2012-05-31

Q.E.D.進学塾の小学4年生~英語への興味関心

Q.E.D.進学塾の小学4年生の木曜クラスのSくんとAくんが登塾して初めにするのは手洗い・うがいです。自然に洗い場に直行します。良い習慣を身に着けてくれました。ハンカチで手を拭いたら恒例の板書です。児童が覚えてきた文字を児童が黒板に書くのです。(例)F f エフ フッ。このように読みと書きを2通りずつ書いてもらいました。2人とも満点。よく勉強しています。板書が終わった2人は「先に『アルファベットの名人』をやりたい。」と言い出しました。書いているうちに興味関心が英語へと向いたのでしょう。この機を逃す手はないと4年生には高度すぎるかもしれないものにチャレンジしてみました。

「eで終わる単語は、最後のeを発音しないで、1つ前の母音をアルファベット読みする。」
上記を2人とも暗唱して、nameを「ネイム」と発音できるようになりました。
児童の興味関心が向いたときが飛躍のチャンスなのです。

2012-05-30

Q.E.D.進学塾の自転車通塾生~車での送迎

Q.E.D.進学塾の自転車通塾生の中には塾まで遠い子もいます。いちばん遠い子では1.8km、時間にして15分でしょうか。それでも毎日通ってくるWちゃんはえらいと思います。昨日はときおり激しい雷雨でした。小学生の授業終了が7時、中学生の授業開始が7時半、その間の30分を利用して車で迎えに行きました。スクールバスならぬスクールセダンです。わずかの乗車時間でしたが表皮効果について説明しました。表皮効果とは電流が導体(電流を通す物体)の表面に集中的に流れる現象です。
塾長「だから雷が車を直撃しても中の人は無傷なのよ。」
少しでも安心してもらおうとしたのですが、やはり怖いものは怖いようです。

今回が初めての「スクールセダン」でした。カーナビに場所を覚えてもらったので次回からはもっとスムーズに順路を回ることができるでしょう。これから梅雨の季節に入ると送迎することが増えそうです。夜間運転+雨天という事故の起きやすい条件であることを肝に銘じて安全第一での送迎を心掛けたいと思います。

2012-05-29

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日3時半に登塾

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんが本日3時半に登塾してきました。すぐに宿題の丸つけをしてその次のページから国語・社会を各1ページずつ学習しました。そのあとの算数が難しかったようです。最小公倍数を応用して比例配分を解く文章問題です。類題1.と2.を解いてもう一歩で完全習得というところまで到達できたので今日は理科をお休みして算数をもう1問解いてもらいました。少しだけヒントを与えましたが何とか完答。明日は類題1.2.3.をすべて自力で解いてもらって完全習得するのが目標です。5月の連休明けからKちゃんの学習姿勢が意欲的です。今まで嫌がっていた算数や理科にも積極的に取り組むようになりました。同じ時間帯に通塾しているMちゃんが「Kちゃん、どうしちゃったの?(笑)」と聞くほどです。これからもこの調子で学習を継続してほしいものです。

2012-05-28

Q.E.D.進学塾の中学2年生~私立も公立も定期試験

Q.E.D.進学塾の中学2年生たちは全員が1学期の中間試験中です。明日は私立中学校に通う子の試験初日、公立中学校に通う子の試験最終日です。

私立のMちゃんの今日の授業は国語が中心でした。文法では動詞の活用形が出題されます。カ行変格活用・サ行変格活用・五段活用・上一段活用・下一段活用のひとつひとつをていねいに学習しました。同校の昨年の1学期の中間試験の国語で用言(動詞・形容詞・形容動詞) が出題されてMちゃんがあまり得点できていなかったからです。

中学校のカリキュラムは螺旋状に組まれているので、今学習している単元が前年同時期に学習した単元の発展であることが少なくありません。そのため前年同時期の試験を思い返し、その子にとっての弱点を補強して今年の試験への備えとしています。

一方、公立のNちゃんとSちゃんの今日の授業の中心は理科でした。学校の理科の先生が「このプリントから10問を出題する。」と宣言したプリント(全30問)を生徒が持参してくれました。出題が約束されているものを学習しない手はなく、そのプリントが学習の中心でした。

1.火成岩 2.火山岩 3.深成岩 4.斑状組織 5.等粒状組織 6.流紋岩 7.安山岩 8.玄武岩 9.花崗岩 10.閃緑岩 11.斑れい岩

プリントの30問は一問一答形式でばらばらに出題されるのですが、うち11問(上記)は系統的に関連付けて覚えることのできるもので黒板に図示しながら詳細に解説しました。生徒たちはそのすべてを授業時間内に覚え切ってしまうことはできませんでしたが今夜もう一度覚えなおして明日の試験に臨んでほしいものです。

