2013-03-31

Q.E.D.進学塾の小学6年生~明日から中学生

Q.E.D.進学塾の小学6年生たちは、明日から中学生になります。Kちゃんは春期講習会前から通塾回数を増やしました。月・火・水・金の週4回を月・火・水・木・金の週5回にして、中学校の学習への備えは万全です。

【中和反応】(理科)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小テスト1.
酸+アルカリ→水+塩
水素イオン+水酸化物イオン→水
H+  +  OH-  →  H2O

【気体の作りかた】(理科)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小テスト2.
金属+酸→水素
過酸化水素水+二酸化マンガン触媒→酸素
石灰石+塩酸→二酸化炭素
塩化アンモニウム+水酸化カルシウム→アンモニア

【疑問詞】(英語)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小テスト3.
いつ/どこで/だれが/なにを/どのように・ どのくらい
when/where/who/what/how

金曜日に上記3つを小テストしました。Kちゃんは見事3つとも満点でした。ほんとうによく覚えています。えらい子です。成長とともに記憶力の向上が見られ、特に年明けから正確に覚えられるようになってきました。これを生かさない手はありません。これからも毎日の小テストを継続していきたいと思います。Kちゃんは今「曜日」を学習中です。金曜日には7つの曜日を英語で「言う。」ことができました。次なる目標は「書く。」です。今週中の目標達成に向けてがんばってほしいものです。

Kちゃんは明日から『アポロン数学-中1』にて新単元の「関数」を学習します。当初予定より一週間遅れての「関数」学習開始となったのは、Kちゃんが苦手の「お店の仕組み」をみっちり学習するためでした。Kちゃんは今週 『算数の達人 中学入試よく出る【下巻】』から入試過去問を1問、塾長の自作問題を2問、計3問を「ヒント付き」で解き、金曜日には『アポロン数学-中1』の章末問題1問を自力で解くことができました。Kちゃんの課題だった「お店」を無事クリアして、心置きなく新単元へと進めます。

2013-03-30

Q.E.D.進学塾の小学6年生~来週から数学の新単元

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは『計算の級別トレーニング』11級(正負の数-分数・小数・四則混合計算)の80問をすべて解けるようになりました。Sくんが毎日2問づつ問題を解き続けた成果です。これで安心して新単元へと進むことができます。
Sくんが来週から学ぶ新単元は「文字と式」です。『計算の級別トレーニング』の配列では10級が「単位変換」になっているのですが、10級へは進みません。「単位変換」を飛ばして「文字と式」を先に学習します。中学1年生の教科書の単元の履修順に合致させるためです。単元の切り替わるこのタイミングでテキストも代わります。Sくんが既に持っている『アポロン数学-中1』が来週から学習する新教材です。
一方、英語はこれからも『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を継続して学習します。Sくんは同書を毎日2ページずつ解いています。Sくんの学習時間の過半は英語学習に費やされていることでしょう。ほんとうによくがんばっています。Sくんは自宅でも塾でも音読を欠かしません。その成果は如実に表れています。Sくんの塾での誤読は日に日に少なくなり、英文を読む速度も急速に向上してきました。
塾では問題数を絞り込んで音読と文法詳解を行っています。Sくんが自宅で解いてきてくれた『みるみる』から問題を厳選しています。
国語の基礎をなすのは文字力です。Sくんは『成美堂出版 本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』を毎日10分ずつ(1回60分の試験を6分割)解き続け、同書の全16回の問題を来週解き終わる予定です。どの回も得点率7割(200点満点の140点)を大幅に超えているので、漢検5級の合格はまず間違いのないところでしょう。再来週からは上位級である『本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』を学習開始する予定です。

2013-03-29

Q.E.D.進学塾の小学3年生~わり算の筆算

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは『4年生のわり算-くもん出版』にてわり算の筆算を学習中です。昨日まではあまりのないわり算の筆算を、そして今日からあまりのあるわり算の筆算を学習しています。
1. 商を立てる。2. かける。3. ひく。4. おろす。
Mくんはこの4つの手順を追うのに必死です。まだ計算に時間がかかっているMくんですが、速度はあとから付いてきます。今は上記4つの正しい手順、そして正しい位取りを身に着けることが最大目標です。
来週からMくんたちは家族旅行に出かけます。今週のうちに少しでも勉強すべく明朝に土曜授業を開講することにしました。

【3月30日-土曜授業】
(1) 朝の部・・・8:30~9:30
(2) 夜の部・・・18:00~21:00

朝の部の最大延長時間は正午までです。明日の午前中に登塾可能な児童・生徒の積極的な参加を期待しています。

2013-03-28

Q.E.D.進学塾の高校受験生~18時・18時半に登塾

Q.E.D.進学塾の高校受験生のSちゃんの春期講習会の時間割は19時から21時までです。しかしSちゃんはこの時間よりも早く登塾しています。初日の昨日は18時に、2日目の今日は18時半に登塾してきました。そして両日とも21時を過ぎて帰宅しました。また、
3月30日(土)・・・18:00~21:00
4月1日(月) ・・・ 9:00~12:00
4月1日(月) ・・・16:00~20:00
4月6日(土) ・・・18:00~21:00
上記合計の13時間を学習したいと自ら志願しました。学習時間を確保したいというSちゃんの気持ちが伝わってきます。学習意欲に満ち溢れています。ほんとうにえらい子です。

