2013-06-30

Q.E.D.進学塾の土曜授業~昨日の14時から17時まで

Q.E.D.進学塾の土曜授業を実施しました。1学期期末試験の対策授業です。昨日の14時から17時までの3時間、塾生たちは間近に迫った期末試験の試験勉強に励んでいました。

本日の日曜日、公立中学1年生のKちゃんは漢検5級を受験しました。昨日の土曜授業では定期試験の勉強と漢検の勉強の2本立てで大忙しのKちゃんでした。塾長はKちゃんに「明日の漢検は受かるから期末試験の勉強に集中してよいよ。」と言ったのですが、さすがに漢検本番の前日とあってはKちゃんにいくばくかの不安感があったのでしょう。Kちゃんは「やっぱり30分だけやる。」と言って漢検の勉強をしたのでした。

先週Mちゃんは高熱を出したため、月曜日から木曜日までの塾の授業を臨時休講しました。学校も2日間ほど欠席しました。その遅れを取り戻そうと学校の復習に土曜授業の大半の時間を割きました。今Mちゃんが学校で習っているところは期末試験のテスト範囲なのですから学校の復習が最優先です。英語の学校ワークでMちゃんが解けていない問題が3問ありましたが、おそらくその3問はMちゃんが欠席しているときに学校で教えたところなのでしょう。Mちゃんの他教科のワークにも塾長が全て目を通します。そして今週中に学校ワークの補習を完了させる予定です。

Sちゃんの学校の数学のテスト範囲は、第2章「平方根」(章まるごと)に、第3章「2次方程式」の一部が加わります。広範囲です。
Sちゃん「学校の数学の授業が速すぎてまったく分からない。」「いちばんできる子に合せてどんどん進んで行くんだもん。」
塾長「それは困ったものねえ。」「『アポロン』をゆっくり丁寧に学習して、それから学校ワークを勉強する?」
Sちゃん「うん。そうする。」
というわけで今週の月曜日から木曜日まで塾で『アポロン』学習する時間は必然的に増えます。幸い『アポロン』の時間はSちゃんにとっていちばん楽しい時間です。入塾したばかりのRちゃんと一緒に授業を受け、同じ問題を解く時間だからです。
学校の数学の授業進度が速すぎることについて、塾長はピンチとは考えていません。
「進度が速い→平均点が下がる→ここで高得点を挙げれば通知表がUP。」
こう考えればチャンスなのです。
窮地を逆手に取って好機に変えたいものです。

2013-06-29

Q.E.D.進学塾の新入会生~初日から数学を2単元

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のRちゃんは新入会生です。昨夜金曜日に体験授業・授業見学を行い、即日入会してくれました。ありがとうございました。

【英語】
塾長「be動詞を5つ言える?」
Rちゃん「is  was  are  were ・・・・・」
塾長「もうひとつは、am よ。」
Rちゃん「そうだった。」
塾長「1年生の1学期から英語の復習をしようね。」

昨夜お母さまから繰り返し頼まれたのは「英語を基礎から教えて欲しい。」でした。その思いに応えるべく、Rちゃんと塾長とのマンツーマン授業の時間を毎日設けます。焦らずにひとつひとつ丁寧に学んでほしいものです。

【数学】
昨夜1時間ほどでお母さまが帰られたあとも、Rちゃんは塾に残って数学を勉強しました。初日から「平方根」と「2次方程式」の2単元を学習しました。Rちゃんはがんばり屋さんです。とてもえらい子です。
Rちゃんは学校で同じクラスのSちゃんと塾でも席を並べ、Sちゃんと同じ問題を解きました。ある問題ではRちゃんが先に問題を解き終わったかと思えば、別の問題ではSちゃんのほうが速かったりして両者ともいい勝負でした。正答率も互角です。2人で切磋琢磨しながら学力を伸ばし合ってほしいと思います。

【国語・理科・社会】
Rちゃんはこれから、英語はマンツーマンでSちゃんとは別の教材を、数学はSちゃんと同じ教材を同じペースで学習していきます。国語・理科・社会の教材と学習の進め方については、7月1日(月)にRちゃんと塾長とでよく相談して決めます。Rちゃんが既に持っている教材をできるだけ活用したいと考えています。

【北辰のかこもん】
(前略)
6月30日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-数学(   )[   ]
7月 7日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-理科(   )[   ]
7月14日(日)第3回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]
(後略)

昨夜塾長はRちゃんに上記のようなプリントを配布しました。『北辰のかこもん』の受験日程・得点・偏差値の一覧表です。Rちゃんは既に『北辰のかこもん』を5冊とも持っているので、早速明日から上記日程に沿って学習して行きます。 『北辰のかこもん』 第4回-数学(45分)がRちゃんにとって初めての「Q.E.D.からの宿題」です。

【進路】
Rちゃんは北辰テストを毎回受験しています。そしてあと3回の北辰テストをこれから受験します。これらの北辰テストの偏差値を武器に私立高校のB推薦を確保し、第一志望校である公立高校の受験に盤石の構えで臨みたいものです。
7月1日(月)以降のできるだけ早い時期に三者面談を実施したいと考えています。埼玉県方式あるいはB推薦方式と呼ばれる埼玉県独自の受験システムについて、塾長からお母さまに説明するとともに、B推薦の活用方法から具体的な志望高校名までをご相談したいからです。

2013-06-28

Q.E.D.進学塾の体験授業・授業見学~本日19時より実施

Q.E.D.進学塾の体験授業・授業見学を本日19時より行います。公立中学校3年生のRちゃんとその保護者さまが来塾するのです。
Rちゃんは4年前に一度、教室に来たことがあります。Rちゃんが小学5年生のときです。Q.E.D.進学塾の庭には猫たちが毎日遊びに来ます。当時5年生のRちゃんとその友達が庭で猫をかわいがっていたちょうどそのとき、近くの公園から教室に戻ってきた塾長・Mちゃん・Kくんと顔を合わせました。
塾長「これからおやつの時間だからいっしょにどう?」
Rちゃんたち「おじゃまします。」
こうして教室でみんなでおやつを食べながら少し遊んだあとRちゃんたちは帰宅しました。そしてRちゃんは再び塾を訪ねて来ました。おうちで焼いたお菓子をわざわざ持って来てくれたのです。Rちゃんは心根の優しい子なのです。
Rちゃんと同じ学校で同級生のSちゃんも、既にRちゃんと面識のあるMちゃんも、そしてもちろん塾長もRちゃんが入塾してくれることを願っています。
しかし今日の体験授業・授業見学で何か特別なことをするつもりはありません。Rちゃんとその保護者さまに普段通りの教室の様子を見てほしいからです。そしてRちゃんにどんな授業なのか実際に体感してもらったうえで入塾の可否を判断してくれればと考えています。

