2023-07-31

QED進学塾の塾長~8月からフィットネスクラブ(セカンドジム)に新入会

QED進学塾の塾長は、8月からフィットネスクラブ(セカンドジム)に新入会しました。
新ジムは24時間オープンです。
今まで以上に時間の融通が利きます。
これが入会の目的です。

メインのジムは今までと変わりません。
卓球専門のジムと合わせて、これで3つ目ということになります。
ですが、もうこれ以上増やすことはありません(笑)
塾長の体は一つしかないですものね。

塾長のメインジムと、そのジムの系列店とが、同じ日に休館日になることが年に約3回ほどあります。
そうすると、塾長はどちらのお風呂にも入ることができません。
そんな日に塾長は、仕方なく自宅のシャワーを使っていました。

これからは、新ジムのシャワーが使えます。
ちなみに、新ジムにはお風呂がありません。
卓球専門のジムもシャワーのみです。
というわけで、お風呂のあるメインジムの地位は不動です。

2023-07-30

QED進学塾の中学2年生(U)~今週より復塾

QED進学塾の中学2年生のUくんが今週より復塾します。
復塾おめでとう。
塾長は『QED日誌』の7月22日の記事に、Uくんの数英について既に書いていますが、今日は理科についてです。

Uくんに覚えてほしい呪文があります。
(1)水兵 リーベ ぼくの船。=原子番号1番から10番まで。
(2)名前ある シップス クラークか。=原子番号11番から20番まで。
この2行をUくんの8月の1回目の授業(復帰初戦)の前に諳んじて来てほしいのです。

と言うのは、Uくんと同じ授業時間帯には、高校2年生のSくんと中学1年生のEくんとがいて、
両名が理科(化学)を学習するときに、その傍らでUくんにも化学の授業を聴講してほしいからです。
その際に、Uくんが周期表の原子番号1番から20番までを知っていると、授業内容が理解できます。

Uくんが復帰する8月は週1回(120分)の通塾です。
その貴重な1回を最大限に活用するために、打てる手は全て打ちたいと塾長は考えています。
そして、授業前の準備(予習や持ってくるものなど)を十分に行うことは、100%好手となります。
最初の一手は、前述の(1)(2)の2行をUくんが覚えてくることです。
2行覚えるのが難しければ、1行だけでもかまいません。
いずれにしても、初手は「(1)」です。
Uくんが家で予習をして「これから勉強するぞ!」と言う気持ちで、復帰初戦の授業に臨んでくれることを塾長は願っています。

2023-07-29

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の国語・数学

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の国語・数学です。

【国語】
前回授業でEくんは、形容詞と形容動詞の活用「かろ・かっ・く・う・い・い・けれ」「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」を学習しました。
それを受けて、今回授業でEくんは「6つの活用形」を学びました。

今回授業で「ない・う・よう」「ます・た・だ・て・で・、(てん)」「。(まる)」「とき」「ば」「命令」がそれぞれ「未然形」「連用形」「終止形」「連体形」「仮定形」「命令形」に該当することを学んだEくんは、直ぐにそれを前回授業の形容詞・形容動詞に当てはめて、「ぴったり合ってる!」と感動した様子でした。

用言の活用は、形容詞と形容動詞が各1種類ずつ+動詞が5種類=計7種類あります。
次回以降の授業で、Eくんは動詞の5種類の判別方法を先に学び、そののち5種類を1種類ずつ学んでいく予定です。
反復学習効果と分散学習効果とをフル活用して、Eくんの文法力を養って行きたいと塾長は考えています。
いっしょに少しずつ学んで行きましょう。

【数学】
Eくんは、分数式と比例式とを学習しました。
両式の「ななめ」は、
1.かけざん。
2.入れ替え。
3.両方同時。
の3つが自由自在にできることを、
Eくんは数字を当てはめて実験し、その正しさを確認しました。

次回の数学の授業で、Eくんは「たて」と「よこ」についても学習します。
そして、Eくんは「方程式」を、上記の「ななめ」「たて」「よこ」の性質を利用して解く勉強をします。
これらを駆使することによって、計算が一気に楽になって、計算の速度と正確さがともに大幅向上するので、ぜひともこれを身に着けてほしいところです。
毎日の家庭学習で類題を「1日1問」解いて、知識・技能の完全定着を図りましょう。

2023-07-28

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の算数・国語

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の算数・国語です。

【算数】
今回Yくんは、百分率に挑戦しました。

1.今回のおやつが、かしわ餅とおはぎで、どちらも「75%引き」だったこと。
2.前回Yくんが学習した「分数の定義」を、今回Yくんが覚えていなかったこと。
3.Yくんが「25mプール」(25の倍数)を忘れていたこと。
以上を踏まえて、塾長は今回のYくんの授業を組み立てました。

Yくんは、初めて履修する「1.」の「%」の導入と、習ったばかりの「2.」のおさらいと、ずっと前に習った3.の復習と、この3つを兼ねて勉強しました。
Yくんは、大苦戦していましたが、それでも進んだり戻ったりを繰り返しながら、最終的には「1.」「2.」「3.」を全て身に着けることに成功しました。
とてもとてもよく頑張りました。

【国語】
Yくんは、約1時間の算数の学習で、体力・知力を使い果たしたのではないかというくらい疲れていました。
そこで、おやつブレイクを挟んだのちに、塾長が「Yくんが今いちばんやりたい勉強をしていいよ。」と言うと、Yくんは迷わず「読書感想文」と返しました。
というわけで、2時間目は国語です。

Yくんは、「あ、○○を書き忘れた!」とか「今度は××を書き忘れてる><」とか言いながら、感想文を何度も書き直しています。
そこで、塾長は、

(1)思いついたことを羅列する。
(箇条書きでも何でも自分の書きやすい方法で)

(2)上記(1)をナンバリングする。
(自分の書きやすい順番で)

(3)最終調整をする。
((1)の追加や削除、(2)の入れ替えなどを行う)

以上のような、感想文の書き方を教えました。
この書き方は、作文や説明文など、感想文以外の文章を書く際にも応用が利きます。
Yくんがぜひ身に着けてほしい技のひとつです。

Yくんは、技の使い方を理解することができました。
あとは熟練度を上げるのみです。
実際に文章を書きながら上達して行ってほしいものです。

2023-07-27

QED進学塾の中学1年生(E)~学校提出物と提出日

QED進学塾の中学1年生のEくんをお迎えに来たお母さまと塾長とでプチ面談をしました。
議題はEくんの学校成績(1学期の通知表の5段階評定)についてでした。
Eくんは、2学期の数学の評定を1学期のそれよりも「1」上げることを第1目標に掲げています。
数学以外の4教科(理科・英語・国語・社会科)の成績を上げるのは、第2目標です。
そんな話をしていると、お母さまの口より「学校提出物」と「提出日」の2つのキーワードが出てきました。
どうやらEくんは、1学期の定期試験前の学校提出物を、その締め切り日に間に合うように提出できていない教科があったようなのです。

それを知った塾長は即応でEくんにこう言いました。
「学校提出物を塾に持ってきてね。」
「提出日に間に合うように塾でスケジュール管理をするよ。」
「家で提出物を仕上げよう。」
「でも自力では無理な問題もあるから、そこは塾で聞いてね。」

今現在、Eくんは家で毎日5教科の家庭学習を欠かさず行っています。
学習習慣の定着ぶりが素晴らしいです。
そして、Eくんは家庭学習で生じた疑問点を塾で質問しています。
せっかくの良い習慣ですから、これを学校提出物にも生かしましょう。
きっと無理なく期限内に提出物を仕上げることができますよ。

提出物一覧表は、定期試験のテスト範囲表と一体になっています。
学校で同表が配布されたら直ぐ塾に持ってきてください。
各教科の提出日に合わせた学習計画を塾長と一緒に練りましょう。

2023-07-26

QED進学塾の中学1年生(E)~英文法と国文法との複合学習

QED進学塾の中学1年生のEくんの英文法と国文法との複合学習です。

今回Eくんは、家庭学習にて『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク) 中1国語』の文法問題を解いて登塾してきました。
その問題は、
A. 動作を表すもの。
B. 様子を表すもの。
C. A.B.のどちらでもないもの。
の3種類に単語を分類(品詞分類)しなさいという問題でした。