Sちゃんは全ての日曜日に『北辰のかこもん』を1教科ずつ自宅受験しています。
【2013年度 北辰テスト日程】(得点)[偏差値]
3月17日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-数学(   )[   ]
3月24日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-理科(   )[   ]
3月31日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-英語(   )[   ]
4月 7日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-社会(   )[   ]
4月14日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-国語(   )[   ]
第1回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]
<<以下略>>
Sちゃんが解けなかった問題は塾で授業解説しています。正答率が50%以上の問題のみに絞り込んだ授業です。上記のように数学→理科→英語の順に自宅受験する日程を組んだのは、自学の可能な国語と社会を後回しにして、独力での学習が困難な数理英を優先するためです。
大幅な時間不足を予測しての日程の組み方だったのですが、Sちゃんが進んで授業時間を多く確保してくれているおかげで、フォローアップ授業が予定よりも順調に進行しています。明日金曜日と明後日土曜日の2日間で、Sちゃんが3月17日(日)に自宅受験した数学の授業解説が完了します。そしてSちゃんが日曜日に自宅受験する英語の授業解説は、間髪を入れず受験翌日の週明けの月曜日から行うことができます。英語が終わり次第、理科に取り掛かる予定です。Sちゃんが第1回『北辰のかこもん』の5教科すべてを解き終わるのが4月14日(日)、これで「一巡」です。一回りすればSちゃんがいちばん勉強しやすい日程配分がおのずと見えてきます。

Sちゃんががんばっているのは『北辰のかこもん』だけではなく、『アポロン数学-中3』『みるみるわかる ステップ式 英語』の2冊をも毎日欠かさず学習しています。自分の学習のペースをつかんで、気分よく学習できているSちゃんです。このリズムのまま学習を継続してほしいものです。

2013-03-27

Q.E.D.進学塾の春期講習会~本日3月27日(水)8時半に開講

Q.E.D.進学塾の春期講習会は、本日3月27日(水)8時半に開講します。閉講は4月6日(土)21:00です。充実した11日間にしたいものです。

【春期講習会時間割】-平日授業
(1) 朝の部・・・8:30~12:00
(2) 夜の部・・・19:00~21:00
4月1日(月)夜の部 ・・・16:00~20:00

【春期講習会時間割】-土曜授業
(3) 3月30日(土)・・・18:00~21:00
(4) 4月6日(土) ・・・18:00~21:00

昨夜、SくんとMくんのお母さまからの希望により、始業を30分早めて8時半にしました。8時半登塾でも9時登塾でも、ご家庭の都合で通いやすい時間を選択してください。

昨夜、Mくんからおやつのリクエストがありました。カステラです。ヤオコーの閉店5分前に駆け込んで入手してきました。Mくんが昨日の算数の授業で初めての筆算(わり算)を、頭をフル回転させてがんばったごほうびです。今朝10時のおやつの時間にみんなでほおばります。
「まったく甲斐先生は・・・・・・小さい子に甘いんだから。」とMちゃんに叱られそうですが(笑)これでMくんが気をよくして、春期講習会で積極的に勉学に励んでくれればと思います。おやつの準備も大切な授業準備のひとつです。

2013-03-26

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~4時18分に登塾

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは3月上旬から実質的に春休みです。学校がお休みなので早めに塾に来ることの多いMちゃんですが、昨日は特に早く4時18分の登塾でした。Mちゃんの早い登塾によって生まれた時間の余裕を生かすべく、今後の英語学習について話し合いました。Mちゃんの学年末試験の英語の点数が期待していたほどではなかったからです。Mちゃんの英語の点数は平均点の1.5倍を超える高得点でした。しかし塾長はMちゃんの英語の出来・不出来の基準を平均点には置いていません。平均点よりどれだけ得点できたかではなく、満点からどれだけ失点したかで考えています。それだけ期待をかけているのです。ただしこの期待がMちゃんにとって過大な負荷とならないようにと、そこだけは常に気を配っています。
Mちゃんは今年の1月までに多数の問題集を学習してきました。『みるみるわかる ステップ式 英語』-中1・中2・中3の3冊にて中学履修範囲の英文法を、『トレーニングノートα(アルファ)』にて高校英文法を学習しました。また『英検5級予想問題ドリル 改訂新版』『英検4級予想問題ドリル 改訂新版』『英検3級予想問題ドリル 改訂新版』『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題』の4冊(いずれも旺文社)にて英検対策の勉強をも並行して行ってきたのです。そして現在9冊目の『英検準2級総合対策教本-旺文社』を学習中です。
Mちゃんが本格的に英語学習に取り組み始めたのは、私立中学受験を終えた時期、すなわち小学6年生の2月からです。ということはわずか2年の短期間に8冊の問題集を仕上げた計算です。これは相当なハイペースです。
こうしてMちゃんは高い英語力を身に着けてきました。しかしその一方で基礎的事項(たとえば助動詞や分詞など)に忘れてしまっているところも散見します。Mちゃんは「かなり急いでやってきたから。」と言いました。Mちゃんは自己分析のできる子なのです。
そこで中学英語の復習をすべく、塾長がMちゃんに提案したのが『NEXUS英語』です。同書は『公立上位校突破のためのテキスト』と銘打っている通りハイレベルな1冊で、公立高校入試の枠を超えて私立高校入試対策問題も充実しています。
しかしMちゃんは、現在の学習に加え問題集が新たに1冊加わることに難色を示しました。Mちゃんは『今勉強してる本(『英検準2級総合対策教本-旺文社』)も難しいし・・・・」と言うのです。塾長もそのとおりだと思い考え直しました。Mちゃんの学校の英語の問題集2冊をいつも塾に持ってきてもらうことにしたのです。この2冊で中学英語の復習をします。またこれと並行して英検準2級の対策教本を学習することで高校英語の予習は十分にできます。

Mちゃんは今『英検準2級総合対策教本-旺文社』にて原型不定詞を学習中です。昨日の授業では、「使役動詞+目的語+原型不定詞=させる」を学習しました。

1.  have+人+原型不定詞
2.  have+物+過去分詞
「させる」「される」「してもらう」

本には掲載されていなかったのですが、上記のhaveの用法を教えました。英検準2級の対策教本に掲載されていないということは、早ければ2級の、遅くとも準1級の出題範囲なのでしょう。いずれ学習しなければいけない関連事項を、次回の出題範囲にないからといって後回しにするのは非効率的です。塾長の判断で「これは今いっしょに学習したほうが良い。」と思われることは、たとえ本に載っていなくても教えるようにしているのです。
掲載事項外を学習するのはMちゃんにとっての負担増でもあります。1授業で教える付加項目は1項目にとどめ、Mちゃんの過大な負担とならないよう気を配ります。学習を無理なく継続するためには楽しく学ぶことが肝要なのです。
Mちゃんは自己分析も自助努力もできる子です。その上自分の意見を伝える表現力をも持ち合わせています。そんなMちゃんの話をよく聞きながら、学力向上のための最善の道を探っていきたいと考えています。

