2012-10-01

Q.E.D.進学塾の小学4年生~学び方を学ぶ

Q.E.D.進学塾の小学4年生のRちゃんは、今学校で割り算の筆算を習っています。それに合わせて今日の算数の授業では「2けた÷2けたの割り算」を学習しました。商の見当がつけにくい問題を集めてあるページだったため計算に時間がかかってしまいましたが、見事に全問正解でした。

1. 割り算の検算(たしかめざん)の方法を学習しました。
(a) 7÷3=2余り1
検算・・・3×2+1=7

(b)80÷26=3余り2
検算・・・26×3+2=80

2. 時間の引き算の方法を学習しました。
(a) 31-6=25
途中式・・・10-6=4 , 4+1=5 , 3-1=2

(b)17:21-16:58=0:23
途中式・・・60-58=2 , 2+21=23 , 17-1=16 , 16-16=0

上記の1.も2.も算数を学ぶ上で欠くことのできない知識・技能です。そのどちらについてもRちゃんは解き方を正しく学ぶことができました。

そのうえでRちゃんはさらに大切なことを学習しました。上記の1.と2.に共通しているのは、解法の糸口の見つけ方です。難しい問題(b)の解き方が分からないとき、もっと簡単な問題(a)の解き方をつぶさに調べて、(a)の解法を(b)に適用・応用するのです。これは複雑な事象を解明するときに、より簡略化したサンプルを詳細に調べることによってヒントを得ることと同値です。自然科学を学ぶ上での常套手段なのです。このようなプロセスを経て核心に迫る手法、すなわち解法のアプローチを学んだRちゃんです。Rちゃんが今後、解けない問題や高い壁に当たった際に、この「調べ方」をぜひとも思い出してほしいと思います。

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