Eくんは、A.が英語の「述語動詞V」だと直ぐに気づき、そこから国語の「動詞」であることを理解することができました。
Eくんは、B.の品詞が2つあることに気づきませんでした。
そこで、塾長が、終止形が「い。」である形容詞と、終止形が「だ。」で連体形が「なとき、」である形容動詞との説明をすると、Eくんはこれを以前に習ったことを思い出してくれました。
Eくんが既習事項と気づいただけでも立派なものです。

ここから、Eくんは、流れるように次々と文法事項を整理して行きます。
前述の「動詞」「形容詞」「形容動詞」が国語の「用言」(活用のある自立語)であること。
英語には「形容動詞」がないこと。
英語の「用言」が「動詞」「形容詞」「副詞」であること。
英語の「副詞」が「連用修飾語」であること。
国語の「副詞」も「連用修飾語」であることは英語と同じだけれども、
国語の「副詞」には英語と違って活用がないため、用言ではないこと。
英語の「形容詞」が「連体修飾語」であること。
国語の「形容詞」はそうとは限らないこと。(連体修飾語にも述語にもなれる)

実は、上記に羅列した英文法と国文法は、Eくんの既習事項なのです。
しかしながら、これらを一度習っただけで覚えられる生徒はごく少数派ですから、Eくんが折に触れて機会あるごとに何度も何度も学び直しながら、やがてその全貌を完全掌握できる日が、そう遠からずやってくることを塾長は信じて根気強く教えているところです。

また、Eくんは、同じことを繰り返し教えることを塾長が厭わないと知っています。
だからこそ、Eくんは何度でも質問できるのです。
もし、塾長が「そこは何度も教えたのに、また同じことを聞いて・・・」などと一瞬でも思うことがあれば、その気持ちはたちどころにEくんに伝わり、質問しづらくなってしまうことでしょう。
20年前の塾長は、残念ながらそうでした。
今は「また同じ質問・・・」などとは露ほどにも思いません。
塾長も成長しているのだなあと自画自賛しています(笑)

生徒は、日々成長しています。
塾長は、その成長力の強さを授業ごとに感じて、生徒からエネルギーをもらっています。
そして、そのエネルギーを塾長自身の成長の原動力にさせてもらっています。
塾長は、生徒とともに一生成長し続けるつもりです。
その気持ちがあるから毎日楽しく授業ができているのかもしれません。

2023-07-25

QED進学塾の高校2年生(S)~2回目の化学基礎

QED進学塾の高校2年生のSくんは、塾で化学基礎を履修開始したばかりで、今回が2回目の授業でした。
今回Sくんは、塩基性酸化物を学習しました。
(金属の酸化物は一般に塩基性酸化物)

酸化マグネシウムMgO
酸化銀Ag2O
酸化アルミニウムAl2O3

Sくんは、マグネシウム・銀・アルミニウムの3つの金属が酸素と化合する反応で上記のような酸化物が生じるのですが、化合する原子数に違いがある理由を知ることができました。
次回の授業では、この3つの酸化物をもっともっと掘り下げて学習します。
塾長は、Sくんの授業進度の最大値を、化学反応式の原子に関する等式の作り方に設定しています。
Sくんは、この等式の手前で「構造式」の作り方を学びます。
塾長は、Sくんが化学の原理原則をひとつひとつ丁寧に学んでくれることを、その結果として暗記に頼らずとも自分で何でも「作れる」ようになってくれることを、切に願っています。
これから一緒に頑張って行きましょう。

2023-07-24

QED進学塾の中学2年生(U)~早ければ今週に復帰

QED進学塾の中学2年生のUくんが8月より塾に復帰する旨を、塾長は一昨日の『QED日誌』の記事に掲載しました。
その件につきまして先ほどUくんのお母さまよりメールがあり、早ければ今週から復帰となる可能性が出てきました。
塾長は早くUくんの顔が見たい気持ちでいっぱいです。
Uくんは今週の授業を無料で受講できます。
わずか1日2時間の無料受講ですが、塾長からのささやかな復帰祝いです。
実は、もうひとつお祝いを用意しているのですがそれが何かはまだ秘密、Uくんが登塾してからのお楽しみです。

塾長のお楽しみがもうひとつあります。
Uくんの1学期の通知表です。
通知表は、Uくんの夏期講習会の学習内容を左右する重要な資料です。

先日スーパーマーケットでお買い物をしていた塾長が、同店でたまたまUくんのお母さまにお会いして、その際にUくんの1学期の期末試験の数学の計算問題についての情報を提供していただきました。
その情報と通知表と簡単な口頭試問と、塾長はこの3つを参考資料としてUくんの夏期講習会の学習計画を練る予定です。

2023-07-23

QED進学塾の中学1年生(E)~1学期の通知表

QED進学塾の中学1年生のEくんが1学期の通知表を塾に持参してくれました。
塾長の予想通りとても優秀な成績でした。
大変良く頑張りました。
ただひとつだけ、塾長の想定していたよりも数学の評定が低かったことが残念でした。
その原因として考えられるのが、定期試験の計算問題での失点です。
夏休みの数学は、照準を計算問題の1点に絞って集中的に学習したいところです。
具体的には、
1.1学期の定期テストの計算問題の解き直し。
2.『計算の級別トレーニング 』にて1.の類題を毎日演習。
3.『計算の級別トレーニング 』にて方程式(8級)のH問題まで挑戦。
の3つを頑張りましょう。
上記の1.と2.が1学期の復習、3.が1学期の予習です。
勉強も遊びも充実の夏にしたいものですね。
いっしょに頑張って行きましょう。

2023-07-22

QED進学塾の中学2年生(U)~8月より復帰

QED進学塾の中学2年生のYくんが8月より復帰します。
Yくんは、病気のため一時的に休塾していたのですが、無事復帰が決まって何よりです。
埼玉県高校入試まであと1年半以上あります。
じっくりと腰を据えて勉学に励みましょう。
まずは週に1回の通塾から、学習のリズムを取り戻すことに全力投球です。
Yくんの塾での学習時間が週2時間に限定されるため、あれもこれもと手を広げ過ぎてはYくんが消化不良を起こしてしまいます。
なので、ターゲットを英数に絞り込んで、さらに言うなら英文法と計算に絞り込んで、Yくんの学習を進めて行きたいと塾長は考えています。
何も英数を均等に学習する必然性はなく、例えば「計算9割+英文法1割」のような極端なシフトを敷いてもよいでしょう。
避けるべきは「週1回の通塾では得るものが少なかった。」という事態であり、それより「得たものが明確化」できるほうが遥かに勝っています。
たとえば「計算力だけは十分に身に着けることができた。」など、自信満々で言える事柄が一つでもあれば大成功です。
英数のどの部分に照準を合わせるかは、Yくんの8月の最初の登塾日に塾長とよく話し合って決めたいと思います。
何はともあれ、復帰おめでとう!

