2012-05-02

Q.E.D.進学塾の中学2年生~英語の語彙力と読解力

Q.E.D.進学塾の公立中学クラス(中2)の本日の英語の授業でthreeやhouseの分からない子がいました。塾長が「中1の1学期に習っています。もっと英単語の勉強をしなさい。」と言ってしまえば簡単なのでしょうがそうはしませんでした。thは「す」(前歯の上下に舌の先を軽くはさむ)または「ず」、eeは「イー」、ouは「アウ」と発音する・・・このように細分化して解説しました。
なぜそうしたのかの理由は2つです。

一つ目は英単語の力不足は本人の自覚するところであろうと思ったからです。
そこを指摘するのはその子をいたずらに傷つけるだけです。生徒の発奮をうながすどころか学習意欲の喪失につながりかねません。

二つ目は分からない単語があっても簡単にあきらめない姿勢を身につけてほしいと思ったからです。
「すリー」や「ハウス」(thの「す」とsの「ス」は発音が違うので ひらがな と かたかな で表記を分けています)のように、読めれば意味の分かる単語は多いものです。ぱっと見た感じでは「分からない単語」だと思ってもがんばって「読む(テスト中は心の中で発音する)」ことで「分かる単語」に変わります。

英語の語彙力は読解力に直結します。どれだけ英単語を知っているかで文章を理解できるかが決まるのです。ですから決して手を抜くことはできません。しかしながら「とにかく単語を覚えろ」だけでは限界があります。前述のthやee、ouといった「発音のきまり」を覚えることは新たに単語を覚える際にも、一見分からない単語がテストに出てきた際にも役に立つのです。

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