2013-01-21

Q.E.D.進学塾の小学3年生~計算を先行して学習

Q.E.D.進学塾の小学3年生のSくんは、本日の算数の時間に『コア-小3-算数』の文章問題に挑戦しました。先週の水曜日に購入したくもん出版『3年生のわり算』の学習を開始する前に、Sくんが文章題をどのくらい解けるのか、確認しておきたかったからです。

【問題】かごがいくつかあります。みかんが32個あります。かごにみかんを8個ずつ入れたところ、かごが3個のこりました。はじめにかごはいくつありましたか。

【解答】
32÷8=4
4+3=7
こたえ 7個

【解説】
みかんが入っているかごと、入っていないかごとに、分けて考えます。みかんを入れたかごは第一式のわり算で求めます。32÷8=4(個)です。一方、空のかごが3つであることが問題文に書いてあります。そこで第二式のたし算4+3=7(個)で、かごの総数を求められます。

問題文中の『かごが3個のこりました。』の部分がこの問題を解くための重要なヒントです。

『かごが3個のこりました。』から、
1. 空のかごが3個ある。
2. 他にみかん入りのかごもある。
この2つを読み解くことが肝要なのです。

Sくんには難しすぎる問題だったようです。しかし、ここで慌てて文章問題を解く練習をする必要はありません。文章問題や図形問題は、あとでいくらでも挽回が効くからです。やはり優先すべきは計算問題なのです。計算で後れを取ってしまうと、学校の授業が分からない→算数が嫌い→ますます分からなくなる、の悪循環に陥ってしまいます。まずは計算シリーズの『3年生のわり算』・『4年生のわり算』・『4年生の分数・小数』の3冊を学習し、計算に自信をつけてから くもん出版『4年生の文章題』『4年生の数・量・図形』の2冊を学習したいところです。

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