2012-05-27

Q.E.D.進学塾の秋休み~今年は9月7日

Q.E.D.進学塾には毎年9月に1日だけの秋休みがあります。今年は9月7日の金曜日です。秋休みを設けている理由は二つです。

一つ目は児童・生徒たちの休養に充てるためです。
Q.E.D.進学塾の塾生たちの全員が年3回の季節講習会に毎日参加してくれています。毎日の積み上げによる学習量は相当なものですが、その分、児童たちの疲れもたまります。そこで季節講習会のうち最も期間の長い夏期講習会の後、すなわち9月に秋休みを設けているのです。

二つ目は塾長の帰省のためです。
宮崎までの道のりは遠く、毎年9月に3泊4日の旅程を組んでいます。往路に1日(金)→滞在に2日(土日)→復路に1日(月)です。川口に戻ったその日から授業再開します。今年は9月10日の月曜日の4時から再開です。

本日、航空券の予約をしました。航空会社によって差異はあるものの、予約受付開始日は年々早くなる傾向にあります。羽田⇔宮崎便の9月の航空券の予約受付は一昨年が7月1日の14時から、昨年が6月1日の14時から、そして今年は5月1日の14時からでした。受付が既に始まっていることに今日初めて気づいて慌てて予約したのです。

背景にはLCC(low cost carrier) (格安航空会社)の競争激化があるのだと思います。どの会社も旅客の確保に必死なのでしょう。ここ3年、受付開始日が毎年1か月ずつ早まっていて、単純に予想すると来年の予約受付開始は4月1日の14時からです。「気づいたときには満席だった。」にならないように気を付けたいと思います。

2012-05-26

Q.E.D.進学塾のご近所~同じお店で2日連続

Q.E.D.進学塾の近くにスーパーマーケットがあります。おやつや飲み物を買うのによく利用しているお店です。そこでHちゃんとお母さまに会いました。昨日金曜日の夕方早くと今日土曜日の夕方遅くの2日連続です。塾生宅とお店と塾が近接しているメリットは大きいと思いました。お話できる機会が増えるからです。今日はHちゃんの小学校の運動会だったそうです。人数の関係でHちゃんは2回も走ったのですが、「2回とも2着だった(*^.^*)」と嬉しそうに報告してくれました。うーんと褒めてあげると得意満面のHちゃんでした。運動会の代休は月曜日です。「月曜日にAちゃんと一緒に登塾しておいで。」 とお誘いしておきました。学校の宿題を持ってきてくれることでしょう。そのAちゃんは中学受験用教材にて「割合」を学習予定です。Aちゃんが同教材に取り組んで最初の単元なので難しく感じているようです。焦らずゆっくり丁寧に。1日に1問でも2問でもよいのです。復習を多めにしながら少しずつ先へ進んでいきます。

2012-05-25

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~学校提出物にめど

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生たちは61ページの学校提出物にかかりきりの一週間でした。早い子はそのうち57ページを遅い子でも44ページを終えて、20時50分現在で残りはそれぞれ4ページと17ページです。来週の月曜日に提出できる目途が立ちました。一方、中学1年生はすでに定期試験を終えているので、今日新しく習ったところを学校ワークと塾のワークで復習し、さらに学校の宿題まで完了しました。

2012-05-24

Q.E.D.進学塾の小学4年生~英語の宿題

Q.E.D.進学塾の小学4年生の木曜日クラスは国語と算数のワークを2ページずつと『アルファベットの達人』を1ページの計5ページを毎週学習しています。今日は登塾してすぐに手洗いとうがいをしました。冬からの習慣がすっかり身についていて何も言わなくてもできるようになりました。そしておやつのアイス。児童が暑そうにしていたので先に冷たいおやつです。食べ終わった直後に児童たちの発した言葉は「覚えてきた(^o^)丿」

先週から英語の宿題を出題しています。アルファベットを覚えてくる宿題です。
 (1)F (2)f (3)エフ (4)フッ
このように読みと書きを2つずつの計4つをセットで覚えてくるのです。

覚える順番は児童の自由にしました。Aから順番に覚えてきた子もいれば自分の名前の文字から覚えてきた子もいます。思い思いの文字を黒板に書き、そして発音する児童の表情は誇らしげでした。「来週もこの調子で覚えてきてね。」と今回同様の宿題を出しました。

国語はとても順調です。以前Q.E.D.日誌に児童たちの言語能力の成長について書きましたが、それがそのまま問題解決能力に反映されているのが国語です。

算数は「角」の単元でやや苦戦中です。 形を認識すること(図形)と角の大きさを求めること(数量)の両方が要求されているのが苦戦の原因でしょう。そこで児童たちのなじみ深い「三角定規」に活躍してもらいました。

