2012-11-01

Q.E.D.進学塾の小学3・6年生~英語学習に励む兄弟

Q.E.D.進学塾の小学3年生と6年生の兄弟が一緒に英語を学んでいます。英語と言ってもまだローマ字の延長で、下記のような5行をワンセットにして、1週間に3セットずつ学習しているところです。

【Mくんのノートから抜粋】
1文字を5回ずつ練習。
1文字書くたびに全種類の発音をする。

1行目・・・アルファベット読み=「エイ」
2行目・・・大文字=A(書き順)A A A A A
3行目・・・小文字=a(書き順)a a a a a
4行目・・・フォニックス=英語読み=「ェア」 エの口の形で「ア」と発音する。
5行目・・・ローマ字読み=「ア」
【抜粋終わり】

弟のMくんは今週の月曜日にA、火曜日にI、そして昨日の水曜日にはUを学習しました。本日の木曜日はEの予定です。学習する順番をアルファベット順ではなく50音順にしているのは、小学3年生の国語でこれからローマ字を学習するからです。

お兄ちゃんのSくんは火曜日にAとIを学習しました。Sくんの英習字用の4線ノートがとてもきれいに書けていたので、そのノートをMくんに書写してもらいました。よいお手本となっています。面目躍如のSくんは「どうだ。」と言わんばかりの得意げな表情をしていました。昨日の水曜日からはMくんと並んで同じ文字を学習しているSくんです。

兄弟とも 『みるみるわかる ステップ式 英語-中1』  を既に持っています。2人ともいずれ学習するテキストです。同書を早期に手渡した理由は二つ。

一つ目は「調べる」ためです。
現在2人には辞書的な使い方をしてもらっています。
1枚目「アルファベット読み」
2枚目「フォニックス(英語読み)
3枚目「大文字・書き順」
4枚目「小文字・書き順」
このような4枚の付箋紙を『みるみる』の4ページに貼ってもらいました。

昨日の授業では、「1行目・・・アルファベット読み『ユー』、5行目・・・ローマ字読み『ウ』」だけを板書し、2・3・4行目については児童自身が調べました。自分で辞書を引いたほうが英単語をよく覚えると言われていますが、これは単語に限ったことではありません。「調べる」ことで正しい書き順とフォニックスを覚えてもらうのが狙いなのです。

二つ目は、英語に対する興味関心を児童に持ってもらいたいがためです。
本棚に本がたくさん並んでいると、子どもはいつしかその中の一冊を手に取って読み始めます。(塾長もそうでした。) 普段の授業では『みるみる』を「読む」ではなく「引く」使い方をしていますが、児童たちがアルファベット26文字×2(大文字と小文字)を履修完了したのち、その先の英単語にも興味をもってくれることを期待しています。興味関心があれば導入がスムーズで、かつ吸収の速度も速いのです。

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