2018-08-31

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(59)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第59回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(21)。

【例題】英作文(英単語5つ)
私はそのとき急いで帰宅しました。

【解答】
I went home quickly then.

【解説】
英単語を書く順番は、
(1)主語(S)
(2)述語動詞(V)
これが普通文の鉄則です。

必ず最初に「SV」を書きます。
英語の文型は全部で5つありますが、5つとも「SV」で始まるからです。

ここで、国語の作文の書き方をおさらいします。
1.いつ
2.どこで
3.だれが(S)
4.なにを(O)
5.どのように
6.どうした(V)

(1)(2)を英語で書いた時点で、国語の3.6.を書き終えたことになります。

さあ、残りは1.2.4.5.の4つです。
といっても、この全てがいつもあるとは限らないので、「最大4つ」です。

英文和訳の学習で、Sを最初に訳し、次いで後ろから順に訳し、最後にVを訳したことを思い出してください。

そうです。
残りの「最大4つは」後ろから組み立てるのです。

後ろから順に、
1.いつ
2.どこで
4.なにを(O)
に該当する英単語を配置すれば、英作文できるのです。

ただし、5.の「どのように」だけは特別です。
5.は1.2.の間に割り込みます。

【英作文の書き方】(まとめ)
  Sだれが  Vどうした    なにを  どこで  いつ
(あ)→→→  →→→    ←←← ←←←  ←←(い)
                            ↑(う)
                 ここに割り込む「どのように」

この図式を覚えれば英作文が得意になります。
覚える順番と方向性は、(あ)右矢印、(い)左矢印、(う)上矢印(割り込み)、これが覚えやすいです。

2018-08-30

QED進学塾の塾長~昨日は浦和に

QED進学塾の塾長は、昨日浦和に行ってきました。

大家さんの娘さんに浦和周辺の駅を複数、それも複数の路線を回らなくてはならない用件があり、塾長の車の出番となったからです。

四半世紀ぶりに訪れた、与野本町駅の周辺が随分と様変わりしていました。
マンションが立ち並び、それに伴いお店の数も大幅に増えて、賑わっていました。

2018-08-29

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(58)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第58回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(20)。

英文和訳が得意になったら、次は和文英訳(英作文)を学習・・・・・・
したくなるのは先生も生徒もそうでしょうが、もう少し待ってください。

ここで、再び小学4年生の国語に戻ります。
作文の書き方です。

1.いつ
2.どこで
3.だれが
4.なにを
5.どのように
6.どうした

小学校では、これらを盛り込んで作文すると読み手に伝わりやすいと教えます。

中3生は、この6つを復習し、すらすら言えるようになるまで練習します。

では、その練習がどう生きてくるのか、それはまた次回に。

2018-08-28

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(57)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第57回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(19)。

前回のQED日誌には、国語の文節・主語・述語、そして英語の述語動詞、この順で学習するところまで書きました。
次は、語順の勉強です。

「述語+。」で終わるのが和文です。
「主語+述語動詞」で始まるのが英語の普通文です。

この語順を覚えることが英文和訳の第一歩です。
すると、和訳する順番が分かってきます。

1.英文の述語動詞を見つける。
2.1.より前にある単語はすべて主語(主部)。それが何単語あろうとも。
3.初めに訳すのは2.(主語・主部)
4.次に文末から戻りながら訳す。
5.最後に1.を訳す。

この手順を覚え、手順通りに訳す練習を重ねることで、英文和訳が上達していくのです。

2018-08-27

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(56)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第56回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(18)。

昨夜のQED日誌の続きです。

国語の文節・主語・述語を理解したところで、いよいよ英語の勉強です。

英文の主役は何といっても「述語動詞」です。

国語は述語に動詞でもそれ以外の単語でも使用することができます。
しかし、英語の述語になれる単語は動詞のみです。

だから、「述語動詞」という言葉があるのです。
また、「述語動詞」は単に「動詞」と言われることが多いです。

それでも塾長は「述語動詞」と言います。
英語の動詞は、日本語に訳すと100%述語になります。
それを生徒の頭に刻むために「述語動詞」と言うのです。

2018-08-26

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(55)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第55回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(17)。

