2008-12-04

解法の技術④

……承前
Q.E.D.日誌: 解法の技術①
Q.E.D.日誌: 解法の技術②
Q.E.D.日誌: 解法の技術③

【問】
底面の半径2cm、母線5cmの円錐がある。
(1)側面積を求めよ。
(2)扇形の中心角を求めよ。
【解】
(1)底面積:側面積=2:5より
2×2×3.14×5/2=31.4cm2
(2)□:360度=2:5より
360×2/5=144度
上記の解法は逐一解く場合に比べて
数倍の速度があります。
ここまで速度差が大きいと教えないわけにはいきません。

以上、4編に渡って解法の技術の事例を挙げてみました。

2008-10-08

解法の技術③

……承前
Q.E.D.日誌: 解法の技術①
Q.E.D.日誌: 解法の技術②

円錐の側面:底面
①半径の比R:r
②面積の比R:r
③中心角の比r:R
まずは以上の関係を理解するところからスタートです。
既に文字式を習っている場合は文字式による証明を、
そうでない場合は数字による「実験」で納得してもらいます。
生徒の目線では、証明よりも実験が分かりやすいようですが。
生徒が①②③が正しいことを確認してから
いよいよその利用法(実戦問題)です。

以下、続編……
Q.E.D.日誌: 解法の技術④

2008-09-19

解法の技術②

……承前
Q.E.D.日誌: 解法の技術①

しかし試験時間には限りがあります。
①本義に忠実な解法
②受験算数特有の技術による解法
①と②の間に何倍もの時間の差が生じる場合は
②を教えざるを得ないのも実状です。
②を選択した実例をこれから
「円錐」を例にとって詳しく見ていくことにしましょう。

以下、続編……
Q.E.D.日誌: 解法の技術③
Q.E.D.日誌: 解法の技術④

解法の技術①

国私立中学受験クラスの算数から。
QED進学塾では中学受験に便利な「解法の技術」を
多用しないように心掛けています。
小手先の技術ばかり覚えて目先の点数を稼ぐことを覚えても
①他に応用が効かない
②本質を理解するのに妨げになる
③結果、真の学力が向上しない
弊害が大きいと考えているからです。

以下、続編……
Q.E.D.日誌: 解法の技術②
Q.E.D.日誌: 解法の技術③
Q.E.D.日誌: 解法の技術④

2008-09-18

読み・書き・そろばん

『計算の級別トレーニング』というテキストがあります。
無学年方式で計算の習熟度を確認するのにうってつけのテキストです。
数学・理科の基礎となるのは計算力。
しっかり基礎固めをしていきたいものです。

2008-09-17

学習の連続性

QED進学塾の時間割(国私立中学受験クラス)は
月・・・算数・国語
火・・・理科・社会
水・・・理科・社会
木・・・算数・国語
金・・・進度予定なし
火曜日と水曜日に連続して理科・社会を学習するのは
連続で学んだほうが理解度UPする単元が多いためです。
A→Bが密接に結びついている内容については
Aの記憶が新しいうちにBを学習するのが理想。
昨日・・・化学式
今日・・・化学反応式
の学習において
この利点がフルに発揮されました(*^.^*)
【金曜日についての補足説明】
①復習・・・積み残しの消化。
②予習・・・予習課題の補助説明。
③発展・・・実戦問題の解法。
詳細は『Q.E.D.日誌: 2学期始業

2008-09-15

背伸び

前回記事
Q.E.D.日誌: 理科・社会の学習法
に書いた金曜日の活用法のうち
①復習・・・積み残しの消化
に充当する機会が早速訪れました。
『いろいろな気体と水溶液』(理科)の「気体の性質」がなかなか覚えられなくて
積み残しとなってしまったからです。
原子量
H=1
O=16
C=12
N=14
を教えることで
空気より重い気体・軽い気体の分類ができるようになってくれました。
塾長「高校で勉強することなんだよ(^_-)-☆」
生徒「私ってもしかして天才?(●^o^●)」
と楽しそうでした。
上の学年の内容を発展学習として学ぶのではなく
覚えづらいもの・理解しづらいものの学習補助として活用するのは
時として大きな効果がありますね(*^_^*)

