2012-12-31

Q.E.D.進学塾の2012年~一年間ありがとうございました

Q.E.D.進学塾にも2012年の大晦日がやってきました。今年も残すところ12時間を切りました。無事に一年を終えることができたのは、塾生の保護者さまを筆頭に、Q.E.D.進学塾を取り巻く方々のご支援・ご協力があればこそです。ほんとうにありがとうございました。よいお年をお迎えください。

2012-12-30

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の基礎学習

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、毎日欠かさず5教科を学習しています。中でも特に力を入れているのが英語です。毎日1ページずつ筆記問題を解き、加えてその1ページを全文音読し、更には全文和訳までする念の入れようです。このように五感をフルに活用して学習することで、言語を習得する速度は向上し、かつ忘れにくくなるのです。英語の総合力を養うこと、すなわち「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力をバランスよく育てることが狙いです。
Kちゃんの現在学習中の単元は「複数形」です。昨日Kちゃんは their pens と these pens を混同していました。読みも意味も混ぜこぜになっていたのです。そこで、theirとtheseの二語について以下のように詳細に学習しました。

th + e + ir = ず + エ + アー = ぜアー ・・・・・ (1)
(1)のth「ず」は、上下の歯の間に舌を軽く挟む。
(1)のir「アー」は、曖昧母音の暗い「アー」

a i u e o + r ・・・・・ (2)
(2)のar「あー」は、口を大きく開けて明るい「あー」
(2)のir ur er or「アー」は、曖昧母音の暗い「アー」

Kちゃんにとって their は馴染みの薄い英単語です。しかしながら、上記の(1)(2)は授業で繰り返し取り上げているので、直ぐに思い出してくれました。

Kちゃん「ぜアー」
塾長「よくできました。意味は?」
Kちゃん「彼らの」「彼女らの」「それらの」
塾長「すごいね。どうしてわかったの?」
Kちゃん「ぜイ they に似ているから。」
100点満点の答えが返ってきました。

th + e + s + e = ず + イー + ズ = ずぃーズ ・・・・・ (3)
(3)のe「イー 」は、次の法則を適用。
【法則】最後がeで終わる英単語は、最後のeを発音しないで、ひとつ前の母音をアルファベット読みする。

上記の(3)も(1)(2)と同様の頻度で授業にて取り上げています。
Kちゃんは、these「ずぃーズ」がthis「ずぃス」に似ているというだけで、these=「これらは」「これらの」を知ることができました。

このように「読み」が分かると、意味が類推できる英単語は多いのです。分からない単語が登場しても、「知らないから」と簡単にあきらめず、どうにかして読もうとする習慣を身につけさせたいと考えています。未知の単語の意味を類推する力を育てることによって、英文解釈の力すなわち英語の読解力が養われていくのです。

2012-12-29

Q.E.D.進学塾の小学3年生~普段の倍の学習量

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、昨日が冬期講習会の初日でした。24日から27日まで病休だったからです。Mくんの通常時の通塾は、6時から7時までの1時間×週4回です。毎回算数と国語を2ページずつと、フォニックス・九九カードを学習しています。昨日は、算数と国語を4ページずつの計8ページを学習しました。普段の倍の学習量です。
塾長がMくんに「いつもの倍勉強しようか。」と提案すると、Mくんは笑顔で「うん。」と即答してくれました。もっと抵抗されると覚悟していたのですが嬉しい誤算です。Mくんの向学心の高さにはいつも驚かされています。
今日の算数では初めて「3桁×3桁」が登場しました。Mくんはとまどっていました。2段階で桁をずらして書くことの意味が分からなかったからです。Mくんは「どうして?」と質問してきました。塾長が10円玉と100円玉で説明するとMくんは「分かった。」と言って直ぐに問題を解き始めました。そして見事に100点を取り、誇らしげな表情のMくんでした。
『くもんの計算シリーズ』は、算数ができない子でも見よう見まねで問題が解けるように工夫されています。Mくんも「見よう見まね」しようと思えば自力でもできたはずです。それでもMくんが「どうして?」と質問してきたのは、「仕組みを分かりたい」という気持ちからです。このような学習姿勢の子は学力が良く伸びるのです。これからもMくんの「どうして?」を大切にしながら、さらなる成長を期したいと思います。

2012-12-28

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~大量の冬期課題

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、学校の冬休みの宿題をたくさん抱えています。国語18ページ、数学18ページ、英語14ページ、社会26ページ、理科14ページ、以上5教科合計90ページです。Sちゃんはその大量の冬期課題と日々格闘中です。宿題で分からなかったところは塾で質問します。Sちゃんは昨日は数学の宿題を持ってきました。そのできなかった問題をこれ以上ないほど詳細に学習しました。計算の基礎となる問題だったからです。Sちゃんは納得の表情でした。塾では問題数を絞ってゆっくり丁寧に学ぶのがSちゃんに合っているようです。その分、Sちゃんは自宅での学習速度を上げて学習量を確保しています。
塾長は、Sちゃんの冬期課題の90ページを全て手書きで一覧表にしました。そのページの下にSちゃんが日付を記入します。これが課題の進捗表です。宿題の進み具合が棒グラフのように一目で分かるように作りました。グラフの伸びるさまを楽しみにしながら、同様に学力をも伸ばしてほしいものです。

