2012-11-30

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英語力と国語力

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは登塾すると直ぐ英単語のテストを始めます。テストが終わると直ぐに音読です。発音の正しくないところは塾長の発音を聞いてもう一度です。Mちゃんは英検 3級の2次試験(面接試験)を満点に近い得点で合格しました。音読が「話す」練習に、発音の直しが「聞く」練習になっていたのでしょう。今後も毎日、「話す」「聞く」を続けていきたいと思います。
それから日本語訳をします。ここまでの所要時間は10分足らずです。Mちゃんは勉強の取り掛かりが早く、その後の学習の速度も速いのです。英数の小テストと問題集の各1ページずつを終えたら休み時間です。Mちゃんは持参した本を読みふけります。Mちゃんの学習の始動の早さ、解答速度、集中力を向上させているのはこの読書の時間です。Mちゃんがルーチンをできるだけ早く完了させようとするのは、本を読みたいがためなのです。
読書は国語力を育みます。Mちゃんが今、高校英語を支障なく学習できているのは、高い国語力に負うところが大きいのだと思います。
休み時間が終わると、Mちゃんがその日に学校で習ったことを復習します。学校の時間割どおりに5教科の全てを網羅するのです。Mちゃんはここでも高い集中力を見せてくれます。授業終了後のお楽しみであるパソコンの時間を確保したいがためです。
おやつ、読書、おしゃべり、パソコン・・・Mちゃんは教科学習以外を楽しみに、毎日登塾しているかのようです。しかしそのことが結果として集中力を高め、学習効率を向上させているのですから、よしとしなければならないのでしょう。やるべきことをやらずに遊ぶのではなく、やった後で遊ぶ習慣が身に着いているMちゃんです。

2012-11-29

Q.E.D.進学塾の手作り教材~塾から家庭へ

Q.E.D.進学塾の児童たちはフォニクス・カードと九九カードを学習中です。どちらのカードも直近の3連休の制作物です。今週の月曜日から本日の木曜日までの4日間、児童たちは塾でカードを学習して、その使い方を覚えました。そして今日、両カードと短文の『学習マニュアル』を家に持って帰りました。これからは家庭学習の教材として活用してほしいものです。家庭学習用とは言っても、「渡してそれで終わり」にするつもりはありません。家庭学習の成果を塾で小テストするのです。

1. 児童たちが「覚えてきた。」と自信のあるものから小テストする。
2. 塾でテスト範囲を指定して小テストする。

児童たちがより楽しく学べるのは、上記1.の方法でしょう。児童の自主性を育むためにも、学習意欲を高めるためにも、1.が優れていると思います。しかしどうしても1.がうまくいかないとき、たとえば児童が「何を勉強していいか分からない。」に陥った場合などには、1.に固執することなく即時2.に切り替える予定です。新作教材ですから使用するのももちろん初めてのことです。児童たちの反応や効果測定の結果を詳細に観察しながら、最良の使い方を探っていきたいと考えています。

2012-11-28

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~アクシデント・リカバリー

Q.E.D.進学塾のクリスマス会は2012年12月24日(月)午前11時からの予定です。クリスマス・イブです。本日 アイスケーキ | みんなを笑顔にするクリスマスケーキ | シャトレーゼ を足立区の加賀店にて予約してきたところです。
Q.E.D.進学塾では毎年、塾から最も近い南鳩ヶ谷店にてクリスマスケーキを予約してきました。今年も同店にケーキの予約を入れに行きました。先週の水曜日の11月21日のことでした。ところが『冷凍庫・冷蔵庫の大規模な故障により臨時休業します。』との張り紙があり、お店は閉まっていました。それから1週間が経過した今現在、復旧の見通しは立っていません。
クリスマスケーキの予約の危機から救ってくれたのはMちゃんとお母さまです。加賀店が近いことを昨夜教えてもらいました。早速本日、加賀店に行ってみると往復7kmの距離でした。これなら当日のケーキ受け取りが十分可能です。受け取って直ぐのいちばんおいしい状態で食べることができます。アイスケーキは家庭用冷凍庫での保存が12時間を超えると、どうしても固くなってしまうのです。同時に12月5日(水)のSくんのお誕生会用の小さいケーキ1ダースを予約してきました。

2012-11-27

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~理科の30問をわずか2日で

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは昨日から早い時間帯に登塾しています。2学期期末試験の1週間前なので全ての部活が一斉に休みになっています。そのためSちゃんの帰宅時間が早いのです。
Sちゃんの学年では定期試験のたびに理科のプリントが1枚配布されます。一問一答式問題ばかりを30問集めたプリントです。Sちゃんはその30問を昨日と今日のわずか2日で履修してしまいました。とてもよくがんばっているSちゃんです。
30問をばらばらに覚えていたのでは、なかなか覚え切れるものではありません。そこで30問を4つに班分けして、班ごとに図表化して整理したのち覚えてもらいました。つまり4つの図表を覚えることで、プリントの30問を全て網羅しようという作戦です。
昨日の学習の中心は「光合成」、そして今日は「植物の分類」でした。Sちゃんは図表の書き方がとても上手です。Sちゃんは板書を書き取っているはずなのに、板書よりもきれいで見やすい図ができているのです。あまりにも見事な図なので、昨日のSちゃんの「光合成」の図をカラーコピーさせてもらいました。塾長がSちゃんの後輩たちに光合成を教えるときに活用させてもらおうと思います。
ノートをきれいに書くことのみに専心して、肝心の「覚える」ことができていない児童・生徒を、塾長は過去に何人も見てきました。ところがSちゃんは書いた後の「覚える」にも全力投球してくれる子なのです。

1. 覚えるべき事柄を図式化・図表化する。
2. その図をそらで書けるように練習する。
このような学習法がSちゃんに適しているのだと思います。
定期試験のみならず、高校入試対策の道筋がはっきり見えた、昨日・今日の2日間でした。

2012-11-26

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九(3)

Q.E.D.進学塾の児童たちに3連休の制作物を見てもらいました。本日一番に登塾してきた6年生のKちゃんが「先生がんばったね。」とほめてくれました。早速塾長は九九カードの中からKちゃんに2問を出題しました。
【問題1】18
【Kちゃんの答え】 3×6 6×3 2×9 9×2
さすが6年生です。見事4つとも答えてくれました。