(1)2枚で正方形が作れる三角定規
(2)2枚で正三角形が作れる三角定規

1.児童に正方形や正三角形を作ってもらう。
2.それをそのままノートに写し取る。
3.角の大きさを書き込む。

この作業を通して図形・数量の両面から理解を深めることができました。
「三角定規」は中学3年生で学習するピタゴラスの定理でも大活躍します。今のうちに仲良くなっておいてほしいのです。

2012-05-23

Q.E.D.進学塾の授業参観~姉・弟とそのお母さま

Q.E.D.進学塾の授業参観は飛び入り大歓迎です。本日は中学1年生のお姉さんの後から弟とそのお母さまが塾を訪ねてくれました。弟のYくんが算数の質問をするのが主目的でお母さまがその送り迎えを兼ねて授業参観してくれたのです。

【問題】
3.9×2.5×4
=3.9×(2.5×4)
=3.9×10
=39

上記のような答案を作成するために必要なことは3つ。

(1)結合法則
あ×い×う=あ×(い×う)

(2)25の段
25×4=100

(3)10倍・10分の1の数
2.5×4=10
0.25×4=1

このように複数の知識とその組み合わせが要求される問題は児童たちの最も苦手とするところです。Yくんもやはり苦労していましたが何とか(1)(2)(3)を習得し満足して帰宅の途に着きました。
9時半までお付き合いしてくださったお母さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。

算数や数学で正答率の低い問題があります。高度な知識が要求されて難しいから正答率が低いのではありません。基礎知識が複数組み合わせられているから正答率が低いのです。

ある生徒にとって正答率7割の単元Aと同じく7割の単元Bがあったとします。AとBを組み合わせた問題を作ります。
0.7×0.7=0.49
単純計算で正答率は49%です。
AとBを組み合わせればよいことに生徒が「気付くかどうか」はまた別問題なのですから更に正答率は下がります。つまり「7割分かった」「だいたい分かった」では公開会場模試や入試には対応できないのです。

まず一つ目は基礎知識をしっかり固めること、そして二つ目は「気づき」やすい頭を作ること。質疑応答と演習中心の授業はこのどちらにも有効です。

2012-05-22

Q.E.D.進学塾の公立中学1年生~本日は中間試験

Q.E.D.進学塾の公立中学1年のWちゃんは本日、1学期中間試験でした。昨日は17時に登塾し19時に帰宅したWちゃんです。2時間集中して学習したのち笑顔で帰宅した姿に好結果を期待せずにはいられません。明日の結果報告が楽しみです。明日からはまた平常授業に戻ります。定期試験2週間前から試験当日までの勉強についてWちゃんの感想を詳しく聞いてみようと思います。よく相談したうえで1学期の期末試験までの学習計画を練りたいと思います。

2012-05-21

Q.E.D.進学塾の卒塾生~母・兄・妹での登塾

Q.E.D.進学塾の卒塾生で中学1年生のYくんがお母さまと妹と3人で登塾してきてくれました。通学する私立中学校のブレザーの制服がすっかり馴染んできたYくんはちょっと見ない間に「お兄さん」になったように感じました。

妹のAちゃんは先週に引き続いて割合を学習しました。今日から中学受験用のテキストの学習開始です。まだ14級(分数・小数の四則混合計算) の履修を終えていない段階にもかかわらず受験用教材の学習をスタートした理由は2つ。

(1)新鮮な気持ちで学習してほしい。
計算に強くなるには反復練習はかかせません。しかしながらマンネリズムは学習の大敵です。ときどきは児童の目先を変えてあげる必要があるのです。

塾長「14級に飽きてきた?」
Aちゃん「飽きてきた~><」
塾長「じゃあ計算は1問だけにして今日は他のことしよっか(*^.^*)」

(2)取りつき易い単元から。
目先を変える場合、児童が苦手な単元は避けるべきです。苦手な単元を学習すると児童は「こんなことになるなら『飽きた』と言わなければよかった。」と思ってしまい、今後正直に『飽きた』と言ってくれなくなるからです。

「割合」はAちゃんが先週の金曜日に初めて学習した単元です。その基本となる線分図をAちゃんはあっと言う間に修得してしまいました。どうやら得意単元のようです。これ幸いと受験用教材の「割合」の学習を開始したのです。