2013-06-27

Q.E.D.進学塾の中学1年生~本日から17時に登塾

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんは本日から17時に登塾します。普段は19時に登塾しているKちゃんなのですが、1学期期末試験の1週間前の今日から部活が休みになり、そのため早い時間に登塾することができるのです。
Kちゃんは毎日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習しています。それに加え『アポロン数学-中1』『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』『みるみるわかる 理科の要点-中1』の3冊を0.5ページずつ、成美堂出版 本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版を1ページずつ毎日勉強しています。これだけの学習量を毎日欠かさず実行できるKちゃんはとても素晴らしいと思います。
一方、Kちゃんは『オリジナルテキスト 1問1答社会』の学習を一時停止しています。学校の授業と問題集の構成に差異があるのが休止の理由です。世界の各地域における1.衣・2.食・3.住・4.宗教について、学校では1.衣 2.食・・・というようにジャンル別に学習しているのに対し、問題集は地域別にまとめてあるため学習しづらいのです。
Kちゃんは昨日の学校の社会科の授業で4.宗教のキリスト教と仏教とを学習し、未習項目はイスラム教のみとなりました。今日の学校時間割には社会科の時間がありませんが、もう試験1週間前なので学校授業を待っていられません。今日の塾の授業で「イスラム教」を予習して、即『1問1答社会』の学習に取り掛かります。
昨日Sくんのお母さまからSくんが塾をお休みするとの電話がありました。Sくんが肺炎を発症してしまったそうです。期末試験の近いこの時期ですから焦る気持ちもあることでしょう。しかしまずは治療に専念してほしいと思います。Sくんがまた元気に登塾する日を心待ちにしています。

2013-06-26

Q.E.D.進学塾の中学1年生~不規則動詞を学習中

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんは英語の「過去形」を学習しているところです。昨日は同級生のSくんが体調を崩して塾をお休みしました。KちゃんとSくんの2人は英文法書『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』の同一ページを学習中です。2人の同書を学習する進度をぴったり合せているのです。Kちゃんが先のページに進むのを一日だけ待って、昨日のKちゃんの英語の時間を不規則動詞の復習に充当しました。

塾長「午後三時を昔は『八つ・八つ時』と言っていました。だから『3時のおやつなのよ。』」「eight(八つ)とate(食べた)は発音が同じ単語です。」
Kちゃん「おやつを食べたんだ。」
と余談を交えながらのおさらいでした。

おさらい→さらう・さらえる→食べてしまった→現在完了形の完了用法→have eaten・・・・・(1)
が頭に浮かんだ塾長が、Kちゃんの隣に座っているSちゃんを見ると、Sちゃんはちょうど数学の問題を集中して解いている最中だったので、(1)の話をSちゃんに振るのをやめました。

学年の違いも教科の垣根もなく、ときには隣の子に話を振りながら、教室全体で学ぶのがQ.E.D.進学塾のスタイルです。開校当初は「全体で学ぶ」ことを意図的に行っていましたが、今ではそれが自然体となってきました。

塾長「塾長は今おやつを食べています。」「これは何形ですか。」
Kちゃん「現在完了形。ちがった、現在進行形だ。」
塾長「よくできました。」「公式は?」
Kちゃん「be動詞+現在分詞」
塾長「えらい。」

Kちゃんは上級生の授業を聞いて「現在完了形」という単語を覚えてしまったそうです。公式の作り方が類似している、「受け身=be動詞+過去分詞」や「現在完了形=have動詞+過去分詞」を今後Kちゃんが学習するときに「このことだったのか。」と思い出してくれることでしょう。

塾生には幅広い知識を習得してほしいと考えています。その知識が単体ではなく、縦横に連携してこそ生きた知識となり、それを教養と呼ぶのだと思います。詰め込んだだけの知識はすぐに忘れてしまいますが、血肉となって身に着いた教養は一生の財産なのです。

2013-06-25

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~高熱のため臨時休講

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんが39度の高熱を出し、昨日の授業を臨時休講しました。また同学年のSちゃんは昨日「プールの時間は寒かった。」と言っていました。学校の体育の授業でプールに入ったり冷房の風の直射を受けたりと、体を冷やして夏かぜをひいてしまう子は意外に多いのです。衣服をこまめに調節してかぜの予防に努めてほしいと思います。ぜひおすすめしたいのは、どこへ行くにも薄手の長そでを1枚持って行くことです。
Q.E.D.進学塾では5月から冷房を使用しています。教室の設定温度は25℃です。これから気温が上昇します。ずっと25℃設定のままでは外気温と室温の温度差が大きくなりすぎてしまい、体に負担がかかってしまいます。外気温の変化を見ながら26℃、あるいは27℃の室温設定にしていくつもりです。
もうすぐ1学期期末試験です。試験日程の早い子は来週から、遅い子でも再来週から期末試験が始まります。万全な体調で試験を受けるために平素からの体調管理に気を配ってほしいと思います。

2013-06-24

Q.E.D.進学塾の中学生~英作文の基本パーツを学習

Q.E.D.進学塾の中学生向けに英作文を学習するためのプリントを作成しました。早速本日の授業から使用します。

<<以下プリント>>
(例) 食べている。  進行形=be動詞+現在分詞(Ving)  →  is  eating
【問題】 上記の (例) に倣って書きなさい。(☆は高校履修内容)
1.  食べていた。
2.  食べること
3.  食べたこと☆
4.  食べているライオンたち
5.  一匹のシマウマを食べているライオンたち

6.  私はライオンたちがシマウマを食べるのを見た。☆

7.  食べること
8.  食べるための・食べるべき
9.  食べるために・食べて

10. 食べられる。
11. 食べられた。
12. 食べられたシマウマ
13. ライオンたちによって食べられたシマウマ

14. ずっと食べている。
15.  食べたことがある。
16. 食べたところだ。(食べてしまった。)

17.  食べた。
18.  食べる。
(おまけ) 何本のペン? 
     =どのくらい たくさんの ペン?

【解答】
1.  食べていた。 進行形=be動詞+現在分詞(Ving) → was  eating
2.  食べること  動名詞=Ving → eating
3.  食べたこと☆ 動名詞の完了形=having+過去分詞 → having  eaten
4.  食べているライオンたち 現在分詞=Ving → eating  lions
5.  一匹のシマウマを食べているライオンたち 現在分詞句=Ving+ → lions  eating  a  zebra

6.  私はライオンたちがシマウマを食べるのを見た。☆ 知覚動詞+目的語+原型不定詞
→ I  saw  lions   eat  a  zebra.

7.  食べること  不定詞(名詞的用法)=to + 動詞の原型 → to  eat
8.  食べるための・食べるべき  不定詞(形容詞的用法)=to + 動詞の原型 → to  eat
9.  食べるために・食べて  不定詞(副詞的用法)「目的」「理由」=to + 動詞の原型 → to  eat

10. 食べられる。 受け身=be動詞+過去分詞 → is  eaten
11. 食べられた。 受け身=be動詞+過去分詞 →  was  eaten
12. 食べられたシマウマ 過去分詞=Ved → an  eaten  zebra
13. ライオンたちによって食べられたシマウマ 過去分詞句=Ved+ → a  zebra  eaten  by  lions

14. ずっと食べている。 現在完了形(継続)=have動詞+過去分詞 → have  eaten
15.  食べたことがある。 現在完了形(経験)=have動詞+過去分詞 → have  eaten
16. 食べたところだ。(食べてしまった。)現在完了形(完了)=have動詞+過去分詞 → have  eaten

17.  食べた。 過去形=Ved → ate
18.  食べる。  現在形=V,Vs → eat,eats
(おまけ) 何本のペン? 
     =どのくらい たくさんの ペン?
     =How          many         pens   (do  you  have ?)
<<プリントおわり>>

英作文に必要な基本パーツを習得するためのプリントです。繰り返し演習して生徒の習熟度を上げて行きたいと考えています。日本文の述語を見たら、直ぐに英語の公式(例:受け身=be動詞+過去分詞)が思い浮かぶようにしたいものです。

2013-06-23

Q.E.D.進学塾の言語教育~小学国語から中学英語へ

Q.E.D.進学塾では中学生に英語を教える際に小学校の国語に立ち返ることがよくあります。母国語を超える言語はないのですから、英語を理解する前にまず日本語の理解が必要なのです。

【英作文問題】カナダでは英語とフランス語が話されています。
【解答】 English  and  French  are  spoken  in  Canada.

