2012-12-12

Q.E.D.進学塾の小学6年生~中学からの新教材

Q.E.D.進学塾の小学6年生の中学からの新教材について考える時期です。毎年恒例の新刊発表会が開催されるのがちょうど1か月後だからです。出版社主催で塾の先生が対象の発表会です。毎年12月に予習をしてから翌年1月に会場入りするのが、塾長の年中行事になっています。

今年の中学生用の教材には必要かつ十分な教材を準備したつもりでした。しかし冊数もページ数も多すぎたと反省しています。塾の授業時間では手が回らない教材が発生してしまったからです。それを踏まえて新中学1年生の教材を絞り込みたいと思います。

【主要3科】
(1) 『中学 必修テキスト-中1』 ・・・ 英語(教科書準拠=東書)・国語(教科書準拠=光村)
(2) 『みるみるわかる ステップ式-中1』 ・・・英語(文法書)
(3) 『Apollon-中1』(アポロン) ・・・ 数学

国語と英語の2教科については、学校の定期試験において教科書の本文がそのまま出題されるため、教科書準拠版の問題集が不可欠です。数ある準拠版問題集のうち、教科書本文の掲載率の最も高い2冊を採用しました。それが上記の(1)です。同書は英単語や漢字が充実しているのも特長です。
学校の英語の授業では英文法をあまり詳しく取り扱わないため、文法事項の学習を塾で補う必要があります。その役割を担うのが文法書である(2)なのです。

数学の問題集の中では(3)の『アポロン』が群を抜いて秀逸です。基礎から応用問題に至るまで、スモールステップを踏みながら、自然に習熟度を上げて行ける構成になっています。解法の洗練度においていくばくかの不満はあるものの、そこは塾長が補えばよいのです。たとえば昨日の中2数学では、同書が「3つの角」に着目して解いている問題を、「1つの角」だけで解ける解法を教えたように、いくらでも修正できるからです。解法よりも問題そのものと、その配列を重視して問題集を選んでいます。

主要3科の問題集は上記(1)(2)(3)の4冊でほぼ確定です。既刊の問題集では一歩抜きん出ていると考えています。1月の新刊で特に素晴らしい出来栄えの問題集があった場合に限り、変更するつもりです。

【理科・社会】
(4) 『みるみるわかる 理科の要点-中1』 ・・・ 理科
(5) 『オリジナルテキスト1問1答』 ・・・ 社会

現段階では上記の2冊が筆頭候補です。しかし他の問題集との比較で突出しているわけではありません。1月の発表会では主要3科の何倍も時間をかけて、理科・社会の問題集を精査したいと思います。

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