2021-03-31

QED進学塾の新小6生~本日の学習予定

QED進学塾の新小6生の本日の学習予定です。
理科は前回に引き続き「オームの法則」を学習します。
乾電池の電圧が1.5Vで豆電球の抵抗が1Ωのとき、この回路には1Aの電流が流れることを「てんとうむし」を用いて導く練習をします。
また、けん玉を用いて振り子の実験を行います。
これは、周期とひもの長さの相関を学ぶ実験です。

算数は『まるいち算』『コア』の2冊を学習します。
『まるいち算』では比例式を学びます。
操作を行う前と行った後で比が変わる問題の解き方を演習します。

『コア』にて、児童は正6角形の1つの内角を求める方法を3通り学習します。
解法1.正6角形を6つの正3角形に分割する。
解法2.外角の和がいつも360度になることを利用する。
解法3.内角の和の公式を使う。
以上3つを学んだうえで、解法2.が計算の簡単さや汎用性において優れていることを児童に体感してもらいます。

ところで、前回授業の終了後に児童の保護者さまから夏期講習会についての話題が出ました。
今日は、夏期講習会の希望の時間数や日程などの大枠について相談する予定です。

2021-03-30

QED進学塾の新小学6年生~昨日の理科・国語・算数

QED進学塾の新小学6年生の昨日の理科・国語・算数です。

理科は「オームの法則」を履修開始しました。
同単元は6月の公中検模試の試験範囲です。
新小6生は、電流の流れにくさを抵抗と言い、Ωという単位で表せることを学びました。

国語は『語句1000』『コア』『読解はかせ社会編』の3冊を学習しました。
塾長は『読解はかせ社会編』の社会科の知識・理解について口頭試問を行いました。
児童は、そのすべてにすらすらと答えることができました。

算数は『まるいち算』『コア』『アインストーンPrimary』の3冊を学習しました。
児童は「つるかめ算」を完璧に習得し、「内分点」との相関をも理解しました。
それらの関連性について塾長が口頭試問を実施したところ、児童の解答は見事なものでした。
これにて免許皆伝です。
また、児童は正6角形の1つの内角を求める方法(その1)を習得しました。
(その1)とは、正6角形を6つの正3角形に分割する解法です。
さらに、児童は「比例式」の復習をしました。

2021-03-29

QED進学塾の小学5年生~今週の学習予定

QED進学塾の小学5年生の今週の学習予定です。

国語は『語句1000』『コア』『読解はかせ社会編』『太郎と花子』の4冊を学習します。
児童の家庭学習の進度に合わせて塾長は授業します。

算数は『まるいち算』『コア』『アインストーンPrimary』の3冊を学習します。
先週予定していたのに学習できなかった「つるかめ算」を、今週こそ学習したいところです。
「解法」をパターン学習して終わり、では学習する意味が希薄です。
「発想」の原点から丁寧に学習して、他の問題への応用力・活用力をも同時に育てて行きます。
「極端な仮定→現実とのギャップ→その差異を埋める」手法を学び、さらには学んだことを言語表現できる、ここまでが今週の学習目標です。

2021-03-28

QED進学塾の新小学6年生~2021年度の公立中高一貫校適性検査対策模試

QED進学塾の新小学6年生の2021年度の公立中高一貫校適性検査対策模試について。
(模試の名前が長いので以下「公中検模試」と略します。)
今年度の公中検模試は、6月・9月・10月・11月・12月の5回実施されます。
新小学6年生は、早速6月の模試を受検します。
6月の模試の試験範囲で、新小6生が未履修の単元が2つあります。
それは、力学(振り子の長さと周期)と電磁気学(電流とそのはたらき・電磁石)です。
6月模試まであと2か月以上ありますが、3月末から上記2単元を履修開始します。
分散学習効果に期待して、2単元を少しずつ学習して行きたいところです。
2単元を学習するための教材は『アインストーン理科』です。
明日の授業ではけん玉を用いた実験を行います。
振り子の長さと周期との相関関係を調べるための実験です。

2021-03-27

QED進学塾の新高1生・新中2生~昨日の英数と来週の学習予定

QED進学塾の新高1生・新中2生の昨日の英数と来週の学習予定です。

【新高1英語】
昨日の英語の学習主題は「助動詞」でした。
一般動詞の否定文や疑問文に必ず登場する3つの助動詞(do,does,did)の復習をしてから、助動詞を用いた慣用表現を学習しました。
使用教材は高校の春期課題です。

来週も同課題を継続学習します。
「私がしてもいいですか。」×2表現。
「あなたがしてくれませんか。」×2表現。
「あなたがしてくださいませんか。」×2表現。
助動詞の慣用表現の上記6とおりから、来週の英語の授業を開始します。

【新高1数学】
昨日新高1生は塾で数学を学習しませんでした。
授業時間の全てを英語に充当したためです。
来週は、高校の春期課題の「2次方程式」と「平方根」を学習します。

【新中2英語】
昨日新中2生はフォニックスのテスト(26点満点)で自己タイ記録の24点を取りました。
これが3回目の24点です。
新中2生がどうしても得点できない問題が2問あります。
来週こそその2問の克服を期待したいところです。
来週は「2文字セットのフォニックス」と『みるみるわかるステップ式英語』の英単語を学習します。

