2012-05-18

Q.E.D.進学塾の小学4年生~小数・分数・割合

Q.E.D.進学塾の小学4年生のAちゃんの鉛筆が止まったのは小数と分数の四則混合の計算問題を解いているときでした。0.8を10分の8に直すことができなかったからです。しかし小さなつまづきは大きなものを得るチャンスでもあります。小数と分数を量的・視覚的によく理解するために、予定を変更して急きょ「割合」を学習しました。

まだ4年生になったばかりのAちゃんに割合を教えるためにゴールデンウイークの連休中に考案した線分図があります。その線分図は比の学習を終えたのちに使用する予定でしたが、上記のような経緯で本日教えることにしました。

(1) 1=10割=100分=100%=全体
(2) 10分の1=0.1=1割=10%
(3) 100分の1=0.01=1分=1%

線分図の左端と右端から少しずつ書き込みを加えながら(1)(2)(3)を教えたところ、Aちゃんは30分ほどですべて習得してしまいました。素晴らしい吸収力です。Aちゃんがこれほどスムーズに理解できるとは思っていなかったので嬉しい誤算です。

子供の成長は早いものです。「え。これができちゃったの。」と驚かされることは少なくありません。伸びる芽をより大きく伸ばすために塾長は「先の先」まで準備しておかなくてはなりません。どこまで伸びるのか期待に胸をふくらませながらの準備は楽しいものです。

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