2023-07-21

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の英語

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の英語です。

塾長が「今日は何を勉強したい?」と尋ねると、Eくんは「英語。」と即答しました。
そして、間髪を入れず『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク)中1英語 』の「when」がテーマとなっているページを開きました。
塾長が「いつもEくんは今日塾で何を勉強するか考えて登塾してきているの?」ともう一つ質問すると、Eくんはこれまた即答で「はい。」
Eくんの学習意欲も目的意識も本当に素晴らしいです。
学校の通知表の成績の7割は定期試験の成績で決まりますが、残りの3割は提出物や学習への取り組み方(授業態度や発表など)です。
試験成績も提出物も学習姿勢も優良なEくんが、次回登塾日に持ってきてくれる通知表の1学期の成績を、今から楽しみにしている塾長です。

話を英語に戻します。
今回Eくんは、2時間の授業時間のすべてを英語に投入しました。

1.普通文。(肯定文・平叙文)
2.疑問詞のない疑問文。
3.疑問詞のある疑問文。
4.疑問詞のある疑問文の答え。

Eくんは、まず疑問詞の「what」について上記のような順番でひとつひとつ学習を進めました。
このとき、Eくんは「3.疑問詞のある疑問文。」の主語Sが「this」でも「that」でも、「4.疑問詞のある疑問文の答え。」の主語Sは「it」であることを知りました。

次にEくんは、先ほどの「what」の英作文を見ながら、「what」と完全一致する手順にて疑問詞の「when」についても英作文しました。
Eくんは、1.から4.までの手順を2回繰り返したことによって、「疑問詞」のみならず「英語の学び方」を学ぶことができました。

さらに、Eくんは、「what」の疑問文の答えの主語Sの「it」と、「when」の疑問文の答えの主語Sの「it」との違いをも勉強しました。
前者の「it」が本主語(「それは」と訳すit)なのに対して、後者の「it」は仮主語(「それは」と訳すさないt)であることを知ったのです。
そして、仮主語の「it」は、「天気」と「とき」で用いられることを学びました。

Eくんがここまで詳細に学んだからこそ、たった2つの疑問詞の学習に2時間を要したのです。
この2時間に全部で6つの疑問詞(5w1h)を詰め込み学習するよりも、ターゲットを2つに絞って集中的に学習したほうが、Eくんの得るものははるかに多かったのではないでしょうか。

(1)2つの疑問詞を徹底的に学ぶ。
(2)残りの4つの疑問詞を覚える。
(3)上記の(2)覚えた4つに、(1)の2つで学んだ法則を適用することに挑戦する。
(4)上記の(3)で上手くいかなかったところを修正する。
(5)最終的に「5w1h」のすべてを駆使できるようになる。

Eくんが以上のようなステップを踏んで疑問詞を学習すれば、Eくんの英語の学力が飛躍的に向上すること間違いなしです。
そして、Eくんは、このようなステップの刻み方を学ぶことにより、疑問詞以外のほかの単元の学び方をも学ぶことができるでしょう。

2023-07-20

QED進学塾の新時間割~試運転を経て決定

QED進学塾の新時間割が決定しました。
早速来週から同時間割の施行です。
と言っても、既に今週中に試運転を済ませてありますので、うまく行くことは保証済みです。
以前塾長が『QED日誌』の記事に掲載したとおり、新時間割は夏期講習期間中のみならず2学期以降も継続して適用されます。

「異学年交流は何故か上手く行く。」
これは、浦安市の中学校の元教頭先生で、退職後に同市内で塾を開校した、E澤先生の言葉です。
塾長もこれに異論はありません。
特に、高2生のSくんと中1生のEくんにおいては、塾長の経験則からマッチングが上手く行く絵しか浮かびませんでした。
そこで、塾長は、今週の試運転で同組み合わせを試したわけですが、案の定というか、予想以上に両名の相性が良く、時間割の改編をして本当に良かったと思っています。

案ずるより産むが易し。
良さそうだと思ったことは、即実行に移すのが塾長のポリシーです。
実際にやってみて上手く行かなければ、またもとに戻せばいいだけなのですから、ずっとくよくよ考え続けていて動き出さないのは損だと思うからです。

ただし、世の中には「不可逆反応」というものがあり、一歩踏み出してしまえばもう後戻りできないこともあります。
生卵を茹で卵にすることはできても、その逆はできないように。
(これを「タンパク質の変性」と言います。)
そんなときだけは、いつも積極的に動くのが当たり前の塾長でも慎重にならざるを得ません。

続報です。
新時間割決定の翌日に、中2生のYくんの復帰が決まりました。
Yくんが新時間割のどこにフィットするのか、はたまた別枠での復帰となるのか、どちらになるのかは未定ですが、今はただYくんの復帰をお祝いしたい気持ちでいっぱいの塾長です。

2023-07-19

QED進学塾の平日授業~時間割を大幅改編

QED進学塾の平日授業の時間割を大幅改編します。
今週から塾生2名の通塾回数が、それぞれ週に1回ずつ増えたことによる改編です。
今ちょうど夏休みという生活のリズムの大きく変わる時期ですから、このタイミングでの改編がベストと塾長は判断しました。
なお、土曜授業に変更はありません。
塾長は、両名の通塾しやすい曜日と時間帯を概ね把握していますが、これから30分単位での微調整を行います。
せっかく両名の時間割を編成し直すのですから、両名にとってこれ以上ないほどぴったりのものを作りたいですから。
もちろん、2名の中2生にも十分配慮したうえでの改編であることは言うまでもありません。
今回作成する新たな時間割は、夏期講習会限定ではなく、2学期以降も継続します。
部活動等の関係で2学期からの時間割が夏期講習会でのそれよりも30分程度遅くなることはあり得ますが、がらっと変わることはありません。
約3か月後には2学期中間試験が実施されます。
まずはそこを目標に新時間割で一緒に頑張って行きましょう。

2023-07-18

QED進学塾の中学1年生(E)~夏期講習会の予定(続編)

QED日誌の7月15日の記事の続編です。

同日の記事に塾長は、Eくんが原子の周期表を覚えている最中である旨を書き記しました。
今ちょうど高校2年生のSくんが「化学基礎」と「化学」を先週から履修開始したばかりというジャストミートのタイミングですので、今週中に塾長は時間割の調整をします。
それは、EくんとSくんが机を並べて勉強する時間を作るための調整です。
少なくとも週に1日、できることならば週に2日、両名が同席する時間割を組みたいところです。
中1生と高2生とでは4学年も離れています。
しかしながら、両名が同じ時間に勉強することのメリットはことのほか大きいと塾長は考えています。

門前の小僧、習わぬ経を読む。
Eくんにとっては、両名が同席する授業が「習わぬ経」を知らず知らずのうちに習得してしまう絶好機となるでしょう。
たとえば、Eくんが先週勉強したばかりの空気。
空気5Lを窒素が4Lと酸素が1Lの混合気体であると考えます。
塾長は、Eくんに空気の平均分子量の計算を教えます。
その解法のひとつとして、高2数学で習う「内分点の公式」も教えます。
もちろん、中1のEくんに高2の数学をそのまま教えて理解できるはずもありませんから、塾長は「内分点の公式」を小学校の算数のレベルまで落とし込んで授業解説します。
これならば、Eくんが同問題を無理なく解くことができます。
Eくんは、小6の算数の復習と、今まさに学校で習っている空気の学習と、高1の「化学基礎」の分子量の計算の予習と、高2の数学の「内分点」の予習と、この4つを同時に学びます。

一方、Sくんは、自分が今高校で習っている数学や化学の問題が、実は非常に基礎的な知識で(最も学年が低いものでは小6の算数で)説明ができることを知り、これまで難しく見えていたものが一気に易しく見えてきて、視界がくっきりと明るくかつ視野も広くなることでしょう。
化学の計算問題には、公式がたくさん登場します。
しかしながら、塾長はそれらの公式の9割を教えていません。

試験問題で与えられている数値を、試験前に覚えた公式に代入して解く、常日頃からそんな勉強法をしている高校生のなんと多いことか。
試験問題の作成者は、そのことを良く知っていて、ただ丸暗記した公式に数値代入しただけでは解けない問題を狙って出題してきます。
ただひたすらに公式を覚える勉強を繰り返している生徒は、そんな出題者の罠に自ら嵌りに行っているようなものです。

公式に頼らず、原理原則を知って問題を解くこと、その道具として易しい中学数学や小学算数を用いて解くこと、これが化学の計算問題の最短・最速にして最も確実な解法であることを、塾長は両名に教えるつもりです。
つまり、塾長が「中1のEくんにも分かるように」組み立てる授業は、Sくんにとっても「目から鱗」の授業となることでしょう。

さて、『QED日誌』のこの記事のタイトルに『夏期講習会』とありますが、塾長は2学期以降も同様の学習を続けたいと考えています。
塾長は、短期集中学習が悪いとは言いませんが、やはり「継続は力なり」が学習の基本だと思うからです。

2023-07-17

QED進学塾の高校2年生(S)~「化学基礎」と「化学」の新教材が到着

QED進学塾の高校2年生のSくん「化学基礎」と「化学」の新教材が塾に届きました。


これからSくんは、この2冊を履修開始します。
実は、1.のテキストの問題を1問だけ、Sくんはすでに先週解いています。
Sくんが解いたのは「大学入試問題」で、同書の中では最も難しい部類の問題なのですが、それでもSくんが授業説明を聞いて同問題を理解できたことが、Sくんが『高校新演習』シリーズのテキストを発注する決め手になったと、塾長はそのように考えています。

