2018-06-30

QED進学塾の塾長~日本対ポーランド戦を振り返って

QED進学塾の塾長は、昨日のサッカーワールドカップの日本対ポーランド戦をTV観戦しながら、後半40分のタイミングで次のような計算をしていました。

(1)日本が1点を取りに行った場合。
日本が得点できれば自力で決勝トーナメント進出を決められる反面、逆にカウンターなどで失点してしまえば日本のグループリーグ敗退が決まる。

(2)日本が1点を取りに行かない場合。
コロンビアが1点を守り切ることに成功すれば他力で決勝トーナメント進出が決まる反面、コロンビアが失点してしまえば日本のグループリーグ敗退が決まる。

どちらを選択しても賭けになりますが、塾長は(2)のほうが成功確率が高いと考えました。

つまり、日本がポーランドを相手に1点を取り切る確率よりも、コロンビアがセネガルを相手に1点を守り切る確率のほうが高いということです。

言い方を変えれば、日本の攻撃力よりもコロンビアの守備力のほうが信頼できるということです。

日本代表の西野監督は(2)を選択しました。

そして賭けに勝ちました。

素晴らしい決断でした。

もし、決勝トーナメントに進出できなかった場合どうなったのでしょう。

西野監督の立場になって考えてみます。

(1)を選択して失敗したのであれば、「何とか自力で決勝トーナメント進出を決めに行ったが、逆に失点してしまった。力及ばなかった。」を言えます。

しかし、(2)を選択して失敗したら言い訳ができません。

「なぜ自力で決めに行かなかったのか。」と非難されることが確実だからです。

自らの保身を微塵も考えず、純粋に「決勝トーナメント進出の確率が高いほう」を選択した、西野監督に拍手です。

2018-06-29

QED進学塾の塾長~日本対ポーランドをTV観戦

QED進学塾の塾長は、昨夜23時から日本対ポーランドをTV観戦しています。

この記事の予約投稿を0時に設定していますが、試合後半のちょうど始まる時間です。

今22時半、あと30分で試合が始まります。

引き分け以上で決勝トーナメント進出を自力で決めることができます。

武運を祈ります。

2018-06-28

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(25)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第25回目です。

塾長は、国語の「品詞分類表」を中2の4月に教えています。

国語だけでなく英語を学習する上でも、「品詞」を知ることが欠かせません。

そのため、できるだけ早く品詞分類表を教えたいのはやまやまですが、中1生の頭脳ではまだ理解するのが難しい子が多いのです。

脳の発達段階に個人差はあるものの、概ね中2~中3で有意味記憶のピークを迎えます。

そこにこれから差し掛からんとする時期すなわち中2の4月を、品詞を学ぶベストタイミングと塾長は考えているのです。

2018-06-27

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(24)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第24回目です。

テーマは、昨夜に続いて中2国語について。

塾長が中2生に必ず教えるのが「品詞分類表」です。

ただし、教科書や参考書の教え方とは異なります。

単独で文節になれる→自立語→活用がある→用言。

→「u。」・・・動詞。

→「い。」・・・形容詞。

→「だ。」かつ「なトキ」・・・形容動詞。★


例1=重要だ。重要なトキ〇→形容動詞。

例2=学校だ。学校なトキ×→名詞+助動詞。

このようにして、品詞を明確に識別する演習を積むのです。

では、なぜこれを中2で学習すべきなのか。

それはまた明日。

2018-06-26

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(23)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第23回目です。

