休憩を入れられました。
Tちゃんのお話が楽しいので、休憩時間があっという間に過ぎて行きます。

2021-07-26

QED進学塾の中2生(T)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの本日の学習予定です。

【数学】
2.『Apollon(アポロン)中2数学』1次関数。

【理科】
3.原子の周期表。発展学習=ホウ酸B(OH)3。
4.電気回路の導入。

【英語】
5.不規則動詞変化表。
6.英作文

【地理・歴史】
7.1問1答。
8.1答1問。

【休憩】
9.Tちゃんの夏休みの出来事。

上記の予定はあくまでも最大値です。
Tちゃんは、毎日の家庭学習をとてもよく頑張っています。
その学習ペースに合わせて、塾長は進度調整をします。

休憩時間には、Tちゃんがどんな夏休みを過ごしているのか、勉強以外のことも聞きたいと思う塾長です。
Tちゃんの話が楽しみです。

2021-07-25

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの今週の学習予定です。

【数学】
連立方程式の計算。
1次関数の導入。

【英語】
代名詞の格変化一覧表。
英単語。(2)
英作文の導入。

Rくんは、数英とも小テストの再々テストを受けます。
テストの前にはテスト勉強のノート提出があります。
塾長は、Rくんのテスト結果のみならず、テスト勉強の過程をも注目したいと思います。
Rくんがどれだけやってくれるか楽しみにしています。

2021-07-24

QED進学塾の中2生(R)~今週の数英

QED進学塾の中2生のRくんの今週の数英です。

Rくんは、前回授業に引き続いて連立方程式の計算を学習しました。
Rくんは『〇2「を」〇1「に」代入する。』の1行の説明文を的確に書けるようになってきました。
計算の正確性も向上してきました。
次なる目標は計算速度の向上です。
Rくんは、自宅で連立方程式の計算の小テスト問題を解くときに必ず計時しています。
そして、タイムをノートに書き込みます。
この記録がRくんの成長の証となるのです。
毎日テスト、毎日計時、毎日丸付け。
Rくんの毎日の習慣は第1志望校合格へと続いています。
頑張ってほしいものです。

一方、英語は代名詞の「格」を学習しました。
Rくんは、目的格を「を」「に」の順に覚えました。
これは、数学の連立方程式の説明文の書き順とも一致しているので、覚えやすかったようです。
ここで、塾長はRくんに英文和訳の語順を教えました。
最初に主語を和訳したら、次は最後尾(ピリオド)から戻りながら和訳すると、日本語訳ができあがります。
続いて、Rくんは第4文型SVOOを学習しました。
このOOは、ともに目的語ですが、「に」「を」の順番であることが決まっています。
これを後ろから前に戻りながら和訳すると、「を」「に」の語順になります。

数学の連立方程式の説明文→英語の代名詞の目的格→英文を和訳する順番→英語の第4文型の語順。
Rくんは、これらを一連の流れの中で学習しました。
このようにして、様々な知識を有機的に結びつけながら学習すると、学んだことを忘れにくくなり、知識が血肉となって定着化しやすくなるのです。

習慣

2021-07-23

QED進学塾の小6生~一昨日の算数

QED進学塾の小6生の一昨日の算数です。
QED日誌の昨日の記事の続きです。

一昨日、児童は【塾長の自作問題】を解きました。

【塾長の自作問題】
5371/5633を最も簡単な分数に約分しなさい。

【考え方】
この分数がアで約分できるとすると、
ア<イ<ウ として、
分子=ア×イ
分母=ア×ウ
と置くことができる。
ここで、
分母-分子=ア×(ウ-イ)なので、
アを発見するために分母と分子の差を取る。

児童は、この解法で【塾長の自作問題】を解くことができました。

そののち、児童は単位分数分解の問題を解きました。
その問題の分解の仕方は2通りあって、
一つは、分母と分子の数字をそのまま使って、
もう一つは、分母と分子に「5」をかけて、
それぞれを単位分数に分けるのです。
この「5」というのがまさに「分母-分子」の値です。
約分の問題で学習したことが単位分数分解の問題に生かされました。

ところで、児童は「分母-分子」の引き算を一発正答できませんでした。

引き算の解法は、大きく分けて2つあります。
1.10の2分割(9と1、8と2、7と3、6と4、5と5)のみを活用して解く。
2.1.に加えて11の2分割、12の2分割、13の2分割・・・・・18の2分割をも活用して解く。

塾長が小学校で習ったのは2.でした。
覚えることは多いですが、一旦覚えてしまえば速く計算することができます。

今、小学校で教えているのは1.です。
1.は、2.と比較して覚えることが少なく分かりやすいのが美点で、計算が遅いのが欠点です。
ですが、両解法の速度の差は微差なので、それならば「分かりやすい」1.のほうが総合的に見て優れているのかもしれません。

塾長は児童にこんな問題を出しました。
「15を2分割すると、6と(   )です。」
児童は(   )に当てはまる数がなかなか出てきませんでした。
しかしながら、児童は10の2分割をすらすらと答えることができました。
これらのことから、児童が取るべき作戦はどう見ても1.が正解です。

今、児童は無理をして2.の解法で引き算を解こうとして苦戦しています。
そうまでして2.にこだわるメリットは何もありません。
両解法の計算速度の差は微差なのに、そこにこだわって計算間違いが発生しやすくなってしまえば、大きなデメリットです。
それどころか、児童にとっては2.のほうが計算時間が長くなってしまっているのです。
なぜなら、児童は15を6と9とに分割することに多くの時間を費やしてしまうからです。
児童にとっては利も理もない2.の解法を捨てて、1.の解法で解くように改めることが、児童の引き算の計算速度と正答率とを同時に向上させる近道だと塾長は考えています。

塾長が児童に1.を勧める理由はそれだけではありません。
上記の技術的な理由に加えて、心理的な理由もあるのです。
児童は、引き算に苦手意識を持ってしまっています。
児童がこれを払拭するために、今までと同じ2.の解法の練習をひたすら積むことは「労多くして利なし」だと思うのです。
2.にこだわるのは、技術的にも心理的にも児童の負担が大きいだけで得るものがないように思えるのです。
それならば、児童がすぱっと1.に切り替えて、「これならできる。」という自信を得たほうがはるかに得策です。

一昨日の授業で、実際に児童に1.を試してもらったのですが、実にスムーズでした。
児童にとっては、今までの解法である2.から新しい解法である1.に切り替えることに不安もあることでしょう。
ですが、塾長が児童の一昨日の授業を見る限り、児童が1.に慣れるのに大して時間がかからないと思うのです。

夏休みは莫大な学習時間の取れる期間です。
学習時間に比例して、計算をする時間も膨大です。
児童が今ここで1.に切り替えてしまえば、夏休みが終わるころには1.が完全に体に馴染んでいることでしょう。

引き算に不安がある子は、割り算にも不安を抱えています。
そして、引き算や割り算の計算の不正確さは入試本番で致命傷になりかねません。
この夏休みに児童が計算力と計算に対する自信とをぜひ身に着けてほしいと塾長は願っています。

2021-07-22

QED進学塾の小6生~昨日の算数

QED進学塾の小6生の昨日の算数です。

授業の冒頭、児童は塾長に質問をしました。
先週学習した単位分数分解の問題についての質問でした。

児童「集団塾の先生にも質問したんだけど、やっぱりよく分からなかった。」

児童は、決して分かったふりをしません。
分からないことは分からないと正直に言います。
これが児童の最大の長所だと塾長は思うのです。
児童は、自分が納得するまで熟考します。
それでも分からなければ質問します。
このような学習姿勢は児童が5年生のときからずっと変わっていません。
ぜひこれからも大事にしてほしい美点です。

夏休み期間中は、通常時よりも1日の受験勉強の時間が多く取れます。
しかも、それが40日間続きます。
自ずと学習量は十分に確保できます。
ですから、「とにかく量をこなさなければ。」と考える必要はありません。
それよりも、学習の質を高めることを考えてほしいのです。
学習の質を大きく左右する要素の一つが、ひとつひとつの学習事項をどれだけ丁寧に学習するかです。