【問題2】24
【Kちゃんの答え】 4×6 6×4
・・・・・どうしても 3×8 8×3 の2つが出てきません。

このように「九九の答え→かけ算の式」の答えが4つある問題は難易度が高いのです。中学3年生の1学期の学習単元である「因数分解」で苦労する子が多いのも納得ができます。その対偶を言えば、「因数分解のできる子は九九に精通している。」なのです。九九は高校数学の高次方程式でも活躍してくれます。児童たちには「九九ができる。」ではなく、「九九が大得意。」な子になってほしいものです。ゲーム感覚で遊びながら、九九カードを学習してくれるよう働きかけていこうと思います。

2012-11-24

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九(2)

Q.E.D.進学塾の児童たちの算数・数学は各人各様の学習をしています。3年生のMくんはかけ算を、4年生のRちゃんは割り算を、6年生のSくんは四則混合計算を、6年生のKちゃんは文字式を、それぞれ学習中です。今学んでいる単元は異なっても、4人の児童に共通する課題があります。かけざん九九に習熟することです。
たとえば7×8=56の計算をするのに、7×1=7、7×2=14・・・・・7×7=49、7×8=56、と順番に辿って答えの56を導き出すのが第一段階です。3年生の子は今ちょうどこの段階です。しかしこれでは計算に手間暇がかかってしまい、10問、20問と解く問題数が増えるほどに計算がいやになってきます。短時間で楽に計算するためには、「7×8=56」が瞬時に出てくるようにすることが必要です。これが第二段階です。そして第三段階は、56から7×8と8×7が言えること、すなわち答えから式が導けることです。最終の第四段階は九九の枠を越えて、14×4=56や28×2=56が瞬時にみちびけることで、これは中学生になってからの学習事項です。

昨日のQ.E.D.日誌に「フォニックス学習カード」を手作りしているという記事を書きました。そのカードと同一の仕組みで「九九カード」を製作します。上記の「第三段階」まで習熟するためのカードです。英語と算数の教科の違いはあっても、共通のシステムを用いることにより、早期に使い方に慣れてもらおうと考えています。まずは「フォニックス学習カード」を先行導入し、その後「九九カード」を導入する予定です。フォニックスや九九といった基礎知識を、児童たちに完全習得してほしいものです。これらの知識は今後の英数の学習を円滑に進めるために大いに役立ってくれます。

2012-11-23

Q.E.D.進学塾の手作り教材~フォニックスと九九

Q.E.D.進学塾の児童たちは今、1.アルファベット読み 2.大文字 3.小文字 4.フォニックスを学習中です。たとえば、1.「エイ」  2.大文字「A」 3.小文字「a」 4.フォニックス「ェア」の4つが一組です。しかしながら、これらの4つを正しい組み合わせで覚えることに苦戦している児童がいるのが現況です。そこで、この3連休を利用して、暗唱のための「フォニックス学習カード」を作っています。既存の教材に同様のカードが見当たらなかったので「手作り」しているところです。
この学習カードを作る目的は2つあります。ひとつはローマ字を読み書きできるようになること、もうひとつは英語学習のための基礎固めです。ローマ字の読み書きが近い目標なら、英語学習は遠い目標と言えるでしょう。「今はまだ小学生なのだからローマ字さえできればいい。」ではなく、「せっかくローマ字を学習するのだから、その先の英語学習への布石を打っておきたい。」と考えています。常に「先」への布石を打ちながら、「今」学習すべき課題に取り組んでいきたいものです。

2012-11-22

Q.E.D.進学塾の保護者さまと面談~11時から12時半まで

このタイトルの記事に新しい記事を誤って上書きしてしまいました。そのため同タイトルの記事を再度、書き直ししています。『Q.E.D.日誌』をいつもご愛読くださっている方々に読みづらい思いをさせてしまいました。申し訳ありませんでした。

Q.E.D.進学塾の保護者さまが本日11月22日の11時に塾を訪ねてくれました。12時半までの1時間半、面談を行いました。内申点、定期試験、部活動、家庭学習のあり方、塾での学習の進め方、北辰テスト、B推薦、公立高校入試・・・・・面談の内容は多岐に渡りました。お母さまが小さい子を抱きながらの面談だったので大変だったことでしょう。ほんとうにありがとうございました。

2012-11-21

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~スピード練習の必要性と負荷

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの2学期期末試験まで2週間を切りました。Sちゃんが毎日通塾しながらこつこつと積み上げてきた学習の成果を、期末試験にて如何なく発揮してほしいと思います。そのためには問題を解く速度をもう少し上げる必要があります。今のSちゃんの速力のままでは、試験問題を解き終える前に試験終了の鈴を聞く恐れが多分にあるからです。そこで今週はスピード練習に注力してきました。しかしながら今日Sちゃんから「辛い。」との訴えがありました。Sちゃんは楽をしようとしてそのような発言をする子ではないので、よほど辛かったのでしょう。Sちゃんに過大な負荷を与えすぎた塾長が間違っていて、Sちゃんの言うことが正しいと素直に認めるよりありません。ただちに方針転換です。

具体的には、
1. 塾では学習速度を求めない。
2. 自宅学習を計時して行う。
この2点です。
スピード練習や「量」をこなす学習は自宅で、そこで生じた疑問点をていねいに拾っていく「質」の学習を塾で、というものです。明日Sちゃんに詳しく伝えねばなりません。

2012-11-20

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2学期期末試験対策

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、2学期期末試験を2週間後に控えています。昨日学校から1枚のプリントが配布されました。『2学期期末試験範囲・提出物一覧』です。1学期の中間試験・期末試験や2学期の中間試験と同様に、今回も数学・理科・英語の3教科について『学校ワーク』の提出が義務付けられています。

Sちゃんは昨日の月曜日に『提出物一覧』を持って登塾してきました。プリント配布当日に持参してくれたのです。えらい子です。早速昨夜、提出物を期日までに仕上げるための「学習計画表」を作成しました。そして今夜、塾長作成の「計画表」をSちゃんに見せて、その一部修正を行いました。