テーマは中2国語について。

塾長は、1か月前の5月25日の「QED日誌に連載記事」第8回から第11回までの計4回で「中1国語」について書きました。

「漢字の力(文字力)→語彙力→読解力→国語力→すべての教科の学力。」

この一連の流れの最も基礎となる部分すなわち文字力を養成するために漢検をフル活用しましょう、というお話でした。

これは中2国語にも共通することです。

さらに言えば中3の10月まで漢検の勉強は続けるべきです。

文字力の増強とともに、各種検定試験の合格による内申点の加点をも狙えるからです。

2018-06-25

QED進学塾の塾長~日本対セネガルをTV観戦

QED進学塾の塾長は、本日0時から日本対セネガルをTV観戦します。

この記事の予約投稿を0時に設定していますが、ちょうどキックオフの時間です。

日本は、6月19日のワールドカップ第1戦の対コロンビア戦に勝ちました。

開始3分でコロンビアに退場者が出るという幸運に恵まれての勝利でした。

運も実力のうち。

この言葉を素直に解釈すると、実力を構成する要素のひとつに運があるということです。

塾長は、実力に占める運の割合はもっと大きいと考えています。

「運を引き寄せる力を実力という。」

塾長はこのように思うのです。

日本が第1戦の勢いそのままに、今日の第2戦も連勝してくれることを期待しています。

2018-06-24

QED進学塾の塾長~昨日は横浜へ

QED進学塾の塾長は昨日横浜へ行ってきました。

用事を済ませた後、食べたエリゼ光のフレンチがおいしかったです。

高速が思いのほか混んでいたので疲れました。

おやすみなさい。 

2018-06-23

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(22)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第22回目です。

【一昨夜記事再掲】
2.理科の第2分野と社会科の両方にまたがって学習する単元があること。
【再掲終わり】

たとえば、社会科(地理)の単元「日本の気候」を学習するのに、その単元だけを学習した生徒にとっては「単なる暗記物」で終わってしまいます。

ところが、理科(第2分野)の単元「天気の変化」の「湿度と露点」や「気団」を学んだあとに「日本の気候」を学習した生徒は、日本の気候がどうしてそうなっているのか、理由を完璧に説明することができます。

つまり、血肉となった知識を得ることができるのです。

どちらが勉強していて面白いか、どちらが一生忘れない知識となるか、どちらが応用範囲が広いか、これらは自明です。

他にも、「気候区分」(地理)、「コリオリの力」(理科2分野)、「高気圧と低気圧」(理科2分野)、「地球の大気の流れ」(地理)、これら4つも関連付けて学習したほうが良いでしょう。

理由を突き詰めて考える学習を、より深化した学習を、より楽しさを感じられる学習を、積み重ねたその先に「知識」や「思考力」の飛躍的な伸長があるのです。

2018-06-22

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(21)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第21回目です。

【昨夜記事再掲】
1.理科の第2分野と社会科の学習法が似通っていること。
【再掲終わり】

両者に共通する学習法、それは「1問1答式問題集」を順逆双方向で学習することです。

順方向とは、「1問1答式問題集」の文章を読んで、答えを1単語で答える、ごく一般的な学習法を指しています。

まずは、最重要用語である「答えの1単語」を覚えるのです。

これができるようになった生徒は、逆方向を学習します。

答えの1単語を見て、その単語の意味するところを文章で説明します。

これは、埼玉県公立高校入試の記述問題の対策であり、記述問題の配点が高いため非常に有効な高校入試対策となります。

2018-06-21

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(20)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第20回目です。

第17,18,19回が中1理科の第1分野についての記事でしたので、今日からは中1理科の第2分野についてです。

と同時に社会科についても併せて書きます。

「なぜ社会科も?」と思われるでしょうが、その理由は2つあります。

1.理科の第2分野と社会科の学習法が似通っていること。

2.理科の第2分野と社会科の両方にまたがって学習する単元があること。

この2つについては、また明日から詳述します。

2018-06-20

QED進学塾の短縮授業~昨夜は8時45分まで

QED進学塾の授業時間は夜9時までですが、昨夜は15分間の短縮授業で8時45分まででした。

生徒が自宅で9時からサッカーワールドカップの日本対コロンビア戦を見られるようにするための措置です。

代わりに今夜の授業を15分延長します。

昨夜の試合は、見事日本が2対1で勝ちました。

開始3分でコロンビアに退場者が出たのが大きかったと思います。

この勢いで日本が決勝トーナメントに進出してくれることを期待しています。

2018-06-19

QED進学塾の塾長~日本対コロンビア観戦中

QED進学塾の塾長は今、日本対コロンビアを観戦中です。

開始3分でコロンビアに一発退場者が出ました。

香川がPKを決めて、日本が1-0でリード。

これは大きいです。

さあ、日本の大番狂わせ成るか。

それを楽しみに残り85分を観戦します。

QED進学塾の塾長~昨日は浦和へ

QED進学塾の塾長は昨日浦和へ行ってきました。

予定より早く用事が終わったので、百貨店で買い物をする時間ができました。

さすがは県都浦和、地下の食品売り場が充実しています。

豚の角煮や焼き鳥などのお惣菜を買い込んで、それらを少しずつつまんだ昨夜でした。

2018-06-18

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(19)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第19回目です。

