2018-10-31

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(101)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第101回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(63)。

3.14×4=12.56
これは、算数でよく出てくるので自然と覚えてしまう子が多いです。

Kくん「真ん中の(小数点の場所に)3と4がないんだよ。」
塾の備品のさいころを転がしながら、こんなことを言う中学受験生もいました。
この子は1~6の数字を見てさいころをイメージしたのです。

このようなイメージ付けは、暗記事項の補強になります。
入試本番の緊張する場面で「本当に12.56だったっけ?」と一瞬不安になったとしても、「さいころの真ん中の目がないんだから12.56で合ってる。」と思えば、自分の記憶に自信が持てるというものです。

今回の主題は「理解」だと前回記事で予告しました。
今夜のお話はそこに繋がるお話です。
続きは次回の連載記事にて。

2018-10-30

QED進学塾の塾長~ズンバでハロウィン

QED進学塾の塾長は、フィットネスクラブに毎日通っています。

昨日はズンバ(ラテンを基にした激しいダンス)の日でした。

月曜ズンバのインストラクターは、派手な衣装に全身を包み、大喝采を浴びていました。

塾長は、オールドミッキーのオレンジのTシャツを着て、オレンジの帽子を被って、ハロウィンバージョンで踊りました。

いでたちが普段と異なるだけで気分が乗って、いつも以上に体が動きました。

2018-10-29

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(100)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第100回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(62)。

前回の連載記事に塾長は、『「理解」した上で「暗記」する。』と書きました。

今夜は、その「暗記」に着目します。

たとえば、英語の試験。
megafepsを暗記した生徒は、この7つの述語動詞の目的語を問われる問題で、迷うことなく動名詞を選択することができます。

思考時間は不要です。
限られた試験時間の中で、一瞬で答えを出せる問題が多いほど、有利な戦いとなることは言うまでもありません。

たとえば、算数の試験。
「3.14×4=12.56」はよくある計算です。
この答えを覚えている生徒は、計算することなく答えを書くことができます。
どんな計算の達人でも、計算結果を覚えている人には、速度で勝てる道理がありません。

つまり、入試頻出事項をより多く暗記している生徒が、受験で有利に立つことは確実なのです。

しかしながら、暗記量だけで勝負できるほど入試は甘くありません。
仕組みを正しく理解することが不可欠なのが入試です。

その「理解」に着目したお話は、また次回に。

2018-10-28

QED進学塾の塾長~本日は天皇賞秋を観戦

QED進学塾の塾長は、本日の天皇賞秋を観戦する予定です。
平成の盾男と言われる武豊騎手が、平成最後の天皇賞を制するか、そこに注目して観戦したいと思います。
武豊騎手の騎乗する06番マカヒキ号は、2時現在で3番人気です。

ただし、応援する馬と馬券は別物です。
塾長は、7番人気03番ヴィブロス号と8番人気11番ミッキーロケット号を買うつもりです。

2018-10-27

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(99)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第99回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(61)。

連載の前回に塾長は「megafepsの目的語のVingは現在または過去のこと」という趣旨の記事を書きました。

その逆がto不定詞の名詞的用法(to V)で、to Vは未来のことを表します。

たとえば、「hope to V」ならば「今後にVすることを、今期待している。」「want to V」ならば「今後にVすることを、今欲している。」です。

以前塾長は、「述語動詞の気持ちが前向き・積極的なら目的語はto V、述語動詞の気持ちが後ろ向き・消極的なら目的語はVing。」と書きました。

ここで、enjoy(楽しむ)が述語動詞の場合について考えてみましょう。

「楽しむ」は気持ちが前向きなので、目的語はto Vになると考えることができます。
また、「楽しむ」は今していることを楽しんでいるので、目的語はVingになると考えることもできます。

そして、正解は後者のVingでした。
このことから、気持ちよりも時間軸が優先されるのだと分かります。

塾長が今夜ここまで書いてきたことを全て理解できている生徒は、enjoyの目的語がVingであることを自信を持って言えるし、その理由を説明することもできるでしょう。

