2018-08-07

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(43)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第43回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(5)。

【昨夜記事の再掲】
1.受け身の公式=be動詞+現在分詞。
2.受け身の日本語訳=「される。」「された。」
3.be動詞の現在形と過去形。
    am,are,is.
   was,were.
4.be動詞の日本語訳=「です。」「ある。」「いる。」「なる。」
【再掲終わり】
塾長は、上記3.4.を板書した後にも、毎年必ず生徒に口頭試問します。

【問題3】
塾長「am,are,isは『です。』『ある。』『いる。』『なる。』です。ではwas,wereは?」

前回記事で「3.4.をわざと不完全にしてある。」と書いたのは、この質問を出題するためだったのです。

生徒「『でした。』『あった。』『いた。』『なった。』」

このように大多数の生徒が正解できる問題です。

塾長「みんなよくできました。」
塾長「じゃあ『です。』『ある。』『いる。』『なる。』の4つだけ覚えればいいよね。」
塾長「そうすれば『でした。』『あった。』『いた。』『なった。』はいつでも作れるんだから。」

生徒はbe動詞の学習を通して、英文法以外のことも学び取ります。

ひとつは、「いつでも導き出せることはいちいち覚えない。」ことです。
何でもかんでも暗記しようとする生徒は多いですが、それを改める機会です。

「最低限必要なことは覚える。」「あとはその覚えたことをもとにして導き出す。」
このような学習習慣を身に着けてほしいものです。
もちろんこれは英語以外の教科にもあてはまることです。

毎年塾長は、be動詞の授業をするときに、このような覚え方は「どの教科にも通用する勉強法」であると、受験生に教えているのです。

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