2013-03-25

Q.E.D.進学塾の土曜授業~2週連続開講

Q.E.D.進学塾の春期講習会は3月27日(水)に開講します。
(1) 朝の部・・・9:00~12:00
(2) 夜の部・・・19:00~21:00
冬期講習会と同様に朝と夜の二部構成です。

本日、高校受験生のSちゃんが春期講習会中の土曜授業と月曜日の二部授業を希望してきました。
(3) 3月30日(土)・・・18:00~21:00
(4) 4月1日(月) ・・・ 9:00~12:00
(5) 4月1日(月) ・・・16:00~20:00
(6) 4月6日(土) ・・・18:00~21:00
Sちゃんの希望どおり(3)~(6)を実施することを即決しました。

上記(3)~(6)に通塾可能な塾生は積極的に参加してほしいと思います。(3)(4)(6)は3時間授業、(5)は4時間授業です。そのうちの一部、たとえば(3)のうちの2時間といった参加も大歓迎です。

2013-03-24

Q.E.D.進学塾の高校受験生~第1回『北辰のかこもん』理科

Q.E.D.進学塾の高校受験生のSちゃんは、先週の3月17日(日)から『北辰のかこもん』を解き始めました。Sちゃんはこれから12月1日(日)まで、北辰テストを会場受験する日を除いた毎週日曜日に1教科ずつ『北辰のかこもん』を自宅にて受験し続けて行くのです。
本日3月24日(日)にSちゃんは第1回『北辰のかこもん』2教科目=理科を自宅受験しました。Sちゃんが今日受けた理科の試験でできなかった問題のうち、「正答率50%以上」の問題の授業解説を早速明日の月曜日から始めたいところです。
しかし第1回・数学のフォローアップ授業がまだ終了していません。理科の授業解説は数学のそれが終了次第、今のところ木曜日からを予定しています。「正答率50%以上」の計算問題のみに絞り込んで解説します。
この1週間、『北辰のかこもん』の数学の問題を毎日2問または1問ずつ授業解説してきました。その余波で英語の授業は一時休止していましたが、明日の月曜日から復活させます。1日の授業時間が2時間では不足している現状です。
幸い今週から春期講習会が始まります。ここで貯金を作るべく、春期講習会の時間割をSちゃんとよく相談して練り直したいと思います。目標は1日3時間です。

2013-03-23

Q.E.D.進学塾の小学6年生~6月の英検に向けて

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは6月の英検に向けて『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を鋭意学習中です。同書の問題を2ページ解いて音読する毎日です。Sくんは塾に来る日も来ない日も欠かさず続けてます。ほんとうにえらいと思います。その甲斐あってSくんの英語は驚くほど上達しています。Sくんが英語学習を開始したのは1月15日でした。まだ2か月と少ししか経過していませんが、キャリアの浅さを感じさせない上達ぶりです。
Sくんは異なる学習単元の知識を混同してしまうことがままあります。その顕著な例がbe動詞と一般動詞でした。学習ペースが速いため本来混ぜてはいけない知識が混ざりやすくなっているのです。
このことはピンチに見えて実はチャンスだと塾長は考えています。be動詞を一般動詞を切り分けるには英文法の知識が必要です。「なんとなく覚えている。」では通用しないのです。それをSくんは早期に体感できたのです。この経験をSくんの今後の英語学習の糧としてほしいものです。Sくんが英文法を正確に覚える習慣を身に着け、その姿勢を忘れずに英語学習を続けてくれることを期待しています。

2013-03-22

朋の遠方より来るあり

毎年産地直送のイチゴを送ってくれている友人が今来ています。明日の横浜のイベントに参加するために塾長宅に一泊する今夜です。その友人が川口に来るのは半年ぶりのことです。今年はわずか一年での転勤があるなど忙しい職場のようです。あと30分ほどつもる話をしてから就寝します。

2013-03-21

Q.E.D.進学塾の小学6年生~お店の仕組み

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは明日、『アポロン数学-中1』第3章「方程式」を履修完了します。Kちゃんはとてもよくがんばっています。今日までに代金・個数・おつり・分配算・年齢算・速さ・・・・・など種々の文章題を次々と制覇してきました。そして第3章の方程式の文章題で最後に残った難関が「お店の仕組み」です。昨日の春分の日のKちゃんの宿題に「お店」の文章題を出題したところ、Kちゃんは「ちんぷんかんぷん。」だったそうです。この「お店」を習得して第3章の仕上げとします。週明けの月曜日から『アポロン数学-中1』第4章「比例と反比例」を履修開始予定です。

Kちゃんの明日の数学の授業のために、以下の2問を作りました。

【問題1】ある商品に200円の利益を見込んで定価をつけたが、
売れないので、120円引きで売ったところ、利益は仕入れ値の10%になった。
仕入れ値を求めなさい。

【問題2】ある商品に仕入れ値(原価)の2割5分の利益を見込んで定価をつけたが
売れないので、定価の12%引きで売ったところ、利益は80円になった。
仕入れ値を求めなさい。

1. 仕入れ値+見込み利益=定価。
2. 定価-値引き=売り値。
3. 仕入れ値+実際の利益=売り値。

問題1でお店の仕組みの基礎(たし算・ひき算)を、問題2でその応用(かけ算)を学んでほしいと考えています。

2013-03-20

Q.E.D.進学塾の私立・公立中学2年生~乗法公式を学習中

Q.E.D.進学塾の中学2年生たちは乗法公式を学習中です。私立中学校に通うMちゃんも公立中学校に通うSちゃんも、ともに公式2番までの学習を終えたところで、明日からいよいよ最後の乗法公式3番を学習します。通塾時間帯の異なる子たちの学習進度の足並みがぴったり揃っていることを好機とばかりに、塾長は板書の書き方を「穴埋め式」にしています。Mちゃんの授業が先に終わると、塾長は板書のあちこちにラーフル掛けします。Sちゃんが自分できちんと計算をしてほしい部分のみを消去するのです。一方、間違えやすい途中計算や、間違えて覚えられては困る計算結果は消さずに残します。こうして「穴埋め式」問題が出来上がります。この方式を昨日の火曜日の授業で試してみたところ導入が非常にスムーズでした。明日の授業で初登場する公式3番も同様の手法にて覚えてもらうつもりです。