2012-12-27

Q.E.D.進学塾の土曜授業~2週連続で開講

Q.E.D.進学塾の土曜授業を開講します。

(1)2012年12月29日(土) 9:00~12:00
(2)2013年1月5日(土) 9:00~12:00

 今週と来週の2週連続です。冬期講習会の朝の部と同じ時間帯なので参加しやすいのではと思います。多くの塾生が受講してくれることを期待しています。

2012-12-26

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~夜の部も3時間に拡大

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は12月24日(祝・月)に開講しました。

(1)朝の部・・・9:00~12:00
(2)夜の部・・・18:00~21:00

開講初日の18時に登塾してきた中学2年生のSちゃんが「18時から21時まで勉強したい。」夜の部を3時間に拡大することを、塾長は0.1秒で即決しました。

2012-12-25

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~プレゼントをありがとうございました

Q.E.D.進学塾のクリスマス会を昨日のクリスマスイブの11時から開催しました。楽しい1時間でした。食べたりおしゃべりしたりしているうちに、大家さんから預かっていたプレゼントを子どもたちに渡すのをつい忘れてしましました。申し訳ありませんでした。本日クリスマス当日お渡しします。
お母さまがたが塾長にカーディガンをプレゼントしてくれました。それをクリスマス会の最後に、幼稚園児のAちゃんが、塾長に手渡してくれました。ありがとうございました。いただいた後で気づいたのですが、塾長はカーディガンを1着も持っていなかったのですね。嬉しくて、いただいて5分後にはもう着用していました。黒×暗灰色のツートンカラーのデザインがすっきりとおしゃれでとても気に入っています。まるで採寸したかのように、袖の長さも肩幅もぴったりサイズでした。
そして夕方には無農薬みかんをいただきました。卒塾生のMちゃんのおばあさまが持ってきてくれたのです。大変ありがとうございました。今、パジャマの上から暖かいカーデガンを着て、甘いみかんを食べているところです。さて今夜はそろそろ歯磨きをして就寝します。いい夢が見られそうです。おやすみなさい。

2012-12-24

Q.E.D.進学塾のクリスマス会~本日11時から

Q.E.D.進学塾のクリスマス会を本日11時から開催します。その前の9時から11時までの2時間が学習時間です。今日は冬期講習会の初日なのです。
私立中学2年生のMちゃんは、 『英検準2級予想問題ドリル-旺文社』 にて第一回の模擬試験(筆記試験のみ)を受けます。試験時間は9時45分から10時50分までの65分間、採点時間は9時45分から11時までの10分間を予定しています。マークシート式の試験なので、短時間での採点が可能です。
小学6年生のSくんは作文の試験を受けます。試験時間は9時45分から10時35分までの50分間、採点時間は10時35分から11時までの25分間です。記述式の試験のため、採点に十分な時間を取る必要があるのです。
本日11時にゲストが来塾します。6年生のKちゃんの妹で、幼稚園の年中さんのAちゃんです。Aちゃんは過去2回ほど来塾したことがあります。その2回とも1時間、じっと座って静かにお勉強していました。とても良い子です。お母さまのお話によると、Aちゃんは「白い食べ物」が好きだそうです。クリスマスケーキはアイスケーキ5種のアソートを予約しました。その中からAちゃんが選択するのは「クッキーバニラ」と予想しています。ケーキを選ぶ一番手はもちろんAちゃんです。

2012-12-23

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~明日が初日

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は、明日の月曜日の朝9時に開幕します。午前中の授業のため、ふだん月曜日の夜に登塾できない子も参加することができます。平常時は2時間の授業時間も、冬期講習会(朝の部)は3時間の拡大版です。学習量の確保できる季節講習会は、学力伸長の絶好の機会なのです。
塾生たちの講習会の学習目標は各人各様です。それに合わせてカリキュラムもひとりひとり異なります。しかし「学習」が目的であることは共通です。楽しい雰囲気でありながら、学力を積み上げる冬期講習会にしたいものです。

2012-12-22

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習意欲の表れ

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは2学期の通知表の成績を大きく伸ばしました。Kちゃんが塾で意欲的に学習しているのは一目瞭然でしたが、学校でもがんばっていることがよく分かりました。
Kちゃんは昨日の社会科のテストで見事100点を取りました。とてもよく勉強しています。 「分かる」と「できる」の喜びを体感して学習意欲が向上しているKちゃんです。
そんなKちゃんが宿題で唯一解けなかったのが、分数を含む文字式の計算問題です。Kちゃんが『アポロン数学』に掲載されている解法を見ながら何とか解こうとした形跡がノートに残っていました。そこで塾長は別の解法を教えました。黒板を食い入るように見つめ、説明を熱心に聞くKちゃんから、「できるようになりたい。」という気持ちがひしひしと伝わってきました。「ここをもう一回解いてくる。」とKちゃんは、解けなかった分数式を土日の宿題に指名しました。もうKちゃんには、指示待ちの消極的な学習姿勢はありません。自ら考え「やる勉強」は「やらされる勉強」の何倍も学習効果があります。
Kちゃんは半年後の6月に 英検5級漢検5級 をダブル受験します。それらの検定試験の合格に向けて鋭意学習中のKちゃんです。近い目標があると学習意欲は増大します。その目標設定に打ってつけなのが各種検定試験なのです。
Kちゃんは漢字に苦手意識を持っています。それを払拭してもらうためのいちばんの薬は、漢検の「合格」です。 漢検合格を大目標に、試験本番と同形式・同配列・同配点の実戦問題集を毎日1ページずつ学習しています。
Kちゃんが得意教科にしているのが英語です。そのため英検については、合格が大目標ではなく、もう一段階上を目指しています。 英検5級で出題される英文法の完全習得を目標に、文法書である『みるみるわかる ステップ式 英語』を毎日1ページずつ学習しているところです。同書を履修後、『英検5級予想問題ドリル 改訂新版』 にて仕上げをして試験に臨みます。得点率9割超えが目標です。