しかし問題を解く際にAちゃんの未習得の知識・技能が要求されていてその補習が必要になりました。

(1)かけ算を表す「の」
23倍は6
2×3=6
この2行からかけ算を表す「の」を理解してもらいました。

(2)□を使った式
□×2000=1200
両辺を2000で割って
□=3/5

「逆算」の考え方はまだAちゃんには早すぎます。
そこで上記のように「等式の性質」を利用して解いてもらいました。

受験用教材の問題を解くには(1)(2)のような知識・技能が同時に複数個求められることが常です。児童にとっては大きな負担です。ですから一度に解く問題数を少なくすることが肝要です。できれば1問、多くてもぴったり同系統の問題を2問程度でしょう。

2012-05-20

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~学校への提出物(2)

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生の今週一週間は、学校への提出物(学校ワーク)を学習する週になることは昨日のQ.E.D.日誌に書いたとおりです。1週間で61ページを学習するのですからかなりのハイペースになりますががんばって仕上げたいものです。

2年生になって1回目の定期試験についての配布プリント『試験範囲・提出物一覧』と生徒への聞き取りから5教科(数・理・英・国・社)担当の先生がたの傾向が見えてきました。

(1)提出物を課さない先生・・・社会
(2)提出物を課すものの学校授業の時間内でその提出物をほぼ履修完了する先生・・・国語
(3)提出物を課し、学校授業の時間内ではその提出物を一切学習しない先生・・・数学・理科・英語

いちばん大変なのが(3)で今回の61ページもすべて(3)に該当します。

傾向が分かったのでそれに合わせて、中間試験終了後からの塾での授業の進め方を変更したいと思います。塾の授業の中で数学・理科・英語の3教科について各1ページずつを毎日学習するのです。1学期の中間試験終了から期末試験開始までは約1か月の期間があります。1ページ×3教科×20日=60ページ。これで提出物のほぼすべてを学習できる計算です。

2012-05-19

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~学校への提出物

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生が昨日、学校ワークを忘れて登塾してきました。他の教材の学習に差し替えようかと思ったのですが、いやな予感がしたので自宅まで取りに戻ってもらいました。そして予感は的中・・・学校への提出物の総計61ページが未だ手つかずだったのです。不注意で忘れたのではなくおそらくは塾に持ってきたくなかったのでしょう。そこで一週間限定で通常の塾のテキストには一切手を付けず専ら学校ワークを学習することにしました。提出物を出さないことは成績を放棄することと同義です。なんとしても全61ページを仕上げなくてはなりません。学校ワークをハイペースで学習しピンポイントで解説する来週一週間です。

2012-05-18

Q.E.D.進学塾の小学4年生~小数・分数・割合

Q.E.D.進学塾の小学4年生のAちゃんの鉛筆が止まったのは小数と分数の四則混合の計算問題を解いているときでした。0.8を10分の8に直すことができなかったからです。しかし小さなつまづきは大きなものを得るチャンスでもあります。小数と分数を量的・視覚的によく理解するために、予定を変更して急きょ「割合」を学習しました。

まだ4年生になったばかりのAちゃんに割合を教えるためにゴールデンウイークの連休中に考案した線分図があります。その線分図は比の学習を終えたのちに使用する予定でしたが、上記のような経緯で本日教えることにしました。

(1) 1=10割=100分=100%=全体
(2) 10分の1=0.1=1割=10%
(3) 100分の1=0.01=1分=1%

線分図の左端と右端から少しずつ書き込みを加えながら(1)(2)(3)を教えたところ、Aちゃんは30分ほどですべて習得してしまいました。素晴らしい吸収力です。Aちゃんがこれほどスムーズに理解できるとは思っていなかったので嬉しい誤算です。

子供の成長は早いものです。「え。これができちゃったの。」と驚かされることは少なくありません。伸びる芽をより大きく伸ばすために塾長は「先の先」まで準備しておかなくてはなりません。どこまで伸びるのか期待に胸をふくらませながらの準備は楽しいものです。

2012-05-17

Q.E.D.進学塾の小学4年生~言語能力が向上

Q.E.D.進学塾の小学4年生の木曜日クラスのSくんとAくんの言語能力が格段に向上しています。3年生の頃とは比較にならないくらいに。
「分度器に2つ書いてある目盛りのうちのどちらを選択するかは90度より大きいか小さいかで決めます。」
このような説明に対して両名が「先生もう1回。」と聞き返していたのは3年生当時。今では1度聞いて分かるまでに成長しました。

言語能力が向上すると国語はもとよりすべての教科の学習がよく分かるようになります。現在学習中の 栄光ワーク (国語・算数)の正答率は8割以上をキープしています。この機に英語の力も伸ばそうと考えています。まずはアルファベットの読み書きからです。

アルファベットの読み書きは季節講習会の期間に集中学習しました。しかしSくんもAくんも忘れている文字があちこちに見られ、特に小文字が書けなくなっていました。そこで再学習です。

