2015-06-30

Q.E.D.進学塾の高校2年生~期末試験は長丁場

Q.E.D.進学塾の高校2年生のSちゃんの通う学校では、今週木曜日から1学期期末試験が始まります。試験日程は7月2日(木)・3日(金)・6日(月)・7日(火)の4日間、長丁場です。土日を挟むので生徒は余計に長く感じることでしょう。

Sちゃんと同級生のMaちゃんの両名は、昨夜22時まで英語を学習しました。英語の試験は下記の2科目です。

【コミュニケーション英語Ⅱ】
試験日=7月3日(金)
テスト勉強=6月29日(月)・7月2日(木)

【英文法】
試験日=7月2日(木)
テスト勉強=6月30日(火)・7月1日(水)

Sちゃんは塾長と相談してこのような計画を立てました。

Sちゃん「コミュ英語のほうが英文法よりも単語が難しいから、先に着手したい。」
科目の特性を考慮して学習計画を立てたSちゃんは立派です。

Sちゃんがこの期末試験の長丁場を計画的な学習で乗り切って、好成績を修めてくれることを塾長は願っています。

6月25日(木)から7月6日(月)までの延べ10日間を、連日登塾して試験勉強に励むSちゃんの努力は、必ずや報われることでしょう。

2015-06-29

Q.E.D.進学塾の中学3年生~本日より1学期期末試験

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKoちゃんとMkちゃんの通う学校では、本日より1学期期末試験が始まります。

試験前の1週間、両名は連日塾に通いました。一昨日の土曜授業も受講しました。両名のこの努力が、今日・明日の試験で実を結ぶことを塾長は願っています。

両名の期末試験は明日までです。明日で中学3年生の全員が期末試験の日程を終えます。

学校の試験が終了すれば即、受験勉強を再開です。早速明日の夜の授業から中3生たちは、新テキスト『埼玉県 予想問題 数学大問1』を学習開始します。

埼玉県公立高校入試の数学は、5教科の中で最も難易度の高い科目です。数学の平均点は一昨年が37点、昨年が40点でした。塾長は数学の平均点のこれほど低い県を他に知りません。

埼玉県入試の数学は難問が多いのです。これらの問題を全て解き切って満点を取るには、相当な数学の力が必要ですし、そのための学習時間は膨大です。

なので塾長は塾生に「難問を解け。満点を取れ。」とは言いません。数学の埼玉県入試対策は、難問を解くことではなく、易しい問題を確実に得点することにあるのです。

そのためにこれから中3生たちは、新テキストの『数学大問1』を学習するのです。埼玉県入試の数学での得点源は、計算問題と1行問題を集めた「大問1」なのです。

中3生はこの1冊を7月・8月の2か月間をかけて学習します。夏期講習会では毎日欠かさず学習します。

この1冊を2か月で履修完了するにはどのくらいの進度で学習を進めたらよいか、その学習ペースを推し量るために、夏期講習会の開講日よりも3週間先行して『数学大問1』に着手するのです。

この夏に中3生たちが『数学大問1』を学び尽くし、計算力という確かな武器を手にしてくれることを塾長は願っています。

2015-06-28

Q.E.D.進学塾のおやつ~アイスが夏バージョンに

Q.E.D.日誌の今月の記事は全て学習に関するものばかりでした。塾長は「月に一度は学習以外の記事を書こう。」と心に決めていたのに、気が付けば6月も残すところあと2日です。

というわけで今日はおやつのお話。

一昨日のことです。高校2年生のSちゃんのおばあさまからミスタードーナッツの差し入れをいただきました。長さ30cm以上の箱2つにドーナッツがぎっしりでしたが、塾生と塾長とであっという間に完食しました。大変おいしゅうございました。ありがとうございました。

Q.E.D.進学塾のおやつの主力はアイスです。塾の2つの冷凍庫には15種類のアイスが常備されています。

塾長はおやつの8割をシャトレーゼに、残りの2割をヤオコーに頼っています。今月からシャトレーゼのアイスが夏バージョンに切り替わりました。

それに伴い、ピュアメルテとクッキー&クランチバー(バニラ・カフェラテ)の3種が店頭から消えました。3種とも塾生に人気の高いアイスだっただけに残念です。

代わりに、かき氷いちごとアイスモナカ(バニラ・コーヒー)の3種が増えました。これで塾の常備アイスは15種類を堅持です。新加入の3種ともが塾生に好評で、一安心の塾長です。

さて、塾長は昨年の6月15日からフィットネスクラブに通い、毎日2時間のトレーニングを続けています。

明日は半年ぶりのインボディ・チェックの日です。体脂肪、筋肉量、体の左右バランス、ミネラル量などを測定します。

半年前の昨年12月の測定では、体脂肪-3kg、筋肉量+2kg、体重-1kg(いずれも昨年6月比)でした。

そこからさらに半年が経過しました。毎日2時間の運動を1年間継続した成果が、明日の測定で数値となって表れることを期待している塾長です。

塾長は運動を始めてから食べ物がよりおいしく感じるようになってきました。食事量はなんとか運動開始前と同量を維持していますが、おやつ量は増えてしまいました。甘いものはなかなか抑えが効きません。

明日インボディ測定に臨むにあたり、塾長の唯一の不安点はこの「おやつ量」です。

2015-06-27

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

Q.E.D.進学塾の中高生のうち、最も試験日程の早い学校に通う子たちは、昨日1学期期末試験が終了しました。

試験1週間前から連日通塾してきた子たちです。塾長は「さすがに今日はみんなお休みだろうな。」と思っていたのですが、中学1年生のKくんは登塾して来ました。

塾長「えらい。よく来たね。ところで数学の試験の手応えは?」
Kくん「まあまあだった。」
塾長「(『アポロン』の四則混合計算を指さして)ここはテストに出た?」
Kくん「出ました。解けた。」