2012-12-21

Q.E.D.進学塾の冬期講習会時間割~始めはテストから

Q.E.D.進学塾の冬期講習会の朝の1時間目(9時~10時)をテストの時間にします。たとえば小学6年生のSくんは作文の試験、中学2年生のMちゃんは英検準2級のプレテストというように。1日の始めにテストを行うことで静謐な学習環境を整えるのです。
児童・生徒のテストを受ける時間帯は同じでも、テスト解説を行う授業時間帯は分けたいと思います。冬期講習会に二部参加(朝の部+夜の部)するSくんは夜に、朝の部のみ参加するMちゃんは朝にテスト解説を行います。 児童たちの記憶の新しい、その日のうちにテスト解説をするのです。

Sくんはテストを受けてからその解説授業までに、テストの見直しをする時間的余裕があります。その間に疑問点を明確にして夜の授業に臨めば、より大きな学習効果を得ることができるでしょう。しかし「何が何でもこのスケジュールで。」とは考えていません。冬期講習会初日のSくんの学習のペースを見ながら、臨機に時間割を組み替えていく予定です。

2012-12-20

Q.E.D.進学塾の小学6年生~学習への意欲・自主性・計画性

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは週4回=月・火・水・金曜日に登塾しています。今日は木曜日なのでKちゃんの休塾日です。休塾日の宿題は各教科合計で1~2ページに設定しています。昨日の水曜日の授業中にKちゃんのこんな発言がありました。「今日ここを勉強すれば明日はここの宿題ができる。」
それを聞いて塾長は嬉しくなりました。Kちゃんの成長ぶりを実感できたからです。Kちゃんが自分から宿題をやる気になってくれたこと、明日その宿題が解けるための学習を今日しなければならないとKちゃん自らが気付いてくれたこと、そしてKちゃんが自分に課した宿題の量が十分すぎるほどであったこと・・・・・塾長はKちゃんを手放しで褒めちぎりました。
Kちゃんの宿題は、国語1ページ、数学0.5ページ、英語0.5ページの計2ページです。さらにKちゃんは社会科のテキストも持ち帰りました。Kちゃんが言うには「金曜日の社会のテスト勉強してくる。」だそうです。もう言うことなしです。Kちゃんの学習への意欲・自主性・計画性を大切にしながら、これからも大事に育てていきたいと思います。今後のKちゃんの学力の伸びが楽しみです。

2012-12-19

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英数に力点を置く冬休み

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは先週から実質的に冬休みに入りました。「今日学校で習ったことをその日のうちに塾で復習」するのが日課のMちゃんですが、その復習の時間を全て英数に振り向けています。

数学は 『アポロン-中2』 にて2単元を毎日学習しています。「1次関数」と「合同な図形」の2単元です。前者は学校の授業時間割の「数学A」に、後者は「数学B」に該当します。学校で習ったところまでは、毎日の「復習」にて完了しているので、冬休み中は専ら「予習」です。Mちゃんは数学A・Bとも常時9割以上の得点です。十分に理解しながら先へと進んでいます。

英語は 『トレーニングノートα(アルファ)-英文法』『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 の2冊を毎日学習中です。前者にて高校英文法を、後者にて来月の 英検準2級 の受験に必要な英単語と英熟語を学習しています。
先週末に塾長は「できるところまで英単語を覚えておいで。」という宿題を出しました。そして週明けの月曜日、Mちゃんは何と『予想問題ドリル』の1ページまるごと覚えてきてくれました。えらい子です。そして単語テストで間違えたのはわずか2問というすばらしい結果でした。

英検準2級は筆記試験だけで65分という長丁場です。全7回のプレテストの試験時間も本番同様に65分です。そのため塾の授業時間が2時間の日には、塾で試験を行う時間的余裕がありませんでした。しかし来週からは冬期講習です。Mちゃんの塾での授業時間が3時間に増えるので、プレテストを実施することができます。

年3回の長期休暇の宿題の量は、公立よりも私立中学校のほうが多い傾向にあります。Mちゃんの通う学校の冬休みの宿題もボリュームたっぷりで、Mちゃんはそれを塾に持ち込んで少しずつ学習しています。

1. 英検準2級-プレテスト
2. 1.のテスト反省・補題演習
3. アポロン(1次関数)
4. アポロン(合同な図形)
5. 冬休みの宿題
かなりのハードスケジュールです。
Mちゃんの学力を大きく伸ばす、充実の冬期講習会にしたいものです。

2012-12-18

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~成績も学習意欲も上昇一途

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは毎日意欲的に学習しています。その成果は成績に如実に表れています。1学期期末試験よりも2学期中間試験、2学期中間試験よりも2学期期末試験、と連続で学年順位を上げているのです。成績上昇→自信増大→意欲向上→学力伸長→更に成績上昇・・・・・という好循環です。

Sちゃんの成績上昇の発端となった教科は数学でした。その学習法は、1学期期末試験終了後から夏休み、そして現在に至るまで一貫しています。まず1冊目の問題集 『アポロン数学-中2』 にて習熟度を上げ、そこで学んだことを2冊目の問題集『学校ワーク』にて定着させるのです。こうしてSちゃんは数学の力を飛躍的に向上させました。今後もこれを継続していきたいと思います。