理科の計算問題ができない要因のひとつである、

1.立式ができない。

を解決するには、

まず単位を理解することが必要であると、塾長は昨夜のQED日誌記事に書きました。

単位を理解した生徒は、次のステップに進めます。

小学校で習った「てんとうむし」の活用です。

1.道のり=速さ×時間。

2.速さ=道のり÷時間。

3.時間=道のり÷速さ。

これら3つの式を1つの円の中に表現したものが「てんとうむし」です。

では、実際に「てんとうむし」の活用例を見て行きましょう。

【最初に覚えること】

g/cm3。

読み=グラム「まい」立方センチメートル。

意味=グラム「わる」立方センチメートル。(1cm3あたりのグラム数。)

「/」は、演算記号の「÷」や、分数の「―」に相当する。

【「てんとうむし」の作成手順】

てんとうむしの左下にg/cm3を書く。

次に、見たまんま「 ―」の上にgを書く。

次も、見たまんま「 ―」の右下にcm3を書く。

ここまでで「単位のてんとうむし」が完成。

それを見ながら左隣に「言葉のてんとうむし」を作成。★

最後に右隣りに「数字のてんとうむし」を作成。

これで左から順に見て【言葉】【単位】【数字】の3つのてんとうむしが完成です。

★は、なくても解けますが、あったほうが分かりやすいです。
★は、記述問題対策にも有効です。

さあ、あとは「数字のてんとうむし」を計算するだけです。

計算についてはまた明日。

2018-06-17

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(18)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第18回目です。

昨夜のQED日誌記事に塾長は、理科の計算問題を不得手とする生徒の抱えている問題点が2つあると書きました。

今夜はそのうちのひとつ、

1.立式ができない。

の解決策についてです。

「式が立てられない。」と言う生徒の多くは、実は単位が分かっていないのです。

密度の単位であるg/cm3を教えても、単位が苦手な生徒にとってそれは、「意味不明の記号」にすぎません。

(1)gが質量の単位であること。
(「質量」と「重さ」の区別がつかない子には、また別の機会に詳しく教えます。)

(2)1円玉の質量が1gであること。

(3)cm3が体積の単位であること。

(4)1辺1cmの立方体(さいころ)の体積が1cm3であること。

まず、塾長はこの4つを教えます。

そして、実物を生徒の手に取ってもらって、大きさや重さ★を実感してもらうのです。

(★手が感じ取るのは「質量」ではなく「重さ」です。)

ここまでやってようやく、生徒にとって「意味不明の記号」だった単位が、実体を伴ったものに変わるのです。

意味不明の記号について考えろと言っても無理な話ですが、実体をイメージできれば考えることができるのです。

さらに、塾長は欲張ってもう2つを教えます。

(5)4℃の水1cm3は1gである。

(6)よって、4℃の水の密度は1g/cm3である。

理科の計算問題を得意とするための第一歩は、単位を理解することなのです。

2018-06-16

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(17)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第17回目です。

テーマは中1理科・1分野です。

塾長が「理科の1分野と2分野ではどちらが好きか。」と聞けば、「2分野。」と答える中1生が多数派です。

もう一歩踏み込んで「1分野の嫌いなところは?」と聞くと、「計算。」と返ってきます。

偏差値50前後あるいはそれ以下の生徒にとって、理科の計算問題は高いハードルなのです。

「理科の計算問題が苦手。」という生徒は、主に2つの問題点を抱えています。

1.立式ができない。

2.小数・分数の計算ができない。

上記の1.2.のいずれか、あるいは両方に難のある子たちです。

さて、どうやって1.2.を問題解決していけばいいのか、それはまた明日に。

2018-06-15

QED進学塾の塾長~体を休める日

QED進学塾の塾長は年間340日ほぼ毎日ジムに通っています。

しかし、昨日・今日・明日の3日間はジムの休館日です。

3連休があるのは6月だけ。

これをいい機会と考え、ゆっくり体を休める3日間にしたいと思います。

2018-06-14

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(16)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第16回目です。
 