Kくんのこの言葉を聞いて、今回の期末試験の数学に中間試験からの大幅な巻き返しを期待している塾長です。

一点突破から全面展開へ。
Kくんが苦手科目の数学を克服することを、そこで得た自信が学習意欲を昂進し、他教科の成績をも伸長させることを、塾長は願ってやみません。

2015-06-26

Q.E.D.進学塾の中学3年生~22時20分まで居残り勉強

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは昨夜22時20分まで居残り勉強をしました。明日は1学期期末試験の最終日です。

1学期の通知票の評定が私立高校内定を決めることは多々あります。ぜひとも好成績を修めてほしいこの期末試験です。

昨夜はMoちゃん先生が最後まで残って、3年生の指導に当たってくれました。微に入り細を穿つ指導を生徒ひとりひとりに行うには、Moちゃん先生の力が欠かせません。

今日はMoちゃん先生の給料日です。夏のボーナスも合わせて支給します。Moちゃん先生の頑張りをいくらかでも労うことができればという気持ちを込めての夏季賞与です。

今週の火曜日に塾長はKoちゃんのお母さまから庭の樹木の剪定を薦められました。教室の外のことまで気にかけていただいてありがたいことです。

早速翌日の水曜日に塾長は八廣園に剪定の見積もりをお願いしました。 一昨年に金木犀を剪定してもらった庭園業者さんです。

昨日の木曜日には早くも見積もり完了しあとは作業日程を決めるだけ、迅速は正義です。

中3生たちの今夜の授業から、北辰テスト対策を再開します。とはいえ期末試験が終わったその日ですから、試験勉強で疲れている子も多いことでしょう。

中3生の希望があれば、日曜日に実施予定の『北辰のかこもん』を今日の金曜日に繰り上げて実施したいと塾長は考えています。定期テスト明けの日曜日くらいはゆっくりしてほしいと思うのです。

2015-06-25

Q.E.D.進学塾の中学1・2・3年生~本日より1学期期末試験

Q.E.D.進学塾の中学1・2・3年生たちは、本日より1学期期末試験に臨みます。

今日から試験なのは最も試験日程の早い子たちですが、中高生の過半がこれに該当します。

昨夜の教室は試験前日の緊張感に包まれ、生徒たちの質問が途切れることはありませんでした。

1学期中間試験前夜は昨夜と様子が異なりました。前回試験では質問の時間すら惜しんで、学校提出物であるワークのページをとにかく進めようと先を急ぐ子が多かったのです。

それを思えば質問続出の昨夜は、前回試験に比べて大きな進歩があったと言えるでしょう。

1.学校ワークに早期に着手したこと。
2.今月は北辰テストの実施月でないこと。
3.『北辰のかこもん』の実施日を期末試験1週間前より以前に繰り上げたこと。

今回はこれらが奏功して、学校提出物に時間の余裕が生まれました。

中3生たちが学校の定期試験に全力投球できるのは、今回の1学期期末試験が最後です。これから受験勉強が忙しくなるからです。

それでも塾長は、今後も塾の時間割の中に学校ワークを学習する時間を設けたいと考えています。

その理由は、
(1)学校授業の進度に合わせて復習を怠らない。
(2)定期試験直前に提出物に追われ、他の勉強ができなくなる事態を防止する。
の2点です。

これから学校で習うところも高校入試の範囲であることは言うまでもありません。学校授業とこれまでの復習のバランスを上手に取りながら、受験生たちの学力を総合的に押し上げて行きたいと塾長は考えています。

2015-06-24

Q.E.D.進学塾の中学1年生~22時20分まで居残り勉強

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKくんは、昨夜22時20分まで数学の居残り勉強をしました。

昨夜Kくんは理科と英語の提出物を抱えていました。2教科とも締め切りは本日でした。

塾長「今日は数学をお休みにしていいから、提出物を仕上げよう。」
Kくん「はい。」

Kくんは理科の提出物を先に完了しました。そして英語の提出物を半分ほど終えたとき、

Kくん「数学を教えてください。」
塾長「英語はやらなくてよいの?」
Kくん「英語は帰宅後でもできるから、数学をやりたいです。」
塾長「分かったよ。」

Kくんが1学期中間試験で最も得点できなかった教科は数学です。そのためKくんは期末試験の数学での捲土重来を期しているのです。

昨夜、Kくん立っての希望で学習したのは正負の数(加法・減法)でした。

【例題】
1-(+2)-(-3)+(-4)+(+5)-6
=1-2+3-4+5-6
=(1+3+5)-(2+4+6)
=9-12
=-3

【解法】 ・・・・・・・・・・・・・【部分点】
step0. 問題をノートに写す。・・・・・・ 1点
step1. ()を外す。・・・・・・・・・・・ 1点
step2. 正の項を□、負の項を○で囲む。・ 2点
step3. (正の項の和)-(負の項の和)。 ・・ 2点
step4. A-B。 ・・・・・・・・・・・・・ 2点
step5. 答え。・・・・・・・・・・・・・ 2点
計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・10点

Kくんは正負の数(乗法・除法)を先に習得しましたが、正負の数(加法・減法)が未習得だったのです。

四則混合計算が期末試験の試験範囲ですから、正負の数(加法・減法)を捨て置く訳には行きません。

そこはKくんも重々承知のため、英語の提出物の途中でも数学を学習することを希望したのです。

明日の試験科目に数学はありません。そこで今日Kくんは数学の学習を一日お休みにしました。明日の授業では四則混合計算をみっちり練習する予定です。

苦手教科→得点の低い教科→最も上昇の余地がある教科→学年順位を押し上げる原動力。このように考えれば、苦手教科を学習することは、得点や順位といった「実利」に直結すると言えるでしょう。

塾長がこの「実利」以上に大きいと考えているのが気持ちの問題です。生徒は自分の最も苦手とする教科を克服したとき、大きな自信を得ます。その自信が他の教科の学習意欲をも向上させてくれるのです。

こうなればしめたもので5教科が万遍なく底上げされます。総合点を押し上げる一番の近道は、苦手教科の克服にあるのです。


Kくんのやる気と努力が数学の得点の上昇となって報われることを、またその先にある5教科合計得点の大幅上昇を、塾長は願ってやみません。

2015-06-23

Q.E.D.進学塾の小学生姉妹~学校の宿題

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんと3年生のYちゃんは仲良し姉妹です。月曜日から土曜日まで毎日通塾しています。

