2013-01-31

Q.E.D.進学塾の英語学習~英検を受験する意義

Q.E.D.進学塾の塾生全員が中学1年生の1学期から英検を受験します。現小学6年生(新中学1年生)の英検の受験日程は、昨日の Q.E.D.日誌: Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の学習計画 に掲載しました。

英検5級 (中学1年生1学期に受験)
2013年6月9日(日) 本会場
英検4級 (中学1年生3学期に受験)
2014年1月26日(日) 本会場
英検3級 (中学2年生2学期に受験)
2014年10月12日(日) 本会場[予定]
英検3級2次試験 (中学2年生2学期に受験)
2014年11月9日(日)[予定]

上記の英検の実施日程に沿って英語の学習計画を立てています。各級の試験日に余裕を持って間に合う学習計画です。すなわち英検はペースメーカーとしての役割を担っています。これが英検を受験する意義の第一です。

1. 1文字の発音(例:u=ア)(フォニックス)
2. 2文字セットの発音(例:er=アー)
3. 英単語の発音
4. 英単語の意味
5. 英文法
6. 短文読解(対話文など)
7. 長文読解
8. リスニング

1文字の発音と2文字セットの発音を組み合わせて1つの英単語を発音します。まずは英単語を読めることが先決です。読めるようになったら意味を覚えます。こうして習得した英単語を英文法の枠にはめ込んでいくことで1行の英文が完成するのです。
Q.E.D.進学塾の英語の授業では『みるみるわかる ステップ式 英語』 を毎日1ページずつ学習し、かつその全文を音読、さらには日本語訳しています。英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力を総合的に養うのです。ここまでが上記の1.~5.に該当します。

上記の6.7.8.を補うために『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』を学習します。こうして上記の1.~8.の全てを網羅することができます。同書を履修完了後に満を持して英検を受験するのです。『みるみる』の学習だけでは不足しがちな6.7.8.を学習することが英検を受験する意義の第二です。

現小学6年生にとっての最大の目標が3年後の公立高校入試であることは言うまでもありません。しかしこれは長期目標であり、児童の学習意欲を高めるには遠すぎる目標です。もう少し近い目標、すなわち中期目標を設定する必要があるのです。
これに打ってつけなのが英検です。児童たちは年3回実施される英検を1回おきに受験することで、約7か月先の目標に向かって英語学習を継続することができます。英検を受験する意義の第三は、児童の学習意欲を向上させることにあり、これが最大の意義なのです。

2013-01-30

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の学習計画

Q.E.D.進学塾の小学6年生の英語の学習計画です。

【英検5級-『みるみるわかる ステップ式 英語』 中1-対応ページ一覧】(計101ページ)
(1)be動詞
57 58 59
(2)一般動詞
60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75
(3)名詞・代名詞の複数形
76 77 78 79 80 81 82 83
(4)3人称単数現在形のs(he,she,it 現在形のs)
84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
(5)形容詞・副詞
100 101 102 103 104 105
(6)接続詞・前置詞
106 107 108 109 110 111 112 113
(7)代名詞・疑問詞
114 115 116 117 118 119
120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135
(8)命令文
136 137 138 139 140 141
(9)助動詞 can
142 143 144 145 146 147 148 149
(10)現在進行形
150 151 152 153 154 155 156 157

『英検5級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』

英検5級 (中学1年生1学期に受験)
2013年6月9日(日) 本会場
2013年6月8日(土)・9日(日) 準会場(すべての団体)
2013年6月7日(金) 準会場(中学・高校のみ)

【英検4級 『みるみるわかる ステップ式 英語』 中1 中2 対応ページ一覧】(計83ページ)
(1)一般動詞の過去形
(中1)158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168
(中2)8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
(2)be動詞の過去形
18 19 20 21 22 23 24 25
(3)過去進行形
26 27 28 29 30 31 32 33 34 35
(4)不定詞
82 83 84 85 86 87 88 89 90 91
(5)動名詞
92 93 94 95 96 97 98 99 100 101
(6)比較
110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125

『英検4級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』

英検4級 (中学1年生3学期に受験)
2014年1月26日(日) 本会場
2014年1月25日(土)・26日(日) 準会場(すべての団体)
2014年1月24日(金) 準会場(中学・高校のみ)

【英検3級 『みるみるわかる ステップ式 英語』 中2 中3 対応ページ一覧】(計128ページ)
(1)現在完了形
(中2)136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147
(中3)4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
(2)受け身
(中2)126 127 128 129 130 131 132 133 134 135
(中3)22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
(3)不定詞
38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
(4)接続詞
(中2)102 103 104 105 106 107 108 109
(中3)54 55 56 57 58 59 60 61 62
(5)間接疑問文・付加疑問文
68 69 70 71 72 73 74 75 76
(6)文型
(中2)72 73 74 75 76 77 78 79 80 81
(中3)82 83 84 85 86 87 88 89 90
(7)分詞
96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106
(8)関係代名詞
112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126

『英検3級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』

英検3級 (中学2年生2学期に受験)
2014年10月12日(日) 本会場[予定]
2014年10月11日(土)・12日(日) 準会場(すべての団体)[予定]
2014年10月10日(金) 準会場(中学・高校のみ)[予定]

『英検3級 二次試験・面接 完全予想問題-旺文社』
 
英検3級2次試験 (中学2年生2学期に受験)
2014年11月9日(日)[予定]

『NEXUS-英語-中3』 (260ページ)

北辰テスト→公立高校入試へ。

2013-01-29

Q.E.D.進学塾の小学4年生~算数ドリルでも満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、昨日の算数のドリルでわり算を学習しました。国語に続いて算数でもRちゃんは満点を取りました。特に素晴らしかったのが、Rちゃんの筆算の式の書き方です。以前は位が揃わなかったり途中でぐにゃぐにゃ曲がってしまったりしていたRちゃんが、正確に位取りをして、かつ数字を縦一列にきれいに並べて書けているのです。Rちゃんは実に美しいフォームを身につけています。嬉しい限りです。

塾長は昨日Rちゃんに「毎日1回分(表裏)を学習しよう。」と言いました。
1. 身に着けたフォームを固めること。
2. 計算速度を向上させること。
3. 毎日四則を練習すること。
4. 自信をつけること。
狙いはこの四点です。

