2013-06-22

Q.E.D.進学塾の中学1年生~文字力と語彙は国語の要

Q.E.D.進学塾の中学1年生たちは来週の日曜日の6月30日に漢検5級を受験します。その検定対策問題集として成美堂出版 『本試験型 漢字検定5級試験問題集 ’14年版』を既に履修完了したKちゃんとSくんは、さらに上位級である成美堂出版 『本試験型 漢字検定4級試験問題集 ’14年版』を現在学習中です。明後日の月曜日からの1週間、すなわち漢検直前の1週間に学習する問題集については、KちゃんとSくんの両名の希望を聞いた上で、
1. このまま4級の問題集を継続学習する。
2. 5級に戻ってもう一度おさらいをする。
のどちらかに決定します。
両名が1.を選択しても5級に合格するだけの実力はあると塾長は考えています。しかし両名にとって初めての漢検受験ですから、それなりの緊張感があることと思います。両名が「おさらいをしたほうが安心。」と言えば、その言に塾長は素直に従い2.を選択します。検定試験や模試の成績を大きく左右するのが受験生の心理だからです。

両名が漢検対策問題集を学習し丸付けをした直後、塾長は「意味の分からない言葉はなかった?」と2人に質問します。文字を読み書きできることはもちろん大切ですが、言葉の意味を理解して語彙を増やすことも同じくらい大切だからです。
昨日の金曜日の授業でKちゃんは「童謡って何?」と塾長に質問しました。塾長はまず「子どもの歌よ。」と答え、そのあと以下のように詳説しました。

【童】音読み=ドウ。訓読み=わらべ。
児童=子ども。
さじなめて 童楽しも 夏氷。
童謡=わらべ歌。

【謡】音読み=ヨウ。訓読み=うたい。
【歌】音読み=カ。訓読み=うた。
歌謡=うた。
【ごんべんに可×2】音読み=カ。訓読み=うた。(「歌」の異体字)
(パソコンの変換では異体字が出てきませんでした。)

塾長は時間の許す限り詳しく説明するよう心がけています。文字力・語彙力・文法力の三つが、国語力を支える三本柱だと考えているからです。

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