QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第48回目です。
テーマは中3生の受験勉強について(10)。
さて、前回(第47回目)の記事からだいぶ間隔が空いたので簡単なおさらいから。
【受け身=be動詞+過去分詞。】
このうち「be動詞」について書いてきたのが前回まででしたので、今回は「過去分詞」についてです。
【板書】
現在形・過去形・過去分詞形
eat ate eaten
食べる・食べた・食べられた。
【板書終わり】
はじめに、1行目の文法用語を説明します。
「する・した・された。」
説明はこれだけです。
次に、日本語の練習をします。
塾長「取る。」
生徒「取る・取った・取られた。」
塾長「切る。」
生徒「切る・切った・切られた。」
このようにして数例練習します。
そして、英語3単語+日本語3単語=計6単語をリズムよく発音します。
eat ate eaten
食べる・食べた・食べられた。
do did done
する・ した・ された。
take took taken
取る・取った・取られた。
cut cut cut
切る・切った・切られた。
この6拍子のリズムを体に刻み込みます。
たったこれだけのことで生徒は不規則動詞を覚えやすくなるのです。
塾長は授業の終わりにこう言います。
「不規則動詞変化表のこれこれを次回小テストします。」
「これこれ」は学校教科書に出てくる不規則動詞です。
それ以外の不規則動詞は夏休みにまとめて覚えます。
塾長の英語の授業方針は一貫しています。
まずは英文法という「枠」を固めて、その枠に英単語を代入する、これが基本方針です。
塾の授業では取り上げる単語数を必要最小限にとどめ、そこで生じた余力をすべて英文法の学習に投入します。
すると、どうしても語彙力が不足してしまいます。
そこは夏休み・冬休みなどの長期休暇すなわち季節講習会の時期に補うのです。
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