Rちゃんはドリルの1回分(表裏)の計算に30分を要しました。Rちゃんの計算の正確性は十分ですから、次なる目標は計算速度の向上です。計算練習を毎日続けることで速度は向上します。
Rちゃんは「学校の宿題が多くて(計算練習の)時間がない。」と言ってました。しかし計算速度向上→時間短縮となれば時間的負担も軽減されます。速度が目に見えて向上し始めるまで(3~5日)の間は大変でしょうが、そこを何とか乗り切ってほしいと思います。

わり算は四則計算の全てを練習できる計算です。商を立てたら直ぐかけ算を、その後にひき算を、そして最後のたしかめ算ではかけ算と足し算を、というように四則をフル活用するからです。
Rちゃんにはこの先1か月わり算づけになってもらって、計算技能を大きく向上させてほしいと考えています。ここで獲得した計算力は今後の算数学習を支える土台となり、得た自信は学習意欲の源となるのです。

2013-01-28

Q.E.D.進学塾の小学4年生~国語のワークで満点

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、本日学習した『栄光ワーク-小4-国語』を全問正解しました。Rちゃんは「今ちょうど学校で習っているところだから。」とこともなげに言いながらも得意満面でした。インフルエンザの罹患やその後の体調不良により学校をお休みしていたRちゃんです。塾長はRちゃんが学校の勉強について行けなくなっているのではと懸念していましたが、これでほっと一安心することができました。学校がRちゃんの休んだ分の補習を行ってくれたおかげでしょう。

国語のワークが満点だったので発展学習をしました。教科書本文とワークに掲載されている図をもとに、日本の地理と世界の地理を学んだRちゃんです。ホッキョクグマの存在から北極が、ペンギンの存在から南極が、それぞれ極寒の地であることを、対照的に赤道が灼熱の地であることを学んだのです。Rちゃんは北赤道海流から連なる黒潮が暖流であることも自然に連想できました。その黒潮の影響により温暖な気候の地域では、ビニールハウスでの野菜の促成栽培が盛んなこと、その代表例として「宮崎ピーマン」「高知なす」を覚えてくれました。

Rちゃんが満点を取ってくれたおかげで上記のように豊富な発展学習ができました。今後もぜひ発展学習の時間が多く取れるようにしたいものです。
そのためには、
1. 学校で学習中の国語の単元で、『栄光ワーク』に未習ページがある場合はそのページを学習する。
2. 未習ページのない場合は『コア-小4-国語』を学習する。
この両面作戦を採りたいと考えています。

2013-01-27

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の個別教材を作成(2)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を毎日1ページずつ学習しています。積み重ねたページ数は既に90ページを超え、その学習量に比例するように英語の力がついてきたKちゃんです。ただひとつ気がかりなのは、Kちゃんが「なんとなく」で覚えてしまっている英文が散見することです。英文法の仕組みが正しく理解できていないと、問題が少し変わっただけで応用が効かなくなってしまいます。そこで先週の金曜日の英語の授業から、Kちゃんに出題する質問をひとつ増やしました。Kちゃんがその日に学習した1ページの中から、塾長が典型文を1つ選択し、その英文をKちゃんに文法解説してもらうのです。金曜日のKちゃんは最初しどろもどろでしたが、何回も練習するうちに正しく説明できるようになりました。これを明日の月曜日からも毎日繰り返します。Kちゃんの「なんとなく」覚えていることを、「自信を持って」言えることに変えていきたいからです。
児童が英文の仕組みを自分の言葉で説明できるようになれば、相当な英文法の力を身に着けた証拠です。その英文法の力をさらに伸長させるのが英作文の学習です。Kちゃんが『みるみる』176ページのうち157ページまでを履修完了した段階で、『みるみる』を一時休止して英作文の学習に取り掛かります。そのためのプリントは本日用意しました。

2013-01-26

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の個別教材を作成

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんにフォニックスを覚えてもらうために、英語の個別教材を作成しました。フォニックス・シートです。Sくんは既に配布済みのフォニックス・カードを覚えるのに苦労しているため、その補助教材としてシートを活用してほしいと考えたからです。
表が文字・裏がフォニックスという構成のカードに対し、シートは1枚目が文字・2枚目がフォニックスという構成です。2枚目をマジックで書いてあるので、2枚重ねにすると2枚目が透けて見えます。覚えるときには2枚重ねて、テストするときには2枚目を外して、といった使い方です。
大文字・小文字・発音記号・アルファベット読み・フォニックス・カタカナの6つを網羅したカードに対し、シートは情報量を絞り込みました。1枚目には小文字、2枚目にはフォニックス、この2つの情報のみです。 アルファベット26文字の全てについて文字と発音が完全に一致するまで、シートを繰り返し学習してほしいと思います。
文字と発音が結びつくと、英単語が読めるようになります。読めることは覚えるための必要条件です。Sくんが英単語をスムーズに読みそして覚え、数多くの語彙を習得してくれることを期待しています。

2013-01-25

Q.E.D.進学塾の2013年度採択教材~配布物を作成完了

Q.E.D.進学塾の2013年度の採択教材のうち、昨日発注を済ませた全書籍に関する配布物の作成が完了したのはつい1時間ほど前の23時です。配布物とは保護者さま向けの案内書で、2013年度版の『塾専用教材案内』の全160ページの中から、児童・生徒の使用する教材の掲載されているページのみを抜粋し、そこに書籍代を加筆したものです。何の書を何冊発注したかは記録してあるものの、塾長の記憶の新しいうちにと考え、発注日の即日に配布物を作成したのです。
保護者さまはその配布物を見て、子どもが何を学習しているのか、そのあらましを知ることができます。また配布物の控えは、塾長が児童・生徒のカリキュラムを作成する際に活用できる資料にもなり得るのです。
配布物を作り終えた直後に、漢検対策問題集を学習するカリキュラムに修正を加えました。現小6生(新中1生)たちは、中学入学後の6月に漢検5級を受験します。その子たちの合格がはっきり見えている現況にあって、次の目標である漢検4級に向けての学習開始時期を早めることにしました。5級の問題集を履修完了次第、間髪を入れず4級の問題集に取り掛かるのです。こうすることで現6年生の児童たちは、小学校で習った漢字の復習とともに、中学1年生1学期の予習ができます。
塾長は学習の一貫性を重視しているため、カリキュラムの大綱を変えることはありません。しかし、児童・生徒の学習状況を見ながら、学習計画に臨機に微修正を加えることは、随時行わなければならないと考えています。