そして昨日Sちゃんは3冊の英語の問題集を持参して登塾しました。1. 『みるみるわかる ステップ式-中2』 2. 『中学 必修テキスト-中2』 3. 『学校ワーク』の3冊です。しっかり準備をして登塾するSちゃんはえらい子です。

Sちゃんと塾長との相談の結果、1.と3.を併用することになりました。1.にて習熟度を上げ、それを3.にて定着させる作戦です。このような2冊の併用は、Sちゃんが数学の学習で実績を挙げ、手応えを掴んだ手法です。

早速昨日の英語の授業にて、1.の11章を学習しました。11章の単元名は「比較」で、まだ学校では習っていない単元です。にもかかわらずSちゃんの出来はすばらしく、誤答はわずかに1問、他は全て正答でした。今日の授業で3.の同単元を学習して定着を図ります。

Sちゃんは、数学の学び方のこつを掴んだ学習法を、英語にも適用することを選択しました。理科・社会の学習もこれにならいたいと思います。Sちゃんが社会科の成績を上昇させた『一問一答式問題集』を基軸とした学習法を、理科の学習にも採用しようと考えています。そのための教材として 『オリジナルテキスト-1問1答-理科・社会』 を用意します。

一点突破から全面展開へ。数学から始まったSちゃんの成績上昇を、5教科すべてに波及させていきたいと考えています。

2012-12-17

Q.E.D.進学塾の小学6年生~切磋琢磨して学力向上

Q.E.D.進学塾の小学6年生たちは互いに刺激し合いながら学力を向上させています。Sくんと弟のMくんのために作った九九カード・フォニックスカードを、6年生のKちゃんにも配布しました。最初は「やらない。」と言っていたKちゃんですが、今では兄弟と競い合うようにしてハイペースで合格印を獲得しているのです。切磋琢磨することの学習への効果の大きさは想像以上でした。

さてSくんの喫緊の課題は「作文」です。試験における「作文」では文字力が要求されます。小学校で習う漢字=1006文字については漢字で書くことが求められ、ひらがなで書いた場合は減点対象となってしまうのです。文字力の向上が急務です。

小学校で習う漢字を学習するには、漢検5級の問題集が適しています。5級の試験範囲は「小学校卒業程度」だからです。Sくんの同級生のKちゃんが5級を受験することが「渡りに船」です。SくんとKちゃんが同じペースで同じ問題集を学習することで、互いに競い合いながら学習効果を上げてくれるものと考えています。

英検5級についても「競い合い」の効果を期待して、漢検5級と同様の作戦を採りたいと思います。Sくんの英検の学習の始動時期については、作文の試験が終わってから、すなわち1月15日からを予定しています。

2012-12-16

Q.E.D.進学塾の小学6年生~各種検定試験(漢検編)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは一昨日の金曜日に 『中学受験 漢字ガイダンス頻出 漢字・語句』 を履修完了しました。そして本日、次のテキストとして 『成美堂出版 本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』 を入手しました。
Kちゃんは同書を明日の月曜日から学習開始です。翌2013年6月30日(日)の 漢検5級-日本漢字能力検定協会 への合格を目標に毎日学習します。

同書は先月発刊されたばかりの最新刊です。試験本番と全く同一の問題配列・配点・解答用紙で構成されています。全16回の「実戦練習」を通して文字力を大きく伸ばしてほしいものです。
同書に付録の解答用紙は1回分です。『コピーしてご使用ください。』と記載されていました。早速今日の午後に16回分をコピーしてきました。そのコピーを1枚ずつ切り、ノートに貼る作業がつい先ほど終わりました。出来立てのノートと書籍とをセットにして、明日児童に手渡します。

さて本書の学習計画です。問題集に掲載されている全16回とも、試験1回分の制限時間は60分に設定されています。1回当たりのページ数は6ページです。これを6等分します。月曜日から土曜日まで毎日1ページ=10分ずつ学習します。月曜日から金曜日まで「1~5ページ目」を塾で学習し、「6ページ目」は宿題にするのです。そうすることで保護者さまは毎週、子どもの得点を知ることができます。なお合格ラインの目安は得点率7割(200点満点の140点)です。

1週間で1回分の学習ペースですから、全16回を履修完了するには約4か月を要します。(∵全16回÷月4回=4か月)。履修後に全16回を、得点の高い8回と低い8回に分けます。その後者をもう1度学習する期間が2か月です。4か月+2か月=6か月。明日から半年間の漢字学習です。

2012-12-15

Q.E.D.進学塾の小学6年生~各種検定試験(英検編)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは2013年6月9日に 英検  5級を受験します。得点率6割が合格の目安ですが、Kちゃんの得点の目標はそのはるか上の9割に設定したいと思います。「ぎりぎりでも受かればよい。」とは考えていません。英検を受験する目的は、合格証書を手にすることではなく、英語力を伸ばすことにあるのです。
Kちゃんは昨日 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 の72ページを学習しました。同書の総ページ数が176ページ、そのうち41%を履修したことになります。残りの59%=104ページを2013年4月15日までに全て学習する予定です。そのためには現在の学習ペースの1日1ページではわずかに足りません。そこで土曜日に1ページだけ宿題を出します。これで目標の4月15日に間に合います。
そして4月16日から6月8日までの7週間で 『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を学習し、翌6月9日の試験本番に臨みます。

2012-12-14

Q.E.D.進学塾の小学4年生~5年生からの新教材

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは くもんの小学ドリル-算数-計算シリーズ[全13巻] のうち『4年生のわり算』を学習中です。この次のテキストである『4年生の分数・小数』を履修完了すれば4年生で習う計算を網羅です。せっかく学習した分数・小数を忘れてしまわないうちに、同シリーズの次学年の問題にすぐ取り掛かりたいと考えています。

