2012-09-30

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~3時間の土曜授業

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは昨日、久しぶりの土曜授業でした。14時半から17時半の3時間を予定していましたが、30分遅らせて15時から18時の3時間に変更しました。文化祭の準備のためMちゃんの帰宅が遅くなったからです。大会前や試合前になると運動部の練習量が増えるのと同様に、文化祭が近くなると文化部に所属する生徒たちは大忙しです。

昨日は英検3級模擬試験・第6回を実施しました。筆記試験の結果は100点満点換算で69点でした。今までに受けた6回の模擬試験(筆記試験)での最高点です。その結果、模擬試験(筆記試験)全6回の平均点は58点になりました。試験本番もこの点数なら十分に合格圏内です。Mちゃんには自信を持って受験してほしいと思います。

筆記試験を終えたのち、おやつの時間にしました。Mちゃんはお気に入り第1位のキッズショートと、第2位のスターダストのどちらを食べるか、少し迷ってから「2位」を選択しました。おうちに帰ってからゆっくり「1位」を食べたかったのでしょう。いつも先憂後楽のMちゃんです。

おやつのあとはリスニング試験を実施しました。今回の英検3級模擬試験・第6回と、次回の第7回(10月6日の土曜日に実施予定)では筆記試験と併せてリスニング試験があるのです。昨日のリスニング試験の結果は100点満点換算で57点でした。こちらも合格圏内です。

筆記とリスニング試験の終了後に解答・解説をしました。
MちゃんはIt takes(またはcosts) 人 時間 to doやbe late for , be covered with のような、構文や熟語が苦手です。その弱点補強に解説時間の過半を充当しました。

Mちゃんの学校の時間割において土曜日は週に1度の国文法の授業のある日です。昨日はMちゃんが学校で習ったばかりの形容動詞について学習しました。基礎は活用「だろ だっ で に だ な なら」から、応用は品詞の識別まで。「大切だ」は形容動詞ですが、「学校だ」は名詞+断定の助動詞です。このような発展問題をも解けるようになったMちゃんです。

学校の国文法の授業進度はさほど速くなく、丁寧に進められています。そこで国文法の授業ノートだけでも平日に持参してもらって復習をしたいと考えています。どの曜日に持参するかは明日Mちゃんと相談です。

2012-09-29

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~力を着けた数学

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの数学の力が目に見えて向上しています。今週は『学校ワーク』にて1次関数の文章問題を、 『Apollon(アポロン)数学-中2』 にて座標軸と1次関数に囲まれた図形の面積を、継続して学んできました。月・火曜日にはワークでもアポロンでも、1問解くのにあっぷあっぷしていたSちゃんが、水・木曜日には自筆ノートを見ながら解けるようになり、昨日の金曜日にはとうとう何も見ないで解けるまでになりました。

学力は坂を上るようにではなく、階段を上がるように向上していきます。階段の平地の部分を進んでいるのは知識や技能をじっと蓄えているとき、段を上がるのは蓄えてきたものが活用できるようになったときです。そして一つ上の段に上がる瞬間に「学ぶ喜び」を感じることができるのです。今のSちゃんがまさにその段階です。次週もこの勢いのまま演習問題を解いて、更に大きな飛躍を期したいものです。

今、数学と並んで力を入れている教科が社会科です。 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の確認問題のページ(一問一答式の問題のみを19問集めたページ)を全て覚えるのに2週間かかってしまったSちゃんですが、「来週の月曜日までに0.5ページ、金曜日までに残りの0.5ページを覚えてくる。」と言ってくれました。社会科の学習ペース倍増計画です。Sちゃんは数学の好調ぶりに気を良くして学習意欲が向上しているのです。一つの教科が好調だと、それに引っ張られるように他の教科にも好影響が出ることはよくあります。一点突破全面展開です。

2012-09-28

Q.E.D.進学塾の小学6年生~理数の新展開

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、理科の新テキストの『ウエイアップ-理科』を気に入ってくれました。Kちゃんは現在第6章を学習中の『ウエイアップ-社会』に好印象を持っているため、『ウエイアップ-理科』の実際の問題レベルよりも易しいと感じてくれているのです。

水曜日の数学は正負の数(加法・減法)の復習をしました。次の単元の正負の数(乗法・除法)へ進むことも十分可能な水曜日でしたが、新単元を学習するのはKちゃんが修学旅行から帰ってくる来週の月曜日からがよいだろうという判断です。

月曜日から履修開始予定の新単元「正負の数(乗法・除法)」の学習フォーマットは既に作成しています。

【例題1】
3の2乗=9
(-3)の2乗=9
(-3の2乗)=-9
-3の2乗=-9

【例題2】
(-0.5)2×(-2/3)2÷6
=(-1/2)2×(-2/3)2÷6
=1×1×2×2/2×2×3×3×6
=1/54

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step1. 問題をノートに写す。・・・・・・・・・・2点
step2. 小数を分数に直す。・・・・・・・・・・ 2点
step3. 累乗の矢印を書き込む。・・・・・・ 2点
step4. 先に答えの符号(+-)を決める。・・2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点

小学校では学習しない、すなわち月曜日が初登場となる「累乗」の意味と計算の仕方を最初に学習します。導入授業は問題と計算結果だけを示して、途中の計算式をKちゃんに考えてもらうところから始めます。Kちゃんは正負の数(加法・減法)の学習を通して、途中式をきちんと書く習慣が身に着きました。その習慣を正負の数(乗法・除法)でも生かしたいと思います。

