2022-03-29

QED進学塾の高校受験生(T)~今回の国数英と次回の学習予定

QED進学塾の高校受験生のTくんの今回の国数英と次回の学習予定です。

英語については、QED日誌の前回記事に詳しく書いてあるので、今回記事では割愛します。

【数学1】
前回Tくんは、学校教科書の第5章「確率」の章末問題の最後の問題と、第6章「箱ひげ図」
の最初から6ページ分を学習しました。
そして、今回Tくんは、「(前回学習したことを生かして)『学校ワーク』を家で解いたらできた。」と、塾長に嬉しい報告をしてくれました。

教科書の問題を学習→『学校ワーク』にチャレンジ。

これは素晴らしい勉強法です。
もっと素晴らしいのは、Tくんが塾長の指示を待たずして、自分で考えて行動した点です。
塾長は、これからもTくんが様々なことに「チャレンジ」してくれることを願っています。

失敗してもいいのです。
ワークの問題が解けなければ、学校教科書の問題をもう一度おさらいすればよいのですから。

【数学2】
今回Tくんは、前回学習した「乗法公式1.2.3.」の識別法を演習しました。
さらに、『計算の級別トレーニング』の問題にも挑戦しました。
次回からTくんは、同書の計算問題を解き進めて行きます。
そのための土台ができた今回の学習でした。

【国語】
今回、塾長はTくんの書いた作文を添削しました。
『新自習教室』の問題も、『北辰のかこもん』の問題も、両方ともとてもよく書けていました。
減点するところを探すのが大変なほどでした。

しいて言えば、漢字くらいでしょうか。
たとえば「制限。」
これをTくんは「せい限」と書いていました。
もしかしたた「制」と「製」で迷ったのかもしれません。

通常は漢字で書くべきところをひらがなで表記するのは、減点対象となる恐れがあります。
そのことについて、以下にもう少し詳しく書きます。

【作文の「評価の観点」】
1 課題と関連する内容
○資料から読み取ったことをもとにして自分の考えが書かれているか。
○自分の体験をふまえて書かれているか。

2 文章
○文章としてまとまっているか。また、段落や構成に注意して書かれているか。
○指示された文章の長さであるか。
○文脈(主・述の照応など)・用語などに不適切なところはないか。

3 表記
○文字・語句・くぎりの符号・仮名遣いなどの表記上の誤りや不適切なところはないか。
○原稿用紙の正しい使い方に従っているか。

【作文の「採点基準」】
○採点は「評価の観点」に従い、12点からの減点法で行う。

1 課題と関連する内容
○資料から読み取ったことをもとにして自分の考えが書かれていなければ、6点を減ずる。
〇自分の体験(見たこと聞いたことなども含む)をふまえて書かれていなければ、6点を減ずる。

2 文章
〇二段落構成で書かれていなければ、4点を減ずる。
〇二段落構成で書かれているが、第一段落に、資料から読み取った内容が書かれていなければ、2点を減ずる。また、第二段落に、第一段落の内容と関連して自分の体験をふまえて考えが書かれていなければ、2点を減ずる。
〇内容の程度に応じて、1~6点を減ずる。
○不適切な程度に応じて、1~6点を減ずる。

3 表記
○誤りや不適切なところの多少に応じて、1~4点を減ずる。

出典:埼玉県公立高校入試 令和3年度「国語」作文の採点基準
【終わり】

前述の「せい限」(制限)は、「評価の観点」の「3 表記 ○文字・語句・くぎりの符号・仮名遣いなどの表記上の誤りや不適切なところはないか。」において「表記が不適切」とみなされて減点(-1点)される恐れがある、塾長はそう考えたのです。
ここは、Tくんの学校の国語の先生などの専門家の意見を聞きたいところです。

【塾長の考える対策】
1.(Tくんがそうしたように)「せい」をひらがなで書く。
2.「制」と「製」で迷ったのならば、どちらかを書いて「ふりがな」(せい)も併記する。
3.別の表現を考える。
(例)制限→しばり(縛り)

【休み時間】
今回塾長はTくんの小旅行の体験談を楽しく聞かせてもらいました。
そして、Tくんには早くも次の小旅行の計画があるそうです。
またひとつ塾長の楽しみが増えました。

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