公式2番(x±a)2=x2±2ax+a2・・・・・・・・・数式化
[この式に矢印や丸をかきこむ]・・・・・・・・図式化
「公式2番の2は、2乗の2、2倍の2。」・・・・言語化

上記のような3段構えで公式を覚えてもらっています。
記憶の線は単線よりも複線のほうが有利です。覚えるときにも忘れないためにも。

【問題】(a+b+c)2 を展開せよ。
【数式による解法】(教科書の解法)・・・・・・・・解法1
(a+b+c)2
={a+(b+c)}2
<<ここで b+c=x とおく>>
=(a+x)2
= a2+2ax+x2
<<ここで x=b+c にもどす>>
=a2+2a(b+c)+(b+c)2
=a2+2ab+2bc+b2+2ab+c2
=a2+b2+c2+2ab+2bc+2ca(輪環の順)
相当大変な計算です。

【言語(図式)による解法】・・・・・・・・・・・・・・・解法2
(a+b+c)2
=a2+b2+c2+2ab+2bc+2ca(輪環の順)
一行で答えが書けます。

テレビのコマーシャルで現役予備校講師が「数式は計算じゃない、言葉だ。」と言っています。実に言い得て妙です。ひたすら計算する解法1と言語による解法2の差は歴然です。

2013-03-19

Q.E.D.進学塾の春期講習会~3月27日(水)開講

Q.E.D.進学塾の春期講習会は3月27日(水)に開講します。
(1)朝の部・・・9:00~12:00
(2)夜の部・・・19:00~21:00
冬期講習会と同様に朝と夜の二部構成です。

夜の部は朝の部に来られない児童・生徒が対象です。春期講習会開講まであと一週間です。夜の部の時間帯はこれからの変更が可能です。通いやすい時間帯をおっしゃっていただければ幸いです。

2013-03-18

Q.E.D.進学塾の高校受験生~『北辰のかこもん』フォローアップ授業

Q.E.D.進学塾の高校受験生のSちゃんは昨日の3月17日(日)から『北辰のかこもん』を解き始めました。第1回『北辰のかこもん』の1教科目は数学でした。今日はその第1回・数学のフォローアップ授業です。平均点が確実に50点を下回るのが北辰テストですから、正答より誤答が多いのが常です。全体の過半を占める誤答の全てを授業解説していたのでは時間がいくらあっても足りませんし、できなくて当然の問題を学習するのに多くの時間を割くことは時間の無駄です。よって授業で取り上げるのは「正答率50%以上」の問題のみです。入試はみんなができなかった問題を解けた生徒が受かるのではありません。みんなができた問題を解けなかった生徒が落ちるのが入試です。よって「正答率50%以上」の問題を確実に点に結びつける力を着けることが合格への道と言えるのです。この「50%以上」に焦点を絞り込んだ学習を重ねて行きたいものです。
『北辰のかこもん』には「偏差値換算表」なる付録がついています。自分の得点を1学年上の先輩たちの得点に照らし合わせて、現在の自分の偏差値を知ることができるのです。Sちゃんにとっては偏差値の出る試験自体が初体験です。まずは自分の現在地を知ること、その上で学習計画を立てること、そして計画を実行に移すこと、受験勉強とはこの繰り返しなのです。
Sちゃんは公立高校の第一志望校を既に決めています。目標の定まっていることは大きな強みです。数学の模試結果が志望校の偏差値よりも高ければ素直に喜び、数学の更なる上積みを図るもよし、他教科の勉強時間に回すもよしです。逆に低ければ現実を直視し、どの問題を得点に結びつけていくのか具体的な対策を立てて再学習します。

2013-03-17

Q.E.D.進学塾の小学3年生~英単語の学習法

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんはアルファベット全26文字のテストの完全合格目前です。次なる目標は英単語を覚えることです。早ければ今週から、遅くとも来週には英単語の学習を開始する予定です。

ある高校の英語の先生が1年生に課題を出しました。
【課題】11日後に単語テストをします。次の100個の英単語を覚えてきてください。

生徒は10日間で100個の単語を覚えなければなりません。単純計算で1日あたり10個ずつです。
【生徒A】できてもできなくても、とにかく毎日100個の単語を書く。
100個×1回=100個。
【生徒B】1日10個の単語を毎日10回ずつ書く。
10個×10回=100個。

1日の勉強量も10日間トータルの勉強量も、A・Bに差異はありません。しかし11日目の朝の単語テストの成績が良かったのは生徒Aでした。
100×1=100(生徒A)は英語ができる子の勉強法、10×10=100(生徒B)は英語ができない子の勉強法です。
しかし、生徒Aの「とにかく単語数をこなす」勉強法は英語の基礎がしっかり固まっているからこそできる方法です。これが英語の初歩を学ぶ子に適しているとは言えないのです。

Mくんはまさにこれから英語を学び始めます。1日1単語ずつをていねいに覚えていきます。
【1日目=dog】 d「ドゥ」+o「オ」+g「グ」=dog「ドッグ」
Mくんが今までに覚えたフォニックスを1文字ずつたし算していくだけで読むことができる単語です。

【n日目=orange】 or「オー」+r「ゥル」+a「エ」+n「ン」+g「ヂ」+e「サイレント」=orange「オーレンヂ」
1.or「オー」は2文字セット。
2.rは2回活躍する。(重ね読み)
3.a「エ」は既に習ったa「ェア」とは異なる発音。
4.g「ヂ」も既に習ったg「グ」とは異なる発音。
5.e「サイレント」は初登場。