2008-09-10

理科・社会の学習法

QED進学塾では2学期から「カリキュラムなしの金曜日」を導入しました。
①復習・・・積み残しの消化。
②予習・・・予習課題の補助説明。
③発展・・・実戦問題の解法。
の3つに充当するためなのですが
特に②の効果が大きいようです。
先週の金曜日・・・今週学習する範囲(理科・社会)の簡単な説明
土日・・・自宅学習(予習課題=理科・社会)
本日・・・授業(理科・社会)
上記の流れで本日の授業に臨んでもらったのですが
授業の理解度・定着度が大幅UPでした。
今後も続けていかなくては(*^_^*)
【予習→授業→復習】が一般的な学習法で何ら問題はないのですが
【予習の予習→予習→授業】が理科・社会の学習に適しているのかもしれません。

2008-09-04

QED進学塾の庭

QED進学塾のすぐ近くに造園業者さんがいます。
川口は庭師さんの比較的多い地域であることが
ネット検索してみて分かりました。
7月に除草と砂利入れをお願いしてあったのですが
今日・明日の作業です。
お盆までは庭師さんの忙しい時期なので
「9月になってから」約束だったのです。
閑散期だけあって大幅値引きしてもらえました(*^.^*)
庭(駐輪場)の草刈りを夏休み前に行ったのですが
夏の雑草のたくましいことと言ったら・・・
2か月足らずのうちに驚くほどの成長です。
塾生の成長に負けまいと競い合って伸びているかのようですw
自転車を置く場所には各自の「お気に入りの場所」があるのですね。
いつも自転車が置かれている場所の草はあまり伸びていないのに
そうでない場所の草は伸び放題。
均一に伸びている状態よりも美観がよくないと思いました。
砂利入れ完了は明日になります。
完成が今から楽しみです。

2008-09-02

2学期始業

今日から2学期です。
生徒の顔から落胆の色が隠せないようです。
QED進学塾の授業は平常運転に戻ります。
国私立中学受験クラスは週5回の学習が続きますが
授業進度は3割減・宿題は5割減での減速運転(夏期講習比)になります。
今年から大きなカリキュラム変更をしました。
金曜日の予定を空にしたのです。
宿題(予習課題)がQED進学塾の授業を支える大きな力となっています。
宿題を5割減にすると授業進度を3割減にしても
毎授業での「積み残し」がわずかに発生します。
①復習・・・積み残しの消化。
②予習・・・予習課題の補助説明。
③発展・・・実戦問題の解法。
この3つのための金曜日です。

2008-08-30

夏期講習終了

7月21日(月)から6週間に渡って開講されたQED進学塾の夏期講習が
本日をもって終了しました。
国語・・・44ページ
算数・・・44ページ
理科・・・64ページ
社会・・・64ページ
計・・・216ページ
これだけの膨大な量を学習することができたのは
生徒が毎日の宿題(予習課題)を頑張ってくれたおかげです。
夏は受験の天王山。
大きな山を無事越えることができたように思います。
9月7日の対外模試で夏の成果を存分に発揮して欲しいです。
来週からは2学期。
国私立中学受験クラスはこのまま週5回の学習が続きます。
学校が始まると時間に余裕がなくなるので
①宿題をゼロに近づける。
②授業1回あたりの進度を小さくする。
無理のないペースで学習したいと思います。
ここから受験まで4か月以上の長丁場ですものね。

2008-08-29

算数(第11講)

QED進学塾の夏期講習第26日目。
本日は算数(国私立中学受験)第11講から「比の応用」です。
【問題】
Aの3倍とBの1.8倍が等しいときA:Bを求めなさい。
【解答】
①A×3=B×1.8
②A:B
=1.8:3
=3:5・・・答え
中堅校の過去問からの出題です。
②→①(比例式の解法)ができる子でも
①→②の発想が出てこなかったようです。
(だからこそ中堅校で出題されたのでしょうが)
授業の中で「逆もまた真」を取り上げる機会を増やし
このような発想が容易に出てくるようにしなくてはと感じました。

2008-08-28

理科(第15講)

QED進学塾の夏期講習第25日目。
本日は理科(国私立中学受験)第15項から「大地の変化(2)」です。
①P波 初期微動 8km/s
②S波 主要動 4km/s
③A地点 震源からの距離8km
④B地点 震源からの距離80km
「初期微動継続時間は震源からの距離に比例する」
ことを上記①~④の条件で計算して確認しました。
地震に関する計算問題の出題の見られない国私立中学受験ですが
具体的に計算してみるのがいちばん理解しやすかったようです。

2008-08-27

理科(第14講)