塾長は、昨日の授業で児童にそのことを伝える時間を設けようと思っていました。
しかし、昨日の児童の質問を受けて、その必要はないと思いました。
夏期講習会のどの科目でも、児童が「納得いくまで。」勉強することを塾長は確信したからです。

つづく

2021-07-21

QED進学塾の小6生~本日の学習予定

QED進学塾の小6生の本日の学習予定です。

まず最初に、塾長は児童の先週の宿題を見ます。
同問題では、分母と分子の「差」を求める解法が登場しました。
ですが、この解法を常套手段とするのは、「単位分数分解せよ。」の問題よりも「約分せよ。」の問題なのです。
約分の問題は入試頻出問題で、私立中学入試の大問1の小問集の1問として出題されることが多いです。
いい機会ですから「約分せよ。」の問題を学習します。

次に、塾長は児童の質問を受け付けます。
先週は珍しく質問がなかったので、模試の問題を学習しました。
もし、今週も質問がなければ、入試過去問を学習します。

最後に、塾長は児童に夏休みの勉強について話をします。
それについては、先週の授業でも話をしたのですが、今日は先週話せなかったことを話します。

1.夏は受験の天王山。
2.夏を制する者は受験を制す。

1.も2.も、塾長が受験生のときには既にあった受験格言です。
これを「受検」と言い換えても成立するでしょう。
ぜひとも飛躍の夏にしたいものです。

2021-07-20

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数理英社

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・理科・英語・社会科です。

昨日Tちゃんは、登塾とすると直ぐに新聞の切り抜きを塾長に見せてくれました。
その新聞には、Tちゃんが硬筆で県3位になった記事が掲載されていました。
塾長はTちゃんを褒め称えました。
吉報はいくらでも聞きたいものです。
これからもTちゃんのよい報告を期待している塾長です。

逆に、良くない知らせも話してほしいです。
良くない話はないに越したことはありませんが、残念ながらゼロにすることはできないものです。
Tちゃんが心情を吐露するだけで気が楽になることもあるでしょうし、何か解決の糸口が見つかることもあるでしょう。
ひとりで抱え込むよりは話してすっきりしたほうがよいのです。

ところで、Tちゃんは、昨日の授業で休憩時間を十分に取ることができました。
前回授業の反省が生きました。
休憩は、脳をリフレッシュして学習効率を上げてくれます。
休憩時間に塾長は、Tちゃんのいろいろな話を聞くことができます。
学校のこと、友達のこと、勉強のこと、ダイエットのこと、生活のこと・・・・・
昨日の休憩時間にTちゃんは、たくさんのことを塾長に話してくれました。

とある医師がこんな発言をしていました。
「病気を診るのではなく、患者を診たい。」
1つの病気を治すことに専念するのではなく、患者の健康の全体像を考えたいという意味です。
塾長は、これに賛意を表します。

塾長は、Tちゃんのの1教科だけを見るのではなく、5教科全体を見渡したいと常々思っています。
だから、数学の授業をしていて、それと関連する英語の授業も合わせて行ったりします。
Tちゃんの学力を総合的に押し上げて行きたいと考えているのです。

塾長は、Tちゃんの勉強だけを見るのではなく、生活全体を見渡したいといつも思うのです。
あまり根掘り葉掘り聞かれても困るでしょうから、Tちゃんが自分から話してくれる範囲内で。
先週、Tちゃんは「マスクが当たって耳が痛くなる。」と漏らしていました。
昨日、塾長はTちゃんに「マスクのゴムが耳に当たらなくなるアイテム」をプレゼントしました。
たった100円でQOL(生活の質・快適さ)は上がります。
気持ちよく勉強できる環境を整えて行きたいものです。

【数学】
Tちゃんは、自宅学習で『埼玉県 予想問題 数学大問1 』をどんどん解き進めています。
その努力の甲斐あって、Tちゃんの計算力は日々向上しています。
昨日は、かつてTちゃんが苦手としていた「分数式」のおさらいをしました。
その教材となる問題は、もちろんTちゃんが自宅学習で解いてきた問題です。
符号を決める。→長い線を引く。→文字式を上下(分子と分母)に振り分ける。
Tちゃんはこの3stepで「文字式の計算」(乗法・除法)が解けるようになりました。
Tちゃんが通塾を開始してから1か月余り、Tちゃんの分数式に対する苦手意識はほぼ消え去ったのではないでしょうか。
この調子でTちゃんが日々計算練習を重ね、計算が得意になってくれることを塾長は大いに期待しています。

ところで、Tちゃんの次回の登塾まで1週間ほど間隔が空きます。
その間に、Tちゃんが1次関数の(い)(あ)(う)を覚えてくれれば幸いです。

【理科】
Tちゃんが「覚えにくい。」と言っていた原子4つを学習しました。
B=ホウ素。ホウ素の化合物であるホウ酸が洗眼薬に入っている。
Cl=塩素。塩素系漂白剤。(現物を見せて授業)
F=フッ素。フッ素化合物が歯磨き粉に入っている。(現物を見せて授業)
Si=ケイ素。半導体の原材料。英語でシリコン。「シリコンバレー」
この授業でTちゃんの上記原子に対するイメージが膨らみました。
物質を具体的にイメージできると、覚えやすく、忘れにくくなるのです。

【英語】
Tちゃんは、人称代名詞の表を全て覚えてきました。
塾長は複数回に分けて覚えることをTちゃんに提案したのですが、1度で覚えてくるなんて。
素晴らしいの一言です。
塾長は、Tちゃんが覚えてきた表をもとにして、発音と綴りの関係や、所有格と独立所有格の使い方などについて授業しました。
Tちゃんが家でよく勉強してそのノートを塾に持ってくる。→塾長がそれを見て弱点補強や発展学習の授業をする。→それをTちゃんが復習する。
このサイクルは、Tちゃんの学力を大幅に上げてくれることでしょう。
好循環を継続してほしいと思います。

【社会科】
Tちゃんは、家で1問1答問題を解いてきました。
塾長は、さらに難しい「1答1問」の問題を作って口頭試問しました。
Tちゃんは、それに9割答えることができました。
この正答率の高さは、Tちゃんがよく勉強している証拠に他なりません。
努力家のTちゃんに頭が下がる思いです。
Tちゃんが家でよく勉強して塾に来るので、塾ではその発展学習をすることができます。
昨日の授業でTちゃんは、宗教改革、WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)、4大工業地帯と太平洋ベルトなどについて学習しました。
これらの学習内容は、いずれもTちゃんが家で覚えてきたものにプラスする発展学習です。
Tちゃんがこのような勉強を続けて行けば、たくさんの知識が有機的に繋がって、地理・歴史の学力はぐんぐん伸びることでしょう。

2021-07-19

QED進学塾の中2生(T)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの本日の学習予定です。

前回授業の反省を生かし、今日はTちゃんのタイミングで適宜に休憩時間を取りたいと思います。

【数学】
(い)1次関数の式
  直線の式
  y=ax+b

(あ)a=傾き=↑/→=Δy/Δx=y2-y1/x2-x1=速さ=変化の割合

(う)b=y切片=y軸との交点(0,b)=定数
  b=y-ax

(え)平行=傾きが等しい

(お)交点=連立方程式

Tちゃんが塾で「1次関数」を学習するのは、今日が2回目です。
先週の「1次関数」の初回授業でTちゃんは、上記の(う)までを学習しました。
本日Tちゃんは、まずそこまでの復習をしたのち、(え)と(お)を新たに学びます。

1.『埼玉県 予想問題 数学大問1』第2単元「文字式の計算(乗除)」
2.『Apollon(アポロン)中2数学』第3章「1次関数」

先週の月曜日に引き続いて、1.を学習します。
Tちゃんが中2の1学期までに習った算数・数学の計算問題を総復習して、積み残しなく2学期の始業式を迎えられる態勢を整えます。

Tちゃんの通う学校では、夏休みまであと1週間という中途半端な時期に、新単元の「1次関数」を履修開始しました。
しかも、授業進度は相当速いです。
このことから、学校授業に時間的な余裕がないことが窺えます。
ということは、2学期になってからもハイペースの授業進度を覚悟しておかねばなりません。
そんな訳で、Tちゃんが2学期の「1次関数」の学校授業に余力を持って付いていけるよう、夏休みのうちに少しづつ予習を進めて行きたいと塾長は考えています。
その予習教材が上記2.です。