初めはdogのように難易度の低いものから学習し、慣れてきたらorangeのように読みづらい単語へと難易度を上げて行きます。ただ単に英単語をそのまま覚えるだけの学習にとどまらず、どの部分をどう発音しているのか詳細に学習していきます。これには多くの時間を要します。しかし英単語の成り立ち・仕組みを理解することの効果は、今後英語学習が進むほどにその大きさを増してきます。現在中2ながらも高校英語を学習中のMちゃんは、知らない単語disablityをdis「ない」+able「できる」+ty「名詞」の3つに分解して概ね意味を理解できたことがあります。1つ1つの単語を詳しく学ぶのは、このような単語を見る目を育てるためなのです。

2013-03-16

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日三者面談

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんとお母さまと塾長とで本日14時半から三者面談を実施しました。Mちゃんは附属高校への内部進学をすることが既に決まっているため高校受験とは無縁です。しかしながらMちゃんは外部の大学への進学を希望しています。
本日の面談の主な話題はMちゃんの進路についてでした。大学受験、そのための準備、大学卒業後の進路、といった広義での進路相談です。
Mちゃんの通う学校では1年ごとにコース選択があります。このコース選択がその先の進路に大きく関わってくるのです。高校では附属中学からの進学生に公立中学からの編入生が合流し、クラス・コースの再編が行われます。そして高校からのコース選択を迫られるのは中3時であり、この時点で大学進学の絵図をある程度描いておく必要があるのです。
本日の面談では大学名、その大学の入試科目・受験準備、大学所在地への交通、大学卒業後の進路、就職時の融通性(「潰し」が効くかどうか)などについて具体的かつ詳細なお話ができました。大変有意義な面談でした。
進路の幅を広げるも狭めるも、その重要な鍵を握っているのは学力です。Mちゃんが必要かつ十分な学力を身に着けるのに最良の道は何かを常に考え、それに即して学力向上のための努力を日々重ねて行きたいと思います。

2013-03-15

Q.E.D.進学塾の高校受験生~『北辰のかこもん』が本日到着

Q.E.D.進学塾の高校受験生のSちゃんは明後日3月17日(日)から毎週日曜日に1教科ずつ『北辰のかこもん』を解きます。そのための5冊(国語・数学・英語・理科・社会)が本日到着しました。

【2013年度 北辰テスト日程】(得点)[偏差値]

3月17日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-数学(   )[   ]
3月24日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-理科(   )[   ]
3月31日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-英語(   )[   ]
4月 7日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-社会(   )[   ]
4月14日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-国語(   )[   ]
第1回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

<<中略>>

9月22日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第6回-数学(   )[   ]
9月29日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第6回-理科(   )[   ]

10月6日(日)第5回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

10月13日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第6回-英語(   )[   ]
10月20日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第6回-社会(   )[   ]
10月27日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第6回-国語(   )[   ]
第6回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

11月 3日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第7回-数学(   )[   ]
11月10日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第7回-理科(   )[   ]
11月17日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第7回-英語(   )[   ]
11月24日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第7回-社会(   )[   ]
12月 1日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第7回-国語(   )[   ]
第7回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

試験時間は国語・数学・英語が各45分、理科・社会が各30分です。

Sちゃんの『北辰のかこもん』 および北辰テスト=公開会場模試の受験予定は上記のとおりです。
本日5冊の『北辰のかこもん』を初めて手にしたSちゃんは、開口一番「中を見てもいいですか。」
塾長は「表紙だけね。」と答えました。事前に模試の問題を見てはいけないからです。表紙裏には「得点→偏差値 換算表」が掲載されていて、Sちゃんはその表をじっと注視していました。Sちゃんの興味関心が模試に向いていることは確かです。
Sちゃんは先の学年末試験で落とさなくてもいい点をあちこちで落とし、その結果として合計点を大きく下げてしまいました。Sちゃんは何がいけなかったのか理解しています。その苦い経験を模試を受験するにあたって最大限に生かしてくれることを期待しています。
十分な自覚のあるSちゃんに対してあまり厳しいことを言う必要はありません。塾長は一言「集中力を切らしたら点がなくなっちゃうよ。」とだけ忠告しておきました。Sちゃんには本番と同じ気持ちで自宅受験に臨んでほしいものです。

2013-03-14

Q.E.D.進学塾の小学3年生~26文字中24文字正解

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんはアルファベット全26文字を5行に分けて毎週1行ずつ学習してきました。今週はその最後の5行目でした。一昨日の火曜日に過去4週に学習した4行を含め、全26文字をテストしたところ、うち24文字が正解でした。できなかった2文字についてもヒントを一つ与えただけで正解してくれました。

p「プ」・・・塾長がbを指さして、Mくんが「ブ」と発音。このヒントでMくんは「プ」を思い出しました。
q「クゥ」・・・塾長が「数字の何?」のヒントを与えるとMくんは直ぐに正解してくれました。

bとd、pとq、この2つの識別を難しく感じる児童は多いのです。既にbとdとの識別ができているMくんの最後の関門はpとqとの識別です。次週の月曜日から木曜日までの4日間をかけて、Mくんには「26文字なんでもこい。」の自信をつけてもらおうと考えています。その上で英単語の学習へと進みます。
Mくんはもうすぐ新小学4年生になります。小学校生活の折り返し地点です。英語を学習する時間は十分あります。無理に先を急ぐ必要はありません。進度はゆっくりでも構わないので、達成感を感じ自信満々で次の単元へと進むことをMくんの英語学習の基本方針として、これを繰り返していきたいと思います。牛の歩みのよし遅くともです。