【例題】
今日は天気が大荒れだ。
上記の文の主語を書き抜きなさい。

【答え】
天気が

【解説】
述語は「。」が付いている文節すなわち「大荒れだ」です。
主語は、述語に「のは」または「なのは」を付けて、「誰が?何が?」と尋ねると見つかります。

大荒れ「なのは」誰が?何が?→天気が。
よって、主語は「天気が」です。

この問題で多い誤答は「今日は」です。
「は」が付いている文節が主語、こんな間違った覚え方をしている生徒が多いからです。
また、主語はよく文頭にくると思っている生徒が多いことも、誤答を誘発する要因となっています。

試験問題は、差が付きやすいように作成するのが常道です。
問題作成者は、完璧に覚えている生徒は得点できても、うろ覚えの生徒は得点できないように試験問題を作るのです。

百発百中で迅速に正答を導ける解法をぜひ身に着けたいものです。

2018-08-25

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(54)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第54回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(16)。

【例題】
素晴らしいね、吉田投手のストレートは。
上記の文の主語を書き抜きなさい。

【答え】
ストレートは

【解説】
QED日誌の昨日の記事に書いたように、述語は「素晴らしいね」です。
主語は、述語に「のは」または「なのは」を付けて、「誰が?何が?」と尋ねると見つかります。

素晴らしい「のは」誰が?何が?→ストレートが。
よって、書き抜くべき答えの文節は「ストレートは」です。

2018-08-24

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(53)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第53回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(15)。

小学4年生は学校授業の国語の時間に「主語・述語」を習います。
それを塾長は中3生に教えます。

ただし、教える順番は逆です。
述語→主語の順です。

その前に中3生は「文節」の復習です。
常道通り「ね」をつけて文節に区切る練習をするのです。

塾長「『。』が付いている文節が述語です。」

【やや難しい例題】
素晴らしいね、吉田投手のストレートは。
上記の文の述語を書き抜きなさい。

【答え】
素晴らしいね

【解説】
例題の文は倒置法ですから、通常の語順に書き直します。
吉田投手のストレートは、素晴らしいね。

「。」が付いている文節は「素晴らしいね」です。
よって述語は「素晴らしいね」です。

さて、文節に区切ることと述語の見つけ方を学習しました。
次は主語の見つけ方です。
それはまた後日。

2018-08-23

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(52)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第52回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(14)。

昨日のQED日誌に塾長は「国語と英語の英文法を1か月で。」という内容の記事を書きました。
今日はどのように文法を学ぶのか詳述していきます。

塾長が授業する順番は、国文法→英文法です。
生徒の国語の理解が不十分なままで英語を学んでも分かるはずがないからです。

しかし、授業の組み立てで塾長が考えるのは、英文法→国文法です。
塾長は英文法のこれを教えたい、そのために国文法のこれを教える必要がある、せっかくだから関連性の深い国文法のこれも教えよう、このように考えて授業計画を立てるのです。

明日はその授業計画の初手から書き記します。
初手は、小学4年生の国語の履修単元である「主語・述語」です。

2018-08-22

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(51)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第51回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(13)。

QED日誌の昨日までの記事に高校受験生の英文法の学習について書いてきました。
それは中3の4月から通塾を開始した生徒を念頭に置いての記事でした。

塾の新学期は全国的に3月1日です。
(首都圏の中学受験生の新学期は2月1日。)

しかし、中3から塾に通い始める生徒は、4月入会が多いのが実情です。
そこで、塾長は中3の4月生を念頭に記事を書いたのです。

翻って、中2の2月以前から塾に在籍している生徒の場合はどうでしょう。
中2の3月の学年末試験から、中3の4月の新学期授業開始まで、約1か月の期間があります。
その期間を受験勉強の準備期間に充当するのです。

1か月あれば英文法の基礎から、さらに言えば国文法の基礎から学習することができます。
では、具体的に1か月間でどのようにして文法を学ぶのか、それはまた明日。

2018-08-21

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(50)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第50回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(12)。