QED進学塾の夏期講習第24日目。
本日は理科(国私立中学受験)第14項から「大地の変化(1)」です。
【地層の新旧と変化の順番】
地層図を見て
堆積→しゅう曲→堆積→断層→不整合面
といった順番が分かるようになってくれました
少しずつ変わっていく地層の様子をアニメーションで表したのですが
みんなアニメ大好きなんですね(*^.^*)
堆積・しゅう曲・・・といった用語を覚えづらかった子も
アニメーションを見ながら再度覚えなおしてくれました。

2008-08-26

算数(第10講)

QED進学塾の夏期講習第23日目。
今日から夏期講習は第6週目に突入しました。
いよいよ最終週です。
本日は算数(国私立中学受験)第10講から「きまりを見つけて解く」です。
【問題】
1+3+5+・・・+95+97+99=□
【解答】
50番目の四角数なので
50×50=2500・・・答え
【別解】
等差数列の和なので
(1+99)×(50÷2)=2500・・・答え
生徒の支持を得たのは【別解】でした。
2つの解法とも使いこなせるに越したことはないのですが
より汎用性のある解法が支持されたのは
夏期講習で学習したことが身に付いている証です(*^.^*)

2008-08-24

最終週

7月21日に開幕したQED進学塾の夏期講習。
いよいよ明日から最終週(第6週)です。
夏休みの学習内容の総まとめとしての
【総合問題】を今、作成し終えたところです。
複数の単元にまたがっての「融合問題」は問題集にあるのですが
複数の教科にまたがっての問題はないので
塾長の手作りです。
9月7日には対外模試があります。
夏の学習成果が試されるとき。
今から楽しみで仕方ありません(*^.^*)

2008-08-21

小休止

当初予定では今日がQED進学塾の夏期講習23日目となるはずだったのですが
今日から明後日まで国私立中学受験クラスの臨時休講です。
テニスの合宿で出席者が激減してしまうので やむを得ずです。
月曜日には真っ黒に日焼けした顔に会えることでしょう(*^.^*)

2008-08-20

理科(第13講)

QED進学塾の夏期講習第22日目。
本日は理科(国私立中学受験)第13項から「天気の変化」です。
陸は海よりも温まりやすく冷めやすいこと(比熱が小さいこと)を
社会の時間に「甲府盆地」で説明したのですが
それをちゃんと覚えていてくれたようです。
①最低気温を6時、最高気温を14時として
陸・海それぞれの気温をグラフに描いてみる。
②2本のグラフの交点に印をつける。
以上の作業から
(1)海風
(2)陸風
(3)なぎ
を完全に理解してくれました。

2008-08-19

算数(第9講)

QED進学塾の夏期講習第21日目。
今日から夏期講習は第5週目に突入しました。
本日は算数(国私立中学受験)第9項から「いろいろな面積」です。
複雑な図形の面積を移動させて
より単純な図形の面積へと変換するにあたって
対称の軸を見つけると
より有利な移動のさせ方を発見しやすくなることを学習しました。

2008-08-16

理科(第12講)

QED進学塾の夏期講習第20日目。
無事第4週までを完了しました。
今日から理科(国私立中学受験・第12講)は
「気象」の学習に入りました。
①太陽高度・・・12時
②地温・・・13時
③気温・・・14時
に最高になることを
「太陽の熱が地面をあたためる。」
「地面の熱が空気をあたためる。」
と理解してくれました。

2008-08-15

算数(第8講)

QED進学塾の夏期講習第19日目。
今日は算数(国私立中学受験)第8項から
「回転体の表面積・体積」です。
【問題】
一辺4cmの正方形の上に
底辺・高さ・斜辺=4cm・3cm・5cmの直角三角形が乗っている。
直角三角形の短辺を軸として回転体の体積は□cm3です。
【略解】
底面の半径が4cm、高さ5cmの円柱に変形できるので
4×4×3.14×5=25.12cm3・・・答え
「柱=錐×3」のヒントだけで
高さ3cmの円錐を高さ1cmの円柱に変形するところに
生徒がよく気付いてくれました。

2008-08-14

社会(第11講)

QED進学塾の夏期講習第18日目。
今日は社会(国私立中学受験)第11項にて
「旧石器時代・奈良時代」を学習しました。
昨日で地理の学習が完了し今日から歴史です。
歴史の学習よりも「漢字の学習」が難題だったようです。
魏志倭人伝・邪馬台国・隋・・・・
たしかに難しい漢字がたくさん登場します。
【百済】
①くだら
②ペクチェ
③ヒャクサイ
「②ペクチェ」はカタカナで書いてもよいと言うと
生徒の圧倒的な支持を得ました。