2013-03-13

Q.E.D.進学塾の小学3年生~算数の新教材

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、一昨日の月曜日に1.『3年生のわり算』くもん出版 を履修完了しました。この1冊を仕上げるのに要した期間は1か月と1週でした。Mくんが塾に来る日も来ない日も2ページずつ毎日学習した成果です。Mくんは昨日の火曜日から新テキストの2.『4年生のわり算』を学習し始めました。Mくんは小数の計算に自信があるようで3.『4年生の分数・小数』を先に学習したがっていましたが、学習単元の連続性を重視して2.3.の順で学習することにしました。2.の始めの数ページは、たし算・ひき算・かけ算の問題です。わり算を計算する過程ではかけ算とひき算が、確かめ算ではかけ算とたし算が必要です。わり算の基礎となる3種の計算を復習してからわり算を学習する構成の本書です。
昨日の同書の学習を終えた直後にその次のページを見たMくんは「やった。次はかけ算だ。」と言いました。この一言で塾長が気付いたことがあります。テキストの冒頭にたし算・ひき算・かけ算の順で掲載されているのは、わり算の基礎練習をするためだけでなく、児童の目先を変えて飽きが来ないようにする目的もあるのだということです。きっとこのような副次効果をも計算して作られている教材なのでしょう。長い時間をかけて熟成された歴史ある教材ならではです。

2013-03-12

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日三者面談

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんのお母さまのご希望により、本日4時半から三者面談を実施しました。
Sくんは6月9日(日)の英検5級の受験に向けて、毎日『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を2ページずつ学習しています。塾に来る日も来ない日も欠かさず2ページずつです。Sくんのお母さまはSくんの英語学習のペースが速いことを心配していました。塾長がお母さまにSくんの現在の学習状況、英検受験までの学習予定、英検終了後の学習予定などをご説明したところ、今のペースでの英語学習を継続することに納得していただきました。
Q.E.D.進学塾では三者面談・二者面談を随時受け付けています。Sくんのお母さまが三者面談を希望したのが昨日で実施したのが今日でした。面談申し込み当日に実施したこともあります。今後も迅速に対応いたしますので、少しでもご心配なことやご相談などございましたら、積極的に声をかけていただければ幸いです。

2013-03-11

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~今日から4時半に登塾

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは毎日5時に登塾しています。ただし部活のある日は7時登塾です。本日3月11日(月)・明日12日(火)・明後日13日(水)の3日間は学校がお休みなので、Mちゃんはいつもより早い4時半に登塾する予定です。学年末試験が終わると実質的に春休みになるのは私立中学校によくあることなのです。昨年までは早く登塾した日は時間に余裕があるからと先ず「遊び」を優先させていたMちゃんですが、今年になって様相が一変しました。
Mちゃんは登塾すると直ぐに.『英検準2級総合対策教本-旺文社』 を開きます。毎日の小テストの暗唱文の復習と、次のページの予習をするためです。英語が終わると即、『アポロン数学-中3』.『みるみるわかる理科の要点-中3』をそれぞれ1ページずつ、計2ページを学習します。さらには学校の春期課題を1~2ページ学習して一日の勉強を終えます。そこからがMちゃんの楽しみにしているパソコンの時間です。
塾長にいつ「勉強はじめるよ。」と言われるか気にしながら遊ぶより、勉強を終えてから遊ぶほうが楽しいことが分かって、先憂後楽を地で行くMちゃんです。
Mちゃんは金曜日に学校から配布されたプリントの『春期課題一覧』を塾に持参しました。と言うより塾で同プリントを見ているところを塾長に発見されてしまったMちゃんが、慌ててかばんにプリントをしまい込んだ、が正しい表現です。今日は念のためそのプリントのコピーを取っておきます。
Mちゃんは「春休みの宿題が多い~。」とぶーぶー言っていましたが、毎日必ず1ページ以上の春期課題を学習しています。4月初旬まで上記の3冊と春期課題を学習することで、2年生までの5教科の復習+3年生からの3教科の予習をして、来るべき新学期に備えたいと思います。

2013-03-10

Q.E.D.進学塾の小学3年生~英単語学習への橋渡し

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、『3年生のわり算』くもん出版 を毎日学習中です。塾に来る日も来ない日も、同書の1回分の表・裏2ページを学習する毎日です。Mくんの正答率は非常に高く、全問正解または悪くても2問間違いまでです。分からないことがあると積極的に質問してくるのもMくんの素晴らしい点です。

【問題】70÷30
【答え】 2あまり10
【解き方】7÷3=2あまり1
ポイント1・・・割る数と割られる数の0を、それぞれ一つずつ消す。
ポイント2・・・消した0をあまりに付けるのを忘れない。

一昨日の金曜日にMくんが質問したのは上記の問題です。説明を聞いても納得できないところは再度質問してくるMくんです。学習意欲十分です。

一方、英語はアルファベットを5行に分けてフォニックスを学習しているところです。1週間に1行ずつ学習してきました。Mくんは金曜日のテストでその4行目までを全問正解しました。お母さんの目の前で満点を取ったMくんは誇らしげでした。来週はいよいよ最後の5行目です。金曜日にはアルファベット全26文字のまとめのテストをします。今週同様に満点を期待しています。

満点が取れれば、
d「ドゥ」+o「オ」+g「グ」=dog「ドッグ」
のようにして、Mくんがこれまで習得してきたフォニックスを活用して英単語を学習します。使用教材は『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』です。無理のないようゆっくり少しずつ学習していきます。

2013-03-09

Q.E.D.進学塾の小学6年生~力を着けた英語

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんの主要三科の一日の学習量は以下の通りです。

国語=成美堂出版 『本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』 1日1ページ=10分=60分テストの6分の1
数学=『計算の級別トレーニング』 1日0.1ページ=2問=1ページ20問の10分の1
英語=『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 1日2ページ

Sくんは2月21日(木)から毎日、塾のある日もない日も上記を学習しているのです。毎日一定量を学習することによりSくんは学習のリズムをつかんでくれました。以前は宿題をやってこないことが度々ありましたが、2月21日以降の宿題忘れは皆無です。Sくんは英語の宿題を解くときに音読をします。毎日の音読の成果は如実に表れていて、授業での口頭試問に即答できることが飛躍的に増加しています。ほんとうによくがんばっています。Sくんが6月9日に受験する英検5級に向けて、今のペースでの学習を継続してほしいものです。