(1)A (2)a (3)「エイ」 (4)「ェア」

上記のようにひとつの文字について、読みと書きを2つずつ、計4つを覚えていきます。

2012-05-16

Q.E.D.進学塾の小学6年生~心強い味方

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは中学2年生のMちゃんによく懐いています。今日は塾長が中学1年生のWちゃんに理科を教えているとき、Kちゃんは算数の計算問題を解いていました。途中で分からなくなって困っているKちゃんにMちゃんが助け舟を出してくれました。そして無事正解にたどり着くことができました。Mちゃんは心強い味方です。Mちゃんにとっては「ちょっと教えただけ」かもしれませんが、教えてもらったKちゃんはそれを忘れません。通常の授業ではあまりないことだからです。「非日常」は記憶に残りやすいのです。Mちゃんに感謝しています。

今中学2年生は栄光ワークと格闘中です。『春はあけぼの』の問題を黙々と解いています。定期試験に出題される文と同じ文章についての問題を解くことはいちばんのテスト対策になります。テスト対策として有効な理由は2つ。一つ目は文章に慣れること、二つ目は問題集とほぼ同じ問題が定期試験によく出題されることです。

2012-05-15

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~アポロン数学を導入

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは本日、いつもより30分遅い登塾でした。耳鼻科によってからの登塾だったためです。念のためお昼のうちに綿棒を買っておいたのですが診察結果は「異常なし」でほっと一安心です。

一昨日のQ.E.D.日誌に『Mちゃんにも アポロン数学  を導入したい。』との記事を書きましたが本人の了承が取れたので早速発注しておきました。連立方程式の単元からの導入予定です。1年生のときに「方程式の文章題」で苦労していたので2年生で習う「連立方程式の文章題」も苦労しそうです。Mちゃんは9歳から通塾している子なのでどこでMちゃんが苦戦しそうかの予想がつきます。早め早めに対策の一手を打っていきたいと思います。

 英文法の力は十二分についてきたMちゃんですが英単語の力には少々の不安があります。今日はsayとsaidの読みと意味が分かりませんでした。

(1)培ってきた文法力を生かしてやさしい単語で作文する。
(2)作った文にいろいろな単語を「代入」する。

この方法で英単語の力を伸長していこうと考えています。

2012-05-14

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~明日は試験範囲発表

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生の1学期中間テストは2週間後です。明日はその試験範囲が発表されます。と同時に提出物の範囲も発表されるので早速明日から学校ワークに取り組みます。つまり本日は提出物から離れた学習のできる最終日でした。2年生のNちゃんとSちゃんの頭の回転は普段より2割増しで予定より多くのことを復習できました。理科では炭酸水素ナトリウムの加熱分解、英語では不規則動詞変化表、国語では古文単語と現代語訳、・・・学習の密度は濃かったのですが2人は疲れも見せず、むしろ楽しそうでした。

米国は男女別クラス編成における教育先進国です。女子は「共同作業」と「解法選択」を好む傾向にあり、女子クラスの授業にこの2つを多く取り入れることで成績向上を図っているのが現状です。「好きこそものの上手」の典型例といえるでしょう。

先週から導入した「言語の相互学習」と同様の学習が理科の原子分子モデル作成の際にもごく自然にできていました。共同作業を好む女子生徒の特性をNちゃんとSちゃんの両名とも持ち合わせているのです。

2012-05-13

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英文法の地力

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは英文法のテキスト『 みるみるわかるステップ式英語  』(中2)(中3)を学習中です。今週の水曜日には『みるみる中2』・第7章「いろいろな文の形」を履修完了し、木曜日から『みるみる中3』・第6章「いろいろな文の形」を学んでいます。

小学6年生の6月から『みるみる中1』の学習を開始したMちゃんは中学1年生の10月に同テキストを履修完了、そして11月から『みるみる中2』に取り掛かりました。どんどん先へと進むMちゃんの吸収力の高さには目を見張ります。

しかし学校の勉強のはるか先を行っているため塾で習う文法事項はMちゃんにとって初めて見るものばかり。そのため文法事項の定着には十分な演習量が必要と判断し、その量の確保のために2年分を通して学習しています。前記の「いろいろな文の形」は5文型(1.SV 2.SVC 3.SVO 4.SVOO 5.SVOC)を学ぶ章です。5文型の章の2年生+3年生を通して学んでいるのです。