【理科】
原子の周期表(原子番号20番まで)のおさらいをします。
前回の授業でTちゃんが「どうしても覚えにくい原子が4個くらいある。」と言っていました。
今日は、それをどう覚えるかを授業解説する予定です。

Tちゃんは、希ガスを「パリコレのランウェイを歩くトップモデルたち」と擬人化して覚えました。
このようにキャラクターが立っていると、Tちゃんは覚えやすくなるのです。
今日の授業で塾長は、Tちゃんが苦手とする原子を擬人化して、「キャラに色を付ける」工夫をしようと考えています。
また、電気回路(オームの法則)を履修開始します。
Tちゃんが回路を解きながら、分数や小数の計算技能を身に着けてくれることを塾長は期待しています。

【英語】
1.英作文。
2.人称代名詞。
3.不規則動詞変化表。
今週も引き続き上記の3つを学習します。

【社会科】
Tちゃんは、家庭学習で地理と歴史の「1問1答」を勉強しています。
塾長は、口頭試問で「1答1問」を出題します。
これは、記述式問題対策です。
学校の定期試験でも埼玉県公立高校入試でも、記述式問題は配点の高い問題となるのが常です。
日頃から「1答1問」を学習する習慣を身に着け、記述式問題に強くなってほしいと思います。

2021-07-18

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの今週の学習予定です。

【英語】
1・人称代名詞のテスト。
2.英単語のテスト。

【数学】
3.連立方程式の計算のテスト。(20点×5問=100点満点)
(『計算の級別トレーニング』(6級)3問+1学期期末試験の問題1問+Rくんの自由選択問題1問)

上記1.2.3.ともノート提出します。

ノートに記録する必須事項は、
(1)日付。
(2)時間。
(3)自己採点。
(4)間違えた問題のみやり直し。

特に(3)に手を抜かないでほしいと思います。

生徒が正しいと思って丸を付けている問題が、実は間違っていたということはしばしば起こります。
Rくんにも頻発しています。

ここがいちばんのポイントです。
「間違って丸を付けた。」が単なる自己採点のミスであることは少なく、「生徒が間違って覚えたのを正しいと信じ込んでいる。」ケースのほうが多いのです。
だから最大の学習ポイントなのです。

これを見過ごしてしまうと悲劇が起こります。
生徒は、自分の解法が間違っていることに気付かないま、他の問題をも同じやり方で解き続けます。
つまり、やればやるほど悪いフォームが定着してしまうのです。
何事も早期発見、早期治療が肝要です。

明日塾長は楽しみに待ちたいと思います。
Rくんがどれだけ気合の入ったノートを塾長に見せてくれるのかを。

2021-07-17

QED進学塾の中2生(R)~昨日の数英

QED進学塾の中2生のRくんの昨日の数英です。

【数学】
前回授業に引き続いて、1学期期末試験のRくんの答案の見直しを行いました。

1.試験時間の配分。
2.計算速度の向上。
3.記述式問題における部分点の取り方。
4.正攻法で解けない問題の答えの書き方。
5.定期試験に直結する毎日の自己診断テストのやり方。
6.塾長に5.のノートを毎回提出すること。

Rくんは、以上のことを学びました。

特に、3.については、Rくんの思うところがあったようです。
1学期期末試験には、配点が6点の記述式問題が出題されていました。
この問題の完答には、およそ10行を要します。
採点基準も明記されていました。

(1)何をx,yと置いたかが明記されている。(2点)
(2)(1)によって立てた連立方程式が解けている。(2点)
(3)題意に適した答えが書けている。(2点)

Rくんの目が輝いたのは(1)です。
「はじめに持っていた鉛筆は、Aくんがx本、Bくんがy本だったとする。」
このたった1行で6点中の2点がもらえるのです。
10行で6点の問題のはじめの1行が書けただけで2点!

Rくんは、この問題が1学期期末試験の数学の最終問題だったため、これは解けないとあっさり諦めてしまったようです。
あとになって「2点」の可能性があったことに気付いたRくんは、今後の定期試験で部分点を拾いに行く姿勢を見せてくれることでしょう。

a. 最終問題は一番難しい問題、自分には解けないに決まっている。さっさと捨てよう。
b. 最終問題は一番難しい問題、完答は無理だろうが何とか部分点を取りに行く。
マインドがa.からb.へと変化するだけで、テストの得点は大幅に上昇します。

試合に勝つ気のないチームが勝てる道理がありません。
同様に、点数を取る気がない生徒の得点が伸びる道理もないのです。
気持ちの問題は最重要事項です。

ただ「気合を入れよう。」と思うだけでは実効性に乏しいです。
「何をどれだけ頑張るか。」という具体性が必要です。

昨日の授業で塾長は、相当踏み込んだ話をRくんにしました。
Rくんの数学の答案を見ながら。

計算問題は努力だけで何とかなる問題。
自宅学習で計算の実戦練習を毎日積み重ねよう。
定期試験の制限時間が50分と決まっているのだから、自宅でテストするときも毎日計時しよう。これがより実戦的な練習となる。
途中式をつぶさに見ながら丸付けをするのも大事な勉強、その段階で自分の弱点に気付くことは多い。
毎日計時・丸付けをしたノートを塾長に毎回提出しよう。
悪い習慣(さぼりぐせ)を身に着けてはならない。
良い習慣(毎日やるのが当たり前。たとえば歯磨きのように。)を身に着ければ、やらないことが気持ち悪い、落ち着かないと思えるようになる。

計算問題以外の問題(文章題や図形の証明など)は完答が難しい問題。
1点でも2点でも部分点を拾って行こう。

計算問題を確実な得点源とすること。
それ以外の問題は必死で部分点を稼ぐこと。
この両輪を常に回し続ければ自ずと得点力は向上します。

この話はRくんの心に響いたようです。
毎日の自学ノート(時間を計ってテストして丸付けもする)を塾長に毎回提出してくれると約束してくれました。
塾長はRくんが有言実行してくれると信じています。

昨日塾長はRくんに、定期試験のみならず埼玉県公立高校入試の話もしました。
2023年の3月の第1週に同入試が実施されること。
その時点でどれだけ多くのこと(知識・理解・技能・表現力・細かく点を拾う実戦的な技術など)を覚えているかが勝負を分けること。
Rくんはこれを真剣に聞いていました。

Rくんは、1学期期末試験のテスト範囲である、連立方程式の計算問題にターゲットを絞り込んで勉強しました。
にもかかわらず計算問題で得点を挙げることができませんでした。
これは大失敗です。

しかしながら、Rくんがその大失敗をバネに一念発起して、日々の学習(勉強時間・勉強の仕方・心構えなど)を改めるのならば、大成功への一歩だったと言える日が必ず来ることでしょう。

Rくんが第1志望校合格の栄冠を勝ち取るまでは、まだまだ長い日程です。
その栄冠が大目標であることに疑いの余地はありません。
大目標達成のための近道はありません。
倦まず弛まず、毎日の愚直な努力の積み重ねより他に道はないのです。

試験問題の解法に近道はあります。
教科書に載っている模範解答よりも楽に速く問題を解く方法を塾長は数多く知っていますし、それを教えるのが仕事です。
どの問題に重点を置いて勉強すればいいかを教えるのも仕事です。

ただ、塾長は毎日付きっ切りで生徒の勉強を見ることはできません。
それでも、「毎日この勉強をこのようにしてやりなさい。」と教えることはできます。
ですが、生徒を無理やり机に縛り付けておくことはできません。
教えられた通りに自宅学習をやるかやらないかはすべて生徒の実行力にかかっているのです。

実行しましょう。
そしてそれを毎日続けましょう。
継続は力なり。
この言葉を胸に刻んで地道に努力を続けてほしいと思います。

2021-07-16

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数学

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学です。

昨日の授業の冒頭、Tちゃんは連立方程式の文章題を質問しました。
文章題は、人数と代金に関する問題でした。
Tちゃんは、1人分の入場料をおとなx円、こどもy円として連立方程式を作りました。
立式はさほど難しくなかったようです。