塾長は昨日のQED日誌記事に『のちに中1・中2の復習で「進行形」を学習するときに大変役に立つのです。』

どのように役に立つのか、昨日の記事と今日のそれを対比させてみましょう。


【昨日(1)】
受け身の公式=be動詞+過去分詞。
受け身の日本語訳=「された。」「される。」

【今日(1)】
進行形の公式=be動詞+現在分詞。
進行形の日本語訳=「している。」「していた。」

【昨日(2)】
ここで一部の生徒は疑問を持ちます。
「あれ?過去分詞は『された。』だけだったのに、どうして受け身だと『される。』の意味が増えているんだろう。」
もし誰も疑問を持たなければ仕方ありません、そのときは塾長が問題提起します。

【今日(2)】
ここで一部の生徒は疑問を持ちます。
「あれ?現在分詞は『している。』だけだったのに、どうして進行形だと『していた。』の意味が増えているんだろう。」
もし誰も疑問を持たなければ仕方ありません、そのときは塾長が問題提起します。

【昨日(3)】
そのあとで塾長は説明します。
be動詞によって過去と現在を使い分けられることを。

be動詞が過去形すなわちwas,wereのときは「された。」
be動詞が現在形すなわちis,am,areのときは「される。」

【今日(3)】
そのあとで塾長は説明します。
be動詞によって現在と過去を使い分けられることを。

be動詞が現在形すなわちis,am,areのときは「している。」
be動詞が過去形すなわちwas,wereのときは「していた。」

さて、上記の通り、見事な対称性が見られます。

学校授業では、中1で現在進行形を学び、中3で受け身を学びます。
(採択教科書によっては中2で受け身を学びます。)

両者を習う時間的な隔たりが大きいことで、この2つを「全く別のもの。関連性のないもの。」と捉える生徒が非常に多いのです。

しかし、今日の記事のように、進行形と受け身を並べて記してみると、双子のように似通っていることに気づくのです。

塾長は、さまざまな単元を関連させて理解することを是とし、断片的な知識の詰込みを非とする考え方を持っています。

高校受験生は、中1・中2の既習事項の復習をしながら、中3での新出事項をも学習しなくてはならない、忙しい立場にあります。

複数の単元を上手に組み合わせて、効率的に学習を進めたいものです。

2018-08-20

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(49)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第49回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(11)。

be動詞と過去分詞を詳しく学んだところで、受け身に戻ります。

受け身の公式=be動詞+過去分詞。
受け身の日本語訳=「された。」「される。」

ここで一部の生徒は疑問を持ちます。
「あれ?過去分詞は『された。』だけだったのに、どうして受け身だと『される。』の意味が増えているんだろう。」
もし誰も疑問を持たなければ仕方ありません、そのときは塾長が問題提起します。

そのあとで塾長は説明します。
be動詞によって過去と現在を使い分けられることを。

be動詞が過去形すなわちwas,wereのときは「された。」
be動詞が現在形すなわちis,am,areのときは「される。」

このようにして受け身を学習しておけば、のちに中1・中2の復習で「進行形」を学習するときに大変役に立つのです。

2018-08-19

QED進学塾の塾長~わらび神社へ参拝

QED進学塾の塾長は昨日わらび神社へ参拝してきました。

塾長は毎月1度のペースで参詣しています。

境内はその外と比べて、夏は涼しく冬は暖かく、いつも心地よいのですが、昨日は特に冷涼に感じられました。

塾長は、「これをお願いしよう。」と決めて神社に行くことはありません。

神社に行ってから心に浮かんだことを、そのまま言葉にするだけです。

すると何故かすっきりした気持ちで神社から帰ってくることができるのです。

2018-08-18

QED進学塾の塾長~4日ぶりにジムへ

QED進学塾の塾長は毎日ジムに通っています。

ジムのお盆休みは8月14・15・16日の3日間でした。
休み明けの昨日、塾長は4日ぶりにジムへ行ってきました。
4日ぶりに体を動かして気分爽快でした。

それ以上に気持ちよかったのはお風呂です。
塾長は自宅の小さいお風呂に入る気になれず、3日連続でシャワーで済ませていました。
昨日はジムの大きいお風呂にゆっくり浸かって体がほぐれました。

