2015-04-14

Q.E.D.進学塾の小学5年生~社会科を毎日0.5ページずつ

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは週6日通塾しています。国語を1ページ、算数を2ページ、社会科を0.5ページずつ学習する毎日です。

Fちゃんが今いちばん苦戦しているのが社会科です。用語に使われている漢字や、用語そのものが難しいからです。

Fちゃんは『栄光ワーク 小学社会-5年』を学習中です。同書は全120ページ、毎日0.5ページずつ学習すれば、日曜日と祝日をお休みにしたとしても、余裕を持って1年間で履修完了する計算です。

Fちゃんは、ワークの問題を解き始める前に、まず説明のページを音読します。難しい漢字や用語があると、Fちゃんはそこで読むのが一時停止したり、読み間違えたりするので、塾長はFちゃんにとってどこが難しいのか直ぐ分かります。

Fちゃんの音読が詰まってしまったところで、塾長はFちゃんにいったん音読を中断してもらい、授業解説を始めます。

昨夜の授業では、Fちゃんの分からない言葉が説明文の冒頭にありました。

Fちゃん「くに、『国土の4分の3が山地です。』」
塾長「国(こく)はどこの国?」
Fちゃん「・・・」
塾長「じゃあ国語はどこの国の言葉?」
Fちゃん「日本。」
塾長「正解。」

このように、用語をひとつひとつ解説しながらの、社会科の授業なのです。

塾長「『国土の4分の3が山地です。』さて問題。1は国土でしょうか、山地でしょうか。」
Fちゃん「うーん。」
塾長「おうちの台所。さて、全体はおうち、それとも台所?」
Fちゃん「おうち。」
塾長「よくできました。」
塾長「全体=1=もとにする量よ。算数で習ったのを覚えてる?」
Fちゃん「忘れちゃった。」
塾長「じゃあここで覚え直そうね。」
Fちゃん「はい。」

Fちゃん「河口はなんて読むの?」
塾長「かこう よ。」
塾長「川の勉強をしよう。上流→中流→下流→河口→海。」

塾長は絵を描いて説明しました。塾生たちに「へた」と言われ続けている絵ですが(笑)

社会科の時間は4教科を総合学習する時間になっています。

社会科の説明文には、難しい漢字や用語や文章表現が随所に登場するので、国語の勉強になります。

昨夜の社会科の時間にFちゃんは「全体=1=もとにする量」を学び直しました。これは算数の学習です。そして川の仕組みを初めて学習しました。これは理科です。

2017年2月1日の東京都私立中学入試解禁日まで1年9か月半、まだまだ遠い先のことのように思えますがさにあらずです。

今はまだ国語・算数・理科・社会の各教科の入試対策問題を解く時期ではありません。しかし、難しい問題をばりばり解かずとも、基礎学力を地道に積み上げることはできます。

そのために塾長は昨夜のような4教科の総合学習の時間を多く設けたいと考えているのです。

中学入試の鍵を握る教科が算数であることは確かですが、最終的に合否を決めるのは総得点です。バランスの良い学習を積み重ね、総合力を養って行きたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