2012-09-27

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~連日の英検模擬試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、10月13日(土)に英検3級1次試験(筆記試験)を受験します。その前々日も前日も2学期中間考査という過密日程ですが、毎日の通塾をはじめ平素からの学習の積み上げで地力を蓄えているMちゃんですから何とか乗り切ってくれると信じています。

昨日は英検3級模擬試験・第4回を実施しました。結果は100点満点換算で63点でした。模擬試験で初めての6割越えです。例年、6割の得点率が英検3級1次の当確ラインですから、この調子で試験本番もがんばってほしいものです。

今ちょうどMちゃんは、英検3級模擬試験・第5回を受験しているところです。昨日、今日、そして明後日の土曜日と模擬試験が続きます。連日の試験になりますが、本番で実力を発揮するためには試験慣れすることも必要です。

数学は連立方程式の文章題を毎日1問ずつ学習しています。塾のある日もない日も1問です。Mちゃんは1つの問題を見て2つ以上の解法が瞬時に浮かぶようになってきました。力をつけています。Mちゃんが中学1年生のときに苦戦した「方程式の文章題」ですが、今回は高得点を期待できそうです。

明後日の土曜授業は午後2時半から5時半までの3時間です。英検の学習に2時間、国文法の学習に1時間を予定しています。その2教科を学習したうえで更に時間に余裕があれば、数学に充当したいと考えています。

土曜授業は午後3時をはさむ時間帯です。3時と言えばおやつです。昨日ケーキを予約してきました。「3日前までに要予約」のケーキのため日程的にぎりぎりでした。Mちゃんの大好きなケーキのランキング1位のキッズショートと2位のスターダストです。小さめのケーキなので2個とも食べられると思います。

2012-09-26

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習の質・量ともに充実

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、国語・英語・理科・社会の4教科を各1ページずつ、数学を0.5ページずつ、5教科合計4.5ページを学習する毎日です。豊富な学習量です。昨日は英語・数学・社会の3教科ともほぼ満点でした。特に数学は途中式もきれいに書けていて言うことなしです。質の高い学習ができています。

今、国語は全8回の『チャレンジ問題』を学習中です。昨日はその第3回を学習しました。「チャレンジ」の名の通り難しい問題が集められているため、Kちゃんはかなり苦戦を強いられています。できなかった漢字が多数あっても、それらを一つ一つ丁寧に書く姿にKちゃんの成長を感じています。

理科は新テキストの『スタンダード-中1-理科』の学習を開始したばかりです。昨日はその第2ページ目を学習しました。しかしKちゃんは「難しすぎる。」と弱気です。Kちゃんの解答に要する時間が多く、正答率が低いところを見ると、本当に難しいのだと思います。

そこで本日Kちゃんに『ウエイアップ-理科』をプレゼントします。現在Kちゃんは『ウエイアップ-社会』をスムーズに学習できているので、同シリーズの理科を試してみる価値は十分にあるのです。

Kちゃんは修学旅行のため明後日の金曜日を休塾します。もともと木曜日が休塾日のKちゃんは、明日の木曜日から4連休になります。とはいえ宿題をたくさん出すわけにはいきません。Kちゃんの気持ちはすっかり修学旅行モードなのですから。

今朝、宿題用のプリントを1枚だけコピーしてきました。早朝のセブンイレブンのコピー機はいつも空いています。

2012-09-25

Q.E.D.進学塾の小学4年生~3教科で2時間40分

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんの昨日の授業中に突然強い雨が降り出しました。雨具を持ち合わせていなかったため、そのまま教室に残って勉強を続けました。3教科で2時間40分でした。そのおかげで算数の発展学習の時間をゆっくり取ることができました。

【問題】1000円を持ってお買い物に行きました。ヤオコーで500円の『ちゃお』を買い、隣のマツモトキヨシで100円のパインアメを買いました。残りはいくらでしょう。

【解法1】
1000-500-100
=500-100
=400
上式のように買い物をするごとに引き算をしても答えを求めることができます。

(注)『ちゃお』は500円では買えません。ちなみに最新号の『ちゃおデラックス』は550円でした。

【解法2】
1000-(500+100)
=1000-600
=400
しかしながら買い物の合計金額を先に求めたのち、引き算をする方法もあります。

足し算と引き算では後者のほうが難しいので、できれば引き算は1回で済ませたいのです。そこで【解法2】のように「計算の工夫」をすると計算が楽になります。

このことを学習したのち、Rちゃんに次の問題を解いてもらいました。
【問題2】
10-2.23-3.77
=10-(2.23+3.77)
=10-6
=4

Rちゃんには「計算の工夫」の有効性を体感してもらうことができました。

原始的な方法では苦労が多く、より高度な考え方を導入すると楽に解けるのです。これは算数・数学に限ったことではありません。Rちゃんにはただ単に「楽だ。」ということだけでなく、工夫することの楽しさ、すなわち「解き方を学ぶ」過程そのものの面白さを知ってほしいと考えています。今後も時間の許す限り、様々な解き方を学習する機会を数多く設けていきたいものです。

2012-09-24

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~土曜日に英検模擬試験と国文法を

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、10月11日(木)と12日(金)の両日に2学期中間考査を、10月13日(土)に英検3級1次試験(筆記試験)を受験します。3日間連続の試験です。
昨年は2学期中間考査の2日目を午前中に、同日午後から英検4級を受けるという試験日程でした。昨年2日間で実施したのと等量の試験を、今年は3日間で受けるのですから、その点では一日だけ余裕があると言えます。しかしながら過密な試験日程であることに変わりありません。

これらの試験を乗り切るために、下記の両日に試験対策授業を行いたいと思います。
(1) 9月29日(土) 14:30~17:30
(2) 10月6日(土) 15:00~18:00
試験の前々週と前週の土曜日です。