この問題を解くのに苦労していた中学3年生は、Canada を主語にして英文を作ろうとしていました。正しい主語は「カナダでは」ではなく、「英語とフランス語が」なのです。その子は初手(主語)からつまずいていたために、英文の続きが書けなくて困っていたのです。

小学生児童は学校の国語で「主語・述語」の関係を習います。しかし「主語・述語」を正しく理解できない子が多いのが現実です。そこで簡便法として次のような教え方をする先生もいます。
1. 主語・・・・・「は」や「が」が付いている言葉。
2. 述語・・・・・文章の最後の言葉。
決して間違ってはいません。ただし上記の英作文問題のように「は」と「が」が混在する日本文では、主語を正しく捉えられないことがままあるのです。

そこでQ.E.D.進学塾では、2.述語 から 1.主語 を見つける方法を教えています。
【例文】塾長がおやつを食べた。
述語=「食べた。」
食べたのは「だれが・なにが」→塾長が
よって、主語=「塾長が」

述語に「たれが・なにが」をくっつけると主語が分かるというのがこの解き方です。

【英作文問題】カナダでは英語とフランス語が話されています。(再掲)
この問題に「だれが・なにが」による解法を当てはめてみます。
述語=「話されています。」
話されているのは「だれが・なにが」→英語とフランス語が
よって、主語=「英語とフランス語が」
だから英文の書き出しは English  and  French なのです。

2013-06-22

Q.E.D.進学塾の中学1年生~文字力と語彙は国語の要

Q.E.D.進学塾の中学1年生たちは来週の日曜日の6月30日に漢検5級を受験します。その検定対策問題集として成美堂出版 『本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』を既に履修完了したKちゃんとSくんは、さらに上位級である成美堂出版 『本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』を現在学習中です。明後日の月曜日からの1週間、すなわち漢検直前の1週間に学習する問題集については、KちゃんとSくんの両名の希望を聞いた上で、
1. このまま4級の問題集を継続学習する。
2. 5級に戻ってもう一度おさらいをする。
のどちらかに決定します。
両名が1.を選択しても5級に合格するだけの実力はあると塾長は考えています。しかし両名にとって初めての漢検受験ですから、それなりの緊張感があることと思います。両名が「おさらいをしたほうが安心。」と言えば、その言に塾長は素直に従い2.を選択します。検定試験や模試の成績を大きく左右するのが受験生の心理だからです。

両名が漢検対策問題集を学習し丸付けをした直後、塾長は「意味の分からない言葉はなかった?」と2人に質問します。文字を読み書きできることはもちろん大切ですが、言葉の意味を理解して語彙を増やすことも同じくらい大切だからです。
昨日の金曜日の授業でKちゃんは「童謡って何?」と塾長に質問しました。塾長はまず「子どもの歌よ。」と答え、そのあと以下のように詳説しました。

【童】音読み=ドウ。訓読み=わらべ。
児童=子ども。
さじなめて 童楽しも 夏氷。
童謡=わらべ歌。

【謡】音読み=ヨウ。訓読み=うたい。
【歌】音読み=カ。訓読み=うた。
歌謡=うた。
【ごんべんに可×2】音読み=カ。訓読み=うた。(「歌」の異体字)
(パソコンの変換では異体字が出てきませんでした。)

塾長は時間の許す限り詳しく説明するよう心がけています。文字力・語彙力・文法力の三つが、国語力を支える三本柱だと考えているからです。

2013-06-21

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~北辰テスト申込み

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんは7月14日(日)に第3回北辰テストを受験します。一昨日の6月19日(水)に同テストの申し込み手続きを完了しました。Sちゃんは北辰テストの第1回と第2回を受験していないため、7月の第3回が公開会場模試の初体験となります。しかしSちゃんは3月17日(日)からの毎週日曜日に『北辰のかこもん』を1科目ずつ自宅受験しています。そしてこの自宅受験は12月1日(日)まで継続します。
Sちゃんは毎週の自宅受験により北辰テストの試験問題に十分慣れています。第1回・第2回の北辰テストを両方とも受験した子と比較しても経験値に劣ることはありません。
加えてSちゃんは解けなかった問題をフォローアップ授業にて再学習しています。模試を受けたはいいが受けっ放しという子より、はるかに学力が身に着いているのです。
つまり「問題を解く」ことに関してはSちゃんが初受験であることの不利は皆無と言ってよいでしょう。
ただひとつSちゃんの不利な点は「場慣れ」です。北辰テストは公開会場模試ですから広い会場で大勢の生徒が一斉に試験を受けます。そして周りはSちゃんの見知らぬ顔ばかりです。そんな模試会場独特の雰囲気に飲まれてしまっては、平素の学力を発揮することが難しくなります。
特に会場の雰囲気に飲まれやすいのは、自らの学力に自信のない子です。幸いにしてSちゃんは、自信を持って模試に臨むことができます。それも根拠のない自信ではなく、数値の裏付けのある自信です。Sちゃんがこれまで毎週日曜日に受けてきた、14回の『北辰のかこもん』の得点と偏差値が、Sちゃんの自信の拠り所となってくれるのです。
塾長は教室にSちゃんの「受験日程・得点・偏差値一覧表」を保管してあります。塾長はその一覧表を第3回・北辰テストの直前にSちゃんにもう一度見せるつもりです。そして「この数字を見たら安心できるよ。」と言うのです。
Sちゃんが学力的にも心理的にも不安のない状態で7月の試験に臨んでほしい、それが塾長の願いです。

2013-06-20

Q.E.D.進学塾の三者面談~来週土曜日に実施

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんとお母さまと塾長とで三者面談を行います。来週の土曜授業の終わった直後、すなわち6月29日(土)17時から実施予定です。正確には四者面談です。Sちゃんの弟でまだ小さいTくんが同席するからです。塾長はかわいい盛りのTくんの来塾を楽しみにしているところです。
三者面談の主目的は進路面談です。

1. 北辰テストを受験する。
2. その成績を以って私立高校のB推薦を確保する。
3. B推薦を武器にSちゃんの希望する公立高校の受験を中学校に認めてもらう。
4. 第一志望校である公立高校に合格する。

合格までの道筋を時系列に整理すると上記のとおりです。

5. 高校生活全般

Sちゃんは計画性のある子です。自分の将来についての明確なビジョンを持っています。そこから逆算しての高校選びが既にできているのです。またSちゃんは高校で何をしたいのかがはっきりしています。学校の勉強から塾での勉強、そして部活動に至るまで具体的な設計図を描いているのです。
そんなSちゃんだからこそ、計画実現のために今何をすべきかが分かっていて、そこに向かって受験勉強をがんばっているのだと思います。

Sちゃんの目標校は公立・私立ともに定まっています。塾長には何の異論もありません。そこで三者面談の主題は、志望校合格を勝ち取るまでの具体的な手順や詳細日程です。その道筋が明確に見えれば見えるほど、Sちゃんの勉強に熱が入るというものです。