「英語は口・耳・手・目で覚えろ。」
 
塾長は、高校の英語の先生からこの言葉をしつこく言われ続けました。
 
(1) 口で正しい発音をする。
 
(2) 自ずと(1)を耳で聞くことになる。
 
(3) (1)(2)と同時に手を動かす。(紙に書く。)
 
(4) 自ずと(3)を目で見ることになる。
 
多くの感覚器を同時に働かせて記憶することで、覚えやすくかつ忘れにくくなる効果があるのです。

さて、アルファベット読みとフォニックス読みを覚えた生徒は、英単語をひとつ覚えるときにも、上記4つの感覚器を同時に使いながら覚えることができます。
 
ここで、似て非なる単語を2つ。
 
1.ライト。
 
2.ぅらイト。
 
上記1.はlight、2.はrightです。
 
普段の英語学習から(1)(2)(3)(4)が当たり前になっている生徒は、「あれ?l だっけ?r だっけ?」などとは迷いません。
 
発音通りに綴るだけでよいからです。
 
2020年度大学入試から(新高1生から)「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能が求められるようになります。
 
しかし、何も恐れることはありません。
 
(1)(2)(3)(4)を習慣化するだけで、自然と4技能が伸長するのですから。

2018-06-13

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(15)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第15回目です。

はじめに昨夜の記事のおさらいを1行で済ましておきます。

「QED進学塾では、新中1生にまずアルファベット読みとフォニックス読みを教える。」

さて、今夜のお話は、この2つの読み方ができるようになった生徒の次の段階の学習についてです。

(1)【dogは何故「ドッグ」と読むのか。】
d=ドゥ + o=オ + g=グ
これらをつなげて「ドッグ。」

(2)【thisは何故「ずィス」と読むのか。】
th=ず + i=イ + s=ス
これらをつなげて「ずィス。」

(3)【likeは何故「ライク」と読むのか。】
l=ル + i=アイ★ + k=ク +e=サイレント★
これらをつなげて「ライク。」

★の補足説明
最後がeで終わる英単語は、
最後のeを発音しないで、(サイレントe)
ひとつ前の母音(aiueo)を、
アルファベット読みする。

こうして中1生は、覚えたばかりのアルファベット読みとフォニックス読みをフル活用して、英単語を読めるようになって行きます。

「英単語が読める。」

たったこれだけのことで、生徒の英語に対する苦手意識は払拭されるのです。

2018-06-12

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(14)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第14回目です。

テーマは中1英語について。

QED進学塾では、中1生にまず英語の読み方を教えます。

1.a ・・・ エイ、ェア。
2.b ・・・ ビー、ブッ。
3.c ・・・ スィー、ク・ス。
4.d ・・・ ディー、ドゥ。

上記は、
(1)アルファベットの小文字。
(2)アルファベット読み。
(3) フォニックス読み。
の順です。

上記に更に付け加えれば、
(0)アルファベットの大文字。
です。

しかし、(0)は、中1の4月末の段階でほとんどの生徒ができており、(1)(2)(3)が学習の中心となるのです。

生徒は、塾の英語の時間に毎回小テストを受験します。

(1)だけを見て、(2)(3)がスラスラ言えるかテストされるのです。

現在大学2年生のSちゃんが、QED進学塾の門を敲いたのは6年前、中学2年生の4月でした。

入塾時のSちゃんは、b と d の区別がついておらず、したがって単語もほとんど読めない状態でした。

文字が読めないことは、英語学習に大きなハンデとなります。

そこで、(1)を見て(2)(3)を言う練習から始め、何とか学校授業に追いつくことができたのですが、それには1年を要しました。

塾長は、Sちゃんのように英語学習で辛い思いをする生徒をもう見たくありません。

だから、中学入学直後の1年生には(1)(2)(3)を徹底的に学習してもらいます。

たったこれだけのことで、英語学習で大きな石に豪快に躓く生徒をなくすことができるのです。

2018-06-11

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(13)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第13回目です。