【数学】
提出日までの日数・・・あと14日
未習ページ数・・・・・・・12.5ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日1ページ
【理科】
提出日までの日数・・・あと13日
未習ページ数・・・・・・・14ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日1ページ
【英語】
提出日までの日数・・・あと14日
未習ページ数・・・・・・・23ページ
学習ペース・・・・・・・・・毎日2ページ

今日はSちゃんの『学校ワーク』に学習予定日の日付を書き込んでもらいました。何が何でも予定日に学習するという意味ではなく、進捗を把握しやすいようにすることが目的です。

Sちゃんの学校の定期試験では『学校ワーク』からの出題の割合が高いのが通例です。またSちゃんは提出物を「ただ仕上げればいい。」ではなく、「理解しよう。覚えよう。」として一生懸命学習しています。この出題率の高さと、Sちゃんの直向な学習姿勢があればこそ、提出物対策がそのまま定期試験対策となり得るのです。

2012-11-19

Q.E.D.進学塾の小学4年生~英語の新テキスト

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんはローマ字を学習中です。「あ」から「ん」までのひととおりを既に一度学習しており、今は2回目を学習中なのです。Rちゃんが忘れてしまっている字が多いのでその復習と、1回目に習わなかった文字をも学習しようというのが「2回目」を学習する狙いです。習わなかった文字とは、q j l x c のことを指し、いずれも教科書式ローマ字には登場しない文字です。

先週の金曜日に 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』  を発注しました。同書は英文法書ですが、Rちゃんに英文法を学んでもらうために発注したのではありません。Rちゃんの知らない文字や発音を調べてもらうためです。あたかも辞書のような使い方です。

1枚目「アルファベット読み」
2枚目「フォニックス(英語読み)
3枚目「大文字・書き順」
4枚目「小文字・書き順」
このような4枚の付箋紙を『みるみる』の4ページに貼ります。分からない字が出てきたら即、その場で調べることができます。自分で調べた事項は記憶に残りやすいのです。

Rちゃんのお母さまが「Rちゃんが自宅でもローマ字を学習している。」と教えてくれました。そこで毎週ローマ字の小テストを行いたいと思います。「a i u e o」の五文字については既に小テストを行い、Rちゃんは見事に満点を獲得してくれました。しかし今後は「q j l x c」のように初めて学習する文字も覚える必要があるため、週に5文字ずつは多すぎると考えました。毎週3文字に絞って、確実に覚えてもらうようにしたいと思います。今週塾で習った3文字を、自宅で復習して覚え、翌週に小テストする、この学習のリズムをできるだけ早期につかんでほしいものです。

2012-11-18

Q.E.D.進学塾の小学6年生~チャレンジ精神の旺盛な子

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、現在 『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 を学習中です。残り7ページです。1日0.5ページ×週4日=週2ページのペースで学習中なので、12月中旬には『中学受験 漢字ガイダンス』を履修完了する予定です。
そこで次ぎなるテキストを発注しました。 『アクティブ-中1-国語』 です。 『アクティブ-小6-国語』 と『中1-国語』のどちらを学習したいのか、塾長がKちゃんに尋ねたところ、Kちゃんは迷わず「中1。」と即答してくれました。より難易度の高い問題集に挑戦しようという、Kちゃんのチャレンジ精神やよしです。えらい子です。このような学習姿勢の子は、学力の大きな伸びが期待できるのです。

Kちゃんの塾での学習で今いちばん力を入れているのが英語です。Kちゃんはときどき「I is 」と言ってみたり、英文法がなかなか習得できずにいます。米国南部の方言に「I is 」という表現が存在するのですが・・・・・まずは美しいイギリス英語を身に着けてほしいものです。Kちゃんが今学習しているのは 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 です。Kちゃんは毎日1ページずつ問題を解いています(筆記による解答)。その1ページの全ての英文を音読し、それから全ての英文の日本語訳もします(口頭による解答)。塾長が付きっきりでマンツーマン指導です。これだけ丁寧に学習するには相当な時間がかかりますが、Kちゃんに英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力をバランスよく習得してもらうためには必要な時間です。Kちゃんにはペーパーテストができるだけでなく、総合的な英語力を身に着けてほしいのです。

Kちゃんが実力を着け、すいすいと先へ進めるようになったのが数学です。Kちゃんは 『Apollon(アポロン)-数学-中1』 を1ページずつと、 『計算の級別トレーニング』 を1問ずつを、毎日学習しています。前書は中1数学の予習、後書は小6算数の復習(分数・小数・四則混合計算)です。Kちゃんは『アポロン』のことを「分かりやすい。」と気に入ってくれています。そのため土日の宿題も『アポロン』から出題しています。塾のある日もない日も同書を毎日継続学習して、中学数学の基礎となる知識・技能を習得してほしいものです。

2012-11-17

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~24日にアイスケーキでお祝い

Q.E.D.進学塾のクリスマス会の日時とクリスマスケーキが決まりました。クリスマス・イブの2012年12月24日(月)午前11時から、アイスケーキでお祝いします。

【ケーキ詳細】
アイスケーキ | みんなを笑顔にするクリスマスケーキ | シャトレーゼ
クリスマスアイスケーキ詰め合わせ21cm<10カット> 3,200円 ストロベリー、マンゴーバニラ、チョコミント、クッキーバニラ、キャラメルの5種類を2個ずつアソートしました。
【詳細おわり】

Mちゃんは、昨年のアイスケーキがおいしかったことも、固すぎてケーキカットに苦労したことも覚えていました。さすがの記憶力です。あらかじめカットしてあるアイスケーキが新発売されたことを喜んでいます。生クリームが苦手なKちゃんも大喜びです。Kちゃんは「クッキーバニラにする。」と早くも狙いを定めています。部活動のために午前中のクリスマス会に参加できないSちゃんは「夜取りに来る。」と言っています。5種類とも2個ずつあるので、Sちゃんの好きなケーキを「お取り置き」しておくつもりです。

ケーキ本体は5種類、トッピングのデコレーションは6種類あります。児童たちがケーキを選ぶのにワイワイして、トッピングの交換でさらに盛り上がって、そんな光景が目に浮かびます。以前のQ.E.D.日誌に『男女別教育』について記述したように、「選べる」ことは女児にとっての最重要項目の一つなのです。