一方、一日に解く問題数を2問に減らした数学は2問正解を連発しています。Sくんは少ない問題数を高い集中力で解いているのです。Sくんは「このほうが勉強しやすい。」と言っていました。Sくんが現在学習中の『計算の級別トレーニング』を卒業する日は近そうです。「正負の数-分数・小数の四則混合計算」のH問題を10問正解できれば同書を履修完了、次なるテキスト『アポロン数-中1』へと進みます。『アポロン』は第2章の「文字と式」から履修開始します。

2013-03-08

Q.E.D.進学塾の小学4年生~数式の理解・言語の理解

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは明日 『4年生のわり算-くもん出版』 を履修完了します。毎日欠かさず同書を学習し続けている、Rちゃんの努力の積み重ねの結果です。ほんとうによくがんばっています。
Rちゃんは先々週10歳になったばかりです。来月には5年生に進級します。Rちゃんが塾で問題を解く様を見ていて塾長はその学力の急成長を感じています。年齢・学年とともにRちゃんの脳そのものが発達しているのと日々の努力との相乗効果でしょう。計算ドリルを毎日学習しているRちゃんは数式を見る目、数字を見る目が育っています。どこが問題の肝なのかを見抜くことができるようになってきたのです。
Rちゃんの数式を理解する能力以上に成長しているのが言語を理解する能力です。

【問題】999×2をくふうして計算しなさい。
【問題集に掲載している解答】・・・・・1.
999×2
=(1000-1)×2
=1000×2-1×2
=2000-2
=1998

今日の算数の問題でRちゃんが理解不能に陥っていたのが上記の問題です。

【言葉で説明】・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.
999円を1000円と考える。
1円少ないのが2回なので
2円少なくなる。
2000-2=1998(円)

Rちゃんは1.の分配法則よりも2.の言葉による説明のほうが分かり易かったようです。1.も2.も同じ内容なのですが表現の仕方ひとつで理解度に大きな差が生じる好例です。

もうひと押しとばかり塾長はRちゃんに発展問題を1問出題しました。
【発展問題】998×3をくふうして計算しなさい。
【Rちゃんの解答】・・・・・・・・・・・・・・・3.
2円少ないのが3回なので
6円少なくなる。
3000-6=2994(円)
実に見事に解けています。

塾長はRちゃんに「算数は式だけじゃないんだよ。言葉で説明してもよいのよ。」と言いました。Rちゃんにはいろいろな表現方法を学んでほしいと考えています。表現の幅を広げることで算数のみならず総合的な学力を身に着けてほしいのです。

2013-03-07

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~3冊+春期課題

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの学年末試験は3月4日(月)が最終日でした。試験が終われば実質的に春休みです。現在Mちゃんは1.『英検準2級総合対策教本-旺文社』2.『アポロン数学-中3』3.『みるみるわかる理科の要点-中3』の3冊をそれぞれ1ページずつ、計3ページを学習する毎日です。いずれも正答率が高く、そのことがMちゃんの学習意欲に好影響を与えています。Mちゃんの春休みが終わって新学期が始まると、学校の授業で習ったことをその日のうちに塾で復習する日々が再び始まります。新学期になっても上記3冊の学習は継続したいと考えています。
Mちゃんはこの3冊を解き終えると直ぐに学校の春期課題を解き始めます。勉強を早く終わらせて早くパソコンを触りたいからです。勉強をがんばったMちゃんにとって「ごほうび」の時間がパソコンの時間なのです。これがMちゃんの学習への集中力を高める要因になっています。私立中学校の春休みは長いです。よく学びよく遊ぶ春休みにしてほしいものです。

2013-03-06

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2014年度埼玉県公立高校入試へ向けて

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは2014年度埼玉県公立高校入試へ向けて着々と準備を進めています。Sちゃんの塾での学習は極めて順調で家庭学習も計画通りに進んでいます。この調子で学習を継続してほしいものです。
今夜Sちゃんのおばあさまが大量のおやつを差し入れてくれました。児童・生徒・塾長ともどもおいしくいただいているところです。ほんとうにありがとうございました。

さて、一昨日の3月4日(月)に埼玉県公立高校入試が実施されました。倍率と得点についてまとめておきます。

埼玉県公立高校全日制普通科受験者数・・・・・35,561人
同倍率・・・・・1.21倍
受験者数・倍率ともに昨年度を上回りました。

【昨年2012年度・埼玉県公立高校入試平均点】
(1)2012年度・埼玉県発表の予想平均点
国語62点 数学50点 社会57点 理科55点 英語55点 5教科合計279点

(2)2012年度・実際の平均点
国語59.7点 数学36.5点 社会49.0点 理科48.7点 英語44.1点 5教科合計238点

(3)2012年度(2)-(1)
国語-2.3点 数学-13.5点 社会-8.0点 理科-6.3点 英語-10.9点 5教科合計-41点

【昨年2013年度・埼玉県公立高校入試平均点】
(4)2013年度・埼玉県発表の予想平均点
国語58点 数学50点 社会55点 理科52点 英語50点 5教科合計265点

(5)2013年度・実際の平均点(推計)
国語55.7点 数学36.5点 社会47.0点 理科45.7点 英語39.1点 5教科合計224点

上記(4)に(3)を加味した推計値が(5)です。昨年度に比べ今年度は問題の難易度が大幅に上昇しました。5教科合計41点もの減少です。この急落が来年度も続くとは考えにくく、2014年度の平均点は今年並みと予想しています。

5教科の中でもとりわけ難易度が高いのが英数の2教科で、今年の平均点はともに30点台と推計されます。こうなることを見越してQ.E.D.進学塾の授業時間の大半を英数に割いてきたのは正解だったと言えるでしょう。英語は中文読解・対話文読解・埼玉県特有の英作文、数学は大問1の(10)までと(11)の①、このような得点しやすい問題を確実に点に結びつけるための勉強をこれからも継続していきます。目標は高く「英数ともに50点」に設定して日々の学習に励みたいものです。