【新中2数学】
昨日新中2生は、『計算の級別トレーニング』にて正負の数の加法・減法の混合問題を演習しました。
昨日の数学の冒頭に新中2生は、同問題の解法の「お手本」のページをノートに書いて、それを見ながら演習問題を解きましたが、まだ不慣れなためかなかなか「お手本」どおりに書くことができません。
そこで塾長は、新中2生が昨日演習した問題を20問宿題にしました。
来週はその宿題を添削します。
なお、宿題にはA問題とB問題が出題されています。(AとBを合わせて1ページ)
来週の目標は、次の1ページであるC問題とD問題を完答することです。
新中2生がこの目標を達成し次第、次の級へと進級します。

2021-03-26

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の英数と本日の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の英数と本日の学習予定です。

【中3英語】
中3生が今春入学する高校では、新入学生に5冊の春期課題を課しています。
昨日中3生はその春期課題を学習しました。
中3生は、一般動詞の疑問文と否定文が、実は助動詞の文(do,does,didの文)であることを知りました。
それと合わせて中3生は「助動詞の文の動詞は原形。」を学習しました。
そして、中3生はその知識を生かして「疑問詞のある疑問文」の英作文に成功しました。
今日も昨日に引き続き春期課題を学習します。

【中3数学】
昨日中3生は、高校の春期課題を学習しました。
学習単元は「2次方程式」です。
中3生は2次方程式を因数分解して解を求める演習をしました。

【塾長の自作問題】
(2x-3)(4x+5)=0
x=3/2,-5/4

高校1年生の1学期に因数分解の「たすきがけ」を学習する高校が多いので、塾長は上記のような自作問題を高校予習問題として出題しました。
中3生は、問題の2次方程式を見て、途中式を書かずにダイレクトで答えを書けるまでに習熟することができました。
今日も引き続き高校の春期課題を学習します。

【中1英語】
昨日中1生はフォニックスのテスト(26点満点)で自己タイ記録の24点を取りました。
中1生が苦手とする問題が2問あり、今はそれを越えようと日々訓練している中1生です。
今日こそ満点を期待したいところです。
昨日中1生は「2文字セット」のフォニックスを履修開始しました。
そして、今日も同単元を継続学習する予定です。

【中1数学】
昨日中1生は、塾長の自作問題にて正負の数の加法・減法の混合問題を演習しました。
中1生がこれまであやふやだったことがすっきりと整理できて、見やすい形で式にかけるようになりました。
昨日中1生が習得した知識・技能を、今日は活用して問題を解く演習を行います。

2021-03-25

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の算数です。
昨日は予定を大幅に変更して『コア』のレベルアップ問題を学習しました。
児童が同問題を「難しかった。」と自己申告してくれたからです。
昨日の学習の中心は「単位」でした。

【塾長の自作問題】
たてが20㎝、よこが30㎝、高さが40㎝の直方体の体積は何Lですか。

【解答】
2×3×4=24。
答え24L。

児童は、紙とセロテープで1辺が10㎝の立方体を作ったことがあります。
その立方体の体積は1Lです。
こうして児童は1Lの大きさを体感しました。
さて、上記の問題の解法の肝は単位の扱いにあります。
20[cm]=2[10㎝]と考えます。
こうすれば、ダイレクトに[L]を求めることができるのです。

これを学習した児童は、早速同じ解法で『コア』の問題を解きました。
そして児童は見事正答へとたどり着くことができました。

次に、児童が学習したのは「単位量あたりの大きさ」です。
この単元は「単位」そのものを学ぶ単元でもあります。
昨日の授業では『50[km/時]』を例にとって学習しました。

[km/時]を素直に前から読むと「キロメートルまい時」です。
「まい」は「わる」と同義ですから、「キロメートル÷時」と読むこともできます。
この商が「速さ」を表していることを意味します。

[km/時]を後ろから読むには「1」を補ってあげる必要があります。
[km/時「1」]
「/」を後ろから読むときは「あたり」と読むので、「1時間あたり(50㎞)」と読めます。
これは、「速さ」の定義に他なりません。
「速さ」とは、単位時間あたりに進む道のりのことなのですから。

児童は「単位量あたりの大きさ」で習ったことを、上記のようにして再学習しました。
その結果、児童は『コア』の「式を見て問題を作りなさい。」という問題を解くことができたのです。

「式を見て問題を作りなさい。」という問題は、すなわち「数式で表現されたものを、言語で表現し直すことができますか。」という問題です。
数式を言語化する力が試されているのです。

このような「表現力」(言語表現)を問う問題は、公立中高一貫校の適性検査問題によく出題されます。
公立中高一貫校を志望する児童にとって、ぜひとも練習を積んでおきたい問題です。

数式→言語。
これが一直線でできれば何も問題はありません。
ところが、なかなかそう一筋縄では行かないのが常です。

そこで、頼りになるのが「図」の力です。
数式→図式化(図表化)→言語化。
つまり、数式を図示したり表に整理したりして分かりやすくする作戦です。

昨日の授業では、この図式化に「てんとうむし」を活用しました。
「数式→言語」がすんなりと行かなかった児童が、「数式→てんとうむし→言語」のルートをたどることで、簡単に問題を解くことができました。

このような「情報整理」の手法は、公立中高一貫校のさまざまな適性検査問題を解くのに有効です。
児童がこれからも演習を重ねて、この手法をぜひ得意になってほしいものです。

ところで、昨日の授業の冒頭に、塾長は児童に模試の話をしました。
まだ模試を1度も受けたことのない児童ですが、模試がどのようなものか、またどう活用すればよいか、おぼろげながらも理解することができたようです。
児童が模試を真剣に、かつ過緊張なく、受検・受験してくれることを塾長は願っています。

