2018-06-08

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(10)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第10回目です。

塾長は、昨夜の第9回目記事に、『つまり、国語力が身に着けば、自ずと他教科の勉強も捗り、その結果5教科全体の底上げができる。』と述べました。

どんな教科を学習するにしても、その学習を支える礎となるのは「国語力」なのです。

では、その国語力は如何にして鍛えればよいのでしょう。

毎日の国語の学習時間を増やせばよい、国語の問題集を毎日2ページ以上解けばよい、これが間違っているとは言いません。

しかし、塾長はこのようなやり方を推奨していません。

国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法はあるのです。

そのひとつが口頭試問です。

塾長は塾生によく口頭試問をします。

塾長「北九州工業地帯(地域)の栄枯盛衰の物語を、君の知る限り詳しく説明してみて。」

官営八幡製鉄所が北九州に作られたのは、他地域と比べてどんな利点があったからなのか、その利点がどのようにして失われ、衰退につながったのか。

これらを話すことのできた生徒は100点です。

現在の新日鉄住金、そして来年4月から社名変更して日本製鉄になることまで、話すことのできた生徒は150点です。

新聞を読んだり、ニュースを見たり、時事問題に関心がある証拠ですから。

塾長は上記の例のような口頭試問を毎日行っているのには、明確な狙いがあります。

1.生徒が塾長の質問の「文章」の意味を正しく理解して、自分の知りうる限りの知識を物語にまとめること、すなわち「文章」で説明することを日々繰り返していく中で、自然と国語力が身に着いてくるから。

2.当該教科(上記の例ならば社会科)の論述問題の入試対策として極めて有効だから。

このような一石二鳥を狙っているのです。

質の高い学習を一日一日積み重ね、塾生の学力を飛躍的に伸長させたい、塾長は常にこう願って毎日の授業計画を立て、それを日々実践しています。

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