QED進学塾の塾長は、昨日のサッカーワールドカップの日本対ポーランド戦をTV観戦しながら、後半40分のタイミングで次のような計算をしていました。
(1)日本が1点を取りに行った場合。
日本が得点できれば自力で決勝トーナメント進出を決められる反面、逆にカウンターなどで失点してしまえば日本のグループリーグ敗退が決まる。
(2)日本が1点を取りに行かない場合。
コロンビアが1点を守り切ることに成功すれば他力で決勝トーナメント進出が決まる反面、コロンビアが失点してしまえば日本のグループリーグ敗退が決まる。
どちらを選択しても賭けになりますが、塾長は(2)のほうが成功確率が高いと考えました。
つまり、日本がポーランドを相手に1点を取り切る確率よりも、コロンビアがセネガルを相手に1点を守り切る確率のほうが高いということです。
言い方を変えれば、日本の攻撃力よりもコロンビアの守備力のほうが信頼できるということです。
日本代表の西野監督は(2)を選択しました。
そして賭けに勝ちました。
素晴らしい決断でした。
もし、決勝トーナメントに進出できなかった場合どうなったのでしょう。
西野監督の立場になって考えてみます。
(1)を選択して失敗したのであれば、「何とか自力で決勝トーナメント進出を決めに行ったが、逆に失点してしまった。力及ばなかった。」を言えます。
しかし、(2)を選択して失敗したら言い訳ができません。
「なぜ自力で決めに行かなかったのか。」と非難されることが確実だからです。
自らの保身を微塵も考えず、純粋に「決勝トーナメント進出の確率が高いほう」を選択した、西野監督に拍手です。
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