上記(1)に英検3級1次(筆記試験+リスニング試験)模擬試験・第6回を、(2)に第7回(最終回)を実施します。1回の模擬試験に要する時間は1時間です。そのあと模擬試験の解答・解説を1時間、中間考査の勉強を1時間、合計3時間を予定しています。

Mちゃんは月曜日から金曜日まで「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」を毎日続けています。その復習から漏れてしまっている唯一の科目が国文法です。国文法の時間はMちゃんの学校の時間割で毎週土曜日の1時間のみだからです。 そこを補うために土曜授業で国文法の学習をしたいと考えています。

英検3級の1次試験の合格安全圏は得点率6割です。Mちゃんが今までに受けた3回の模擬試験の平均得点率は55%、当確ラインまでもうひとがんばりです。

おやつのリクエストし放題です。

2012-09-23

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~社会科と数学の学習ペース

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんが今いちばん力を入れて学習しているのが社会科と数学です。
その社会科は現在学習中の 『中学必修テキスト-社会-歴史』 の1単元4ページ構成のうちの1ページである「確認問題」を集中的に学習しています。「確認問題」のページは19問の一問一答式から成り、まずは重要な用語を正しく覚えてもらうことが狙いなのです。

Sちゃんの学校の1学期の中間・期末試験の社会科で出題された問題は、基礎問題の出題比率が高く、重要単語を覚えていれば解ける問題がその大半でした。そこで2学期は社会科の成績を1段階上げるべく、「用語」に照準を絞ったのです。

先週の3連休に「確認問題」1ページを覚えてくるという宿題を出したところ、Sちゃんは0.5ページだけ覚えてきてくれました。しかし、残りの0.5ページは未だ覚えられていません。学校の授業進度に余裕を持って付いて行くには、もう少しペースを上げる必要があります。理想は1週間に2ページです。

社会科の用語には難しい単語が多く含まれます。Sちゃんが覚えてきてくれた「日米修好通商条約」「領事裁判権」(治外法権)「関税自主権」などです。
「覚えたのはいいけれど意味が分からない。」では直ぐに忘れてしまいます。そこで授業では分かりやすい具体例を多く取り上げるようにしています。「治外法権」では日本で犯罪を犯したアメリカ人の話を、「関税自主権」ならアメリカのオレンジと日本のみかん農家の話を、というように。
具体例は塾長が考えるので、Sちゃんには「用語を覚える」ことをがんばってほしいと思います。

数学の2学期中間試験のテスト範囲は「1次関数」のみです。Sちゃんの学校の授業進度から考えて、他の単元が試験範囲に入ってくることはまずないでしょう。その1次関数で必要となる基礎知識と公式を毎日小テストしていますが、Sちゃんは満点を連発しています。「覚える」ことに関しては言うことなしです。

Sちゃんは予想される2学期中間試験範囲までの 『Apollon(アポロン)数学-中2』 の問題を全て解き終わりました。今週からは同範囲の『学校ワーク』の問題を毎日解くことで、正確さと速度の両方を上げていきたいと思います。

2012-09-22

Q.E.D.進学塾の小学4年生~小数と単位を学習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんの算数は昨日から小数を学習し始めました。今ちょうど学校で習っている単元です。そのためRちゃんの記憶に新しく、導入の1ページ目はほぼ満点に近い出来でした。

整数でも小数でも分数でも、足し算・引き算において最も重要なのは「位を揃える」ことです。そのための技能として、小数ならば小数点の位置を揃えることが、分数ならば分母を揃えること(通分)が、それぞれ要求されます。しかしながら何れも「位を揃える」ことが共通概念で、その点においては何ら変わるところはありません。

自然科学の発展の歴史は、統合の歴史でもあります。もともとは別のものと考えられていた電気と磁気が統合されて電磁気学が、時間と空間が統合されて相対性理論が生まれたように。ですから一つ一つの各論を学び、学んだことをのちに統合・整理するというプロセスは理に適っており、それは算数を学ぶ上でも重要なことなのです。

0.2+1.03=0.20+1.03=1.23。
このように「0」を書き加えるとRちゃんは「筆算しやすくなる。」と言っていました。おそらくは視覚的な効果だと思われます。しかしこの「0」には、「100分の1の位が0である。」という大切な意味があります。今後の算数・数学の学習、たとえば集合論でφ(ファイ・空集合)を学ぶときやn進法を学ぶときに、この考え方が活躍してくれることでしょう。

位を揃えることは単位を揃えることと同値です。昨日の算数の学習でRちゃんが最も苦戦していたのが単位変換でした。

【問題】873g=(    )kg 【答え】0.873
これを解くには後記の3つの知識・技能が必要です。それらを組み合わせて解くのでハードルは相当高かったと思われます。Rちゃんは頭から煙が出そうになりながらも何とか解き切ってくれました。
(1) 12.34→123.4→1234→12340・・・ (1倍→10倍・100倍・1000倍・・・)
小数点は右へ移動します。
(2) 12.34→1.234→0.1234→0.01234・・・ (1倍→1/10倍・1/100倍・1/1000倍・・・)
小数点は左へ移動します。
(3) 1kg=1000g
単位が小さくなると数字は大きくなります。 (単位が大きくなると数字は小さくなります。)

単位変換は非常に多くの児童・生徒の苦手とする単元です。『計算の級別トレーニング』の10級を繰り返し学習することで補強できます。Rちゃんはまだ習っている単位そのものの数が少ないので、もう少し時間が経ってから10級を学習したいと思います。そのタイミングは、
1. 面積の単位を学習したとき
2. 速さの単位を学習したとき
の何れかです。
学校授業の進度やワークの進捗と相談しながら、どちらかを選択したいと思います。