2021-03-24

QED進学塾の小学5年生~本日の学習予定

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定です。
本日の学習テーマは「つるかめ算」です。
まず、児童は同解法の原点となる発想と着眼点を学びます。
そのうえで、他の解法との共通点を学びます。
そして、最後に解法選択の基準を学びます。

1.いろいろな解法を知ること。
2.どうして1.で解けるのかの原理を知ること。
3.どうして1.の解法が生まれたかの発想を知ること。
4.ここまでを理解したうえで、複数の解法の中からひとつを選択するための自分なりの基準を持つこと。

以上を児童が自然にできる習慣が身に着き、勝手に体がそう動くようになればしめたものです。
そんな理想形へのアプローチとなるのが、本日の「つるかめ算」の学習です。

ところで、児童は近く模試を受検・受験する予定です。
受検は公立中高一貫校の適性検査の対策、受験は私立中学入試の対策です。
児童にとってはどちらの模試も「初受検」「初受験」となります。
どう模試に臨むべきか、その心構えについて塾長は児童に今日お話をします。
その話の骨子は2点、模試を受ける前の心の整え方(積極性と平常心)と、模試を受けた後のテスト反省の仕方(問題の取捨選択と類題演習)です。

2021-03-23

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

国語は『語句1000』『コア 小6』『読解はかせ社会編』『太郎と花子』の4冊を学習しました。
上記4冊の並び順は、掲載されている問題が易しい順です。
なお、問題の難易度は児童による評価です。
児童が新たに履修開始したばかりの『コア 小6』は、児童にとって「やや易しい」と感じたとのことでした。
4冊を同時進行で学習するのは、児童にさほど大きな負担とはなっていなくて、むしろ目先が変わって飽きずに勉強できる利点のほうが大きいようです。

算数は、『コア 小5』『まるいち算』『アインストーンPrimary』の3冊を学習しました。
児童が学習したのは「倍数算」と「損益算」です。
児童は「倍数算」の復習で、忘却の彼方にあった見やすい表記方法を思い出すことができました。
また、児童は「損益算」で「仕入れ値」「定価」「売り値」の3つをひとつずつ分けて計算する解法 1と、その3つを1行の式に表してから一気に計算する解法2とを学びました。
児童が言うには「分かりやすいのは解法1、かっこいいのは解法2」だそうです。
この2つの解法のどちらも習得したいという意欲を見せた児童でした。
そして、児童は『宿題一覧』のノートに『両方解く。』と書き込んでいました。
1つの問題を複数の解法や表現方法で解くことで、児童が解法への理解を深めつつ、様々な角度から問題を眺める力を身に着けてほしいと、塾長は考えています。

2021-03-22

QED進学塾の小学5年生~今週の学習予定

QED進学塾の小学5年生の今週の学習予定です。
国語と算数の各3冊ずつ、計6冊を学習するのはこれまでと変わりありません。
今週の学習の主軸は『アインストーンPrimary 算数』の適性検査型問題です。
中でも先週の宿題の大問4番、およびその前章の大問3番は特に詳細に学習します。
少数精鋭の良問から、児童が多くのこと学び取ってほしい今週です。

児童の第1志望校は公立中高一貫校なのはずっと変わっていません。
これに加えて第2志望校に私立中学校を、という案が先週急浮上してきました。
高校偏差値と中学偏差値の違いなど、私立中受験でぜひ知っておきたいことを保護者さまにお伝えしなくてはいけないと、塾長は考えているところです。

2021-03-21

QED進学塾の塾長~本日は第77回スプリングステークス

QED進学塾の塾長は毎週末にJRA(日本中央競馬会)の主催する競馬を楽しんでいます。
本日は第77回スプリングステークスの日です。

【塾長の予想】
2021年3月21日(日曜) 2回中山8日【win5】70
11R 15時45分 スプリングS GⅡ芝 1,800m 15頭
1着・・・07番ニシノオイカゼ
2着・・・14番ヴィクティファルス
3着・・・10番ボーデン

【塾長の購入馬券】
3連単1点+3連複1点+ワイド(3頭box)3点=5点。
以上の500円です。


2021-03-20

QED進学塾の中1生~昨日の英語と来週の学習予定

QED進学塾の中1生の昨日の英語と来週の学習予定です。

【中1英語】
中1生のフォニックスのテストの過去最高点は24点です。(26点満点)
そのテストには複数文字の組み合わせは含まれていません。
つまり、単独文字のみに限定されたテストです。
昨日中1生は、フォニックスの2文字の組み合わせを学習しました。
中1生は、子音の行と母音の段とのマトリクスを学んだのです。
行と段の法則性を把握した中1生に、塾長は来週までの宿題を出しました。
来週の中1英語は、まず塾長が生徒の宿題を見て、中1生が一昨日の授業で読めなかった単語を読む演習をします。
「子音+母音」のセットさえ理解していれば読める英単語については、正確に読み取れるまで演習を重ねてほしいところです。

2021-03-19

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の数英と本日の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の数英と本日の学習予定です。

【中3数学】
昨日中3生は『計算の級別トレーニング』の1級(2次方程式)の4つの解法をすべて履修しました。
中3生は、4つの解法のうち2番目の「因数分解」(積が0の形)に苦戦していました。
そこを補強すべく、今日は因数分解によって解ける2次方程式の問題を演習します。

