2012-10-21

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~午前も午後も土曜授業

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんの学校では明日10月22日(月)から2学期中間試験が始まります。昨日は中間試験の対策授業をしました。朝10時から正午までの2時間と、午後2時から4時までの2時間の、計4時間の土曜授業でした。

Sちゃんは3泊4日の学校行事のために今週の月~木の4日間を休塾しました。そして一昨日の金曜日に登塾してきたSちゃんは「明日土曜日に塾で理科の勉強をしたい。」と言うのです。そして昨日の土曜日の午前の授業中にSちゃんは「午後は数学を勉強したい。」

やる気十分のSちゃんです。自ら進んで学ぼうとするSちゃんの向学心は立派です。その上「自分が今何を勉強すべきか。」が明確に分かっている点が更に素晴らしいところです。それが分かるのは平素から地道に学習を積み重ねている証拠だからです。毎日しっかり勉強しているSちゃんだからこそ、独力でも勉強できるところと、独力では無理なところの識別を自ら判断することができるのです。

土曜日はその後者を質問するために登塾してきたSちゃんです。はっきりとした目的意識を持って登塾する子は学習したことがよく身に着きます。Sちゃんは「理科のこのプリント」「数学のワークのこのページ」というように自分の学習目標を明確化できています。

昨朝Sちゃんが塾に来て開口一番、「どうしてもこのプリントが覚えられない。」と困った顔をしていました。全30問の理科のプリントです。ばらばらに30問を丸暗記しようとしても、それは容易にできることではありません。そこで覚えやすいように30問の組み換えをしました。化学反応式を木の幹に、Sちゃんの「できた」既習事項を太い枝に、それ以外の事項を枝葉に、樹形に図式化して組み替えたのです。Sちゃんがスムーズに覚えたくれたのでまずは一安心です。

余談を少し。塾長はSちゃんのできなかったことよりも、できたことをよく覚えています。それが幸いして、「できた」を「太い枝」に選ぶのが容易でした。

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