ジムのマッサージ機でさらに体をほぐして疲れが吹き飛びました。
これで夏期講習会の残りの2週間を元気いっぱいで乗り切れそうです。

2018-08-17

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(48)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第48回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(10)。

さて、前回(第47回目)の記事からだいぶ間隔が空いたので簡単なおさらいから。
【受け身=be動詞+過去分詞。】
このうち「be動詞」について書いてきたのが前回まででしたので、今回は「過去分詞」についてです。

【板書】
現在形・過去形・過去分詞形
eat       ate       eaten
食べる・食べた・食べられた。
【板書終わり】

はじめに、1行目の文法用語を説明します。
「する・した・された。」
説明はこれだけです。

次に、日本語の練習をします。
塾長「取る。」
生徒「取る・取った・取られた。」

塾長「切る。」
生徒「切る・切った・切られた。」
このようにして数例練習します。

そして、英語3単語+日本語3単語=計6単語をリズムよく発音します。
eat       ate       eaten
食べる・食べた・食べられた。

do        did       done
する・ した・  された。

take     took     taken
取る・取った・取られた。

cut      cut      cut
切る・切った・切られた。

この6拍子のリズムを体に刻み込みます。
たったこれだけのことで生徒は不規則動詞を覚えやすくなるのです。

塾長は授業の終わりにこう言います。
「不規則動詞変化表のこれこれを次回小テストします。」

「これこれ」は学校教科書に出てくる不規則動詞です。
それ以外の不規則動詞は夏休みにまとめて覚えます。

塾長の英語の授業方針は一貫しています。
まずは英文法という「枠」を固めて、その枠に英単語を代入する、これが基本方針です。

塾の授業では取り上げる単語数を必要最小限にとどめ、そこで生じた余力をすべて英文法の学習に投入します。

すると、どうしても語彙力が不足してしまいます。
そこは夏休み・冬休みなどの長期休暇すなわち季節講習会の時期に補うのです。

2018-08-16

QED進学塾の大家さん~昨日病院に送迎

QED進学塾の大家さんは浦和の整形外科に通院しています。

昨日は通院日でした。
猛暑日だったため塾長が病院への送り迎えをしました。
お迎えには大家さんの娘さんも同行しました。

病院からの帰り道、3人で焼肉を食べ、続いてお買い物をしました。
すっかり大家さんにごちそうになった塾長でした。
ありがとうございました。
いつもよくしてくださる方々に囲まれて塾長は幸せ者です。

2018-08-15

QED進学塾川口校~昨日は金木犀の剪定

QED進学塾川口校の庭に立派な金木犀が2本あります。

明日は「葉月」の真ん中の日、16日です。
金木犀の枝葉も成長著しく、もう少しで電線に届きそうな勢いです。

電線に金木犀が接触すれば漏電の恐れがあり、最悪の場合は火災まで想定されます。
というわけで昨日の14日に金木犀の剪定をしてもらいました。

塾長「短く切ってください。これ以上切ったら木が枯れてしまう、その手前まで。」
庭師「枯れない範囲で短く切ります。」

塾長の頭は1mmの丸刈りです。
とてもさっぱりしています。
金木犀もそれに負けないほどになりました。

ついでに庭の草取りもしてもらいました。
昨日は猛暑日だったにも拘わらず、涼しく感じました。

2018-08-14

QED進学塾川口校~本日は不動産管理会社へ

QED進学塾川口校の不動産管理会社へ塾長は本日行ってきました。
同社にお盆休みがないと知った塾長は、これを好機と捉えて。
川口校や蕨駅前校の物件の話をするためでした。

それ以外の話にも花が咲き、ついつい話し込んでしまいました。
あっという間に2時間が過ぎ、塾長が同社を出たのは18時前のことでした。

2018-08-13

QED進学塾のお盆休み~今日から明後日まで

QED進学塾のお盆休みは、今日から明後日までです。

雷雨となった今日は、比較的気温が低く過ごしやすい一日でした。

明日と明後日の両日とも猛暑日の予報です。

まだまだ残暑は厳しいようです。

夏休みも残すところ半月です。

3週間前に「長い40日間の夏休みが始まる。」と思っていたのに、あっという間に終わってしまいそうです。

夏は受験の天王山。

受験生は夏場ばてしている場合ではありません。

体調管理を万全にして、残り半月の夏期講習会に全力で取り組んでほしいものです。

2018-08-12

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(47)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第47回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(9)。

