2023-07-21

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の英語

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の英語です。

塾長が「今日は何を勉強したい?」と尋ねると、Eくんは「英語。」と即答しました。
そして、間髪を入れず『定期テスト対策ワーク (栄光ワーク)中1英語 』の「when」がテーマとなっているページを開きました。
塾長が「いつもEくんは今日塾で何を勉強するか考えて登塾してきているの?」ともう一つ質問すると、Eくんはこれまた即答で「はい。」
Eくんの学習意欲も目的意識も本当に素晴らしいです。
学校の通知表の成績の7割は定期試験の成績で決まりますが、残りの3割は提出物や学習への取り組み方(授業態度や発表など)です。
試験成績も提出物も学習姿勢も優良なEくんが、次回登塾日に持ってきてくれる通知表の1学期の成績を、今から楽しみにしている塾長です。

話を英語に戻します。
今回Eくんは、2時間の授業時間のすべてを英語に投入しました。

1.普通文。(肯定文・平叙文)
2.疑問詞のない疑問文。
3.疑問詞のある疑問文。
4.疑問詞のある疑問文の答え。

Eくんは、まず疑問詞の「what」について上記のような順番でひとつひとつ学習を進めました。
このとき、Eくんは「3.疑問詞のある疑問文。」の主語Sが「this」でも「that」でも、「4.疑問詞のある疑問文の答え。」の主語Sは「it」であることを知りました。

次にEくんは、先ほどの「what」の英作文を見ながら、「what」と完全一致する手順にて疑問詞の「when」についても英作文しました。
Eくんは、1.から4.までの手順を2回繰り返したことによって、「疑問詞」のみならず「英語の学び方」を学ぶことができました。

さらに、Eくんは、「what」の疑問文の答えの主語Sの「it」と、「when」の疑問文の答えの主語Sの「it」との違いをも勉強しました。
前者の「it」が本主語(「それは」と訳すit)なのに対して、後者の「it」は仮主語(「それは」と訳すさないt)であることを知ったのです。
そして、仮主語の「it」は、「天気」と「とき」で用いられることを学びました。

Eくんがここまで詳細に学んだからこそ、たった2つの疑問詞の学習に2時間を要したのです。
この2時間に全部で6つの疑問詞(5w1h)を詰め込み学習するよりも、ターゲットを2つに絞って集中的に学習したほうが、Eくんの得るものははるかに多かったのではないでしょうか。

(1)2つの疑問詞を徹底的に学ぶ。
(2)残りの4つの疑問詞を覚える。
(3)上記の(2)覚えた4つに、(1)の2つで学んだ法則を適用することに挑戦する。
(4)上記の(3)で上手くいかなかったところを修正する。
(5)最終的に「5w1h」のすべてを駆使できるようになる。

Eくんが以上のようなステップを踏んで疑問詞を学習すれば、Eくんの英語の学力が飛躍的に向上すること間違いなしです。
そして、Eくんは、このようなステップの刻み方を学ぶことにより、疑問詞以外のほかの単元の学び方をも学ぶことができるでしょう。

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