2013-03-13

Q.E.D.進学塾の小学3年生~算数の新教材

Q.E.D.進学塾の小学3年生のMくんは、一昨日の月曜日に1.『3年生のわり算』くもん出版 を履修完了しました。この1冊を仕上げるのに要した期間は1か月と1週でした。Mくんが塾に来る日も来ない日も2ページずつ毎日学習した成果です。Mくんは昨日の火曜日から新テキストの2.『4年生のわり算』を学習し始めました。Mくんは小数の計算に自信があるようで3.『4年生の分数・小数』を先に学習したがっていましたが、学習単元の連続性を重視して2.3.の順で学習することにしました。2.の始めの数ページは、たし算・ひき算・かけ算の問題です。わり算を計算する過程ではかけ算とひき算が、確かめ算ではかけ算とたし算が必要です。わり算の基礎となる3種の計算を復習してからわり算を学習する構成の本書です。
昨日の同書の学習を終えた直後にその次のページを見たMくんは「やった。次はかけ算だ。」と言いました。この一言で塾長が気付いたことがあります。テキストの冒頭にたし算・ひき算・かけ算の順で掲載されているのは、わり算の基礎練習をするためだけでなく、児童の目先を変えて飽きが来ないようにする目的もあるのだということです。きっとこのような副次効果をも計算して作られている教材なのでしょう。長い時間をかけて熟成された歴史ある教材ならではです。

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