おそらく、Sくんは前々から「化学基礎」と「化学」を勉強しようと思っていたのでしょう。
そのことは、Sくんが先週の日曜日の英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会の準2級の2次試験(面接試験)を終えてすぐのタイミングで、「化学基礎」と「化学」の教材を発注してほしいと言い出したことから推測できます。

このように、Sくんは自分が「何を勉強したいのか」をはっきり言えて、勉強したいことを「いつやるのか」の判断も正確にできる子なのです。
それに対して塾長は、「当意即妙」の返しをすることに全力投球するのみです。

ところで、Sくんは今週から、すなわち夏期講習会から毎週の通塾回数を「+1回」増やします。
そして、それは夏休みに限ったことではなく、2学期以降も継続します。
やる気十分のSくんです。
Sくんが学習意欲を高値安定に保ち続け、その結果として学力も伸長し続けてくれることを、塾長は期待せずにはいられません。
Sくんは現在高校2年生ですが、Sくんの兄と同様に「AO入試」にて大学を受験する予定です。
埼玉県のU大学のような試験日程の早い大学では、8月から「AO入試」がスタートすることを考えると、この夏が「大学入試1年前」ということになります。
Sくんが1年後に大輪の花を咲かせることができるよう、これからも一緒に頑張って行きましょう。

2023-07-16

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の国語・算数

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の国語・算数です。

【国語】
いつも大量の漢字の宿題を抱えているYくんは、塾に来ると直ぐに漢字ドリルの勉強を始めます。
Yくんの「少しでも片付けなくちゃ。」という気持ちが塾長に伝わってくるほど、Yくんは高い集中力を保ったままハイペースで漢字を書き続けます。
そのペースが鈍化し始めたころを狙って、塾長は「休憩にしようか。」と声を掛けます。
休憩後、塾長はYくんが勉強した漢字を教材にして授業をします。
Yくんは、その漢字を使った熟語で漢字ドリルに掲載されているものをもっと詳細に学習したり、掲載されていないもので頻出の熟語を別途学習したり、そうすることで文字力(漢字)と語彙力(語句)とを同時に鍛えるのです。
国語や英語はYくんの好きな教科ということもあり、学習内容の吸収力が素晴らしいです。
文字力と語彙力は国語学習の両輪で、どちらも欠くことができません。
Yくんが漢字・語句を継続的に学習して、国語力を伸長させ続けてくれることを、塾長は期待しています。

【算数】
今回Yくんは、分数のたし算・ひき算の計算問題を1問だけ解きました。
分子・分母・通分・約分・真分数・仮分数・帯分数・分数の分解・約数と倍数など、非常に多くの用語とその意味・活用法を、Yくんはひとつひとつ丁寧に学びました。
そのため、たった1問の計算にノート6ページを費やしました。
これでいいのです。
用語を理解していれば、学校の先生の授業を聞いて何を説明されているのかよく分かります。
用語を知っていれば、解放の手順を組み立てることができます。
たとえば、「これは分母の異なる分数のたし算だから、まずは『通分』しよう。」「分数のかけ算だから、約分が先で掛け算は後回し。」など、解き方の道筋を「言語」で考えることができるのです。
実際、Yくんは「言葉」が出てこなくて、どうやって解き進めればよいのか分からなくなってしまうことが多々あります。
そこを補強するだけで、Yくんの計算力が飛躍的に向上することは間違いありません。
というわけで、今回の宿題は「今回の授業と同じ問題を自力で説明できるように練習してくること。」です。
毎日家庭学習して「説明の達人」になってくださいね。

ところで、今回授業で塾長がどうしても気になったことがあります。
それは、Yくんが19を約分しようとして考え込んでいたこと。
19は素数なので約分のしようがないのですが、塾長の懸念は「Yくんが素数を知らないこと」ではありません。
それよりも「Yくんが19を『九九にない数』と認識していないこと」が問題なのです。
塾長のお手製の『九九カード』は、逆引き(カードの表の「24」を見て、裏の「さんぱにじゅうし」「はっさんにじゅうし」「しろくにじゅうし」「ろくしにじゅうし」が言えること)を目標に作られたものです。
この訓練を積んだ児童・生徒は「九九にある数」に敏感になります。
裏を返せば、「九九にない数」にも気づきやすくなるということです。

「九九カード」は、児童・生徒が毎日家庭学習することを前提に作成されています。
もしYくんがそうできていないのであれば、
1.夏休み中ずっと「九九カード」を塾に持参してもらって、
2.Yくんがその使い方・練習のし方を詳しく学び、
3.Yくんの毎日の家庭学習に「九九カード」をレギュラー化する。
この作戦で行きたいと塾長は考えています。
「この夏休みに『九九カード』の達人になった!」
そんな成功体験は、必ずYくんの財産になります。
充実した夏にして行きましょう。

2023-07-15

QED進学塾の中学1年生(E)~夏期講習会の予定

QED進学塾の中学1年生のEくんの夏期講習会の予定です。

もうすぐ夏休みです。
塾長は、塾生たちの通知表が今から楽しみで仕方ありません。
来週の終業式が待ち遠しいです。
今日は塾長が毎日通っているフィットネスクラブの休館日でした。
そのため、塾長は同系列店の他店舗に行ってきました。
お肉をおなかいっぱい食べた塾長が、多店舗の乗り慣れない体重計で測ったところ、非常に縁起の良い数字でした。
なんと55.55kg!
塾生の成績も「5」ばっかりだったらいいのになあ。
そんな反実仮想を思わずしてしまった塾長でした。

オール5はさすがに高望みしすぎですが、塾長は塾生の1学期成績に期待しています。
そして、2学期成績にさらなる期待が持てるよう、夏期講習会を実りあるものにしたいと意気込んでいます。
と言っても、Eくんをびっちり勉強漬けにするつもりはありません。
ささやかながら、来週からEくんの通塾回数が週に1回だけ増えます。
それでも効果は絶大です。
夏休みは6週間あるので2時間×6週=12時間、これだけ勉強時間が増えるのですから。
夏休みに勉強することは、基本的には通常授業と変わりありません。
ですが、増えた12時間の授業時間のうちの半分くらい、すなわち6時間程度をEくんが今力を入れて勉強している理科に充当しようと、塾長は計画中です。

「水兵 リーベ ぼくの船。」
「名前ある シップス クラークか。」
これは原子の周期表の1番から20番までを覚えるための呪文です。
既にEくんは、この呪文をすらすら言えます。
よって、Eくんの家庭学習の次なる学習目標は、この呪文を原子記号に変換することです。
塾では、Eくんが家で覚えてきた原子記号を用いて理科の授業を展開して行きます。
夏休みは学校授業の進行が止まっているわけですから、家庭学習と塾の授業との好循環だけを意識して勉強を進めることのできる絶好機なのです。
1学期の復習に、2学期の予習に、さらにはもっと先を見据えた先行投資に、長い長い夏休みをフル活用して行きましょう。

2023-07-14

QED進学塾の新教室~授業見学の第1号は中1のIくん

QED進学塾の新教室の授業見学の第1号は中1のIくんでした。
記念すべき「初」授業見学です。
塾長は、Iくんに「見学だけじゃなくて授業参加(体験授業)してもいいよ。」と勧めたのですが、Iくんが見学を希望していたのでその意に沿って授業を進めました。
Iくんが見学したのは、同学年の在塾生のEくんの授業でした。
同学年の両名は、学校の授業進度も似たり寄ったりです。
そのため、見学には適していたのではないでしょうか。

しかしながら、Eくんは学校では習わないことを塾で習っていたりします。
(高校2年生が「化学」で習う「結合手」の考え方を、中1のEくんが既に習っているなど)
つまり、塾の授業進度が相当に早い単元も一部にはあるということです。
これを見学していたIくんが「それは何の話?」と疑問に思うところも、さぞ多かったのではと塾長は推察しています。
Iくんが「自分はついて行けそうにない。」とあきらめてしまわないか、そのことを塾長は懸念しています。