【中3英語】
昨日の中3生の塾の授業時間の全てが数学(2次方程式)でした。
よって、英語の授業時間はありませんでした。
今日は『みるみるわかるステップ式英語』の宿題を見てから、次の単元へと進みます。
また、中3生が4月に入学する高校から英語の課題が出ています。
その質問も本日受け付け予定です。

【中1数学】
昨日中1生は英語学習に専念したため、『計算の級別トレーニング』の学習をお休みしました。
今日は、同書の加減乗除の四則混合計算を学習します。

【中1英語】
昨日中1生はフォニックスのテスト(26点満点)を受けました。
試験結果は24点。
過去最高点です。
もう満点は目の前。
ここまで来たら1日も早く満点が取れるよう、練習を重ねてほしいものです。
塾長は、昨日の24点を「仮免許合格」とみなして、中1生を『みるみるわかるステップ式英語』の英単語のページへと「進級」させました。
今日も英単語の続きを学習します。
昨日中1生が読めなかった英単語をどうしたら読めるようになれるのでしょうか。
今日はその答えを導き出す日です。

2021-03-18

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。
児童は、昨日の授業の最初の5分間だけ『語句1000』を学習しました。
「画期的」とその類義語の「革命的」を覚えました。
続いて、児童は『アインストーンPrimary 算数』の適性検査型問題の大問4番の「損益算」を学習しました。
同問題を学習中に、児童が「平均」の意味を忘れてしまっていることに塾長は気づきました。
そこで、早速「平均」をおさらいしました。
1.クラスの平均点・・・1人あたりの得点。
2.模試成績の直近5回の平均点・・・1回あたりの得点。
児童は、この2つの例から「平均」とは「単位量あたりの大きさ」の大きさであることを思い出しました。
「平均」とは「混ぜて間になるもの」です。
平均点が最高得点と最低得点の間になることは自明ですから。
ただし、2つのものを混ぜても平均がその中点になる保証はありません。
それが「加重平均」です。
児童は、「加重平均」を線分図の「内分点」で求める技を既に習得しています。
昨日の授業では「加重平均」という難しい言葉こそ使いませんでしたが、それを別の表現で理解することができた児童でした。
さらに、以上に述べたすべての内容と「つるかめ算」が同じ考え方で成り立っていることにも児童は納得することができました。

パターン学習の反復では断片的な知識しか身に着けられません。
そして、活用力を身に着けることもできません。
一方、「なぜそうなるのか。」を理解したうえで解法を身に着ける学習法では、児童が学習した多単元の連携が自ずと生まれます。
そして、本質的な学習の積み上げによって、児童の活用力はぐんぐん向上して行くのです。

2021-03-17

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定です。

前回授業では国語に多くの時間を割いたので、そのあおりで算数の時間が短くなってしまいました。
今日は国語は多くても10分程度にとどめて、算数の勉強に専念したいところです。
算数は『アインストーンPrimary』のみを学習します。
児童が最初に学習するのは、次章の適性検査型問題の「損益算」です。
児童はこの問題を「内分点」の線分図を用いて解きます。
先週児童が同書の前章の適性検査型問題の「大問3」を解くために利用したのもこの「内分点」ですから、復習としてぴったりな今日の「損益算」です。
そののち、児童は再び「大問3」に戻って同問題の別解を学習します。
その別解とは、児童が今日初めて学ぶ「つるかめ算」です。
児童が「つるかめ算」を習得することが本日の学習の目標です。
さらにもう一歩欲張って、児童が「つるかめ算」と「内分点」の考え方が実は同源であることに気付いてくれることを塾長は期待しています。

2021-03-16

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数・理科・社会

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数・理科・社会です。

国語は『語句1000』『読解はかせ社会編』の2冊を学習しました。
塾長は、後者の教材に素晴らしい2ページを発見しました。
児童が国語の読解力を身に着けるのと同時に、社会科の知識を身に着けられる、そんな教材が『読解はかせ社会編』です。
昨日児童が学習した2ページは、それに加えて理科の「密度」や「食物連鎖」や「地球の自転」についても学習できる文章でした。
「密度」「食物連鎖」「地球の自転」といった言葉は文章中には出現しませんが、それらを発展学習するのに適した文章だったので、塾長はその文章をフル活用させてもらいました。
児童は、関連事項がどんどん繋がっていく授業展開を非常に面白がってくれました。
2ページを詳細に学ぶのに要した時間は約50分間でしたが、児童は何時間ぶんの知識を吸収したことでしょうか。
複数教科の知識を同時に関連性をもって学習できる、昨日のような教材に出会ったときには、それを味わい尽くすことをこれからも続けて行きたいと塾長は思うのです。

算数は『まるいち算』『コア』の2冊を学習しました。
『まるいち算』には私立中学校の入試過去問が掲載されていました。
児童は、その1問から「分配法則」や「消去算」といった計算技能を習得しました。
児童が1度計算を間違えて、自力で間違いを発見してそれを修正することができたので、学習したことがより深く頭に刻まれたことと思います。

2021-03-15

QED進学塾の小学5年生~今週の学習予定

QED進学塾の小学5年生の今週の学習予定です。

国語は『語句1000』『読解はかせ社会編』『太郎と花子』の3冊を学習します。
児童の3冊の家庭学習の進度に合わせての授業です。

算数は『アインストーンPrimary』『まるいち算』『コア』の3冊を学習します。
学習の中心は『アインストーンPrimary』で、適性検査型問題の「大問3」を学習します。
塾長は、はじめに同問題の(解法2)の別解の宿題を見て添削します。
それから、児童が同問題で最後に学ぶ解法である(解法1)を学習します。
(解法1)は表を作成して調べる解法です。
ここでも「つるかめ算」で学習したことが生かされるでしょう。
さらに、次章の適性検査型問題の「損益算」を学習します。
同問題でも「内分点」が大活躍します。
定価は「原価を1」として「何割増し」であるのに対して、値引きは「定価を1」として「何割引き」です。
このような「1」のちがい(「もとにする量」のちがい)を正しく認識することが「損益算」の学習の肝です。

