Aくんの通う学校では、数学の授業が「関数」に入ったばかりです。
Aくんは、今ちょうど「比例」を習っています。
QED進学塾の塾長は、「比例」と「反比例」を同時並行で教えています。
塾生が「関数」を体系的に学ぶには、そのほうが良いと考えているからです。
Aくんが塾で関数を学習するのは今回が初めてです。
にもかかわらず、Aくんは数多くのことを一気に習得することができました。
よほど気分が乗っていたのでしょう。
(Aくんは、気持ちの浮き沈みが頭の回転に大きく影響する子です。)
どうしてAくんがご機嫌だったのかは、QED日誌の昨日の記事に記されていますので、興味を持たれた方はぜひご一読ください。
【関数の定義】
xの値が1つ決まると、yの値も1つ決まる。
このとき「yはxの関数」であるという。
【関数の具体例】(タクシーの問題)
次の1.2.について、正しいものには「〇」を、正しくないものには「×」をつけなさい。
1.運賃は距離の関数である。
2.距離は運賃の関数である。
【解答】
1.〇
2.×
なぜそうなるかをAくんは一瞬で理解しました。
頭がよく回っている証拠です。
Aくんは、比例と反比例について以下のことを学習しました。
性質、計算、比例式、てんとうむし、座標、数直線、比例定数aとその符号、aの符号による象限の違い(第1・第3象限と第2・第4象限)、原点を通る直線、双曲線・・・・・
通常は2日間に分けて学ぶ内容を、Aくんは1日で学習することができました。
素晴らしい集中力でした。
さて、次回の数学の授業予定です。
Aくんは、x軸とy軸の意味を詳しく学びます。
座標軸とは何なのか、座標平面は何を表しているのか。
次回Aくんは、これらについて定性的に、定量的に、図形的に、理解を深めて行きます。