1.このような「先行投資」は、QED進学塾の特長のひとつである。
2.授業進度はひとりひとりの塾生に合わせるので、無理に「先行」させることは決してない。
このことをIくんが理解してくれて、安心してQED進学塾の門戸を敲いてくれることを、塾長は期待しています。

2023-07-13

QED進学塾の高校2年生(S)~大学入試問題に挑戦

QED進学塾の高校2年生のSくんは、今週の日曜日に英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会の準2級の2次試験(面接試験)を受験したばかりです。
もちろん塾長は合格を期待していますが、Sくんは「落ちたかもしれない。」と弱気です。
果報は寝て待て。
今からじたばたしても試験結果は変わりませんから、静かに吉報を待ちたいところです。

先週までは塾の授業時間のすべてを英検対策に投入してきましたが、今週からSくんはどうしたいのか塾長が訪ねたところ、Sくんは即答で理科と答えました。
どうやら最初からそのつもりで登塾してきた様子です。

現在Sくんは学校で「化学」を履修中です。
高2で「化学」を学ぶには、高1で「化学基礎」を履修済みであることが条件です。
Sくんは「化学」の授業について行けなくて困っているそうです。
そして、その原因が「化学基礎」の学習が不十分なことにあると、Sくんは自己分析しています。
さらに、Sくんは苦手克服のために「化学基礎」と「化学」の問題集が欲しいと言いました。
そこで、塾長は教室の蔵書の中から『高校新演習 スタンダード 化学基礎』をSくんに見せました。
Sくんは同書を気に入ったようで、早速塾長は同書と『高校新演習 スタンダード 化学』との計2冊を発注しました。
この2冊が塾に到着するのは、来週のSくんの授業日に十分間に合います。

さて、今回Sくんは『高校新演習 スタンダード 化学基礎』のP92の問題2の「入試問題演習」を学習しました。
塾長は、同問題が酸化還元反応を学ぶのに最適な良問であると判断して、Sくんの同書の履修開始の第1問目にこれを選んだのです。
Sくんは、たった1問の大学入試問題を2時間の授業時間を全投入して学習しました。
大学入試問題の中には、基礎・基本の知識・技能を複数組み合わせることによって解ける問題があり、そのような問題は一般に「良問」と言われます。
今回Sくんは、1問の「良問」から非常にたくさんの(2時間分の)基礎知識を学ぶことができたのです。

2H2O+2K → 2KOH+H2
(水+カリウム→水酸化カリウム+水素)

大学入試問題は、上記の「水」が酸化剤か還元剤かを問う問題でした。
それなのに、塾長は「水」には目もくれず、「カリウム」に注目することで、この問題を30秒で解く解法を教えました。

1.最短で30秒。
2.これ以上ないほどに基礎から詳しく学べば2時間。
両者の時間は、240倍も違います。

塾長は、Sくんがこの1.2.の両方の勉強をしてほしいと考えています。
なぜならば、基礎知識も受験技術もその両方を学んでほしいと思うからです。
それは、スポーツの強豪校と言われる学校が、基本練習と対外試合の両方とも手を抜かないのと同様です。

2023-07-12

QED進学塾の中1生の授業見学~今週中に実施

QED進学塾の中1生の授業の見学のお申し込みが昨日ありました。
そして、早速今週実施することとなりました。
中1生の授業を中1生が見学して、なおかつ授業内容も記憶に新しい単元を学習しますので、見学だけでは物足りなく感じてしまうやもしれません。
そのときは、体験授業に切り替えればよいのです。

囲碁の世界には、岡目八目という言葉があります。
岡目とは傍観者(観戦者)のことで、八目とは8手先まで読めるという意味です。
つまり、真剣に対局している2名よりも、それを傍らで眺めている観戦者のほうが、手がよく読めるというのです。
観戦者は落ち着いて俯瞰的に盤面全体を見渡せるわけですから、熱くなっている対局者よりも手が見えたとしても何ら不思議ありません。

今週初めて塾の門戸を敲く中1生が、
1.最初から最後まで授業見学に徹するもよし、
2.気が向いたら途中参戦(授業参加・体験授業)するもよし、
3.あるいは登塾して直ぐに参戦するもよし、
自らの心の趣くままに方針を決定してくれれば幸いです。

それでは、来塾をお待ちしています。

2023-07-11

QED進学塾の新教室~明日で移転から3週間

QED進学塾の新教室の開校記念日は、2023年6月21日の水曜日です。
明日で移転から3週間が経過します。
昨日はダスキンさんの力を借りて(3回目)、新教室のお掃除と整理整頓を行いました。
これでようやくピカピカかつスッキリの新教室が完成です。
思い切った断捨離で、大量の廃棄物が出ました。
大半は一般ごみとして捨てることが可能でしたが、サイズオーバーのため粗大ごみとしての回収を市役所にお願いせざるを得ないものが一部ありました。
その粗大ごみも14日の金曜日には片付きます。
これにて一件落着です。

昨日、ダスキンさんが教室を後にしたのちに間髪を入れず、塾長はニトリにお買い物に行きました。
そして、ゼミテーブル(長机)を1台購入しました。
同机は、たて×よこ×高さ=60㎝×140㎝×70㎝で、黒板(チョークレスボード)直下のデッドスペースを有効活用するのにピッタリのサイズです。

また、同机はラップトップコンピューター(ノートパソコン)を置くのにもいいサイズで、使い勝手がよさそうです。
パソコンは、英語学習で大活躍してくれます。
weblio辞書で調べ物をしたり発音を聞いたり、英検のリスニングの練習をしたり、youtubeで「イングリッシュおさる」氏の動画を見たり、活用の幅が広いのです。

昨日の作業で新たに225L(45Lのごみ袋で5つ分)の一般ごみが発生しました。
幸いなことに、今日は一般ごみの回収日です。
ゴミ捨て場には、
「前日の夜や回収後にごみを出さないでください。」
「当日の朝8時半までにごみを出してください。」
と書かれた掲示板が設置してあります。

あと25分ほどで4時です。
そして、4時はもう朝です。
ということで、塾長は4時になるのを待ってごみ出しをしてきます。

2023-07-10

QED進学塾の体験授業~高校2年生のIくんが三角関数を

QED進学塾の体験授業を行います。
早ければ今週中に、遅くとも来週には実施予定です。
塾長は、この3年間ずっと週2回のペースで、パーソナルトレーナーのI先生に筋トレの指導をお願いしています。

そのI先生のご子息のIくんが現在高校2年生で、学校で数学2の「三角関数」を履修中です。
I先生が言うには「Iくんが同単元でつまずいてしまっている。」とのこと。
それを聞いた塾長は、早速体験授業を実施することを提案し、Iくんの時間さえ合えば今週中に来塾することが決まったわけです。

ということで、既に塾長はIくんの体験授業の導入部分についての授業案を考えてあります。

1.単位円(中心が原点で半径が1である円)の方程式「x2+y2=1」がどうしてこの式になるのかの「ピタゴラスの定理」による証明。
2.アルファベットの小文字の筆記体の書き方。
3.英単語のrightが持つ複数の意味。
4.数学で直角を表す記号。
5.上記4つの合わせ技。
6.三角関数の式:y-y1=a・sin(1/b)(θ-θ1)
7.上記6.のグラフ。

このうち5.までは、1時間ほどで到達できると塾長は計算しています。
そして、この5つについてのIくんの習熟度を塾長が注意深く観察しながら、上記6.7.を学習するかどうかを決めるつもりです。

ところで、Iくんは2人兄弟の下の子です。
塾長は、フィットネスクラブで上の子に何度も会っていますが、下の子は今回が初対面です。
いったいどんな子なのか、今から楽しみで仕方のない塾長です。

2023-07-09

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の国語・算数

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の国語・算数です。

【国語】
今回Yくんは、今学校で習っている漢字を学習しました。
Yくんの通う学校では、漢字の宿題が大量に出題されます。
そして、そのことがYくんにとって大きな負担となっているようです。
だからなのでしょうか、今回Yくんは登塾すると直ぐに宿題を机上に出して漢字を書き始めました。