2013-03-05

Q.E.D.進学塾の小学6年生~数学の問題集

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは『アポロン数学-中1』を学習中です。現在106ページまでの問題を解き終えました。同書が全213ページですからちょうど折り返し点です。再来週には同書の第4章「比例と反比例」へと進む予定です。3日で2ページというゆっくりしたペースですが、ここまでKちゃんがすいすいと問題を解いてくれたおかげで、早くも1冊のうち半分まで来ました。ここで塾長はKちゃんに質問しました。
1. このままのペースで『アポロン数学』の第4章へと進む。
2. 別の問題集をもう1冊用意して第3章までの復習をする。
このどちらを希望するかを尋ねたのです。Kちゃんは迷わず1.を選択しました。

『アポロン数学』の構成は、
(1)例題 (2)問題 (3)強化トレーニング (4)要点チェック (5)章末問題 (6)活用力問題。
以上の6段構えで、(6)は公立高校入試レベルの問題です。

Kちゃんの学校の定期試験が近づいてきたら(4)(5)をもう一度解いてもらって試験対策を行うこととして、無理なく先へと進むことができているうちは今のペースでの学習を継続していく予定です。

2013-03-04

Q.E.D.進学塾の新学期~中2生は高校受験生に

Q.E.D.進学塾の新学期です。現中学2年生のSちゃんはこの3月から新たに高校受験生となりました。Sちゃんは計画性がある子です。実行力もあります。更には決断力をも兼ね備えています。3月1日(金)にSちゃんと塾長とで公立高校入試までの1年間の5教科の学習計画について話し合いました。その日1日だけで全教科の計画がまとまったのは、Sちゃんが既に学習計画について考えていたからです。学習のペースを完全に掴んで順調に学力を伸ばしているSちゃんです。この調子でがんばってほしいものです。
Sちゃんは再来週の日曜日の17日から『北辰のかこもん』を自宅にて受験します。毎週日曜日に1教科ずつです。『北辰のかこもん』には偏差値表が付録でついてきます。つまりSちゃんは5教科のうちいずれか1教科の自分の偏差値を毎週知ることができるのです。既に公立高校の第一志望校が定まっているSちゃんですから、志望校の偏差値と過去問の偏差値とを照らし合わせて「自分が今どの位置にいるのか」を、すなわち自分の現在値を常に確認しながら学習を進めて行けるのです。

2013-03-03

Q.E.D.進学塾の新学期~中学入学準備講座

Q.E.D.進学塾の新学期は3月1日です。進学塾・学習塾の新学期は全国的に3月1日(中学受験生は2月1日)なのです。現小学6年生たちが中学に入学するまであと1か月になりました。Q.E.D.進学塾の中学入学準備講座は最終段階です。新中学1年生が1学期に好スタートを切れるよう十分な準備をしたいものです。
新1年生が最も躓きやすい教科は英語、次いで数学です。特に英語はスタートダッシュで躓くとその影響が後々まで尾を引きます。中学2・3年生になって初めて塾の門を敲く子にbe動詞の使い方すらままならない子を数多く見ています。これは1年生の1学期の英語学習がいかにその後に大きな影響を与えるかを物語っています。
中学新入学を来月に控えた塾生たちは、6月9日の英検5級を受験します。ここを目標に早い子は昨年から、遅い子でも今年1月15日から『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を毎日学習しています。現小学6年生は大変よくがんばってくれているので、英検の受験準備を以って十二分な入学準備ができていると言えるでしょう。
一方、数学は中学最初の単元である「正負の数」を学習中の子、そのはるか先の単元の「方程式の文章題」を学習中の子と各人各様です。中学入学準備講座としては「正負の数」の「分数・小数・四則混合計算」までを履修完了していれば十分で、既にその目途は立ちました。むしろ進み過ぎている子のカリキュラムをどうするかが問題です。新教材として『数学の名人-中1』を導入して復習問題を学習するか、現行教材の『アポロン数学-中1』の新単元「関数」の予習問題を学習するか、明日児童とよく相談して決めたいと思います。

2013-03-02

Q.E.D.進学塾の土曜授業~14時から17時まで

Q.E.D.進学塾の土曜授業を2週連続で開講しました。本日はその第2回目でした。私立中学2年生のMちゃんと小学6年生のKちゃんの両名が参加しました。
Mちゃんは『英検準2級総合対策教本-旺文社』 の第2章の例文の暗唱テストを1行と新規の例文を1行の計2行を学習したのち、明後日3月4日(月)の学年末試験の英語の試験範囲を学習しました。Mちゃんは英文法の力は十二分にあるので、英単語・英熟語が学習の中心でした。

Mちゃんが英語漬けの一日だった一方、Kちゃんは数学漬けの一日でした。1時間半に渡って単位を集中学習しました。
k「キロ」=1000 ⇔ m「ミリ」=1000分の1
h「ヘクト」=100 ⇔ c「センチ」=100分の1
上記のように系統だてて覚えたり、大中小の立方体(1辺が1m,10cm,1cm)の相関を図解したりすることで単位変換の計算問題が解けるようになりました。

2013-03-01

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日から学年末試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは今日から学年末試験です。

3月1日(金) 数学B 国語  理科
3月2日(土) 保健  数学A 社会
3月4日(月) 技家  英語

Mちゃんは『英検準2級総合対策教本-旺文社』を毎日学習しています。1日の学習量は1ページ+1行です。同書の第一章の英文法を1ページと、第二章の英単語・英熟語を含む例文を1行ずつ学習しているのです。
昨日2月28日(金)・今日3月1日(金)・明日3月2日(土)の3日間、Mちゃんは英文法1ページをお休みして例文1行だけを学習しています。学年末試験のテスト勉強に集中するためです。
昨日の授業では理科の電気回路を学習しました。電気抵抗器×3の回路で、Mちゃんが学校で習った回路の中では最高難度です。並列繋ぎの抵抗×2+直列繋ぎの抵抗×1を2パターン、直列繋ぎの抵抗×2+並列繋ぎの抵抗×1を1パターン、計3パターンを1時間以上かけて詳細に学習しました。これらより難しい問題が出題されることはまずないでしょう。昨日の学習の成果を今日の試験で発揮してくれることを期待しています。
今日は、明日3月2日(土)の試験科目である数学Aと社会を学習します。週明け月曜日までの長い戦いですがMちゃんには目の前の試験を一日一日がんばってほしいと思います。