2013-03-18

Q.E.D.進学塾の高校受験生~『北辰のかこもん』フォローアップ授業

Q.E.D.進学塾の高校受験生のSちゃんは昨日の3月17日(日)から『北辰のかこもん』を解き始めました。第1回『北辰のかこもん』の1教科目は数学でした。今日はその第1回・数学のフォローアップ授業です。平均点が確実に50点を下回るのが北辰テストですから、正答より誤答が多いのが常です。全体の過半を占める誤答の全てを授業解説していたのでは時間がいくらあっても足りませんし、できなくて当然の問題を学習するのに多くの時間を割くことは時間の無駄です。よって授業で取り上げるのは「正答率50%以上」の問題のみです。入試はみんなができなかった問題を解けた生徒が受かるのではありません。みんなができた問題を解けなかった生徒が落ちるのが入試です。よって「正答率50%以上」の問題を確実に点に結びつける力を着けることが合格への道と言えるのです。この「50%以上」に焦点を絞り込んだ学習を重ねて行きたいものです。
『北辰のかこもん』には「偏差値換算表」なる付録がついています。自分の得点を1学年上の先輩たちの得点に照らし合わせて、現在の自分の偏差値を知ることができるのです。Sちゃんにとっては偏差値の出る試験自体が初体験です。まずは自分の現在地を知ること、その上で学習計画を立てること、そして計画を実行に移すこと、受験勉強とはこの繰り返しなのです。
Sちゃんは公立高校の第一志望校を既に決めています。目標の定まっていることは大きな強みです。数学の模試結果が志望校の偏差値よりも高ければ素直に喜び、数学の更なる上積みを図るもよし、他教科の勉強時間に回すもよしです。逆に低ければ現実を直視し、どの問題を得点に結びつけていくのか具体的な対策を立てて再学習します。

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