2008-08-13

理科(第10講)

QED進学塾の夏期講習第17日目。
今日は理科(国私立中学受験)第10項にて「ヒトのからだ(2)」を学習しました。
動脈=キレイな血
静脈=汚れた血
との誤認があった生徒が複数いました。
東京駅に近づく=上り
心臓に近づく=静脈
が理解しやすかったようです(*^.^*)

2008-08-12

算数(第7講)

QED進学塾の夏期講習第16日目。
今日から夏期講習第4週目に突入しました。
国私立中学受験の算数から。
【問題】
マッチ棒が100本あります。
正方形を横につなげていくと□個の正方形ができます。
【解答】
100-1=99
99÷3=33
答え・・・33個
最初の正方形・・・マッチが4本必要。
2個目以降の正方形・・・正方形を1個増やすのにマッチが3本必要。
最初の正方形を未完成にしておく=「1本隠し持っておく」
という表現が生徒のお気に入りでした(*^.^*)

2008-08-09

算数(第6.5講)

QED進学塾の夏期講習第15日目。
夏期講習の第3週目を無事終えることができました。
今日は理科・社会(国私立中学受験)の学習日。
理科・・・ヒトのからだ(1)
社会・・・中国・四国地方
でした。
理科・社会の授業が思いの外、早く終わったので
昨日時間切れで解説できなかった以下の問題をやることに。
【問題文】(要約)
1000円で買い物できるのは、最大□円(税抜き)までです。
(消費税率5%、1円未満切り捨て)
①【問題集の解答】
1000÷1.05=952.3…
953×1.05=1000.65(買える)
954×1.05=1001.7(買えない)
答え・・・953円
②【塾長の解答】
1001÷1.05=953.3…
答え・・・953円
塾長の予想では②が圧倒的に支持を受けると思っていましたが・・・
生徒の支持は①②がちょうど半々でした。
①の支持理由を聞いてみると
「実験して確かめられるから安心(●^o^●)」
との答えが返ってきました。
自然科学の基礎は「実験」ですものね(*^.^*)

2008-08-08

算数(第6講)

QED進学塾の夏期講習第14日目。
今日は算数(国私立中学受験)第6講で学習した問題の中から
「中実方陣」を取り上げます。
【問題】
1辺が□個の中実方陣を作ろうとしたところ8個足りなかったので
1辺を1個少なくしたら17個余った。
【解答】
17+8=25
25÷2=12あまり1
12+1=13
答え=13個
1番目の式を考えるのに
「もし不足しなかったら」
と仮定する発想が難しかったようです。
①不足があるとわかりにくい
②ならば「ぴったり」にしてみよう
考えやすいように問題を書き換える力
すなわち【数文数訳の力】を養っていきたいと思います。

2008-08-07

理科(第8講)

QED進学塾の夏期講習第13日目。
今日は理科(国私立中学受験)第8項にて「生物と環境」を学習しました。
生徒「温室効果ガスって二酸化炭素だけなの?」
温室効果ガスの説明はどのテキストを見ても
『二酸化炭素など』
としか書かれていないので
そんな質問が出てくるのも自然なことかもしれません。
塾長「H2O,CO2,NH3・・・があるけど
 人間の努力次第で減らせるのはCO2だけだから
 CO2が問題になってるのね。」
疑問を持つ→疑問が解消される
この工程を経ると理解度・定着度が大幅にUPします(*^.^*)

2008-08-06

社会(第7講)

QED進学塾の夏期講習の第3週目。
国私立中学受験クラスの社会は「中部地方」に入りました。
今日はその中から記述問題を1問取り上げてみたいと思います。
【問】
北陸地方で大雪が降るのはなぜですか。
「季節風」「対馬海流」の2語を使って説明しなさい。
【解答例】
対馬海流の上を通って湿った季節風が、
山に当たって上昇し雪雲ができるから。
上記の解答例ではピンとこない子が多かったので
補足説明を加えているうちに
気団・飽和水蒸気量・断熱膨張・・・・と
理科の授業になってしまいました。
子どもたちは嬉しそうでした。
授業の脱線を大歓迎するのは今も昔も変わらないようですね。
理科で気象を学習するのはもう少し先のことになりますが
子どもの興味関心の向いている「今」がチャンスと思い、
そのまま「理科」の授業を続行しました。
総合的学力を養うには教科の枠を超えた授業が必要なのかもしれません。