2013-06-19

Q.E.D.進学塾の土曜授業~2週連続開講

Q.E.D.進学塾の1学期期末試験対策授業の一環として、来週と再来週の2週連続で土曜授業を開講します。

【開講日時】
第1週目 6月29日(土) 14時~17時
第2週目 7月6日(土) 14時~17時

【受講対象】 全塾生
多くの塾生の受講を望みます。

昨日の6月18日(火)のQ.E.D.日誌に7月6日(土)に土曜授業を行う旨を書きました。そして今日6月19日(水)にその記事を印刷・配布して受講参加を呼びかけました。そんな矢先の今夜の授業でSちゃんが次のような発言をしました。

Sちゃん「(1学期)期末試験の日程が間違ってました。」
Sちゃん「正しくは7月5日(金)~7月8日(月)でした。」
塾長「あらら。」
Sちゃん「それで今週も土曜授業してほしいんですけど・・・」
塾長「いいよ。」
というわけで冒頭に記した日程にて2週連続の土曜授業を実施することにしました。

1学期期末試験の日程が最も早いのはKちゃん(中1)で7月3日(水)からです。対して日程の最も遅いMoちゃん(高2)とMiちゃん(中3)が試験を終えるのは7月12日(金)です。都合10日間の長期戦です。学校によって定期試験の日程がこれだけ分散するのは珍しいことです。試験日程の遅い子がのんびりしすぎないように、また先に試験を終えた子が気を抜かないように、双方に目配りをしながらメリハリのある授業を心掛けたいと思います。どの塾生も好成績の1学期通知表を手に、気持ちよく夏休みを迎えてほしいものです。

2013-06-18

Q.E.D.進学塾の定期試験対策~次週に土曜授業を開講

Q.E.D.進学塾の1学期期末試験対策授業の一環として次週に土曜授業を開講します。

【開講日時】 7月6日(土) 14時~17時
【受講対象】 全塾生
多くの塾生の受講を望みます。

1学期期末試験の試験日程がいちばん早いのはKちゃん(中1)です。7月5日(金)からです。Kちゃんにとっては試験真っただ中の土曜授業です。
Sちゃん(中3)とSくん(中1)の試験日程は7月8日(月)からです。両名は同じ中学校に通う先輩・後輩なので試験日が同一日程なのです。
Moちゃん(高2)とMiちゃん(中3)は中高一貫校の先輩と後輩です。ともに7月10日(水)から期末試験が始まります。
Sちゃん、Sくん、Moちゃん、Miちゃんの4名にとっては試験直前の土曜授業です。試験直前は学校提出物の締め切り直前でもあります。また学校提出物(学校ワーク)の範囲は試験範囲とぴったり重なるので、学校ワークを学習することは試験勉強と同値です。学校ワークの問題で分からないところがあれば、そのすべてを土曜授業で質問して解決してほしいと思います。万全の準備をして試験に臨みたいものです。

2013-06-17

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~今日から授業再開

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんが修学旅行から帰ってきました。今日から授業再開です。おみやげの八橋をMちゃんと塾長とで食べました。おいしくて一箱の半分があっという間になくなりました。残りの半分はKちゃんとSくんの分です。明日この2人で食べ切れることでしょう。
Sちゃんのおばあさまが大量のおやつを差し入れてくれました。いつもいつもありがとうごさいます。今夜の塾長は八橋で、Mちゃんはオレオと八橋でおなかいっぱいでした。早速明日から塾生一同と塾長とで大量のおやつに着手したいと思います。

Sちゃんの1学期末試験は7月8日(月)からです。先週、塾長は『アポロン数学-中3』の第2章「平方根」の学習を7月7日(日)までに終える計画を立てました。今日Sちゃんは自分のテキストにその学習予定の日程一覧を書き込みました。

Sちゃんは睡眠不足でした。修学旅行中は寝る間も惜しんで友達とお話したりしていたそうです。さもありなん、塾長は中学・高校の修学旅行でやはり寝不足でしたから。Sちゃんの口には口内炎ができていました。

Sちゃん「今夜は9時35分に帰っていいですか。」
塾長「うん。問題を全部解き終わらなくても帰っていいよ。」

塾長はSちゃんに少しでも休んでもらおうと思ったのですが、
Sちゃん「全部できた。」
塾長「(問題を解くのが)速いねえ。」

結局Sちゃんは今夜の学習予定の全問を解き終えて満足した顔で帰宅しました。

2013-06-16

Q.E.D.進学塾の中学1年生~明日から英語の新単元

Q.E.D.進学塾の中学1年生は明日から英語の新単元「過去形」を学習します。
かつてQ.E.D.進学塾蓮根校にKくんという子がいました。1年生の学年末テストでこんな問題が出題されました。
I live in Tokyo. を過去形に書き換えなさい。
Kくんの答え= I live in Edo.
学校の英語の先生はこの答案に三角を付けて1点くれたのでした。「白紙にするな。とにかく何か書け。」が口癖の先生でした。過去形を習い始めたばかりの時期だったこともあり、Kくんががんばって何か書いたことに対して「おまけ」の1点をくれたのだと思います。I live in Edo.を単文で見ると間違った英語ではないのですが(笑) Kくんの英語の先生の指導方針が一貫していることと、それに沿ってがんばった生徒に1点を与える温情とに塾長は拍手したものでした。
さて、本題に戻ります。
中学1年生のKちゃんとSくんは、先週の土日に英検5級を受験しました。英検5級の試験範囲は「現在進行形」まででした。「現在進行形」は中学1年生の英語の主教材である『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』(英文法書)の157ページまでです。同書の158ページからは、英検4級の試験範囲である「過去形」です。中1生たちが英検を終えた直後の月曜日から新単元の「過去形」を学習する手もあったのです。しかし新単元に進む前に1年生たちがこれまでに習った英語の習熟度を見極めたいと考えた塾長は、この1週間の塾での英語の授業時間の全てを「学校授業の復習」に割きました。その結果、いくつか基本事項の欠落が発見されました。具体的には冠詞・名詞・人称代名詞・指示代名詞などの基礎単語の用法が十分に理解できていなかったことです。これらの基礎単語の再学習が必要であること、Sくんは復習問題を学習したがっていること、一方Kちゃんは先の単元に興味を示していること、この3つを合わせ考えて、明日の月曜日からの授業計画を立てました。

I        live            in   Tokyo.
私は 住んでいる 中に 東京

I        lived           in   Tokyo.
私は 住んでいた 中に 東京

(1)まず初めに(2)を音読する。
(2)現在形の文と過去形の文を併記する。
(3)ひとつひとつの単語の意味を書く。

全文にこの3つを適用するので進度が速くなることはありません。新単元の学習でありながらも復習を重視した授業です。『みるみる』の158ページから168ページの11ページを1日0.5ページずつ、夏休み直前までの22日間をかけて学習します。夏休みは114行の英作文づくしです。『みるみる』では169ページからが英作文です。中学1年生の履修範囲のすべてにおいて、英文和訳・和文英訳ができるようになることが夏期講習会の大目標です。

2013-06-15

Q.E.D.進学塾の中学1年生~塾の授業時間割(2)

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんの塾の授業時間割は盛りだくさんです。昨夜の金曜日の授業でKちゃんは、学校の宿題の数学のプリントを1枚、『アポロン数学-中1』を1ページ、『成美堂出版 本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』を1ページ、『みるみるわかる 理科の要点-中1』を1ページ、「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習する。」を全教科、以上を学習しました。これだけの学習量を塾の授業時間内にやり遂げるKちゃんはとてもえらい子です。小学生時代は学習量に日によってむらのあったKちゃんですが、中学生になって変化が見られ出し、ゴールデンウイーク明けからは毎日欠かさず十分な量の学習ができています。学習に対する集中力が増し、それに伴って問題を解く速度も向上したことが、Kちゃんのコンスタントな学習量を支えています。ただひとつ残念なことに、Kちゃんは整理整頓が苦手なのです。金曜日の授業では木曜日に配ったばかりのプリントを紛失してしまいました。昨日の今日でプリントをなくすのは余りにひどいと思った塾長は、Kちゃんに厳重注意した。するとKちゃんは塾からお迎えの車までの短い距離でケーキのお話をしてくれました。