クリスマス会の日は冬期講習会の初日です。11時からクリスマス会を始めるためには、9時から11時までの2時間で、その日の学習を完了させなくてはなりません。児童たちには学習への集中力と問題を解く速度が求められるのです。講習会初日に集中して学習するトレーニングをして、2日目以降もその勢いのまま冬期講習会の学習を続けてもらおうと考えています。

2012-11-16

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~日程と時間割を決定

Q.E.D.進学塾の冬期講習会の日程と時間割が決まりました。

【日程】
2012年12月24日から2013年1月7日まで。
(大晦日と三が日は休塾日)

【時間割】
1. 午前の部・・・9時~正午。
2. 午後の部・・・7時~9時。

お母さまがたが子どもの送迎のために来塾するのは、いつも夜7時です。その際にお母さまがたとご相談のうえ、以上のように決定いたしました。

時間割を決定したのは今週の火曜日です。
Mくん「夜6時からがいい。」
Kちゃん「10時からがいい。」
Mちゃん「9時から11時がいい。」
このように児童たちの希望時間はまちまちでしたが、お母さまがたと相談すると、ものの1分であっさり時間割が確定しました。例年どおりの時間割です。

日程を決定したのは今週の水曜日です。これもお母さまがたと相談してものの1分で。天皇誕生日の振り替え休日である12月24日を冬期講習会の登塾日にしました。休塾日が「カレンダーどおり」のQ.E.D.進学塾としては異例です。

カレンダーが赤い日(12月24日の月曜日)に登塾することに関して、児童たちが「ぶー。ぶー。」言うことが容易に予想できます。 そこはクリスマスケーキで納得してもらう作戦です。12月24日は振り替え休日であり、冬期講習会初日であり、クリスマスイブでもあるのです。

2012-11-15

Q.E.D.進学塾の卒塾生~おばあさまからの差し入れ

Q.E.D.進学塾の卒塾生のMoちゃんのおばあさまから、昨日の午後に差し入れをいただきました。もぎたての柿、おこし、ビスケット、塾生たちと塾長とで大変おいしくいただきました。食べ切れなかった柿は、お迎えのお母さまがたに差し上げ、喜んでいただけました。ほんとうにありがとうございました。

Moちゃんは、Q.E.D.進学塾川口校初の塾生です。私立中学入試の初合格もMoちゃんです。Moちゃんが塾の原型を作ってくれたと言っても過言ではありません。Moちゃんは卒塾後も季節講習会のたびに塾を訪ねてくれています。そのMoちゃんが今は高校1年生ですから、まさに光陰矢の如しです。

Moちゃんは、学校の定期試験で学年10番台の成績を取ったり、部活の都の大会で5位に入賞したりと、文武両道で優秀な子です。まだ高校1年生ですが今後の進路について、今Moちゃんが考えていることを聞かせてほしいと思います。内部進学するもよし、外部受験してもよし、推薦枠を利用して他大学へ進学するもよしです。成績優秀なMoちゃんですから、進路選択の幅は広いでしょう。

Moちゃんと同じ私立中学校に入学したのが塾生のMちゃんです。現在Mちゃんは同校の中等部の2年生で、Moちゃんの2学年後輩にあたります。今週の日曜日にMoちゃんは、「希望者のみ」の全国模試を受験しました。つい先週に学力推移調査試験の終わったばかりのこの時期に、自ら志願して模試を受けるのですから立派です。塾長はおばあさまにMoちゃんへの伝言をお願いしました。「できれば模試の結果を見せに来てください。」
今年から高等部に進級したMoちゃんが、現在中等部2年生の後輩Mちゃんに、高等部の授業のこと、部活のこと、友達のこと、試験のこと・・・・などを教えてくれたらありがたいと思います。

2012-11-14

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~6日ぶりの登塾

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、昨日6日ぶりに登塾してきました。一昨日の月曜日までMちゃんの咳が止まらず、それがようやく昨日の火曜日に治まったのです。Mちゃんが塾をお休みしたのは、先週の木・金曜日と昨日の月曜日の計3日ですが、土日をはさんで5連休となってしまいました。先週木曜日に39度の高熱を出して学校を早退し、翌金曜日に学校を欠席したMちゃんです。学校の授業についていけているか不安でした。ところがMちゃんは休んだ分の勉強を自宅学習で完全に補っていました。Mちゃんが学校を欠席した日の授業内容について、塾で詳細に口頭試問を行ったところ、ほぼ満点に近い出来だったのです。Mちゃんはとてもえらい子です。

Mちゃんは11月11日(日)に実施された 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を何とか受験することができました。面接試験では英語を「聞く」「話す」の力が試されます。咳が止まらないMちゃんは、「話す」が特に大変だったことでしょう。それでも試験場へと向かったMちゃんは頑張り屋さんです。

旅行などで休塾する場合はその子の学習面の心配だけしていればよいのですが、病欠となれば更に体調面の心配が加わって不安倍増の塾長でした。そんな状態でしたからおやつを買いに行けば真っ先に浮かぶのはMちゃんのこと、そして気づけば5日間にMちゃんの大好きなおやつを13個も買っていました。体調不十分のまま登塾してくるかもしれないMちゃんを少しでも元気づけたかったのです。

1. トッポ
2. ダースチョコレート
3. サラダせんべい
4. サラダプリッツ
5. フェットチーネグミ(グレープ)
6. フェットチーネグミ(マスカット)
7. フェットチーネグミ(レモン)
8. 三ツ矢サイダーカムレモングミ
9. かむかむレモン
10. 梅干しのシート
11. ねり梅
12. ミルキー
13. カントリーマアム

上記の13個の「お品書き」を見たMちゃんは目を輝かせて、「これならまた休もうかな。」・・・・・それだけは勘弁してほしいところです。

英検3級-2次試験が終わったので、次なる目標の準2級-1次試験の学習に集中することができます。
(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
先週の水曜日にP34で止まっていた熟語の学習を再開し、昨日はP35を学習しました。そして今日からは高校英語の問題集 『トレーニングノートα(アルファ)英文法』 にて英検準2級の受験に必要な英文法を学習します。
Mちゃんが学校の授業に遅れないように欠席した日の分まで自宅学習をしてくれたので、学校補習に日程を割くことなく英検対策の学習ができるのです。 そのおかげで英検の勉強の遅れは最小限の5日(塾を休んだ日数+土日の宿題)だけで済みました。今日から再び平常授業に戻れて一安心です。