2012-09-21

Q.E.D.進学塾の小学6年生~中学への橋渡し

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは私立中学入試対策教材を履修完了すると、中学生用の基礎教材を履修開始しています。教材を一斉に移行するのではなく、履修を終えた順に一教科ずつ移行して行くのです。その最初の教科は社会科でした。『中学受験コンプリーション-社会』から『ウエイアップ-社会』へ。次は算数・数学で『中学受験・計算トレーニング-算数』から『計算の級別トレーニング-数学』へ。このように現在進行形で移行中、上記の2教科については既に新テキストへの移行済みです。そして今日の授業で『中学受験コンプリーション-理科』を履修完了し、来週からは『スタンダード-中1-理科』の学習を開始する予定です。

Kちゃんはこれまでに新教材へ移行した社会と数学の2教科とも、とてもよく勉強しています。社会科の第1章から第5章までの単元テストの得点率は7割を超え、数学の毎時間の10問テストの得点率は8割に達しています。 Kちゃんは日に日に自信を深め、学習意欲は目に見えて向上しています。高い学習到達率は自信とやる気に直結するのです。

今ちょうどKちゃんが登塾してきました。数学の10問テストは100点!1行1行を詳細に確認したところ、答えだけでなく途中式までもが完璧な出来栄えでした。

2012-09-20

Q.E.D.進学塾の小学4年生~算数は理化学の基礎

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは先週から新しい問題集 『コア-小4-国語・算数』 を履修開始しました。『コア』の国語は教科書とは全く別の文章を使用しています。見開きの1・2ページ目の上段に初見の文章が掲載されていて、下段がその文章に関する設問と解答欄です。初めて読む文章をその場で理解する能力を養います。初見の文であるため問題レベルは標準です。次の見開きの3・4ページ目の上段に1・2ページ目と同じ文章が再掲されています。その下段の設問は1・2ページ目より難しめです。問題のレベルが上がる理由は同文章を読むのが2回目だからです。ここで文章を深く読み込む力を養います。Sくんは今日が同テキストを学習する2回目、すなわち難易度の上がった問題を解く日でした。結果は見事に満点!国語の力がついている証拠です。

算数は小数の足し算・引き算を学習しました。算数・数学の答えは分数で書いても小数で書いても正解ですが、理科の答えは小数で書くことがきまりです。小数の計算が得意になると理化学(物理学+化学)の計算問題にも強くなります。算数・数学は理化学を学ぶ上での基礎教科なのです。

4-0.1=3.9。今日Sくんが正答できなかった1問です。

【アプローチ1.】地道に数える。
「3  3.1  3.2  3.3・・・・・3.8  3.9  4」まずはこのように数えてもらいました。
Sくんは即「3.9だ。」と答えてくれました。
地道に数えるという作業は数字に対する量的感覚を育てます。理化学では定性分析と定量分析の双方が要求され、その後者を行う上で欠かせない感覚です。

【アプローチ2.】筆算する。
4-0.1=4.0-.01=3.9。このように位を揃えて筆算をします。5=5.0=5.00=・・・今は「=」で構いません。のちに有効数字を学習して初めて違いに気づけばよいのです。

Sくんは1.2.どちらでも納得してくれました。言語能力の高さがそのまま理解力の高さに直結している子です。「ただ解ければよい。」ではなく「どう解くか。」が大切です。今後の学習の土台をより堅固にすべく、複数のアプローチを試みることを今後も継続していきたいものです。

2012-09-19

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英和辞典で一つずつ

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんはとても勉強熱心です。毎日通塾しています。のみならず塾がお休みの日の宿題にも手を抜きません。Q.E.D.進学塾の宿題は学習量より質を優先して出題しているのですが、その意を汲んでか実に丁寧な学習をしてくれているMちゃんです。

数学の宿題は満点でした。何を未知数と置いたかや途中式もきちんと書いてあり、非の打ちどころのない答案です。もし答えが違っていても採点者が部分点の加点をしてあげたくなるような答案の美しさです。

英語の宿題は長文読解1ページでした。連休前にMちゃんの知らない単語に線を引いてもらったところ丁度20語ありました。Mちゃんはそれらを一つ一つ英和辞典で調べてきたのです。そして昨日の英語の授業の口頭試問では、見事な日本語訳を披露してくれました。

Mちゃんは読書が大好きです。塾の休み時間は本を手放しません。寸暇を惜しんで読書に励んでいるのです。その読書量がMちゃんの高い国語力の源です。加えて『みるみるわかるステップ式英語-中1・中2・中3』の3冊を履修完了して英文法の力も身に着けています。

ここに英単語、すなわち英語の語彙力が加われば鬼に金棒です。英単語はできる限り文章の中で覚えるようにしたいものです。Mちゃんの国語力と英文法の力を最大限に生かすためにはそれが最も有効な覚え方だと考えています。

2012-09-18

Q.E.D.進学塾の宿題(3)~中学2年生編

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの宿題は、数学と社会を各1ページずつの2ページです。金曜日が休みだったSちゃんにとっては今日が4連休明け、4日で2ページですから1日0.5ページの計算です。数学は1次関数の学習開始以来、Sちゃんが最も苦手としている2直線の交点を求める問題です。木曜日の授業では何とか解けるようになりました。そのときのノートを見ながらでもよいので全問を解ききってほしいと思います。社会は一問一答を1ページ覚えてくるのが宿題で、今日そのテストをします。何点取れるか楽しみです。