ところが、習って直ぐならばそれができる生徒でも、時間の経過とともにあやふやになってしまうことがよくあります。

もし入試当日に「あやふや」だったら・・・
その生徒には、迷いや焦りが生じます。

そんなときにmegafepsが役に立つのです。

理屈は理屈としてきちんと「理解」したうえで、megafepsのような造語あるいは語呂合わせなどを「暗記」するのです。

2018-10-26

QED進学塾の塾長~昨日は浦和へ

QED進学塾の塾長は、昨日浦和に行ってきました。
目的のひとつは大家さんの通院の送り迎え、もうひとつは浦和の物件を見るためでした。

見た物件の中に詐欺と言ってもいいくらい、ひどいものがありました。
間取り図にビルトインガレージがある物件なのに、物件への入り口が狭くて軽自動車でも入れないほど。

大家さん「無駄足だったね。」

大家さんは、建物の中を見るどころか、敷地に一歩も足を踏み入れることなく、その場を立ち去ったのでした。

案内をしてくれた不動産屋さんも酷い物件だとあきれていました。

案内した人もされた人もがっかりで、誰も喜びません。

広告の作り方をもう少し考えてほしいと思った、残念な出来事でした。

2018-10-25

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(98)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第98回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(60)。

megafeps(メガフェップス)。
この耳慣れない言葉は、目的語に動名詞(Ving)のみを取る述語動詞の、頭文字を繋げた造語です。

mind(気にする)
enjoy(楽しむ)
give up(あきらめる)
avoid(避ける)
finish(終える)
escape(逃れる)
postpone(延期する)
stop(やめる)

これらは、目的語にto不定詞を取ることができない、あるいはto不定詞を使うと目的語ではなくなってしまう(to不定詞の名詞的用法ではなく副詞的用法になってしまう)述語動詞たちなのです。

enjoyだけが仲間外れに見えます。
enjoyだけが前向き・積極的な気持ちで、ほかは後ろ向き・消極的な気持ちだからです。

さて、述語動詞の現在形に目的語(Ving)をつけて考えてみましょう。

mind Ving.
既にVしてしまったことを、今気にしている。

enjoy Ving.
今Vしていることを、今楽しむ。

(中略)

postpone Ving.
今Vするはずだったことを、この先に延期する

stop(やめる)
過去から今までVしてきたものを、今やめる。

このように見てくると、Vingが現在または過去のことであると分かります。

2018-10-24

QED進学塾の塾長~おいしいランチ

QED進学塾の塾長は、昨日大家さんとランチに行ってきました。

ピッツェリアオオサキというイタリアンのお店です。
http://www.pizzeria-ohsaki.com/

1.ピッツァ(マルゲリータ)
2.パスタ(うにソース)
3.紅茶(アールグレイ)
4.デザート(ムース・バニラアイス・シャーベットの3種盛り)

どれもおいしくて大満足でした。
これで1480円ですから言うことなしです。

今日は大家さんとお墓参りに行く予定でしたが、雨で取り止めになり、せっかく時間を作ったのに何もしないのは勿体ないと、急遽ランチをご一緒することになりました。

雨中に遠出をするよりも、近場でランチが大正解でした。

2018-10-23

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(97)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第97回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(59)。

目的語が動名詞なのかto不定詞なのか、塾長は、これまで連載記事の回を重ねて書いてきました。

今夜は、enjoy(楽しむ)という述語動詞を取り上げます。

楽しむ→気持ちが前向き・積極的→だから目的語はto不定詞。
こんな勘違いをしてしまう生徒を塾長は何人も見てきました。

enjoyの目的語は動名詞(Ving)が正解です。
では、なぜ動名詞なのか。
その理由は、「楽しむ」のは正にVしているそのときだからです。

このenjoy例で分かるのは、「時間軸>気持ち」という優先順位です。

とここまでは、理詰めで押してきましたが・・・
その「理詰め」が理解できない生徒がいるのもまた事実です。

そんな生徒にはどのように教えればよいのか、それについては次回です。

2018-10-22

QED進学塾の卒塾生の子~机に向かわない勉強

QED進学塾の卒塾生のMちゃんは、一昨日2人の子どもを連れて塾を訪ねてきました。

「長男(満5歳)はドリル5分であきちゃう・・・」
Mちゃんは、こうぼやいていました。

長男がひらがなのドリルを練習していても、あっという間に飽きてしまうというのです。
5歳児ですからそれも致し方のないところでしょう。

5歳児が椅子に座ってじっとしていること、机に向かうこと、それらを10分間持続させること、どう考えても無理難題にしか思えません。

そこで塾長は知育玩具をお薦めしたのです。

たとえば、長男が床でひらがなの書かれた積木の「ろ」に触れたとします。
間髪を入れず、長男は椅子に移動して座ります。
机上にはドリルが開いてあって、鉛筆も置いてあります。