Kちゃん「部活でカップケーキを作るんだ。」
塾長「いいなあ。」
Kちゃん「上に生クリームを乗っけるんだよ。」
塾長「食べたい。」

塾長はきびしく叱ったつもりだったのですが、元気いっぱいのKちゃんでした。作戦変更です。「Kちゃんはよく勉強してるね。えらいね。教材の整理整頓ができたらもっとスムーズに勉強できるよ。」こう言って整理整頓を促したいと思います。Kちゃんが「○○のテキスト忘れたかも。」「プリントどこいった?」などと言って探している時間がもったいないのです。また必要な教材がないことは学習効率を下げる元凶です。塾長はKちゃんを授業準備のきちんと出来る子にしたいと考えています。

2013-06-14

Q.E.D.進学塾の中学1年生~塾の授業時間割

Q.E.D.進学塾の中学1年生のSくんは、今週の水曜日に学校時間割を塾に持参してくれました。今週からその時間割を見ながら「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習する。」を実践しています。その日に学校で習った5教科の全てを塾で復習するには時間が足りないこともあります。ときには教科を絞って集中的に学習することも必要でしょう。昨日の木曜日がまさにその集中学習の日でした。木曜日にSくんが学校で習った英語の基本例文を塾でテストしてみたところ、冠詞と名詞の使い方が正しく覚えられていないことが分かり、そこを詳しく勉強したのです。

1. a pen  2. pens   3. the pen  4. the pens  5. two pens  6. this pen  7. these pens  8.that pen  9. those pens  10. its pen  11. their pens  12. my pen  13. some pens  14. any pens  15. a lot of pens  16. many pens

Sくんは上記16個のすべてをノートに書き取り、日本語訳を付け、発音もして繰り返し演習しました。名詞には定冠詞・不定冠詞・指示代名詞・人称代名詞・形容詞などが付くことを学習したのです。16個とも1年生のうちに覚えておかなければならない表現ばかりです。このように優先して学習すべきことのある日は、他教科の復習の時間を割愛してでも学習することを今後も続けて行きたいと考えています。Sくんはこの日、「英単語の可算名詞(数えられる名詞)を文中で単独で使うことはない。」(penを文中でpenのみで使うことはない。)という大原則を、16の詳細例とともに学習したのです。
昨日の木曜日とは好対照に、本日金曜日は学校時間割の全てを塾で復習しました。特定の教科に集中して時間を割く必要性がなかったからです。これからも多くの教科を学習する日と1教科を集中学習する日とを使い分けながら、英数を中心とした5教科全体の学力向上を図っていきます。

2013-06-13

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~自主性と実行力

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんは理数科目に自信を深めています。根拠のない自信ではありません。1学期中間試験の数学A・数学B・理科Ⅰ・理科Ⅱの2教科4科目の合計200点満点のうち194点を取ったことが、Mちゃんの数学・理科に対する自信の拠り所となっているのです。
そんなMちゃんでも苦手な単元がごく一部にあります。昨日の水曜日の塾の授業でMちゃんは、

1. 1つの台形を2本の対角線で4分割してできる、4つの3角形の面積比。(数学B)
2. 磁界の向き・電流の向き・力の向きの相関。(理科Ⅰ)
を学習しました。

上記1.2.ともMちゃんが小学6年生の夏に一度学習している項目です。それから既に3年が経過していますが、塾長はMちゃんが1.2.に大苦戦していたことをよく覚えています。そして昨日の授業でも3年前と同じようにMちゃんはやや苦戦していました。そのため普段よりも授業時間が長くなってしまい、Mちゃんが毎日楽しみにしているパソコンの時間が無くなってしまいました。

塾長「ごめんね。明日は30分遊べるようにするね。」
Mちゃん「いいの。Mができなかったのがいけないの。」

それから一夜明けた本日木曜日の授業の冒頭で、昨日の1.2.復習問題を学習したところ、Mちゃんは驚くほどすらすらと解いてくれました。

塾長「よくできたね。もしかして昨日おうちで1.2.を復習した?」
Mちゃん「うん。」
塾長「えらいねえ。」
Mちゃん「えっへん。」

宿題でもないのにMちゃんは家に帰ってから自主的に復習をしてきたのです。塾長はMちゃんの「できるようになりたい。」という意思を感じました。

今夜木曜日の授業では因数分解(数学A)を学習しました。学校で習った解き方よりも速く楽に解ける解法を教えました。Mちゃんの解き慣れていない解法を学習したので、「Mちゃんにもう少し問題数を解いてもらって演習したい。」が塾長の本音だったのですが・・・

塾長「昨日の約束通り30分パソコンしていいよ。」
Mちゃん「やった。」
塾長「ほんとはもう2・3問だけ問題を解いて欲しいんだけど・・・」
Mちゃん「おうちでやってくるよ。」

Mちゃんは自宅で復習すると塾で習ったことがより身に着くと分かったようです。どんな学習をすべきなのか自ら考え、そしてそれを実行できるのがMちゃんの素晴らしいところです。Mちゃんの自主性と実行力に拍手です。

塾長「今日学校で習った問題の中から2問か3問をMちゃんが自分で選んで、新しい解法で解いてきてね。」
Mちゃん「うん、わかった。」

数学の試験で「この問題はこういう解法で解きなさい。」と書いてあることは稀です。どの問題にどんな解法を適用できるのかは自分で判断しなくてはならないのです。つまり問題の本質を瞬時に見極める目を養う必要があります。塾長がMちゃんに「問題を自分で選んで。」と言ったのは、Mちゃんの問題を見る目を肥やしたいと言う意図があってのことです。
もうひとつ付け加えるならば、「自分で選ぶ。」ことは生徒の主体性を伸長します。Mちゃんが3年生になって急速に育ちつつある自主性・主体性をさらに伸ばしていきたいと考えています。

2013-06-12

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~明日から修学旅行

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんは明日から修学旅行です。Sちゃんは旅行の準備段階からうきうきしていました。たとえば旅行の必要品のお買いものひとつにしても楽しそうにお話してくれたのです。Sちゃんは今夜の水曜日から明後日の金曜日まで休講日です。Sちゃんの次回の登塾は週明けの月曜日です。
Sちゃんは『アポロン数学-中3』を継続して学習中です。Sちゃんが「数学がいちばんの得意教科になった。」と言っている通り、5教科の中で最も順調に学習できているのが数学です。Sちゃんが『アポロン数学』をすいすいと解いてくれるので数学の授業予定が遅れたことはありません。授業進度が計算できるため精度の高い授業計画を立てることができます。数学の学習日程は来月の上旬、すなわち一か月先まで作ってあり、その一か月のすべての日付を既にテキストに記入済みです。
今週の月曜日に塾長が「1週間分の数学の学習予定を月曜日と火曜日の2日間で勉強する。」ことを提案してもSちゃんは快諾してくれました。Sちゃんはここまで順調に進んでいる数学学習を、これからも日付通りに進めたかったのでしょう。そしてSちゃんが5日分の数学の学習量を2日間ですんなりと習得できてしまうところにSちゃんが学力をつけたことを実感した塾長でした。
今週日曜日のSちゃんの宿題は、『北辰のかこもん』第3回-社会(試験時間30分)と『アポロン』1ページ(学習予定時間30分)の計1時間です。修学旅行から帰ってきたばかりなので1時間でも大変だろうと思いますが、がんばって仕上げて月曜日に持ってきてほしいところです。
Sちゃんの修学旅行先の週間天気予報は、旅行期間中ずっと「曇り時々晴れ」です。「降らず、照らず。」といった空模様で、元気にあちこち動き回るには絶好の天気です。楽しい修学旅行になることを願っています。

