2013-06-16

Q.E.D.進学塾の中学1年生~明日から英語の新単元

Q.E.D.進学塾の中学1年生は明日から英語の新単元「過去形」を学習します。
かつてQ.E.D.進学塾蓮根校にKくんという子がいました。1年生の学年末テストでこんな問題が出題されました。
I live in Tokyo. を過去形に書き換えなさい。
Kくんの答え= I live in Edo.
学校の英語の先生はこの答案に三角を付けて1点くれたのでした。「白紙にするな。とにかく何か書け。」が口癖の先生でした。過去形を習い始めたばかりの時期だったこともあり、Kくんががんばって何か書いたことに対して「おまけ」の1点をくれたのだと思います。I live in Edo.を単文で見ると間違った英語ではないのですが(笑) Kくんの英語の先生の指導方針が一貫していることと、それに沿ってがんばった生徒に1点を与える温情とに塾長は拍手したものでした。
さて、本題に戻ります。
中学1年生のKちゃんとSくんは、先週の土日に英検5級を受験しました。英検5級の試験範囲は「現在進行形」まででした。「現在進行形」は中学1年生の英語の主教材である『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』(英文法書)の157ページまでです。同書の158ページからは、英検4級の試験範囲である「過去形」です。中1生たちが英検を終えた直後の月曜日から新単元の「過去形」を学習する手もあったのです。しかし新単元に進む前に1年生たちがこれまでに習った英語の習熟度を見極めたいと考えた塾長は、この1週間の塾での英語の授業時間の全てを「学校授業の復習」に割きました。その結果、いくつか基本事項の欠落が発見されました。具体的には冠詞・名詞・人称代名詞・指示代名詞などの基礎単語の用法が十分に理解できていなかったことです。これらの基礎単語の再学習が必要であること、Sくんは復習問題を学習したがっていること、一方Kちゃんは先の単元に興味を示していること、この3つを合わせ考えて、明日の月曜日からの授業計画を立てました。

I        live            in   Tokyo.
私は 住んでいる 中に 東京

I        lived           in   Tokyo.
私は 住んでいた 中に 東京

(1)まず初めに(2)を音読する。
(2)現在形の文と過去形の文を併記する。
(3)ひとつひとつの単語の意味を書く。

全文にこの3つを適用するので進度が速くなることはありません。新単元の学習でありながらも復習を重視した授業です。『みるみる』の158ページから168ページの11ページを1日0.5ページずつ、夏休み直前までの22日間をかけて学習します。夏休みは114行の英作文づくしです。『みるみる』では169ページからが英作文です。中学1年生の履修範囲のすべてにおいて、英文和訳・和文英訳ができるようになることが夏期講習会の大目標です。

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