QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第19回目です。
理科の計算問題ができない要因のひとつである、
1.立式ができない。
を解決するには、
まず単位を理解することが必要であると、塾長は昨夜のQED日誌記事に書きました。
単位を理解した生徒は、次のステップに進めます。
小学校で習った「てんとうむし」の活用です。
1.道のり=速さ×時間。
2.速さ=道のり÷時間。
3.時間=道のり÷速さ。
これら3つの式を1つの円の中に表現したものが「てんとうむし」です。
では、実際に「てんとうむし」の活用例を見て行きましょう。
【最初に覚えること】
g/cm3。
読み=グラム「まい」立方センチメートル。
意味=グラム「わる」立方センチメートル。(1cm3あたりのグラム数。)
「/」は、演算記号の「÷」や、分数の「―」に相当する。
【「てんとうむし」の作成手順】
てんとうむしの左下にg/cm3を書く。
次に、見たまんま「 ―」の上にgを書く。
次も、見たまんま「 ―」の右下にcm3を書く。
ここまでで「単位のてんとうむし」が完成。
それを見ながら左隣に「言葉のてんとうむし」を作成。★
最後に右隣りに「数字のてんとうむし」を作成。
これで左から順に見て【言葉】【単位】【数字】の3つのてんとうむしが完成です。
★は、なくても解けますが、あったほうが分かりやすいです。
★は、記述問題対策にも有効です。
さあ、あとは「数字のてんとうむし」を計算するだけです。
計算についてはまた明日。
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