2021-03-14

QED進学塾の塾長~本日は第58回弥生賞

QED進学塾の塾長は毎週末にJRA(日本中央競馬会)の主催する競馬を楽しんでいます。
本日は第55回フィリーズレビューの日です。
JRAには「5大クラシック競走」と呼ばれるビッグレースがあり、その第1弾すなわち時期的に最も早く開催されるクラシックは「桜花賞」です。
そして、本日のフィリーズレビューは「桜花賞」のトライアルレースです。
春の牝馬クラシックである「桜花賞」を占う意味で注目される本日のトライアルです。

【塾長の予想】
2021年3月14日(日曜) 1回阪神10日【win4】55
11R 15時35分 フィリーズレビューGⅡ芝 1,400m 18頭
1着・・・03番エルカスティージョ
2着・・・11番ララクリスティーヌ
3着・・・09番ラヴケリー

【塾長の購入馬券】
3連単1点+3連複1点+ワイド(3頭box)3点=5点。
以上の500円です。

2021-03-13

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の英数と来週の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の英数と来週の学習予定です。

【中3英語】
昨日中3生は『みるみるわかるステップ式英語』にて名詞の複数形を学習しました。
単複同型の名詞があることや、最後がfまたはfe終わる名詞を複数形にするときに「f(e)をveに代えてsを付ける。」ことなど、特殊な例を学習しました。
今週は『みるみる』の宿題が1ページ出ています。
昨日の授業の様子を塾長が見るに、中3生は宿題を満点あるいはそれに近い出来で仕上げてくることでしょう。
来週は気分よく次の単元へと駒を進めることができそうです。

【中3数学】
昨日中3生は『計算の級別トレーニング』の1級(2次方程式)を履修開始し、解の公式が2種類あることを学習しました。
来週はその2つの公式をテストします。
そのうえで、2次方程式の4つの解法について詳しく学びます。

【中1英語】
昨日中1生はフォニックスのテスト(26点満点)を受けました。
試験結果は22点。
よくがんばっています。
しかしながら合格点は24点なので来週また再テストです。
合格点まであと2点。
来週中1生が同テストに合格してくれることを塾長は大いに期待しています。
見事合格すれば勇躍英単語の集中学習を開始します。

【中1数学】
昨日中1生は、『計算の級別トレーニング』にて加減乗除の四則混合計算を学習しました。
本日は同級のテストの日です。
中1生はなんと満点で一発合格しました。
素晴らしい出来でした。
そして、中1生は気分よく13級(政府の数の加法・減法)へと進級しました。
来週中1生は、数学の授業の冒頭に【塾長の自作問題】を解きます。

その問題は、
(+1)+(-2)-(-3)-(+4)+(+5)+(-6)
です。
前から順番に解いて行くのではありません。
来週中1生は、この問題の最短最速の解法を学ぶのです。

2021-03-12

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の数英と本日の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の数英と本日の学習予定です。

【中3数学】
昨日中3生は『計算の級別トレーニング』の7級(文字式の加減・乗除)の質問を受け付けました。
中3生は、同類項をまとめるのに2段に分けて見やすくする方法を学び、早速習得して同解法を活用していました。
本日中3生は、1級(2次方程式)を学習予定です。
2次方程式の4つの解法を難易度の低い順に学習します。

【中3英語】
昨日中3生は『みるみるわかるステップ式英語』にて第3文型SVOを学習しました。
中3生は、肯定文→否定文→疑問詞のない疑問文→疑問詞のある疑問文の順に学習し、その4つともをあっという間に習得してしまいました。
本日中3生は同章のまとめの問題に挑戦します。

【中1数学】
昨日中1生は、『計算の級別トレーニング』にて加減乗除の四則混合計算を学習しました。
本日は同級のテストの日です。
中1生は無事合格すれば、13級(政府の数の加法・減法)へと進級します。

【中1英語】
昨日中1生はフォニックスのおさらいをしました。
今日はそのテストの日です。
合格すれば『みるみるわかるステップ式英語』にて英単語を学習します。

2021-03-11

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

国語は『語句1000』を学習しました。
児童は「五十歩百歩」という故事成語の由来を知りました。
同時に「敵前逃亡」という言葉も知りました。

算数は『アインストーンPrimary』の「大問3」を学習しました。
児童は今回初めて「つるかめ算」による解法とその解法の基となる考え方を学びました。
さらに、児童は「内分点」と「つるかめ算」の解法のアプローチが実は共通であることにも合点がいったようです。
同書に掲載されている「つるかめ算」による解法(解法2)は、道のりが最も少ない場合を仮定して、「実際はもっと多いから」という考察から解を求めています。
児童はテキストの誘導に乗ってこの(解法2)を最後まで解き切ることができました。
よくがんばりました。
塾長は、児童が習得したばかりの(解法2)を完全定着させるための宿題を出しました。
同書に掲載された誘導とは逆に、道のりが最も多い場合を仮定して、「実際はもっと少ないから」という考察から解を求める宿題です。
この宿題は、文章構成はテキストの文章をそのまま利用できますが、文言を代えなければならないところがいくつかあり、国語の勉強にもなります。
もちろん数値を代える必要もあります。
児童が宿題で満点を取ったとき、「つるかめ算」は免許皆伝と言えるでしょう。