【Fちゃん】
月曜日から木曜日まで・・・・・学校の宿題→塾教材。
金曜日・土曜日・・・・・塾教材→学校の宿題。

【Yちゃん】
月曜日から土曜日まで・・・・・学校の宿題→塾教材。

姉妹の塾の時間割はこのように決まっています。Fちゃんは学校の宿題が多いので、曜日によって学習の順番を変えているのです。

昨夜は2人とも宿題に大忙しでした。

Fちゃん「宿題が3つも出た。漢字が2つと計算ドリル。」
塾長「それは大変。でもがんばって塾で全部終わらせようね。」
Yちゃん「Yは2つ(宿題が)出た。国語の宿題はもう家で済ませた。」
塾長「あとひとつは?」
Yちゃん「計算ドリル。65問も出たんだよ。」

今日Yちゃんは社会科見学に行きます。そのため昨日の宿題は2日分まとめて出題されたのです。

Yちゃん「社会科見学で疲れて帰ってくるだろうから、その前に全部宿題を終わらせておく。」
8歳にして計画性抜群のYちゃんです。

昨夜の早い時間帯の授業を受講したのは姉妹2名のみでした。静かな教室に姉妹の鉛筆の音が響きます。宿題を最後まで仕上げて帰宅した姉妹に拍手です。

2015-06-22

Q.E.D.進学塾の小学2年生~自ら進んで学ぶ子

Q.E.D.進学塾の小学2年生のAoちゃんは、塾に来ると必ず国語・算数・英語の3教科を学習します。それでも毎回時間が余るので、学習後の遊びも欠かしません。

Aoちゃんの最大の美点は自ら進んで学ぶ姿勢です。

Aoちゃんは英語教室でcanを習いました。するとAoちゃんはcanを使った例文を暗唱し、覚えた英文を塾長に披露します。しかも日本語訳まで付けて。塾長が褒めるとAoちゃんは得意満面です。

Aoちゃんは英語教室や塾で「例文を覚えて。」と言われたことはありません。それでも自分から「覚えよう。」と思うAoちゃんは立派です。

Aoちゃんは10月に漢検8級を受検します。同級の試験範囲は小学3年生の3学期までです。つまりAoちゃんがまだ学校で習っていない漢字ばかりなのです。

Aoちゃん「まだ習ってない字はノートにも書くよ。」
塾長「えらいねえ。」

Aoちゃんは自分で「この字は学校で習った。これはまだ習っていない。」の判別ができます。それだけ学校の授業をよく聞いている証拠でしょう。

Aoちゃんは塾で漢字学習教材に漢字を書きこんだのち、同じ漢字をノートに書いて練習します。Aoちゃんは誰に言われるともなく、自分で「ノートに練習」することを決めたのです。

Aoちゃんはお片付けもがんばっています。ただし昨日はお庭で遊んだあとのお片付けを忘れて帰りました。

明日登塾してきたAoちゃんに塾長はこう言うつもりです。
塾長「Aoちゃんはお部屋のお片付けが上手だね。これからお外のお片付けもがんばろうね。」

土曜日のAoちゃんの発言です。
Aoちゃん「塾長はAoにいちばん甘いよね。」
塾長「そうだね。」

Aoちゃんはこう認識しながらも、やるべきことをきちんとやっているのです。

Aoちゃんが「よく学び、よく遊べ。」を実践しながら、すくすくと成長して行ってくれることを塾長は願っています。

2015-06-21

Q.E.D.進学塾の小中学生~本日は漢検の検定日

Q.E.D.進学塾の小学生は漢検を、中学生は漢検英検を、それぞれ定期的に受検・受験しています。本日は漢検の検定日でした。

中学3年生のKoちゃんは、昨日の土曜授業を受講しました。

Koちゃん「明日(漢検の)本番だから、今日はずっと漢字学習でいい?」
塾長「いいよ。」

土曜日は検定前日の追い込みに必死のKoちゃんでした。

本日Koちゃんは漢検準2級を受検しました。同級は「高校在学程度」なので、まだ中3生のKoちゃんは苦戦を強いられたことでしょう。

合格できればそれがいちばんなのですが、たとえ不合格でも勉強したことは無駄になりません。塾生たちが本日の検定の合否にかかわらず、明日からもこれまで通り毎日の漢字学習に励んでほしいものです。