2013-01-24

Q.E.D.進学塾の採択教材~2013年度版を本日発注

Q.E.D.進学塾の採択教材の2013年度版を本日発注しました。今日は大宮に行ってきました。出版社の新刊発表会に参加するためです。会場で実物(予習済みの既刊と初めて目にする新刊)を確認のうえ発注を済ませてきました。
以前Q.E.D.日誌に記載した『Q.E.D.進学塾の採用教材~2013年度版』のうち、本日発注した教材は以下のとおりです。

【新小学4年生】
『栄光ワーク-小4-国語(光村)』
『コア-小4-国語』

【新小学5年生】
『栄光ワーク-小5-国語(光村)』
『コア-小5-国語』

【新中学1年生】
『みるみるわかる ステップ式 英語-中2』『必修テキスト-中1-英語(東書)』
『7日間完成英検予想問題ドリル-5級』
成美堂出版『本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』 『みるみるわかる 理科の要点-中1』
改訂『オリジナルテキスト一問一答社会』

【新中学3年生】
『アポロン数学-中3』
『埼玉県公立高校 予想問題 数学大問1』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中3』
『英検準2級総合対策教本-旺文社』
『みるみるわかる 理科の要点-中3』

上記はすべて既刊の問題集です。

新刊に秀逸な英語教材を発見しました。それについては明日のQ.E.D.日誌に詳述します。

2013-01-23

Q.E.D.進学塾の英語学習(2)~高校1年生から大学受験まで

Q.E.D.進学塾の英語学習(1)のつづきです。

高校入試に必要な英単語の数は限られています。私立難関校の入試問題でもわずか900です。これら全てを暗記して、「入試問題は自分の知っている単語ばかり」にすることは十分可能です。しかし、それが通用するのは高校受験までです。

大学受験では最低でも3000語、上位校なら5000語の語彙力が要求されます。つまり「知ってる単語ばかり」ということはあり得ません。長文読解問題では未知の単語の意味を推し量りながら読み進めて行く能力が不可欠なのです。

知らない単語に出会ったら、まず読む努力をする、次に自力で考える、そのうえで辞書を引く、そして覚える、このように指導しているのは、大学受験をにらんでのことなのです。英語を習い始める小学校高学年からこの習慣を身に着けることは、大学入試問題を解く上で大きな力となるのです。

既に高校英語を学習している子がいます。私立中学2年生のMちゃんです。現在Mちゃんは、英検準2級の対策問題集の長文読解問題を学習しているところです。難しい単語が散見されます。
たとえば昨日の長文では disability (障害・障害の)です。

1. dis は否定を表す接頭辞です。日本語の「非」「不」「未」「無」に相当します。
2. able は可能を表す接尾辞です。日本語では「できる」です。
3. ty は名詞・形容詞の接尾辞です。beauty「美しさ」は名詞、thirsty「のどがかわいた」は形容詞です。

このように単語を分解して覚えることで、長い単語の一部からその単語の意味を推測できるようになります。「disability (障害・障害の)」を暗記しただけでは、語彙が1つ増えたに過ぎません。単語を構成する「部品」をひとつひとつ学習することで、他の単語への応用力が身に着くのです。

2013-01-22

Q.E.D.進学塾の英語学習(1)~小学校高学年から高校受験まで


Q.E.D.進学塾の英語の時間の最も多くを占めるのが音読でその次が英文法です。英語学習の第一歩は「読めること」、二歩目は「仕組みが分かること」と考えているからです。

音読するための零歩目として真っ先に習得してほしいのはフォニックスです。1文字ずつの o「オ」 や u「ア」 をきちんと覚えるには、フォニックスカードを毎日学習することです。学習しない日があれば、せっかく覚えたことを忘れてしまいます。日本語の五十音のレベルまで、すなわち完全習得するまで繰り返し学習しましょう。

本日Sくんは house を学習しました。
1. 最後の e を発音しない。
2. ou は2文字セットで「アウ」と発音する。
このような法則性を学ぶことで、未知の単語でも発音できるようになるのです。

未知の単語を発音できると、それだけで意味の分かる単語は多数あります。先週の中2の英語の授業で生徒から「design って何?」と質問されました。 塾長は直接答えを言わず、少しずつヒントを与えました。

1. de 「デ」
2. s 「ス」 または 「ズ」
3. gn(子音字×2)の前の i を「アイ」(アルファベット読み)
4. g はサイレント(書いてあっても発音しない文字)

生徒は試行錯誤しながらも正解の「デザイン」にたどり着きました。
読めることが分かることに直結する好例です。

児童・生徒が未知の単語に遭遇したとき、「辞書を引く→覚える」が昔ながらのオーソドックスな手法です。そこにもうひと手間をかけて、「読む→考える→辞書を引く→覚える」にするのです。これを繰り返すことで、生徒は未知の単語に出会っても自力で考える習慣を身に着けます。長文読解問題で知らない単語があっても臆することがなくなるのです。

つづく

2013-01-21

Q.E.D.進学塾の小学3年生~計算を先行して学習

Q.E.D.進学塾の小学3年生のSくんは、本日の算数の時間に『コア-小3-算数』の文章問題に挑戦しました。先週の水曜日に購入したくもん出版『3年生のわり算』の学習を開始する前に、Sくんが文章題をどのくらい解けるのか、確認しておきたかったからです。

【問題】かごがいくつかあります。みかんが32個あります。かごにみかんを8個ずつ入れたところ、かごが3個のこりました。はじめにかごはいくつありましたか。

【解答】
32÷8=4
4+3=7
こたえ 7個

【解説】
みかんが入っているかごと、入っていないかごとに、分けて考えます。みかんを入れたかごは第一式のわり算で求めます。32÷8=4(個)です。一方、空のかごが3つであることが問題文に書いてあります。そこで第二式のたし算4+3=7(個)で、かごの総数を求められます。

