2015-04-24

Q.E.D.進学塾の小学5年生~算数の文章題

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは週6日登塾しています。国語・算数・社会科を学習する毎日です。

Fちゃんは今、算数の文章題に苦戦中です。少し難しいと感じると、そこから先は考えることを放棄してしまう傾向があり、このことが題意を正しく理解する妨げになっているのです。

昨夜の算数の授業でFちゃんは、文中の数字をただ当てはめて四則演算をしようとしていました。深く考えようともせず、簡単に思考を停止させてしまうことが当たり前になってしまえば、Fちゃんのこれからの学力の伸びはないでしょう。

そこで塾長は立式の根拠、すなわちなぜその式が成り立つのかを、Fちゃんに自分の言葉で説明してもらう練習を積ませたいと考えています。

一昨日にFちゃんは、問題文を絵で表すことを学びました。その甲斐あってFちゃんが、一昨日の問題の次の問題を、自力で図示することができたのが昨日でした。

しかし、Fちゃんは続きを考えることをやめてしまいました。その点を塾長に厳しくとがめられ、涙を流したFちゃんでした。

それでもFちゃんは、塾長と一緒にではありますが、同問題を最後まで解き切ってくれました。よくがんばりました。

今日の算数の時間は、Fちゃんが先生にうんと褒められる時間にしたいと塾長は考えています。それもFちゃんの大好きなMoちゃん先生に。今日はMoちゃん先生の登塾日なのです。

1.Fちゃんが一昨日と昨日の問題の両方、あるいはどちらか一方を、黒板で説明できるほどに詳しく理解する。
2.Fちゃんが自分で大丈夫だと思ったら、黒板に出てMoちゃん先生に説明を聞いてもらう。
3.FちゃんがMoちゃん先生に褒められる。
4.自信を深めたFちゃんが、次の問題を解く。

塾長はFちゃんにできる喜びを味わってほしいのです。

Fちゃんがじっくり考えようとしないときは、「早く終わりたい。」という気持ちが強いときです。どうしても「やっつけ仕事」になってしまうのです。

Fちゃんの帰宅時間に制約がある日もあるでしょう。そんなときはFちゃんの自己申告の「今日は○時まで。」ではなく、お母さまに連絡帳への記入をお願いしたいと塾長は考えています。

Fちゃんが腰を据えて1問1問を学習し、着実に学力を積み上げてくれることを塾長は願っています。

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