2013-06-26

Q.E.D.進学塾の中学1年生~不規則動詞を学習中

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKちゃんは英語の「過去形」を学習しているところです。昨日は同級生のSくんが体調を崩して塾をお休みしました。KちゃんとSくんの2人は英文法書『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』の同一ページを学習中です。2人の同書を学習する進度をぴったり合せているのです。Kちゃんが先のページに進むのを一日だけ待って、昨日のKちゃんの英語の時間を不規則動詞の復習に充当しました。

塾長「午後三時を昔は『八つ・八つ時』と言っていました。だから『3時のおやつなのよ。』」「eight(八つ)とate(食べた)は発音が同じ単語です。」
Kちゃん「おやつを食べたんだ。」
と余談を交えながらのおさらいでした。

おさらい→さらう・さらえる→食べてしまった→現在完了形の完了用法→have eaten・・・・・(1)
が頭に浮かんだ塾長が、Kちゃんの隣に座っているSちゃんを見ると、Sちゃんはちょうど数学の問題を集中して解いている最中だったので、(1)の話をSちゃんに振るのをやめました。

学年の違いも教科の垣根もなく、ときには隣の子に話を振りながら、教室全体で学ぶのがQ.E.D.進学塾のスタイルです。開校当初は「全体で学ぶ」ことを意図的に行っていましたが、今ではそれが自然体となってきました。

塾長「塾長は今おやつを食べています。」「これは何形ですか。」
Kちゃん「現在完了形。ちがった、現在進行形だ。」
塾長「よくできました。」「公式は?」
Kちゃん「be動詞+現在分詞」
塾長「えらい。」

Kちゃんは上級生の授業を聞いて「現在完了形」という単語を覚えてしまったそうです。公式の作り方が類似している、「受け身=be動詞+過去分詞」や「現在完了形=have動詞+過去分詞」を今後Kちゃんが学習するときに「このことだったのか。」と思い出してくれることでしょう。

塾生には幅広い知識を習得してほしいと考えています。その知識が単体ではなく、縦横に連携してこそ生きた知識となり、それを教養と呼ぶのだと思います。詰め込んだだけの知識はすぐに忘れてしまいますが、血肉となって身に着いた教養は一生の財産なのです。

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