2015-06-20

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

昨夜、中学3年生のKくんは塾をお休みしました。雨中の部活により体調を崩したためです。

塾長はKくん宅にプリントを届けに行きました。そこでお母さまと進路についてのお話をしているうちに、30分の二者面談となりました。

Q.E.D.進学塾では、二者面談・三者面談を随時お受けしています。ご希望される保護者さまは、お気軽にお申し付けください。

特におすすめなのが木曜日・金曜日です。Moちゃん先生の登塾日だからです。

この曜日ならば塾長がMoちゃん先生に教室を任せている間に、隣室で二者面談をしたり、生徒を教室から隣室に招いて三者面談に切り替えたり、臨機に対応ができます。

保護者さま「今日面談をしてほしい。」
このような突然のご来塾も大歓迎です。

2015-06-19

Q.E.D.進学塾の中学3年生~高校入試・定期試験の頻出問題

Q.E.D.進学塾の中高生たちの1学期期末試験が間近です。試験日程の最も早い子たちは来週の木曜日から試験が始まるのです。

期末試験1週間前の中3生たちは、昨夜数学の学校ワークを学習しました。塾長は生徒が正答にたどり着けなかった問題をピックアップして授業解説しました。

下記の2問は塾長の自作問題です。

【問題1】
96にできるだけ小さい自然数をかけて、ある数の2乗にしたい。
どんな数をかければよいか。また、どんな数の2乗になるか。

【問題2】
√96nがある自然数になるとき、nの最小値を求めよ。
また、「ある自然数」とはいくらか。

この2問と同型で、この2問よりもやや易しい問題が、学校ワークに掲載されていました。しかも3問も。なお、問題1・2は完全に同じ解法のプロセスで解くことができます。

同型問題がワークに3問も掲載されていることから、塾長は問題1・2のいずれかのパターンが期末試験に出題される確率が高く、かつ配点も大きいと読みました。

そこで塾長はワークの3問に昨夜の授業時間の多くを割いたのです。また、今夜の授業でも中3生たちに昨夜の復習してもらおうと、2問の自作問題を作成したのでした。

ただしこの2問はワークの3問よりも難しいです。塾長は公立高校入試の問題レベルを意識して、意図的に問題の難易度を上げたのです。

中3生すなわち高校受験生です。定期試験直前といえども常に入試を睨んだ学習を心掛けたいものです。

高校入試を意識しているのは塾長に限ったことではありません。中3生を担当している、学校の各教科の先生がたも同様でしょう。

ということは高校入試の頻出問題が、今回の期末試験にも出題される公算大です。その点を踏まえて、どこに力点を置いて学習すべきか熟慮し、塾の授業で取り上げる問題を厳選したいと塾長は考えています。

2015-06-18

Q.E.D.進学塾の中学1年生~昨夜が初回授業

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKくんは昨夜、初回授業を受講しました。

Kくんの通う中学校では来週の木曜日から1学期期末試験が始まります。昨夜Kくんは学校提出物である数学の学校ワークを学習しました。

学習単元は正負の数(分数・小数を含む四則混合計算)でした。Kくんはワークに解答を書き込むとともに、その解法の基となる考え方を大きな付箋に書き込み、ワークに貼付しました。

Kくんの知識・理解を整理するのにこの付箋が役立つのです。また、学校の先生が付箋を見れば、Kくんがよく勉強していることが伝わります。これにより平常点の加点が期待できるのです。

昨夜の授業開始から1時間、Kくんのお母さまにも同席していただきました。その席で通塾曜日・時間・学習教材が決定しました。

昨夜の授業終了時刻が19時、教材発注が19時45分、Kくんの期末試験終了後の学習の準備も着々と整って行きます。

Kくんは昨日の17日の水曜日から、来週25日の木曜日まで毎日通塾します。Kくんがいち早く学習のリズムをつかみ、週3日の通塾となる期末試験終了後も順調に学習を継続してくれることを塾長は願っています。

2015-06-17

Q.E.D.進学塾の中学1年生~1学期中間試験の成績結果

Q.E.D.進学塾の中学1年生のHちゃんは、昨夜1学期中間試験の成績結果を塾に持参しました。残念ながら総得点・学年順位ともに満足のいく出来ではありませんでした。

明日Hちゃんは試験問題と答案とを塾に持参します。塾長はそれらをつぶさに見て、有効な対策を練らなければなりません。

とは言うものの「木曜日まで何もせず待ってはいられない。」のが塾長の正直な気持ちです。そこで昨夜は数学の『アポロン』と国語の口頭試問にて小テストを行いました。

そこで浮かび上がった問題点は二つ。ひとつはHちゃんが用語を正確に覚えられていないこと、もうひとつは出題に沿った形式で答えを表記できていないことでした。

この2つの問題点を同時に解消する方法はただ一つ、学校時間割に合わせて復習をすることです。

幸い、Hちゃんの通塾する週2回の曜日を合わせると、国語・数学・英語・理科・社会の5教科が全て揃っています。

Hちゃんと同じ学校の先輩のMoちゃん・Miちゃんは「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」することを毎日積み重ね、高い学力を養ってきました。

Hちゃんの週2回の通塾では「今日→その日のうちに」は叶いませんが、「直近4日以内に習ったことを復習」することはできます。明日の木曜日の授業から早速実践です。

塾長は4年前、すなわちMiちゃんが中学1年生の頃の塾の授業風景を覚えています。

塾長「次は理科ね。」
中1Miちゃん「今日は密度を習ったよ。」
塾長「密度の単位は何?」
Miちゃん「グラム毎立方センチメートル。」
塾長「よくできました。早速計算問題を解いてみよう。」
Miちゃん「はい。」

上記のように塾長は、Miちゃんが習った単元で最も難しいと思われるところをピンポイントで質問します。

それにMiちゃんが答えられれば、その他のことも理解十分と塾長は判断し、次の課題へと進むのです。もし答えられなければ、質問の内容よりも一段階手前から学習し直していました。

Miちゃんは週6日の通塾だったのに対しHちゃんは週2日です。塾での授業時間は単純計算で3分の1です。

塾長はHちゃんに対する質問をMiちゃんのとき以上にピンポイントで絞り込まなくてはなりません。「ここは手腕の見せどころ」と自分に言い聞かせ、目一杯がんばりたいと思います。

Hちゃんには「学校の授業を真剣に聞いて、用語を正確に覚えてくるんだよ。」と言い聞かせます。Hちゃんが気持ちを引き締め直して勉学に励んでくれることを塾長は願っています。

2015-06-16

Q.E.D.進学塾の中学1年生~明日から通塾開始

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKくんは新入会生です。明日から通塾を開始します。先週Kくんはお母さまと一緒に塾を訪ね、体験授業・授業見学・授業参観をしたばかりです。

塾長がKくんの体験授業を行って分かったのは、算数・数学の立て直しが急務であるということです。まだ1年生の1学期、この早い時期に算数・数学の復習に着手できるのは幸いです。