Mちゃん「そのページから『ろ』を探してごらん。」
長男「見つけた!」
Mちゃん「えらい。じゃあ鉛筆でなぞってみよう。」
そして長男はまた床の積み木へと移動します。

塾長は、上記のような勉強法を提案をしたのでした。

子どもがじっとしていられないのが当たり前なら、忙しく動き回ればよいのです。
塾長は、とにかく子どもを飽きさせないことが大事だと思ったのです。

Mちゃんは、これを早速試してみると言って塾をあとにしました。

もし上手く行かなければ、また直ぐに次の手を考えます。

上手く行ったとしても、同じローテーションの繰り返しに子どもがすぐ飽きてしまうかもしれません。
やはり次の手を考えます。

子どもは飽きっぽい、このことを前提にして、あの手この手で目先を変えながら学習を継続していくほなないと塾長は思うのです。

2018-10-21

QED進学塾の卒塾生~昨日子連れで来塾

QED進学塾の卒塾生のMちゃんは、昨日2人の子どもを連れて塾を訪ねてきました。
上の子は5歳で下の子は1歳でした。
月日の流れは速いものですね。

Mちゃん「上の子がひらがなを覚えてくれないんですよ。」
Mちゃんは、子どもの学習相談のために来塾したのです。

その子の小学校入学まで半年を切っています。
入学までにひらがなの読み書きができるようになってほしいとMちゃんは希望しているのです。

その子は幼稚園でもひらがなを習っているのですが、ほかの子よりも学習進度が遅く、家でもゲームばかりしていて、ひらがなの学習をしたがらないとのこと。

塾長は、いくつかの知育玩具をお薦めしました。
まずはそれらを試してみて、それでも学習が進まないようなら、再度塾にきてもらうことになりました。

塾長は幼児教育の専門家ではありませんが、塾長の弟に5人の子どもがいるため、その子たちの学習について弟から相談を受け、試行錯誤を繰り返した経験はあります。
塾長がその経験を生かして話せることは、昨日全て話しました。

知育玩具を活用した自宅学習でひらがなを覚えてくれれば、それに越したことはないと塾長は考えます。

もしそれが叶わないときは、塾長は何度でも相談に乗ろうと思っています。

2018-10-20

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(96)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第96回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(58)。

I will try running.
上記の英文では、走ること自体は簡単で何の問題もありません。

つまり、tryの目的語が動名詞(Ving)の場合、「Vしてみる。」「Vすることを試す。」と訳すのです。
走ることができるのは確定的です。

この人の意識は、runには向いていません。
とりあえず軽く走って行って、その先の景色を見てみたい、こんな感じです。
走ったあとの次のことに意識を置いているのです。

2018-10-19

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(95)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第95回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(57)。

I will try to run.
走ることが容易ではないのが上記の英文です。

つまり、tryの目的語がto不定詞(to V)の場合、「Vしようとする。」「Vしようと努力する。」と訳すのです。
実際に走ることができるかは定かではありません。

たとえば、リハビリを重ねて歩けるようになった人が、次の段階として走ることに挑戦する、このような場面が想定されます。

この人の意識は、runに一点集中しています。

2018-10-18

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(94)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第94回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(56)。

今夜は、教える手順「2.イメージ」について書きます。
昨夜の「(2)y=ax+b」に焦点を当てます。
中学生が学校で最も詳しく勉強するのが(2)だからです。

(2)式を素直に読めば、y=ax+bは、中1で習う比例の式y=axをy軸方向にbだけ平行移動した式です。

塾長は、黒板にy=axとy=ax+bの2本の直線を書き、50㎝定規を平行移動させます。
生徒が平行移動を視覚的に理解するためです。

そして間髪を入れず、生徒にもノートで黒板と同じことをしてもらいます。
生徒自身の手と目で平行移動を覚えてもらうのです。
複数の感覚器を同時に使って頭に焼き付けたイメージは、容易に消えることはないのです。

2018-10-17

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(93)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第93回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(55)。