2008-08-05

3週目

QED進学塾の夏期講習は今日から3週目に突入しました。
夏期講習中の時間割(国私立中学受験)は
月・・・国語・算数
火・・・理科・社会
水・・・理科・社会
木・・・国語・算数
金・・・理科・社会
のようになっており
夏休みから学習のスタートした理科・社会の時間を
多く設けてあります。
50分の授業で
理科・・・3ページ
社会・・・4ページ
のハイペースで学習。
しかし予習をしっかりして来てくれるので
消化不良を起こすことなくここまでの2週間を終えることができました。
自学自習に適したテキストを選んでよかったと思います。

2008-08-02

社会(第6講)

QED進学塾の夏期講習は今日が10日目。
国私立中学受験の社会(第6講)では「関東地方」について学習しました。
・ベッドタウン
・ヒートアイランド
・パーク&ライド
英語をまだ学習していないためか
カタカナ言葉の意味が分からなかったようです。
言葉の意味を少し説明しただけですぐに理解してくれたのは
埼玉県川口市がまさにベッドタウンだからでしょうか。
『鋳物のまち=川口市』を知らなかった子もいて
「おお!(川口は鋳物で)有名なんだ!!」
と嬉しそうでした(*^.^*)

2008-08-01

算数(第4講)

本日はQED進学塾の夏期講習の第9日目でした。
国私立中学受験生は算数の時間に「平均の速さ」を学習しました。
【問題】
行きの速さ・・・時速20km
帰りの速さ・・・時速30km
平均の速さ・・・時速□km
【解き方1】
みちのりを片道1kmとすると
①行きにかかった時間
=1÷20=1/20時間
②帰りにかかった時間
=1÷30=1/30時間
③往復にかかった時間
=①+②=1/12時間
④往復の道のり
=1×2=2km
⑤平均の速さ
=④÷③=24km/時・・・答え
【解き方2】
みちのりを片道60kmとすると
(∵20と30の最小公倍数は60だから)
①行きにかかった時間
=60÷20=3時間
②帰りにかかった時間
=60÷30=2時間
③往復にかかった時間
=①+②=5時間
④往復の道のり
=60×2=120km
⑤平均の速さ
=④÷③=24km/時・・・答え
【解き方3】
20と30を2:3に分ける点=24km/時・・・答え
解き方1→2→3の順に
考え方が難しくなっていきますが
計算は楽になっていきます。
生徒の支持を集めたのは【解き方2】でした(*^.^*)

2008-07-31

理科(第5講)

本日、QED進学塾の夏期講習(理科・社会)は5日目でした。
理科は第5講「植物のつくりとはたらき」をもって植物の学習を終了。
明日は国語・算数の学習日なので
明後日から「動物のからだと生活」に入ります。
植物の学習においても「カラー図解」が理解を容易にするのに大活躍してくれました。
文字よりも絵がダイレクトに頭に入って行くようです。
①言語で説明した上で→補助として図解を利用する。
②何の説明もなくまず絵を見せる→補足説明をする。
②を多用したほうが理解しやすいようです。

2008-07-30

社会(第4講)

本日のQED進学塾の夏期講習。
社会の第4講=「日本の工業」を学習しました。
1.自動車工場の作業について
図解入りの穴埋め問題が出題されていました。
2.中京工業地帯のページには細かい業種別の棒グラフが載っていて
「機械」の占める割合が66.4%と群を抜いています。
上記1.2.から連想されるのはトヨタしかないのですが
テキストに具体的な企業名を載せるのはタブーなのか
会社名の記述は一切ありませんでした。
トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・スバル・・・・・
メーカー名を出しまくりの授業でした。
そのほうが断然分かりやすいですものね(*^.^*)

2008-07-29

国語(第3講)

今日は類義語・対義語について学習しました。
QED進学塾では普段の漢字の学習から類義語・対義語をいっしょに覚えていきます。
そのため授業の理解度は非常に高かったです(●^o^●)
「いっしょに覚える」ことのメリットは
①まとめて覚えることにより語彙が増える。
②連想記憶術のように覚えやすくなる。
③類義語・対義語に強くなる。
①②が本来の狙いで③は副次効果です。

2008-07-26

理科(第3講)