中1数学についてQED日誌記事を書いた昨夜ですが、今夜は算数についてです。

算数の計算が完璧な状態で、中学に入学してくる子はそれほどいません。

多く見積もっても1割程度でしょうか。

つまり、9割の子は算数の計算に何らかの課題を抱えたまま、中学生になっているのです。

よって、QED進学塾の中1数学の授業では、学校の授業進度に合わせて数学を学習するのと同時並行で、算数の穴を埋める学習をも進めていくのです。

一口に「穴」と言っても、急いで埋めなければならない穴と、後回しにしてもよい穴があります。

では、何が急務なのでしょう。

1.分数。

2.小数。

特に、分数の四則演算は、1年生の1学期中に完璧にすべきです。

学校の1学期定期試験で、正負の数の計算問題が出題されますが、そこで分数・小数は必出問題なのです。

では、どうして小数は分数の次に回されているのでしょう。

答えは簡単です。

小数の計算問題は、全て分数に直して計算することができます。

数学の試験なら分数のまま答えを書いて丸がもらえます。

ところが、分数の計算問題は、小数に直せないことが多々あります。

このような理由から、分数・小数の学習の手順は、

(1)分数の四則演算ができる。

(2) 小数を分数に直して四則演算ができる。

(3)分数で出た答えを小数に直すことができる。★

(4)小数の四則演算が分数に直すことなくできる。

QED進学塾では、毎年この順で授業を進めているのです。

ここで、補足説明があります。

『(3)分数で出た答えを小数に直すことができる。★』

これが3番目に来ている理由は、理科の1分野の計算問題対策です。

理科の計算問題の答えは、小数で書くことが求められるからです。

小数の計算が苦手な子は、途中の計算は分数で行い、最後の答えだけ小数に直して書く、こんな作戦も通用するのです。

「塾生の5教科偏差値を上げること。」

これがQED進学塾の大目標で、それは開校以来11年ずっと不変です。

ですから塾長は、5教科のどの授業をしていても、「他教科の成績も同時に上げることができないか。」を常に考えながら授業をしているのです。

2018-06-10

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(12)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第12回目です。

テーマは中1数学。

【例題】-(-1)+(-2)+(+3)-(+4)+5-6

上記は「正負の数」の「加法・減法」を学習するための例題です。

算数に難のある子でも抵抗なく取り組むことができるのが、この例題の特長です。

「僕は算数が大の苦手だった。だから数学なんてもっと分からないに決まっている。」

そんな子にはまず「数学は分かる。できる。面白い。」と思ってもらうことが第一だと塾長は考えています。

翻って、算数が大得意だった子はどうでしょう。

計算の腕に自信のある子は、我流でも解けてしまいます。

しかし、それが陥穽なのです。

我流の解法は、最短最速の解法からかけ離れていることが多いからです。

どんな試験にも制限時間があります。

だから、「問題を解けること」が目標ではなく、「問題を楽に速く正確に解けること」が目標なのです。

できる子にこそ「楽に速く正確に」を追求してほしいのです。

さて、【例題】に戻ります。

【例題】を「楽に速く正確に」解くには、2つの解法があります。

1.どこまでも基本に忠実に、機械的に最後まで解き切る解法。

2.はじめの1行だけは基本通りでも、2行目で計算の工夫(組み合わせ)をして、3行で答えが出る解法。

正負の数の加法・減法のどんな問題にも適用できる解法1.は、全塾生に必修の解法です。

しかし、どんな問題にも適用できるわけではない解法2.は希望者のみ習得すればよい解法です。

つまり、塾生は「解法1.のみ習得」か「解法1.2.の両方を習得」か、自分の意志で選択できるのです。

数学の話は一旦ここまでにして、明日は算数の話をします。

2018-06-09

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(11)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第11回目です。

