2012-09-25

Q.E.D.進学塾の小学4年生~3教科で2時間40分

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんの昨日の授業中に突然強い雨が降り出しました。雨具を持ち合わせていなかったため、そのまま教室に残って勉強を続けました。3教科で2時間40分でした。そのおかげで算数の発展学習の時間をゆっくり取ることができました。

【問題】1000円を持ってお買い物に行きました。ヤオコーで500円の『ちゃお』を買い、隣のマツモトキヨシで100円のパインアメを買いました。残りはいくらでしょう。

【解法1】
1000-500-100
=500-100
=400
上式のように買い物をするごとに引き算をしても答えを求めることができます。

(注)『ちゃお』は500円では買えません。ちなみに最新号の『ちゃおデラックス』は550円でした。

【解法2】
1000-(500+100)
=1000-600
=400
しかしながら買い物の合計金額を先に求めたのち、引き算をする方法もあります。

足し算と引き算では後者のほうが難しいので、できれば引き算は1回で済ませたいのです。そこで【解法2】のように「計算の工夫」をすると計算が楽になります。

このことを学習したのち、Rちゃんに次の問題を解いてもらいました。
【問題2】
10-2.23-3.77
=10-(2.23+3.77)
=10-6
=4

Rちゃんには「計算の工夫」の有効性を体感してもらうことができました。

原始的な方法では苦労が多く、より高度な考え方を導入すると楽に解けるのです。これは算数・数学に限ったことではありません。Rちゃんにはただ単に「楽だ。」ということだけでなく、工夫することの楽しさ、すなわち「解き方を学ぶ」過程そのものの面白さを知ってほしいと考えています。今後も時間の許す限り、様々な解き方を学習する機会を数多く設けていきたいものです。

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