2012-11-13

Q.E.D.進学塾の小学4年生~ローマ字のテストで満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、本日ローマ字の小テストで見事満点を取ってくれました。

【小テスト問題】
アルファベット読み・・・・・・
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・
フォニックス(英語読み)・・・
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【問題終わり】

【小テスト答案】
アルファベット読み・・・・・・「エイ」「アイ」「ユー」「イー」「オウ」
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・ A   I    U   E   O
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・ a    i    u   e   o
フォニックス(英語読み)・・・「ェア」「イ」  「ア」 「エ」 「オ」
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【答案終わり】

Rちゃんは小文字を4線ノートの正しい位置(1階建て、1.5階建て)に書くことができませんでしたが、字体そのものはきれいにかけていたので「満点」です。小文字の位置がずれていたのは、Rちゃんが家庭学習ノートにローマ字を学習していたためで、自宅学習をがんばっている証拠と言えます。特にすばらしかったのが、AaとUuの英語読みの「ェア」と「ウ」を正解したことです。この2つを1回目のテストでクリアする子は少ないのです。たいへんよくがんばりました。

Rちゃんが前回100点を取った算数の 『くもん出版 : 4年生のわり算』 は今回93点でした。惜しい間違いが7点分あったものの、問題の解き方は理想的でした。美しいフォームを自分のものにできているRちゃんです。

Rちゃんは時間の引き算でファインプレーを見せてくれました。
19:08-18:35=18:68-18:35=33
繰り下がりのある時間の引き算を見事に解いています。Rちゃんが機械的に解き方を暗記しているのではなく、「1時間=60分」という計算の意味を理解して引き算している点が特に素晴らしいのです。(この点はRちゃんの計算終了直後に、口頭試問にて考え方を確認しました。)
Rちゃんはほめられて気分がよかったのでしょう。授業後に回転椅子の上に立って、くるくる回って遊んでいました。 塾のある日は気分よく学習し、塾のない日はローマ字を始め家庭学習をがんばる、現在の学習習慣を続けてほしいと思います。続けることで学力は蓄積されていくのです。

2012-11-12

Q.E.D.進学塾の小学3年生~充実の1時間

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、月曜日から木曜日までの週4日×1時間授業のペースで通塾しています。 『栄光ワーク-小3-国語』 を2ページ、  『くもん出版 : 3年生のかけ算』  を2ページ、アルファベットを0.5ページ、以上の4.5ページを1時間で学習するのですから、Mくんの問題を解く速度は相当に速いと言えます。集中して学習に取り組むことができているMくんです。

国語は学校の進度に対して先に進み過ぎているため、追加の問題集を新たにもう1冊加えました。 『コア-小3-国語』 です。学校で習った教科書と同じ文章を『栄光ワーク』にて更に深く読む学習を、『コア』にて初めて見る文章を読みこなす学習を、このように異なる文章の2冊を併用して国語の力を伸ばしていきたいと考えています。

Mくんは、お兄ちゃんのSくん(小6)と同じ「1週間に15行」のペースで英語を学習しています。Sくんの通塾日は火・水・木曜日です。お兄ちゃんのいない月曜日にMくんは今週の英語の予習をします。毎週月曜日に兄よりも一足先に学習を開始するのは、3学年も年下のMくんへの「ハンデ」です。先週金曜日の英語の小テストで、Mくんはお兄ちゃんと遜色のない得点を挙げることができました。兄弟で競い合いながら学ぶことで、学習効果を高めていきたいものです。

2012-11-11

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日は英検3級2次試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、本日11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。Mちゃんは今週の木曜日に39度の高熱を出して学校を早退し、塾もお休みしました。Mちゃんの体調だけが心配です。Mちゃんの英語を「聞く」力も「話す」力も、英検3級合格には十二分です。Mちゃんが普段の実力を発揮し、無事合格してくれることを期待しています。

(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
月・火・水曜日には上記の(1)(2)について、発音・アクセントを学習しました。

1. 本日11日の面接試験に備えて、Mちゃんが英語を「話す」時間を多くとりたい。
2. 翌2013年1月25日(金)の英検準2級1次試験の頻出単語・熟語に早く慣れてほしい。
上記を学習したのは、この2つの思いからです。

Mちゃん「Mはまだ3級を受かってないんだよー。」
準2級への布石を打つ塾長をたしなめる、Mちゃんの発言です。目の前の目標をひとつひとつ達成して行こうという、Mちゃんの堅実さが表れた言葉だと思います。その言やよしです。一歩一歩、着実に学力を積み上げていきたいものです。

2012-11-10

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~よく聞きよく覚えよく考える

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、月曜日から金曜日まで毎日通塾しています。毎週金曜日は社会科のテストの日です。昨日のテストでは一問一答式問題の19問を全問正解でした。ほんとうによく勉強しています。見事に全問正解だったので更にもう一段ハードルを上げて「逆引き」に挑戦しました。「逆引き」とは一問一答式の答えを見て、問題文を説明することを指します。これは記述式問題の対策として有効な学習法です。Sちゃんは答えの単語を見て、その用語の意味するところを詳細に論述してくれました。複数の重要単語を上手につなげて説明してくれたのです。それができるのは塾での授業を真剣に聞いている証拠です。Sちゃんは塾で授業をよく聞き、自宅でその復習をしてよく覚え、覚えたことを自分の頭でよく考えて、自分の言葉で表現することができているのです。

数学では「1次関数+図形+動点」(時間の経過とともに位置が変わる点と変わらない点に囲まれた面積)を完全習得するまであと一歩のところまで来ています。Sちゃんは『学校ワーク中2-数学』と 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 の両方を毎日学習しています。「1次関数+図形+動点」の問題はその2冊のどちらにも掲載されていて、しかも(1)(2)(3)(4)の問題の配列から出題の仕方まで完全に一致しています。