問題文中の『かごが3個のこりました。』の部分がこの問題を解くための重要なヒントです。

『かごが3個のこりました。』から、
1. 空のかごが3個ある。
2. 他にみかん入りのかごもある。
この2つを読み解くことが肝要なのです。

Sくんには難しすぎる問題だったようです。しかし、ここで慌てて文章問題を解く練習をする必要はありません。文章問題や図形問題は、あとでいくらでも挽回が効くからです。やはり優先すべきは計算問題なのです。計算で後れを取ってしまうと、学校の授業が分からない→算数が嫌い→ますます分からなくなる、の悪循環に陥ってしまいます。まずは計算シリーズの『3年生のわり算』・『4年生のわり算』・『4年生の分数・小数』の3冊を学習し、計算に自信をつけてから くもん出版『4年生の文章題』『4年生の数・量・図形』の2冊を学習したいところです。

2013-01-20

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~急成長の英語

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、『みるみるわかる ステップ式 英語-中2』 を毎日学習しています。現在学習中の単元は「比較」です。

【英作文問題】あなたのクラスで誰がいちばん背が高いですか。
【解答】Who is the tallest in your class?

Sちゃんは次のようにしてこの問題を解きます。

step1.修飾語を()に入れる。
(あなたのクラスで)誰が(いちばん)背が高いですか。

step2.誰が を 彼が に置き換える。
彼は背が高いです。

step3.英訳する。
He is tall.

step4.置き換えをもとに戻す。
Who is tall?

step5.加筆する。
Who is the tallest in your class?

上記の解法を習得したSちゃんは、英語に対する自信を深めつつあります。step3.の「He is tall.」は1年生の1学期に習った英語です。基礎中の基礎と言えます。途中にこのような基本文が登場することで、英作文が正しく書けているという確証を得ることができるのです。英作文を書き上げると納得顔のSちゃんです。成功体験とそれに伴う自信は、学習効果を向上させる最良の薬です。

この解法は英作文(和文英訳)だけでなく、英文読解(英文和訳)にも威力を発揮します。今はまだ英文法の基礎固めをしているSちゃんですが、3年生の夏休みからは長文読解にも挑戦してもらう予定です。それまでにこの方法をぜひ定着化させておきたいと考えています。

2013-01-19

Q.E.D.進学塾の社会科学習~本日は大学入試センター試験

Q.E.D.進学塾では社会科学習の一環として、おしゃべりの話題に時事問題をよく取り上げています。本日は大学入試センター試験の初日でした。地理歴史・公民・現代社会の問題に時事問題が多数出題されていました。時代を映す鏡のように、世界情勢の変化の影響を最も受けやすいのが社会科の出題傾向です。時事問題の出題数の増加傾向は今後も続くと考えています。情報化社会がもたらした民主化運動は、今後さらに拡大していくことでしょうし、それに伴う世界情勢の複雑化は回避できないものと考えるからです。
これを受けてQ.E.D.進学塾でも、授業でニュースを取り上げることを今まで以上に増やしていきたいと思います。時事問題について考える習慣を小・中学生のうちから身に着けてほしいからです。

本日出題された、地理歴史・公民・現代社会における時事問題について列記しておきます。

アラブの春・・・民主化運動。北アフリカ・中東地域。<政治>
総選挙・・・民主化運動。ミャンマー。<政治>
独裁政権崩壊・・・民主化運動。エジプト。<政治>
地方自治・・・地域主権。首長主導。阿久根市。名古屋市。<政治>
経済格差・・・解消運動。アメリカ・ウォール街。<経済>
非正規雇用・・・業種別・年代別。<経済>
民族と国家・・・クルド人問題。国家なき最大民族。<地理>
国際空港・・・乗り継ぎ。資料読み取り。<地理> 

2013-01-18

Q.E.D.進学塾の小学3年生~割り算を学習開始

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、一昨日の水曜日にくもん出版『3年生のかけ算』を履修完了し、昨日の木曜日から『コア-小3-算数』にて割り算を学習開始しました。

【問題】15個のみかんを5人で分けると、一人分は何個ずつになるでしょう。
式 15÷5=3
答 3個ずつ
たしかめざん 5×3=15

【問題】15個のみかんを1人3個ずつ配ると、何人に配ることができるでしょう。
式 15÷3=5
答 5人
たしかめざん 3×5=15

Mくんは割り算の持つこの2つの意味を正しく理解することができました。

続いて、やや難しい計算問題に挑戦してもらいました。
【問題】42÷2
答21

Mくんのノートには、
42÷2=21
円 人 ×2
を で  42
  分
  け
  る
と書かれていました。

割り算の意味を自分で確認しながら解き、さらにはたしかめ算まで実行してある素晴らしいノートでした。Mくんが塾長に聞いてこう書いたのではありません。Mくんが問題の解き方を自分の頭で考えたところ(円・人の単位をつけた)と、たしかめ算の書き方を自分で工夫したところ(答えの21の下に続けて筆算した)に価値があります。
授業終了後にMくんは「ふー疲れた。」と言いました。それだけ頭をフル回転させた証拠です。このような学習姿勢の子は、必ず学力が伸長します。今後のMくんの成長に期待しています。

【新小学4年生】(再掲)
くもん出版『3年生のわり算』
くもん出版『4年生のわり算』
くもん出版『4年生の分数・小数』
くもん出版『4年生の文章題』
くもん出版『4年生の数・量・図形』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』
『栄光ワーク-小4-国語(光村)』
『コア-小4-国語』

Mくんは『コア-小3-算数』のわり算の単元を履修後にくもん出版『3年生のわり算』を学習します。『3年生のわり算』を早ければ3学期中に、遅くとも春休み終了までには履修完了して、くもん出版『4年生のわり算』へとレベルアップして行こうと考えています。

2013-01-17

Q.E.D.進学塾の小学4年生~分数・小数を最優先

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは本日塾をお休みしました。インフルエンザに罹患したためです。Rちゃんの一日も早い回復を祈るばかりです。
Rちゃんは体があまり強いほうではありません。そのことを十分考慮したうえで、塾での学習カリキュラムを作成する必要があります。各教科をバランスよく学習することよりも、優先順位の高いものから先に学習していくカリキュラムです。