私立中学2年生のMちゃんの宿題は、数学を毎日1問ずつと英語1ページです。数学は連立方程式の文章題(1)で全問がB問題のため骨のある問題ばかり、文字の置き方ひとつで立式のしやすさや計算の難易度が大きく変わります。どんな解き方をしたのか今日じっくりと見たいと思います。
英語は長文読解です。木曜日の授業でMちゃんの知らない単語に線を引いてもらいました。

(1) 分からない単語を全て調べる。
(2) 単語を調べず前後の文脈から推測する。
(3) 推測不能だった単語だけを調べる。

長文読解のテーマは内容把握にあります。内容を把握するには英単語の力と、国語力すなわち文脈から推測する能力の両方が要求されます。「英単語の語彙力×国語力=英文の読解力」といってもよいでしょう。ですからMちゃんには「(1)(2)(3)のいずれでもいいから内容を理解してきなさい。」という指示を出しました。今日はMちゃんがどんな方法でどこまで文章を理解できているのかを口頭試問にて確認したのち、テキストの設問を解いていく予定です。

2012-09-17

Q.E.D.進学塾の宿題(2)~小学6年生編

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんの3連休中の宿題は、
(1) 数学・・・毎日0.5ページずつ×3日=1.5ページ
(2) 社会・・・火曜日に実施する「第5章・単元テスト」の試験勉強
の2教科です。

社会はKちゃんの大好きな教科です。「好きこそものの上手」で第4章までの単元テストでは常に7~8割の得点を挙げています。中学生用の教材を学習中にもかかわらずこの高得点、よく勉強している証拠です。

算数が嫌いだったKちゃんですが、数学の学習を始めてから俄然やる気になってきました。計算の10問テストでは、これまでの最低点が60点、最高点が82点です。10問テストなのに何故「2点」という端数が出るのかと言えば、下記のような【部分点】で採点をしているからなのです。

【例題】
1-(+2)-(-3)+(-4)+(+5)-6
=1-2+3-4+5-6
=(1+3+5)-(2+4+6)
=9-12
=-3

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step0. 問題をノートに写す。・・・・・・・・・・・・ 1点
step1. ()を外す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1点
step2. 正の項を□、負の項を○で囲む。・・2点
step3. (正の項の和)-(負の項の和)。 ・・・・ 2点
step4. A-B。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点

部分点を導入した狙いは以下の3つです。

(1) 正確性を高める。
Kちゃんはおっちょこちょいが玉に瑕で、これまで「問題の写し間違い」が頻発していました。それを防止するための「部分点」です。 国語の「書き抜きなさい。」という問題を筆頭に、正確に写し取ることが要求される場面は多々あります。試験のときだけ正確に書こうとしてもできるものではなく、やはり平素からの訓練が大切なのです。落とさなくてもよい点数をみすみす落としてしまうことのないようにしたいものです。

(2) 見直しをしやすくする。
一行一行が得点に結びつくので途中式を省略しなくなります。すると見直しが容易になるのです。どこで間違えたかを知り、同じ失敗を繰り返さないためには、解法のプロセスを記録しておくことが不可欠です。

(3) これからの試験対策。
学年が進むにつれて記述式問題の割合は増加していきます。それに伴って部分点のもらえる機会も増加します。埼玉県公立高校入試における部分点の裁量権は各学校に委ねられていますが、どこを受験するにしても途中段階を確り書く習慣を今のうちから身に着けておきたいものです。

2012-09-16

Q.E.D.進学塾の宿題(1)~小学4年生編

昨日のQ.E.D.日誌に登場した小学4年生のRちゃんの3連休中の宿題は、塾長が即興で作った4問です。

(1) 半径が4cmの円を書け。
(2) 半径が5cmの円を書け。
(3) 1辺が4cmの正三角形を書け。
(4) 1辺が5cmで一つの角が30度のひし形を書け。

以上4問とも作図問題です。Rちゃんは金曜日の授業で最も苦戦した「ひし形」、すなわち(4)から書くと言っていました。それでよいのです。(1)(2)でコンパスの使い方を練習してから(3)(4)を解くもよし、授業で習ったことを忘れないうちに難しい問題から解くもよしです。問題をどう解くか、どの順番で解くか、自分の頭で考えることが大切です。自分なりの工夫は理解・定着への近道であり、学ぶ楽しさでもあるのです。  

同じ学年の小学4年生のSくんには宿題を出していません。Sくんは宿題を出されなくても『栄光ワーク』の国語・算数を自主的に自宅学習してきたその結果、学校の授業で習っているところのはるか先、特に国語は同書の14ページ先までを履修完了しています。とてもよく勉強する子なのです。自ら進んで「やる勉強」は「やらされる勉強」の何倍も勝ります。「やる勉強」で力を着けてきたSくんは、金曜日にやや難しめの問題集『コア-小4-国語・算数』を学習開始しました。今までも『栄光ワーク』を自宅学習していたSくんです。新しい問題集『コア』も同様に自主学習に励んでくれることを期待します。

2012-09-15

Q.E.D.進学塾の小学4年生~問題を解く速度が向上

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは現在 『栄光ワーク-小4-国語』 を学習中です。昨日から同書の学習に要した時間をテキストに記入してもらっています。

【記入例】
9月14日
学習終了・・・17:10→16:70
学習開始・・・16:59→16:59
差・・・・・・・・・・・・・・・・00:11

その狙いは、
1. 問題を解く速度を向上させる。
2. 集中力を身に着ける。
3. 試験時間の配分を体得する。
の3つだったのですが、期待以上の効果がありました。国語2ページを解いて丸付けまで15分を目安にしていたところ、それを大きく下回る11分でした。次回からは算数も同様に時間記入をしてもらおうと思います。

