2015-04-06

Q.E.D.進学塾の新小学5年生~1問多く学習

Q.E.D.進学塾の新小学5年生のFちゃんは週6日通塾しています。国語・算数・社会科の3教科を学習する毎日です。

昨夜Fちゃんは、通常の学習量にプラス1問、明日の予習をしました。

【問題1】84-56 を筆算しなさい。
8-1=7
10-6=4
4+4=8
7-5=2
答え 28。

【問題2】8と7分の4 - 5と7分の6 を筆算しなさい。
8-1=7
7分の7-7分の6=7分の1
7分の1+7分の4=7分の5
7-5=2
答え 2と7分の5。

上記のように、整数の引き算(筆算)と分数の引き算(筆算)とは、仕組みが同一です。
Fちゃんはわずか15分ほどで分数の筆算を習得してしまいました。賢い子です。

この15分間に、妹のYちゃんは今日解いた問題の丸付け(いつもは先生がする)を自分でやり、かつ間違えた問題のやり直しをして、姉の授業終了を静かに待っていました。えらい子です。

塾長「明日の予習を1問だけやろう。」
Fちゃん「えー。」
塾長「本に載っていない解き方よ。明日Moちゃん先生に見せたらびっくりするよ。『なんでこれができるの!?Fちゃんすごい。』ってMoちゃん先生が褒めてくれること間違いなし。」
Fちゃん「やる。」

Moちゃん先生を大好きで憧れすら抱いているFちゃんは、明日の予習をすることを快く了承してくれました。

塾長がこうまでして「1問の予習」にこだわったのは、これが明日の授業でFちゃんに練習してほしい解法、すなわち是非とも完全習得してほしい解法だったからです。

私立中学校を受験することの決まっているFちゃんは、これから時間の計算を学習します。その際にも応用できるのが、今日学習したばかりの「筆算」なのです。

児童の将来を見越して、テキストとは異なる解法を教えるのはままあることです。Fちゃんはこの春から5年生、中学入試に直結する考え方や解法が登場する機会が増えます。

FちゃんがMoちゃん先生の授業を受講する前日に、最重要問題を1問だけ予習すること、そして翌日の授業でその定着化を図ること、この作戦は今後も使えそうです。

Fちゃんの大好きなMoちゃん先生に教わる時間を最大限に増やし、Fちゃんの学習意欲を高めること=心。
塾長の持てる技を余すところなくFちゃんに注入し、受験に必要な知識・技能を身に着けること=技。
毎日の学習の積み重ねで考える習慣を身に着け、思考力を強化すること=体。

3本柱に支えられた堅固な土台を築きたいものです。

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