Sちゃん「これ期末試験に出そう。」
どこが大切か、何を学習すべきかが自分で分かるようになってきたSちゃんです。それだけよく勉強しているのです。
もう一つ付け加えるならば、上記の問題はテキストに載っていない解法を教えた問題でもあります。本の解答よりも易しく、かつ速く解ける解法です。Sちゃんは「この解き方ならできそう。」との手応えをつかんでいます。「試験に出そう。」と「自分にもできそう。」の合わせ技で、学習意欲の大幅に向上しているSちゃんです。

2012-11-09

Q.E.D.進学塾の小学6年生~思考のトレースと飛躍

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、応用力を身に着けてきました。本日の数学の授業で「2割増しが分からない。」と質問してきたKちゃんに、次のようなステップで授業をしました。
step1. 1=10割
step2. 1割=1/10
step3. 2割=2/10
step4. 10+2=12
step5. 12割=12/10
step6. 2割増し=12/10
step7. a割増し=10+a/10
ここまでを線分図を併用しながら習得したKちゃんに質問しました。
塾長「3割引きは?」
Kちゃん「7/10」
塾長「a%引きは?」
Kちゃん「100-a/100」
いずれも即答が返ってきました。

Kちゃんの解答時間の短さから、いきなりstep6.やstep7.から答えを導き出しているのだと考えられます。 Kちゃんはこれまで 『Apollon(アポロン)数学-中1』 の例題とその解法を忠実にトレースしながら「型」を習得してきました。やがてその解法に自分なりの解法の工夫を加えられるようになり、ついには今日の授業で「例題の結果から類題の結果を導き出せる」ところを見せてくれました。
テキストの解法に忠実に問題を解いていくのがトレース型の思考なら、ひとつの結果から次の結果を予測して直結させるのは飛躍型の思考です。Kちゃんはそのどちらの思考もできるようになってきたのです。
手っ取り早く答えを出したいKちゃんの性格から、今後も飛躍型を多用しようとするのは目に見えています。塾長はそれでよいと考えています。飛躍がうまくいかないときに基本に立ち返って地道に解くことができればよいのです。
今後の授業方針が見えてきました。まずは例題を基本に忠実に解くことを教え、それからKちゃんが羽ばたくのを待ち、ときには飛び立つ方向のヒントを与える、このようにしてKちゃんの学力を伸ばしていきたいと考えています。
基本を追うだけで精いっぱいだった春と比べて、ここ半年ほどのKちゃんの成長は目を見張らんばかりです。どこまで伸びてくれるのか楽しみで仕方ありません。

喜んでいる塾長にKちゃんがすかさずリクエストしました。 「Kちゃん専用ミルキー」と「Kちゃん専用チョコレート」です。この2つを来週月曜日のごほうびとすることを約束しました。

2012-11-08

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~14歳のお誕生日

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、昨日の11月7日(水)に14歳になりました。おめでとう。Mちゃんは9歳から通塾しています。月日の流れは早いものです。Mちゃんは月曜日から金曜日までの通塾をずっと継続しています。私立中学入試の受験直前の半年間は土曜日も通ってきました。学校でも塾でも一生懸命学習に取り組むMちゃんです。日々の学習の積み重ねがMちゃんの学力の蓄積を、そして好成績を生む原動力となっています。

Mちゃん「おなかすいたー。」
その言葉通りに昨日のMちゃんは、お誕生会のショートケーキ2個をあっという間に平らげました。見事な食べっぷりです。元気いっぱいのMちゃんです。よく食べ、よく眠り、よく学び、よく遊ぶ、これらを実践してくれています。このまますくすくと育ってほしいものです。

学力の高いことで知られる秋田県の、その好成績の要因として、早寝・早起き・朝ごはん・家族とともに食事・・・・などが挙げられています。基本的な生活習慣がしっかりしていることは、知育・徳育・体育の三育ともに好影響を与えます。9時半就寝、5時50分起床のMちゃんは、生活の模範生でもあるのです。

そんな規則正しい生活を送っているMちゃんですが、今日は39度の高熱を出して学校を早退しました。もちろん塾もお休みです。Mちゃんは11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。昨日Mちゃんは学校で面接の練習をしてから、6時に登塾し8時に帰宅しました。Mちゃんはあれもこれもとがんばりすぎて、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたのかもしれません。ゆっくり休んで早く元気になってほしいと思います。

学校の面接練習では面接官役の先生から「よくできました。」とお墨付きをもらったMちゃんです。塾で毎日行っている口頭試問でもMちゃんは淀みなく受け答えができています。Mちゃんは今すぐに面接試験を受験しても、合格できるだけの力をつけているのです。

Mちゃんの体調が心配で仕方のない塾長は、今夜8時半にMちゃんの自宅に電話しました。「熱はだいぶ下がった。」とのお母さまのお話でいくらか安心しました。塾長はお母さまに、
1. Mちゃんが英検3級の2次試験に十分合格できるであろうこと
2. だから今は回復に専念して日曜日の試験を万全の体調で受験してほしいこと
この2点をお伝えしました。

2012-11-07

Q.E.D.進学塾の小学6年生~算数の解法の手順

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは10月から通塾を開始しました。通塾期間がまだ1か月と1週のSくんですが、学習習慣がすっかり身に着いてきました。2時間で国語・算数・英語の3教科を学習するペースを掴めてきたのです。
国語と英語の学習はとても順調です。しかし算数だけが伸び悩んでいます。算数の問題を解くには、一に知識、二に技能です。その知識を整理して覚えられていないのが今のSくんです。計算問題における「知識」とは「手順」に他なりません。その手順を忘れてしまったとしても、せめて調べることができるようにと、ノートの作り方を指導しました。覚える→忘れる→調べる→覚え直す。これを繰り返しながら知識を定着させて欲しいと思います。

Sくんが誤ったステップで問題を解こうとした結果、計算が煩雑になり、時間が多くかかった挙句に不正解・・・このような事例を複数見ています。改善のための最良の策は美しいフォームを身に着けることです。解き方を忘れたらすぐノートを調べる習慣を通して、フォームの矯正を図りたいものです。

