2022-03-28

QED進学塾の高校受験生(T,M,R)~『北辰のかこもん』

QED進学塾の高校受験生3名(T,M,R)の『北辰のかこもん』が、先週の木曜日に塾に届きました。
余談ですが、TMレボリューションみたいですね(笑)
それはさておき、塾長は『北辰のかこもん』の「年間学習計画表+日付け・得点・偏差値一覧表」をA4プリント1枚にまとめたものを作成しました。
そのプリントは、3名の『北辰のかこもん』の自宅受験が、北辰テストの「年間実施予定」に間に合うように作成されています。
塾長は、3名が『北辰のかこもん』をプリント通り、またはプリントの日程よりも早く解いてくれることを願っています。

北辰テストの結果成績表には、小問1つ1つの正答率を記録した「正答率一覧」が掲載されています。
受験生は、自分の答案の正誤と「正答率一覧」とを見比べて、自身の喫緊の課題を発見し、そこをいち早く学習します。
たとえば、正答率が9割を超えているのに自分は正答できなかった問題を見つけたら、いの一番にその問題を再学習しなくてはなりません。

ところが、『北辰のかこもん』には「正答率一覧」が掲載されていません。
塾長は、そのことを残念に思う気持ちが正直ありました。
ですが、物事は捉え方によって「ピンチはチャンス」になります。
塾長は、次のような作戦を考えました。

受験生が正答できなかった問題のうち、受験生自身が「易しそうに見えたのに・・・」と思った問題をピックアップします。
その問題が本当に難易度の低い問題である場合はそれでよいでしょう。

ところが、「易しそうに見えて実はそうでない」問題こそが一番のくせものなのです。
受験生がこのような問題に引っかかってしまうと、試験時間を大きく消費してしまったのに1点にもならないという、最悪の結果を招きます。
受験生がこのような陥穽に嵌ってしまわないためには、「危険予知能力」が必要不可欠です。

逆に、「難しそうな表現をしているが、実は難易度が低い」問題も存在します。
受験生がこのような問題を簡単に諦めてしまえば、それは大きな機会損失になります。
ここでも「危険予知能力」が求められます。

とはいえ、受験生にとって問題の難易度を瞬時に見抜くことは至難の業です。
その「見抜く力」を養うのに『北辰のかこもん』が役に立ちます。

1.受験生が「簡単そう」と思ったのに、実は難しい問題だった。
2.受験生が「難しそう」と思ったのに、実は易しい問題だった。

受験生のこれらを見分ける能力を養成するには、塾長が一方的に教え込むよりも、受験生自身に問題を「ピックアップ」してもらうほうが近道でしょう。

受験生が自分の実力で解けるはずの問題を全て解き、自分の力の及ばない問題を瞬時に切り捨ててそこに時間を使わない、このような戦い方ができたとき、自ずと良い結果が出ることでしょう。
それは、受験生が「自分の実力を如何なく発揮できた」ことにほかならないからです。

言うは易し、行うは難し。
問題の取捨選択の訓練を『北辰のかこもん』で積み重ねて行けば、必ずや「実力発揮」を「行う」ことができるようになります。
焦らず、急がず、少しずつ実戦経験を積んで行きましょう。

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