ものすごい集中力で漢字を書いていたYくんですが、10分くらいで疲れてきてしまいました。
Yくんの筆の進みが遅くなる分だけ、Yくんの意識は隣の中1生のEくんの授業へと向きます。
Eくんの授業で「三銃士」という単語が登場したとき、Yくんがそれに反応しました。
ちょうど「武士」の「士」を書いていたタイミングでした。

「異学年交流は、なぜかうまく行くことが多い。それは学習面でも心理面でも。」
これは、浦安の中学校の元教頭先生の言葉です。
同先生が「なぜか」と言っているように、理由はよく分からないけれども、経験則上それは正しいということなのでしょう。
そして、小学5年生のYくんと中学1年生のEくんとが机を並べて勉強している時間は、いつも「とてもうまく行く」時間です。
Yくんがにこにこしながら勉強しているのですから間違いありません。

【算数】
Yくんは、分数のたし算・ひき算を学習中です。
今回Yくんは「1問を徹底的に」勉強しました。
その1問とは、
1.最初に通分が必要で、
2.そののちに訳文も必要で、
3.最後に「1分の」(いちぶんの)、あるいは「/1」(わるいち)を整数に直す。
という、ステップ数の多い難問でした。

Yくんは、これに加えてさらに、
4.たし算の暗算のコツ
をも合わせて学びました。
頭から煙を出しながら(笑)

この1問を解き終えたYくんは、実に清々しい表情をしていました。
マラソンを完走したランナーのように、疲れと満足感とを同時に表現していました。

「ただひたすら計算量をこなす」ことも、計算力を向上させる有効な手段のひとつでしょう。
塾長は、このことを否定するわけではありません。
ですが、そんな修行僧のようなことを実行できる子が、いったいどれほどいるのでしょうか。
もしいたとしても、それを長期間持続できる子は極めてまれでしょう。

1.1問でもいいから、途中式のすべてを納得できるまで丁寧に解く。
2.類題を5問だけ解いてみる。
3.満点ならば合格。
これでいいのです。

とはいえ、なかなか正答率100%とは行かない子も多いです。
それを生徒が「悔しい」と思えばしめたもの。
その子は「もっと練習しよう。」と思って、演習量が自然と増えて行きます。
これが成績向上の近道です。
そうなるまでに時間がかかることもありますが、長い目で見ると結局は近道になっているのです。

塾長が生徒に大量の計算問題を宿題で押し付けたところで、生徒がそれをやってくる可能性は限りなく低いです。
もしやってきたとしても、無理やりやらされている勉強が長続きするわけもなく、短期間で終わってしまいます。
また、無理にやらされているだけの勉強は、頭に入りません。

急がば回れ。
生徒にとって無理のないところから始めて、生徒に欲が出てくるに連れて学習量が増え、その学習が「やらされている」勉強でなく「自ら進んでやる」勉強だから頭に入る。
その結果、学力と成績が向上する。
そうすれば、ますます意欲がわいてもっと勉強する。

この好循環は、塾長が宮崎に帰省する飛行機のようなものです。
乗るまでに時間がかかったとしても、結局早く目的地に着くのは空路です。
勉強の旅は長旅です。
これからYくんの勉強は小学校で2年間、中学入学から大学卒業まで10年間、計12年間も続きます。
ですから、今のうちに「飛行機の乗り方」を学んでおくことが最もお得なのです。

勉強という字は「勉め強いる」(つとめしいる)と書きます。
いやなことを無理やり頑張るという意味です。
ですが無理は長続きしません。
勉強が大変な中にも、如何に「楽しさ」を見出せるかが長続きのコツ、ひいては学力向上のコツであると塾長は考えます。

【授業後】
塾長は、Eくんのお迎えに来たお母さまと5分ほどお話をしました。
その間、Yくんは近くをにこにこしながら動き回っていました。
もし塾がYくんにとって嫌な場所ならば、一刻も早く立ち去ろうとするわけですから、Yくんは通塾に「楽しさ」を感じてくれているのではないかと、塾長は好意的に判断しました。
楽しく通塾して、家に帰っても毎日の家庭学習(大量の宿題ではない)を頑張って、それで学力が伸びない道理がありません。
塾に来る日も来ない日も勉強を頑張って行きましょう。

2023-07-08

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の英語と次回の数学(2/2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

【英語】
beV=第2文型SVC。Cが「ないとき」第1文型SV。
一般V=第3文型SVO。Oが「ないとき」第1文型SV。

Eくんは、前回授業で習った上記の2行を家庭学習で覚えてから登塾してきました。
しかも、どんな場合に「ないとき」となるのか、その判別方法までも理解していました。
本当によく頑張っています。

英語の授業の前日に、塾長は市役所に行ってきました。
そのとき、案内板の地図に「You are here.」と記されているのを発見しました。
直訳すると「あなたはここにいます。」
意訳すると「現在地。」

早速塾長は、この文を英語の授業の例文に用いました。
第2文型SVCでは、C=Sの関係が成り立ちます。
たとえば、He is Tom.ならば 、Tom=Heです。

ところが、前述の例文では、here=Youではありません。
つまり、C=Sの関係が成り立たないのです。
そもそも、Cは存在しないのです。
よって、同例文は第1文型SVです。

beVは「です」「ある」「いる」「なる」。
beVは第2文型SVC(8割)
ただし、「ある」「いる」のときのみ第1文型SV(2割)
Eくんは、以上のように整理してbeVを理解することができました。

【数学】
Eくんの通う学校では、方程式の解法を履修開始したばかりです。
そして、Eくんは早速家庭学習で『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク) 』の方程式の問題を解き、それを塾長に見せてくれました。

そこで、塾長は、当初予定していたテスト反省を後回しにして、今が旬の「方程式」の授業を行いました。

【例題】2x-1=7
等式の両辺に同じ数をたしても等式は成り立つ。
よって、両辺に1をたして、
2x-1+1=7+1
2x=8

等式の両辺を同じ数で割っても等式は成り立つ。
よって、両辺を2で割って、
x=4
【例題終わり】

上記の【例題】を見て分かるように、Eくんの学校ではまだ「移項」を教えていません。
等式の性質とその使い方とを習ったばかりの段階で、基礎中の基礎を学習中です。
塾長は、そのまた基本の「等式とは何か」から授業しました。

Eくんは、数学の副教材として『計算の級別トレーニング 』を持っています。
同書で「方程式」は8級で、その前の「文字式の計算」は9級です。
同書の9級にも8級にも、最も難しい部類の問題には、分数と小数の入り混じった問題が用意されています。

このような難しい問題を解く際にこそ、基礎工事の堅牢さがものを言うのです。
Eくんが9級の学習で前述の「等式とは何か」という基礎の基礎を学んだことは、厳密には「等式でない」はずの8級の問題を解くのにも大活躍してくれます。
つまり、基礎・基本を徹底して学ぶことは、学んだことの応用範囲を広げてくれるのです。

幸いなことに、Eくんは地に足の着いた勉強ができています。
Eくんは、根源に立ち返った勉強をすることが得意です。
習ったことをただコピーするのではなく、「そもそも何が言いたいのか。」を考えることができる子なのです。

理屈を理解できるEくんが、その理にかなった「解法の手順」を身に着ければ鬼に金棒です。
塾長は、Eくんが計算問題を間違えてしまう原因が、「解法の手順」を正しく踏めていないことと、手順は正しくても「途中式の省略」をしてしまうことと、この2つにあると見ています。

ということは、Eくんが正しい手順を踏むことと、その手順を紙に書くことと、この2つの習慣を定着化させるだけで、計算問題の得点は飛躍的に向上します。
Eくんの目指す道は明確です。
その道を真っ直ぐに歩いて行きましょう。

2023-07-07

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の英語と次回の数学(1/2)

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の英語と次回の数学です。
今回の記事は、2連載のうちの1回目です。

昨日の『QED日誌』に塾長は、Eくんの1学期期末試験の結果成績について書きました。
その中の『得点の低かった教科』とは、実は数学だったのです。
数学の先生である塾長が教えているのに、9教科中の最小得点の教科が数学とは何たることか・・・・・
そう自分を責めて、早速数学のテスト反省をしたい気持ちになった塾長ですが、そこは思いとどまって当初予定通りに英語の授業を行いました。
というのは、今回の英語の学習には、数学の学習法に相通ずるところが多分にある、そのように塾長が考えたからです。