2012-11-06

Q.E.D.進学塾の小学4年生~算数の現教材で初の満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、 『くもん出版 : 4年生のわり算』 を毎回2ページずつ学習しています。Rちゃんが同書の学習を開始してから初の「満点」を獲得したのが昨日です。Rちゃんは得意気な表情をしていました。これを機にRちゃんの学習意欲が更に向上してくれることを期待しています。

Rちゃんはローマ字の学習もがんばっています。次回の授業で「わ い う え を」を学習して五十音の全てを履修完了します。(「ん」は既習)。ここで一区切りをつけることができますが、これでRちゃんがローマ字の学習を終えるわけではありません。Rちゃんが忘れてしまっている字が多数あるからです。そこで次々回の授業からおさらいと小テストを実施したいと思います。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

1行目・・・アルファベット読み=「エイ」
2行目・・・大文字=A(書き順)A A A A A
3行目・・・小文字=a(書き順)a a a a a
4行目・・・フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
5行目・・・ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

まずはRちゃんに上記のようなノートを作成してもらいます。そして毎週3文字(母音のみ5文字)のペースで小テストです。

【小テスト問題】
アルファベット読み・・・・・・
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・
フォニックス(英語読み)・・・
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【問題終わり】

【小テスト答案】
アルファベット読み・・・・・・「エイ」「アイ」「ユー」「イー」「オウ」
大文字・・・・・・・・・・・・・・・・ A   I    U   E   O
小文字・・・・・・・・・・・・・・・・ a    i    u   e   o
フォニックス(英語読み)・・・「ェア」「イ」  「ア」 「エ」 「オ」
ローマ字読み・・・・・・・・・・・「ア」 「イ」  「ウ」 「エ」 「オ」
【答案終わり】

塾長がRちゃんにここまで詳しく覚えて欲しいのは、単にローマ字に強くなって欲しいためだけではありません。その先の英語学習に活かしたいと考えているからです。現在中学2年生のMちゃんは小学6年生のときに代名詞の「は の に を のもの」を学習しました。テキストに載っている「を」と「に」の順を一部入れ替えて教えたのですが、それが今学習している高校英語の「S V IO DO」の語順をMちゃんがスムーズに覚えるのに役立っています。このように小学生のうちから、常に「先」の学習を意識しながら授業していきたいと考えています。

2012-11-05

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英語の学習計画

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、11月11日(日)に 英検-日本英語検定協会 3級2次試験(面接試験)を受験します。試験当日まで残り1週間を切りました。合格へ向けてラストスパートです。
面接試験への合格を前提に、Mちゃんが翌2013年1月25日(金)に学校受験する予定の【英検準2級1次試験】(筆記試験・リスニング試験)への準備を着々と進めています。英検準2級の試験範囲は「高校中級程度」なので高校英語を学習する必要があります。そのためMちゃんは10月13日から 『トレーニングノートα(アルファ)』 を履修開始しました。同書は高校生向けの英文法書です。現在のところ13ページまでを履修完了しています。

【英検準2級の頻出項目~テキスト対応ページ一覧】
(1) 英単語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P20.21
(2) 英熟語・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P34.35
(3) 英文法・・・ 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 P48.49
1. 分詞の形容詞的用法・・・α22.23
2. 不定詞の3用法 (履修済み)
3. 分詞構文・・・・・・・・・・・・・α52.53
4. 関係代名詞・・・・・・・・・・・α42.43.44上段
5. 現在完了形・現在完了進行形 (履修済み)

本日の月曜日にこの一覧をMちゃんに見せて、どの順番が学習しやすいか相談のうえ決めたいと思います。

英検を受験することはMちゃんの英語の学力を向上させるための手段です。合格そのものを目的として解法のテクニックを教え込むのでは本末転倒です。単語や熟語を覚え、文法書で「仕組み」を理解したのち、模擬試験問題を学習したいと考えています。

2012-11-04

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検3級1次試験に合格

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、 英検-日本英語検定協会 3級1次試験(筆記試験・リスニング試験)に見事合格しました。合格が判明したのは一昨日の金曜日のことです。合格最低点は得点率6割ちょうどでした。Mちゃんの得点率は8割でした。余裕を持っての合格です。とてもよくがんばりました。

Mちゃんは英検3級1次試験対策教材として 『英検3級予想問題ドリル 改訂新-旺文社』 を学習しました。同書の全7回の模擬試験におけるMちゃんの平均得点率が概ね6割でしたので、1次試験の本番ではぎりぎり合格点に届くであろうと思っていたところ、それをはるかに上回る得点でした。試験本番に強いMちゃんです。実に頼もしい限りです。

1次試験に合格したMちゃんは、来週の日曜日の11月11日に実施される 英検 3級2次試験(面接試験) を受験します。Mちゃんにとって初めての面接試験ですから、さぞかし緊張することでしょう。しかしながらMちゃんの特長である「本番での勝負強さ」を如何なく発揮してくれることと期待しています。

Mちゃんは今、面接試験対策教材として、1. 『英検3級予想問題ドリル 改訂新-旺文社』 と 2. 『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』 の2冊を並行学習しています。月曜日から金曜日は、『1.』 のリスニング試験の第3部を、面接試験の初めに配布される「面接カード」に見立てて、20秒黙読→音読→口頭試問という本番同様の流れにて学習する毎日です。一方、『2.』は土日の宿題にしています。同書付録のCDを聞きながらの自宅学習です。これに加えて、翌月曜日には宿題と同じ回についての口頭試問を行います。月曜日ごとにテキスト掲載の質問を2問と塾長が作った質問を2問の計4問を口頭試問しています。本番さながらの質疑応答を通して、Mちゃんの英語を「聞く」「話す」力を伸ばしたいと考えているからです。

昨日の土曜日はお買い物に行ってきました。文教堂書店とマツモトキヨシとシャトレーゼです。 『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 とサラダプリッツを買い、ケーキを予約しました。ドリルはMちゃんの1月の英検の受験に備えるため、プリッツはMちゃんのリクエストのおやつ、ケーキはMちゃんのお誕生日がもうすぐだからです。Mちゃんの真剣に学習する姿や、おいしそうに頬張る顔が思い浮かびながらのお買い物は楽しいものです。