塾長は、昨夜のQED日誌記事にこう書きました。

『国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法はあるのです。そのひとつが口頭試問です。』

社会科の地理に関する口頭試問によって、社会科の論述問題の高校入試対策と国語力の強化とを同時に行った例を書いたのです。

『国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法』のもうひとつが「暗唱文」です。

塾長の専門は数学ですから、今日は数学の図形の定理を例にとりましょう。

定理:二等辺三角形の頂角の二等分線は、底辺を垂直に二等分する。

生徒は、30文字近いこの文章をすらすら言えるまで暗唱するのです。

すると、数学の学力が一歩向上するのはもちろんのことですが、国語力も向上します。

長い文章を一括で捉える能力を育てると、文章を読む速度が上昇し、その分ゆっくり考える時間ができる、言い換えれば「試験時間に対しての余裕」を生むことになるのです。

塾長は、定理の暗唱ができるようになった生徒から順に、板書説明をしてもらっています。

生徒は、暗唱文を言うと同時に、黒板に図形を描いて定理を説明するのです。

これは、「文字から実物を想起する」ことの良い訓練です。

文字を読んで実際の姿を思い浮かべること、まさにそれが「読解力」です。

社会科でも数学でもどんな教科を学習していても国語力の強化はできるのです。

塾長のすべきことは、そのことを常に頭に置いて、各教科の授業をすることだと考えています。

2018-06-08

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(10)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第10回目です。

塾長は、昨夜の第9回目記事に、『つまり、国語力が身に着けば、自ずと他教科の勉強も捗り、その結果5教科全体の底上げができる。』と述べました。

どんな教科を学習するにしても、その学習を支える礎となるのは「国語力」なのです。

では、その国語力は如何にして鍛えればよいのでしょう。

毎日の国語の学習時間を増やせばよい、国語の問題集を毎日2ページ以上解けばよい、これが間違っているとは言いません。

しかし、塾長はこのようなやり方を推奨していません。

国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法はあるのです。

そのひとつが口頭試問です。

塾長は塾生によく口頭試問をします。

塾長「北九州工業地帯(地域)の栄枯盛衰の物語を、君の知る限り詳しく説明してみて。」

官営八幡製鉄所が北九州に作られたのは、他地域と比べてどんな利点があったからなのか、その利点がどのようにして失われ、衰退につながったのか。

これらを話すことのできた生徒は100点です。

現在の新日鉄住金、そして来年4月から社名変更して日本製鉄になることまで、話すことのできた生徒は150点です。

新聞を読んだり、ニュースを見たり、時事問題に関心がある証拠ですから。

塾長は上記の例のような口頭試問を毎日行っているのには、明確な狙いがあります。

1.生徒が塾長の質問の「文章」の意味を正しく理解して、自分の知りうる限りの知識を物語にまとめること、すなわち「文章」で説明することを日々繰り返していく中で、自然と国語力が身に着いてくるから。

2.当該教科(上記の例ならば社会科)の論述問題の入試対策として極めて有効だから。

このような一石二鳥を狙っているのです。

質の高い学習を一日一日積み重ね、塾生の学力を飛躍的に伸長させたい、塾長は常にこう願って毎日の授業計画を立て、それを日々実践しています。

2018-06-07

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(9)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第9回目です。

第8回目の5月25日QED日誌: QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(8)から、随分と間隔が空きました。