今日は光合成について学習しました。
二酸化炭素,水→(光のエネルギー)→でんぷん,酸素
CO2,H2O→(光のエネルギー)→CH2O,O2
注)でんぷん(C6H10O5)nはCH2Oと略しました
化学式は私立中学受験の範囲外なのに授業で取り扱ったのは
言葉だけよりも化学式を併記したほうが
光合成の仕組みをより理解しやすくなるからです。
家庭科の授業(三大栄養素)で習った「炭水化物」という言葉を
覚えてくれている生徒が多数いたおかげで
「CH2O」をすんなりと受け入れてくれました(*^.^*)

2008-07-25

算数(第2講)

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13・・・・
430は上から□段目・左から□列目です。
「6個ずつ箱に入れると何箱できて何個あまる」
という考え方で解いてもらいました。
10÷6=1あまり4
→2段目(=1+1)・4列目
のような具体例が特に分かりやすかったようです(*^.^*)

2008-07-24

理科(第2講)

本日の授業から理科の第2回目「植物の芽生え」を取り上げます。
「柿は双子葉類なのに有胚乳種子」
この一文を繰り返し音読して覚えてもらいました。
上記のように 『なのに』を含む文を作って
それを覚えてもらうのは塾長の常套手段です。
この一文から
①双子葉類は通常、無胚乳種子であること
②単子葉類は通常、有胚乳種子であること
③柿は双子葉類であること
④柿は例外則にあたること
を知ることができるのですね(^_-)-☆

2008-07-23

社会(第1講)

QEDでは本日から理科・社会の授業が開始されました。
その中から社会の第一回目「日本のすがた」を取り上げてみましょう。
【キーワード】
・リアス式海岸
・扇状地
・デルタ(三角州)
・三日月湖
・カルデラ
・カルスト
・フェーン現象
どれも理科(地学)と深い関連のある事項です。
理科の時間と見紛うような授業でした。
三日月湖の説明には同心円(算数)を利用してみたりw
中学受験が2科目受験から4教科受験へとシフトしているのは
総合的学力と入学後の伸びを求めてのことです。
その「総合的」を地で行くような授業。
①理解しやすくなる。
②理解が深まる。
③他教科を含めての復習にもなる。
④話が繋がる→面白い(興味関心)
いいことづくめです。
生徒が楽しそうだったのが一番ですが(*^.^*)

2008-07-22

夏期講習開幕

本日よりQEDの夏期講習がスタートしました。
川口の進学塾・学習塾の中には先週末から夏期講習開始のところもありますが
QEDでは7/18(金)19(土)20(日)の3日間を「夏期講習予習期間」としたため
本日からの夏期講習となりました。
夏期講習テキストは
国語・算数・・・・春から使用中のテキストを継続使用。
理科・社会・・・・E社のテキストを使用。
(夏期講習から理科・社会の授業開始)
6月末に出来上がったばかりのE社のテキストは
教材の完成度が抜群でした。
特に「自学自習のしやすさ」において他を圧倒していました。
Q.E.D.日誌: 4教科受験の私立中学校
に詳細を記述しましたが
「過去の実績」への信頼が裏切られることはありませんでした。
QEDの授業は
①宿題(予習課題)
②授業の冒頭に①の予習テスト。
③できなかったところを解説→演習。
④復習テスト。
という形式で行われます。
自学自習のしやすさは予習のしやすさに直結するので
テキスト選定の際の最重要項目となっています。
予習→各自が学習テーマを持って授業に臨むのと
ただ漫然と塾に来るのとでは
授業の効果に雲泥の差があります。
「夏は受験の天王山」
言い古された言葉ですがまさにそのとおりです。
中でも夏期講習の重要性が最も大きいのは
夏~受験までの期間が最も短い受験生=中学受験生です。
というわけでその「中学受験生」について
実際に授業で行われたテーマを一つ取り上げて
ここに連載していきたいと思います。
【本日の学習】方陣算
中実方陣・中空方陣について。
実際に作図して、法則性を見つけてもらいました。
原始的な手法ですが
①公式のできるまでの過程がよく分かる。
②理解が深まる。
③万一公式を忘れても簡単に作れるようになる。
④そしてなにより「楽しめる」
「好きこそものの上手」と言いますが
楽しみながら身につけたものが一番強いと思います。

