2012-10-09

Q.E.D.進学塾の小学6年生~全国模試を受験

Q.E.D.進学塾の小学6年生のSくんとKちゃんは10月14日の日曜日に全国模試を受験します。 公中検模試 です。

【公中検模試センターから引用】
「公中検模試」とは,株式会社 日本教材出版 公中検模試センター が制作・発行する「公立中高一貫校 適性検査 対策模試」のことです。本模試は,学習塾の公立中高一貫校受検対策のために開発された,適性検査専用の対策模擬テストです。全国の公立中高一貫校の適性検査問題の出題内容を研究・分析して問題を作成しています。
公立中高一貫校の入学者選抜で課される適性検査の問題は,私立中学の入試問題 とは内容がかなり異なります。私立中学入試に多く見られる「知識そのもの」を問う問題はほとんど見られません。「知識を総合的に活用する力」や,「自分の意見を相手にわかりやすく伝える力」を 見る問題が数多く見られます。公立中高一貫校の受検を考えるなら,適性検査で必要とされる「活用力」「思考力」「読解力」 「記述力」などの多面的な学力を総合的に判定する「公中検模試」をご利用ください。
【引用終わり】

公中検模試の「適性検査Ⅱ」では読解力と表現力が試されます。これらは平素からの国語の学習において、あるいは読書を通して培われていく力であり、国語力そのものが問われる問題といえるでしょう。

一方、「適性検査Ⅰ」では国語力はもとより、理科・社会・算数をも含めた4教科の総合力を問われます。直近の過去問を見ると大問1が社会、大問2が理科、大問3が算数(数的推理)、大問4が算数(判断推理)となっており、それぞれの大問が3つの小問に分かれています。つまり45分の試験時間内に大問にして4題、小問にして12題の問題を解かねばならないのです。小問1題に与えられた解答時間の平均値は、45分÷12問=3分45秒しかありません。相当な速度が要求されるのです。

児童にとっては初めて目にする出題形式のため、戸惑っているうちに時間だけが過ぎてしまう恐れがあります。また、A4用紙にして10枚もの文書量であるために、その全てを精読していては読むだけで試験時間が終了してしまうでしょう。

試験時間内に問題を解くためには、更に言うなら全ての大問において部分点を獲得するには、問題文の「読み方」に工夫を加える必要があります。まずは速読して説明文のあらましを把握し、次に設問を読んでその該当箇所を精読するという二段構えが有効であると考えます。

上記の解法を体得すべく本日より毎日、SくんとKちゃんの両名に大問を1題ずつ解いてもらいます。制限時間は11分です。今回が模試の初受験となる両名の、問題慣れしていないハンデを、幾らかでも埋めるための方策です。

今日から解いてもらう過去問は既に昨日印刷済みです。A4カラー印刷で30枚。Sくん用・Kちゃん用・塾用がそれぞれ10枚ずつです。Sくんには火曜日に大問1、水曜日に大問2、木曜日に大問3・4を、Kちゃんには火曜日に大問1、水曜日に大問2、金曜日に大問3・4を、小分けにして手渡す予定です。試験時間の11分を正確に計時して授業時間内に解いてもらいます。

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