2013-01-22

Q.E.D.進学塾の英語学習(1)~小学校高学年から高校受験まで


Q.E.D.進学塾の英語の時間の最も多くを占めるのが音読でその次が英文法です。英語学習の第一歩は「読めること」、二歩目は「仕組みが分かること」と考えているからです。

音読するための零歩目として真っ先に習得してほしいのはフォニックスです。1文字ずつの o「オ」 や u「ア」 をきちんと覚えるには、フォニックスカードを毎日学習することです。学習しない日があれば、せっかく覚えたことを忘れてしまいます。日本語の五十音のレベルまで、すなわち完全習得するまで繰り返し学習しましょう。

本日Sくんは house を学習しました。
1. 最後の e を発音しない。
2. ou は2文字セットで「アウ」と発音する。
このような法則性を学ぶことで、未知の単語でも発音できるようになるのです。

未知の単語を発音できると、それだけで意味の分かる単語は多数あります。先週の中2の英語の授業で生徒から「design って何?」と質問されました。 塾長は直接答えを言わず、少しずつヒントを与えました。

1. de 「デ」
2. s 「ス」 または 「ズ」
3. gn(子音字×2)の前の i を「アイ」(アルファベット読み)
4. g はサイレント(書いてあっても発音しない文字)

生徒は試行錯誤しながらも正解の「デザイン」にたどり着きました。
読めることが分かることに直結する好例です。

児童・生徒が未知の単語に遭遇したとき、「辞書を引く→覚える」が昔ながらのオーソドックスな手法です。そこにもうひと手間をかけて、「読む→考える→辞書を引く→覚える」にするのです。これを繰り返すことで、生徒は未知の単語に出会っても自力で考える習慣を身に着けます。長文読解問題で知らない単語があっても臆することがなくなるのです。

つづく

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