算数は図形を書くことに苦労していました。作図の理論もさることながら、定規・コンパスといった道具を使いこなすことが一番難しいようです。特にコンパスは作図の途中で針から鉛筆までの距離が変わってしまったり・・・・・悪戦苦闘でした。実は塾長も小学生時代、コンパスを扱うのが苦手でした。何か上手い方法はないかと試行錯誤の末、コンパスの針の根元に近い部分を右手で確り持って左手で紙を回す書き方を発見したのです。道具の扱いに苦労していては、そちらにばかり意識が向いてしまって肝心の作図に頭が回りません。それを改善しようと作図に慣れてもらうための宿題を出しておきました。

ローマ字は日本語をアルファベット表記するための文字です。よって日本語の発音にないものはローマ字も存在しないのです。しかしながらRちゃんが今ローマ字を学習しているのは、ローマ字を習得することだけを目的としているのではありません。今後の英語学習への橋渡しとする目的があってのことなのです。というわけで昨日は「V ・ v ・ ヴィー ・ ヴッ」を学習しました。「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」の発音練習をしているRちゃんはどこか楽しそうでした。英語が好きになってくれることを期待せずにはいられません。

2012-09-14

Q.E.D.進学塾の小学4年生~新テキストを履修開始

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは国語・算数とも 『栄光ワーク-小4』 にて2学期の先取り学習をしています。しかし2学期になってからの学校の授業進度が予想よりもやや遅く、塾の学習の進度との乖離が拡大しました。Sくんの言うには「先に進み過ぎて難しい。」とのこと。そこで昨日の木曜日の授業から 『コア-小4-国語・算数』 を導入しました。Sくんが本書を見て「できそう。」と言い、お母さまにも了承していただいたので導入はスムーズでした。今後は学校の授業進度を見ながら、通年テキストの『コア』と教科書準拠の『ワーク』とを併用で学習していきます。新テキスト導入初日の昨日、国語は2ページ目の問題でやや苦戦、算数は難なく解けたので発展学習をしました。「二等辺三角形の底角は等しい。」「三角形の内角の和は180度である。」「正三角形の内角は60度である。」これらの定理や法則を計算と分度器による実測の両面から確認し、理解することができたSくんでした。

2012-09-13

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~4つの試験日程

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの4つの試験日程が発表されました。それらの日程を1枚にまとめた用紙をMちゃんのお母さまからいただきました。ありがとうございました。チョークレスボードの直下の目立つ場所に早速貼り付けておきました。

まず一つ目の試験は2学期中間考査です。10月11日(木)と10月12日(金)の両日に渡って実施されます。昨年の2学期中間考査は10月の第2週の金曜日と土曜日でした。今年は同じ週の木曜日と金曜日ですから1日だけ繰り上がっています。

そして二つ目の試験は英検です。 Mちゃんは10月13日(土)に英検3級の1次(筆記試験)を学校受験します。昨年は土曜日の午前中に2学期中間考査の2日目を受験し、午後から英検5級を受験するというハードスケジュールで、Mちゃんが「疲れた~」と言っていたのを覚えています。今年の中間考査の日程の繰り上げは、英検を受験する生徒への配慮があったものと思われます。

更に三つ目は11月11日(日)の英検3級2次(面接試験)です。Mちゃんにとっては初めての「英語を話す」能力を試される試験です。まず1次試験に合格することが2次試験を受験するための必要条件となりますが、Mちゃんの1次試験合格を信じて「英語を話す」時間を増やしています。

最後の四つ目は2学期期末試験です。12月7日(金)・12月8日(土)・12月10日(月)の3日間です。ちょうど2か月間に4つの試験を受験するという過密日程ですが、平素からこつこつと日々の学習を積み重ね、着実に学力を培っているMちゃんですから、きっと無事に乗り切ってくれることでしょう。

今日は2学期中間考査のちょうど4週間前です。
1. 学校で習ったことをその日のうちに塾で復習。→定期試験対策。
2. 『英検3級予想問題ドリル』を1ページ。→英検3級1次試験対策。
3. 2.の英文を音読。→英検3級2次試験対策。
これらを毎日よくがんばっているMちゃんです。

2012-09-12

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~苦手教科を克服するために

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは夏期講習会から継続的に苦手な数学の強化に取り組んでいます。塾での授業の冒頭に毎日小テストを行っているのですが、毎回満点を取れるようになってきました。小テストで知識を整理し、『アポロン』で実戦問題演習、そして『学校ワーク』で定着を図るという三段構えの学習で力を着けています。『学校ワーク』を学習することは定期試験対策としても大いに有効です。 Sちゃんは1学期の中間試験・期末試験とも大量の学校提出物に追われていました。これでは落ち着いて試験勉強をする時間の余裕がありません。そして提出物のほぼ半分を占めるのが数学の学校ワークでした。そこで平素から数学のワークを学習することにより、数学の力をつけるのみならず、他教科の学習時間を確保しようと考えたのです。そしてその「他教科」の筆頭に来るのがSちゃんが最も苦手としている社会科です。これは一問一答式の問題を徹底して学習することによって克服できます。まずは一行問題を一単語で答えられるように、これができるようになったら逆に答えの一単語から問題の一行を説明できるまで反復学習します。

2012-09-11

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習意欲十分の数学

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは毎週木曜日が休塾日です。週に1回の英語教室の日が木曜日だからです。先週の金曜日は「1日だけの秋休み」だったので土日と合わせて4連休でした。その4連休の数学の宿題が 『計算の級別トレーニング』 の13級(正負の数-加法と減法-中1)でした。