2021-03-10

QED進学塾の小学5年生~本日の学習予定

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定です。

『アインストーンPrimary』の「大問3」を学習します。
まず算数の授業冒頭に口頭試問と筆記試験とを組み合わせたテストを実施します。
口頭試問には前回授業で児童が自ら質問した内容も含まれます。
児童が自分の言葉でどれだけ説明できるのか楽しみにしている塾長です。
テストに合格することはほぼ間違いないでしょう。
合格後はテキストに掲載されている解法2つを(解法2)→(解法1)の順に学習します。
つるかめ算の解法とその根底にある考え方を学びます。
それから、つるかめ算の問題は全て内分点で解けることを学習します。
つるかめ算も内分点も「もし全部がつるだと仮定すると・・・」の出発点が共通、「しかし実際はかめが・・・」と現実との違いを考察する点も共通、以上の考え方が正しいことの補強材料に「もし個体数が半々だったら・・・」が使える点も共通、ここまで学んだ児童はつるかめ算と内分点が同値であることに十分納得できることでしょう。

2021-03-09

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

国語は『語句1000』『太郎と花子』『読解はかせ社会編』の3冊を学習しました。
適性検査型問題に森林の存在意義に関する記述問題があり、児童は森林の保水力について学びました。
児童は、森林の保水力が失われると洪水被害のリスクが増すことを知り、林野の環境保全に継続的に取り組む必要があることを学習しました。

算数は『コア』『まるいち算』『アインストーンPrimary』の3冊を学習しました。
児童は、『アインストーンPrimary』の「大問3」の内分点を活用した解法について質問をしました。
その質問の内容は「どうして目盛りの拡大・縮小が可能なのか。」でした。
そこで、塾長は児童に定規を用いた実験をしてもらいました。
児童は、10㎝定規の目盛り(cm)の2と5を1:2に内分する点が3であること、4と10を1:2に内分する点が6であること、これらを実験で確かめることによって「目盛りは拡大・縮小できる。」ことを知りました。
児童の最大の美点は、「分からないことを分からないままにしない、分かったふりをしない。」点です。
児童は、家庭学習で生じた疑問点を塾長が児童に聞くより早く、自ら質問をしてくるのが常です。
昨日塾長は児童のその美点を褒めちぎりました。
ぜひ今後も「自ら質問」することを継続してほしいと思います。

「なぜそうなるのか。」を十分に理解できないままに「形だけ覚える。」ことはできます。
ただし、そのようにして覚えたことは、あっという間に忘却の彼方へと消えてしまします。
たとえ反復学習を繰り返すことによって解法の手順を定着化させることに成功したとしても、本質を理解していないのですから同解法を他の問題を解くのに活用することはできません。
ですから、これほど非効率的な勉強はないでしょう。
昨日の質疑応答(定規の目盛りの実験)に要した時間は5分です。
この5分の時間投資を惜しむ理由はありません。
その5分は今後の学習で何倍にも何十倍になって返ってくるからです。
問題の本質を理解しないまま形だけ真似るのパターン学習と、意味を正しく理解したうえでの反復学習には、その学習効果に雲泥の差があるのです。

2021-03-08

QED進学塾の小学5年生~今週の学習予定

QED進学塾の小学5年生の今週の学習予定です。

国語は『語句1000』『太郎と花子』『読解はかせ社会編』の3冊を児童の家庭学習の進度に合わせて学習します。
塾長は、この3冊合計の最大学習時間を60分に設定しています。
大量の学習予定のある算数にできるだけ多くの時間を回すためです。

算数は『コア』『まるいち算』『アインストーンPrimary』の3冊を学習します。

『コア』児童の質問を受け付けます。
もし質問が無ければ(宿題が全問正解ならば)その次の2ページは児童が自力で解けるはずです。

『まるいち算』はいよいよ章末問題です。
児童が現在学習中の「ニュートン算」が同書の最終章ですから、同書を履修完了する日は間近です。
順調に行けば来週には1冊終えることができるでしょう。

『アインストーンPrimary』は今週も「大問3」を学習します。
塾長がQED日誌の前回記事に書いたような「テスト」を実施します。
児童がそれに合格後、テキストに掲載されている(解法その2)(解法その1)の順に学習します。
(解法その2)では「つるかめ算」の解法が登場しますが、児童はまず「つるかめ算」の考え方(仮定と現実の差分の理由を考察して解くこと)を学び、そのうえで「内分点」との関連性をも学習します。

2021-03-07

QED進学塾の塾長~本日は第58回弥生賞

QED進学塾の塾長は毎週末にJRA(日本中央競馬会)の主催する競馬を楽しんでいます。
本日は第58回弥生賞の日です。

【塾長の予想】
2021年3月7日(日曜) 2回中山4日【win5】58
11R 15時45分 弥生賞GⅡ芝 2,000m 10頭
1着・・・10番シュネルマイスター
2着・・・05番ホウオウサンデー
3着・・・02番ダノンザキッド

【塾長の購入馬券】
3連単1点+3連複1点+ワイド(3頭box)3点=5点。
以上の500円です。


2021-03-06

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の数学・英語と来週の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の数学・英語と来週の学習予定です。