【新小学5年生】
くもん出版『4年生の分数・小数』
くもん出版『5年生の分数』
くもん出版『5年生の小数』
くもん出版『5年生の文章題』
くもん出版『5年生の数・量・図形』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』
『栄光ワーク-小5-国語(光村)』
『コア-小5-国語』

上記は昨日のQ.E.D.日誌に掲載した、2013年の採用教材です。これを見て分かるように、5年生の算数の中心は分数と小数の計算にあります。その基礎となる『4年生の分数・小数』を学習することが、3学期から春休みにかけてのRちゃんの最優先課題です。
4年生の漢字で忘れてしまっている字があっても、5年生の漢字を学習することは可能です。しかし4年生の分数・小数の計算の習熟が不十分なままで、5年生の分数・小数を学習することはできません。
Rちゃんが現在学習中の『4年生のわり算』と、次に学習する『4年生の分数・小数』との2冊を、春休みまでに履修完了できるように、算数を優先して学習していきたいと考えています。

2013-01-16

Q.E.D.進学塾の採用教材~2013年度版

Q.E.D.進学塾の2013年度版の採用教材の骨子について以下のように決定いたしました。

【新小学4年生】
くもん出版『3年生のわり算』
くもん出版『4年生のわり算』
くもん出版『4年生の分数・小数』
くもん出版『4年生の文章題』
くもん出版『4年生の数・量・図形』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』
『栄光ワーク-小4-国語(光村)』
『コア-小4-国語』

【新小学5年生】
くもん出版『4年生の分数・小数』
くもん出版『5年生の分数』
くもん出版『5年生の小数』
くもん出版『5年生の文章題』
くもん出版『5年生の数・量・図形』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』
『栄光ワーク-小5-国語(光村)』
『コア-小5-国語』

【新中学1年生】
『アポロン数学-中1』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中2』
『必修テキスト-中1-英語(東書)』
『7日間完成英検予想問題ドリル-5級』
成美堂出版『本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』
成美堂出版『本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』
『みるみるわかる 理科の要点-中1』
改訂『オリジナルテキスト一問一答社会』

【新中学3年生】
『アポロン数学-中3』
『埼玉県公立高校 予想問題 数学大問1』
『みるみるわかる ステップ式 英語-中3』
『英検準2級総合対策教本-旺文社』
『英検準2級DAILY20日間集中ゼミ 改訂新版-旺文社』 
『みるみるわかる 理科の要点-中3』
『整理と対策 - 明治図書-5科-中3』
『北辰のかこもん-5科-中3』

2012年の実績をもとに、高い学習効果を挙げた教材については継続して採用し、十分な効果が得られなかった教材については差し替えを行いました。

上記の教材のうち『埼玉県公立高校 予想問題 数学大問1』は新刊です。昨年2012年には東京都版のみ発刊されていましたが、今年2013年度から新たに『埼玉県版』が加わりました。
塾長は既に昨年1月に『東京都版』の実物を見て、良書であることを確認済みです。『埼玉県版』も同様の構成であろうと期待しています。

来週の木曜日の1月24日に新刊発表会が開催されます。塾長が毎年参加している発表会で今年も参加します。その席で『埼玉県版』の実物を見て、同書の採用を決めたいと考えています。
発表会にて上記の書群よりも優秀な新刊を発見した折には、その場で即変更のうえ発注する予定です。

2013-01-15

Q.E.D.進学塾の小学6年生~『辞書』という名の解法集

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは、数学で新単元を学ぶ最初の授業で『辞書』を作成しています。Sくんが『辞書』と呼んでいるのは、数学の問題の解法を書き込むための専用ノートのことです。
Sくんは解けない問題に当たったとき、すぐこの辞書を調べます。辞書はSくんの自筆の参考書・解法の手引き・解法集なのです。
今日からSくんは数学の新単元「正負の数・乗法と除法」の学習を開始しました。早速『辞書』を作成しました。Sくんが初めて目にする累乗の計算に2ページ、乗除計算に1ページ、計3ページにびっしりと書き込まれた力作が完成しました。
明日から毎日10問ずつ『計算の級別トレーニング』 の12級(乗除)を解いて、新たな解法の定着を図ります。木曜日の宿題には12級(乗除)だけでなく13級(加減)からも出題します。既習単元を忘れないためです。11級(分数・小数・四則混合)まで同書にて計算練習を積んだのち、「文字使用の決まり」の単元から『アポロン数学-中1』を学習します。

2013-01-14

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生~英数の新教材

Q.E.D.進学塾の私立中学2年生のMちゃんは、月曜日から金曜日まで毎日通塾しています。塾での授業は学校の授業に即したカリキュラムです。学校で習ったことをその日のうちに塾で復習しているからです。私立中学校の授業カリキュラムは、概ね公立中学校に準じていますが、ところどころに私立校の独自性が垣間見え、塾での授業や採用教材をその独自性に対応させることが求められます。数学を例にとると、数学A(数量)は公立校と同様の授業の進め方をしていても、数学B(図形)は3年生で履修する内容を既に2年生から導入するなど、同一教科の中でも進め方に違いがあるのが現状です。そこで学校で先取り学習を行っている数学Bに対応すべく、『アポロン数学-中3』 を早期導入したいと考えています。現在は塾長が円周角の単元のみを同書からコピーしてMちゃんに手渡してそれを学習してもらっているところですが、中2の3学期に3年生用の教材が必要になることが今後増えるだろうという判断です。

一方、英語は昨年の10月に『みるみるわかる ステップ式 英語』 の中1・中2・中3の3冊を履修完了し、今は高校英語の 『トレーニングノートα(アルファ)英文法』『英検準2級予想問題ドリル 改訂新版-旺文社』 を並行学習しているところです。
Mちゃんの通う中学校では、在学生に 英検 を受験することを奨励しています。年3回(1月・6月・10月)実施される英検を学校受験にしたり、学校の授業時間内に英検対策授業の時間を設けたり、授業時間外にも英検対策の補習をしたりという熱心さです。それと歩調を合わせるように、Q.E.D.進学塾でも英検の対策授業に力を入れています。