立式したのち連立方程式を解く段階で、Tちゃんが初めて見る計算の工夫がありました。
xとyの係数が第1式では1と2なのに対して、第2式では2と1になっていました。
この第1式と第2式をたすとxの係数もyの係数も3となるので、両辺を3で約分して最も簡単な第3式を作ることができます。

これは、たし算で交換法則が成り立つこと、
すなわち、
1+2=3
2+1=3
を利用したものです。
仕組みは簡単です。
ですが、このことに初見で気付くのは容易なことではありません。

気付いてしまえば計算の負担が大幅に軽減されます。
Tちゃんは、簡略化された第3式をフル活用して、最小の工数でこの問題を解くことができました。
大変便利な計算の工夫ですので、ぜひとも身に着けてほしいところです。

次に、Tちゃんは教科書の「1次関数」の問題を質問しました。

1.夏休みまであと1週間しかないこと。
2.それなのに学校が2学期を待たず、大急ぎで新単元の「1次関数」を履修開始ししたこと。
3.「1次関数」の初回授業(導入授業)にもかかわらず、学校の授業進度が速いこと。
4.そのため、初回からTちゃんが質問する問題が発生してしまったこと。
5.「1次関数」の章だけで教科書36ページ分もの分量があること。
6.これらより、夏休み直前のわずか1週間でもかなりのページ数を進みそうなこと。
7.そして、2学期になってもハイペースな授業進度が想定されること。

以上のことから、塾長は直ぐに手を打ったほうがよいと考えました。
そこで、昨日の授業予定を大幅に変更し、授業時間の全てを数学に投入しました。
予定変更は5秒で即断即決でした。

昨日Tちゃんは、
(い)1次関数の式
  直線の式
  y=ax+b

(あ)a=傾き=↑/→=Δy/Δx=y2-y1/x2-x1=速さ=変化の割合

(う)b=y切片=y軸との交点(0,b)=定数
  b=y-ax

(え)平行=傾きが等しい

(お)交点=連立方程式

の(う)までを学習しました。
Tちゃんは、図解や実例をふんだんに使って、(い)(あ)(う)の意味するところをよく理解することができました。

これに加えて、Tちゃんは中1の「座標」と「比例」の復習もしました。

「座標」の復習では、y軸に平行な直線とx軸に平行な直線とを数多く用いました。
これらの「軸に平行な直線」は、のちに(教科書で言うと20ページほどあとに)「px+qy+r=0」の形で直線を定義することを学んだときに大活躍してくれます。
そのときのための布石も打っておきました。
復習をしながら同時に予習もすることができました。

「比例」の復習では、「比例」を「1次関数」の特別なものとして考えました。
「1次関数」のy切片がたまたま0になったのが「比例」という考え方です。
これを座標で表すと、「1次関数」の(0,b)が「比例」では原点(0,0)になっています。

以上、非常に濃密な2時間の数学の授業でした。
Tちゃんはこれに必死に付いてきました。
そのうえ、分からないことはきちんと質問しました。
きっとTちゃんの頭からは煙が出ていたことでしょう。
よくがんばりました。

Tちゃんが授業後にぽつりともらした一言は「休憩がなかった。」でした。
塾長は大いに反省しています。
次回からはTちゃんのペースで休み時間が取れるよう配慮したいと思います。

Tちゃんが莫大なエネルギーを費やして吸収した「1次関数」の知識・理解・技能です。
ぜひ家庭学習で定着化させてほしいと思います。

2021-07-15

QED進学塾の小6生~昨日の算数

QED進学塾の小6生の昨日の算数です。

児童は、7月11日の日曜日に公立中高一貫校の適性検査の対策模試を受検しました。
児童が「これまでに受けた試験で最も難しかった。」と言うので、塾長が試験問題を見たところ、まさにその通りの難易度でした。

鉄は熱いうちに打て。
児童は早速昨日、模試の算数の問題を学習しました。
それは、単位分数分解の問題でした。

【問題】13/18を単位分数の和で表せ。(2通り)

【1通り目・解法1】(1-1)
13/18=(9+3+1)/18=1/2+1/6+1/18

【1通り目・解法2】(1-2)
13/18―1/2=(13-9)/18=4/18=2/9
2/9ー1/6=(4-3)/18=1/18
よって、13/18=1/2+1/6+1/18

【2通り目・解法1】(2-1)
18-13=5
13×5/18×5=65/90=(45+18+2)/90=1/2+1/5+1/45

【2通り目・解法2】(2-2)
13/18―1/2=2/9・・・・・上記(1-2)に同じ。
2/9ー1/5=(10-9)/45=1/45
よって、13/18=1/2+1/5+1/45

昨日の授業で児童は、(2-2)の完全解答と、(2-1)の「18-13=5」を除いた解法とを学習しました。
難易度の高い【2通り目】を先に学習したのです。
【1通り目】を見つけるのは、来週までの宿題です。

2021-07-14

QED進学塾の小6生~本日の学習予定

QED進学塾の小6生の本日の学習予定です。

今週の日曜日に児童は公開会場模試を受検しました。
大会場での模試は児童にとって初めての体験でしたから、相当な緊張感があったことと思われます。
そのような場面でこそ、児童の真の実力が試されます。
模試会場は、児童が入試本番までに体験できる中で入試会場に最も近い雰囲気が味わえる場所だからです。
児童が模試で難なく解けた問題は、本番の適性検査でも間違いなく解けることでしょう。
一方、解けなかった問題については、明確な切り分けが必要です。

1.直ぐにでも再学習の必要のある問題。
2.喫緊の課題ではないものの学習すべき問題。
3.学習の必要のない問題。(いわゆる捨て問。)

そして、3つに区分分けするのは塾長の仕事です。
鉄は熱いうちに打て。
模試からわずか3日後の本日、早速1.から学習します。

追記。
以前塾長が児童に出題した3問の入試過去問のうちの1問に、正3角形と内分点に関する問題がありました。
塾長は「いかにも入試に出題されそうな問題」と思ってその問題を出題したのです。
先週塾長は、その問題と図形的に見た目がほとんど同じで、出題の意図・発想の切り口が完全に異なる入試過去問を見つけました。
児童には、似て非なるその2問をまとめてできるだけ早期に学習してほしいと塾長は考えています。
そして、そのタイミングは模試の1.の問題の学習を終えた直後がよいでしょう。

2021-07-13

QED進学塾の中2生(R)~昨日の数学と次回の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの昨日の数学と次回の学習予定です。

Rくんは、1学期期末試験の数学の「テスト問題・答案・解答」の3点を揃えて塾に持って来てくれました。
数学のテスト範囲は連立方程式でした。

1.得点できた問題。
2.得点できなかった問題。(解ける気がしなくて直ぐに諦めた問題。)
3.得点できなかった問題。(解ける気がしたので精一杯戦ったが残念ながら正答に至らなかった問題。)
昨日の授業では、上記の3.に絞った学習をしました。

次回は、連立方程式5問の小テストを実施します。
5問×20点=100点満点です。
1問20点の内訳は、途中式10点、計算結果10点、合計20点です。

5問中の3問は、試験勉強期間中に繰り返しテストした問題と同一問題です。

5問中の1問は、昨日塾で学習した問題(1学期期末試験で実際に出題された1問)と同一問題です。
この1問は、数字の一つも代えていないので、Rくんが完答してくれることを塾長が期待している1問です。

最後の1問は、自由選択問題です。
Rくんが『計算の級別トレーニング』6級(連立方程式)の中から代入法で解ける1問を選び、その問題を解きます。
これは、どの問題なら自分が解けそうかを見抜くためのトレーニングです。
問題を取捨選択する能力は、試験の得点を伸ばすに必要不可欠な能力です。
その能力を育てたければ、日々の学習から問題の難易度を見抜く練習を常に行うことです。
反復演習でこそ身に着く能力と言えるでしょう。

一方、次回の英語は人称代名詞の小テストと英作文を学習します。


QED進学塾の中2生(T)~昨日の数理英社と次回の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・理科・英語・社会科と次回の学習予定です。

【数学】
Tちゃんは、またもや家庭学習で20問の計算問題を解いて登塾し、そのノートを塾長に見せてくれました。
塾長は、数学の宿題を1問も出していません。
Tちゃんの学習意欲と自主性は素晴らしいです。