英文法のbe動詞の続きです。

【第45回記事の再掲】
5.be動詞の否定文は、be動詞の後ろにnotを付ける。
6.be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に出す。
【再掲終わり】

せっかくbe動詞を学んだのですから、ついでに助動詞(中1・中2)の復習をしましょう。
パターンは同じです。

7.助動詞の否定文は、助動詞の後ろにnotを付ける。
8.助動詞の疑問文は、助動詞を主語の前に出す。

ついでに、3年1学期に習う「現在完了形」の予習もしておきます。
これも同一パターンです。

9.have動詞の否定文は、have動詞の後ろにnotを付ける。
10.have動詞の疑問文は、have動詞を主語の前に出す。

型が同じである英文法は、まとめて覚えてしまうのが効率的です。
それが復習であっても、予習であってもです。

2018-08-11

QED進学塾の休塾日~本日は山の日

QED進学塾の休塾日はカレンダー通りです。

本日は、国民の祝日「山の日」のためお休みです。

明日は日曜日で、明後日からの3日間がお盆休みなので、合計5連休になります。

ほっと一息です。

2018-08-10

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(46)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第46回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(8)。

英語の記事を書いていたのに、国語に脱線してしまいました。
脱線ついでにもう少し、国語と英語の相関について書きましょう。

塾長が数学の予備校講師だったとき、隣の机のO先生が面白い人でした。
東京理科大学大学院卒のO先生は、頭が切れて数学センス抜群でした。

ところが、O先生はときどき日本語がおかしいのです。
生まれも育ちも日本なのにです。

そんなO先生がある日、自らの大学受験での苦労話をしてくれました。

O先生「どうしても英語の点数が取れなくて、特に長文が読めなくて、『原仙』(英文解釈の定番問題集)を勉強したんだけどさっぱり分からなくてショックだった。」

「さらにショックだったのが、英文の全文和訳を読んだときで・・・・・・」
「日本語を読んでも意味が分からんのよ。」
「これは英文を読んでも分かる訳がないと思った。」

というわけでO先生は、和文を読む練習から始めたそうです。

この話は大事なことを教えてくれます。
母国語を超える外国語はない、ということです。

日本で生まれ、日本で育った日本人が、どんなに外国語を勉強したとしても、日本語以上にはなりません。
外国語を学ぶには、まず日本語のレベルを上げるのが先決なのです。

つまり、英文法を学ぶにはまず国文法から学ぶべきなのです。

国語の「主語・述語」を理解できていない生徒が、塾長に「主語の前にbe動詞・・・」と説明されたところで、十分な理解をできるはずがありません。

だから、塾長は中3生の英語の授業時間に、小学校の国語の「主語・述語」を教えたりするのです。

国文法の堅牢な土台の上に、英文法の知識を積み上げて行きたい、塾長はこのように考えています。

2018-08-09

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(45)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第45回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(7)。

英文法のbe動詞の続きです。

5.be動詞の否定文は、be動詞の後ろにnotを付ける。
6.be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に出す。

さて、ここでまた国語です。

【例文】昨日は雨が降った。
【問題】主語を書き抜け。
【答え】雨が

【解法の手順】(主語の見つけ方)

a.述語を四角で囲む。(「。」が付いている文節が述語。ただし倒置法の場合は並び替えの必要あり。)
この問題では、「降った。」が述語。

b.述語に「なのは、」または「のは、」を付ける。
この問題では、「降ったのは、」

c.さらに「誰が?何が?」を付ける。
この問題では、「降ったのは、誰が?何が?」

よって、主語は、「雨が」・・・答え

ところで、「主語・述語」が初めて登場するのは、小4国語です。
しかしながら、小学国語が完璧にできている中3生は、意外に少ないものです。
だから、復習が必須なのです。

