2015-06-19

Q.E.D.進学塾の中学3年生~高校入試・定期試験の頻出問題

Q.E.D.進学塾の中高生たちの1学期期末試験が間近です。試験日程の最も早い子たちは来週の木曜日から試験が始まるのです。

期末試験1週間前の中3生たちは、昨夜数学の学校ワークを学習しました。塾長は生徒が正答にたどり着けなかった問題をピックアップして授業解説しました。

下記の2問は塾長の自作問題です。

【問題1】
96にできるだけ小さい自然数をかけて、ある数の2乗にしたい。
どんな数をかければよいか。また、どんな数の2乗になるか。

【問題2】
√96nがある自然数になるとき、nの最小値を求めよ。
また、「ある自然数」とはいくらか。

この2問と同型で、この2問よりもやや易しい問題が、学校ワークに掲載されていました。しかも3問も。なお、問題1・2は完全に同じ解法のプロセスで解くことができます。

同型問題がワークに3問も掲載されていることから、塾長は問題1・2のいずれかのパターンが期末試験に出題される確率が高く、かつ配点も大きいと読みました。

そこで塾長はワークの3問に昨夜の授業時間の多くを割いたのです。また、今夜の授業でも中3生たちに昨夜の復習してもらおうと、2問の自作問題を作成したのでした。

ただしこの2問はワークの3問よりも難しいです。塾長は公立高校入試の問題レベルを意識して、意図的に問題の難易度を上げたのです。

中3生すなわち高校受験生です。定期試験直前といえども常に入試を睨んだ学習を心掛けたいものです。

高校入試を意識しているのは塾長に限ったことではありません。中3生を担当している、学校の各教科の先生がたも同様でしょう。

ということは高校入試の頻出問題が、今回の期末試験にも出題される公算大です。その点を踏まえて、どこに力点を置いて学習すべきか熟慮し、塾の授業で取り上げる問題を厳選したいと塾長は考えています。

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