塾長「第5文型は?」
Mちゃん「SVOC」
塾長「例文を作ろう。」
Mちゃん「She calls the dog Pochi.」

金曜日には5つの文型すべての例文を作れるまでに習熟していました。
英文法の地力がついてきた証拠です。

次なる目標は数学です。
公立中学校に通う同級生(2年生)たちは『 アポロン数学 』を学習しています。

塾長「Mちゃんも『アポロン』やろうか(*^.^*)」
Mちゃん「イヤイヤ"o(><o)(o><)o"イヤイヤ」
この調子で既に2度(3月末と5月初旬)拒まれています。。。

Mちゃんは中1の時に「1次方程式の文章題」で苦戦していました。
2年生でこれから学ぶ「連立方程式の文章題」でも苦戦が予想されます。
その前に『アポロン』を学習してほしいので三度説得します。

2012-05-12

Q.E.D.進学塾の中学1年生~学校ワークを志願

Q.E.D.進学塾の中学1年生のWちゃんが月曜日に「学校ワークをやりたい。」と自ら志願してきました。学校ワークは学校への提出物で平常点に加算されます。また提出物の範囲は定期テストの範囲にぴったり合せてあるのでワークの学習がそのまま定期テストの勉強にもなります。平常点とテストの点の両方で大切な学校ワークなのです。

Wちゃんの学校では月曜日に『1学期中間試験範囲・提出物一覧』のプリントが配布されました。そのプリントを見ると提出物の量(ページ数の合計)が非常に多いのです。そこでWちゃんと相談して部活が休みになる5月15日(試験1週間前)を待たずに今週からワークに取り掛かることにしました。Wちゃんがプリントの配布当日に 塾に持参してくれたおかげですぐに提出物の対策が打てました。

中学1年生にとっては生まれて初めての定期試験です。定期試験の持つ意味すら分からないままテスト当日を迎える子も多いと思います。そんな中、試験2週間前から準備を始められるWちゃんはとてもえらい子です。

2012-05-11

Q.E.D.進学塾の小学4年生~アルファベットの小文字

Q.E.D.進学塾の小学4年生の木曜クラスは毎週5ページを学習しています。栄光ワーク(国語)2ページ+栄光ワーク(算数)2ページ+アルファベットの達人1ページ=計5ページです。昨日は国語と算数が順調でいつもより早く終わったのでその分だけ英語の時間を多くとることができました。アルファベットの小文字の「検定試験」のページを学習しました。児童は小文字の「読み」に苦戦していました。mを「ム」と発音することも、母音とセットで「マミムメモ」と読むことも覚えていましたが、「エム」が出てきません。そこで大文字のMを黒板に書くと「エム」と読めました。

(1)M  (2)m (3)エム (4)ム (5)マミムメモ
以上の5つを26文字すべてについて覚えてもらうための時間を今後は多く設けていこうと思います。

たとえば、
(1)    (2)   (3)エス (4)   (5)
のように出題するのです。

当面の目標は上記の(4)に「ス」、(5)に「サシスセソ」と書けることです。それに加えて(4)「ズ」、(5)「ザジズゼゾ」まで書ければいうことなしです。複数の読みかた(上記例なら「ス」と「ズ」)を学んで英語への橋渡しにしたいと考えています。

2012-05-10

Q.E.D.進学塾の小学6年生~天体の計算問題

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは連休中の宿題を一生懸命やってきてくれました。理科だけが非常に低い正答率でした。今、理科では天体を学習しています。星の位置と日時に関する計算問題です。「位置」は角度、「日」は地球の公転周期、「時」は地球の自転周期をもとに計算します。

Kちゃんが言うには「ちんぷんかんぷん。」だそうです。東西南北の方向感覚すらおぼつかないところに計算問題が追い打ちをかけているのですから、さもありなんです。
そこでもういちど基礎から学習しなおすことにしました。一昨日は地球の自転の仕組み、昨日は地球の自転周期の計算、今日はお休み、明日は星の動き方、来週月曜日からは北の空の星の位置の計算・・・というように毎日少しずつです。

学習の速度を落とすことは決してマイナスではありません。むしろ総合的な学力をつける好機と捉えています。たとえば理科のテキストをよく読んでその内容を自分の言葉で発表してもらうことで国語の説明文を読む力と作文の力がつきます。読解力と表現力です。天体の計算の仕方を詳しく学ぶことで算数の倍数算、比、比例式が解けるようになります。

2012-05-09

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~化学を集中学習

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生が月曜日にぽつりと漏らした一言は「理科がよく分からない。」でした。相互学習型の教え合い学習を試験的に導入するつもりでしたが急きょ予定を変更して化学を集中学習しました。原子・分子・イオン・原子分子モデル・結合手・・・中学校の理科の第1分野で習う範囲を超えて高校の化学の履修内容にまで踏み込んで学習しました。より高度な知識を習得してもらうためではなく、「仕組み」を理解してもらうことが目的です。仕組みが分からないままに丸暗記してもすぐに忘れてしまうからです。
2Ag20→4Ag+02(酸化銀の還元反応)を結合手つきの原子分子モデルで書けるまでになりました。学習内容は高校生ですが・・・原子の役はピタゴラス(幼稚園児向けの磁石つき積み木) 、結合手はドラえもんの手に活躍してもらいました。

