2022-10-23

QED進学塾の高校受験生(R)~積極的に質問

QED進学塾の高校受験生のRくんは、このところ塾で積極的に質問をしています。
その学習姿勢や良しです。
今週Rくんは、社会科の選挙(ドント方式)や数学の統計などを質問しました。
上記の質問は、学校授業で分からなかったところを即塾で質問したものです。
この即応性も良しです。
なぜならば、鉄を熱いうちに打つことは、学習意欲を高めるために大いに役立つことだからです。
これからもぜひこの姿勢を貫いてほしいと思います。

学びて思わざれば則ち罔し。 思いて学ばざれば則ち殆し。

「覚えること」と「考えること」は学習の両輪であり、そのどちらが欠けても学習効果は上がりません。
Rくんの場合、やや後者に比重がかかりすぎているように塾長は思います。

理屈や考え方が分かると、「覚えること」も容易になります。
このような覚え方を「有意味記憶」と言います。
それに対し、意味が分からなくてもとにかく覚えるのが「無意味記憶」です。

理想は「有意味記憶」ですが、考えても分からないときにいつまでも考え続けるのは時間の無駄です。
そんなときは、あっさりと「無意味記憶」に切り替えるのが好手となります。
やむを得ず、とりあえず、「無意味記憶」したものが、学習を進めて行くうちに「有意味記憶」に変わることはよくあることだからです。
今週のRくんの数学がまさにそれでした。

その経験からRくんが「覚えること」にもっと注力してくれることを、塾長は期待します。
Rくんは「覚えて終わり」にしない子であることを、もっと言えばそれができない性格であることを、塾長は知っています。
だからこそ、「覚えること」をまず優先してほしいのです。
ほっといてもRくんは「考えること」を放棄しないからです。
Rくんががむしゃらに「覚えること」をすれば、すなわち知識量を増やせば、学力と成績がもう一段階上に行ける、そしてRくんにはそれができる、塾長はそう信じています。

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