この問題で最も多い誤答は、「昨日は」です。
「は」が付くのが主語であると、間違った覚え方をしている生徒が、このような誤答をしてしまうのです。

塾長は、中学受験をする小4~小6に「主語・述語」を教えます。
それと同じ教え方を中3にもしているのです。

2018-08-08

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(44)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第44回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(6)。

ふたつは、国語の文法です。

「た」が過去の助動詞であること。
助動詞は活用のある付属語であること。
「です」は断定の助動詞(丁寧語)であること。

「ですた」とは言わず「でした」となるのは、活用のある証拠であること。
「泳いた」とは言わず「泳いだ」となるので、「た」は「だ」に変わることがあること。

ここまで授業解説しておけば、生徒が国語で助動詞を勉強するときに、「あ。そういえばこんなのも勉強した。」と思い出し、文法に対する抵抗感を持たずに済むのです。

塾長の授業はよく脱線します。

意味のない脱線が1割ありますが、他の単元の学習に役立ったり、他の教科の学習に役立ったり、意味のある脱線が9割です。

さて、次回のQED日誌の連載記事は線路に復帰します。
再び英文法の話の続きです。

2018-08-07

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(43)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第43回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(5)。

【昨夜記事の再掲】
1.受け身の公式=be動詞+現在分詞。
2.受け身の日本語訳=「される。」「された。」
3.be動詞の現在形と過去形。
    am,are,is.
   was,were.
4.be動詞の日本語訳=「です。」「ある。」「いる。」「なる。」
【再掲終わり】
塾長は、上記3.4.を板書した後にも、毎年必ず生徒に口頭試問します。

【問題3】
塾長「am,are,isは『です。』『ある。』『いる。』『なる。』です。ではwas,wereは?」

前回記事で「3.4.をわざと不完全にしてある。」と書いたのは、この質問を出題するためだったのです。

生徒「『でした。』『あった。』『いた。』『なった。』」

このように大多数の生徒が正解できる問題です。

塾長「みんなよくできました。」
塾長「じゃあ『です。』『ある。』『いる。』『なる。』の4つだけ覚えればいいよね。」
塾長「そうすれば『でした。』『あった。』『いた。』『なった。』はいつでも作れるんだから。」

生徒はbe動詞の学習を通して、英文法以外のことも学び取ります。

ひとつは、「いつでも導き出せることはいちいち覚えない。」ことです。
何でもかんでも暗記しようとする生徒は多いですが、それを改める機会です。

「最低限必要なことは覚える。」「あとはその覚えたことをもとにして導き出す。」
このような学習習慣を身に着けてほしいものです。
もちろんこれは英語以外の教科にもあてはまることです。

毎年塾長は、be動詞の授業をするときに、このような覚え方は「どの教科にも通用する勉強法」であると、受験生に教えているのです。

2018-08-06

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(42)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第42回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(4)。
昨夜の記事にも書いた通り、中3生は1学期の初めに学校で「受け身」を習います。
QED進学塾の授業で「受け身」を教えるのも、そのタイミングに合わせてです。

1.受け身の公式=be動詞+現在分詞。
2.受け身の日本語訳=「される。」「された。」

塾長は、「受け身」の導入すなわち初回授業で上記1.2.を板書します。
しかし、この2行を見ただけでピンとくる生徒は、英語の成績が5段階評定の「5」の生徒だけです。

そこで、さらに授業解説を続けます。
3.be動詞の現在形と過去形。
    am,are,is.
   was,were.
4.be動詞の日本語訳=「です。」「ある。」「いる。」「なる。」

塾長は、上記3.4.を板書する前に、毎年必ず生徒に口頭試問します。

 【問題1】
塾長「be動詞を英語で5つ言ってみよう。現在形と過去形のことね。」
【問題2】
塾長「be動詞の日本語訳を4つ言ってみよう。ヒントは、ひらがな2文字×4つ=8文字ね。」