2013-06-11

Q.E.D.進学塾の中学1年生~英検後の初登塾

Q.E.D.進学塾の中学1年生のSくんは6月8日(土)に英検5級を受験しました。Sくんは月曜日のみ休講日なので本日の火曜日が英検後の初登塾でした。Sくんは自分の解答を英検の問題用紙に記入していなかったため自己採点はできないのですが、『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』の全7回の筆記試験・リスニング試験の成績が常時8割~9割だったことから考えてまず心配ないでしょう。さてSくんは今日の授業から塾の時間割を一部変更しました。これまで英検の対策授業だった時間を学校の復習に充当する改編です。ちなみに今夜の授業では英語から数学への時間割変更でした。Sくんの学校では新単元の「文字と式」に入ったばかりです。今夜Sくんが学習したのは次のような問題です。
【問題】n個の正方形を作るのに必要なマッチ棒は何本か。
【答え】1+3n (本)
【解法】n=1,2,3・・・・を調べて規則性を見つける。

この問題を解くための途中段階として「1+3×2」が登場しました。Sくんは答えの「7」がどうしても出てきません。この問題よりも数段難しい四則混合計算は解けているのにです。Sくんが授業に集中できていないことは明らかと判断した塾長は厳重注意しました。Sくんは学校の定期試験と英検という2つの試験を終えて気が緩んでいたのでしょう。それでもSくんは答えの「1+3n (本)」までがんばって導出してくれました。明日の授業では数学の時間を短めにして英語の時間を多くとります。まずは数学・英語の2教科から、そして他の教科へとSくんの学習のリズムを整えて行きます。最優先すべきはやはり英数ですがバランスの取れた学習を心掛けたいものです。

2013-06-10

Q.E.D.進学塾の中学1年生~3時間のマンツーマン授業

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんは昨日6月9日(日)に英検5級を受験しました。Kちゃんは英検の問題用紙に自分の解答をメモしていなかったので、正確な自己採点はできませんでした。しかし塾長がKちゃんの苦手そうな問題をいくつか口頭試問したのに対し、Kちゃんが正答してくれたことから合格してくれたものと判断してよいでしょう。
さて、Kちゃんは先週の金曜日まで英検対策授業の総仕上げとして『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』を学習していました。先週まで同書を学習していた授業時間を、今夜からは学校復習に充当しています。「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習する。」を今日から毎日実行するのです。Kちゃんの1学期期末試験での飛躍を期待しています。
今夜18時50分にMちゃんのお母さまからMちゃんが本日の授業を臨時休講するとの連絡が入りました。これを受けて即、塾長はKちゃんのお母さまに電話しました。Kちゃんの授業を延長する旨を伝えるためです。塾長はKちゃんがマンツーマンでみっちり勉強する好機と考えたからです。
17時から19時の2時間の授業予定を、17時から20時までの3時間に延長しました。もっとも3時間連続でKちゃんの集中力が続くはずもなく、30分休憩を挟みましたがそれでも2時間半の充実した学習ができました。
今Kちゃんは数学で「線対称・点対称」を学習しているところです。対称の軸は垂直二等分線です。垂直二等分線の作図を学ぶのはずっとあとの単元なのですが、時間に余裕のある今夜の授業で先取り学習しました。関連性の深い項目は、単元の枠にとらわれず同時に学習したほうが身に着くのです。
月曜日はKちゃんが塾長と1:1で学習できる時間が発生しやすいのです。Kちゃんの部活が休み、Sくんの授業がない、Mちゃんが部活、このような要因が複合しているからです。今後も「1:1」の時間をフル活用したいのが月曜日です。機を見るに敏でありたいものです。

2013-06-09

Q.E.D.進学塾の中学1年生~明日からの授業形態

Q.E.D.進学塾の中学1年生のSくんは昨日6月8日(土)に英検5級を団体会場受験しました。一方、Kちゃんは本日6月9日(日)に同試験を一般会場受験します。『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』の全7回の模擬試験(筆記試験+リスニング試験)の成績から、塾長は両名そろっての合格を確信しています。
一昨日の金曜日の21時3分に『予想問題ドリル』の第7回リスニング試験、および第7回筆記試験のフォローアップ授業を完了しました。「計ったように」という表現がぴったりでした。さて明日の月曜日からは、これまで英検対策問題集の学習に割いていた時間を学校授業の復習に充当します。

塾長「SくんもKちゃんも月曜日に学校時間割を持ってきてね。」
Kちゃん「Mちゃん方式するんでしょ。」
塾長「そうだよ。」

Kちゃんの言う「Mちゃん方式」とは、今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習することを指します。Kちゃんは2学年上級生のMちゃんに懐いていて、Mちゃんのことを毎日よく見ているからこその発言です。
Mちゃんはその日の学校授業の9割以上を覚えて登塾して来ます。塾では残りの1割弱を補ったり、発展学習をしたりする毎日です。これと同じことを全ての塾生に求めるには無理があります。明日からの授業で塾長は、KちゃんとSくんの両名にとってどこまで学習するのが最適なのかを見極めなくてはなりません。つい欲張り過ぎて両名が過負荷に陥ることだけは回避したいと考えています。負荷の大きすぎる学習計画は長続きしないからです。
英検5級の受験を終えた明日からは、学習の主眼を近くの学校復習に置きながら、遠くの英検4級への布石も着々と打っていきたいところです。

2013-06-08

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~理数に抜群の冴え

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんの1学期中間試験のほぼ全教科の答案が返ってきました。とても優秀な成績でした。その全てをここに記すことはできませんが、特筆すべきは数学と理科の得点です。
数学A・50点(50点満点) + 数学B・48点(50点満点) = 数学合計・98点(100点満点)。 
理科Ⅰ・48点(50点満点) + 理科Ⅱ・48点(50点満点) = 理科合計・96点(100点満点)。
Mちゃんは理数に抜群の冴えを見せてくれました。ほんとうによくがんばりました。
中間試験終了後にMちゃんの塾での授業形態の一部を改良しました。これはMちゃんからのリクエストによるものです。Mちゃんが中学に入学して以降ずっと継続している「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」という基本路線は変えませんが、そこに加えて学校の宿題をする時間を設けたのです。これによりMちゃんの塾での学習量は増えます。塾長は塾の授業時間内に収まるかどうか心配していましたが杞憂でした。学習量を増やしても時間に余裕がありました。Mちゃんの問題を解く速度が大幅に向上していたからです。

昨日の理科の授業で塾長はMちゃんにこんな問題を出題しました。
塾長「温暖前線の特徴を説明して。」
Mちゃん「暖気が寒気の上に這い上がりながら・・・(以下略)」

Mちゃんは驚くほど流暢に説明してくれました。この一週間で学習したことをよく覚えている証左です。
「説明しなさい。」という問題はおさらいに向くと同時に、論述問題対策としても有効です。今後も金曜日にこの種の問題を出題していきます。