Tちゃんが解いてきた20問は『埼玉県 予想問題 数学大問1』の第1単元の「正負の数の四則混合計算(累乗を含む)」です。
Tちゃんの正答率は何と9割。
計算技能が目に見えて向上しています。
Tちゃんの計算力は日進月歩です。
Tちゃんがこの努力を続ければ、計算問題が自ずと大得意になり、頼もしい得点源となってくれることでしょう。

塾長は、Tちゃんが間違えた数少ない問題を授業解説しました。
割り算を分数に直して計算する方法とその分数の約分のコツを教えました。
それをTちゃんはあっという間に覚えてしまいました。
これにて第1単元は免許皆伝です。

続いて、『埼玉県 予想問題 数学大問1』の第2単元の「文字式の計算(乗除)」を履修開始しました。
塾長は、第2単元の20問のうち特に難しい3問を厳選して、授業解説しました。
Tちゃんが第1単元で学習した「わり算→分数→約分」の知識・技能が、早速第2単元でも活躍する場面が多々ありました。
数学と英語は積み上げの教科です。
Tちゃんが前の単元で学習したことを次の単元にも活用しながら、学力の塔を天空へと伸ばし続けてほしいものです。

Tちゃんは、連立方程式の文章題で塾長に質問したい問題がありました。
しかし、質問することができませんでした。
数学のノートを提出していて手もとに問題がなかったからです。
Tちゃんの次回授業までにはそのノートが返却されることでしょう。

次回は、Tちゃんが昨日の授業で質問したかった問題を教材にして、連立方程式の文章題を学習します。

【理科】
Tちゃんは、気体の原子が電子を受け取って陰イオンになったり、金属の原子が電子を放出して陽イオンになったり、こうしてイオンができる仕組みをおさらいしました。
そして、そのイオンが希ガス型の電子配置になっていることを学びました。
以上のことをより整理して理解するには、原子の周期表(原子番号20番まで)を完璧に覚える必要があります。

次回は、周期表のテストを行います。
また、電気回路(オームの法則)を履修開始します。
同単元を学習する副次的効果として、分数や小数の計算に強くなることが挙げられます。
Tちゃんにとって回路を解くことは、理科と数学を同時に学べて一石二鳥なのです。

【英語】
1.英作文。
2.人称代名詞。
3.不規則動詞変化表。
昨日Tちゃんは上記の3つを学習しました。
1.では文型を決めるのは述語動詞であることを、2.では英文法用語「独立所有格」とその意味を、3.では「原形→過去形→過去分詞」が「する→した→された」と訳すことを、それぞれ学んだのです。

また、これからの英語の学習計画を塾長とTちゃんとで相談しながら決めました。
上記1.2.3.の学習ペースを1週間単位で決めたのです。
特に、3.では塾長が提案する学習量よりも、もっと多くの単語を学習したいとTちゃんは言いました。
その理由は「不規則動詞変化表を何周もして覚えたいから。」というものでした。
Tちゃんは覚える気満々です。



【社会科】
これからの地理・歴史の学習計画を塾長とTちゃんとで相談しながら決めました。
毎回の授業で地歴を各3問ずつ、計6問を小テストすることになりました。
6問は全て1問1答問題です。

次回は、昨日決めた学習ペースに則って小テストを実施します。
テスト後には、次々回のテスト範囲を新たに学習します。
また、授業では1問1答のみならず、その逆の1答1問をも演習して、学校の定期試験や埼玉県公立高校入試の記述式問題対策を行います。

2021-07-12

QED進学塾の中2生(T)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生のTちゃんの本日の学習予定です。

【数学】
先週に引き続いて『埼玉県 予想問題 数学大問1』を学習します。
同書の前半のページは単元別の構成になっていて、Tちゃんは勉強し易そうです。
Tちゃんのペースに合わせて、単元を一つずつ学んで行きます。

【理科】
周期表の小テスト、原子の構造の簡略図の書き方、希ガスとイオンの型、計算問題・・・・
やりたいことは沢山あります。
1授業あたりの履修内容がボリューム過多にならないように気を付けながら、ゆっくり学んで行きます。

【社会科】
「越後」などの旧国名や流域面積などの用語が実は難しいと言うことが、前回の授業で判明しました。
そこで、学習の仕方を改善することにしました。
<<Tちゃんが塾で学習した問題→次回の小テストの問題。>>
これは、前回授業でTちゃんが塾長と相談して決めたことです。
この改善により、Tちゃんの自宅学習のしやすさと学習効果の向上とが期待できます。
早速今日から実行です。

【英語】
1.英作文。
2.代名詞一覧表。
3.不規則動詞変化表。
上記の学習計画は変わっていません。
そして、その学習の進め方は前述の【社会科】に倣って、
<<Tちゃんが塾で学習した問題→次回の小テストの問題。>>
にします。

これからTちゃんが学習を進めて行くうちに、改善点が見つかることは多々あるでしょう。
「見つけたら即改善」を繰り返して、Tちゃんが最も勉強しやすい形を作り上げて行きたいと塾長は考えています。

2021-07-11

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの今週の学習予定です。

【1学期期末試験の問題と答案】
5教科の試験問題とRくんの答案とを塾に持って来てもらいます。
1学期期末試験でRくんが「取れそうで取れなかった」問題をつぶさに分析し、それを2学期中間試験に生かします。

【数学】
今週からRくんは、連立方程式の3つ目の解法「加減法」を履修開始します。
まずは「項」と「係数」とをもう一度復習して正しく理解し直すことから。
そして、その知識を活かして「係数」を揃える技術と文字を消去する方法とを学びます。

【英語】
先週からRくんは、代名詞一覧表を履修開始しました。
今週は、その表に掲載されている人称代名詞とその日本語訳とを学習します。
また、Rくんは『みるみるわかるステップ式』の英単語を集中学習するページの2ページ目を先週学習しました。
今週は、同範囲での小テストを実施します。
これからRくんは、英単語と英文法を同時並行で学習していきます。

2021-07-10

QED進学塾の中2生(T)~お誕生日おめでとう

QED進学塾の中2生のTちゃんは、来週お誕生日を迎えます。
(生年月日は個人情報なので「来週」としか書けません。)
お誕生日おめでとう。

Tちゃんは、13歳の終わりに1学期期末試験で好成績を修めました。
5教科合計点で自己ベストの得点を取ることができたのです。
これで気分よく14歳の誕生日を迎えられることでしょう。

5教科の中では数学の得点が他の4教科に比べてやや少なかったようです。
と言っても数学とて決して悪い点数ではありませんでした。
他の4教科の得点が高かったがために見劣りしてしまったというだけなのです。
Tちゃんが数学に苦手意識を持つ必要は全くありません。

Tちゃんは『埼玉県 予想問題 数学大問1』を現在学習中です。
一昨日、Tちゃんは同書の20問を自主的に解いて、そのノートを塾長に見せてくれました。
20問は正負の数の四則混合計算(加減乗除混合計算)の問題で、その中にTちゃんが間違えた問題が数問あり、それを塾長が授業解説しました。

その授業でTちゃんは「bーaの形をー(aーb)に直す。」や「ーaーbの形をー(a+b)に直す。」といった式変形の技能を学び、あっさりと吸収してしまいました。
これをすんなり理解できてしまう子が、数学的センスがないはずはありません。
「自分には数学の才能がある。」
Tちゃんは自信を持って数学の勉強に励んでほしいと思います。

さらにTちゃんは素晴らしい才能を持っています。
努力し続ける才能です。
これは教えてどうにかなるものではなく、Tちゃんが持っている幾多の才能の中で最大の才能だと塾長は思うのです。

塾長は、Tちゃんの1学期期末試験の結果を高く評価します。
それ以上に、Tちゃんが好成績を修めるために積み上げてきた努力とその過程を高く評価しています。
宝はプロセスの中に埋まっているのです。

Tちゃんは、14歳になっても勉学に励み続けることでしょう。
そして、勉強したノートを塾長に見せてくれるでしょう。
塾長はTちゃんのがんばりを褒め続けます。
また、そのノートの中にはTちゃんの学力を大きく伸ばすヒントが数多く含まれています。
塾長はヒントを見逃さないようにTちゃんのノートを注視したいと思います。