上記2つの【問題】を全問正解できる生徒は少数派です。
毎年2割いるかいないかなのです。

つまり、8割以上の生徒は、be動詞すら満足に分かっていない状態で、学校で受け身を習う羽目になるのです。

しかし、学校授業でbe動詞の復習をしている余裕はありません。
そんなことをしていたら、授業時数が足りなくなってしまうからです。

だから塾でbe動詞の復習を行うのです。
これは、中1・中2で習った英文法の復習です。

さて、今夜の記事をここまで読むと、QED進学塾の英語の授業の特色が見えてきます。

特色1.塾の授業を学校授業の進度に合わせる。
特色2.しかし、塾の授業では、学校教科書の単語・熟語・本文を割愛する。
特色3.割愛によって生まれた時間を、現在学校で学習中の中3英文法の学習や、中1・中2で習った英文法の復習に充当する。

ここで話は、前記の3.4.に戻ります。
実は3.4.は不完全なのです。
ミスではなく、故意に不完全にしてあるのです。

どういうことなのか?

それは次回の記事に譲ります。

2018-08-05

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(41)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第41回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(3)。

連載記事の前回すなわち第41回に「学習内容の取捨選択」と塾長は書きました。
急いで学習すべきところと、ひとまず後回しにして夏期講習会などのまとまった時間の取れる時期に学習すべきところとを、明確に分けるという意味でした。

英語なら英文法は前者、英単語・英熟語は後者に該当します。

さて、中3英語の学校授業は、どのように進行していくのでしょうか。

中3生は1学期にまず「受け身」を学習し、次に「現在完了形」を学習します。
(採択教科書によっては、そうでない場合もあります。)

塾の授業を学校授業の進度に合わせたほうが生徒の理解もスムーズです。
しかし、単語や熟語、それに教科書の本文までを塾で学習することは時間的に無理があります。
そこで、英文法にターゲットを絞って塾の授業を行います。

では、どうやって?

明日はいよいよその具体例を連載記事に記します。

2018-08-04

QED進学塾の塾長~昨日は機まつり

QED進学塾の塾長は昨日機まつりに行ってきました。

機まつりは「はたまつり」と読み、毎年8月の第1金曜日から月曜日までの連続4日間の日程で開催されます。

蕨駅西口の商店街の名物となっているお祭りです。

昨日は機まつり初日だったので道がきれいでした。

2日目、3日目、そして最終日と機まつりの日程が進むにつれ、どんどん道が汚れていくことが毎年繰り返されていて、塾長はそれを知っているからこそ初日に行ってきたのです。

帰りに「きよし」という焼き鳥屋に寄って、もつ煮とみそ焼きを食べました。

どちらも大変美味でした。

また近いうちに行きたいと思います。

2018-08-03

QED進学塾の塾長~昨日は戸塚へ

QED進学塾の塾長は、昨日戸塚に行ってきました。

行きは宇都宮線から東海道線への直通電車で、帰りは東海道線から高崎線への直通電車でした。

先日の横浜と比べると、東海道線で一駅遠いです。

行きは「たった一駅」と感じたのに、帰りはその一駅がずいぶん遠く感じました。

そう感じたのは、おそらく疲労感のせいでしょう。

「仕事だから仕方ない。」と割り切るしかないのですが・・・

お盆休みが待ち遠しいです。

昨日お昼においしいお蕎麦屋さんを見つけました。

一服の清涼剤でした。

2018-08-02

QED進学塾のお盆休み~8月13・14・15日

QED進学塾のお盆休みは、8月13・14・15日の3日間です。

土日と合わせて5連休です。

昨日は大家さんに頼まれて、お仏壇の長谷川に盆提灯を買いに行ってきました。

お店の駐車場はほぼ満杯で、お盆が近づいていることを実感させます。

長く続いた猛暑も、お盆の週には平年並みに落ち着くとの予報です。

夏の疲れが蓄積してきたころに、ほっと一息入れることのできそうな、今年のお盆休みです。

2018-08-01

QED進学塾の8月~夏は受験の天王山

QED進学塾の夏期講習会は残すところ1か月、今日から8月です。

7月中に中3生の大半が部活を引退し、受験勉強に集中できる8月です。

学校授業が完全にストップした状態で、まるまる1か月を受験勉強に投入できるのは、今月をおいて他にありません。

夏は受験の天王山。

全力を挙げて勉学に励みましょう。