数学の学習については、次回の『QED日誌』の記事に譲ることとして、今回は英語について書きます。
この4月からEくんは、英語の5文型を学んでいます。
ですが、未だに定着していないというのが実情です。
そして、未定着の主因は「学習の順番」にあると思われるのです。

1.beV(be動詞)は第2文型SVC。
2.例文1=He is Tom. (彼はトムです。)
3.Cは「補語」であり、数学の記号の「=」である。
4.C=TomかつS=Heなので、C=Sが成り立つ。
5.例文2=Mother is here. (母はここにいます。)
6.今回はC=Sが成り立たない。なぜならば、here=Mother ではないから。
7.beV=「です」「ある」「いる」「なる」
8.上記の6.と7.より、「ある」「いる」のときはCが存在しないことが分かる。
9.よって、「ある」「いる」のときは、第1文型SV。

今回の英語の授業でEくんは、上記のような「手順」すなわち「思考の順番」を学びました。
この手順を要約すると、
【beVの文は第2文型SVCの文であり、そのCが存在しなければCが消えて第1文型SVとなる。】
です。

中1で学ぶ文型は、第3文型までです。
第4文型は中2で、第5文型は中3で学びます。
この2つは、第3文型に1個たし算をするだけですので、第3文型までを十分に理解できている子にとっては、決して難しくはありません。

beV=第2文型SVC。(Cなしのとき第1文型SV)
だったら、一般V(動詞)は、第2文型以外、すなわち第1と第3だろう。
こう考えることが自然です。
もっとも、こう考えるには予備知識として、「述語Vには、beVと一般Vがある。」を知っていることが必要条件ですが。
(haveVが登場するのは中3なので、それは置いておきます。)

すると、先ほどの要約文が再利用できます。
【一般Vの文は第3文型SVOの文であり、そのOが存在しなければOが消えて第1文型SVとなる。】

今回の授業でEくんが学んだのは、beVについて(上記の9.まで)です。
前述の要約文の再利用で分かるように、一般Vについても1.~9.と同様の手順を踏んで学ぶことができます。

このようにして、既に学んだことを活用して、新しいことを学ぶことを「温故知新」と言います。
数学における「拡張」もまさにこれです。
さて、次回の『QED日誌』は、Eくんの数学の学び方についてです。

つづく

2023-07-06

QED進学塾の中学1年生(E)~1学期期末試験の結果成績

QED進学塾の中学1年生のEくんが1学期期末試験の結果成績を塾に持参してくれました。

塾長が「返却された答案を塾に持ってきてね。」と言わなくても、
1.試験問題。
2.自分の答案。
3.模範解答。
の3点を全て揃えて持参できる子は、そう多くありません。
中1の1学期の中間・期末試験から、すなわち中学入学直後からそれができる子は、なお希少です。
Eくんは本当に優秀です。

前回の定期試験である1学期の中間試験と、今回の期末テストを比較すると、Eくんの得点は明らかに増えています。
一方、試験の平均点を見ると、中間より期末のほうが減少傾向にあります。
Eくんの得点増と、平均の得点減と、その両方を考え合わせれば、Eくんがどれだけ勉強を頑張ったかがよく分かります。

Eくんの得点が伸びた要因として特筆すべきは、Eくんが家庭学習の習慣を完全に身に着けたことです。
毎日5教科の問題集を解くことが、Eくんの生活習慣の一部として定着しています。
ぜひ今後もこれを続けて行きましょう。

今回の試験で80点が取れた教科は、次回の定期試験である2学期中間試験で90点を目指して勉学に励んでほしいです、
逆に、得点が低かった教科では捲土重来を期したいところです。
その巻き返し作戦については、『QED日誌』の次の次の回の記事に改めて書きます。

2023-07-05

QED進学塾の高校2年生(S)~英検準2級の2次試験(面接試験)に向けて

QED進学塾の高校2年生のSくんは、英検準2級の1次試験(筆記試験)に見事合格を果たし、今度の日曜日=7月9日の2次試験(面接試験)に向けて鋭意学習中です。
先週は、2次試験の冒頭の本文の黙読の段階で、英文の内容把握をする実戦演習(過去問演習)を行いました。
今週は、その次の段階の「聞く」「話す」を演習する予定だったのですが・・・・・
残念ながら、Sくんの体調不良のためにその対策授業ができなくなってしまいました。
きっと、Sくんは自宅でこの『QED日誌』を読んでいるに違いありません。
そこで、塾長は、面接試験の対策についてここに書き記します。

受験生が知っている単語なのに、その聞き取りができていない、そんなことが面接試験では多発する傾向があります。
その主因となるものを、3つ挙げて行きます。

1.tの弾音化。
米語(米国英語・アメリカ英語)では、[t]が[l]または[d]と発音されることがあります。
たとえばレストランで「water」(水)が欲しいときに、「ウオーター」と言っても通じず、「ワラ」と言えば一発で通じたりします。
これは、[t]が[l]に弾音化する一例です。

英検は「英語」検定ですから、本来ならば純粋な英語(英国英語・イギリス英語)であるべきなのですが、現実的にはイギリス人よりもアメリカ人の面接官が多いのが実情です。
たとえ面接官がアメリカ人であっても、美しいイギリス英語で話そうと努力してくれることが多いと聞きますが、「つい」アメリカ英語が出てしまうこともあるでしょう。
その対策として、弾音化に対する知識と慣れが必要なのです。

2.サイレント・音の欠落。
英語には、発音しない文字があります。
これを「サイレント」と言います。
たとえば、「hour」(時間)の「h」は発音されないので「アワー」です。
まあこれは特段問題ないでしょう。
ところが、「him」(彼を・彼に)の「h」は通常発音されるのに、ときとして発音されない(音の欠落)ことがあるのです。
とある大学受験予備校のTVコマーシャルで「ask him」を「アスキム」と発音する例が紹介されていますが、これがまさに「h」の音の欠落です。
また、これは英米どちらの英語でも起こり得ます。
ここも知識と慣れが必要でしょう。

3.「th」が「(ず)」ではなく「d」に。
「th」の発音は、上の歯と下の歯との間に舌を軽く挟んで、その隙間から息を出しながら発音します。
この発音は日本語にはないものなので、塾長はわざわざ「ひらがな」で板書しています。
「th」の有声音を「ず」で、無声音を「す」で、それぞれ表記して「ス」や「ズ」と区別しているわけです。
ですが、これも一筋縄ではいきません。
たとえば、「this」は本来「ずィス」ですが、これが「ディス」に聞こえることも多いのです。
やはり知識と慣れ。

1.2.3.とも、まずは知識として頭に入れ、そのつもりで実際の音源を聞くことで、自然と慣れて行きます。
何も知らずに聞き流していてはいけないのです。

Sくんがこの『QED日誌』を読んで、自宅で2次試験対策ができますように。
そして、無事に合格を果たせますように。
塾長は今それを切に願っています。

2023-07-04

QED進学塾の新教室~お引越しの段ボール(大)の開梱が完了

QED進学塾の新教室へのお引越しでは、業者さんが常用している大きいサイズの段ボールが大量に必要でした。
その数なんと総計108個!
あまりの量にも、たまたま煩悩の数と一致したことにも、塾長は思わず笑ってしまいました。
お引越しの日から2週間が経過して、ようやく全ての箱の開梱作業が完了しました。
長い道のりでした。
ダスキンさんの2人組の力を借りて、塾長と合わせて計3名での開梱でした。
3名×3時間×2日間=延べ18時間。
単純計算した時間数を見ても、塾長一人の力ではどうにもならない量だったことは一目瞭然です。
2日間の作業のうち、初日は教室を、2日目は塾長の自室を、というように分けて作業しました。
この作戦が奏功して、授業に全く支障が出ることなく、どうにか難局を乗り切ることができました。
また、カーテンや寝具等の大物の洗濯や、汚れの目立つ物品類の清掃なども、開梱と同時進行での作業で一気に片付きました。
やはり餅は餅屋ですね。
片付けのプロフェッショナルサービスはさずがと言うよりほかありません。

