2012-10-15

Q.E.D.進学塾の小学6年生~本日は全国模試(2)

前回のQ.E.D.日誌からのつづきです。

 このようにして1問1問を詳細に見ると、『多面的な学力を総合的に判定』がその言葉どおりであることが分かります。問題を解くに当たって要求されるところの根底にあるのは「読解力」と「資料分析力」です。また、必須ではないものの「あることが望ましい。」とされる知識は教科の垣根を越え、そのジャンルは多岐に渡ります。各問とも解法の誘導、すなわち推奨されるプロセスは詳細に記載されています。しかしながらそのプロセスを経なければ解けない問題、言い換えれば解法が一本調子な問題は1問もなく、解法のアプローチが何本も考えられる問題ばかりです。小手先の受験技術ではなく真の学力を問う問題、底力の試される良問が揃っています。私学受験でない児童については今後、 公中検模試 をお薦めしていこうと思います。

なお、私立中学入試を受験する児童には 日能研 全国公開模試 を推奨しています。長年に渡り私学を研究してきた経験、受験者数の多さ、問題の質、偏差値の信頼度、合格判定の正確性について高く評価しているからです。

今回、SくんとKちゃんの両名が公中検模試を受験しました。模試対策授業として1日1問ずつを3日間行いました。わずか3問の演習で模試の得点が大きく伸びることは期待できません。それ故に現時点での学力、すなわち平素の学習の成果が如実に表れる模試であると考えます。結果発表を心待ちにしています。

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