(1) 『5年生の分数』『5年生の小数』・・・・・・・・ 算数
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』  ・・・・ 英語
(3) 『栄光ワーク-小5』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語(教科書準拠版=光村)
(4) 『コア-小5』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語
以上を5年生で学習する予定です。

上記(1)(3)は必ず学習するテキストです。
上記(2)については辞書として使用しています。アルファベットとその書き順、フォニックスを調べるための辞書です。児童に余力があれば英単語を学習してもよいでしょう。
上記(4)を学習するかどうかは、(3)の進度を見ながら判断します。学校の授業進度に対して、塾での(3)の進度が速い場合に(4)を学習するのです。

2012-12-13

Q.E.D.進学塾の小学3年生~学習への積極性

Q.E.D.進学塾の小学3年生は今 くもんの小学ドリル-算数-計算シリーズ[全13巻] のうち『3年生のかけ算』を学習しているところです。このあと『3年生のわり算』、『4年生のわり算』へと進みます。これらを学習するにあたって、3冊に共通する基礎は「かけ算九九」です。Mくんは九九カードを意欲的に学習しています。そのため九九の習熟度が飛躍的に向上しています。Mくんが「七八 五十六」を言うのに、「7×1・7×2・・・7×8」と順にたどって答えを出していたのがつい2週間前ですが、今では一発解答できるまでに成長しました。Mくんは自信を深めているようです。その自信の表れでしょうか、Mくんの塾の授業への参加の姿勢に積極性が出てきました。今日の授業でMくんは自分から手を上げて質問し、集中して説明を聞き、解き方を理解すると「やってみる。」と間髪を入れず次の問題に取り掛かりました。解き終わると直ぐに丸付け、そして正解であることを確認すると得意満面になっていました。
お母さまが「Mくんは好調・不調の波が激しい。」とおっしゃっていました。今日は絶好調の日だったようです。今後はMくんの好調をできるだけ長くして、不調を如何に短くするかに気を配りたいと思います。Mくんが調子に乗って多くの問題を解いているうちに、「いつの間にか高い学力を身に着けていた。」となることが理想形と考えています。

【追記】
(1) 『4年生のわり算』『4年生の分数・小数』・・・ 算数
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』  ・・・・・・ 英語
(3) 『栄光ワーク-小4』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語(教科書準拠版=光村)
(4) 『コア-小4』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国語
以上を4年生で学習する予定です。

上記(1)(3)は必ず学習するテキストです。
上記(2)については辞書として使用しています。アルファベットとその書き順、フォニックスを調べるための辞書です。児童に余力があれば英単語を学習してもよいでしょう。
上記(4)を学習するかどうかは、(3)の進度を見ながら判断します。学校の授業進度に対して、塾での(3)の進度が速い場合に(4)を学習するのです。

2012-12-12

Q.E.D.進学塾の小学6年生~中学からの新教材

Q.E.D.進学塾の小学6年生の中学からの新教材について考える時期です。毎年恒例の新刊発表会が開催されるのがちょうど1か月後だからです。出版社主催で塾の先生が対象の発表会です。毎年12月に予習をしてから翌年1月に会場入りするのが、塾長の年中行事になっています。

今年の中学生用の教材には必要かつ十分な教材を準備したつもりでした。しかし冊数もページ数も多すぎたと反省しています。塾の授業時間では手が回らない教材が発生してしまったからです。それを踏まえて新中学1年生の教材を絞り込みたいと思います。

【主要3科】
(1) 『中学 必修テキスト-中1』 ・・・ 英語(教科書準拠=東書)・国語(教科書準拠=光村)
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』 ・・・英語(文法書)
(3) 『Apollon-中1』(アポロン) ・・・ 数学

国語と英語の2教科については、学校の定期試験において教科書の本文がそのまま出題されるため、教科書準拠版の問題集が不可欠です。数ある準拠版問題集のうち、教科書本文の掲載率の最も高い2冊を採用しました。それが上記の(1)です。同書は英単語や漢字が充実しているのも特長です。
学校の英語の授業では英文法をあまり詳しく取り扱わないため、文法事項の学習を塾で補う必要があります。その役割を担うのが文法書である(2)なのです。

数学の問題集の中では(3)の『アポロン』が群を抜いて秀逸です。基礎から応用問題に至るまで、スモールステップを踏みながら、自然に習熟度を上げて行ける構成になっています。解法の洗練度においていくばくかの不満はあるものの、そこは塾長が補えばよいのです。たとえば昨日の中2数学では、同書が「3つの角」に着目して解いている問題を、「1つの角」だけで解ける解法を教えたように、いくらでも修正できるからです。解法よりも問題そのものと、その配列を重視して問題集を選んでいます。

主要3科の問題集は上記(1)(2)(3)の4冊でほぼ確定です。既刊の問題集では一歩抜きん出ていると考えています。1月の新刊で特に素晴らしい出来栄えの問題集があった場合に限り、変更するつもりです。

【理科・社会】
(4) 『みるみるわかる 理科の要点-中1』 ・・・ 理科
(5) 『オリジナルテキスト1問1答』 ・・・ 社会

現段階では上記の2冊が筆頭候補です。しかし他の問題集との比較で突出しているわけではありません。1月の発表会では主要3科の何倍も時間をかけて、理科・社会の問題集を精査したいと思います。

2012-12-11

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試受験への道程(2)

