2021-03-18

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。
児童は、昨日の授業の最初の5分間だけ『語句1000』を学習しました。
「画期的」とその類義語の「革命的」を覚えました。
続いて、児童は『アインストーンPrimary 算数』の適性検査型問題の大問4番の「損益算」を学習しました。
同問題を学習中に、児童が「平均」の意味を忘れてしまっていることに塾長は気づきました。
そこで、早速「平均」をおさらいしました。
1.クラスの平均点・・・1人あたりの得点。
2.模試成績の直近5回の平均点・・・1回あたりの得点。
児童は、この2つの例から「平均」とは「単位量あたりの大きさ」の大きさであることを思い出しました。
「平均」とは「混ぜて間になるもの」です。
平均点が最高得点と最低得点の間になることは自明ですから。
ただし、2つのものを混ぜても平均がその中点になる保証はありません。
それが「加重平均」です。
児童は、「加重平均」を線分図の「内分点」で求める技を既に習得しています。
昨日の授業では「加重平均」という難しい言葉こそ使いませんでしたが、それを別の表現で理解することができた児童でした。
さらに、以上に述べたすべての内容と「つるかめ算」が同じ考え方で成り立っていることにも児童は納得することができました。

パターン学習の反復では断片的な知識しか身に着けられません。
そして、活用力を身に着けることもできません。
一方、「なぜそうなるのか。」を理解したうえで解法を身に着ける学習法では、児童が学習した多単元の連携が自ずと生まれます。
そして、本質的な学習の積み上げによって、児童の活用力はぐんぐん向上して行くのです。

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