14歳の1年間は、Tちゃんがこれから高校受験生となっていく大切な年です。
ここで学力をどれだけ積み上げられるかが、第1志望校(受験する高校)を大きく左右します。
いっしょにがんばって行きましょう。
Tちゃんの14歳が飛躍の年となりますように。

QED進学塾の中2生(R)~一昨日の英数

QED進学塾の中2生のRくんの一昨日の英数です。

【英語】
Rくんは、代名詞一覧表にて格変化を学習しました。
そこで最初に学習したのは、格を表す英文法用語と国文法の助詞との相関についてです。
Rくんが昨日学習したことが、そのまま次回の小テストの試験範囲です。
忘れてしまう前によく復習して、小テストに満点合格してほしいところです。

【数学】
Rくんは、連立方程式の途中式の書き方を学習しました。
Rくんは式に番号を振ったり、1行の説明文を書いたりしながら、美しい答案を作成する方法を学びました。
これは、Rくんが今後の記述問題(証明問題など)を学習するのに大変役立つ技能です。
「だいたい合ってればいい。」で済ませるのではなく、細部にまでこだわった学習をしてほしいと塾長は願っています。

2021-07-09

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数学・理科・社会科

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数学・理科・社会科です。

昨日Tちゃんは、今週返却されたばかりの答案(1学期期末試験の5教科)を塾に持参してくれました。
素晴らしい成績でした。
Tちゃんがこれまでに受けた定期試験の過去最高点とのことです。
塾長はTちゃんを褒めちぎりました。
Tちゃんは上機嫌でした。
これからもTちゃんが気分よく勉強を続け、その結果として成績が向上し続ける、そんな未来を塾長は信じて疑いませんし、きっとTちゃんもそう思っていることでしょう。

TちゃんがQED進学塾に通い始めてちょうど4週間が経過しました。
その間ずっと、Tちゃんは家庭学習を頑張り続けました。
塾の授業中もずっと高い集中力を保ち続けました。
継続は力なり。
Tちゃんが努力し続けたその結果が、今回の1学期期末試験の好成績を生んだのです。
塾長は、Tちゃんの試験結果を手放しで褒めました。
そして、それ以上にTちゃんの努力の過程を褒めたいと思います。

【数学】
昨日Tちゃんは、配布されたばかりの新テキスト『埼玉県 予想問題 数学大問1』の問題(正負の数の四則混合計算)を自宅で20問解いて、それを塾長に見せてくれました。
問題集をもらったら直ぐに解く、Tちゃんの行動力に拍手です。
その20問は宿題ではありません。
Tちゃんが自ら進んで解いてきた20問です。
Tちゃんの自主性にも拍手です。

塾長は、Tちゃんが間違えた問題の解説授業をしました。
Tちゃんは、自分がどこで間違えたのかを把握し、次回から同じところで間違えないためにはどこをどう改善すればよいかを学びました。

【理科】
昨日Tちゃんは、原子の仕組みを学習しました。
原子核=p(プロトン・陽子)+n(ニュートロン・中性子)=質量数。
e-(エレクトロン・電子)
原子=原子核+電子。
Tちゃんはさらにもう一歩踏み込んで、電子の出入りによって陽イオンや陰イオンができる仕組みも学びました。
Tちゃんの昨日の授業での履修事項は、高校の化学の範囲にまで及びました。
塾長は、希ガスを「パリコレのランウェイを歩くトップモデル」に例えて説明したのですが、Tちゃんは面白がってその内容を理解してくれました。
まだ学校で習っていないところまで範囲を広げて学習したのは、高校履修内容の先取り学習という意味合いが1割、中学履修内容を理解しやすくする目的が9割です。
塾長は、Tちゃんが化学を得意科目にしてくれることを期待しています。

【社会科】
Tちゃんは、自宅学習で1問1答問題を3問解いてきました。
塾長は、チャレンジ問題として「1答1問」(答えの1単語から問題文の説明をする。キーワードさえ含まれていれば同じ文章でなくてもよい。)をTちゃんに出題してみました。
Tちゃんの答えは、記述式問題に十分対応できるほど形になっていました。

2021-07-08

QED進学塾の小6生~昨日の算数

QED進学塾の小6生の昨日の算数です。

昨日児童は「場合の数」の「順列」と「組み合わせ」を学習しました。
塾長が昨日のQED日誌の記事に書いた通りの理由で、児童は1問を複数の解法で解くことを学びました。
その中の1問に「サッカーの5チームの総当たり戦の組み合わせ」を求める問題がありました。

【解法1】対戦表を書いて調べる。
(【解法1】のその1)
児童のテキストで誘導がかかっていたのがこの解法でした。
児童は、表にひらがなとカタカナを記入しました。
たとえば、
Aチーム対Bチームの試合(Aチームのホームゲーム)に「あ」と記入したなら、
Bチーム対Aチームの試合(Bチームのホームゲーム)に「ア」と記入します。

もし、一般的なサッカーのリーグ戦である、ホーム・アンド・アウェー方式の2回総当たりのリーグ戦ならば、「あ」と「ア」は別物で、もちろん2試合とカウントします。
しかし、この問題の設定は1回総当たりのリーグ戦なので、「あ」と「ア」は同じ試合で1試合とカウントします。

ひらがなは「あ」~「こ」なので、総試合数は10試合、
対称性により当然のことながら、カタカナも「ア」~「コ」の10試合です。
よって、答えは10試合。

(【解法1】のその2)
また、児童は以下のような計算で求めることもできるようになりました。
対戦表に斜め線を書く。
すると、「Aチーム対Aチーム」のように実際にはない対戦が5試合消せる。
ところで、対戦表のマス目は、5×5=25。
以上のことから、25-5=20試合。
ところが、これでは「あ」と「ア」のように1試合を2回カウントしていることになるので、
20÷2=10試合。
これが答えとなります。

【解法2】正5角形を書いて調べる。
正5角形の5つの頂点にA~Eの名前を付けます。
正5角形の辺は5本。(5試合)
正5角形の対角線は5本。(5試合)
よって、5×2=10試合。

【解法3】「順列」→「組み合わせ」を求める。
初めに、5チームの中から1チームを選ぶ。=5通り。
次に、残りの4チームの中から1チームを選ぶ。=4通り。
(順列は5×4=20通り。)
ここで、A対BとB対Aのように同じ試合を2回カウントしていることに気付けば、
組み合わせは5×4÷2=10通り。
よって、10試合。

児童のお気に入りは【解法2】でした。
ただし、【解法2】は「3つ以上のものから2つを選ぶ組み合わせ」にのみ使える解法です。

児童が上記の3つの解法(細分化すれば4つの解法)を何度も演習して、自信を持って日曜日の模試に臨んでくれることを塾長は願っています。

2021-07-07

QED進学塾の小6生~本日の算数

QED進学塾の小6生の本日の算数です。

来春に児童は、児童の第1志望校の公立中高一貫校の適性検査を受検します。
それを睨んで児童は、7月11日に公開会場模試を受検します。
本日の授業は、模試直前の最後の授業でした。
今日の授業の冒頭、児童は塾長に「場合の数」の問題を質問してきました。
そして、塾長は今日の授業時間の全てを児童の質問の解答に投入しました。

「場合の数」の難しさは、
1.苦手な児童は解法そのものが理解しづらいこと。
2.ほとんどの児童が答えが合っているかの自信が持てないこと。
の2点です。
特に、2.は中学受験、高校受験、大学受験と、ずっとそれが続きます。
しかも、2.「場合の数」の3本柱の「順列」「組み合わせ」「確率」のすべてにおいて言えることです。
(大学受験の確率漸化式はたしかめ算しやすい。)

では、なぜ自信が持てないのか。
それは、たしかめ算を行うことが容易ではないからです。
それでも「たしかめ算をして自分の答案に自信を持ちたい。」と考える児童に塾長が勧めたいのが「複数の解法を知ること。」です。