2008-06-07

夏期講習近し

あと一月半で夏期講習です。
本日2,000枚の夏期講習生募集チラシが届きました。
月曜日の13時に広告業者が来塾、
チラシを撒くタイミング・回数・範囲等々の作戦会議のためです。
今年の夏こそ満席(9名)にしたいものです。
大人数の集団授業を行う大手進学塾で行われる予備校ばりの授業。
1:1または1:2の個別学習塾で行われる家庭教師に近い授業。
どちらも一長一短があります。
集団の力は大きいです。
なるべく大人数で切磋琢磨しながら学力を伸ばしていきたい
のはやまやまなのですが
QED進学塾が一クラス9名までとしているのは
一人ひとりの生徒に教師の目が行き届く限界の人数が
9名という考えだからです。
(習熟度別3段階×3名ずつ=9名)

2008-05-02

私立中学受験~4教科受験教材

先週お伝えしたとおり私立中学受験は4教科受験が主流となってきています。
川口の各進学塾・学習塾においても対応教材の選定に頭を悩ましているところ、
もちろんQEDとて例外ではありません。
いちばんの問題は教材出版社の教材開発が追い付いていないこと。
ここ2年での4教科受験の私立中学校の急増が原因です。
塾長が理科・社会の中学受験対策教材のサンプルを
十数種類とり寄せて穴のあくほど熟読してみても
「これで行ける!」と実感できる教材がありません。
過去の実績からは概ね
①E社の塾専用教材
②他社の塾専用教材
③一般の市販教材
の順に教材の完成度が高いです。
そのE社から来月、新刊が出ます。
中学受験用の理科・社会の教材です。
教材の開発・製作段階で助言を求められた際に
内容を見ることができたのですが
期待に違わぬ出来となりそうです(*^.^*)
 予定通り6月中にE社が新刊発行
→7月からの夏期講習に間にあう
が理想なのですが
既刊の他社教材を保険に確保してあります。

2008-04-26

4教科受験の私立中学校

中学受験の教科数。
国語・算数の2教科から国語・算数・理科・社会の4教科への
科目増を行う私立中学校がここ2年で急増しています。
各私立中学校の受験担当の先生にその理由を聞いてみたところ
「総合的な学力」「入学後の伸び」という単語が
示し合わせたように返ってきました。
ニュートン算のような特殊算の習得に時間を費やすよりも
もっと基本的・本質的な学習に力を入れたい塾長としても
歓迎すべき流れであると考えています。
国語の時間に算数で学習したことを例に挙げて説明したり
逆に算数の時間に・・・
という授業は以前から意図的に行ってきましたが
4教科受験が主流となったことで
より総合的学習を意図した授業がしやすくなりました。
生徒にとってもより有機的な知識・理解のために
科目増が追い風となることと思います。
たとえば溶解度(理科)を学習する際に
環境問題(社会)の学習も、
さらにその具体的な計算に食塩水(算数)が生かされたり(*^.^*)
「学ぶ喜び」を実感して欲しいものです。

2008-04-19

夏の準備

夏休みなんてまだまだと思っていたのに
気付くとあと3か月後に迫っています。
今日は朝から夏期講習生募集ハガキの原稿を書きました。
原案をすでに作っていたこともあってか珍しく(笑)筆の滑りがよく、
初校入稿から校正、そして校了まで1日で進むことができました\(^o^)/
1.今月中に葉書2,000枚が到着
2.5月上旬に第1回の配布
3.6月中旬に第2回の配布
上記のような無理のないスケジュールを組むには
今週がタイムリミットだったのかもしれません。
子供にとって「無理のないスケジュール」で夏期講習を組んで
夏休みはい~っぱい遊んでもらいたいものです(*^.^*)

2008-04-10

中学受験

6年生になったMちゃんが「中学受験したい」と言ってきました。
公立中学か私立中学か。
どちらかに偏った誘導は一切していませんでした。
選択を「本人に任せる」ことで親御さんも塾も一致していたからです。
つい10日前に11歳になったばかりのMちゃんなのに
自分で行きたい中学校をみつけてくるなんて(●^o^●)
「今時の若い者は」という慣用句は悪い意味で使われることが多いのですが
今の子のほうがしっかりしていると思うこともしばしばです。

2008-03-26

生徒が問題作成

5年生の算数で生徒に問題を作ってもらいました。
とても楽しそうでした(●^o^●)
問題作成といっても1から作るのではなく
問題集の1問をひな形にしての問題作成です。
「ノート1冊5000円」とかありえない答えにならないように
調整しながら作るのが楽しかったそうです(*^.^*)
問題作成の過程をトレースすることにより
「仕組み」をよく理解できたようです。
発展問題のページもすらすら解けていました(●^o^●)
迷路を逆から辿るのは禁じ手なのですが
算数・数学・理科では有効な手段となります。
ぜひお試しあれ(^_-)-☆