【中3数学】
来週、中3生は2級(平方根)に進級します。
1.加法・減法では無理数を文字のように扱って計算する。
2.乗法・除法では「さくらんぼ」(屋根の中の2個=外の1個)を活用する。
このように「加減」と「乗除」に分けて、平方根の四則混合計算を学習します。
時間に余裕があれば1級(1元2次方程式)へと進みます。
1級は、2次方程式の4つの解法、および4つの解法の使い分けを学習します。
4つの解法のうちのどれを用いれば2次方程式が最も簡便に解けるのかを、問題を見て瞬時に判断する方法を学びます。

【中3英語】
昨日中3生は『みるみるわかるステップ式英語』の第1章のまとめ問題の通称「ブラックページ」を学習しました。
同ページの全問を解くには時間が足りませんでしたが、残った問題は来週までの宿題です。
来週から中3生は新単元(第2章)を履修開始します。
まずは基本例文から学習します。
来週の中3生の学習目標は、肯定文・否定文・疑問文の書き換えが自在にできるようになることです。

【中1数学】
昨日中1生は、加減乗除の混合計算(四則混合)の見やすくて分かりやすい計算式の書き方を学びました。
計算順序を間違えるなどの「よくある失敗」は、この書き方を守っていれば防ぐことができるでしょう。
来週は、今週までの既習単元のまとめテストを実施します。

【中1英語】
昨日から中1生は『みるみるわかるステップ式英語』の最終ページに掲載されている「人称代名詞」を履修開始しました。
来週も引き続き同ページを学習します。
また、昨日中1生は英単語の発音と綴りの相関について詳しく学びました。
たとえばthは、上の歯と下の歯の間に舌先を入れて、その隙間から息を出しながら「す」「ず」と発音します。
上記の例は、中1生が昨日学習した中で最も難しい部類です。
来週は、もっと基本的なものを中心に丁寧に学習して行きます。

2021-03-05

QED進学塾の中3生・中1生~昨日の数英と本日の学習予定

QED進学塾の中3生・中1生の昨日の数学・英語と本日の学習予定です。

【中3数学】
昨日、中3生は、『計算の級別トレーニング』の3級(因数分解)を学習しました。
中3生が塾で3級を学ぶのは昨日が初日でしたが、中3生はなんと昨日1日で3級のA問題とB問題の計20問をすべて解き切ってしまいました。
お見事でした。
次は2級(平方根)、続いて1級(1元2次方程式)、そして最後に6級(2元1次連立方程式)の順に学習を進めて行く予定です。
本日、中3生と塾長で相談の上で2級の取り扱いや宿題などの細かいところを相談して決めます。

【中3英語】
今日は、中3生が現在学習中の『みるみるわかるステップ式英語』の「ブラックページ」の残りの問題を宿題にして、新しい単元を履修開始します。
まずは基本例文から学習です。

【中1数学】
昨日中1生は、加減乗除の混合計算(四則混合)を塾で初めて勉強しました。
今日はその続きで、見やすくて分かりやすい計算式の書き方を学習します。

【中1英語】
昨日中1生はフォニックスのテストで過去最高点の18点を取りました。
この調子なら満点の26点が取れる日は近そうです。
今日から中1生は『みるみるわかるステップ式英語』の最終ページに掲載されている「人称代名詞」を履修開始です。

2021-03-04

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

児童は国語の演習問題を2問解きました。
(1)不可逆。
逆にすることができない。→一度やってしまったら、もう元には戻せない。
(2)不可避。
避けることができない。→必ずぶち当たる。
児童は、前回の国語の授業で習ったことを生かして、(1)(2)の新出熟語の意味を推測することができました。

国語の授業後に、児童は算数の『コア』と『まるいち算』を勉強したいと言いました。
『コア』の学習単元は「角柱と円柱」で『まるいち算』の学習単元は「ニュートン算」です。
そのどちらもが児童のまだ解いたことのない問題だったので、児童は「今日勉強しないと宿題が解けないかもしれない。」と考えたようです。
自分が何をしなければならないのか、そしてそれが本当にできるのか、これらのことを児童は自分でよく考えているのです。
昨日は「角柱と円柱」と「ニュートン算」の問題を解くので手一杯で、当初学習予定の『アインストーンPrimary』の大問3までは手が回りませんでした。
しかしながら児童がせっかくこれまで積み上げてきた大問3に関する知識・技能にまったく触れないのはどうにも勿体ないと思った塾長は、同問題に関する口頭試問だけは昨日実施しました。

1.「割に」という言葉を用いて説明できるものを「割合」と言ったり「率」と言ったりする。
2.(「割合」や「率」は「混ぜて間になるもの」なので、内分点を求める)線分図の目盛りにとることができる。

児童は1.をほぼ完璧に答え、2.の(  )部分以外を答えることができました。
児童の理解がここまで進んできたということです。
来週の算数の目標は、児童が2.をすらすらと言えるようになることです。
欲を言えばですが、「平均が真ん中になるとは限らないが、〇:△の内分点には必ずなる。」ことまで児童の理解が深まれば言うことはありません。

2021-03-03

QED進学塾の小学5年生~本日の学習予定

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定です。

はじめに児童は国語の演習問題を2問解きます。
(1)不可逆。
(2)不可避。
この2つの言葉を説明する問題です。
「避ける」はまだ習っていない漢字かもしれません。
その場合は「避難」という熟語とセットで児童に覚えてもらう予定です。
「避」の字が書けずとも読める・意味が分かる、そこまでが今日の学習目標です。