2013-06-07

Q.E.D.進学塾の中学1年生~本日は英検対策授業の最終日

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんとSくんは、明後日の日曜日の6月9日に英検5級を受験します。本日の金曜日の授業が英検対策授業の最終日です。

6月7日(金)第7回-英検5級模擬試験(リスニング試験=20分・25点満点)
『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』付録のCDによるリスニング試験の最終回です。

『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』の筆記試験については、先週中に既に全7回の受験を完了しています。昨日の授業では第7回筆記試験問題についてのフォローアップ授業を行いましたが、授業時間内に解説できなかった問題が4問残っています。その4問を本日の授業にて解説+類題演習して筆記問題の学習の仕上げとします。
KちゃんとSくんがこれまでに受験した模擬試験(筆記試験7回・リスニング試験2回)の成績は、両名とも平均9割を超えています。試験本番で失敗して落ちることはまずないでしょう。それでも筆記試験全7回のフォローアップ授業と第7回のリスニング試験を、本日の授業ですべて完了させてから試験に臨みます。KちゃんとSくんの両名に試験終了まで気を抜かずに走り切る習慣を身に着けてほしいからです。公立中学校に通う生徒にとって最大の試験は高校入試です。1年生の両名が入試対策の学習を始動させる時期はまだまだ先ですが、それまでに準備できることは数多くあります。そのひとつが「ゴールテープを切るまで全力で」という姿勢を身に着けることなのです。

2013-06-06

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~力を着けた英数

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんは『アポロン数学-中3』『みるみるわかる ステップ式 英語-中3』を毎日学習中です。Sちゃんは昨夜「数学がいちばん得意科目になった。」と言いました。1学期中間試験の自己最高得点ですっかり自信をつけたようです。数学の次の学習単元の「平方根」に進んでも、Sちゃんの勢いはそのままです。問題を解く速度も正答率も大幅に向上しています。昨日の数学の授業でSちゃんは見事満点を取りました。Sちゃんが数学の問題を速く正確に解けるようになったので、塾の授業時間に余裕が生まれました。その時間を英語の学習時間として活用しています。Sちゃんはこれまで毎日0.5ページを学習していた『みるみる』を、昨夜は1ページ学習しました。Sちゃんが正答できなかった問題は1問のみ、満点まであと一歩でした。Sちゃんは「明日からも毎日1ページずつ。」と張り切っています。Sちゃんは成績を大きく伸ばし、今も向学心に満ち溢れて積極的に学習に取り組んでいます。Sちゃんは平方根の問題を「さくらんぼ」(塾長が考案した視覚的に分かり易い計算法)ですいすい解きます。英文法を公式化して覚えて的確な英作文をします。こうした技術的なことがSちゃんの学習効果を高める一因となっています。しかし技術以上に大きいのは、Sちゃんが「毎日楽しく」勉強できていることです。Sちゃんが気分よく学習できる環境を整えることが、塾長の最も大切な仕事であると考えています。おやつの準備もその環境整備の一環です。塾長はSちゃんの大好きな『しゃりっとかむ三ツ矢サイダーぶどうグミ』を毎日欠かさず用意しています。

2013-06-05

Q.E.D.進学塾の中学1年生~第5回リスニング試験

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんとSくんは、4日後の6月9日の(日)に英検5級を受験します。両名は英検対策として英文法書『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』の157ページまで(英検5級の試験範囲である現在進行形まで)を4月末に履修完了し、5月から最後の仕上げとして『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』の全7回の模試を受験しています。模試のうち筆記試験については全7回とも先週中に受験を完了しました。同書の第5回・第6回・第7回の模試では付録のCDを聴いてリスニング試験を受けることができます。

6月3日(月)第5回-英検5級模擬試験(リスニング試験=20分・25点満点)・・・Kちゃん
6月4日(火)第5回-英検5級模擬試験(リスニング試験=20分・25点満点)・・・Sくん
6月5日(水)第6回-英検5級模擬試験(リスニング試験=20分・25点満点)・・・両名
6月7日(金)第7回-英検5級模擬試験(リスニング試験=20分・25点満点)・・・両名

今週のリスニング試験(模試)の受験日程は上記のとおりです。Kちゃんは一昨日が、Sくんは昨日が初めてのリスニング試験でした。英検5級の合格基準点が6割のところ、両名とも9割前後の得点率で優秀な成績でした。この得点率の高さから、塾長は2名の合格を確信していますが、念には念を入れて木曜日に筆記試験のおさらいをする予定です。

【第5回-英検5級模擬試験-筆記試験問題】
(     ) is my favorite season.
1. Today  2. Spring  3. Monday  4. January
正解 2.

上記はKちゃんが正答できなかった問題のひとつです。

【第5回-英検5級模擬試験-筆記試験問題】を塾長が改題-その1。
(     ) is my favorite month.
1. Today  2. Spring  3. Monday  4. January
正解 4.

【第5回-英検5級模擬試験-筆記試験問題】を塾長が改題-その2。
(     ) is my favorite day.
1. Today  2. Spring  3. Monday  4. January
正解 3.

英検では同傾向の問題が繰り返し出題されます。そこで塾長が上記のような改題をして、生徒に演習を重ねてもらうようにしています。塾長が改題を2問作成すれば生徒の学習量は3倍です。こうして、favorite「お気に入りの」 がKちゃんの忘れられない英単語となって定着していくのです。

2013-06-04

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~1学期中間試験の答案返却

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんの1学期中間試験の答案2枚が昨日返却されました。数学Aが50点(50点満点)、理科Ⅱが48点(50点満点)という高得点でした。とてもよくがんばりました。Mちゃんは昨夜登塾すると直ぐに2枚の試験答案を嬉しそうに見せてくれました。

塾長「Mちゃんはえらい子ねえ。」
Mちゃん「えへへ。」
塾長「次もがんばろうね。」「ところで塾の授業についてMちゃんの要望はある?」
Mちゃん「塾で宿題をしたい。」
塾長「いいよ。」

Mちゃんが数学と理科の得点に気を良くしているタイミングで、塾長はMちゃんにリクエストがないか尋ねました。Mちゃんからは上記の答えが間髪を入れず返ってきました。
Mちゃんが中学に入学してからずっと「学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」する学習を継続しています。Mちゃんが塾長に学校のノートやプリントを見せてくれて、塾長がそれを見て毎日の授業を組み立てているのです。これは今後も続けて行きます。
明日からはその復習の一部を臨機に差し替えしたいと塾長は考えています。具体的には学校から宿題が出た教科について、その日の復習を「ノート・プリント→宿題の問題」にて代替するのです。宿題の量が多すぎて塾の授業時間内に収まらない場合は、奇数番号の問題のみを学習するなどの工夫をして学習量の調整を行います。何とか時間をやりくりしてMちゃんのリクエストに応えたいと思います。
現状に満足したとき学力の伸びは止まります。常に改良を加え続けて行きたいものです。