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの高校入試対策教材の概要を決定しました。

(1) 『整理と対策』 ・・・5教科
(2) 『北辰の過去問』 ・・・5教科
(3) 『Apollon-中3』(アポロン) ・・・数学
(4) 『オリジナルテキスト-1問1答』 ・・・理科・社会
(5) 『みるみるわかる ステップ式-中3』 ・・・英語

Sちゃんが現在使用中の教材で、Sちゃんが気に入っていて、かつ学習効果の上がっている教材を最優先に選びました。上記の(3)と(5)がこれに該当します。

Sちゃんが理科・社会を勉強しやすいのは1問1答式問題集です。理科の学校配布プリントの『1問1答30問』や、社会科の塾教材の 『中学 必修テキスト』 の1問1答のページを学習して、定期試験での得点源としているのです。そこでSちゃんの理科・社会の新教材には、1問1答に特化した教材を採用しました。上記の(4)がこれに該当します。

実戦問題、すなわち難しめの問題を解くことも必要です。そのための問題集としてQ.E.D.進学塾では例年 『サミングアップ』 を使用してきました。しかし同書1冊144ページ×5教科=720ページもの分量を、Sちゃんが1年で学習するのは無理があると考えました。Sちゃんの塾での学習は「納得いくまでじっくり」型だからです。「量より質」を求めて(2)の 『北辰の過去問』 への変更を決めました。

部活が忙しく、かつ引退時期の遅いSちゃんは、4月・6月・7月の 北辰テスト を受験できない可能性があります。それでも 『北辰の過去問』 にて4月・6月・7月の偏差値を把握することができます。夏休み後に9月・10月・11月の3回の 北辰テスト を受験し、3回のうち偏差値の高い2回の成績を以って、私立高校のB推薦の合格内定を取る作戦です。

1か月後に大宮にて出版社主催の新刊発表会が開催されます。塾の先生が対象の発表会です。例年通り参加します。この発表会において、上記(1)~(5)以上にSちゃんに適した新刊教材があれば差し替えを行う予定です。

1. 児童・生徒の使用教材の第一候補を予め決めておいて(予習)
2. 新刊発表会に参加して
3. より優れた新刊が発刊されていれば
4.1.を3.の新刊に差し替える
毎年、以上のようにして新学期の教材に何を採用するか決めています。

2012-12-10

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日は2学期期末試験最終日

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの学校では、本日が2学期期末試験の最終日でした。試験を終えて登塾してきたMちゃんの表情は緩み、「ほっとした。」気持ちが伝わってくるようです。そして塾では普段通りの学習をしました。緊張から解き放たれたからか、Mちゃんの頭の回転は速くかつ滑らかで、いつもより早くすべての問題を解き終わり、しかも全問正解でした。明日から試験答案が続々と返却されることでしょう。教育学で言うところの「評価即応の原則」に従い、その場で試験反省をして次回以降の定期試験に役立てたいと思います。

定期試験まっただ中の先週の金曜日に塾長はMちゃんから宿題を出されました。「ダウンロードしたボーカロイドの曲を3DSで視聴したい。」というMちゃんのリクエストです。 ボーカロイドとはボーカル+アンドロイドの合成語で、機械に人のように歌わせる技術です。それを視聴することが今のMちゃんの大きな楽しみとなっています。
ダウンロードするのは簡単なのですが、データの形式がMちゃんの持っている3DSに適合していないと再生できません。塾長はDSの歴史を調べ、今後の仕様変更を予測し、今だけでなく次世代機でも再生できる道を探りました。

そして「学習指導においても同じことをしている。」ことに気づきました。今だけでなくこの先の学年でも活用できる、応用範囲の広い解法を教えようと常に心がけているからです。このような「先行投資」を常に意識しながらの学習は、Mちゃんが学校で先生の話をよく聞いて「今」の勉強をしっかり理解してくれているからこそできることです。

今書いているこのQ.E.D.日誌の記事を印刷して、明日Mちゃんに読んでもらいます。学習に対するビジョンをMちゃんにも共有してほしいがためです。

2012-12-09

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~公立高校入試受験への道程

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では、高校入試対策の参考書兼問題集として『整理と対策』を採用しています。国語・数学・英語・理科・社会の5教科です。希望者のみ購入です。Sちゃんはその5冊の購入を既に申し込んだそうです。これを一昨日の金曜日の夜に聞いた塾長は、Sちゃんの高校入試対策の問題集について再考しました。

Q.E.D.進学塾では例年、高校受験生向けの問題集として 『サミングアップ』 を使用してきました。これは公立上位校を受験する子に適した問題集です。中位校の受験にはオーバースペックなのですが、それでも同書を採用していたのは、生徒に難しめの問題に慣れてほしいとの思いからです。普段から4桁×4桁を学習している子は、試験に3桁×3桁が出題されても楽に解けるのです。

しかし今年は他教材への変更を行いたいと思います。現在使用中の教材に、Sちゃんが気に入っていて、かつ学習効果の上がっている教材があります。Sちゃんの塾での勉強の様子や学校の定期試験の結果を見ても、ぴったりの教材であることがよく分かります。それらを最大限生かすための入試対策教材の大幅変更です。

2012-12-08

Q.E.D.進学塾の小学6年生~九九カード(表面)全合格

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、ものすごい勢いで九九カードを学習しています。その表面は合格の印であるピカチュウのはんこで全て埋まりました。裏面もあと6つを残すのみです。Kちゃんの勢いに押されるようにしてSくんの、Sくんに負けじとMくんの、学習ペースが上がっています。互いに刺激し合いながら学習する相乗効果は大きいものです。児童たちが九九カードの学習の勢いそのままに、フォニックスカードの学習にも取り組んでくれると期待しています。