【例題】
1-(+2)-(-3)+(-4)+(+5)-6
=1-2+3-4+5-6
=(1+3+5)-(2+4+6)
=9-12
=-3

【解法】
step1. ()を外す。
step2. 正の項を□、負の項を○で囲む。
step3. (正の項の和)-(負の項の和)。
step4. A-B。
step5. 答え。

13級の各問について上記の『step1. ()を外す。』までが宿題でした。
Kちゃんは全問を解いてきてくれました。しかも満点でした。分からない問題は「お父さんに聞いた。」そうです。そこまでして宿題を仕上げてきたところにKちゃんの学習意欲の高さを感じます。今までの算数の時間よりも昨日の数学の時間は何倍も楽しそうなKちゃんでした。「分かる」「できる」「楽しい」の3拍子のリズムです。このままKちゃんが数学を大好きになってくれることを願わずにはいられません。そのためには決して先を急がないことです。中学入学まではまだ半年以上あるのです。ひとつひとつ着実に歩みを進めていきたいと思います。

2012-09-10

Q.E.D.進学塾の授業再開~秋休みが明けて

Q.E.D.進学塾の授業が今日から再開しました。先週の金曜日が毎年恒例の「一日だけの秋休み」だったので土日と合わせて3連休でした。昨日の日曜日には留守の間に庭師さんたちが金木犀2本と紅葉1本の計3本の木を剪定してくれていて見違えました。まだまだ残暑の厳しい折、きれいさっぱりしたお庭は涼しげで心地よく感じます。帰宅直後に宅急便が届きました。書籍が3冊です。その内訳は小学4年生のmちゃんの 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 が1冊、 中学2年生のMちゃんの 『トレーニングノートα(アルファ)英文法-高1』 が2冊(うち1冊は教室用)です。mちゃんはすぐにでも、Mちゃんは英検3級の2次試験の翌日から新テキストの履修開始です。

2012-09-07

Q.E.D.進学塾の年中行事~一日だけの秋休み

Q.E.D.進学塾には一日だけの秋休みがあります。2007年の川口校開校以来、毎年判で押したように9月に一日だけ。もう6年連続ですからすっかり恒例化しています。そして今日がその秋休みの日です。夏期講習会を精一杯がんばった塾生たちにとっては束の間の休息です。夏の疲れを癒し、週明けの月曜日にまた元気な顔を見せてほしいものです。塾長が秋休みを利用して帰省するのも6年連続です。今年も3泊4日の旅程です。生家にてゆっくりしてきます。

「夏は受験の天王山。」とも「夏を制する者は受験を制す。」とも言われます。どちらも塾長の小学生時代に既にあった言葉ですから、ずいぶん昔から言われ続けています。受験生にとって夏期講習会はそれほど重要な位置づけなのです。 その夏期講習会の真っただ中にある、お盆に帰省している暇(いとま)はありません。よって夏休み明けの9月の帰省です。言わずもがなお正月は入試直前なので帰れません。

宮崎の生家はとても賑やかです。下は0歳児から上は9歳児まで5人の甥・姪たちが大騒ぎです。今年もまたその心地よい喧噪(笑)に包まれてきます。この子たちは塾長に癒しだけでなく、たくさんのヒントをも与えてくれるのです。毎年感謝しています。

それでは行ってまいります。

2012-09-06

Q.E.D.進学塾の小学4年生~2学期の先取り学習

Q.E.D.進学塾の小学4年生のSくんは算数と国語のワークを2ページずつに加えて英語を1ページ、計5ページを毎回学習しています。とてもよくがんばっています。しかしこのペースでは学校の授業進度に対して先に進みすぎるため、既習単元の復習と進度調整を兼ねて、ワークに付属している『確認テスト』をも学習していました。それでも学校の授業より先の単元を学習しているのが現況です。決して先を急いでいる訳ではありませんが、無理なく自然に先へと進む分には構わないと考えています。今日の算数は面積を学習しました。学校ではまだ習っていない単元ですがSくんはすいすいと問題を解いてくれました。

【問題】たてが4m、横が6mの長方形の面積は何m2でしょう。
【考え方1】4m2が6列並んでいるので、4×6=24(m2)
【考え方2】6m2が4段積んであるので、6×4=24(m2)
 「長方形の面積=たて×よこ」は面積の基本公式です。ぜひとも知っておくべき公式です。しかしその成り立ちを全く理解しないで、公式だけを丸暗記したところで意味がありません。Sくんは上記2つのどちらの考え方も納得できたようです。式の意味を十分に分かった上で問題を解くことができ、そこから帰納的に公式を理解したのです。

このように内容理解が十分にできている限りは、先の単元を進めることに何ら問題はありません。意図的に進度を緩める必要はないと考えています。どこかの単元で壁に当たれば一時停止して、その単元を学習するための基礎となる単元に立ち返ればよいのです。

2012-09-05

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英検3級の模擬試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは10月12日の金曜日に英検3級(一次-筆記試験)を受験します。この筆記試験に無事合格できれば11月11日の日曜日の英検3級(二次-面接試験)へと駒を進められるのです。今は筆記試験に合格することを第一目標に『英検3級予想問題ドリル-旺文社』を毎日学習しています。今日は英検3級1次の模擬試験(第2回)を実施しました。その得点は奇しくも第1回の模擬試験と同じで54点(100点満点換算)でした。英検3級の1次試験に合格するためには6割の得点率で「まず安心」と言えるのですが、それに比して6点ほど不足している計算です。ここまでの第1回・第2回の模擬試験の結果を受けてMちゃんは「落ちたらどうしよう。」と不安を漏らしていました。しかしながら得点率6割ラインは合格がほぼ確実と言えるラインであり、それを下回ったから不合格という訳ではありません。実際に5割強の得点率で合格している生徒は多数おり、それは決して珍しいことではないのです。試験当日までの期間はまだ1か月以上あります。悲観する必要は全くありません。Mちゃんには「受かる」という強い気持ちを持ってここからの1か月強の学習に取り組んでほしいものです。塾長はMちゃんに「英検3級は本来、3年生が受験するものなのよ。(2年生のMちゃんが)受かればもうけもの(*^.^*)」と言いました。不合格への恐怖心が強く、「落ちる」方へと目線を向けがちなMちゃんに、「受かる」ことを考えてほしいと思ったからです。積極的思考(ポジティヴ・シンキング)が好結果を生むことは多々あります。