2012-05-08

Q.E.D.進学塾の小学4年生~目標のしっかりした子たち

Q.E.D.進学塾の小学4年生のAちゃんとHちゃんが昨日登塾してきたのは16時半ごろでした。
Hちゃんが開口一番「宿題をやりに来た。」
Aちゃんは「国語15問やってから算数を5問やる。」
自分が何を学習するのか目標が定まっているところが素晴らしいと思いました。

Aちゃんが今学習しているのは分数の四則混合計算です。3けたを超えると数が登場すると嫌がります。筆算の得意なAちゃんではありますが、あまり筆算が続くのも味気ないもので決して楽しいことではありません。

そこでAちゃんが今通っている水泳教室が25mプールであることから25の倍数を、鉛筆1ダースが12本が既知であることから12の倍数を、というように今あるAちゃんの知識を最大限に活用・発展させる学習をしています。目先を変えて飽きがこないようにすると同時に、これから学ぶ倍数・約数・比・比例の学習に役立てたいとの思いからです。

2012-05-07

Q.E.D.進学塾に新設校からの訪問者

Q.E.D.進学塾の近くの私立高校の先生が教室を訪ねてきてくれました。本日の16時過ぎのことです。その高校はスポーツでの実績が素晴らしいだけでなく特進クラスの高校入試の偏差値65の進学校で文武両道です。

その高校が新たに中等部を新設するとのこと。校舎の完成予定は2か月後の7月上旬というぴかぴかの新設校です。中高一貫コースのみで高校からの募集はしないそうです。教育理念や教育目標といったソフト面から、校舎およびその他の設備・機器などのハード面、更には6年間の詳細なカリキュラムまでを事細かに説明してくださいました。ありがとうございました。

中等部に関しては「新設」なのですが、長年に渡って高等部で積み上げてきた実績に信頼を置けること、教育理念やカリキュラムに共鳴し支持したいものが多いこと、そしてこの地区から距離的に近いこと、これらの事由からお薦めできる一校と考えています。

2012-05-06

Q.E.D.進学塾の中学2年生~明日から相互学習方式を試験的に導入

Q.E.D.進学塾の中学2年生のSちゃんとNちゃんは部活もクラスも一緒です。そして磁石のN極とS極さながらに大の仲良しです。2人は部活動が同じなので自ずとほぼ同じ登塾時間になっています。今日まで4連休でしたが休みの日も二部練習(午前練習→お昼ごはん→午後練習)という厳しい部活にもかかわらず2人とも毎日通塾していて立派だと思います。多忙な中勉学に励むこの子たちの学習効率を更に高めるために連休明けの明日から相互学習型の授業を試験的に導入してみます。相互学習とは語学の学習法で互いの母国語を教え合うものです。たとえば日本語を母国語とするJさんと英語を母国語とするEさんがいたとすると、JさんがEさんに日本語を、EさんがJさんに英語を教えます。これを応用してSちゃんがNちゃんに英語を教え、NちゃんがSちゃんに数学を教えるのです。

2012-05-05

Q.E.D.進学塾の中学2年生~計算力は数学の土台

Q.E.D.進学塾の中学2年生たちは今学校で「式の計算」を習っているところです。それに合わせて塾では アポロン で基本問題を練習したのち 計算の級別トレーニング で発展問題を学習しています。『計算級別』はA問題からH問題まで難易度が8段階に分かれていて、最高難度のHは特に難しく、それを超える問題は公立高校入試でも見たことがありません。なぜそこまで学習するのか。理由は2つあります。

一つ目は生徒たちにテスト問題を易しいと感じてほしいからです。
入学試験はもとより公開会場模試や定期試験でも少なからず緊張するもので、その中にあっても平素の力を発揮するためには普段から「本番以上」の問題に取り組む必要があります。試験問題の計算が「易しい」と感じてこそ確実な得点源となり得るのです。

二つ目は美しいフォームを身につけてほしいからです。
正しいフォームは計算を易しくするため計算の正確性も解く速度も向上します。
たとえば累乗を含む分数式で2乗してから約分しても問題は解けます。しかしこれは美しいフォームとは言えません。3の2乗であればさほど苦労せずに解けるでしょうが21の2乗なら・・・・
つまり難易度の高い問題は乱れたフォームでは解ききれないのです。 正しいフォームを身につけてもらうには難しめの問題を解くことが不可欠です。