Kくんの通塾開始日である明日は、1学期期末試験の一週間前にあたります。まずは目の前の試験に全力投球です。

明後日から期末試験1週間前の無料補講が開講します。ということはKくんは明日から毎日通塾できるのです。よいタイミングです。

Kくんがこの期末試験で数学の得点を中間試験から大きく伸ばし、失った自信を回復するとともに、他教科の学習にも弾みをつけてくれることを塾長は望んでいます。

まずは数学の学校ワークを仕上げることが第一目標ですが、できれば同時に他教科のワークをも学習したいところです。

来週の期末試験が終われば、カリキュラムの自由度が大きくなります。そこから夏休みの終わりまでが本格的な復習の期間です。

明日Kくんはお母さまと一緒に登塾して来ます。初めは無理のないところで週2回の通塾をお薦めするつもりの塾長です。

発注教材の決定も明日です。塾での学習教科や自宅での学習時間等を考慮して、よく相談のうえ決めたいと思います。

2015-06-15

Q.E.D.進学塾の中高生~1学期期末試験1週間前から毎日登塾

Q.E.D.進学塾の中高生の1学期期末試験が来週から始まります。学校によって試験の実施時期は異なりますが、試験日程の早い学校では木曜日からです。

Q.E.D.進学塾では試験一週間前から、すなわち日程の早い子にとっては今週の木曜日から、期末テスト対策の無料補講を開講します。

塾生たちは補講を受講する気満々です。中身の濃い勉強をして期末試験の得点を伸ばして欲しいものです。

塾長は昨日のQ.E.D.日誌に『北辰テストの偏差値にて私立高校の抑え校を早期に確保する。』と書きました。

しかしながらこれに不安を抱えている生徒もいます。Nちゃんは「今の偏差値だと志望校に届かない。」と漏らしていました。

即座に塾長は「これから(偏差値を)上げて届かせよう。」と言いました。加えて「学校の成績で抑え校を確保する方法もあるよ。」とも。

Nちゃんの不安を取り除くには、どうしても学校の1学期評定を上げなくてはなりません。そのためには期末テストの得点が必要です。そこで無料補講の開講です。

塾長は3年1学期の成績を重視しています。受験生の全員が目の色を変える2学期は、評定がなかなか上がりづらいからです。ゆえに内申点を上げる最大の勝負所は1学期なのです。

夏期講習会では3年1学期までの復習を行います。そして2学期からは夏に学んだことを生かしての実戦練習が本格化します。

つまり3年1学期の期末試験は、受験生が目一杯本気で取り組む最後の定期試験なのです。各自が全力を出し切り、納得の行く成績を修めてほしいものです。

[6月15日追記]
中3生たちは、毎週日曜日に『北辰のかこもん』を1教科ずつ解いています。

6月21日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-英語(   )[   ]

この日は期末試験の4日前にあたります。そのため「第3回-英語」の実施日を16日の火曜日に繰り上げます。中3生たちが目の前の期末試験に集中できるための措置です。

2015-06-14

Q.E.D.進学塾の中学3年生~第2回北辰テスト結果と面談

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは、5月31日(日)に3年2回・北辰テストを受験しました。6月4日(木)に同テストの試験結果が塾に届きました。

今回の模試で北辰テストの過去最高成績を修めたKiちゃんを筆頭に、模試を受験した生徒全員が健闘を見せてくれました。

早速同日木曜日と翌日金曜日の夜に、受験生を対象とした学習指導面談を行いました。

1.北辰テストの試験結果・1問ずつの得点を見ながら塾長とMoちゃん先生とで打ち合わせ。
2.Moちゃん先生が『面談ノート』に記録を取りながら生徒と面談。
3.最後に塾長が総括。

ここで浮かび上がったのが、各教科にかける勉強時間と成績の伸びが必ずしも一致していないことです。

社会科の学習に多くの時間を割いているAくんよりも、英数に時間をかけて理社の勉強時間の短いBちゃんのほうが、社会科の成績が大きく伸びている、このような逆転現象が見られたのです。

この原因は学習方法にあるようです。両者の社会科の学習法に、Aくん=まとめノートの作成が中心、Bちゃん=一問一答問題集のみ、という差異がありました。

塾長もMoちゃん先生もAくんに『一問一答』を学習することを薦めました。Aくんは心から納得してくれました。

模試をこまめに受験する意義は多々あります。

(1) 偏差値により自分の現在地を知る。
(2) (1)により第一志望校との距離を測る。
(3) (2)により学習目標が立てやすくなる。
(4) (1)(2)(3)により学習意欲が昂進する。
(5) 抑えの私立高校を早期に確保する。
(6) 公立高校入試の練習試合になる。
(7) 問題点の早期発見・修正・補強ができる。

今回のAくんにぴったり当てはまるのが(7)です。

模試を「受けっぱなし」にしてしまっては、せっかく試験を受けている意味が半減してしまいます。PDCAサイクルを円滑に回し、成績向上に役立てたいものです。

[補足]
P=plan=計画。
D=do=実行。
C=check=検証。
A=action=行動。

2015-06-13

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは7月12日(日)に3年3回・北辰テストを受験します。1学期期末試験から7月北辰までの期間は約2週間です。塾長は昨夜、同テストの受験申し込み書を北辰図書へ郵送しました。

1学期の期末試験は内申点をほぼ確定させる大切な試験です。まずは期末試験に全力投球し、同試験終了後の2週間は北辰テストの勉強に力を入れたいところです。

北辰テストの翌週にはもう夏期講習会が開講します。講習会の延べ日数は36日間、時間にして72時間です。ここで3年1学期までの総復習をします。夏は受験の天王山です。実りある72時間にしたいものです。

2015-06-12

Q.E.D.進学塾の中学3年生~公立高校入試の合否を決めるもの

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKoちゃんのお母さまがこんなことをおっしゃっていたのは一昨日のことでした。

お母さま「Koは北辰テストの偏差値には敏感なのに、学校の定期テストには無頓着なんです。Koは内申点の大切さが分かっていないのかもしれない。高校入試の合否判定の仕組みが分かっていないのかもしれない。塾長から説明してあげてほしい。」

1.公立高校入試の合否判定は、内申点と入試得点の合計点。
2.内申点を左右するのは、一に定期試験の得点、二に学校提出物の評価点。

突き詰めれば上記の2行に尽きるのです。

正確な入試得点は、自己採点の結果を待たなくては判明しません。しかしながら入試得点の見込みは、北辰偏差値によって見通すことができるのです。

定期試験の得点と学校提出物の評価点とを同時に上げる方法は、学校ワークをよく勉強することです。

さらに詳しく言えば、ただワークに書き込むだけではなく、ワークの内容を正確に覚えたり(知識・理解)、他のテキストを利用して実際に問題を解く練習をしたり(技能)、ここまで学習を重ねる必要があります。