【英検3級まで】
英文法問題集『みるみる』→英検対策問題集『予想問題ドリル』→昨年10月に受験→合格。
【英検準2級から】
英文法問題集『α(アルファ)』→英検対策問題集『予想問題ドリル』→今月末に受験。

読書家のMちゃんは、その読書量により高い文章読解力を身に着けています。そこで英語の学習においては、長文読解よりも英文法に注力したいと考え、上記のような手順での学習を続けています。
英検の出題傾向・出題形式に慣れることが英検合格への近道です。にもかかわらず英文法を先行して学習しているのは、ただ単に合格することのみを目的とせず、英語の総合力を身に着けて欲しいとの願いからなのです。

3級までは9割~8割という高い得点率で順調に合格を重ねてきたMちゃんですが、英検準2級の模擬試験の成績を見る限り、今月末の試験本番では苦戦が予想されます。英検準2級の合格・不合格を問わず、塾での英語の授業カリキュラムを組み直す必要がありそうです。

1. 現在学習中の英文法問題集『α(アルファ)』を仕上げる。
2. その後、 現在学習中の英検対策問題集『予想問題ドリル』よりもボリュームの多い問題集を新たに1冊学習する。

上記2.の新規教材としては 『英検準2級DAILY20日間集中ゼミ 改訂新版-旺文社』『英検準2級総合対策教本-旺文社』 を候補に考えていますが、最終決定は1月24日(木) の新刊発表会を見てから下したいと思います。

2013-01-13

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~北辰テストを受験する意義

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんは、2013年の北辰テストを3回受験します。北辰テストを受験する意義は以下の通りです。

1. 私立高校のB推薦(併願推薦)合格内定を得る。
2. 第一志望の公立高校を受験することができる。

私立高校の内定を手に入れていない生徒が公立高校を受験する場合、中学校の先生は生徒に合格安全校を受験するように勧めます。私立高校内定という保険を持っていない生徒なのですから、公立高校の受験にリスクを冒せないのです。すると生徒は自分の実力よりも偏差値の低い公立高校を受験せざるを得ません。生徒が受験を希望する公立高校、つまりその生徒の第一志望校が実力相応校であったとしても、その公立高校を受験することを許してもらえないのです。

私立高校のB推薦を既に確保している生徒が公立高校の出願をする場合、上記とは状況が一変します。既に保険を持っているのですから、実力相応校はもとより、さらに偏差値の高い公立高校にチャレンジすることも可能です。

3. 高校入試に向けた実戦練習。

北辰テストは公立高校入試の対策模試です。出題傾向、出題形式、設問の配列、各問の配点・・・何から何まで公立高校入試にそっくりです。(問題のレベルは北辰テストのほうが公立高校入試よりもやや難しめに作られていて、その分だけ平均点が低くなります。)
ですから北辰テスト対策の勉強はそのまま公立高校入試対策の勉強となり、『北辰のかこもん』を解いたり会場模試を受験したりすることが公立高校入試本番のための実戦練習となり得るのです。

2013-01-12

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日は作文の試験

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんは、明日作文の試験を受験します。できるだけ短い文で簡潔に表現すること、主語と述語を適合させること、小学校で習う字を漢字で表記すること、今まで練習してきたこれらの基本を大切に守って作文してほしいと思います。

明後日の月曜日に雪予報が出ています。試験が終わったばかりのSくんは、さぞ遊びに行きたいところでしょうが、それができないかもしれません。ゆっくりと骨休めしてくれたらと思います。

火曜日からは、また次の試験=英検 5級の受験に向けての学習がスタートします。 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』を毎日2ページずつ学習します。Sくんが新鮮な気持ちで取り組んでくれることを期待しています。

2013-01-11

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~北辰テストの受験計画

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの第一志望校は公立高校です。Sちゃんの希望する公立高校の受験を、中学校の先生に認めてもらうためには、私立高校のB推薦(併願推薦)の合格内定を確保しておくことが不可欠です。
私立高校のB推薦を確保するための手段として、北辰テスト の偏差値を利用します。各私立高校が中学3年生にB推薦合格内定を出す条件で一般的なのは、「生徒が過去に受験した北辰テストの偏差値のうち、上位2回の平均値」です。

数式化すると、
(北辰テスト偏差値の自己ベスト+次位成績)÷2≧各私立高校の基準偏差値。
この条件を満たした生徒が、その私立高校の合格内定を手にすることができる仕組みです。

さて、Sちゃんの2013年の北辰テストの受験計画です。北辰テストを2回受験して、その2回ともが好成績というのは現実的ではありません。そこでSちゃんには3回受験してもらい、その上位2回を以ってB推薦を確保しようという作戦です。上位2回の平均偏差値が、私立高校の定める基準偏差値を下回った場合にのみ、4回目の北辰テストを受験します。

本日、Sちゃんは塾長と相談の上、受験する3回の北辰テストに、第3回(7月中旬)・第4回(9月初旬)・第5回(10月上旬)を選択しました。10月には私立高校の抑えを確定させたいとの思いからです。

Q.E.D.進学塾には、2012年度の北辰テストの日程を掲載した下記のような紙が、既に掲示してあります。

【北辰テスト】2012年度
第1回    4/29(日)
第2回    6/17(日)
第3回    7/15(日)
第4回    9/2(日)
第5回    10/7(日)
第6回    11/4(日)
第7回    12/9(日)

2013年度の北辰テストの実施日程は未発表です。そこで塾長は、昨年の2012年度の北辰テストの実施日程(上記)をもとに計画を立てました。

3月31日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-数学
4月 7日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-理科
4月14日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-英語
4月21日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-社会
4月28日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-国語

5月 5日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-数学
5月12日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-理科
5月19日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-英語
5月26日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-社会
6月 2日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-国語

6月 9日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-数学
6月16日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-理科
6月23日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-英語
6月30日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-社会
7月 7日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第3回-国語

7月14日(日)会場受験 ・・・・・第3回 北辰テスト-5科

7月21日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-数学
7月28日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-理科
8月 4日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-英語
8月11日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-社会
8月18日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第4回-国語
8月25日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第5回-数学