2012-11-03

Q.E.D.進学塾の小学6年生~解き方の工夫

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、5年生の1学期から毎週8時間(1日2時間×週4日)のペースで通塾を続けています。1日2時間の授業で、1. 『Apollon(アポロン)数学-中1』 2. 『計算の級別トレーニング』 3. 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 4.『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 5.『ウェイ・アップ-中1-理科』 6.『ウェイ・アップ-中1-社会』 の計6冊を毎回学習しています。半月前にKちゃんが受験した 公中検模試 の試験結果が示す通り、確かな学力を身に着けているKちゃんです。学力に比例するかのように、Kちゃんの学習に対する集中力も問題を解く速度も向上しています。そのため2時間の授業時間に余裕が生まれ、その余裕を発展学習に充当しているのが現況です。Kちゃんの発展学習の機会が増えるほどに、更に高次の学力を期待せずにはいられません。この好循環のまま順調に成長を続けてほしいものです。

5教科に進境著しいKちゃんですが、中でも数学の伸びには目を見張るものがあります。Kちゃんは基本に忠実に問題を解き進め、最後まで解き切る力を身に着けてきました。Kちゃんは 『Apollon(アポロン)数学-中1』 の例題とその解法を理解し、例題から学んだ定理・法則を適用して演習問題をも解いてしまうのです。自分の学習の「型」を身に着けたKちゃんです。とても美しいフォームです。

昨日の数学の時間にKちゃんは新境地を見せてくれました。Kちゃんが例題の解法を理解するところまでは普段どおりでしたが、「こうやって解いてもいい?」 と聞いてきたのです。テキストに載っている解法の別解でもよいかという趣旨のKちゃんの質問でした。別解を思いつくこと自体が賞賛に値します。しかもKちゃんの考えた別解はテキストの解答よりも優秀でした。塾長はそのことがあまりにも嬉しくて、来週月曜日のごほうびの「Kちゃん専用ミルキー」を約束しました。

2012-11-02

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試の頻出問題に挑戦

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、夏休みから「1次関数」を継続学習中です。2学期中間試験の数学では自己最高得点を獲得しました。毎日の小テストはいつも満点です。とてもよくがんばっています。今はその「1次関数」の学習の最終盤にさしかかっているところです。

1.  s-tグラフ(横軸=x軸に時間を、縦軸=y軸に位置を取ったグラフ。ダイアグラムとも言う。)
2. 1次関数+図形+動点(時間の経過とともに位置が変わる点と変わらない点に囲まれた面積)
今週からSちゃんは上記1.2.のような公立高校入試頻出問題と格闘中です。ここまで問題のレベルが上がると、実力を着けてきたSちゃんでも苦戦しています。Sちゃんが特に大苦戦しているのは1.で、来週の月曜日から再学習の予定です。

今日中に履修完了までこぎつけそうなのが2.です。Sちゃんが平素から学習している 『Apollon』(アポロン)-中2-数学』 に載っている解法を、更に簡易化+高速化した解法を昨日教えたばかりです。昨日は頭から煙が出そうになりながらも、問題を最後まで解き切ってくれたSちゃんです。

本日の授業では、昨日学習した2.の発展問題を学習する予定です。Sちゃんが最初から最後まで自力で解いてくれることが理想です。もし解答に行き詰ったら昨日解いた問題を見て解いてもらいます。 それでも分からないところがあれば再度解説です。

今日学習するのはSちゃんが全力でぶつからないと解けない問題ばかりです。難問揃いですが頭をフル回転させて何とか完答してほしいものです。

(1)梅シート、(2)ミルキー、(3)ホットカントリーマアム(カントリーマアムのココア味をお皿に乗せてレンジで温めたもの)。
Sちゃんの大好きなおやつのトップ3を用意して待っています。

2012-11-01

Q.E.D.進学塾の小学3・6年生~英語学習に励む兄弟

Q.E.D.進学塾の小学3年生と6年生の兄弟が一緒に英語を学んでいます。英語と言ってもまだローマ字の延長で、下記のような5行をワンセットにして、1週間に3セットずつ学習しているところです。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

1行目・・・アルファベット読み=「エイ」
2行目・・・大文字=A(書き順)A A A A A
3行目・・・小文字=a(書き順)a a a a a
4行目・・・フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
5行目・・・ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

弟のMくんは今週の月曜日にA、火曜日にI、そして昨日の水曜日にはUを学習しました。本日の木曜日はEの予定です。学習する順番をアルファベット順ではなく50音順にしているのは、小学3年生の国語でこれからローマ字を学習するからです。

お兄ちゃんのSくんは火曜日にAとIを学習しました。Sくんの英習字用の4線ノートがとてもきれいに書けていたので、そのノートをMくんに書写してもらいました。よいお手本となっています。面目躍如のSくんは「どうだ。」と言わんばかりの得意げな表情をしていました。昨日の水曜日からはMくんと並んで同じ文字を学習しているSくんです。

兄弟とも 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』  を既に持っています。2人ともいずれ学習するテキストです。同書を早期に手渡した理由は二つ。

一つ目は「調べる」ためです。
現在2人には辞書的な使い方をしてもらっています。
1枚目「アルファベット読み」
2枚目「フォニックス(英語読み)
3枚目「大文字・書き順」
4枚目「小文字・書き順」
このような4枚の付箋紙を『みるみる』の4ページに貼ってもらいました。

昨日の授業では、「1行目・・・アルファベット読み『ユー』、5行目・・・ローマ字読み『ウ』」だけを板書し、2・3・4行目については児童自身が調べました。自分で辞書を引いたほうが英単語をよく覚えると言われていますが、これは単語に限ったことではありません。「調べる」ことで正しい書き順とフォニックスを覚えてもらうのが狙いなのです。

二つ目は、英語に対する興味関心を児童に持ってもらいたいがためです。
本棚に本がたくさん並んでいると、子どもはいつしかその中の一冊を手に取って読み始めます。(塾長もそうでした。) 普段の授業では『みるみる』を「読む」ではなく「引く」使い方をしていますが、児童たちがアルファベット26文字×2(大文字と小文字)を履修完了したのち、その先の英単語にも興味をもってくれることを期待しています。興味関心があれば導入がスムーズで、かつ吸収の速度も速いのです。