(1)y軸に平行な直線・・・x=k。(kは定数)
(2)y軸に平行でない直線・・・y=ax+b。(a,bは定数)
上記2行は、直線の式です。

直線の式を1行で定義するなら、
(3)px+qy+r=0
で表すこともできます。

ここまでが、教える手順の最初「1.定義」です。

次は「2.イメージ」です。
覚えた定義をどのように捉えるかを学びます。
ものの見方を学習すると言ってもよいでしょう。

2018-10-16

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(92)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第92回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(54)。

塾長が定義の重要性を再認識させられたのは、もう20年以上前のことでした。

f(x)=x2。
f'(X)=2x。
これは微分の公式を用いて一瞬で解くことができます。

では、その公式はどのようにして導かれたのか、それは微分の定義式に他なりません。

しかし、前述の微分をわざわざ定義式から計算する人はいないでしょう。
問題文に「定義に従って解け。」と書かれていない限りは。

20年以上前の東工大の2次試験問題に、正答率が10%しかない問題が出題されました。
それは、どんなに公式を駆使して解こうとしても解けなくて、微分の定義式に立ち返ると簡単に解ける問題でした。

複数の公式を組み合わせたり、あるいはもっとテクニカルな解法を用いたり、そうすることでいわゆる「難問」を解くことに慣れ切った受験生たちは、「定義に戻る」ことが思い浮かばなかったのでしょう。

正答率10%の問題は、まさにその盲点をつく問題だったのです。

塾長は、この問題とその正答率を見たとき、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

塾長は、この問題のおかげで以前にも増して「定義」を大切にした授業を行うようになったのです。

2018-10-15

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(91)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第91回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(53)。

昨日の記事の続きで「教える手順」についてです。
これは受験生に限ったことではなく、全学年に当てはまります。
「1.2.3.」に3分割して書きます。

1.定義。
何をおいてもまずは正確な定義を教えることから始めるべきでしょう。

英語の「to 不定詞」の定義なら、
to + 動詞の原形。
この1行で終わります。

数学の「直線の式」ならば、
(1)y軸に平行な直線・・・x=k。(kは定数)
(2)y軸に平行でない直線・・・y=ax+b。(a,bは定数)
以上の2行で終わりです。

これだけでは何を言っているのか分かりません。
それでもまずは定義から教えるべきと塾長は考えています。

2018-10-14

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(90)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第90回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(52)。

さて、目的語について詳しくみてきました。

どこまでも突き詰めて行けばきりがないので、時間がいくらあっても足りません。

塾長は、限られた授業時間数の中でどういう手順で教えれば効率が良いのか、生徒の志望校に合わせてどこまで教えればよいのか、いつも考えされられています。

まだ試行錯誤を続けている最中で、もしかすると「これが正解。」という結論には永遠に到達しないのかもしれません。

そんな中にあっても、おそらくこのような方針が正解に近いのではないか、と思えることはあります。

その話はまた明日。

2018-10-13

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(89)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第89回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(51)。

目的語の続きです。

目的語に動名詞のみを取る動詞。
気持ちが後ろ向き・消極的な動詞。
目的語となる「こと」が、既にしたこと、あるいは現在していること。

目的語にto不定詞のみを取る動詞。
気持ちが前向き・積極的な動詞。
目的語となる「こと」が、これからすること。

以上のような法則で識別することができます。

2018-10-12

QED進学塾の塾長~昨日は横浜へ

QED進学塾の塾長は昨日横浜へ行ってきました。

塾や予備校の先生たちとの勉強会に参加するためです。

得るものが数多くありました。

今後も積極的に参加したいと思います。

2018-10-11

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(88)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第88回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(50)。

さて、1.から10.までの例文で分かったことをまとめます。

(1)目的語にto不定詞と動名詞の両方を取ることができる動詞。(likeなど多くの動詞。)
(2)目的語にto不定詞のみを取ることができる動詞。(wantなど一部の動詞。)
(3)目的語に動名詞のみを取ることができる動詞。(give upやstopなど一部の動詞。)
(4)目的語にto不定詞と動名詞の両方を取ることができるが、用法の異なる動詞。(rememberなど一部の動詞。)

目的語を取る動詞は、目的語に着目して以上の4つに分類されるということです。


2018-10-10

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(87)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第87回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(49)。