2021-07-06

QED進学塾の中2生(T)~昨日の数理英社と今後の学習計画

QED進学塾の中2生のTちゃんの昨日の数理英社と今後の学習計画です。

Tちゃんは、昨日1学期期末試験が終わったばかりです。
なので、まだテストの答案は返却されていません。
Tちゃんの「何点取れたよ♪」の嬉しい報告を塾長が聞けるのは次回授業です。

それよりも早く、昨日Tちゃんは塾長に嬉しい報告をしてくれました。
Tちゃんは、硬筆で何と「県3位」を取ったと言うのです。
素晴らしいことです。
塾長は、Tちゃんの偉業を褒め称えたいと思います。
Tちゃんのノートの字はものすごくきれいです。
これからも美しい文字を書き続けてほしいと思います。

【数学】
昨日塾長は、Tちゃんに『埼玉県 予想問題 数学大問1』を配布しました。
Tちゃんは、もらったばかりのピカピカのテキストで「正負の数の四則混合計算」(加減乗除混合計算)を学習しました。
また、Tちゃんは、塾長の自作問題を解いて「累乗」の計算方法を学びました。

Tちゃんは、今後の数学の学習計画を作成しました。
1.中2の1学期までの数学の履修範囲・・・『埼玉県 予想問題 数学大問1
2.小6までの算数の履修範囲(特に小数と分数)・・・理科の計算問題。
Tちゃんは、これからこの2本立てで算数・数学を並行学習します。

【理科】
昨日Tちゃんは、原子の周期表を学習しました。
周期表で原子番号1番から20番までの原子記号とその名称と覚え方とを学んだのです。
さらに、Tちゃんは、族(周期表の縦の並び)ごとの性質(イオンと酸化数)も覚えました。
また、原子モデル(簡略版)も合わせて学習しました。

次回授業では、周期表の小テストを実施します。
そののち、Tちゃんは原子モデル(完全版)を学習します。

Tちゃんは、今後の理科の学習計画を作成しました。
Tちゃんは、原子・分子・イオン・イオン団・酸化数・結合手を学習します。
そして、化学の計算問題を『学校ワーク』と『必修テキスト』にて学習します。
と同時に、その問題に登場する化学反応式も合わせて学びます。
化学の計算問題を解けば、その副次的効果として分数や小数の計算にも強くなるので一挙両得です。
さらに、Tちゃんに余力があれば、電気回路の計算にも挑戦します。

【英語】
昨日Tちゃんは『みるみるわかる ステップ式英語』のブラックページ(最も問題レベルが高いページ)の英単語を学習しました。
そして、英単語を覚えやすくかつ忘れにくくするには、正しい発音で覚えることが如何に大切かを知ることができました。

Tちゃんは、今後の英語の学習計画を作成しました。
1.英作文。
2.代名詞一覧表。
3.不規則動詞変化表。

これからTちゃんは、上記の3つを並行学習します。
学習の狙いは、中1から中2の1学期までの履修範囲の英文法・英単語を総復習することにあります。
上記の3つを合計すると『みるみるわかる ステップ式英語』のちょうど9ページ分です。
9ページと言うと少なく感じますが、そんなことはありません。
それは、英作文問題100問以上を含む濃密な9ページだからです。
学習内容がブラックページ以上にハードなので、少しずつ丁寧に学習して行きましょう。

【社会科】
昨日Tちゃんは社会科の学習をしませんでしたが、今後の学習計画を作成しました。
これからTちゃんは、既に持っている『必修テキスト 地理』と『必修テキスト 歴史』の「一問一答」のページを学習します。
同ページの地理と歴史を1問ずつ、計2問を塾で小テストします。
小テストのテスト範囲は、地理も歴史も2学期中間試験のテスト範囲です。
2学期中間試験はまだ3か月以上も先の話ですから、ゆっくり学んで行きましょう。

QED進学塾の中2生(R)~昨日の英語と次回の学習予定

QED進学塾の中2生のRくんの昨日の英語と次回の学習予定です。

Rくんの通う学校では、先週の木曜日と金曜日の両日に1学期期末試験が実施されました。
週明けの昨日の月曜日に返却されたばかりの英語の答案を、Rくんは早速塾に持って来てくれました。
昨日の授業の冒頭、Rくんの答案を見ながら反省会と、1学期期末試験で得た教訓を2学期中間試験にどう生かすかの作戦会議とを行いました。

答案作成について塾長が特に念入りに指導したのは「空欄を作らない。」ことでした。
答案用紙に何も書かなかった問題の得点は0点で確定します。
答案用紙に何か書いてその答案が間違っていたとしても、得点がマイナスされることはありま
せんし、部分点がもらえることはあります。
つまり、間違いを恐れずに「とにかく回答欄を埋める。」ことが肝要なのです。
塾長がRくんに教えたのは、自分が完璧な答案を書けない問題でも、部分点をもらえる可能性がある答案を如何にして作成するかの技術でした。
それをぜひ次回定期試験に生かしてほしいものです。

さて、英語学習の土台を支える両輪は語彙力と文法力です。
昨日Rくんは、『みるみるわかるステップ式』の英単語を1ページまるごと覚え、即日の小テストで見事満点を取りました。
そのテスト問題は全て和文英訳だったのですが、どの単語も正確な綴りで書けていました。
その勢いのまま、Rくんは次回の小テスト範囲の英単語を2分の1ページ学習しました。

来週の英語の予定は、小テストと次のテスト範囲の学習です。
一方、数学は連立方程式の計算を学習します。
数学の2学期週間テストの試験範囲は、1次関数の式(直線の式)です。
上記を式で表せば、y=ax+b(px+qy+r=0)です。
そして、前者の式の形でグラフの交点を求めるには、連立方程式(等置法)の計算が必要です。
後者の式の形でグラフの交点を求めるには、連立方程式(加減法)の計算が必要です。
いずれにせよ、連立方程式の計算(1学期期末試験のテスト範囲)は、次回定期試験(2学期中間試験のテスト範囲)でも必須の計算技能です。

鉄は熱いうちに打て。
連立方程式の計算がRくんの記憶に新しい今のうちに、その計算技能を向上させたいところです。
というわけで、次回の数学の授業でも引き続き連立方程式の計算を学習します。

2021-07-05

QED進学塾の中2生(T)~これからの学習予定

QED進学塾の中2生(Tちゃん)のこれからの学習予定です。

Tちゃんは、先週末に1学期期末試験を終えたばかりです。
2学期の授業開始日は9月1日ですから、それまでの約2か月間をまるまる復習に充当することができます。
これだけ長期間に渡って復習に専念できるのは、年間を通じて今しかありません。
この機をぜひ有効活用したいものです。

【英語】
中1から中2の1学期までの履修範囲の英文法・英単語を総復習します。
学習教材は『みるみるわかる ステップ式英語』です。
どのページを学習するかはTちゃんと要相談です。
さらに余力があれば2学期の予習を始めてもよいでしょう。

【数学】
小学算数から中2の1学期までに習った計算問題を総復習します。

<<プラン1>>・・・『計算の級別トレーニング』を学習する。
同書ならば小2から中3までに履修する、全ての計算問題が網羅されています。
オールインワンのこの1冊だけで計算の総復習ができます。

<<プラン2>>・・・理科の教材と『埼玉県 予想問題 数学大問1』とを併用する。
理科の計算問題(『学校ワーク』や塾で配布した教材)を学習すれば、同時に小学算数の復習もできます。
理科の計算には、分数・小数・比例式の計算などが頻出で、計算技能の習得に適しているのです。
小学算数の復習を理科教材にて、中学数学の復習は『埼玉県 予想問題 数学大問1』にて、それぞれ行う作戦です。

Tちゃんは、これまで計算問題の学習を『計算の級別トレーニング』1冊で行ってきましたが、もしかするとTちゃんの好みは<<プラン2>>なのかもしれません。
塾長はTちゃんに2つのプランを提示して、Tちゃんが学習しやすいほうを選択してもらうつもりです。

どちらかのプランを履修完了してなお余力があれば、2学期の予習をしてもよいでしょう。

【理科】
原子・分子・イオン・イオン団・結合手を学習します。
上記学習は復習だけでなく予習事項をも含んでいます。
復習だけを行うよりもそれらをまとめて学習したほうが理解しやすく、なおかつ同時に予習もできるので学習効率が良いのです。
また、Tちゃんが数学の<<プラン2>>を選択した場合には、理科の計算問題の学習もできます。