(1)北辰テスト→公立高校入試得点+私立高校の抑え確保。
(2)学校ワーク→学校提出物+定期試験の得点→内申点。

中3生たちが「自分は今何のためにこれを学習しているのか。」という目的意識を明確に持って、日々の学習に励んでくれることを塾長は望んでいます。

[6月12日加筆]
学校ワークには解答欄の狭い問題も多々あります。そんなときに活躍してくれるのが大きいサイズの付箋です。

この付箋に詳しい解答を書いてワークに貼れば、学校の先生の覚えめでたく提出物の評価点が上がります。

要点のまとめを書いて貼れば、生徒自身の知識・理解に役立つので、定期試験の得点が上がります。

付箋の活用で内申点(提出物+定期試験)を目一杯稼いでほしいものです。

2015-06-11

Q.E.D.進学塾の中学3年生~本日は北辰テストの受験申し込み開始日

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは、7月12日(日)実施の3年3回・北辰テストを受験します。

6月 7日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-数学(   )[   ]
6月14日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-理科(   )[   ]
6月21日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-英語(   )[   ]
6月28日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-社会(   )[   ]
7月 5日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-国語(   )[   ]
第3回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]

7月12日(日)第3回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

中3生たちは上記のような日程表に沿って北辰対策の勉強をしています。

一昨日の6月9日(火)には『かこもん』の数学の試験を実施し、試験直後に試験問題の解説授業を行いました。

数学の試験を6月7日から6月9日へ日程変更したのは、6月7日が修学旅行の真っ最中だったからです。

本日6月11日は7月の北辰テストの受験申し込み開始日です。塾長はいつも北辰テストの申し込み書を受け付け開始初日に郵送しているのですが、今回だけは申し込み2日目の明日に郵送します。

部活動の大会のため次回の北辰テストを受験できない子が1名います。その他の部に所属する子が大会と試験日が重なっていないかを今一度確認するために、塾長は申し込み書郵送日を1日順延したのです。

日程表どおりに毎週1教科ずつの『かこもん』の試験を実施し、その週のうちに試験問題の解説授業を行って、準備万端で北辰テスト本番を迎えたいものです。

2015-06-10

Q.E.D.進学塾の高校2年生~曜日ごとの学習計画

Q.E.D.進学塾の高校2年生のMiちゃんは学校時間割を塾に貼っています。今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習するためです。

Miちゃんは、小学4年生から6年生まで私立中学入試のための受験勉強+英語を学習し、中学1年生から高校2年生の現在まで「学校の復習をその日のうちに」をずっと続けています。

Miちゃんは、部活の日と委員会の日が週に各1日あって、週に2日だけ塾に来られない日があります。Miちゃんは塾を休む日を計算に入れて、曜日ごとの学習計画を自分で考えています。

Miちゃん「今日初めて階差数列を習った。難しかった。」
塾長「じゃあこれから30分で(階差数列を)勉強しようね。」

a1,a2,a3,・・・・・an-1,an,an+1
  b1,b2,・・・・・・・・bn-1,bn

an=a1+(b1+b2+・・・・・+bn-1)
an=a1+Σ[k=1→n-1]bk

塾長「分かった?」
Miちゃん「うーん、()の中身がよく分からない。」
塾長「じゃあ数字を当てはめてみよう。b1=10,b2=20,b3=30,・・・・b10=100。さて和は?」
Mi「550。」
塾長「最初のa1に比べて最後のanは550増えてるよね。」
Miちゃん「そっか。だから和を足せばいいんだ。」

小学生のころから筆算も暗算も得意だったMiちゃんは、塾長が具体的な数値を与えてあげると瞬時に計算し、その意味するところを理解できたのです。

Miちゃん「明日学校で解く予定の問題を今解いてみる。」
塾長「うんうん。」
Miちゃん「解けた。」
塾長「お見事。」

塾長の指示を待つまでもなく、Miちゃんは明日の問題を進んで解いたのです。明日が登塾日でないMiちゃんは、どうしても今日のうちにこの問題を解いておきたかったのでしょう。

Miちゃんの苦手科目の英語・国語は塾長主導で、得意科目の数学・物理・化学はMiちゃんの高い計画性を信頼してMiちゃん主導で、それぞれの科目の学習計画を立て、それに沿ってMiちゃんの学習を進めて行きたいと塾長は考えています。

2015-06-09

Q.E.D.進学塾の小学5年生~基礎から応用へ

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは、昨夜8時半まで算数の居残り勉強をしました。3けた÷2けたのわり算の筆算をもう一度学び直したのです。

【例題】25÷3=8あまり1

25cmのすきまに3cmの消しゴムは何個並べられますか。
→25の中に3は□回。

Fちゃんは上記のような考え方、すなわちわり算の意味するところをすっかり忘れていました。

そこで塾長は数字の簡単な【例題】にて、「わり算とは何か」をFちゃんに再学習してもらったのです。

Fちゃん「消しゴムが8個並んで、1cm隙間が余ってる。」
塾長「よくできました。」

「÷3」の意味は「3は何回入るか」です。割り算の基礎となるこの考え方を再認識させるのに打ってつけの方法があります。

筆算の式の「3」の下にたった一文字「は」と記入するだけでよいのです。

すると「3は」と読めます。そこから「25の中に3は□回」を思い出すことができるのです。

【例題2】239÷38=6あまり11

24(0)の中に4(0)は□回。
4×6=24だから、□=6。

上記の解き方のポイントは2つ。ひとつは最後を(0)にすること、もうひとつは四捨五入です。

Fちゃん「四捨五入は習ったけど忘れてた。」
塾長「『習った』ことを覚えているだけでも立派よ。」

Fちゃんが「3けた÷2けた」を初めて学習したときには、まだ四捨五入を習っていませんでした。「3けた÷2けた」を再学習した昨夜の授業では、わり算と合わせて四捨五入を活用することを新たに学んだFちゃんです。

