QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第81回目です。
テーマは中3生の受験勉強について(43)。
QED進学塾の中3生が分詞(現在分詞と過去分詞)を学ぶ順番は、分詞が名詞を修飾する場合すなわち形容詞の限定用法と同様の使われ方をする場合が先で、be動詞の後ろに分詞が置かれる場合すなわち形容詞の叙述用法と同様の使われ方をする場合が後です。
先に学ぶ限定用法の被修飾語は名詞ですから、ここで名詞を復習する必要があります。
まずは、可算名詞(数えられる名詞)の復習です。
可算名詞がそれ単独で使われる英文はありません。
「book」が英文中で使われるときには、「a book」「the book」「my book」「books」「your books」のように、「book」の前か後ろのどちらか、あるいはその両方に何がしかのおまけが付くのです。
しかし、生徒が英単語を覚える際には、可算名詞単独で覚えます。
生徒は、「book=本」と覚えるわけです。
そのため、英作文の問題に「本」が登場すれば、「book」単独で書いてしまう生徒が多発してしまうのです。
1点を争うのが入試です。
そして、「books」の「s」が欠落すれば1点減点です。
よって、「名詞」を正しい形で書けることが如何に大切か分るでしょう。
lions=ライオンたち。
a zebra=1匹のシマウマ。
塾長が中3生に分詞を教えるときに決まって使う名詞(単数形と複数形)は、上記の2つです。
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