【社会科】
復習にこだわらず予習に目を向けてもよいでしょう。
ここが他の教科とは異なる点です。
予習と言っても、中3で履修する「公民」は時期尚早です。
Tちゃんが「地理」と「歴史」を最も勉強しやすく、かつやる気の出るプランを組みたいと思います。

追記。
塾長はTちゃんに『埼玉県 予想問題 数学大問1』をまだ配布していません。
同書は埼玉県の公立高校を志望する受験生のための問題集で、同書の配布は来年3月を予定していたからです。
現在、同書の在庫が塾に1冊だけあるので、Tちゃんが数学の<<プラン2>>を選択した場合には即日配布します。

QED進学塾の中2生(T)~本日の学習予定

QED進学塾の中2生(Tちゃん)の本日の学習予定です。

Tちゃんの通う中学校では、先週の木曜日と金曜日の両日に1学期期末試験が実施されました。
そのテスト勉強をTちゃんは目一杯がんばりました。
努力は実を結びます。
塾長はTちゃんの試験結果を楽しみに待っています。

今週は答案が返却される週です。
早ければ今日にも答案の返ってくる教科があるでしょう。
その答案をつぶさに眺め、ぜひとも今後の学習に生かしたいところです。

1学期期末試験の直前1週間のテスト勉強期間中で最も集中的に学習した教科は理科でした。
この経験を生かして、これからは塾で理社の小テストを実施することとします。
理社のテスト範囲は小さいほうがよいでしょう。
学習の中心は英数なのですから。

理科は「原子・分子・イオン」を少しずつ小テストします。
どのくらいの量(テスト範囲)が適切なのかは、Tちゃんとよく相談して決めたいと思います。
一方、社会科の小テストについてはまだ何も決まっていません。
塾長は、地理と歴史とを学校の授業進度に合わせてバランスよく進めて行きたいと考えています。
地歴の1回分のテスト範囲の広さはどのくらいがよいのか、これもTちゃんと要相談です。

2021-07-04

QED進学塾の中2生(R)~今週の学習予定

QED進学塾の中2生(Rくん)の今週の学習予定です。

一昨日、Rくんの通う中学校の1学期期末試験が終わりました。
テストが終わった直後というのは、どうしても気が緩んでしまいがちです。
ですが、緩んだままなかなか元に戻らないのは困ります。
弛緩は一瞬だけにして、もう一度エンジンをかけ直しましょう。

さて、今週はテストが返却される週です。
「何点取れた、取れなかった。」と点数を気にすることももちろん大切なことですが、それ以上に重要なのは「何ができていた、できていなかった。」という詳細な分析です。
返却された答案をよく分析して、今後の学習に生かしたいところです。

一方、試験結果の如何に依らず、今後も英数の基本を学習することは継続しなければなりません。
基本とは、英語なら語彙力、数学なら計算力です。

Rくんの語彙力を増強を図って『みるみるわかるステップ式英語』の学習を再開します。
同書には、英単語を集中学習するための専用ページがあります。
そのページの学習が1学期期末試験のテスト勉強で一時中断していたのですが、それを今週から再開させます。
また、同書の巻末に代名詞の一覧表などの重要英単語をまとめたページがあります。
Rくんは、そのページを未修ですが、今週から新たに履修開始します。
毎授業で必ず実施している英語の小テストの、今週のテスト範囲はこの「代名詞」です。

Rくんは、テスト勉強期間中も継続して『計算の級別トレーニング』6級(連立方程式)を学習してきました。
6級が1学期期末試験の数学のテスト範囲だったからです。
Rくんは、塾の数学の小テスト(6級)でまだ満点を取ったことがありません。
Rくんが同級の小テストで満点を連発するようになるまで、6級を試験範囲とした小テストを続けたいと思います。
これに加えて、新たに7級も小テストのテスト範囲に入れて行きます。
6級は方程式の計算(「=」が真ん中にある)、7級は文字式の計算(「=」が左端にある)で、解法が異なります。
Rくんがそのどちらもできるように、6級と7級の並行学習を行います。

2021-07-03

QED進学塾の中2生(R)~1学期期末試験を終えて

QED進学塾の中2生のRくんの通う学校では、昨日1学期期末試験を終えたばかりです。
その前日のテスト勉強でRくんは、連立方程式の計算問題を3問解き、うち2問を正答しました。

塾長「(Rくんが正答できなかった1問は)どこで間違えたか分かる?」
Rくん「符号の間違い。」
即答でした。
塾長は、そこにRくんの大きな成長を感じました。

3問解いたら3問とも正答する、これが最終目標であることは確かです。
しかしながら、そこに至るまでにはいくつかのステップがあります。
1.さっぱり分からない。何が分からないのかも分からない。
2.自分は何が分からないのかが分かる。自分はどこで間違えたのかが分かる。
3.2.と同じ失敗を繰り返さないための対策を学ぶ。
4.それを着実に実行できる。
この4.の段階まで来れば最終目標達成です。

テスト前日にRくんは、3.まで到達することができました。
そのあとにもう一押しして4.に行き着くには、自宅学習で演習を積み重ねる必要があります。
果たしてRくんがそこまで行けたのか、それを教えてくれるのはテスト結果です。
もちろん塾長は、Rくんに大いに期待を寄せています。
Rくんの1学期期末試験のテスト結果を楽しみに待つ塾長です。

2021-07-02

QED進学塾の中2生(T)~本日は1学期期末試験の最終日

QED進学塾の中2生のTちゃんの通う学校では、本日が1学期期末試験の最終日です。

昨日の授業開始直後に塾長はTちゃんにこう質問しました。
「Tちゃんが『独学では無理。」と思うところはどこか教えて。」

Tちゃんの答えは、
1.連立方程式の利用。(文章題)
2.化学反応式。
3.化学反応式の量的関係。(比例式の計算)
の3つでした。
どこが分からないかを聞かれて直ぐに答えられるのは、
それだけTちゃんがよく勉強している証拠です。
また、英語のテスト範囲でTちゃんがまだ塾で勉強していないのは、
4.when節。(ときを表す副詞節。)
のみでした。

昨日Tちゃんが塾でテスト勉強したのは3時間で、うち30分を英数(4.と1.)の学習に、残りの2時間半を化学(2.と3.)の学習に、それぞれ充当しました。
昨日の化学の学習には、
原子・分子・イオン・酸化数・結合手・モデル図・比・比例・比例式・・・・
といった知識・技能がこれでもかというほど盛り込まれていました。
それにもめげずTちゃんは、高い集中力を保ったまま学習を続け、とうとう最後には分数・小数を含んだ比例式を解けるまでに成長しました。
大変よく頑張りました。

Tちゃんは、帰宅してからもテスト勉強をします。
テスト勉強で最も効率がいいのは「自己診断テスト」をすること。
塾長は、Tちゃんにそう言いました。
そして、テスト問題の作り方も教えました。
また、できるだけ早く就寝するようにも伝えました。

Tちゃんが「自己診断テスト」で自信をつけ、安心して眠りに就き、睡眠十分で明日の試験に臨み、結果として好成績を修める、塾長はぜひそうなってほしいと思いますし、Tちゃんならそれを実現してくれると信じています。

2021-07-01

QED進学塾の小6生~昨日の理科

QED進学塾の小6生の昨日の理科です。

児童は7月11日に公開会場模試を受検します。
昨日はその模試対策として理科の「電気回路」を学習しました。

【塾長の自作問題】
4つの豆電球の明るさを比べなさい。
(回路その1)乾電池1個と豆電球1個(ア)
(回路その2)乾電池1個と豆電球3個(イ・ウ・エ)
イとウは並列つなぎ、エは「イとウ」と直列つなぎ。

【答え】
ア>エ>イ=ウ。

児童は上記のような問題を解きました。
模試本番で【塾長の自作問題】よりも難しい問題が出題されることはまずないでしょう。
児童は、この2つの回路を解く順番と途中式とを詳細に記録しました。
そのノートさえあれば自宅学習がしやすいと思います。
児童がこの問題をよく練習して、自信満々で試験当日を迎えてくれることを塾長は願っています。