余談を少し。塾長の中学・高校時代に自宅で父とよく碁を打っていた先生がいました。とある高校の剣道部の顧問をしていました。その先生の言葉「力量が互角ならば自信のあるほうが勝つ。」を今も覚えています。過信は失敗のもとで困りものですが、自信は成功のもとだと信じています。

2012-09-04

Q.E.D.進学塾の小学4年生~スピード練習の必要性

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは毎回算数と国語のワークを2ページずつの計4ページとローマ字を5文字ずつ学習しています。とてもよくがんばっています。ひとつ難点を言えば解くのに時間がかかりすぎることです。今日は4時過ぎに登塾してきて7時近くまでかかってしまいました。解けない問題に時間を使いすぎてしまうのが原因です。1問あたり2分、あるいは3分と時間を区切って、解けなくても次に進むよう指導しました。テスト問題を試験時間内に解き終わるためにスピード練習の必要性を感じています。テストの時だけ上手に時間配分しようとしてもなかなかできるものではなく、やはり普段からの練習が大切なのです。1問に多くの時間をかけすぎることにはもうひとつ別の弊害もあります。集中力が切れやすくなるのです。今日の授業では1問につき2~3分程度までは問題を解こうと頭を回転させているRちゃんでしたが、その時間を過ぎると何か別のことを考えているようでした。その対策として次回から時間をテキストに記入してもらおうと思います。幸いなことに、テキストに学習した日付を記入する習慣が既に身に着いています。そこに加えて学習開始時間と学習終了時間を書き込むのです。記入の具体例は、

9月4日
学習終了・・・17:11→16:71
学習開始・・・16:58→16:58
差・・・・・・・・・・・・・・・・00:13

時間の計算(ひきざん)の練習にもなるので一石二鳥です。
1ページ当たりの所要時間は15分が目途です。算数は1ページずつ、国語は2ページずつ時間を記入してもらいます。 国語は2ページ続きになっている問題が多いためです。できるだけ早期に時間を記入する習慣を身に着けて、日々の学習効率を向上させるととともに、試験時間の配分のこつを体得してほしいと考えています。

2012-09-03

Q.E.D.進学塾の小学6年生~算数から数学へ

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは本日、塾で学習する算数を履修完了しました。明日からは数学を学びます。Kちゃんは中学受験をしないにもかかわらず、今日まで私立中学校入試対策のテキストにて算数を学習してきました。受験用の問題集だけあって骨のある問題が揃っているため苦戦を余儀なくされながらも、一生懸命勉強して力をつけてきました。本当によくがんばりました。そして明日から満を持して数学の学習をスタートさせます。『計算の級別トレーニング』では14級までが小学校範囲、13級からが中学校範囲です。本日、同書の13級のA問題を注視していたKちゃんは「できそう。」と言ってやる気満々です。Kちゃんを車で迎えに来たお母さまも数学の履修を開始することを快諾してくれました。明日はKちゃんの数学学習の初日です。小学校の復習を兼ねて「奇数・偶数」から学ぶ予定です。正負の数の加法・減法で括弧を外すときにも、乗法・除法で符号を決定するときにも、不可欠なのが「奇数・偶数」による場合分けだからです。期せずして小学校の2学期の授業開始日と同日の数学学習開始日になりました。新鮮な気持ちで学んでほしいものです。

2012-09-02

Q.E.D.進学塾の2学期~明日は公立校の始業式

Q.E.D.進学塾の2学期が明日からスタートします。明日は公立校の始業式です。年3回の学校の長期休暇のうち、群を抜いて期間の長い夏休みの直後ですから、児童・生徒が生活のリズムを切り替えるのに苦労するのがこの時期です。また夏の疲れが出てきやすい時期でもあります。毎年のように2学期開始早々に体調を崩す児童・生徒がいます。体調管理には十分に気を配りたいものです。残暑の厳しい今年の夏は尚のことです。今週の金曜日は毎年恒例となっている、1日だけの「秋休み」です。9月7日(金)のQ.E.D.進学塾の授業は全休講します。私立校に通う子を除く全塾生にとって金・土・日曜日の3連休になります。ゆっくり休んでリフレッシュして、9月第2週以降の活力を蓄えてほしいと思います。

2012-09-01

Q.E.D.進学塾の夏期講習会~6週間の全日程を終了

Q.E.D.進学塾の夏期講習会は昨日、6週間の全日程を終了しました。7月と8月の2か月間の塾での総学習時間が1,000時間を超えた子を筆頭に、どの塾生も非常に多くの学習量を確保できた夏でした。この夏に蓄えた学力を花開かせる2学期にしたいものです。

夏期講習会限定での短期カリキュラムを組んだ児童・生徒はいません。1学期から夏休み、そして2学期へと続く学習の継続性を最重要視しているからです。夏休みほど多くの通塾日数と学習時間を確保することが難しい2学期ですが、学習のペースを落としつつも学習方針は終始一貫です。