続いて算数。
授業の冒頭に『アインストーンPrimary』適性検査型問題の大問3(解法その1=テキストには掲載されていない)の小テストを実施します。
その小テストでは、筆記試験と口頭試問を同時並行で行います。
児童が教えられた解法を覚えているだけなのか、それだけではなくその解法の意味をも正しく理解できているのか、それがはっきりするテストなのです。

そのあとで、同書に掲載されている同問題の(解法その3)を、続いて(解法その2)を学習します。
どちらの解法も他の問題への応用範囲の広い、重要な考え方を用いていますので、是非とも習得してほしいところです。

2021-03-02

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

児童は国語を3冊の教材にて家庭学習してきました。
その3冊は『読解はかせ社会編』『太郎と花子』『語句1000』です。
昨日の国語の授業では上記3冊を学習しました。
特に『語句1000』は丁寧に学習しました。
今週の国語の授業時間を30分以内にする予定だった塾長ですが、その倍の60分を要してしまいました。
それでも時間を投入した価値は十分にありました。
1.漢字1文字1文字の意味を知る。
2.1.をたし算して熟語の意味を知る。
児童がこの2ステップの漢字・熟語の学習法を覚えたからです。
不=ない(する・しない)。
可=することができる。
欠=欠かす。
不可欠=欠かすことができない。=どうしても必要。
このような国語の学習法を児童が当たり前のように実行してくれることを、言い換えればこれが児童の学習の習慣として定着化してくれることを、塾長は期待しているのです。
さらに言うならば、児童が学校・塾・家庭のどの場所で勉強するときにも、またどの教科を学習するときにも、2ステップの考察をする癖を身に着けてくれれば理想的だと塾長は考えるのです。
ひとつひとつの文字や言葉の意味をどれだけ丁寧に勉強できるかが、国語力を大きく左右する要素の一つであることは間違いありません。
しかも、国語力はすべての教科の成績を押し上げる原動力となるのですから、漢字・語句の勉強にぜひ注力してほしいものです。

国語を1時間勉強したのち、10分間の休憩をはさんで算数を20分間勉強しました。
児童は『アインストーンPrimary』適性検査型問題の大問3を、テキストに掲載されていない解き方(平均の速さを利用した解き方)で解きました。
児童は「×10/19」という数字をいきなり線分図に書き込んでいました。
それだけ家庭学習で何度も復習をした証拠でしょう。
塾長は「よく勉強しているね。」と児童を褒めました。
そのうえで塾長は「数字を覚えるよりももっと大切なことがある。」と言いました。
1問1問で変わる数字を覚えることよりも、いろいろな問題に応用できる「考え方」を覚え、それを言語化して人に説明できるまでに理解することが大切という意味です。

線分図の目盛りには「『みはじ』の『は』(速さ)を選ぶ。」
これを知ることは大切ですが、それだけでは単なるパターン学習の域を超えません。
児童は口頭試問において「速さが速い人は、時間が短い『割に』道のりが遠くまで行ける。」と塾長に説明することができました。
ここからさらにもう一歩進めて、【「割に」と言えるものは「割合」であり「率」あり線分図の目盛りにとることができる。】
ここまで理解を深めれば、食塩水の問題を線分図で解くときの「目盛り」が重量パーセント濃度であることが、当然のこととして納得できるようになるのです。
「濃度が濃い食塩水は、全体の質量が小さい割に食塩の質量が大きい。」と言えるからです。

目の前の問題を解くだけなら「目盛りは速さでいいんだよね。」と覚えればよいでしょう。
しかし、せっかく苦労して習得した解法を「速さ」の問題のみにしか適用できないのは勿体ないことです。
解法の意味を深く知り、それを言語化して表現できる子は、ひとつの考え方・解き方を種々の問題に適用する力、すなわち活用力・応用力を身に着けることができます。
と同時に、ひとつの問題を様々な角度から見つめて複数の解法を見つけることもできます。
あとは、頭に浮かんだ複数の解法の中から「最も簡単に解けるもの」や「誘導問題の趣旨に沿ったもの」を選択すればよいのです。

児童が「理屈を説明できる。」子になってほしいと塾長は常々思うのです。
そのことを主眼に日々の学習を積み重ねて行けば、パターン学習の反復だけでは決して得られない「真の学力」「血肉となった知識・技能」を得ることができると、塾長は考えています。

2021-03-01

QED進学塾の小学5年生~今週の学習予定

QED進学塾の小学5年生の今週の学習予定です。

先週に続いて今週も授業時間の配分を算数多めにします。
今週の国語の授業時間を30分以内にして、あとは全て算数に時間投入する予定です。
算数の授業の冒頭に『アインストーンPrimary』適性検査型問題の大問3の小テストを実施します。
これは、児童が先週学習したばかりの「表と線分図」のみで解く解法(解法その3)を習得できていることを確かめるためのテストです。

そのあとで同問題の(解法その3)を、続いて(解法その2)を学習します。
1.「もしこうだったら簡単」を仮定する。
2.しかし実際はそうではない。
3.1.と2.の違いの原因を突き止める。
このような3ステップで解く問題は数多くあります。
児童が今週学習する解法(つるかめ算)もその種の問題です。
仮定と現実の差異の理由の考察から問題の答えを導出するという思考法を、ぜひ児童が身に着けてほしいと塾長は思います。
その思考の過程を児童が自分の言葉で説明できるようになれば、今週の学習の目標は達成されたと言えるでしょう。