 Kちゃんの九九カード(裏面)の残る6つは、「42」「48」「54」「56」「63」「72」です。いずれも「6以上×6以上」に該当します。6の段から上の段は、6年生でもなかなか覚えられないのです。当面の目標は全児童が表裏両面を全て合格することですが、合格後も折に触れて「6以上×6以上」の復習をしたいと考えています。

2012-12-07

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~本日より2学期期末試験

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんの学校では、本日より2学期期末試験が始まります。12月7日(金)が試験の初日、2日目は12月8日(土)、そして最終日が12月10日(月)です。日曜日を挟む3日間の試験日程です。本日Mちゃんは学校が早く終わるので、いつもより1時間早い4時に登塾してきます。少しでも早く塾に来て勉強しようとするMちゃんの学習姿勢は立派です。そして普段通りの7時に帰宅する予定です。この3時間で5教科を学習します。土曜日に試験が実施される3教科(数学B・英語・理科)と、月曜日の2教科(保健・国語)の合計5教科です。
Mちゃんは学校で習ったことを、その日のうちに塾で復習する毎日です。日々の学習の積み重ねのおかげで、試験直前になって慌てる必要はありません。今日の授業では広く浅く試験範囲のおさらいをして、残り2日間の5教科に備えたいと思います。

昨夜、Mちゃんのお迎えにいらっしゃったお母さまから、「Mちゃんが提出物に追われて就寝時間が遅い。」とのお話を聞きました。その提出物のうち一部だけでも塾で学習する時間を作れないか、Mちゃんと相談したいと思います。Mちゃんにはできるだけ早く就寝してほしいのです。早寝早起きの生活のリズムは、Mちゃんの学力を支える大きな要因のひとつです。

2012-12-06

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~2学期期末試験で自己新

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校の2学期期末試験が終了したのは一昨日のことです。そして昨日、Sちゃんの学級で2学期期末試験の答案が1枚だけ返却されました。9教科の先陣を切って返却されたのは社会科の答案です。Sちゃんの社会科の得点は、Sちゃんが中学に入学してからの自己新記録でした。大変よくがんばってくれました。
これから残りの8教科の答案が続々と返却されてきます。答案返却第一号が素晴らしい結果で幸先がよかったので、他教科についても期待しているところです。特に数学には大きな期待を寄せています。Sちゃんは今回の数学の試験範囲の単元である「1次関数」を得意単元にしています。4か月間に渡って少しずつ学習を積み重ね、確かな地力を蓄えてきたのです。その実力たるや種々の応用問題をも解き切ってしまうほどです。1次関数と他の単元との融合問題は埼玉県立高校入試の最頻出問題であるため、多くの時間を割いて学習してきたのです。その融合問題の一つである「図形と動点と1次関数」を試験前日の授業にて学習しました。

(1)動点の動きが「道のり」にて表記されている問題。
(2)動点の動きが「速さ=1」にて表記されている問題。
(3)動点の動きが「速さ=2」にて表記されている問題。
の順に難易度が上がります。
既に(1)(2)については難なく解けるまでに力を着けているSちゃんが、試験前日に学習したのは、最も難易度の高い(3)でした。そして期末試験に出題されたのは(1)でした。Sちゃんの「完璧にできた。」 の言葉を聞いてうれしくなりました。

このように出題される問題よりも更に一段階上級の問題を解いておくのは必要なことだと考えています。たとえば「3桁×3桁」の筆算までしか学校で習わないからと言って、塾で3桁までしか学習しないのは誤りです。その上の4桁まで学習しているからこそ、試験で3桁の計算問題が出題されても、楽に解くことができるのです。

Sちゃんが言うには「理科があまりできなかった。」そうです。Sちゃんの理科の得点を伸ばすことを次なる学習目標に設定したいと思います。今回の期末試験でSちゃんは、数学と社会科の2教科についての確かな手応えを感じることができました。数学の学習を通して大きく伸びた「計算する」力を理科の第一分野に、社会科の学習で体得した「記憶する」力を理科の第二分野に、それぞれフル活用していきたいと考えています。

期末試験の終わった一昨日、Sちゃんのおばあさまから差し入れをいただきました。とても大きな袋に溢れんばかりのおやつの山です。児童たちも塾長も一緒になって、毎日おいしくいただいているところです。大変ありがとうございました。

2012-12-05

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日お誕生会

Q.E.D.進学塾の小学6年生のお誕生会を本日開催します。その主役の児童であるSくんは昨日、かぜのために学校を早退し、塾もお休みしました。 お母さまからの電話では「一晩で治して本日のお誕生会には参加する予定。」とのことでした。今日はSくんが元気に登塾してくれることを願っています。
さて、先週から導入した九九カードですが、昨日は合格者第一号が出ました。Kちゃんです。表を見て裏を答える問題を全問正解してくれました。今日は「裏→表」に挑戦します。裏(24)を見て、表(三八 二十四)(八三 二十四)(四六 二十四)(六四 二十四)を4つとも答えるのです。「表→裏」に比べて難易度は大きく跳ね上がりますが、できるところから少しずつ合格を重ねて行ってほしいものです。
Kちゃんは「進捗シート」の表面(A4)を合格のはんこで埋め尽くしてくれました。それを見た児童たちが、負けじと学習に励んでくれることを期待しています。切磋琢磨は学力伸長の妙薬なのです。