9.I will remember to post this letter.
私はこの手紙を投函することを忘れない。

10.I remember posting this letter.
私はこの手紙を投函したことを覚えている。

rememberは、to不定詞と動名詞の両方を目的語に取ることのできる動詞です。
ただし、用法が異なります。

目的語がto不定詞なら「これから忘れずにする」という意味になり、動名詞ならば「過去にしたことを覚えている」という意味になります。

2018-10-09

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(86)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第86回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(48)。

7.I stopped to smoke.
8.I stopped somoking.
上記の2行は、どちらも正しい英文ですが、意味が異なります。

7.私はタバコを吸うために立ち止まった。
8.私はタバコを吸うことをやめた。

つまり、to smokeは、to不定詞の副詞的用法であり、名詞的用法ではないのです。
よって、to smokeは、目的語ではありません。
ですから、stop(やめる)は、目的語に動名詞のみを取る動詞です。

2018-10-08

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(85)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第85回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(47)。

1.I like to play baseball.
2.I like playing baseball.
私は野球をすることが好きです。

上記の2行は、同じ意味を表します。
つまり「to play=playing」が成り立っているのです。
すなわちto不定詞の名詞的用法と現在分詞の動名詞が等価です。

3.I want to play baseball.
4.I want playing baseball.
私は野球をすることを欲する。

しかし3.と4.は等価ではありません。
4.が間違った英文だからです。
wantは、目的語にto不定詞を取ることができても、動名詞を取ることはできない動詞なのです。

5.I give up to play baseball.
6.I give up playing baseball.
私は野球をすることをあきらめる。

この5.と6.も等価ではありません。
5.が間違った英文だからです。
give upは、目的語に動名詞を取ることができても、to不定詞を取ることはできない動詞なのです。

2018-10-07

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(84)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第84回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(46)。

【分詞のまとめ】
lions=ライオンたち。
eating lions=食べているライオンたち。
lions eating a zebra=1匹のシマウマを食べているライオンたち。

a zebra=1匹のシマウマ。
an eaten zebra=1匹の食べられたシマウマ。
a zebra eaten by lions=ライオンたちによって食べられた1匹のシマウマ。

さて、現在分詞にはもうひとつの使い方があります。
「動名詞」と呼ばれる現在分詞です。

動名詞は「もとは動詞。いまは名詞。」です。
日本語訳は「こと」です。
eating=食べること。

これは不定詞の名詞的用法と「ほぼ」等しいです。
to eat=食べること。
ですから「eating=to eat」が成立します。

それではなぜ塾長は「ほぼ」と書いたのか、その理由はまた明日。

2018-10-06

QED進学塾の塾長~昨日は日本橋へ

QED進学塾の塾長は昨日日本橋へ行ってきました。

高島屋本館8階で開催中の「もっとすてき展」を見るためです。

きれいな物やかわいい物ばかりで目の保養になりました。

明後日の2018年10月8日まで開催しています。

みなさんにもお勧めします。

2018-10-05

QED進学塾の塾長~和菓子を3袋購入

QED進学塾の塾長は昨日、川口校の教室の管理会社である不動産屋を訪ねました。
お願いしたいことがあったからです。

何か手土産でも持って行こうかと、教室から不動産屋までの道中にある和菓子店に立ち寄りました。

そこで、半額の水ようかんを発見した塾長が、直ちに賞味期限を確認すると「1月3日」の記載がありました。
昨日が10月4日でしたので、期限まで3か月ほどです。

これは即買いと思った塾長は、5個入りの袋を3つ購入しました。
1袋目は不動産屋さんに、2袋目は蕨駅前校の大家さんに、3袋目は自分にです。

塾長は、帰宅すると直ぐにその水ようかんを1つ食べてみたのですが、さすがは老舗の和菓子専門店だけあって大変おいしゅうございました。

たまには和菓子もよいものです。

2018-10-04

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(83)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第83回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(45)。

昨夜は前置修飾を学習しました。
続いて今夜は後置修飾です。

【昨夜の前置修飾】
a blue book=1冊の青い本。
an eaten zebra=1匹の食べられたシマウマ。
eating lions=食べているライオンたち。

【今夜の後置修飾】
a book to read=読むべき1冊の本。
a zebra eaten by lions=ライオンたちによって食べられた1匹のシマウマ。
lions eating a zebra=1匹のシマウマを食べているライオンたち。