2013-06-03

Q.E.D.進学塾の高校2年生~1学期期末試験から夏期講習会へ

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMoちゃんは、1学期中間試験の土曜授業に飛び入り参加してくれました。Moちゃんは土曜授業を開講していることを知らずに来塾して結果的に飛び入りとなったのです。Moちゃんは1学期中間試験のテスト範囲で分からないところを質問するために来塾しました。Moちゃんは試験範囲の95%の問題を既に解き終えていて、解けない5%を聞きに来たのです。塾長はMoちゃんのノートを見て感心しました。Moちゃんがとてもよく勉強していることが一目で分かるノートでした。この日、Moちゃんから「夏期講習会から復塾します。」との嬉しい一言がありました。高校へ内部進学したMoちゃんですが大学は外部を受験します。Moちゃんが復塾するのは大学入試の準備のためなのです。Moちゃんが私立中学校への合格通知を手に卒塾したのは4年前のことです。家が塾にほど近いMoちゃんは卒塾後も季節講習会のたびに塾を訪ねてくれました。2か月前の春期講習会のとある日に、Moちゃんは高校1年生時の成績表の1年分すべてを持参してくれました。塾長はその成績の優秀さに驚いたものです。Moちゃんが外部受験するのもうなずけます。
中間試験対策の土曜授業では「飛び入り参加」だったMoちゃんですが、期末試験対策の土曜授業には「予定通り参加」してほしいと思います。Moちゃんの学校の1学期の期末試験日程は、7月10日(水)・11日(木)・12日(金)の3日間です。その直前の7月6日(土)が対策授業の予定日です。Moちゃんにはぜひとも期末試験で好成績を修めてほしいと願っています。そうすれば気分よく夏期講習会に参加できるからです。

私立中学2年生のMiちゃんはMoちゃんの2学年後輩です。同じ学校なので試験も同一日程です。試験対策授業にはもちろんMiちゃんにも参加してもらいます。Miちゃんは「またMiが巻き添え。」と文句を言うでしょうが(笑) 1学期中間試験対策の土曜授業でMiちゃんはMoちゃんの学習内容・授業内容に興味津々でした。

Miちゃん「難しそうだね。」
塾長「明日は我が身よ。2年後だけどね。」

MiちゃんはMoちゃんの姿に自分の未来像を重ね合わせているようでした。模範生のMiちゃんに負けないくらい、優秀な先輩が身近にいるのはよいことです。Miちゃんには自身の輝ける未来を想像しながら勉学に励んでほしいものです。成功をイメージすることは学力の伸びを助長します。

2013-06-02

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~定期試験対策の土曜授業

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんは、1学期中間試験の土曜授業に参加してくれました。公立中学校に通う同級生のSちゃんが要望を出してくれたため開講した土曜授業に、Mちゃんも便乗しての参加でした。Mちゃんが「またMが巻き込まれた。」と言っていたように、自ら進んでの積極的参加ではありませんでしたが(笑)Mちゃんは月曜日から金曜日まで毎日通塾している子なので、「土曜日にまで塾に来たくない。」という気持ちも分かります。しかしMちゃんと同様に週5回の通塾をしているSちゃんが自分から希望して土曜授業に臨んでいるのを見て、Mちゃんは「自分もやらなければ。」と触発されたところがあるのでしょう。Mちゃんはさほど抵抗を見せずにすんなりと土曜授業への参加を了承してくれたのでした。
次なる定期試験は1学期期末試験です。期末試験対策授業の一環として再び土曜授業を行います。中間試験の好成績に気を良くしたSちゃんが、期末試験でも土曜授業を希望するのは目に見えています。そこで明日塾長が先手を打って「土曜授業においで。」とMちゃんに声かけをします。Mちゃんは塾に来れば一生懸命勉強してくれるので、参加を促す価値は十二分にあるのです。
高校受験生である公立中学校3年生と、受験のない私立中学校3年生とでは、勉強熱心さに自ずと差が出るものです。しかし短絡的に「受験がないから勉強しない。いけないことだ。」とは言えないのです。公立中学3年生が入試のための受験勉強をしている時間に、私立中学校3年生は高校へのアプローチとなる勉強ができます。すなわち私立の子は公立の子にくらべて先行投資の学習に多くの時間を割けるのです。Mちゃんが継続的に学習している英検準2級などはその先行投資の好例で、Mちゃんが現在学習中の電気分解・化学電池においてもその授業時間の8割が高校化学の履修範囲です。Mちゃんが高校受験生と同等の学習時間を確保しながら、学校の勉強と先行投資の勉強とをバランスよく学習するのが理想形と考えています。

2013-06-01

Q.E.D.進学塾の中学1年生~英検をペースメーカーに

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんとSくんは、1週間後の6月9日の(日)に英検5級を受験します。
『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』の全7回の模試結果を見る限り、両名とも余力を残して合格してくれることでしょう。

【英検4級 みるみるわかるステップ式英語 中1 中2 対応ページ一覧】(計83ページ)
(1)一般動詞の過去形
(中1)158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168
(中2)8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
(2)be動詞の過去形
18 19 20 21 22 23 24 25
(3)過去進行形
26 27 28 29 30 31 32 33 34 35
(4)不定詞
82 83 84 85 86 87 88 89 90 91
(5)動名詞
92 93 94 95 96 97 98 99 100 101
(6)比較
110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125

KちゃんとSくんの次なる目標は英検4級です。英検4級で出題される英文法と、両名がこれから学習する英文法書『みるみるわかる ステップ式 英語-中2』の対応表が上記です。英検4級の試験範囲は主として中学2年生での履修範囲までです。『みるみる中2』を履修完了後に『英検4級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 にて仕上げをします。

『みるみる中1』→『英検5級予想問題ドリル』→英検5級を受験→
『みるみる中2』→『英検4級予想問題ドリル』→英検4級を受験→
『みるみる中3』→『英検3級予想問題ドリル』→英検3級を受験。
Mちゃんはこのカリキュラムで学習し、中2の1月に3級まで合格しました。かなり速い学習速度です。小学6年生の夏から少しずつ英語を勉強していたMちゃんだからこそこれができたのでしょう。現在の中1生たちもMちゃんと同じカリキュラムで英検3級までの合格を目指します。しかし学習ペースは少しゆっくりにしようと思います。その理由は英語学習の開始時期によるものです。

中学1年生の春休みまでに『みるみる中2』を履修完了→中学2年生の5月末までに『英検4級予想問題ドリル』を履修完了→6月上旬に英検4級を受験→
中学2年生の春休みまでに『みるみる中3』を履修完了→中学3年生の5月末までに『英検3級予想問題ドリル』を履修完了→6月上旬に英検3級を受験。
このようなスケジュールで現中1生の英語の学力を伸長していきたいと考えています。英検に英語学習のペースメーカーの役割を担ってもらうのです。

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生~数学で過去最高点

Q.E.D.進学塾の公立中学3年生のSちゃんの1学期中間試験の答案が昨日返却されました。Sちゃんは「今まででいちばんいい点数だった。」「お母さんが(高得点に)驚いておばあちゃんに電話していた。」と嬉しそうに報告してくれました。Sちゃんの日々の努力が実を結んだのです。Sちゃんは中間試験が終わっても、それまでと変わらぬ学習姿勢で熱心に勉強しています。そして多くのことを吸収する毎日です。Sちゃんが試験前夜に10時半まで残って勉強したのはすごいことです。しかしもっと素晴らしいのは充実した学習を継続できていることです。「継続は力」を体現してくれているのがSちゃんなのです。長続きの理由はSちゃんが毎日楽しく学んでいること、そして学習の成果が目に見えて成績に表れていることです。Sちゃんは勉強が分からない苦しさを過去に味わったことがあります。それだけに「分かる喜び」の味はひとしおなのでしょう。学ぶ楽しさと分かる喜びを知ったSちゃんが、それを感じ続けられるようにすることが塾長の務めだと考えています。