2012-12-04

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~本日は2学期期末試験最終日

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では、本日が2学期期末試験の最終日です。昨日の期末試験初日の手応えについて、塾長がSちゃんに尋ねたところ、返ってきたのは「まあまあだった。」
塾長はSちゃんの表情を見ながら「過去データ」を思い出しています。
1. Sちゃんが「あんまりできなかった。」と正直に答えてくれた、1学期の期末試験がその通りの出来だったこと。
2. Sちゃんが「まあまあ。」と言いながらも明るい顔だった、2学期の中間試験の出来が良くて大きく順位を上げたこと。
幸い昨日のSちゃんの反応は、2.に近いものでした。詳述すれば、Sちゃんの言葉は2.のときと同じでも、表情は2.よりも更に明るく、上々の出来であったと容易に推察できます。

Sちゃんは昨日の社会科の小テストで見事に満点を取ってくれました。細部に至るまでよく覚えられています。本日の社会科の試験も好結果を期待できそうです。

昨日、社会科以上に目を見張る出来だったのが数学です。Sちゃんは「図形と動点と1次関数」について詳細に学んできました。
(1)動点の動きが「道のり」にて表記されている問題。
(2)動点の動きが「速さ=1」にて表記されている問題。
(3)動点の動きが「速さ=2」にて表記されている問題。
このように徐々に難易度を上げながら学習してきたのです。

上記(1)(2)は学校ワークにも掲載されている問題です。ほぼ同種の問題が学校ワークに2問掲載されていることから、塾長は定期試験に出やすい問題だと判断しました。そのため学校ワークの問題のみならず、『アポロン』の同種の問題にも多くの時間を割いたのです。

そして昨日、数学に自信を深めつつあるSちゃんに、最も難易度の高い(3)を初めて解いてもらったのです。『新演習』の問題を『学校ワーク』の出題形式に近い形に塾長が改題→切り貼り→コピーしてから出題しました。塾長はこの問題を小問4つに分けてSちゃんに出題し、「小問1つだけ解いてごらん。」と言いました。ところがSちゃんは4問の全てを完答し、しかも全問正解しました。所要時間わずか15分でした。

塾長がSちゃんに「これより難しい動点の問題が、定期試験で出題されることはない。」と言うと、Sちゃんは得意満面でした。Sちゃんが自信を持って今日の試験に臨んでくれることは確実です。

2012-12-03

Q.E.D.進学塾の小学生~全児童がカード学習に参加

Q.E.D.進学塾の小学生たち全児童のカードの学習への参加が今日決まりました。カードというのはフォニックスカードと九九カードのことです。カード学習に参加することに最後まで難色を示していたのは、小学6年生のKちゃんでした。

Kちゃん「カード学習やるなら今日は算数やらない。」
塾長「算数の宿題を見せてごらん。」
塾長「今日の算数はお休みにするね。」

Kちゃんの算数の宿題は満点で、なおかつ途中式も完璧に書けていました。これならば算数を一日お休みにしても大丈夫、カード学習に取り組んでもらったほうが得策、と瞬時に判断したのです。

さて、今日はカード学習の「進捗シート」を用意しました。児童と保護者さまと塾長の三者が、児童の学習の進み具合を一目で分かるようにするためです。車での送迎の児童については通塾カバンの中に、自転車で送迎の児童については塾の引き出しの中に、同シートの置き場を定めました。これで三者の何れもが、いつでもシートをチェックすることができます。
合格したカードにはピカチュウ&ピチュウのはんこが押印されます。フォニックス・九九の両カードの表裏がはんこで埋め尽くされる日が楽しみです。

2012-12-02

Q.E.D.進学塾の公立・私立中学生~明日の月曜日から期末試験

Q.E.D.進学塾の中学2年生たちの期末試験が今週から始まります。公立中学に通うSちゃんは明日の月曜日が、私立中学に通うMちゃんは金曜日が、それぞれの2学期期末試験の初日です。
一昨日の夜にSちゃんは問題集を何冊も持ち帰りました。明日からの期末試験に備えてです。塾長が何も言わなくても、進んで自宅学習しようとするSちゃんの学習姿勢やよしです。
同夜にMちゃんも英数の問題集を持ち帰りました。毎週金曜日に塾からの宿題を出している、2冊の問題集です。Mちゃんは休み時間に作った、趣味の「歌詞カード」は塾に置き忘れても、問題集は2冊とも持ち帰ってくれました。学習意欲の高い子です。
学習意欲は学力を向上させる原動力です。SちゃんとMちゃんの両名が期末試験で、得点も順位も中間試験以上の成績を修めてくれることを期待しています。

2012-12-01

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~志願して土曜授業

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、今朝9時に登塾してきました。これから12時まで3時間の土曜授業です。Sちゃんの学校では、明後日の月曜日から2学期期末試験が始まります。塾長が土曜授業を提案したのではありません。Sちゃんが「土曜日も塾に来たい。」と自ら志願したのです。今やるべきことが分かっているSちゃんです。えらい子です。
Sちゃんはつい先ほど数学の学校ワークを完璧に仕上げました。ワークの問題だけでなく、塾長が即興で作った発展問題をも解くことのできたSちゃんです。自信を持って試験に臨んでほしいと思います。
Sちゃんは今、国語のプリントを解いているところです。Sちゃんは「まず自力で解いて、あとで質問したい。」と言いました。自ら考え行動する能動的な学習は、人に言われてする受動的な学習の何倍も身に着きます。期末試験での好成績を期待せずにはいられません。