前置修飾と後置修飾の違いは何か、それは修飾語の単語数です。
修飾語の単語数が1個のとき前置修飾、修飾語の単語数が2個以上のとき後置修飾です。
それを中3生に理解してもらうための上記の例なのです。

不定詞を構成するには、toと動詞の原形の2単語が最低限必要なので、「不定詞句 」なのです。
よって、不定詞は常に「不定詞句」であり、その形容詞的用法は名詞を後ろから修飾する後置修飾なのです。

ところが、分詞は1単語のみでも用いられます。

そのため、「分詞=前置修飾」、「分詞句=後置修飾」という使い分けをします。

英文法を学ぶ際に「法則化できないか」をいつも考える、その習慣が当たり前になるまで学習を積み重ねてほしいものです。

2018-10-03

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(82)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第82回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(44)。

【前回のQED日誌に登場した名詞】
lions=ライオンたち。
a zebra=1匹のシマウマ。

【今回のQED日誌に登場する名詞】
pens=(2本以上の)ペン。
a book=1冊の本。

【分詞】
現在分詞=動詞の原形にingをつける=Ving=「している」
過去分詞=動詞の原形に edをつける=Ved =「された」(規則動詞)

さて、ここからが本番です。
形容詞と分詞が同様の使い方(限定用法)をすることを学びます。

red pens=(2本以上の)赤いペン。
eating lions=食べているライオンたち。

a blue book=1冊の青い本。
an eaten zebra=1匹の食べられたシマウマ。

こうして書き並べてみると、前の形容詞が後ろの名詞を修飾する型(前置修飾)と、前の分詞が後ろの名詞を修飾する型(前置修飾)とが、完全に同型であることが一目瞭然なのです。

2018-10-02

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(81)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第81回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(43)。

QED進学塾の中3生が分詞(現在分詞と過去分詞)を学ぶ順番は、分詞が名詞を修飾する場合すなわち形容詞の限定用法と同様の使われ方をする場合が先で、be動詞の後ろに分詞が置かれる場合すなわち形容詞の叙述用法と同様の使われ方をする場合が後です。

先に学ぶ限定用法の被修飾語は名詞ですから、ここで名詞を復習する必要があります。
まずは、可算名詞(数えられる名詞)の復習です。

可算名詞がそれ単独で使われる英文はありません。
「book」が英文中で使われるときには、「a book」「the book」「my book」「books」「your books」のように、「book」の前か後ろのどちらか、あるいはその両方に何がしかのおまけが付くのです。

しかし、生徒が英単語を覚える際には、可算名詞単独で覚えます。
生徒は、「book=本」と覚えるわけです。
そのため、英作文の問題に「本」が登場すれば、「book」単独で書いてしまう生徒が多発してしまうのです。

1点を争うのが入試です。
そして、「books」の「s」が欠落すれば1点減点です。
よって、「名詞」を正しい形で書けることが如何に大切か分るでしょう。

lions=ライオンたち。
a zebra=1匹のシマウマ。

塾長が中3生に分詞を教えるときに決まって使う名詞(単数形と複数形)は、上記の2つです。

2018-10-01

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(80)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第80回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(42)。

QED進学塾では、英語の「分詞」を学ぶと同時に、国語の「転成名詞」をも学習します

国語の転成名詞は、動詞や形容詞を連用形にしたり、形容詞や形容動詞の語幹に「け」「さ」「み」をつけたりして作ることができます。

大雑把にまとめれば、
「用言から体言が簡単に作れる。」
ということです。

この感覚を体に覚え込ませることが大切なのです。
すると自然に「品詞」に鋭敏になれるのです。

国語では「け」「さ」「み」をつけるだけで「用言→体言」ができた。
英語では「ed」「ing」をつけるだけで「動詞→形容詞」ができる。(規則動詞)
こうしてできた形容詞のことを「分詞」と呼ぶ。

国語から英語の順に学んだ生徒は、以上のようなことがすっと腑に落ちるのです。

ここで英語学習の初期を振り返って、英文はすべてSVで始まることを思い出しましょう。
「英文には5つの文型があり、5文型すべてが『SV』で始まる。」です。
(命令文の幻の主語youも含めて。)

そうすれば、「I playing the guitar.」のような述語動詞のない英文、すなわち間違った英文を書くことはありません。
「playing」は述語動詞ではないのですから。