第8回目の内容を、ミクロからマクロへの視点で要約すると、
「漢字の力(文字力)→語彙力→読解力→国語力。」

この一連の流れの最も基礎となる部分すなわち文字力を養成するために、
漢検をフル活用しましょう、というお話でした。

さて、今夜はその続きのお話です。

「漢字の力(文字力)→語彙力→読解力→国語力→すべての教科の学力。」

これはどういうことなのか、まず中学1年生の英語の授業を例にとりましょう。

「be動詞の疑問文を作るには、be動詞を主語の前に出す。そして最後にクエスチョンマークを付ける。」

QED進学塾では、このように「国語」で説明します。

当塾だけではなく、学校でも他塾でも「国語」で教えることでしょう。

英語の授業だから英語で説明するという先生はまずいないはずで、もしそんなことをしたら何を言われているのか分からない生徒が続出してしまいます。

数学も理科も社会科も「国語」で説明されています。
どんな教科書でも問題集でも参考書でも。

つまり、国語力が身に着けば、自ずと他教科の勉強も捗り、その結果5教科全体の底上げができるということです。

QED進学塾の広告~本日『ぱど』配布開始

QED進学塾の広告をぱど6月8日号に掲載します。

その配布日は、本日6月6日と明日7日の両日です。

1件でも多くの問い合わせが来ることを願っています。

QED進学塾では、体験授業と授業見学が1時間で同時にできます。

体験授業と授業見学の予約は、毎日受付です。

1.電話。

2.メール。

3.QED日誌のコメント欄に記入。

予約方法は、上記の3つです。

また、体験授業と授業見学は、毎日実施しています。

中学生およびその保護者様方の奮ってのご参加をお待ちししています。

2018-06-06

QED進学塾の塾長~胃腸炎発症

QED進学塾の塾長は、昨朝気持ちが悪くて目が覚めました。

起床後15分で嘔吐してしまい、すぐ病院に行ったところ胃腸炎と診断されました。

昨夜はやむを得ず臨時休講しました。

昨日はスープだけ飲んで安静にしていました。

今朝はいくらか回復したようです。

昨日「スープの次はお粥」と院長先生に言われた通り、今日はお粥を食べてみようと思います。

順調に回復してほしいものです。

2018-06-05

QED進学塾の塾長~本日は映画鑑賞

QED進学塾の塾長は、大家さんの娘さんと一緒に映画『ピーターラビット』を本日鑑賞してきました。

おなかの底から大笑いしました。

映画鑑賞は今年3回目です。

ちょうどいいペースのように感じます。

これからも隔月ペースで映画を楽しみたいと思います。

2018-06-04

QED進学塾の塾長~絶好の洗濯日和

QED進学塾の塾長は、昨日の日曜日に洗濯物を大量に片づけました。

一昨日の土曜日に薔薇を見に出かけたので、日曜日はゆっくりしたいと思ったのと、日差しが強く、気温も高く、風もほどほどで、絶好の洗濯日和だったからです。

ダウンジャケット3枚を含む冬物や布団などの大物をまとめて洗濯しました。

9㎏の洗濯機に満杯の洗濯物×2回=18㎏を洗いました。

朝9時に干した洗濯物は、17時にはからからに乾いていました。

2018-06-03

QED進学塾の大家さん親子~塾長と与野公園バラ園へ

QED進学塾の大家さん親子と塾長は、昨日与野公園バラ園に行ってきました。

暑いくらいの陽気でしたが、午後3時の公園内は日陰も多く、ゆっくり散歩しながら見て回ることができました。

バラの姿を愛で、香りを楽しみ、心癒されました。

与野公園からの帰り道、ビッグボーイでお肉を食べました。

サラダバー、スープバー、カレーバーが食べ放題で、特にカレーがおいしくて塾長は2回もおかわりしました。

今年90歳になる大家さんが一日を存分に楽しんでくれたことが一番の収穫でした。

2018-06-02

QED進学塾の塾長~ついでのついでに

QED進学塾の塾長は、ぜんそくで呼吸器内科に、アトピーで皮膚科に、それぞれ月1回通院しています。

今週の火曜日に塾長は呼吸器内科に行ったのですが、院長先生が吸入薬の処方を忘れてしまいました。

そのため昨日あらためて、薬局に吸入薬をもらいに行ってきました。

薬局は1階、皮膚科は2階、せっかく同じマンションに両方が入っているので、塾長はついでに皮膚科に行きました。

ところが予想外に皮膚科が混んでいます。

塾長はついでのついでに、薬局や皮膚科の入るマンションから徒歩30秒の距離にある、ショッピングモールに行ってきました。

そこでインド綿100%のフライス長ズボン下2枚組699円(税込み)を見つけて、試しに買ってみました。

今それを着用しているのですが、とても着心地がよいです。

病院や薬局の待ち時間を有効利用して、いい買い物ができました。

時は金なり。

ただ待っているだけの時間のような価値の低い時間を他のことに活用すると、必ず良いことが起こるのが塾長の経験則です。

2018-06-01

QED進学塾のリーフレット~急ぎ制作

QED進学塾の夏期講習会の広告をぱど6月8日号に掲載します。

一昨夜その原稿が完成したばかりなのですが、早速昨日ぱどの担当者がQED進学塾の蕨駅前校を訪ねてくれました。

リーフレットの配布時期についても相談したのですが、6月8日にからあまり間を空けないほうが良いとの結論に至りました。

完成したばかりの広告の内容物もリーフレットに盛り込んで、急ぎ制作したいと思います。