9月 1日(日)会場受験 ・・・・・第4回 北辰テスト-5科

9月 8日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第5回-理科
9月15日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第5回-英語
9月22日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第5回-社会
9月29日(日)自宅受験 ・・・・・ 『北辰のかこもん』 第5回-国語

10月 6日(日)会場受験 ・・・・・第5回 北辰テスト-5科

試験時間は国語・数学・英語が各45分、理科・社会が各30分です。

3月31日から10月6日までの全ての日曜日に、毎週1教科(自宅受験)、または5教科(会場受験)の模試を受験するのです。つまり少なくとも1教科の模試を、毎週受験することになります。実戦感覚を鈍らせないための方策です。

2013-01-10

Q.E.D.進学塾の恒例行事~入試直前の作文

Q.E.D.進学塾の塾生たちは、入試直前に作文を書くことが毎年恒例になっています。入試について自分が不安に思っていることを文章化するのです。今日から3日後の1月13日に作文の試験を受ける子にも明日、この作文を書いてもらいます。

不安材料を紙に書き出すことには、試験の得点を上昇させる効果があります。その効果はシカゴ大学の研究室が実験・検証しています。作文をしたグループと作文をしなかったグループの試験の得点に有意差が認められたのです。効果が科学的に立証されているので、塾長は塾生に安心して作文の記述を勧めることができるのです。

この作文の意義は、受験生が抱えている不安材料を、紙に書くことで出力させる点にあります。人に見せるための文章を書くことが目的ではないのです。そのためきれいに文章化する必要性はなく、箇条書きでも差し支えありません。

1. 朝寝坊しないだろうか。
2. 試験時間は足りるだろうか。
3. 忘れ物をしないだろうか。
4. 帰りに気が抜けて事故に会わないだろうか。

このように、どんな些細なことでも思いつく限りの材料をできるだけ多く書き出してみるのです。

受験生の中には、人に見せたくない弱みを自覚している子もいます。そこで、塾長は作文の書き方に一工夫を加えました。作文を2つに分けて書いてもらうのです。人に見せてもよい作文用紙と、誰にも見せない作文用紙の2種類です。

試験前の準備や試験場への往復の交通については、保護者さまの支援を受けられることなので、
「見せる作文用紙」に書くのが適切でしょう。人には隠しておきたい弱みは当然「見せない作文用紙」に書きます。

受験生には心技体ともベストな状態で受験をしてほしいものです。その「心」を整えるために、真剣に作文に取り組んでほしいと考えています。

2013-01-09

Q.E.D.進学塾の教材選定~塾専用教材2013年度版

Q.E.D.進学塾に一昨日の月曜日に1冊の本が届きました。2013年度版の『塾専用教材案内』です。160ページの同書には、幅広いジャンルの問題集・参考書が満載されています。同書の中心は書名の通り『塾専用教材』なのですが、他にも現在私立中学校や私立高校で採用されている教材、現役・元予備校講師の出版教材、書店に並ぶ市販教材のうち特に評価の高い教材、など掲載内容は多岐に渡ります。塾長が新年度の教材を選定するのに、この160ページでほぼ事足ります。

『ほぼ』と書いた理由は二つです。
一つは、同書に掲載されていない教材を採用することを既に決めているからです。北辰図書の出版する『北辰のかこもん』 の5冊(5教科)がそれに該当します。
もう一つは、同書に未掲載の教材が、出版社の主催する新刊発表会にて出品されることがあるからです。年末ぎりぎりまで教材を作りこんだために、『塾専用教材案内』への掲載が間に合わなかった教材が、秀逸であることはままあります。

塾長は昨年12月に同書の2012年度版を、そして一昨日と昨日に2013年度版を予習しました。毎年予習を二度してから新刊発表会に参加するのが塾長の年中行事となっています。今年は1月24日に大宮にて新刊発表会が開催されます。これを見て新年度の採用教材を最終決定するのです。

2013-01-08

Q.E.D.進学塾の3学期~本日は公立校の始業式

Q.E.D.進学塾の3学期が今日からスタートします。本日は公立校の始業式の日です。一年間で最も短い学期がこの3学期です。短期間で現学年の復習と新学年の準備のどちらも行う必要があります。ここであれもこれもと欲張り過ぎては、授業進度が速くなって「なぞるだけ」の勉強になってしまいます。これでは児童が消化不良を起こすことが自明です。期間が短いからこそ焦点を絞った学習をすることが肝要なのです。

そしてその学習の照準を合わせるべき場所は、算数・数学ならば計算、国語なら漢字といった基礎学力を成すところに他なりません。週当たりの通塾日数の少ない子については、特に基礎学力に力点を置いた学習カリキュラムを組んでいます。

どの塾生についても基礎学力重視の姿勢に変わりありません。しかし通塾日数の多い子は、授業時間数にいくらかの余裕があります。その余力を振り向ける先が各種検定試験です。今年6月に漢検・英検をダブル受験する子が2名、英検のみ受験する子が1名います。検定試験対策の学習は毎日欠かさず行っています。あと5か月という近い目標を見据えて、日々の学習に励んでほしいものです。

2013-01-07

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~本日最終日

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は本日最終日を迎えました。塾生たち一人一人が各自のテーマに沿ってよく学んでくれた冬期講習会でした。今月末に受験する英検準2級の模擬試験を毎日解いた子、今週末に受験する作文の試験の勉強を朝な夕な通塾してがんばった子、英語の授業を毎日マンツーマンで学習し、かつ数学の一単元「文字と式」を完璧に仕上げた子・・・・・がんばり方は各人各様でしたが、どの塾生も質・量ともに充実した学習を積み重ねてくれました。この冬休みに児童・生徒たちが獲得した学力の上に、また新たな知識・技能を積み上げていく3学期にしたいものです。

2013-01-06

Q.E.D.進学塾の小学6年生~英語の基礎学習(2)

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんは、毎日欠かさず5教科を学習しています。中でも特に力を入れているのが英語です。毎日1ページずつ筆記問題を解き、加えてその1ページを全文音読し、更には全文和訳までする念の入れようです。こうして英語を「読む」「書く」力を養っています。
そして口頭試問です。その日に学習した1ページとそれに関連する復習事項・発展事項についての質疑応答をします。塾長のマンツーマン指導です。こうして英語を「聞く」「話す」力を育てています。