2008-02-26

ながら勉強

授業中に小声で話しかけてくる子がいます。
「今日学校でね・・・・」
話しかけてくるのは決まって問題演習中。
でも話してる最中も鉛筆はカリカリ動いています。
単純な計算など頭を使わなくても勝手に手が動く場面で
ふっと気を抜いたょぅに「お話」モードになるみたいですw
「ながら勉強は集中力が付かないからダメ」と言われてるけど・・・
計算はいつも合ってるし、
頭を使うところでは急に静かになって集中力UPしてるし、
この子なりの緩急の付け方なのだろうと思っています。
みなさんは学生時代にどんな「ながら勉強」してましたか(*^.^*)
【保護者様より】
ながら族って言葉があった時代に学生だった私ですが
もっぱらラジオ聞きながらって言うのが多かったですね。

2008-02-18

川口第3教室~学習塾と進学塾(下)

「進学塾」とはいえQEDは予備校的なピリピリした雰囲気とは無縁(*^.^*)
学校補習が中心の「学習塾」よりものんびりしています。
マッサージを受けているときに聞いた話が
しっかりと記憶に刻まれた経験をもつ人は多いと思います。
リラックスしている状態のほうが覚えがよいのですね(*^.^*)
ぜひマスターして欲しい入試頻出事項を
「余裕のある人は覚えてね(^_-)-☆」
と言うのは常套手段です。
◆ 関連記事 ◆
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(上)
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(中)

2008-02-17

川口第3教室~学習塾と進学塾(中)

結局、『Q.E.D.進学塾 川口校』と命名しました。
①最新かつ正確な受験情報が入手できる。
(∵出版社との連絡を密に取っている)
②塾長の前職が予備校講師(物理)
③塾長が問題作成者(数検・問題集他)
進路指導・受験指導を前面に出す意味で
名称に『進学塾』を選択しました。
◆ 関連記事 ◆
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(上)
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(下)

川口第3教室~学習塾と進学塾(上)

川口の教室がQEDの3教室目になります。
第3教室を命名する際に『QED進学塾』とするか
『QED学習塾』とするかについて迷ったものです。
【学習塾】
「進学塾」よりも一般的。
受験から学校補習まで幅広く対応している。
生徒の学力は様々。
【進学塾】
「学習塾」より数が少ない。
受験指導に特化している。
生徒の学力は上位。
上記のようなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
◆ 関連記事 ◆
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(中)
Q.E.D.日誌 川口第3教室~学習塾と進学塾(下)

2008-02-07

積雪

今も雪がちらついています。
積もる心配はなさそうです。
日曜の大雪のときカーポートの屋根が雪の重みで潰れないように
補強の支柱を設置しました。
今週末も雪予報(>_<)
当分の間、支柱は外せそうにありません。
公立高校入試直前の大切な時期だけに
通塾の足に影響が出ないことを祈るばかりです。

2008-01-31

お誕生日\(^o^)/

今日は塾長のお誕生日(*^.^*)
塾生は1年1年、ものすごい速度で成長しています。
成長速度ではとても生徒には敵わないけれど
ゆっくりでもいいから着実に成長を続けて行きたいと。
毎年その思いを強くさせられる日です。
牛の歩みよし遅くとも。

2008-01-14

研修会

本日18時過ぎに温泉から帰ってきましたぁ(^o^)丿
疲れて眠ってしまい起きたのは22時でした^^;
年に1度だけしか会えない顔がたくさん。
塾の先生と学校の先生が一堂に会して
本音を語り合う機会はそうそうあるものではありません。
雪を見るのも年に1度だけ。
雪見酒はいいものですね(*^.^*)
帰りに那須高原SAで食べたロースが大変おいしく、
ごはん大盛りにして更におかわりまでしてしまいました(●^o^●)

2008-01-04

本日帰京\(^o^)/

南国宮崎から本日、東京に帰ってきたぉ(^o^)丿
羽田に降り立つとかなり寒く感じたのよね。
宮崎で栄養を付けすぎちゃったかも(>_<)
長距離輸送で少しは体が絞れてくれたらょぃなぁ(*^.^*)
いつもどおりに授業をして。。。
日常が帰って来たという実感があってほっとしてるところぉ(*^_^*)