1時間で学んだことを1週間で忘れる→30分で再学習する→1か月覚えている→忘れる→15分で再学習する→半年覚えている・・・

再学習を重ねるごとに、学習に要する時間は短く、覚えている期間は長くなって行くのです。

ある単元のn回目の学習からn+1回目の学習までの期間に、関連性のある別単元を学習するのはよくあることです。昨夜のわり算の筆算に別単元の四捨五入が活用できたように。再学習は単なる焼き直しではなく、児童が新たな付加価値を得る好機なのです。

学年が進むにつれ、一つの単元を学習する際に合わせて活用できる単元の数は増加します。Fちゃんが複数の単元にまたがって思考する機会を増やし、Fちゃんの活用力・応用力を伸長して行きたいと塾長は考えています。

2015-06-08

Q.E.D.進学塾の中学3年生~修学旅行から本日帰還

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKくん・Nちゃん・Kiちゃんの3名が、修学旅行から本日帰還します。塾長は明日3名から旅の思い出を聞くことを楽しみにしています。

6月 7日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』第3回-数学(   )[   ]

中3生たちは毎週日曜日に『北辰のかこもん』を1教科ずつ自宅受験しています。この「毎週1教科」というのが大切で、2教科・3教科と溜めてしまった生徒は、テストを行う意欲を喪失しがちなのです。

3名は旅行中のため6月7日分の『かこもん』を受験できていないことでしょう。そこで明日の授業の冒頭の45分にて「3回数学」のテストを実施します。

テスト終了後に即採点→成績表記入→授業解説です。授業時間のうち貴重な45分をテストに費やすのですから、その分を取り返さなくてはなりません。評価即応と問題厳選で学習効果の最大化を図ります。

入試問題と同レベルの『かこもん』を解くことで、旅行で緩んだ気持ちを一気に引き締めたいという狙いもあります。修学旅行生からたちどころに高校受験生へと変身してほしいものです。

明日も英語の小テストを実施するかは生徒の反応を見て決めます。おそらく金曜日に延期となるでしょうが。英数の学校ワークの学習は通常通り行います。

2015-06-07

Q.E.D.進学塾の小学5年生~家庭学習の習慣

Q.E.D.進学塾の小学5年生のKくんは週2回通塾し国語と算数を勉強しています。昨日の夕方、塾長はKくんのおばあさまと偶然会って、Kくんの日頃の生活の様子を聞くことができました。

おばあさま「(Kくんは)塾のない日は学校の宿題もやらずに直ぐ遊びに行ってしまうんですよねえ。」
Kくんは遊びたい盛りなのです。

先週の木曜日、Kくんは塾の漢字の宿題をさぼり、従姉のMoちゃん先生にこっぴどく叱られていました。

塾長はKくんに何とか家庭学習の習慣を身に着けてもらおうと努力してきたのですが、なかなかうまく行きません。宿題の出し方を再考すべき時期なのでしょう。

そこで塾長はKくんに週2回の漢字の小テストを課したいと考えます。

試験範囲が限定される小テストでは、勉強すれば勉強しただけ、覚えれば覚えただけ、努力の成果が点数に明確に表れます。これは児童の学習意欲を喚起するのに有効なのです。

試験方式や試験結果の家庭への連絡方法など、塾長はMoちゃん先生とよく相談して、小テスト実施の細部まで決定します。

Kくんが算数と得意としていること、Kくんがよく勉強する姉のHちゃんの背中を見ていること、Moちゃん先生がKくんをまだ小さい頃から熟知していること、Kくんを一念発起させるのに有利な条件は揃っています。

Kくんが小学校での積み残しなく中学に進学し、その先も順調に学力を伸ばしてくれることを塾長は願っています。

2015-06-06

Q.E.D.進学塾の土曜授業~本日14時開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を本日14時から開講します。多くの塾生が受講してくれることを望みます。

本日早朝より、中学3年生のうち3名が修学旅行に出かけます。うんと楽しんで来てほしいものです。

出発の朝が早く、前日準備もあることから、3名は昨夜の授業を休講しました。旅行から帰って来るのは月曜日です。塾長は火曜日にまた3名の元気な顔を見られることを楽しみにしています。

3名の昨夜の授業の振り替えは、11日の木曜日を予定しています。

2015-06-05

Q.E.D.進学塾の中学2年生~自己ベスト連続更新を目標に

Q.E.D.進学塾の中学2年生のAyちゃんは、1学期中間試験で自己ベストを更新しました。学年順位の過去最高成績を修めたのです。

Ayちゃんはますます意気軒昂で更に上を目指す気満々です。そして塾長は、Ayちゃんの毎日の熱心な学習姿勢から、自己ベストの連続更新は蓋然性が高いと考えています。1学期期末試験の成績を楽しみにしているのです。

Ayちゃんは自分で塾の時間割を組み立てます。塾の前々回授業では国語が時間割の中心、前回は理科中心、今夜は社会科を学習し、明日の土曜授業は数学の学校ワークを学習予定です。

塾長「明日は英数の学校ワークを勉強しよう。」
Ayちゃん「英語のワークが未返却です。」
塾長「じゃあ明日は数学をいっぱい解こう。時間が余ったとき用に理社の問題集も持って来てね。」

というわけでAyちゃんは英語のワークの返却を待ち、次々回の塾の授業で英語を学習することが決まりました。

こうして見ると、Ayちゃんが意図して5教科をバランスよく学習しようとしていることがよく分かります。Ayちゃんは計画的学習のできるえらい子なのです。

昨夜Ayちゃんは社会科の一問一答式問題集を学習しました。解いたのは学校で習ったばかりの単元です。正答率は8割でAyちゃんが学校の授業をよく聞いていることが覗えます。

塾長「次回の小テストは、今回間違えた問題を「文章→一単語」(塾長が問題文を読み上げてAyちゃんが一単語で答える)、今回できていた問題を「逆引き」(塾長が答えの一単語を言ってAyちゃんが文章で説明する)、この方式で出題するね。」
Ayちゃん「はい、勉強してきます。」

塾長がAyちゃんに試験の出題方式をここまで細かく説明したのは、Ayちゃんにこれまで以上の学習の質を求めたからです。

学習意欲も学習量も十二分なAyちゃんに、「もっと勉強しなさい。」とはとても言えません。となればAyちゃんの成績を更に向上させるには、学習の密度を上げる以外にないのです。

