2018-08-06

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(42)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第42回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(4)。
昨夜の記事にも書いた通り、中3生は1学期の初めに学校で「受け身」を習います。
QED進学塾の授業で「受け身」を教えるのも、そのタイミングに合わせてです。

1.受け身の公式=be動詞+現在分詞。
2.受け身の日本語訳=「される。」「された。」

塾長は、「受け身」の導入すなわち初回授業で上記1.2.を板書します。
しかし、この2行を見ただけでピンとくる生徒は、英語の成績が5段階評定の「5」の生徒だけです。

そこで、さらに授業解説を続けます。
3.be動詞の現在形と過去形。
    am,are,is.
   was,were.
4.be動詞の日本語訳=「です。」「ある。」「いる。」「なる。」

塾長は、上記3.4.を板書する前に、毎年必ず生徒に口頭試問します。

 【問題1】
塾長「be動詞を英語で5つ言ってみよう。現在形と過去形のことね。」
【問題2】
塾長「be動詞の日本語訳を4つ言ってみよう。ヒントは、ひらがな2文字×4つ=8文字ね。」

上記2つの【問題】を全問正解できる生徒は少数派です。
毎年2割いるかいないかなのです。

つまり、8割以上の生徒は、be動詞すら満足に分かっていない状態で、学校で受け身を習う羽目になるのです。

しかし、学校授業でbe動詞の復習をしている余裕はありません。
そんなことをしていたら、授業時数が足りなくなってしまうからです。

だから塾でbe動詞の復習を行うのです。
これは、中1・中2で習った英文法の復習です。

さて、今夜の記事をここまで読むと、QED進学塾の英語の授業の特色が見えてきます。

特色1.塾の授業を学校授業の進度に合わせる。
特色2.しかし、塾の授業では、学校教科書の単語・熟語・本文を割愛する。
特色3.割愛によって生まれた時間を、現在学校で学習中の中3英文法の学習や、中1・中2で習った英文法の復習に充当する。

ここで話は、前記の3.4.に戻ります。
実は3.4.は不完全なのです。
ミスではなく、故意に不完全にしてあるのです。

どういうことなのか?

それは次回の記事に譲ります。

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