2023-07-03

QED進学塾のおやつ~7-11とダブル冷蔵庫が大活躍

QED進学塾のおやつの大半は、7-11(セブンイレブン)の半額セール品です。
塾長は、フィットネスクラブで運動+お風呂→ベルクで食品購入→7-11でアイスコーヒー→帰宅という、お決まりのパターンを毎日欠かさず行っています。
7-11には半額セールの専用棚があって、塾長はコーヒーのついでにその棚を毎日チェックしています。

1.白いダースプレミアム・トリュフ塩(森永製菓)
2.大玉チョコボール・トリュフ塩(森永製菓)
3.キットカットリトルいちご(ネスレ)
4.贅を尽くしたざらめせんべい(亀田製菓)

今日は、4つも買えて大収穫でした。

この季節は、ダブル冷蔵庫が大活躍します。
上記の4つのうち1.2.3.の3つは、塾長が帰宅して即座に冷蔵庫に直行しました。
旧教室には、中と小の冷蔵庫がありました。
新教室にお引越しと同時に(引っ越し当日に冷蔵庫が納品)、小を大と入れ替えました。
よって、新教室は、大と中のダブル冷蔵庫体制です。
これで容量は十二分です。

休み時間に塾生たちは、ダブル冷蔵庫とおやつかごとを見て、その日のおやつと飲み物とを決定します。
いつも真剣に授業を受講している優秀な塾生たちの、飲食物を見る目が授業中以上に真剣そのものだと塾長が思うのは、きっと気のせいなのでしょう(笑)
おやつで塾生の士気が上がるのならば安いものです。

小5と中1の塾生たちは、先週から不規則動詞変化表を履修開始したばかりです。

(1)eat-ate-eaten. 食べるー食べたー食べられた。
(2)drink-drank-drunk. 飲むー飲んだー飲まれた。

先週は(1)を学習しました。
今週は(2)を学習します。
今週は小テストを実施します。
塾長は、(1)に合格した子からおやつを、(2)に合格した子から飲み物を、順に選べる方式にする予定です。

2023-07-02

QED進学塾の中学1年生(E)~お母さまとミニ面談

QED進学塾の中学1年生のEくんのお母さまと塾長とでミニ面談をしました。
Eくんのお迎えに来たお母さまと、フィットネスクラブのパーソナルレッスン(筋トレ)を直後に控えた塾長と、2名でごく短時間の面談でしたがお話しできて良かったです。

塾長は、
1.Eくんが5教科の家庭学習を毎日欠かさず行っていること。
2.Eくんが毎日の家庭学習や学校授業で、日付け・ページ・問題番号を書く習慣がすっかり定着したこと。
3.今回の授業でEくんが『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク)中1英語 』の144ページを質問したこと。
4.そこで塾長は授業予定を変更して同ページの授業をしたこと。
などをお母さまにお話ししました。

Eくんのお母さまは、
(1)Eくんが家で「毎日ちょこちょこっと」勉強していること。
(2)Eくんが学校授業で分からない点があること。
などを塾長に教えてくれました。

上記の(1)に関しては、それで十二分であると塾長は考えています。
Eくんの毎日の家庭学習の習慣が当たり前になって、「体が勝手に動く」ようになればもうしめたものです。
塾長が気を付けるべきは、たくさん宿題を出し過ぎてEくんが勉強を嫌になってしまわないことです。
大量の宿題を押し付けられたEくんが、嫌々ながら勉強をしたところで学力は身に付きません。

0に何をかけても、答えはやはり0にしかなりません。
しかし1ならば、かける数が増えた分だけ答えも増えます。
Eくんは、もうすでに「少なくとも1問」(5教科で最低5問)の学習量を毎日確保できています。
あとはEくん本人が「欲」を出してくれるのを待つだけです。
自分で「さらにできるようになりたい。」「もっと練習したい。」と思う日は必ずやってきます。
そして、学習習慣が定着化している子の「その日」は、そう遠からずやってくる傾向にあることを塾長は経験則で知っています。
もっとも最近の例を挙げるならば、Eくんのお兄さんのRくんの家庭学習の量を、塾長が「増やしなさい。」と一言も言わずとも、Rくんが自主的に増やしていったように。
自分から「やろう!」と思ってやる勉強は最強です。

上記の(2)についても、塾長は心配していません。
なぜならば、今回授業でEくんが「英語の144ページ」を自分から質問してくれたからです。
また、上記の2.の習慣を身に着けているEくんは、たとえ分からないことがあったとしても「いつ何を勉強したのか分からない。」「どこが分からないかが分からない。」といった最悪の事態だけは回避できます。

「何月何日に学校で習った、英語の教科書の何ページが分からない。」
Eくんはこんな質問の仕方だってできるのです。
そして、その教科書のページは、『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク)中1英語 』を見れば一目瞭然です。
これこそが学校教科書準拠版問題集の強みなのです。
今回授業では、それが栄光ワークの144ページでした。

その144ページをEくんがいきなり勉強するには、例文が難しすぎると塾長は即断しました。
そこで、塾長は即興で問題を作り変えて授業解説しました。
ページさえ分かれば、あとは自由自在なのです。

これからもEくんが自分から質問をしてくれることを塾長は期待しています。
そして、その質問に対して塾長は、Eくんにとって難しすぎず易しすぎず「ちょうどいい」例題を用いて(必要があればその場で塾長が自作して)Eくんにぴったりの授業をします。
これを繰り返していけば、Eくんが塾長に質問するときの安心感が増しますし、自ずと学力も成績も向上するというものです。
これからもいっしょに頑張って行きましょう。

2023-07-01

QED進学塾の小学5年生(Y)~今回の国数英+音楽

QED進学塾の小学5年生のYくんの今回の国語・算数・英語+音楽です。

【国語】
Yくんは漢字の成り立ちと熟語の読み方の規則性とを学習しました。
前者の学習では「形成文字」(音を表す部分と意味を表す部分のたし算でできた文字)を
、後者では「音読み+音読み」と「訓読み+訓読み」が9割で「重箱読み」(音読み+訓読み)と「湯桶読み」(訓読み+音読み)が1割であることを、それぞれ学習しました。
これでYくんは今後の漢字・語句の学習が楽しくなること請け合いです。

【算数】
Yくんは分母の異なる分数のたし算・ひき算を学習しました。
特に今回の学習では、分母が共通因数を持つ場合について、ユークリッドの互除法とその便利な活用法(たすきがけ)を詳細に学びました。

1問を徹底的に!
今回Yくんが解いた問題は1問だけでしたが、そこに詰まっている基礎知識をひとつひとつ書き上げて行った結果、ノート4ページ分の学習量となりました。
Yくんがこの1問から学んだことを糧に、家庭学習で類題を解きまくってくれることを塾長は期待しています。

基礎基本を学ぶ→学んだことをフル活用して演習問題を解く。
これが計算問題を得意になる学習法です。
毎日1問ずつでもよいので、Yくんが1日も欠かさず計算練習をしてほしいところです。

【英語】
Yくんは、中学1年生のEくんの英語の授業に便乗して、不規則動詞を学習しました。
「イートゥ・エイトゥ・イートゥン」
「食べる・食べた・食べられた」
これを6拍子のリズムに乗せて覚えました。

【音楽】
せっかくなので、Yくんは6拍子のタクトの振り方も覚えました。
1.たて。
2.たて。
3.左。
(ここまでは左方向に移動)
4.右。
5.上。
6.上。

Yくんは、手と口とを同時に動かしながら、不規則動詞(eat)を楽しく学びました。
児童・生徒は、体を動かしながら声を出すことを好む傾向があります。
しかも、多くの感覚器を同時に動かして学べば、覚えやすく忘れにくいのです。
また、英語学習のみならず、国語学習においても同じことが言えます。
まだ小5のYくんが今のうちに言語学習の「学び方を学ぶ」ことができれば、この先の英語・国語の勉強に大きなアドバンテージになることは間違いありません。
Yくんが楽しく勉強しているうちにいつのまにか「語学の達人」になってくれることを、塾長は願っています。