Ayちゃんが学習効率の高い学習を積み重ね、定期試験の度に「自己ベスト連続更新」してくれることを塾長は期待しています。

2015-06-04

Q.E.D.進学塾の小学5年生~新単元が復習

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは、昨日から学校で新単元の「小数のかけ算」を学んでいます。

(1) 111×11=1221
(2) 111×1.1=122.1
(3) 1.11×1.1=1.221

(1)→(2)→(3)の順に計算のレベルが上がって行くのですが、今Fちゃんが学校で習っているのは(2)の段階です。

Fちゃん「整数と同じように計算した後、小数点を下せばいいんだよね。簡単。」
塾長「うーん、答えはそれでも合うんだけど、ちょっと違うのよ。」

どうやらFちゃんは「小数のかけ算」を「小数のたし算・ひき算」と混同しているようです。そのことがFちゃんの上記の発言から覗えます。

そこで塾長は、Fちゃんが計算手順を正しく理解するために、(3)を授業解説しました。

1.11は111の最後の「幻の小数点」を左に2つ移動したもの→「左2」(左に2歩)
1.1は11の最後の「幻の小数点」を左に1つ移動したもの→「左1」(左に1歩)

「左2」(左に2歩)+「左1」(左に1歩)=「左3」(左に3歩)
だから、1221の最後の「幻の小数点」を左に3つ移動して、答えは1.221。

Fちゃん「これFが4年生のときに塾で習った。思い出した。」
塾長「よく覚えていたね。えらい。」

実は塾長はFちゃんが4年生のときに発展学習として(3)を教えていたのです。そしてFちゃんは昨夜、そのことを思い出してくれました。

30分かけて覚えたことを1週間で忘れる→10分で再学習する→1か月で忘れる→5分で再学習する→半年覚えている→・・・・・

このように再学習を繰り返すことで、学習に要する時間はだんだん短く、習ったことを覚えている期間はだんだん長くなって行くものなのです。そして最終的には「一生忘れない」こととして定着します。

Fちゃんが螺旋階段を上って行くように、一歩一歩その学力を高みに押し上げてくれることを塾長は願っています。

2015-06-03

Q.E.D.進学塾の中学1年生~初めが肝心

Q.E.D.進学塾の中学1年生のHちゃんは、昨夜から「be動詞の文」を学習し始めました。

I am Kumi.

これがHちゃんの初めて習う「完成した英文」でした。

I = 私は → 「は」 = 主語 = S
am = です = 述語動詞 = V
Kumi = くみ = 補語 = 「=」 = 「なのは」 = C

述語動詞 = be動詞「です」「ある」「いる」「なる」(is am are) + 一般動詞「する」

第二文型 = SVC (S=C)

塾長はたったひとつの英文を、上記のように詳説しました。文法用語は前々から少しずつ教えていたので、Hちゃんがこれらを理解・習得するのに要した時間は、1時間に満たない短時間でした。

昨夜の英語の授業でHちゃんは、英文法の基礎とともに、英文の成り立ちを知ることができました。

何事も初めが肝心です。英文を習い始めた初手からここまで詳細な学習をしておけば、今後英文を読むときの「目の付け所」が鋭くなるのです。

塾長「日本語に訳すことができるだけでは不十分。『何詞なのか』(品詞)、『何語なのか』(文の構成要素)、ここまで分かって初めて『理解した。』と言えるのよ。」

これは塾長がHちゃんを含めた全ての塾生に常々語って聞かせていることです。

Hちゃんが英文を徹底解剖する習慣を身に着け、その習慣がHちゃんの英語学習の堅牢な土台を築く源となってくれることを塾長は願っているのです。

2015-06-02

Q.E.D.進学塾のお誕生会~5月生まれの子たち

Q.E.D.進学塾の5月生まれの子たちのお誕生会を本日開催します。

とは言うものの昨日から6月です。5月は複数の学校行事が立て込んでいたため延び延びになっていたのです。

6月生まれの子のお誕生会は別途開催します。「まとめて一緒に。」はよくないのです。

塾長が蓮根校で教鞭を執っていたとき、Nくんという12月24日生まれの中3生がいました。

Nくん「毎年ケーキを一回損した気になるんだよね・・・」

中3生ですらかつこう考えているのです。いわんや小学生をやです。

今日が登塾日でないMoちゃん先生のケーキはいとこのHちゃんに、Mkちゃんのケーキはお友達のKoちゃんに、それぞれ配達してもらいます。

お誕生会の日は塾生のテンションも上がり、その分だけ頭の回転もよくなります。今日は塾生たちにいつもよりやや難しめの問題に挑戦してもらって、頭をフル回転させてほしいと塾長は考えているところです。

2015-06-01

Q.E.D.進学塾の中学3年生~昨日より修学旅行

Q.E.D.進学塾の中学3年生のKoちゃんとMkちゃんは昨日から修学旅行に行っています。両名は今頃うんと羽を伸ばして楽しんでいることでしょう。両名が充電120%で帰ってくる日を楽しみに待っている塾長です。

塾長の学生時代には中学も高校も2年生のときに修学旅行に行ったものです。「3年生は受験学年だから。」というのがその理由ですが、保護者さまの世代も同様でしょうか。当時は今以上に受験戦争が厳しかった証拠なのかもしれません。

学生は読んで字の如く学業が本分であることは言うまでもありません。しかしながら受験学年であっても修学旅行に行く今の時代のほうが、学生の本来あるべき姿であるように塾長は思うのです。塾生たちが「よく学び、よく遊べ。」を実践し、健やかに成長して行ってくれることを願う塾長です。

一方、小学生たちは一昨日の土曜日が運動会の日でした。今日はその代休日です。小学5年生・3年生のFちゃん・Yちゃん姉妹は家族旅行に出かけていてお休みです。姉妹がへとへとになるまで遊んでいる姿が目に浮かびます。

というわけで本日は登塾者がいないため全休講でした。