2012-05-04

Q.E.D.進学塾の小学6年生~生活に密着した学習

Q.E.D.進学塾の小学6年生クラスは一昨日の理科で星座早見について学習しました。そのときKちゃんが東西南北を把握できてないのではないかと思ったので聞いてみました。
塾長「太陽はどちらから昇るの?」
Kちゃん「西から。」

天才バカボンの主題歌の『西から昇ったお日様が東へ沈む』が原因だったようです。それは真実でないこと、教室の位置・方角・太陽の動きを説明しました。

どの児童も机上の空論、絵空事に思えてしまうことがらは学習しても身につかず、実感を伴って理解したことがらはよく身に着くのが常です。特に理科や社会は生活に密着した事象を扱う単元が多いため実感のあるなしが単元の理解度を大きく左右します。

Kちゃんのお母さまのお話では真南向きの家に住んでいるそうです。どのお部屋のどの窓から日が昇るのか、そしてどこへ沈むのか調べてくることを宿題にしました。日常生活の中で正しい方向感覚を身につけてほしいものです。

さて教科は変わって家庭科です。衣食住を学ぶ生活に最も密着した教科と言えます。
 塾長「おうちの理想は真南向きって習わなかった?」
Kちゃん「習ってない。」
きっとこれから学習するのでしょう。その際になぜ南向きが理想なのか太陽の動きと合わせてよく考えてほしいと思います。

2012-05-03

Q.E.D.進学塾の4連休~本日はその初日

Q.E.D.進学塾のお休みはカレンダーどおりです。ですから本日は4連休の初日です。連休中は1日1ページを目安に宿題を出しています。ところが塾長のミスで宿題を出し忘れた生徒が2名発生してしまいました。

【宿題】 計算の級別トレーニング 7級 E F G H

1日に0.5ページずつの宿題です。
Q.E.D.日誌のこの記事を読んで気づいてくれたらよいのですが・・・
心配なので明日、電話連絡します。

2012-05-02

Q.E.D.進学塾の中学2年生~英語の語彙力と読解力

Q.E.D.進学塾の公立中学クラス(中2)の本日の英語の授業でthreeやhouseの分からない子がいました。塾長が「中1の1学期に習っています。もっと英単語の勉強をしなさい。」と言ってしまえば簡単なのでしょうがそうはしませんでした。thは「す」(前歯の上下に舌の先を軽くはさむ)または「ず」、eeは「イー」、ouは「アウ」と発音する・・・このように細分化して解説しました。
なぜそうしたのかの理由は2つです。

一つ目は英単語の力不足は本人の自覚するところであろうと思ったからです。
そこを指摘するのはその子をいたずらに傷つけるだけです。生徒の発奮をうながすどころか学習意欲の喪失につながりかねません。

二つ目は分からない単語があっても簡単にあきらめない姿勢を身につけてほしいと思ったからです。
「すリー」や「ハウス」(thの「す」とsの「ス」は発音が違うので ひらがな と かたかな で表記を分けています)のように、読めれば意味の分かる単語は多いものです。ぱっと見た感じでは「分からない単語」だと思ってもがんばって「読む(テスト中は心の中で発音する)」ことで「分かる単語」に変わります。

英語の語彙力は読解力に直結します。どれだけ英単語を知っているかで文章を理解できるかが決まるのです。ですから決して手を抜くことはできません。しかしながら「とにかく単語を覚えろ」だけでは限界があります。前述のthやee、ouといった「発音のきまり」を覚えることは新たに単語を覚える際にも、一見分からない単語がテストに出てきた際にも役に立つのです。

2012-05-01

Q.E.D.進学塾の授業再開~3連休が明けて

Q.E.D.進学塾の授業が再開しました。全塾生を対象に3連休の宿題を1日1ページ程度を目安に出題していました。見事に全員がやってきてくれました。立派だと思います。たった今ごほうびのおやつを買ってきたところです。連休前に中学2年生の「女子」からリクエストのあった「男梅」です(笑)
塾生が勉学に励む→塾長がごほうびをあげたくなる→塾生が喜ぶ→学習意欲が更に増す→・・・正のスパイラルは大歓迎です。
仕事だからと仕方なくやるのも仕事。自ら進んでやりたくなるのも仕事。後者しかないのはとても幸せなことです。よい塾生に恵まれているおかげだと思います。
今行っている長期カリキュラムの作成もそんな仕事のひとつです。といっても長いレールを敷いて生徒をいかにしてそれに乗せるかを考えているわけではありません。何本もの線を引いておいて生徒がスムーズに走れる線を適宜選択していくことが目的です。