Kちゃんは現在、『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』 を学習中です。この冬期講習会では同書の半分を履修完了しました。be動詞から一般動詞までを学び、英文法の基礎固めをしているところです。毎日1ページの積み重ねによって英単語の力も大きく向上しています。
とはいっても中学1年生で習う英語の前半戦が終わった段階ですから、問題集に登場する英文も和文も1行問題のみで、長文を読む練習は手つかずの状態です。しかしながら長文読解(英文解釈)を学ぶための準備は着々と進行中です。準備とは「知らない単語でも読める」練習です。日本語の中に占める外来語の割合は年々増加の一途ですから、読めることが意味が分かることに直結するケースは多々あるのです。

2013-01-05

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~2週連続の土曜授業

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は残すところ1月7日(月)の1日を残すのみです。今日は先週に続いての土曜授業を行いました。来週の日曜日に作文の試験を受験する小学6年生のための土曜授業でしたが、他の塾生たちも積極的に授業参加してくれたので、教室は平日と変わりない活気でした。
さて来週の作文の試験は、国語の力はもちろんのこと、算数・理科・社会の力をも試される試験です。今日の土曜授業では日本の歴史について学習しました。テーマは農地改革です。日本人が農耕民族である以上、日本の歴史を学ぶのに農政を避けて通ることはできません。農政と税制や経済との関連については週明けの月曜日から引き続き学習します。地租改正まで遡って農政の一連の流れを深く学んでもらいたいと考えています。

2013-01-04

Q.E.D.進学塾の冬期講習会~本日より後半戦

Q.E.D.進学塾の冬期講習会は本日より後半戦です。冬期講習会は1月4日(金)・1月5日(土)・1月7日(月)の3日間を残すのみとなりました。学校の冬期課題を大量に抱えている塾生が数名います。まだ宿題が終わっていないことでしょう。残っている宿題を塾に積極的に持ち込んでほしいと思います。また年末年始の自宅学習にて解けない問題が数多く発生していることでしょう。それらの質問をどしどし受け付ける予定です。分からない問題を分からないままにしてはいけません。塾の冬期教材を学習する時間を削ってでも、疑問点を解消する時間に充当します。冬休みの仕上げに万全を期したい残り3日間です。そして気持ちよく3学期を迎えたいものです。

2013-01-03

Q.E.D.進学塾の月謝を値下げ~2013年3月分から

Q.E.D.進学塾の2013年度の月謝は以下の通りです。

   【月謝表】
(1)週1回・・・・1万円/月
 週2時間×4週= 8時間/月

(2)週2回・・・・2万円/月
 週4時間×4週=16時間/月

(3)週3回・・・・3万円/月
 週6時間×4週=24時間/月

(4)週4回・・・・3万円/月
 週8時間×4週=32時間/月

(5)週5回・・・・3万円/月
週10時間×4週=40時間/月

□受験生・・・ +1万円/月
□特待生・・・ -5千円/月

月謝の上限を、2012年度まで4万5千円→2013年度から4万円に値下げしました。塾生のお母さまから「4万5千円は負担が大きい。」との声があり、それに応えるためです。2013年3月分から(2月末納入分から)新たな月謝を適用します。この値下げにより受験生を持つご家庭のご負担が少しでも軽くなれば幸いです。

つい1時間ほど前の17時半ごろ新受験生のお母さまと偶然出会いました。その際に月謝のご説明をしてご理解をいただきました。これを機に文書化しておこうと思い、この日誌に記しました。

2013-01-02

Q.E.D.進学塾の学習計画~木を見る森を見る

Q.E.D.進学塾の学習計画の立て方は「長期から短期へ」を基本としています。学問体系を俯瞰的視点で捉えることを大局観とするならば、目の前の一問を解くことは局所戦です。「木を見て森を見ず」に陥ることは避けなければなりません。局所戦を行いながらも常に大局を見失わない目を持ちたいものです。

Mちゃんが小学6年生のとき、英語を習い始めたばかりの頃です。塾長は代名詞を教えるのに小さな工夫をしました。それが今Mちゃんが高校英文法を学習する段階になって生きています。またMちゃんの算数の問題で食塩水を解くのに、塾長はテキストに載っている解法=面積算による解法ではなく、内分点による解法を教えました。算数のみに活かせる「面積算」よりも、高校数学でも物理学でも活用できる「内分点」を優先させたのです。今目の前にある一問をただ単に解くだけなのか、今後に活かせる解き方を学びつつ解くのか、そこには大きな差があると考えています。

Mちゃんの今年の目標は、定期試験の成績向上です。テスト一週間前になっても塾では一切試験勉強をしない、つまり普段通りの時間割だったのが昨年までです。今年からは試験一週間前にテスト範囲の復習をする時間を作る予定です。
しかし塾長はMちゃんに「試験勉強をがんばれ。」とは言わず、「毎日の学校の授業をがんばれ。」と言ってあります。試験前の短期間で詰め込んだことは、同じく短期間で忘れてしまいます。試験のときだけ覚えているのでは意味がありません。毎日の学習で積み上げたことは、時間が経っても忘れないのです。

Sちゃんのお母さまから「漢検を受験したい。」と聞いたのが3週間前の金曜日、翌土曜日には漢検の問題集を入手し、日曜日には学習ノートを作り終えました。たまたま書店に問題集の在庫があったからできたことですが、いつもこのように迅速に動きたいものです。

3年先・5年先・10年先・・・・といった長期的視点を常に持ちながら一日一日を大切にする、木も森もよく見る2013年にしたいと思います。

2013-01-01

Q.E.D.進学塾の2013年~1年の計は元日にあり

明けましておめでとうございます。Q.E.D.進学塾の関係者のみなさまに旧年中はほんとうにお世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は各種検定試験の学習に力を入れる年にしたいと思います。目標はただ単に試験に合格することではありません。計画的に毎日検定対策問題集を学習することで学習のリズムを生み出したり、試験範囲の英文法を試験で要求されるレベルを超えて学習することで総合的な学力の底上げを図ったり、各種検定試験を塾生の学力向上のためにフル活用したいと考えています。